ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

あぁ、暗い気持ち。

2010年01月13日 | 感じたこと
 正月も半ば、今年一番の冷え込みだと言われていた天気予報だったが、午前中も元気に仕事の訪問に勤しんでいた。

 同僚と昼食を共にして、さぁ昼からという頃に事務所の上司から携帯電話に電話がかかってきた。

 「今何処におられますか?」、「お渡ししたいものがあります」と。

 何だろうか?全く見当がつかないので、「何ですか?」と問うてみると、「葉書です」との答えが返って来た。

 何の葉書をわざわざ届けてくれるのだろうかと思ったので、さらに聞いてみた。

 すると「警察からの速度違反の通知です」、「ガーン!!!」、よーく聞いてみると、昨年12月の末に国道で速度違反を「オービス」という超速度違反測定器に写真を撮られて、仕事用の車だったので、事務所に通知の葉書が来て、上司が警察署に出頭し確認したところ、私が笑顔で写っていたというのである。

 とにかく待ち合わせをして、その葉書を受け取ってからは、言葉にならない「クラーイ気持ち」になってしまった。

 それもそのはず、仕事終えて急いで事務所に帰る途中だったとはいえ、何と60キロ制限のところを95キロ、すなわち35キロ超過の速度制限だというのである。

 昨年の12月のその日は、確かに仕事では成果があって、たぶん急いで約30キロ程の道を走っている時に、そんなスピードが出ていたんだろうか。

 全く記憶にはないのだが、最新兵器である警察の速度取締りの装置である「オービス」とやらでの測定値と運転者としてバッチリと自分の顔が写っていたという上司の証言は、「知らなかった」とか「スピード違反はしていない」とか言い訳出来ない事実としてしか受け止めることが出来ないであろう。

 午後の仕事は、ちょうど雪が降り出したことも手伝って、体も冷えるし心も冷たく暗くにならざるを得なかったのであった。

 なにせ、35キロ超過の「スピード違反」だと、交通反則点が一挙に6点減点されて、一発「免停」になるだろうし、「免許停止30日」は、何とか「一日講習」を受けさえすれば、翌日には「運転が出来る」とは思うのだが、反則金ではない「罰金」が7万円になると聞くと、とんでもなく「悪いことをした」と後悔せざるを得ない。

 事務所に帰る社用車の中で同僚との会話も、この話に終始しつつ、車の速度やオービスの設置場所など気にしながら、事務所に帰ったのだが、事務所では再び「オービス」で「出頭通知葉書」が来たことが話題になり、他の経験者や先輩たちが、「お気の毒様」と言いつつ、「私は気持ちがわかる」と昨年二度も速度違反で反則金と罰金を払った事務員さんに同情される始末であった。

 毎日、毎日、寒い日中に、一生懸命外歩きで働いている自分だが、何とも一瞬のスピードの出し過ぎて、「こんな気分に」させられてしまう「オービス」とやらの取り締まりに「何ともやりきれない暗い気持ち」にさせられてしまった。

 明日からは、気分一新、7万円の罰金の支出を胸に、安全運転、丁寧な仕事を心がけようと、自分に言い聞かせているところである。
コメント
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