秋霖の 音の畳の 翳とあり [長谷川素逝]
秋の長雨、これが『秋霖』ってやつですか?
我が家なざぁ翳どころか季節に似合った『さるまたけ』(古い!)でも生えてくるんじゃないかと心配しております。
まぁいざとなれば松本零士よろしく、「ラーメンにでも入れて、茸好きと豪語する輩に喰わせてやろうか」なんて思っとりますが(笑)
まぁまぁ、茸は好きな奴に喰わせておいて、
「ママ、今週のお休みは月曜?それとも火曜?」
私ゃ、夏だろうが秋だろうが、梅雨だろうが秋霖だろうが、お酒があれば幸せなわけで
「バブが来るってんなら、いつでもお開けしますのことよ」(ウソつけ!)
「よぅ~~し、しからば火曜日は呑むぞ!」(「火曜日も」の間違え?)
てんで、
「火曜日行くから、あちきのためにお開けになって」(笑)
「エエよ・・・・だけど、たまにはうちで飲む前にどっかで一杯やっつけてみる?」
「これは世に言う『同伴』?」
って、相手が○ークママじゃねぇ・・・・・・・
「いやいや、とんでもございません。そりゃもう嬉しゅうて嬉しゅうて涙が・・・誰か目薬持ってきて(笑)」
まぁこれが高級クラブの色っぽいお姉様との同伴でもあれば、フレンチかイタリアンか、はたまた高級料亭か、てなところでしょうが、相手は○ークママだし(しつこい!)私ゃ庶民だし
「リーズナブルな『おじさんの店』(店名ではありません)でエエか」
秋刀魚刺に鶏の唐揚げ、おでんをつまみに、隣の先輩(どっかのおじさん)とお話ししながら、ビール一本、浦霞をもっきりで3杯?4杯?
まっすでに同伴のイメージはかき消されましたが
「ほんじゃま、ウイスキーに切り替えようか」
バー○ークで飲み直して・・・・・
「よう~~し、歌いにいこう!」
「寿司じゃ無くて歌?これって?アフター?????」
今度は焼酎あおりながら、またまたお隣の先輩(一軒目とは違うおじさんね)を巻き込んでのカラオケ大会であります。
あはは、
「こりゃどう見ても『アフター』じゃねぇやね。」
「ところでママ、今日はお店を開けたことになるんかい?」
まっ私は楽しかったからエエでしょう。(笑)
さて、今日の一枚は、ほんと久しぶりですねぇソニー・ロリンズです。
もちろん、以前紹介済みの一枚ですが、何故にこれにしたか?
以前この盤を紹介したのは、旧友S君とMA君、三人で飲み歩いたお話しの時でした。
あの時も、鯨の店で飲み食いし、バーへ行き、最後はスナックで歌いまくるという、なんとなく今日のお話に似た一晩だったような・・・・・
まさに歳は取ってもやってるこたぁいっしょ進歩のかけらも無い、変わったのは、白髪の数と飲む量という・・・「なんだかなぁ」ってヤツですか?
しかも、この盤、ある意味プレスティッジ黄昏の一枚とも言える代物でありまして、まさに今の私みたいなもんですかね。
過去の栄光的発想にも似た「TOUR DE FORCE」と「SONNY ROLLINS PLAYS FOR BIRD」の2枚をもとに、未発表を加えて再販した、つまりこの後ファンタジーに買収されるまでのプレスティッジ黄昏の時代を、昔の2枚で逃げよう的感じが今の私にも重なる気がすると、そんなとこでしょうか。
いずれにせよ、50年代のロリンズは他の追随を許さない勢いがあります。
若さが全面に出ているようなサックスは、そりゃ魅力ありますよ。
「トレーン神様仏様」みたいなことを言う私でも、この頃のロリンズを聴くと唸ってしまうのでありました。
SONNY BOY / SONNY ROLLINS
1956年10月5日[4], 12月7日[1-3,5]録音
SONNY ROLLINS(ts) KENNY DORHAM(tp)[4] KENNY DREW[1-3,5], WADE LEGGE[4](p) GEORGE MORROW(b) MAX ROACH(ds)
1.EE-AH
2.B.QUICK
3.B.SWIFT
4.THE HOUSE I LIVE IN
5.SONNY BOY
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