A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

CROCODILES/Miila and the Geeks/Day and Buffalo@渋谷TSUTAYA O-nest 2014.2.20(thu)

2014年02月22日 00時15分15秒 | ロッケンロール万歳!


Alive ライブ・プロジェクト “CROCODILES special Tokyo Show 2014”

CROCODILES
Support act:Miila and the Geeks/Day and Buffalo



Jesus and Mary Chain? Stone Roses? My Bloody Valentine? 偉大なる爆音轟音遺伝子を受け継ぐCrocodiles、日本初上陸を計画中!

2008年、サンディエゴ(CA,US)で結成された2人組 – Crocodiles(クロコダイルス)の東京での初来日公演を実現させるためのプロジェクトがスタートします! 彼らのライブイベントの実施サポートをAliveで皆さんにお願いしていきます。

Plot To Blow Up The Eiffel TowerやSome Girlsといったポストパンク~ハードコアなバンドに関わっていたBrandon WelchezとCharles Rowellによって2008年に結成されたCrocodiles。Jesus & Mary Chain、My Bloody Valentineといったバンドが60年代のサイケデリック・ポップから影響を受けていたのと同様、彼らのサウンドはそれらの大先輩達の手法を 2000年代に受け継いだ轟音ポップ。今までに4枚のアルバムと数々のシングルをリリースしています。現在のライブメンバーは、中心メンバー2人とサポート2名を加えた4人編成となっており、このメンバーで日本でのライブを実施することを計画しています。

メンバーのCharlesにとっては以前彼が在籍していたバンドSome Girlsの2006年に行われた来日公演以来となり、もちろんCrocodilesにとっては初めての日本でのライブです。



Alive」とは、海外アーティストの「ライヴ・プロジェクト」を提案し、ファンから"チケットを購入する"という形で「支援」が集まった場合に公演を実現する、という新しいシステムである。ネット時代だから可能な効率的な方法であり、日本のファンが「本当に聴きたい」と望むライヴの実現を果たしている。特に大手のプロモーターが二の足を踏むコアなアーティスト&ファンにとっては、まさに理想のシステムと言える。

世界的にメジャーとインディーの垣根がなくなり、ネットを介してあらゆる地域のあらゆるジャンルの音楽にアクセス可能になった現在、音や映像はiTunesやYouTubeにより手軽に視聴できるが、だからこそ「生」のライヴの重要性は計り知れず大きい。「Alive」により一昔前なら夢にも思わなかった個性派インディーズ・アーティストを日本で観られることは誠に有意義である。

この日はUSインディー・シーンの注目アクトと日本の個性派三つ巴の熱いライヴ空間。

Day and Buffalo


2007年にロンドンで森達希(vo.b)のソロ・プロジェクトとしてスタートし、2009年に日本へ拠点を移してバンド形態で活動する5人組。完全自主制作を基本方針として、BO NINGENを日本へ紹介したイベントStyle Band Tokyoなどで活動。現在のメンバーはTatsuki Mori (Ba/Vo)、Deepa Nakasato(Vo)、Yasuaki Mochizuki(Gt/Cho)、Masahiro Suda(Gt/cho)、Yoshiyuki Kawasaki(Dr)。ボトムの座ったツインギターに男女ヴォーカルが絡むサウンドの感触は、ネオサイケ、ハッピーヴァレー(非シューゲ)、ドリームポップ等など。英語で歌うスタイルは、日本的なウェット感を払拭し、ドライで大陸的なスケールがある。少年風の女子ヴォーカルの凛とした佇まいが◎。




Miila and the Geeks


moe(vo. gt. ba.), Kaoru Ajima(drums), Ryota Komori(saxphone)から成る3ピース。2011年にデビューEPをリリース、アメリカのSXSWやイギリスのGreat Escape, Liverpool Sound Cityなどの大型フェスティバルに出演、海外ツアーも行う。ジャンルに囚われず様々な場所でライブ活動中。紹介文に80年代ノー・ウェーブ云々書いてあったので、若干斜に構えてしまったが、ギター/サックス/ドラムが鳴らす隙間の多い緊縛ロックはなかなかいい。暴れるだけじゃなくファンキーなタンギングも見事なサックスと歪んだ女子ヴォーカルがヒリヒリしてて心地良い。ベースをフィーチャーしたパートは仏蘭西レコメン代表エトロン・フー・ルルーブランを髣髴させた。




CROCODILES


2008年結成サンフランシスコ出身のBrandon Welchezto(ボーカル&ギター)とCharles Rowell(ギター)中心のノイズポップ、インディーロックユニット。過去のMVでは女子ドラマーが叩いているが、現在は坊主ドラム&長身ベース+ライダーズ革ジャン女子キーボード。ジザメリやマイブラを引き合いにしているので、シューゲ系轟音を予想していたら、思いのほか正統派のガレージロックを聴かせる。Brandonの前のめりな歌は、SHAM69のジミー・パーシーを思わせる。曲によってマージービート、ガレージサイケ、パワーポップ、ハッピーヴァレー、インディーダンス、ペイズリーアンダーグラウンド、と趣が変わり飽きさせない。髭面ドラマーのパワフルなビートは如何にも大陸出身。何となくオーストラリアやニュージランド出身バンドを思わせるいい意味でのB級感があって、個人的にツボにハマった楽しいライヴだった。




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Alive主催イベントに注目していきたい。




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