1965年リリース。1960年にワシントン州タコマで結成された米国のロックバンド、ザ・ソニックス(The Sonics)の1st。1960年代中頃の米国ガレージロックの古典的名盤。有名なオリジナル曲3曲、「The Witch」、「Psycho」、「Strychnine」の他、「Do You Love Me」(ザ・コントゥアーズ)、「Roll Over Beethoven」(チャック・ベリー)、「Have Love, Will Travel」(リチャード・ベリー)、「Money」(バレット・ストロング)、「Walkin' the Dog」(ルーファス・トーマス)、「Night Time is the Right Time」(レイ・チャールズ)、「Good Golly Miss Molly」(リトル・リチャード)などの初期ロックンロール、R&B曲のカヴァーを多数収録。
1968年3月リリース。「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」(Jumpin' Jack Flash) は、1968年に発表されたローリング・ストーンズの楽曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ。「サティスファクション」と並び、グループの代表曲の一つとされる。シングルのB面に収録された「チャイルド・オブ・ザ・ムーン」も、当時の日本のファンの間では「B面にしておくのがもったいないほどの傑作」と評価された。
●出演者紹介 剛田武(地下ブロガー、DJ『地下音楽への招待』『盤魔殿』)
ひろみさん✰剛田武@mirokristel
地下文化愛好家/DJ Necronomicon/灰野敬二マニア/でんぱ組えいたそ推し/魔ヲタ/爆団/ハミシス/盤魔殿/ロケンロー純情派。ブログ「A Challenge To Fate」著書『地下音楽への招待』(ロフトブックス) OTHER ROOM『Improvisation8』(Live at 吉祥寺GATTY March 11, 1983)
鶴田恵一(映像ディレクター『現代ノイズ進化論』)
Keiichi Tsuruta@tsurutak
幡ヶ谷在住。 フリーで映像のしごとしてます。 Director | Horror Movie & Noise Music LOVE | NECRONOMIDOLのヲタク 現代ノイズ進化論20・90年代ハーシュ・パワエレ特集
大塚Hearts Next × BBTS presents
「The Music Apocalypse」
open 17:00 / start 17:30
adv 3000 / door 3500
出演:Broken By The Scream / 爆裂女子-BURST GIRL- / Candye♡Syrup / Sola Sound / HAMIDASYSTEM
●HAMIDASYSTEM
●爆裂女子
4月17日(火)新宿dues
爆裂女子無料ワンマン開催(MV撮影メイン)
入場無料(別途ドリンク代)
open19:00 start20:30
4月17日(火)に新宿duesにて無料ワンマンライブします!
主に「Great fxxking my world」のMV撮影がメインになります。
剛田武 Takeshi Goda
2018年4月1日(日)高円寺パンディット
『オキュパイ・スクール 2018 たま爆発・ザ・公開制作』におけるレクチャーより
■はじめに~アイドル現場の国際化
2012年にでんぱ組.incやBiSと出会いアイドルに興味を持った筆者が、小さなライヴハウスで開催される地下アイドルのライヴ現場に行きはじめたのは2015年12月頃。2016年にはほぼ毎週のようにライヴハウスに通うようになった。そんな地下アイドルの現場に外国人の姿が増えたことに気付いたのは2016年半ば頃だろうか。9月23日恵比寿でのMalcolm Mask McLarenのメンバー生誕ライヴ会場に観光客風の若い白人男性がたったひとりで観に来ていて、特典会にも並んでいたので話しかけてみた。9月19・20日のBABYMETALの東京ドーム公演を観るために来日し、その後一週間滞在し他のアイドルを観に行っているとのこと。彼の手帳には仙台や大阪遠征を含むスケジュールがビッシリ細かく書かれていた。どこで情報を得たのか尋ねたところ、Facebookのアイドルファン・グループ(Idolmetal & Punk Rock Idols)を教えてくれた。メンバーは数百人だがアイドル関係のTwitterの投稿や自撮りが瞬時にシェアされるのに驚いた。以来、筆者の行くラウド系アイドル現場に必ず外国人を見かけるようになった。2017年にNECRONOMIDOL(ネクロ魔)が3月タイ、7月ヨーロッパ、12月USと3回の海外ツアーを行った。そのたびにFBやTwitterのTLが日本のファンだけでなく海外のファンの投稿で盛り上がり、海外ツアーの主催者がFB常連のアイドルヲタクだと知ることもあった。日本でも一部のファンにしか知られていいない地下アイドル、とくにラウド系・オルタナ系に対する海外ファンの情報の速さと熱狂ぶりは驚異的。アニメや原宿ファッション、J-POPの海外ヘの紹介を主眼とする「クールジャパン」とはまったく異なる流れで情報拡散していることは間違いない。
