JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

一人っきりの純情野郎

2012年09月17日 | m-o

ちぃーとも涼しくなりませんが、「本当の夏バテは涼しくなってからやって来る」ってね、この長引く暑さが中年オヤジの体力をも徐々に蝕んでおるんでしょうなぁ・・・

さても、ニュースと言えば、中国の反日デモ激化といった心配な出来事もあるものの、民主党の代表選だの、自民党の総裁選だの、維新の会ナンタラカンタラだの、まぁ毎日毎日政治家大先生のニュースばかり、みなさんお頭がおよろしくて、心地よい響きだけを国民に残そうと必至でありますが、じつにどうでも良いニュースに聞こえてしまうのは私だけでしょうか?いやいや、これは一国の首相が誰になるのかという重要事項に他ならないわけで、じつに重大ニュースなのです・・・・だけどねぇ

そんな中、私なんざぁ三面ニュース的ものについつい目が行ってしまうわけで、『キャサリン妃のトップレス盗撮記事掲載』も驚きましたけど、ちょっと前に被告人質問が行われた『誘惑の亀有~キャバ嬢に5(4)億円貢いだ男~事件』(そう言うのかどうかは知りませんよ。笑)、てぇのが、ちょっくらビックリしたニュースではありました。

「それにしても、いかに惚れたとはいえ、キャバ嬢に5億もわたすかねぇ・・・」(まっ実際に貢いだのは4億円余りだったようですけど)
誰しもがそう思うのでありますが、

「あたしぃ、今お金が無くてぇ、家賃も払えないしぃ携帯代も払えないのぉ、このままじゃ守紀ちゃんにメールも出来ないしぃ、逢えなくなっちゃうかもしんない・・・」
てなこと、言われたんでしょうかねぇ
「え~~?う~~ん、そりゃ困ったねぇ、逢えなくなっちゃうのもイヤだから、ボクチンが払ってあげるよ」
てんで、10万振り込んだのが事の発端だそうですが、その後「胃ガンになったから」と100万円、「なんだかんだ」とウン百万、2006年以降は「入院中で面会謝絶になった」と言われ会うこともなく、胃ガンだったはずの病気も
「う~~うん、それよりも心臓がねぇ・・・」
「脊髄損傷もしちゃってぇ・・・」
「やだぁ、あたしったら白血病ですって」
メールで困窮を告げられるたびに金を貢ぎ続け「あらま4億円」って
アホを通り越しておりますが・・・
この男、性根は悪いヤツじゃないんでしょうねぇ、人が良いというか・・・でもまぁ限度っちゅうもンがありますわなぁ

「例の件、明日午前中でイイ?」
「いや、明日の午前中はまずいんだ」
「え?なんでだよ?」
「なんでって、つまりそのなんだ」
「え?まさや○△ちゃん?」(半分ふざけて言ったつもりが)
「え?え?」
「あ~?ほんとに○△ちゃん?」
「・・・うん・・・・あのね、昨夜店に行ったら、歯が痛いっちゅうわけよ、そんで、ほら外国の人だし、病院が分かんないって言うから・・・・」
「なに?それであんたが連れてくの?????何で?」

そういえば誰とは言いませんが、そんな人の良い旧友も昔おりましたねぇ・・・・
「エガッタねぇ、4億も貢がずに済んで」
「オレと栗田守紀といっしょにするな!」
今頃どっかでクシャミをしているかもしれません。

いずれにしても、自分で責任を負える範疇なら「バカなヤツ」で済んだんでしょうけど、5億円、しかも会社の金って・・・・・
「だいたいさぁ、商売女に熱上げて身を滅ぼすなんてぇのは、老舗大店の世間知らずな三代目若旦那あたりにまかしときゃイイ話で、会社の金に手をつけて大金貢ぐなんざぁ、女性銀行員って相場が・・・・」(女性銀行員さん、失礼な発言でした。申し訳ありません。)
まっ今回の場合、だまし取った相手も悲しい女で、その4億は、けっきょくホストに入れ込んで1円も手元に残ってないってんでしょ、あ~あ、まぁなんともショウモナイ話ですわ。

ホストに渡った金が次の女に回ってさらに次の男、女、男・・・・
「うんうん、お金が回れば経済が活性化する」
「って、そういう問題じゃないだろ!」(笑)

「あのね、人間寂しいと目の前の温もりに縋りたくなるもんで・・・・・あんたなんか一番アブナイオヤジかもよ。」
う~~~ん確かに、私は純・情・だし、寂しがりやだし・・・・って、ア~タ、残念ながら私には自分の金はもとより、手を出す金もありゃしないって
「それはそれで悲しいね。」
・・・・・金無しで、私の寂しさを癒してくれる・・・・
「いない、絶対にいない」

さても、その「純情で寂しがり」な私は、昨日からさらに寂しい『独り留守番』となってしまいましてね。昨夜なんか「おかぁ~~ちゃ~~~ん」言いながら泣いとりましたわいな。

なんちゃって、じつのところ『一人っきり純情野郎』『独り』を満喫しております。
午前中からステレオの音量は上がり、「お昼にカツが食いたい」とソースカツ丼を作りガッツクわ、しかもビール付きなんてア~タ、独りじゃないと出来ませんよ。
さらに夜は、おもてに飲みに行ってもよかったんですが、私好みのつまみを作っての家飲み、これもまた独りの楽しみであります。
てなことで、今日は私独りのための『料理当番、本日の一品』です。

鮭の醤油漬けは朝のうちに仕込んでおきました。

明太烏賊とオクラ烏賊、もちろん自分で作りました。

それに肉じゃがと香の物を添えて・・・ねっなかなかのつまみになったでしょ。

さて、今日の一枚は、お久しぶりのジャック・マクダフです。
そもそも、私はオルガン奏者リーダーのアルバムをあまり聴かないというクセがあります。それは何故か?自分でもこれといった理由はないんですけどね・・・ジミー・スミスがあまり好きじゃないから?そんなこともないか。(笑)

てなことで、このアルバムも久しぶりに聴きました。
しかしまぁいつ聴いてもこの方はソウルフル?黒っぽい?なんでありますが、若干しつこさも感じます。でも好きな方はそこが魅力なんでしょうね。
ジミー・スミスでも充分そんな感じはありますけど、テクニックというより気持ちでトド~ンと来るのはマクダフでありましょうか。そうねぇ背脂がぎっちり利いたコテッコテの豚骨スープみたなオルガン?(笑)
つまり、何が言いたいかと申しますと、コテッコテの豚骨スープって好き嫌いがけっこうあるじゃないですか、ねぇ、そういうことです。(って、どういうこと?)

ともかく、オルガンがさほど得意でない私は、たまにしか聴かないアルバムであります。が、
「毎日コテッコテの豚骨はどうかと思うけど、たまには旨いよね。」
ってヤツですか。

GOODNIGHT IT'S TIME TO GO / JACK McDUFF
1961年7月14日録音
JACK McDUFF(org) HAROLD VICK(ts) GRANT GREEN(g) JOSEPH THOMAS(ds)

1.GOODNIGHT IT'S TIME TO GO
2.SANCTIFIED WALTZ
3.McDUFF SPEAKING
4.A SMOOTH ONE
5.I'LL BE SEEING YOU