今日はサントリー美術館へ。
スライドレクチャーを聞いてその後は展覧会の観賞でした。
まばゆいばかりの宮廷の磁器を堪能しました。
セーヴルとか、リモージュとか、マイセンとか、
若いころにはあこがれの西洋の磁器の器。
それぞれが西洋の陶磁器の歴史の中で、どのように影響しあってきたかを、
そのころは詳しく知る機会はありませんでした。
西洋の磁器が中国や日本の磁器へのあこがれから始まっているということも、
その歴史を知って私には後に明らかになったことです。
浮世絵の西洋画への影響といい、
日本の文化の力強さにちょっと鼻が高くなったものです。
会場内の一部は、写真撮影OKの場所になっていましたので、何枚か撮りました。
「ダンサー」という一連の作品。
釉薬を施していない、いわゆる素焼きの作品ですが、
その白さと質感が、清楚な輝きを見せていました。
現代のセーヴルのコーナーにはこの作品が。
これは草間彌生作「ゴールデン・スピリット」。
シリアルナンバー付きで18点発表されたそうです。
家に帰ってリモージュの小皿があったと、出してみました。
時々ピーナッツを乗せたりしていますが。
マイセンもセーヴルもないからこれでね。
40年くらい前にフランス土産でいただいたもので、大切に使っています。
昨日今日と出歩いていましたので、
明日からは閉じこもってお稽古三昧になります。
週の後半はもう12月に入りますね。