ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

梅雨明け!迷惑・・?

2007年07月24日 | 季節の話題
 ついに今日、近畿地方も「梅雨明け」が宣言された。

 例年より少し長い「梅雨」の期間に、私達の住む地方ではさほど感じなかったが、全国的には台風4号の影響で梅雨前線が活発になって、特に九州、四国地方を中心に記録的な雨が降り、「水がめ」が満タンになる喜びの一方で、豪雨による土砂災害も相次ぎ発生した。

 梅雨明けの今日、「極暑の夏」の天気を覚悟して、おっさんフリーターの仕事に精出して出かけたのだが、昼下がりの一番暑い時間帯に容赦なく各戸訪問を繰り返していて、とんでもない若いママに出会ってしまった。

 ある住宅街の比較的大きなお家の前でピンポンを押してインターホーン越しに、その家のご主人と話していたところに、若いママが車での外出から子供さんを連れて帰って来た。

 私の営業用のカバンが家の前の駐車スペースにあったので、彼女は運転席から私に向かって怒鳴ったのである。「そこの荷物のけて!」と。

 私は「すみません」と返答して荷物をのけて、彼女が駐車スペースに車を停めて降りて来るのを暫く待って、玄関口で声をかけたのである。

 すると彼女は半分怒り気味に、つっけんどんに嫌な顔をするのである。

 そこで、私は営業用のトークを簡単にして自己紹介をしたのだが、彼女のご機嫌はすこぶる悪い様であった。

 「何かご迷惑でも」と思って尋ねてみると、何と彼女は「こんな暑い日に声をかけられるだけで迷惑だ」と答えたのである。びっくりである。

 確かに見ず知らずの訪問客に声をかけられて怪訝な顔をする人はいると思うが、ちゃんと訪問の理由を述べて誠実に接しているのに、「声をかけられること自体が迷惑だ」と言われたのは初めてだった。

 彼女にとっては、今日の梅雨明けの暑さが応えたのか、それとも日頃から機嫌が悪いのか定かではないが、まったく意外な返答に驚くやらビックリさせられたのである。

 「梅雨明け」という響きは、鬱陶しい雨の続く天候から抜け出せるので心地よいのだが、これからの真夏の猛暑がやってくると思うと、いろんな他人がいる中で、時にはとんでもないお人柄に出会うこともあるのだと思った。

 他人の日頃の日常生活や性格、気質までは初対面で知る由もないが、いくら自分が機嫌が悪くとも、尋ねてきた営業の人間に理由も無く当たることもないのではないかと、自らの中で自問自答したのである。

 一方、同じ様に小さなお子さんがいる若いママが、見ず知らずの訪問客である私に対して、「暑い中、ほんとにご苦労様です」と対応していただいたケースもあり、ちょっぴり暑さを忘れて元気になれたこともあった。

 是非、皆さんも他人とは言え、いろんな人と接する際に、暑さは厳しいですが、気持ちよく接していただきたいと願う気持ちで一杯です。

 お互い様です。暑さやイライラ、不快感は自分だけではありません。

 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする