A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Lightning Bolt他@渋谷 O-nest 2009.11.5 (thu)

2009年11月07日 00時35分07秒 | 素晴らしき変態音楽
USジャンク・ノイズ・バンド、ライトニング・ボルトの日本ツアーの初日。

サポート・アクトはdrumno、Hair Stylistics、Chaos Jockey。勿論ヘアスタも私の目当てだ。

会場のロビーの物販コーナーで中原昌也氏が座って新作のCDRを売っていた。3枚組のライヴCDを出したばかりなのにもう新作か、と思いながらも中原氏がラクガキしていた1枚を購入。

ライトニング・ボルト久々の来日ということでチケットはSold Out。客層は20代の男性中心か。

ドラム2台によるトライバルな演奏のdrumnoに続いて、ヘアスタは2番目の登場だった。さすが音響のしっかりしたO-nest、とてもいい音で電子音が空間を満たす。いつもより音色が多彩でスタジオ盤に近いバラエティのある演奏だった。個人的にはこれが観れれば充分という気がしたが、今日の主役はライトニング・ボルト。

もろライトニング・ボルトに影響されたという感じのギターとドラムのデュオ、Chaos Jockeyが20分程演奏した後、客席後方にドラムとアンプ、PAがセットされる。ライトニング・ボルトは客席で演奏するのが普通なのだ。ドラムとベースのデュオという形態は完全にポストRuinsであるが、彼らの方がジャンク色が強く、ハードコア・パンクに近いものがある。ドラマーがトレードマークのマイク付の布マスクをするといよいよ演奏の始まりだ。彼らのビデオで観ていた通りの混沌として過激なサウンド。私はステージに上がり観降ろしていたのだが、暴れまくる観客の姿しか見えない。それでも彼らの思ったよりテクニカルな演奏のエネルギーを堪能できた。アメリカのノイズはハードコアに近づく。そのことを実感した。

客席で
暴れる音に
震撼し

時差ぼけと会場の暑さが彼らの演奏に逆にいい影響を与えたんじゃないだろうか。素晴らしいライヴだった。

コメント
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