今日から灰形作りコーナーを設けました。
まず私が、作り方の手順をお見せして、
それから、ともかくまずは、取り組んでいただくことにしました。
わたしとても満足のいく灰形ではありませんので、
お手本と言われると、ちょっと恥ずかしいのですが。
風炉を二つ用意しましたので、二人ずつ練習ができます。
他の方がお点前を稽古している間に、
上級者お二人が、時々「ああ~」とかため息をつきながら、
一心不乱に取り組んでいました。
「見るとやるとは大違いですね。」
「とにかく大変ということがわかりました。」
「体験だけでいいかも・・」
「先生がお茶事の前にちゃんと作ってくださっていたということを思うと・・」
と感想は様々で。
「これからは灰も自分で作れるといいですね」水を向けると、
「茶事は炉の時期にやることにします・・」ですって。
とにかく一時間以上、風炉の回りで汗をかいての灰形作りでした。
初めてですから完成はしませんでしたが、
灰形作りが自分に向いているかどうか?は、理解したようでしたよ。
これからは気が向いたら、時々風炉の前に座っていただくことにします。
とにかく上達するには、できるだけ数多く作ることですものね。
必要になって初めて、本気モードになるものでしょうけれど。
とにかくきっかけは作りました。
後は興味のある方はちゃんとしたところへ、
お勉強に行くのも良いと思いますね。