A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

100均で冬支度

2009年11月20日 00時29分55秒 | ありきたりな日常
ここ一週間で急激に寒くなった。慌てて冬物を押し入れの奥から出してきた。今年は秋がなかったような気がする。春も短かったし。春秋物の活躍する期間が非常に短かった。

100円ショップで手袋とマフラーを買った。結構暖かい。
最近はiPodのイヤホンも100均の物を使っている。値段の割に音は悪くないし壊れても痛くないから便利である。

100均は
何でも揃う
パラダイス

昨日のブログのコメントのOZさんの書き込みでが知ったのだが大里俊晴さんが11月17日に51歳で亡くなられたそうである。大里さんとは一度だけ仕事で電話をしたことがある。まだ若かったのに残念だ。心からご冥福をお祈りしたい。
大里俊晴インタビュー
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記憶としての音楽~中原昌也「12枚のアルバム」

2009年11月19日 01時03分33秒 | 書物について
月刊ヘア・スタイリスティックスのリリースに合わせて、2008年4月から2009年3月にかけて池袋ジュンク堂で中原氏がゲストを迎えて、それぞれの持ち寄った音源を聴きながら対談をおこなった。
対談相手は大里俊晴(横浜教育大学教授)、松山晋也(音楽ライター、元スタジオボイス編集長)、湯浅学(音楽ライター)、三田格(音楽ライター)、野田努(音楽ライター、元remix編集長)、原雅明(音楽ライター、corde主宰)、ジム・オルーク(ミュージシャン)、虹釜太郎(360°records主宰)、ジュリアン・ジュステル(映画・音楽ライター 在仏)という曲者揃い。まともな音楽がかかる訳がない。

ミュージック・コンクレート、アヴァンギャルド、ノイズ、エレクトロニカ、プログレ、フリージャズ等の無名盤が次々まな板の上に乗る。トークは音楽に拘らず、そこから想起される過去の記憶、関連情報、全くのヨタ話、とどんどん脱線していく。出てくる固有名詞が分からなくとも、中原昌也という一人の人間がどのように形作られているのかが分かる、興味深い内容だ。

私にとっては灰野さんの裏話やピエール・アンリの話が面白かったが、そういう個々のトピックではなく、1年間続いたトークショーの記録として総括して読むのが正しい。

最後に私も見たオン・サンデーズでの浅野忠信氏との対談も掲載してある。

久々に読み応えのある本だった。

音楽を
通して語る
半生記

発行元のboidから購入するとおまけとしてライヴCDRが付いてくるのでお得だ。
boid HP
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禁断のチョコモナカジャンボ

2009年11月18日 00時36分33秒 | 健康について
最近風呂上がりにアイスクリームを食べる癖がついてしまったことは以前も書いたが、人間ドックも終わった安心感からか、この二日間連続で森永のチョコモナカジャンボを食している。

通常のモナカアイスの中に板チョコの入った誠に甘美なデザートである。しかし問題はひとつ310kcalという高カロリー食品であることだ。ハンバーガーと変らない。私はこのままブクブクと太っていくのだろうか。何とかしなきゃ。

チョコモナカ
名前だけで
そそられる

いくらウォーキングしてもこれじゃね~。
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人間ドック

2009年11月17日 00時32分37秒 | 健康について
今年も人間ドックへ行く季節になった。例年は12月も押し迫ってから行くことが多いのだが、今年は少し早めにした。
というのも来年からは人間ドックは健康保険の対象外になってしまうので、今は15000円で済んでいるところが、50000円も掛かるのだ。だから今年が最後とばかり飛び込みで受診する人が増えている訳だ。

年金破綻もそうだが健保まで破綻寸前とは私たちの将来はどうなってしまうのだろう。

健康を
チェックするのにゃ
金かかる

社会不安はどうにもならないところまで来ている。

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美容院

2009年11月16日 00時38分57秒 | お気に入りの場所
私にとって美容院で髪を切るのは相当の覚悟がいる。

学生時代は自分で髪を切っていた。パンクスに美容院なんて必要なかった。手探りでギザギザに切って石けんの泡で髪を立てればOK。髪の毛にかける費用はゼロだった。

しかし社会人ともなるとそういう訳にはいかない。ちゃんとした床屋に行く必要が出てきた。幸いなことに私の務める会社は私服だしヘアスタイルに関しても寛容だ。とはいっても学生時代のようには行かない。

