ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

ついに還暦、60歳の誕生日。

2007年07月11日 | ファミリーイベント
 何と嬉し恥ずかし60歳、還暦といわれるお誕生日をついに迎えてしまった。

 まだまだ若いつもりだが、社会的には60歳というと一部高齢者いや老人の仲間入りをする年齢として認識せざるを得ない「とし」になったのである。

 自分自身にとっては、「還暦」という響きがピンと来ないと言っても過言ではないくらい不自然であり可笑しいくらいである。

 私の場合、父が還暦になった翌年に急逝したので、何やら自分が父の「生命」より、もう少し経つと長生きすることになると思うと、改めて複雑な心境にもなる。

 明治の末期の生まれの私の父親の世代と、現代の戦後生まれの我々団塊の世代と呼ばれる世代とでは、ひょっとしたら見た目だけでなく年齢から来る印象だけなら、1.5倍ほど「年齢」を感じる風情が違っていると言われる。

 すなわち60歳になっても、極端に言うと昔の40歳前後の年齢の取り方とも言われている。

 しかし、干支の12支が五順して基に戻ったことを還暦と言うのであるから、再スタートであり、新たな生命を与えられたのと同じなわけである。

 私の場合は自分の父が60歳で亡くなっているので、余計に60歳以降の「生」は実父を越えるという意味もあり、新たな「おまけ」とでも言えるような「いのち」なのである。

 すなわち今までもそうであったが、それ以上に「与えられた命」に対しての感謝と共に、親、兄弟、妻をはじめとして、子供たち、孫達、多くの友人、知人たちに直接あるいは間接を問わずに支えていただいたお陰である。

 実は二卵性双生児の私の妹も当然、今日60歳の還暦の誕生日を迎えた。

 今夕、家族で還暦の誕生日を祝う晩餐の時を持った。

 妻と娘夫婦と二人の孫達の6人での楽しい夕食の時であった。

 ローソクが一本の誕生日ケーキに火を灯して、新たな与えられた命を有意義に、しかも楽しく活かす生き方を祈らざるを得なかった。

 沖縄に住む息子夫婦からも誕生日おめでとうメールと、プレゼントが届いた。

 娘夫婦と五歳になるK君たちからは、たくさんの赤いグッズと光るクラッカーとクス玉の「おめでとう」垂れ幕も、部屋を暗くして「ぱーン、ぱーン」と賑やかに貰った。

 まだ3ケ月ちょっとの二人目の孫のR君は、目をぱちくり見開いて見ていたかと思うと、すやすやと眠り、またけたたましく泣き声をあげる元気なところを私に見せてくれた。

 家族が健康で幸せに過ごせていることが何よりもの喜びであり、感謝である。

 私の新しい「いのち」に、これからも皆さん懲りずに付き合ってくださいませ。よろしくお願いいたします。神妙かつ大胆に楽しく。
 
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