最近のことだが、仕事の営業であるお宅を訪問したときのことであった。
玄関先が階段で繋がっていたそのお宅で、インターフォン越しに訪問の意図を告げると、中から年配の男性が出てこられたのだが、玄関に通じる階段で手すりは持っておられたのだが、簡単にこけられてしまい、ビックリした私は初対面の男性だったが、大丈夫ですか?と声をかけながら、手を握って手助けをしてようやく立たれたのだったが、男性は「私はパーキンソン病なんです」と仰ったのであった。
そういえば、私の住まうお近くの知人の男性もお年を召してから「車椅子」生活をされていたことがあって、顔見知りの奥さんにご挨拶をすると、「主人はパーキンソン病」なので、仰っていたことを思い出したので、「難病指定」を受けている難しい病気であることは知っていた。
しかし、日常的には元気がとりえとでも言うべきか幸い、毎日の様に外営業の仕事をしている私自身にとっては、なかなか理解できない病気のひとつで、それほど深く考えることはなかった。
そうしている時に、再び偶然にも訪ねた「昔の知人宅」で、懐かしい知人に会ったのだが、彼は「実はパーキンソン病を患っている」と告白したのであった。
確かに年齢は私とあまりかわらない60過ぎの男性は、若き時代に同じ業界で仕事をしていたので、懐かしさで私を覚えていてくださって、自宅の二階に招きいれてくださったのであった。
しかし、もともと小柄な彼だったが、パーキンソン病の影響で手足の震えや動作の遅れや歩行が困難であったり、転びやすかったりするらしく、発症されてから数年だと思うのだが、お一人住まいで日常生活も大変な様子であることが容易にわかったのであった。
しばらく、簡単な昔話や一昨年亡くなられたという奥様の話やお子さんたちの現在の様子などを話されていたのだが、時々私の話が聞き取れにくかったり、ご本人の表現では「すくみ」と呼ばれる症状が出て、その折は思考すらも停滞するというのか、脳の回転も悪くなって、理解が困難になる場合もあるというのであった。
パーキンソン病と称される病気は、1817年にジェームス・パーキンソンが初めて報告した病気で、報告者の名にちなんで名づけられているのだが、パーキンソン症状を示す病気には多種多様なものがあるそうで、パーキンソン症候群とパーキンソン病は区別されているそうです。
主なパーキンソン病の症状は、①手足のふるえ(振戦)
②筋の固さ(固縮、強剛ともいう)
③動作の遅さ(無動)
④転びやすさ(姿勢反射障害)
他にも多く見られる症状としてはも自律神経障害と精神症状があり、自立神経障害では便秘が最も多く、あぶら顔、多汗、よだれ、起立性低血圧、などもみられ、精神的には抑うつ的になる人が多いといわれています。
パーキンソン病の診断は、これらの症状があって、それがパーキンソン病の薬をのむことでよくなれば、ほぼ間違いないとされていますが、CTスキャンやMRIでは異常がみられない病気だそうです。
パーキンソン病と似た症状がみられるものをパーキンソン症候群とかパーキンソニズムといい、、それらの原因としては
脳血管障害や他の変性疾患、薬剤性などがあるらしいのですが、意外と多いのが他の病気を治すためにのんでんでいる薬によっておこる薬剤性パーキンソニズムだといわれています。
この病気は回りの人にうつるという心配はありませんが、遺伝もしませんが、若年での発症もたまにありますが、大抵は40歳以降の中高年になってからの発症が多いようで、車椅子生活をされている方の中には、パーキンソン病を患っているいる人も増えているのが現状です。
パーキンソン病は今のところ完治させるのは無理な様で、治療によっては症状が和らぐことはあり、この様な症状が出たら、早いうちに神経内科の専門医に相談することが肝心だと思われます。
それにしても、ほんとうに多くの方がパーキンソン病及びパーキンソン症候群を患っておられる現状に接し、改めて「健康であることの難しさ」と共に「健康を感謝して」、まじめに働き日々を感謝で生きたいと思いました。
パーキンソン病に関わらず、病気で苦しんでいる方々やご家族の皆さんやまわりの方々の思いを察しつつ、お大事にと祈りたい心境に改めてなりました。
