「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

このまま死んでる場合じゃない!

2017年09月24日 | 日記

            

月の半分以上、稽古その他お茶に関わっている生活です。
忙しかったり、体が疲れたりすることもありますが、
その時間が一番楽しいという私には、それをなくしてしまっては、
大げさではなく、生きている楽しみがありません。
そのために、健康が一番大切と、
無理をしないようにしているのですよ。。

先日この本の著者である、岡田直美先生とお会いする機会がありました。
お年を伺って、ずっとお若く見えるのに驚きました。
もちろん私とは年代が違いますが、お譲さんと言っても良いくらい。
知的で、できる人間、でも不遜な感じのない明るく、親しみやすい、
そんな印象の素敵な先生です。
お話をしているうちに、ぜひこの本を読んでみたいと思い、
早速注文して手に入れました。

一日の稽古を終えて、ちょっと酷使した膝をさすりながら、
エスプレッソコーヒーを淹れて、本を開いています。

癌患者さんと、治療に携わり一緒に戦った医師、
お二人の対話形式で書かれています。
とてもわかりやすく、もし自分がそんな立場に立たされたら、
もう一度読み直して、参考にしたいと思うことがたくさん。
いまはまだ他人ごとですが、もしかしたら明日は我が身かもしれません。
今は読んでなるほどと思うだけかもしれませんが、
いつか「こんな時はどうしたらいいの」と、
すがってしまうかもしれないと思う本だと思いました

癌という病気に対しては、
治療法も考え方も、日々かわってきています。
私たちがあと十年頑張っていれば、
簡単に治る病気になっているかもしれません。
それまでの心構えとして、この本を読ませていただいて
ちょっと安心と勇気がもらえました。

 

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