久しぶりに時間を取って、茶書を読む勉強会に参加できました。
なかなか予定が重なって、時間が取れませんでした。
そのような時に幸運にもそのあとなんと、
会員揃っての鰻を頂く会が予定されていました。
これも久しぶりの鰻重にお腹を満たされた後、
次の予定の合間をみて智美術館に立ち寄りました。
先日お亡くなりになった陶磁史家の林屋晴三さんが、
初代館長を務めた、開館15年目の美術館です。
こじんまりとして素敵な建物で、
エントランスホールと、展示室に降りて行く階段の壁に、
篠田桃紅さんの作品が飾られています。
飾られているといっても、壁面一杯ですが。
先日まで、「篠田桃紅 昔日の彼方に」という展覧会も開かれていました。
今回の展示は、「珠玉の現代陶芸」
美術館設立者である菊池智(きくち とも1923-2016)が、
自身の眼で選び抜いたコレクションを、
「マダムが選んだコレクション」として展示しています。
近代から現代の陶芸家の力作が60点ほど展示されていました。
楠本賢吉 河井寛次郎 加藤唐九朗 八木一夫 清水卯一・・・と、
どれも見ごたえのある作品が展示されていました。
一度見たら、そのインパクトの強さに忘れられない、
三輪休雪の「ハイヒール」も目に飛び込んできましたし、
最後に、楽吉左衛門さんの茶碗も二つ並んでいました。
ホテルオークラ近く( 隣・・裏・・)にあり、
ちょっと立ち寄ってみるのにぴったりの美術館ですね。
ここには敷地内に「西洋館」があります。
普段は未公開ですが、1~2ヶ月に1回、限定公開しています。
それもレストランでのランチをしながらの、予約制です。
一度参加してみたいと思っていますが。
実は勉強会の途中あたりから、偏頭痛が始まり、
これは・・今日一日の予定をこなすにに、ちょっと厳しいかしらと。
でも鰻を頂くころから少し引いてきて、
最近はそれほどひどい痛みが続かないようになり、助かりました。
年とともに楽になるといわれていますので、期待しています。
年を取ると良い事だってたくさんあるのですよね。