JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ほんとに患ってる?

2014年12月11日 | v-x

今度の日曜日は衆院選でございますが、誰に、どの政党に投票するか、いやそれ以前に投票へ行くか行かないか、もう皆さんはお決めになられましたでしょうか?
しかしまぁ毎度言うことですけど、棄権はいかんですよ。
方や世界にはいまだ投票権を得られずにそれを得ようと必死に戦っている庶民もいると思えば、しつこいようですが、やっぱ棄権はいかんのですよ。

選挙権という権利が、今の日本人はあたりまえすぎてそのありがたみを忘れているような気がしますねぇ。
そして、投票率が低くあることを願う選挙なんて、まさにその庶民をバカにしている何物でも無いわけで・・・
私ゃ選挙管理委員会の回し者でもなんでもないんですよ、でも
「みなさん、選挙権を大切にしましょうよ。」

とまぁそんな話は置いといて、
先日○-クに飲みに行ったとき、
「理由はどうあれ最近の静かなウィスキーブームは、ウイスキーを扱う私としてはそこそこありがたい」
と、ママ

ハイボールでの仕掛け、そしてNHKの連続テレビ小説『マッサン』効果で、ウイスキーの需要は右肩上がりだそうで、ウイスキー好きの私としても何となく嬉しく感じる部分もあるかなぁ?????

「そういえば、マッサン(竹鶴さん)は、そこそこの年齢まで一日一本スーパーニッカを空けてたらしいけど、一番好きだった飲み方は何だったか知ってる?」

先日やっとの思いで読んだ(目がねぇ・・・)竹鶴孝太郎著『ウイスキーとダンディズム』から得たニワカ知識。

「ストレート?ロック?????」
「チッチッチッチ、なんと水割りだったんだってさぁ、それもいわゆる日本風水割り」
「エェ~~~~~?????、でもさ、そんで一日スーパーニッカ一本ってぇのも凄いねぇ」
「・・・・(確かにそれで一本飲めるかなぁ?お腹ガッブァガッブァになるよねぇ)」
なにしろバブ流ニワカ知識は浅いので有名、そんな時は直ぐに話題を変えます。

「マッサンが亡くなった時にさぁ、ほらほらそれほどの酒好きだったもんだから、よくみんなで唇を水で湿らすみたのがあんじゃん、あの代わりにウイスキーで湿らしたんだってさ、そしたら孫の孝太郎氏は、「じいちゃんはこんなんじゃ足りんよ」とばかりにウイスキー丸ごと一本、顔やら身体にかけたんだって」
「それエエねぇ、うらやましいねぇ、墓にかけられるより直接的だし・・・お互い死んだときはそれでいくかねぇバブ」

その後もニワカ知識のお披露目を続けたかったのですが・・・
「まっそんな話より飲むべぇよ」

けっきょくは、日本のウイスキーがどうのこうのなんてぇ話より、目の前の美味しいウイスキーの方が大切だとばかり、なっなんと帰宅時間は朝の4時になっていたという・・・・・・
「ほんとにテメェは患いの身か!」

さて、今日の一枚ですが、フィル・ウッズにしてみました。(以前紹介済みアルバムです。)

いつだったでしょうか、若干情緒不安定で散歩をしていると、ランダムで聴いていた携帯プレーヤーから5曲目「THE SUMMER KNOWS」が流れてきたんであります。
ウッズという人は、「曲調の違いにかかわらずその音に何とも言えない哀愁がある」と私は感じています。(実際このときのウッズは、欧州への哀愁さめやらぬてな時ではありましたけどね。)
「情緒不安定なときに哀愁を感じたらドッと落ち込むんじゃないか」なんても思うのでありますが、さにあらず。
何故ですかねぇとても心地よかったりしました。
思わずベンチに腰掛け、周りの木立を見ながら聴き入ったりして・・・・
「今なら詩人になれるかもしれない」(ナイナイ)

ともかくなんかとてもイイ感じでした。

MUSIQUE DU BOIS / PHIL WOODS

1974年1月14日録音
PHIL WOODS(as) JAKI BYARD(p) RICHARD DAVIS(b) ALAN DAWSON(ds)

1.SAMBA DU BOIS
2.WILLOW WEEP FOR ME
3.NEFERTITI
4.THE LAST PAGE
5.THE SUMMER KNOWS
6.AIREGIN

復活!「料理当番、本日の一品」

ナメタの煮付けです。今の時期のナメタは旨い!簡単だしね(笑)

ついでにお弁当です。いちおう中華弁当風なんですが・・・分かりにくいですよね。だってそれらしいのは、エビチリとチャーハンだけですもんね(しかもチャーハンは竹輪チャーハンという・・・・笑)



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2 コメント

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お腹すいた (けい)
2014-12-12 08:58:57
バブさんのお弁当 見たら おなかすいた・・・
朝ごはん なんとなく食べたくなくてずるずるとしていたら、こんな時間になっていて、ここでこんな美味しそうなお弁当見せられたら急にお腹が・・・(笑)相変わらずお料理上手で羨ましいです。
フィル・ウッズの演奏の中では この曲も好きな中の一つです。最近 戴いたCDにも入っていて感激していたところです。哀愁・・・そうなんです!彼のサックスにはそれを感じますね。切なくも温かい郷愁はきっと若い頃に聞いたから 思い出と共に蘇るのでしょうね、わたしにとっては。
今日はわたしも戴いたCDをまた聞いてみようと思います♪
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けいさんへ (バブ)
2014-12-15 09:33:33
またしてもコメントありがとうございます。
ウッズは、私が学生時代お世話になったスナックのマスター金次郎さん(これ本名です。)との思い出のジャズメンです。
くわしいお話はまた後にして、
その金次郎さんも浮き世離れした風貌からは想像も出来ないほど哀愁を感じさせる心をお持ちの方で・・・
また長くなります。(笑)
ともかく、私はそんな金次郎さんへの想いもウッズの音に感じているのかもしれません。
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