JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

天高くバブはいつでも肥えている

2010年09月29日 | a-c

天高く馬肥ゆる秋、今日の空はまさに「天高く」といったところでありましたが、秋の食材のほうは、夏の暑さに影響を受けいろいろ大変なようですね。まっ、バブは年中肥えておりますので問題ないっちゃ問題ないんですが。(笑)

とは言っても、旬の味は楽しみたいもの・・・・・・
あはは、私はね、どちらかっちゃあ秋より春の食材の方がそそられるんでして、その最大の理由は、秋にはキノコという天敵が旬を迎えるからなんであります。
「南方熊楠(みなかたくまぐす)が和歌山の山野でキノコを求めて闊歩するようになったのも、キノコのえもいえぬ妖しい魅力のせいじゃないか」なんておっしゃってたのは、平野恵理子氏であったでしょうか?できればスーパーの棚からキノコなんて消えて欲しいと思う私には、浮かびもしない発想ですねぇ。

てなわけで、キノコ御飯なんてぇのは以ての外という私ですが、同じ旬でも栗が入った栗御飯、これには目がないんでありまして
「あれ?なに?今朝は栗御飯?ウソう、朝から栗御飯て・・・・」
「だって、夕飯に炊いても、どうせ飲んで食べないでしょうが」

「いやいやそうかい、ちっともアチキのことなんか考えてもくれていないと思っていたのに・・・・・・・そう、晩飯だと喰わんから、そうかいそうかい、だから朝から・・・・へへん、なんだかこのごま塩、塩が多いんじゃないかい、みょうにしょっぱいよ」
「なに泣いてんのよ、しょっぱいのは涙のせいでしょ」
って、こんな会話はありませんでしたけど(笑)

「んで、やっぱデザートは、梨でもむいてくれんのかな?」
「喰いたかったら自分でむきな」
「ふぁ~~い」

ともかく、美味しい旬を味わって、さらには気持ちの良い青空、元気が出た朝でした。

さて、今日の一枚は、そんな気持ちの良い朝なら、「ビシバシ気合いを入れてやらねば」てんで、ウォルター・ビショップのこのアルバムです。
えっ?「ビシバシ」じゃなくて「ビッシュ・バッシュ」だって?まぁ細かいことは気にしない気にしない。(笑)

スタ録やらライブやら、かなりいろんな条件下で録音された一枚だけに、録音常態にバラツキがあるのが難点なんですが、ともかく、一曲目の「DAYS OF WINE AND ROSES」を聴いた時点でパッと目が覚めるっていうか、いやいやまったく疲れるくらいの演奏を聴かせてくれます。
フランク・ヘインズも良い感じで、録音常態なんぞどうでもええんでないでしょうか(笑)

もちろん、ヘインズが抜けたトリオ演奏も良いですし・・・・う~~ん、ビショップ、エエねぇ

BISH BASH / WALTER BISHOP JR.
1964年8月2日, 1968年5月15日録音
WALTER BISHOP JR.(p) FRANK HAYNES(ts) EDDIE KHAN, REGGIE JOHNSON(b) DICK BERK, LEO MORRIS(ds)

1.DAYS OF WINE AND ROSES
2.WILLOW WEEP FOR ME
3.SUMMERTIME
4.MINOR MOTIVE
5.YESTERDAY'S DREAM
6.PARTY TIME
7.MY MAN'S GONE NOW
8.VIVA!



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