JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

バブの至福は安物?

2015年06月28日 | g-i

今日は、なんだか肌寒いような一日でした。いわゆる梅雨寒ですか?

パンかご飯か・・・
結婚してしばらくはご飯の朝食であったのが、子供が出来た頃からだったでしょうかトーストに変わり、しばらくは我慢したものの
「朝飯はご飯!」
と、すねてからは、私だけがご飯、あとはみんなトーストという時代を経て参りました。
それがいずれ溝となり・・・シクシク(笑)

それでも
「どうにもこうにも朝飯からパンじゃ力が湧かん!やっぱご飯に味噌汁、これっしょ」
を、私貫き通しましたよ。(偉い!)

朝起きるでしょ、まず麦茶をゴクゴクとコップ一杯(冬場も我が家は麦茶を切らしません。)。
それから朝飯ね。味噌汁とご飯、おかずに文句は言いません、そりゃあ塩鮭に納豆なんてぇのが理想ではありますが、ベーコンエッグにサラダ?上等上等!
若い頃なら、前の晩どんなに飲んでも、ベーコンで茶碗一杯、卵で茶碗一杯、計二杯はいけましたねぇ(今は一杯ですよ。)
そんでもって食後の珈琲ね。
この一連の流れがあってこその我が朝飯なんでありますよ。

と、そんな話を他人様に言うと、
「麦茶と珈琲は無くてもOKなんでしょ?」
「えっ?何をおっしゃる、家はホテルじゃ無いんだからこそ思い通りに出来るんでしょうが、この二つが無いなんてぇことがあっちゃイカンのよ。」
「カ~~!めんどくさ!」

そのめんどくささが仇となり・・・シクシク(笑)

まぁまぁ、ここだけは譲れないこだわりって誰でもあるじゃないですか、ねぇ。
私もこのこだわりは、これからも押し通すでしょうね。

てなわけで、私はパンを食べる機会がそうそう多くはありません。

「バブ、トウシャの食パン用意できたよ。いつでもどうぞ」
と、○ークママよりメールが入りました。

『トウシャ』というのは、べつにママの会社という意味では無く、れっきとしたパン屋さんの店名でして、
ここの食パンがね、家人はもちろん、滅多にパンを食さない私でさえ「美味い!」と褒めたくらいの代物なんです。

そして、この食パンを手に入れると必ず食べるのが・・・

そう、私なんか異様に懐かしさを感じる厚切りのバタートーストなんですねぇ。
えっ?朝飯かって?
何をおっしゃりまするやら、朝飯はご飯。だから、今日の昼飯です。
 ♪ サク・・・モチモチ ♪
ってね、相変わらず美味いですなぁ、バターだけで十分なのに、昔の喫茶店を思い出しながら塩を振ったりして・・・・

食べ終わると、珈琲を片手に自室でしばしの音楽鑑賞ですわいな。
「この一時、これこそが至福の時ってヤツ?」
「あれ?蕎麦でもすすって昼間っから酒飲んでの音楽鑑賞が至福の時じゃなかったっけ?」
「まぁまぁまぁ、至福の時は、いろいろ数あった方がエエでしょ」
「バブの至福の時、安っぽ!」

てなことで、今週の『料理当番、本日の一品』です。

ご近所さんに蕪をいただきましたので、豚バラと煮浸しにしてみました。
それでも余った葉は、油揚げと竹輪とで炒り煮に。

私は別途、鰹の刺身で日本酒をいただきました。

さて、今日の一枚は、ジョー・ヘンダーソンです。
出ました、私の大好きな(笑)エレクトリック、ハンコック&ロン・カーター共演です。
まぁまぁ、目くじら立てるほどの事じゃござんせん。
とはいえ、二人ともエレクトリックにまだまだ戸惑いがある感じはしますねぇ
ヘンダーソンを活かすのにこれが必要だったというより、これからエレクトリックは取り入れないと時代に乗り遅れる感が先行した気がしなくもありません。

ただし、いわゆるクロスオーバー的要素は非常に低いと思います。その点では私なんぞは共感するところではあるのですね。

ともかく私からすると、ジョー・ヘンダーソンという方は、スタイルが大いに変化された方との認識が強くあるわりに、聴くと「あ~~ヘンダーソンね」という、矛盾のようなものを感じる奏者であります。

POWER TO THE PEOPLE / JOE HENDERSON
1969年5月23,29日録音
JOE HENDERSON(ts) HERBIE HANCOCK(p,el-p) RON CARTER(b,el-b) JACK DE JOHNETTE(ds) MIKE LAWRENCE (tp)[2,5]

1.BLACK NARCISSUS
2.AFRO-CENTRIC
3.OPUS ONE-POINT-FIVE
4.ISOTOPE
5.POWER TO THE PEOPLE
6.LAZY AFTERNOON
7.FORESIGHT AND AFTERTHOUGHT