A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

10年振りに裸のラリーズのCDを聴いたよ

2005年02月12日 00時47分23秒 | 素晴らしき変態音楽
水谷孝率いる裸のラリーズ。昨年は未発表DVDもリリースされたり、ブートCDが出回っていたり、このところ話題が多いようです。私も当然のように彼等に魅惑され、91年唯一オフィシャルCDが3タイトルリリースされた時に2枚組『'77 LIVE』と『'67-69 STUDIO ET LIVE』を購入しました(一番レアな『MIZUTANI』を何故買わなかったのか、悔やまれるところです。)でも余りに強烈な音色に、滅多に聴くことはありませんでした。
ここのところとても気になり始め、ほぼ10年振りに聴いてみました。第一印象はギターの音色以外は結構真っ当なロックバンドだな、ということでした。
私は一度だけラリーズのライヴを観たことがあります。丁度12年前、93年2月17日(水)川崎クラブチッタ。実はその日はPHEWが前座ということでそれも楽しみだったのですが、あとで関係者に聞いたところでは、リハに遅れてやってきた水谷氏にPHEWが思わず「遅いじゃないの」と言ったところ、水谷氏が「生意気だね。あなたとは一緒にやりたくない。」と一蹴、直前でPHEWの出演はキャンセルになったとのこと。。。水谷伝説衰えず、ですね。
満員のクラブチッタに開演前1時間以上無音でストロボが間断的に瞬き、観客の意識が朦朧としてきたところに爆音と共に登場。かっこいい!と思ったのもつかの間、余りの轟音に早々と耳をやられて、あとは呆然としているしかなす術がありませんでした。曲なんか識別出来ない騒音に3日間、耳鳴りが止みませんでした。それ以来ラリーズとしてはライヴをやっていないと思います。
何度でも観たくなる灰野さんと違って、ラリーズは一回見ればそれで十分と言う気がします。でももしまたライヴがあったら行ってしまうんでしょうねぇ。事件ですものね。
裸のラリーズに関してはとても詳しいサイトがあります:
http://www.yk.rim.or.jp/~ubud/rallizes.html
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