「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

一輪をさがして

2017年11月07日 | 日記

 

          

 

今日は暖かな立冬ですね。

旅先で見たドウダンツツジ。
鮮やかな赤をそこここで目にしました。

立ち寄った売店で見つけた「岩南天」と小菊の「紅てまり」。

今回は荷物もかるいので、他のお土産は無しにして、
これが土産と持ち帰りました。

 

菊はポットから鉢に植え替えて。

今日はベランダの暖かな日差しにきらきらしていますが、
これからの晩秋の冷気の中でも、しばらく楽しませてもらいます。

「このお花で大丈夫でしようか」
今度の口切のお花を捜し歩くご亭主さんです。
近くのお家に思い切って声をかけて、訳を話していただいてきたそうです。
椿がほしくて、探していたところ、お庭の花が目に入ったのでしようね。
こんなことでもないと、知らないお宅に伺って、
「あのお花を一輪くださいますか」なんて言えないですものね。
快くくださったそうで、前日に又一番手ごろなつぼみを頂くそうです。

都会の茶花屋さんに駆け込むことは簡単ですが、
出来れば自分の家の庭で切った一輪をと思います。
無ければ、お友達からいただいたりして、
茶事の当日のお花が一番心にかかります。
苦労して手に入れた一輪が、又最高のご馳走となるのですね。

「花は足で活ける」とはよく言ったものです。

 

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