JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ボクちゃんを叱って

2012年06月20日 | a-c

ほんと忙しい毎日が続いています。
そんな中、昨日は久しぶりのお休みだったので
「おっ、今週は飲みに行けない予定だったけど・・・・」
それがア~タ、台風ですよ台風、ねぇ
「今晩ぐらいは家にいろ!」
とうぜんであります。

その台風4号、凄かったですねぇ、私のとこなんざぁちょうど真上あたりを通り抜けたようで、昨晩はピューピューゴーゴー、あらゆる警報が発せられ、土砂災害警戒情報まで・・・いやはや寝られたもんじゃありませんでした。(って、寝ましたけどね。)
おかげさまで近隣では一部避難指示や停電はあったものの、人命に関わる被害もなく過ぎ去ってくれたようです。(第一原発は大丈夫だったんだろうか?)

今は曇ってしまいましたが、
朝は、まさに「台風一過」
気持ちの良い青空が拡がっていました。

それにしても
「天災は忘れた頃にやってくる」
てなこと申しますが、最近はどうにも違いますねぇ
「天災は忘れる間もなくやってくる」
みたいな。
これもやっぱコウマンチキになった人間へ
「ナマ言ってんじゃねぇぞ!」
的な、自然からの警告なんでしょうかねぇ?
ともかく、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

それを思うと、「『大飯原発再稼働』てな大事をいとも簡単に決めてしまっていいのか?」との疑問を私は益々感じてしまうのですが・・・・そう思うのは私だけでしょうか?

てなこと言いながら、昨晩私がとった行動といえばじつに不謹慎極まりないものでありまして・・・・
だってね、いかに台風とはいえ、私が家にいたところで何が出来るわけじゃないでしょ。
だ・か・らぁ、
酒カッ喰らっながらDVDなんぞを見て過ごしておりまして・・・・・(オイ!人間としてほんとにそれでいいのか?)
それも、「おもての雨風で音も気にならんだろ」てんで、いつもよりボリューム高めで音楽DVDを楽しむという・・・・
「だれか、ボクちゃんを叱って!」

  

見たのは、大っ嫌いなキースのソロ(1984年1月25日、簡易保険ホールでのコンサート)、マンハッタン・ジャズ・クインテットの2005年東京公演、それと1969年のモントルー・ジャズ・フェスティバル、トミー・フラナガン・トリオをバックに歌いまくるエラ、あれですあれを見て、それでも寝付かれないので「THE WORLD ACCORDING TO JOHN COLTRANE」を見て・・・・・
「オイオイ、それって台風で寝られなかったんじゃないジャン!」
「そのとおり!でもさぁでもさぁ、無意味な会議をやってるよりイイジャン」
・・・・・ダメだこりゃ

  

台風が来ようと、地震があろうと、何が来ようと、けっきょくダメ人間なバブであったと、まっそういうことですな。

さて、今日の一枚は、しかたないキース・ジャレットです。(笑)
といっても、題名からいくとゲイリー・バートンが頭?でも、曲は「GROW YOUR OWN」意外はキースのだしねぇ、でもバートンのジャズ・ロック的要素も多いし・・・まっどっちでもいいんですが。

バートンというと、「DUSTER」や「ALONE AT LAST」を紹介したことがありましたよね、このアルバムは、その間の録音ということになります。(そういやぁ「ALONE AT LAST」でもキースの曲やってましたねぇ)多少の変化はどうあれ、この頃のバートンが私は嫌いじゃありません。
しかし、以前にも言いましたが、「アンチ、キース」との先入観が、まさに私のキース評を生む原動力でもあるわけで・・・・

そのくせ、そこそこキースのアルバムを持っていたり、キースの映像を見たりしてるんですから・・・・つまりこれが「アンチ」なんでしょうね。(どういう意味?)

ともかく、どちらもけして黒くはないけど、バートンの透明感とキースのイヤラシサ(酷い言いぐさ)のマッチングは、なかなかよろしい。(あれ?)

GARY BURTON & KEITH JARRETT
1970年7月23日録音
GARY BURTON(vib) KEITH JARRETT(p,elp,ss) SAM BROWN(g) STEVE SWALLOW(b) BILL GOODWIN(ds)

1.GROW YOUR OWN
2.MOONCHILD / IN YOUR QUIET PLACE
3.COMO EN VIETNAM
4.FORTUNE SMILES
5.THE REVEN SPEAKS

おまけ、
また忙しさにかまけて更新を遅らせていました。17日、日曜日の『料理当番、本日の一品』です。

まずは、鯛のこぶじめ。もちろん日本酒のアテですが、「自分で締めたのが一番美味い」と言い聞かせながらいただきました。(笑)

こちらは、茄子の煮浸し。そして、最後に母用いいかげん炒めです。