ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「お正月」の過ごし方。

2010年01月09日 | 季節の話題
 皆さん、お正月ムードも去って、本格的な新年の始動をされたことだろうと推察しますが、今年のお正月はどの様に過ごされましたかな。

 昨日、今日と自営の「やおやガリバー」という有機野菜と無添加食品のやおやの行商、つまり軽四輪のワンボックスカーでの移動販売で約50軒ほどのお宅を今年初めて訪問しました。

 「正月はどう過ごされましたか?」と多くのお客様との新年の挨拶を済ませた後、それぞれ聞いていると、昨今の「お正月事情」がもれ伝わって来る様でした。

 若いご家庭もお年を召したご家庭も、昨今はお正月元旦と言えども、ちょっとした小売店や大型スーパー、百貨店なども営業しているケースが増えたし、コンビ二やファミリーレストランなども年中無休のお店も多くなったので、あまり「お正月」らしく「おせち」や「帰省」も少なくなった感が強くなった様でした。

 そうは言っても、やっぱりお正月の雰囲気は大切にしたいとのことで、暮れには「今年は何もしないよ」と口癖の様に言っていたのに、いつのまにやら「おせち」作りやお掃除、御餅入りのお雑煮などと、いつもの様に「我が家」でのつつましげな「お正月」を楽しまれた様子が多く聞かれました。

 中年からご年配のご家庭では、「孫たちがやってきて賑やかなお正月」で、幸せな気分で良かったですとの印象を語っておられた方も多く、何処かに出かけるお正月というよりも、家で家族団欒の「お正月」といった楽しさが伝わってきました。

 「帰省」については、今年は正月明けの三日が日曜日というカレンダーであったことと、年末の高速道路の千円割引がなかったことで、帰っても高くつくし、すぐ仕事始めになるので、帰省は見合わせたという比較的若い夫婦のご家族の話も数件聞きました。

 いずれにせよ、世の中の不況風は意外と深刻に吹いていて、あるご家庭では正月だというのに、ご主人様は自営のため元旦だけが休日のはずが、二日からのお仕事のために仕事場に止まりこんで、我が家には帰れず終いだったというお話もあり、現実の厳しさは想像以上との印象も感じました。

 多種多様な「お正月の過ごし方」があるのは当然ですが、やはり不況の影響がいろんな形で現れているいることは間違いなく、何処かに出かけて出費がかさむのを避けて、自宅でごろごろとか、家族で鍋を囲んだり、孫中心に大いに遊んだりと、非常に家庭的なお正月を過ごされた方々が多かったようで、健康で皆が集えることが、最大の幸せだと強調されている方が何人もおられました。

 年賀状から察する、多くの友人、知人のお正月もそう違いは少なく、贅沢はせずに日ごろなかなか会えない家族もおられるので、お正月くらいは一同に会してな賑やかに食べたり、飲んだり、遊んだりと、小さな赤ちゃんから子供たちが主人公の「お正月」だったというご家庭の幸せが多く伝わってきました。

 今年も「小さな幸せ」を大切にする一年であることを祈りたいと思います。
コメント
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