玄関先が階段で繋がっていたそのお宅で、インターフォン越しに訪問の意図を告げると、中から年配の男性が出てこられたのだが、玄関に通じる階段で手すりは持っておられたのだが、簡単にこけられてしまい、ビックリした私は初対面の男性だったが、大丈夫ですか?と声をかけながら、手を握って手助けをしてようやく立たれたのだったが、男性は「私はパーキンソン病なんです」と仰ったのであった。
そういえば、私の住まうお近くの知人の男性もお年を召してから「車椅子」生活をされていたことがあって、顔見知りの奥さんにご挨拶をすると、「主人はパーキンソン病」なので、仰っていたことを思い出したので、「難病指定」を受けている難しい病気であることは知っていた。
しかし、日常的には元気がとりえとでも言うべきか幸い、毎日の様に外営業の仕事をしている私自身にとっては、なかなか理解できない病気のひとつで、それほど深く考えることはなかった。
そうしている時に、再び偶然にも訪ねた「昔の知人宅」で、懐かしい知人に会ったのだが、彼は「実はパーキンソン病を患っている」と告白したのであった。
確かに年齢は私とあまりかわらない60過ぎの男性は、若き時代に同じ業界で仕事をしていたので、懐かしさで私を覚えていてくださって、自宅の二階に招きいれてくださったのであった。
しかし、もともと小柄な彼だったが、パーキンソン病の影響で手足の震えや動作の遅れや歩行が困難であったり、転びやすかったりするらしく、発症されてから数年だと思うのだが、お一人住まいで日常生活も大変な様子であることが容易にわかったのであった。
しばらく、簡単な昔話や一昨年亡くなられたという奥様の話やお子さんたちの現在の様子などを話されていたのだが、時々私の話が聞き取れにくかったり、ご本人の表現では「すくみ」と呼ばれる症状が出て、その折は思考すらも停滞するというのか、脳の回転も悪くなって、理解が困難になる場合もあるというのであった。
パーキンソン病と称される病気は、1817年にジェームス・パーキンソンが初めて報告した病気で、報告者の名にちなんで名づけられているのだが、パーキンソン症状を示す病気には多種多様なものがあるそうで、パーキンソン症候群とパーキンソン病は区別されているそうです。
主なパーキンソン病の症状は、①手足のふるえ(振戦)
②筋の固さ(固縮、強剛ともいう)
③動作の遅さ(無動)
④転びやすさ(姿勢反射障害)
他にも多く見られる症状としてはも自律神経障害と精神症状があり、自立神経障害では便秘が最も多く、あぶら顔、多汗、よだれ、起立性低血圧、などもみられ、精神的には抑うつ的になる人が多いといわれています。
パーキンソン病の診断は、これらの症状があって、それがパーキンソン病の薬をのむことでよくなれば、ほぼ間違いないとされていますが、CTスキャンやMRIでは異常がみられない病気だそうです。
パーキンソン病と似た症状がみられるものをパーキンソン症候群とかパーキンソニズムといい、、それらの原因としては
脳血管障害や他の変性疾患、薬剤性などがあるらしいのですが、意外と多いのが他の病気を治すためにのんでんでいる薬によっておこる薬剤性パーキンソニズムだといわれています。
この病気は回りの人にうつるという心配はありませんが、遺伝もしませんが、若年での発症もたまにありますが、大抵は40歳以降の中高年になってからの発症が多いようで、車椅子生活をされている方の中には、パーキンソン病を患っているいる人も増えているのが現状です。
パーキンソン病は今のところ完治させるのは無理な様で、治療によっては症状が和らぐことはあり、この様な症状が出たら、早いうちに神経内科の専門医に相談することが肝心だと思われます。
それにしても、ほんとうに多くの方がパーキンソン病及びパーキンソン症候群を患っておられる現状に接し、改めて「健康であることの難しさ」と共に「健康を感謝して」、まじめに働き日々を感謝で生きたいと思いました。
パーキンソン病に関わらず、病気で苦しんでいる方々やご家族の皆さんやまわりの方々の思いを察しつつ、お大事にと祈りたい心境に改めてなりました。