いろいろな美容院を試した。暫くつてを頼って青山のカリスマ美容師に切ってもらっていたこともある。

ここ5年程はRippleという美容院に通っている。クーポン券を街で貰ったのがきっかけ。たまたま切ってもらったスタイリストがロック好きで、オアシス風、ビートルズ風とこちらの意向がすぐ伝わる。似合うかどうかは別として私は満足している。今日はサーストン・ムーア風に切ってもらった。
Ripple HP

紙切りは
センスだけでは
ありません

半年に一度しか行かないけれど。。。
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キノコホテル@六本木Super Deluxe 2009.11.14 (sat)

2009年11月15日 02時41分53秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
「サロン・ド・キノコ~秋の収穫祭」と題されたキノコホテルの単独実演会。会場も珍しくシャレオツな(byマリアンヌ東雲)六本木のクラブだ。

普段は椅子やテーブルのあるSuper Deluxeがこの日は真ん中にステージを作ってオールスタンディングだった。私は整理番号が早かったので、マリアンヌ東雲の真正面の場所を確保。観客は150人くらいで盛況だ。9割が男性。キノコホテルの人気の上昇振りが分かる。

20分押しでスタート。この会場の特徴の壁面スクリーンに寸劇の映像が投射される。バックの3人がまず登場し演奏開始。支配人のマリアンヌ嬢は少し遅れてステージに上がり激しいオルガン・プレイとヴォーカル。ヴォーカルがちょっと小さい気がしたが、タイトな演奏に身体が反応する。女性GSバンドとしては最高の楽曲とテクニックを持った彼ら、六本木の夜を昭和の香りのするレトロな色に染め上げる。

2部構成になっていて、衣装は第1部が赤、第2部が青のミリタリー・ミニ・ワンピース。第1部は小手調べという感じで30分強の演奏。第2部はマリアンヌ嬢がヴァイオリンを弾いたり、ベースのエマニュエル小湊がフルートを披露したり、ギターのイザベル=ケメ鴨川が一人ベンチャーズをやったり遊びの多いステージ。後半はダンサブルなビート・ナンバーで観客を踊らせる。
彼らの特徴だが演奏が熱狂し過ぎない、何処か醒めた余裕の感じられる演奏はスタンディングで観ていても疲れない。

来年の2/3にデビュー・アルバム「マリアンヌの憂鬱」のリリースが決定したそうだ。タイトル案には「集団中毒」というのもあったがハードコアみたいなので却下されたとのこと。

やっと出る
スタジオ盤が
待ち切れない

ネオGSブームが再来すれば面白い。



コメント (2)
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ザ・クロマニヨンズ@渋谷AX 2009.11.12 (thu)

2009年11月14日 00時24分15秒 | ロッケンロール万歳!
「Mondo Roccia 2009-2010」ツアーの二日目。
当然チケットはSold Out。ハイロウズの頃よりも若いファンが増えた気がする。明らかにファンが若返っている。

「渋谷の皆さん、ロッケンロールの準備はいいですか?」と毎度元気のいい前説のお兄さんが盛り上げて、メンバーをステージに呼び込む。ステージ後ろには「Mondo Roccia」の垂れ幕と大きな左手のシンボルのハリボテが現れる。
ヒロトはカーキ色のシャツに黒のジーンズ、他の3人は黄色のツアーTシャツだ。

アルバム1曲目の「ジャングル・ジャミン」から猛スピードのロッケンロールの連発。ヒロトもステージで演奏するのが楽しくてしょうがないという感じだ。「皆今日は最後まで楽しんでいってくれよ!」と何度も叫ぶ。面白かったのはマーシーがボ・ディドリー・モデルの四角いギターを弾いたことと、アンコールの掛け声が”もう一杯 ちょうだいな”(「酒じじい」より)になっていたことだ。

新曲は全部やる、ということで、シングルのカップリング曲も聴かせてくれた。「レコードには35分しか入らないんだ。それ以上入れると音が小さくなっちゃうから」とヒロトは語り、今回のアルバムが企画段階からLPを意識したものだったことを明らかにした。
80分強のロッケンロール・ショーを身体の芯から楽しんだ。

