渇水の心配をしていたら、いくぶんまとまった雨が降りましたね。四国ではまだまだ水量が足りないようではありますが、まずは一息つけたといったところでしょうか。
先週末の「午前4時帰り」から、おもてで飲むことをほんの少し控え気味の私、今週は一昨日一晩だけで、今日もまっすぐ帰ってまいりました。
とはいうものの、お酒を休むわけではありません。趣味部屋にこもってチビチビといただいています。
以前もお話ししましたが、私はつまみをほとんど必要としない人なものですから、ちっちゃな小皿にナッツでもあれば充分なのです。
そんな私が最近こっているおつまみがこれ。
その名を、黄色い袋が『ごきげんだね』黒いのが『ゴマんぞく』という、新発売でもなんでもない、けっこう昔から売っているしょっぱい豆菓子みたいなものなのですが、これがなかなか美味しいんですよ。
特に私は『ゴマんぞく』がお気に入りなのですけど、家人に言わせれば「これ食べて飲むんだったら、ごま塩なめながら飲んでもかわんないんじゃない。」だそうで・・・
いいんです。私が旨いと思えば。
この小さな袋二つぐらいで、そうだなぁ・・・ボトル半分はいけますね。(笑)
今日ももう少し酒が進むと、カラオケの代わりにギターを引っ張り出して、大声で歌い始めるのでしょう。
今日は何を歌おうかなぁ???????
「18番バブ、岡林の『手紙』を歌わせていただきま~す!!!!!」
わたしの好きなみつるさんは、おじいさんからお店をもらい
二人いっしょに暮らすんだと、嬉しそうに話してたけど
私と一緒になるのだったら
お店をゆずらないと言われたの お店をゆずらないと言われたの
中略(笑)
もしも差別がなかったら 好きな人とお店がもてた
に生まれたそのことの どこが悪い 何が違う
つらい手紙になりました
だけど 私は書きたかった だけども私は書きたかった
「続きまして、同じく岡林の『チューリップのアップリケ』を・・・・」
「古いし、うるさいよ!!!!!」
ところで、みなさんは『合コン』の経験はおありでしょうか?
残念ながら私は、コンパと聞くと店の形態を連想するという古い人間ですので、『グループ・デート』みたいなものの経験はあっても、『合コン』は未経験なのです。
聞くところによれば『合コン』には『お持ち帰り』というものがあるそうで・・・・・
どなたか、中年4人組と楽しい夜を過ごそうなんていう物好きで、しかも若い女性のグループを御存じなら、ぜひともご紹介いただけませんでしょうか。
ちなみに、私以外のメンバーはそこそこの経済力をもった紳士ですので、損はさせませんよぉ~~~~~デヘヘヘヘヘ(きゃー!キモイ!)
さて、どうして突然『合コン』『お持ち帰り』なのかというと、今日の一枚、クリフ・ジョーダン、ジョン・ギルモアのアルバムに大きく関わっているのです。
アルバム・タイトルにあるように、二人の若きテナーマンは、共にシカゴ出身の同級生(厳密にいうとギルモアはサミット生まれシカゴ育ちということになりますが)。
コルトレーンも「こんなに若くて優秀なテナーマンがたくさんいるのは、全米でここだけだ」とシカゴについて言ったそうで、つまり、魅力的で若いピチピチの連中がゴロゴロいたわけですよ。
「粗野で無骨でありながら、気持ちいい」といったシカゴ・スタイルには、先輩、ジョニー・グリフィンを聴いてもわかるとおり、ニューヨークにはない魅力があったわけで。
あれ?『合コン』の話は?
そうそう、この二人をシカゴから『合コン』会場「ブルーノート」に引っ張り出したのは、ホレス・シルバーです。
「いい、リズム・セッションがそろってっからよぉ、おいでよぉ」
みたいな(笑)
ニューヨークの面子は、シルバーとアート・ブレーキー、盛り上げ役にカーリー・ラッセルも同席しました。
『合コン』の楽しさにシカゴの彼女(?)もノリノリ、シルバーはジョーダンに、ブレーキーはギルモアに、猛アタックをかけたのです。
その結果、二人とも『お持ち帰り』に成功。
こうして、ジョーダンはシルバーの、ギルモアはブレーキーの、グループの一員となったのでした。めでたしめでたし。
BLOWING IN FROM CHICAGO
1957年3月3日録音
CLIFF JORDAN, JOHN GILMORE(ts) HORACE SILVER(p) CURLY RUSSELL(b) ART BLAKEY(ds)
1.STATUS QUO
2.BO-TILL
3.BLUE LIGHTS
4.BILLIE'S BOUNCE
5.EVIL EYE
6.EVERYWHERE
最近の記事の題凄くかっこいいのではと感じています。
友よ、夜明け前の闇のなかでー
友よ、戦いの、炎をもよせ
夜明けは近い、夜明けは近い、
思い出といえばそれまでですが、夜明けはどうしたのでしょね。熱く歌った思い出があります。
輝く明日がある
信じていましたが、真実の明日はまだやって来ていないようですね。
私たちが戦いきれなかったからでしょうか?