お正月三が日を皆さんは、どの様にお過ごしでしょうか。
私の場合は夫婦揃って、元旦は大阪の親元への挨拶という形で顔を見せて、さて二日はとなると戴いた賀状を丁寧に読んだり、出し忘れていたり意外な方から戴いた賀状に対しての返信賀状を書いたりと過ごしています。
本日は、そう言えば新年の新しい「手帳」を夫婦共々購入できていなかったので、近くの大型ショッピングプラザへと出かけましたが、その帰りに何故か100円ショップに寄ったので、目に留まった「縦長の半紙」と「四字熟語辞典」を購入し帰り、早速の「書初め」をやりました。
その「100円ショップ」で買った縦長半紙の束には、「低学年用」と記されていたので、小中学校時代の「書道」の授業で使用していた「書道セット」を押入れから持ち出して、墨汁に墨を加えて磨って毛筆を久しぶりに持ちました。
十数年前には、近くの書道の先生のところに週に一度は通って、「書道」を練習していたこともあったのですが、その恩師も今は亡き人となられて、ここ数年は本格的に「書を楽しむ」ことがありませんでした。
さて、半紙を買ったついでに同じく105円で買った「四字熟語辞典」は、「書」を書く時に「何を書くべきか」と悩みそうだったので、とりあえずは「四字熟語」から、気に入った文字を選んで書こうと思ったからなのでした。
すぐさま姿勢を正して、毛筆を持ったのですが、最初に目に飛び込んできた「四字熟語」は、「一竿風月」という言葉で「のんびりと人生を楽しむ」ことの喩えで、一本の釣竿を手にして、自然の風月を楽しむ様を意味するものでした。
ちょっと考えれば分かることですが、自分自身に当てはまる念頭の言葉をと捜して書こうと思っていたのですが、私の趣味は「釣り」でもありませんので、ちょっと的はずれの「書初め」の最初の「四字熟語」となってしまいました。
次に書いたのが、写真の例の如く「画竜点睛」だったのですが、この意味は、物事の最も重要なところの喩えで、また大切なところに手を加えて、物事を完成させること、最後の仕上げをすることだったので、還暦を過ぎた己には適した「言葉」かもしれないと感じて心を込めて書きました。
他には、「如是我聞」「泰然自若」「捲土重来」「諸行無常む「春風駘蕩」と四字熟語のオンパレードで、狭い我が家の居間の窓側にセロテープで止めて披露しました。
ついでに、家族の名前も小さな半紙に書き添えたので、何とも小学校の書道の時間の後の教室の様になりました。
妻は、それを見て、やっぱり最初に書いた「一竿風月」が良いと言いましたが、あまり感動のない、正月二日の「書初め」となりました。
自分自身としては、「画竜点睛」を大切な言葉として、今年一年、「睛」は、瞳のことで、寺の壁に描かれた竜に大切な「瞳」を最後に入れたとたん、描かれた「竜」が天に飛び去ったという中国の故事から「晴」とは書かずに「睛」と書くそうなので、「画竜点睛を欠く」ことのない様に過ごしたいと思っています。
私の場合は夫婦揃って、元旦は大阪の親元への挨拶という形で顔を見せて、さて二日はとなると戴いた賀状を丁寧に読んだり、出し忘れていたり意外な方から戴いた賀状に対しての返信賀状を書いたりと過ごしています。
本日は、そう言えば新年の新しい「手帳」を夫婦共々購入できていなかったので、近くの大型ショッピングプラザへと出かけましたが、その帰りに何故か100円ショップに寄ったので、目に留まった「縦長の半紙」と「四字熟語辞典」を購入し帰り、早速の「書初め」をやりました。
その「100円ショップ」で買った縦長半紙の束には、「低学年用」と記されていたので、小中学校時代の「書道」の授業で使用していた「書道セット」を押入れから持ち出して、墨汁に墨を加えて磨って毛筆を久しぶりに持ちました。
十数年前には、近くの書道の先生のところに週に一度は通って、「書道」を練習していたこともあったのですが、その恩師も今は亡き人となられて、ここ数年は本格的に「書を楽しむ」ことがありませんでした。
さて、半紙を買ったついでに同じく105円で買った「四字熟語辞典」は、「書」を書く時に「何を書くべきか」と悩みそうだったので、とりあえずは「四字熟語」から、気に入った文字を選んで書こうと思ったからなのでした。
すぐさま姿勢を正して、毛筆を持ったのですが、最初に目に飛び込んできた「四字熟語」は、「一竿風月」という言葉で「のんびりと人生を楽しむ」ことの喩えで、一本の釣竿を手にして、自然の風月を楽しむ様を意味するものでした。
ちょっと考えれば分かることですが、自分自身に当てはまる念頭の言葉をと捜して書こうと思っていたのですが、私の趣味は「釣り」でもありませんので、ちょっと的はずれの「書初め」の最初の「四字熟語」となってしまいました。
次に書いたのが、写真の例の如く「画竜点睛」だったのですが、この意味は、物事の最も重要なところの喩えで、また大切なところに手を加えて、物事を完成させること、最後の仕上げをすることだったので、還暦を過ぎた己には適した「言葉」かもしれないと感じて心を込めて書きました。
他には、「如是我聞」「泰然自若」「捲土重来」「諸行無常む「春風駘蕩」と四字熟語のオンパレードで、狭い我が家の居間の窓側にセロテープで止めて披露しました。
ついでに、家族の名前も小さな半紙に書き添えたので、何とも小学校の書道の時間の後の教室の様になりました。
妻は、それを見て、やっぱり最初に書いた「一竿風月」が良いと言いましたが、あまり感動のない、正月二日の「書初め」となりました。
自分自身としては、「画竜点睛」を大切な言葉として、今年一年、「睛」は、瞳のことで、寺の壁に描かれた竜に大切な「瞳」を最後に入れたとたん、描かれた「竜」が天に飛び去ったという中国の故事から「晴」とは書かずに「睛」と書くそうなので、「画竜点睛を欠く」ことのない様に過ごしたいと思っています。