二日連続のSDLX、この日はスペインのインダストリアル・ミュージックの大御所エスプレンドー・ジオメトリコ(EG)の日本公演。
1980年代から活動する彼等は過激なドラム・マシーンに腐食するノイズが絡み合う独特のサウンドで異彩を放ってきた。当時はエスプレンドール・ゲオメトリコと紹介されていた。1990年代からはよりテクノ色を強めてノイズからは離れて行った感があるが、近年テクノイズの元祖として再評価されると共に、30年近く休止することなく続けてきた精力的な活動へ注目が集まっている。キャプテン・トリップ・レコードからアンソロジーBOXが2セット(もうすぐ3セット目も)リリースされている。
この日オープニング・アクトを務めたのは若手テクノイズ二人組CARREと元ゆらゆら帝国のドラマー柴田一郎氏によるラップトップ・ノイズ・アクト「いちろう」だった。どちらもいい演奏でフロアを暖めたところで御大EGの登場。
リズムをCDで流し、一人はラップトップでノイズを奏で、もう一人はシンセを弄ったりマイクを持って客席へ乱入したりして大盛り上がり大会。そのビートはとにかくタイトで催眠的だ。ヴォーカリストはハードコア・パンクよろしくマイクを口の中に突っ込んで絶叫したりする。
アンコールでは中原昌也氏を皮切りに観客が入れ替わり立ち替わりマイクを持って絶叫する展開に。サウンドだけを聴いているともっとストイックなバンドかと思っていたが、ここまでお祭りバンドだとは、観ると聴くでは大違い。闘牛の国スペイン出身だけある。
会場限定販売の来日記念CDを買った。1994年のライヴだが、この日のライヴと同様心と身体が踊り出す強烈なビートに溢れている。
EGの
魔性のビートに
踊らされ
ちなみに私が買った限定CDのシリアルNo.は123番。
1980年代から活動する彼等は過激なドラム・マシーンに腐食するノイズが絡み合う独特のサウンドで異彩を放ってきた。当時はエスプレンドール・ゲオメトリコと紹介されていた。1990年代からはよりテクノ色を強めてノイズからは離れて行った感があるが、近年テクノイズの元祖として再評価されると共に、30年近く休止することなく続けてきた精力的な活動へ注目が集まっている。キャプテン・トリップ・レコードからアンソロジーBOXが2セット(もうすぐ3セット目も)リリースされている。
この日オープニング・アクトを務めたのは若手テクノイズ二人組CARREと元ゆらゆら帝国のドラマー柴田一郎氏によるラップトップ・ノイズ・アクト「いちろう」だった。どちらもいい演奏でフロアを暖めたところで御大EGの登場。
リズムをCDで流し、一人はラップトップでノイズを奏で、もう一人はシンセを弄ったりマイクを持って客席へ乱入したりして大盛り上がり大会。そのビートはとにかくタイトで催眠的だ。ヴォーカリストはハードコア・パンクよろしくマイクを口の中に突っ込んで絶叫したりする。
アンコールでは中原昌也氏を皮切りに観客が入れ替わり立ち替わりマイクを持って絶叫する展開に。サウンドだけを聴いているともっとストイックなバンドかと思っていたが、ここまでお祭りバンドだとは、観ると聴くでは大違い。闘牛の国スペイン出身だけある。
会場限定販売の来日記念CDを買った。1994年のライヴだが、この日のライヴと同様心と身体が踊り出す強烈なビートに溢れている。
EGの
魔性のビートに
踊らされ
ちなみに私が買った限定CDのシリアルNo.は123番。