i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

サンタ・マリア・デル・モンテ教会(Chiesa di S.Maria del Monte)

2015年12月23日 | カルタジローネ


サンタ・マリア・デル・モンテの大階段を上りきった右手にある教会で、
階段の名前の由来もここからきています。
そもそも大階段は、ふもとの町とこの教会を結ぶためにつくられたらしいですよ。

はじめはビザンチン様式で建てられたという歴史のある教会で、
かってはこの教会がカルタジローネのドゥオーモだったこともあるそうです。

その後、ドゥオーモが丘のふもとに移されると、この教会は次第にその役割が薄れていきますが、
17世紀の終わりにバロック様式に改修されます。現在のファサードのその時代のものだそうです。


中に入ると意外にもきれいに保存されています。
おそらくファサードと同じ17世紀から18世紀のものだと思うのですが、
この落差って…。


主祭壇に飾られているのは13世紀の聖母子像で「Conadominiの聖母」と呼ばれています。
カルタジローネの大階段をいっぱいに使って行われる“インフィオラータ”も、
もともとはこの聖母にささげられたお祭りから始まったそうです。

この教会、内部を見学できる時間帯がよくわかりません。
大階段を登りきって、この教会の扉が開いていたら、
神様のご褒美だと思ってぜひ見学していってくださいね。

コメント
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