Set List:1.ジャングルジャミン 2.ジョニークール 3.突然バーン 4.アウト 5.ゴーゴーゴー 6.東京ジョニーギター 7.酒じじい 8. 恋に落ちたら 9.炭酸 10.草原の輝き 11.グリセリンクイーン 12.フンカー 13.ムーンベイビー 14.エロこそすべて 15.スピードとナイフ 16.悲しみのロージー 17.鉄カブト 18.ギリギリガガンガン 19.紙飛行機 20.エイトビート
Encore:1.メインジェット 2.ネギボーズ 3.タリホー

寒い夜
ロッケンロールで
大暴れ

来年2月まで続く長いパーティーのスタートだ。

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考える人

2009年11月13日 00時29分33秒 | アート!アート!アート!
彫刻家オーギュスト・ロダンは、1840年11月12日フランスに生まれた。

“近代彫刻の父”と呼ばれるロダンだが、あこがれていたミケランジェロの作品などを手本に、ほぼ独学で彫刻を学んだのだとか。彫刻家人生の後期は、ダンテの「神曲」に登場する「地獄の門」をモチーフにした作品に取り組んだそうだ。この製作途中でロダンは亡くなるが、ブロンズに鋳造された未完の大作は、上野の国立西洋美術館やパリのロダン美術館などで見ることができる。

ロダンと言えば「考える人」をまず思い浮かべるが、ロダンのモデルの中で最も多く制作されたのは、実は花子と言う日本人で、50数体もの彫刻やデッサンが残っている。岐阜の町で芸者をしていた花子は、明治34年にヨーロッパへ渡り、ドイツや英国など各国で日本独特の「ハラキリ」などを真に迫る演技で見せ、巡業を重ねるうちに一躍有名になった。その人気は、ハナコという名の酒やたばこまで販売された程だったそうだ。

一番の
ロダンのモデル
花子さん

ロダンの力強い作風は嫌いじゃない。
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水曜日

2009年11月12日 00時39分29秒 | こんな音楽も聴くんです
MySpaceのフレンドでSuiyoubiというスウェーデンのアーティストが居る。今年23歳のMartin Karlssonのワンマン・ユニットで、喜多郎のようなシンセを使ったインストを聴かせる。少しテクノの要素もある。
Suiyoubi MySpace

ファイナルファンタジーVIIが大好きだという彼が「エアリスのテーマ」のリミックス・ヴァージョンを作った。
私はゲームをやらないから元の曲がどんなだか知らないが、壮大なイメージのリミックスになっている。

日本の
影響受けた
水曜日

ジャパニメーションの波は留まるところを知らない。

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ユーモアの重み~Hair Stylistics「Live!」

2009年11月11日 01時06分23秒 | 素晴らしき変態音楽
ここのところ立て続けにヘアスタ及び中原昌也氏のことを書いている。それだけ氏の創作意欲が活発になっていることの証であろう。

今回はリリースされたばかりのヘアスタ初のライヴCD3枚組「Live!」を紹介したい。
新大久保Earthdom(2007年)、ブライトン(2007年)、ニューヨーク(2008年)、渋谷Lush(2007年)、築地本願寺(2008年)等のライヴ演奏をタップリ収録したこの作品はヘアスタの中でも最もユーモラスかつ過激で、リラックスかつ重厚感溢れるものだ。特に海外でのライヴのテンションが高い。また築地本願寺での何かが乗り移ったかのような気迫のある演奏も凄い。
話によればアナログに拘る中原氏の機材は膨大な量になり、重量オーヴァーで空港で追加料金を支払うハメになり、イギリスでの滞在費が無くなり空港まで迎えに来てもらったという武勇伝を残している。
同時発売の「12枚のアルバム」という対談集の中で中原氏は、パソコンを使って音楽を作るのは「歯磨きに使うブラシで靴を磨くようで」器用過ぎて好きになれない、という発言をしている。この不器用さが産み出す人間臭さがヘアスタの音楽の魅力なのだろう。

アナログに
拘る男
カッコいい

eplusで12月のYo La Tengoとゆらゆら帝国のツーマン・ライヴのチケットが取れた。楽しみだ~。
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