ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

脱皮

2007年07月14日 | 季節の話題
 何故なんだろうか。「脱皮」です。

 五月中旬からはじめた、おっさんフリーターの仕事のせいなのだろうか。

 いや、以前にも「脱皮」したことがある。

 先日、金曜日の夜半の有機八百屋の配達時に、常連のお客さんが、私の手と腕を見て、「ガリバー、えらい焼けて、どうしたん?」と聞かれたのである。

 「そりゃー、日中に外歩きの仕事をしてたら焼けるよ」と言いながらねその方が美容師で、いつも室内での立ち仕事であることに気づいた。

 私の方は、この年ながら、外を歩き回っての仕事だから、全く違った環境での仕事に従事しているので、私の手と腕の黒さに驚かれたのであろう。

 確かに、手の甲と腕は適当にいつのまにやら焼けて黒くなって、いかにも労働者の手と腕と言った感じになっている。

 そして、一ヶ月以上が経って、七月に入って、その「脱皮」が始まったのである。

 ほんとに手のひらだけなのだが、いたるところの「皮」がぼろぼろと剥けだして、指の第一関節の下辺りから、手の平全体の皮が剥けだしたのである。

 高校生の二年生の五月ごろ、実は遠足で、小豆島に日帰りで行く前々日に、おかしなことが起きたことを思い出した。

 その時は、確か「泉熱」と医者に言われ、手のひらの皮が剥けだしたものだから、恥ずかしくてみっともないので、何故か白い手袋をして参加したことを思い出した。

 小豆島では、観光スポットにたくさんのニホンザルがいて、餌をねだって、観光客に近寄ってくるのだが、白い手袋をはめていたために、直接サルに噛みつかれることは無かったが、サルたちも不思議に思ったに違いない。

 ここ一週間の、久しぶりの私の「脱皮」は、何なんだろうか。

 痒くも無く、熱も出た覚えも無い。

 手のひらも、少しは焼けていたのか、この「脱皮」で、全体的にピンクの新しい皮膚が顔を出してきたので、やはり手のひらの皮の新旧交代の儀式の様な「脱皮」なのである。

 ちょうど、時が還暦の誕生日を境にして、身も心も新たになるための象徴的な「脱皮」かもしれないと、奇妙な心境にさえなるくらいの手のひらである。

 何でも思い様であり、自分自身に起きたちょっとした体の変化なのだが、私にはとってもラッキーな「脱皮」の様に感じてならないのである。

 まだ、少し古い皮が残ってはいるが、時間の問題だろう。

 きっと、来週半ばには、自分の手のひらの皮が全て生まれ変わることだろうと期待している。

 この症状の原因よりも、新たな生まれ変わった「脱皮」の状況を「吉」として、新たなチャレンジへと歩みだそう。

 「脱皮」した人、昔のままの人、そして、これからも脱皮しない人も。 
コメント (1)
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