美川の言葉を裏付けるように、パワー・エレクトロニクス(ノイズのスタイルの一つ)を代表するイギリスのWhitehouse(ホワイトハウス)の所属レーベルSusan Lawlyから『Extreme Music From Japan』と題されたコンピレーションCDが94年にリリースされている。ゲロゲリゲゲゲ、マゾンナ、インキャパシタンツ、メルツバウ、非常階段など日本のノイズ・アーティストを収録。Susan Lawlyの『Extreme Music』シリーズは他に「Woman」「Africa」「Russia」が出ており、それぞれ「暴走し」「行き過ぎた」音楽が収録されている。その他にも日本のノイズや地下音楽のコンピレーションCD,LPが多数リリースされている。
Japanoise: Music at the Edge of Circulation (Sign, Storage, Transmission)
David Novak著 / Duke Univ Pr (2013)
ジャパノイズ誕生の歴史を紐解いてみよう。70年代末〜80年代初頭にかけて世界的にメールアート(郵便)とカセットテープを使った地下音楽家の交流が盛んになり、世界各地の音源を交換しあって、コンピレーションカセットがリリースされた。日本ではメルツバウの「ZSF」、KK NULLの「Nux Organization」、K2の「Kinky Musik Institute」などのカセット・レーベルを通して、日本の地下音楽が海外に紹介された。その中には日本地下音楽最大の謎のひとつD.D.Recordsも含まれる。無名の音楽家ばかり200本を超える作品が、アメリカの『Eurock』誌で紹介され日本よりも海外で熱烈な支持者を生むという現象も起きた。
86年にドイツのDossierからリリースされたLP『Dead Tech Sampler - No Wave From Japan』を皮切りにレコードやCDでもリリースされ、より幅広いリスナーに日本のノイズや地下音楽が聴かれることになった。また、90年代に東京のPSF、大阪のアルケミー・レコードが精力的にリリースした日本の地下音楽のCDが海外でディストリビュートされた。同じころ、大阪在住のDavid Hopkinsが自主レーベルPublic Bathを設立し、アルケミー系のアーティストの作品を海外向けにリリースしたことも意義があった。
Dokkiri! Japanese Indies Music 1976-1989 A History and Guide
加藤デビッドホプキンズ 著 / PUBLIC BATH PRESS (2016)
<設問(記述式)>
1 あなたがアイドルを知ったきっかけは? When & How did you get to know Japanese-Idol?
2 あなたの最初のアイドル体験は? What was your first Japanese-Idol experience?
3 あなたにとってアイドルの魅了とは? What attracts you to Japanese-Idol?
4 アイドルの情報をどこで入手しますか? How do you get information about Japanese-idol?
5 アイドル以外で好きな音楽は? What’s your favorite music / artists other than Japanese-idol?
6 日本文化に興味がありますか?あるなら何? Are you interested in Japanese culture? If yes, what?
7 あなたのアイドルTOP5 Your top 5 Japanese-idols
SNSが圧倒的に強い。注目すべきは「Homicidol」「Idol Is Shit」「Straight From Japan」といった海外のファンによるブログの影響力。ファンの実体験に基づく生の情報が重視されている。特にライヴハウスの場所、チケットの買い方、特典会の参加方法など実用的な情報が重宝され、それに基づいて体験したファンがさらに情報を更新しているという。YouTubeは情報源というより音楽を楽しむメディアと考えられている。
さらにNECRONOMIDOLのプロデューサーのリッキー・ウィルソン(アメリカ人)のように、自ら運営となり、メンバーを集めてアイドル・グループを作りだすケースもある。実際にアメリカのイベント・オーガナイザーがアイドル運営を学ぶために来日し、リッキーのもとで研修中である。アンケートの回答者の中にも、自国でアイドルフェスの企画や日本文化イベントの運営をしている人がいた。また、南米チリのアイドル・グループ「Battle no Jidai(バトルの時代)」のメンバーもいた。このように「ノイズ」と同じように、海外で「アイドル・シーン」が生まれる現象が起こっている。
○これまでの海外ツアー
2015年9月 『台北暗黒侵略』台湾 Taiwan
2016 年3月 『Necronmidol 2016 New Caledonia Tour』ニュー・カレドニア New Caledonia
2016 年8月 『Necronmidol 2016 Thailand Tour』タイ Thailand
2017 年3月 『Re-Animation Thailand』タイ Thailand
2017 年7月 『Harbingers of the Void European Tour 2017』イタリア、フランス、イギリス Italy, France, UK, Germany
2017 年12月 『Darkness Over The Pacific US Tour 2017』アメリカ USA
6月UK,ヨーロッパツアーに続き8月アメリカ公演「EAST MEETS WEST MUSIC FEST」出演が決定したネクロ魔は日本より先に海外でQUEENの称号を授かるかもしれない。
NECRONOMIDOL - DAWNSLAYER Music Video
▼EAST MEETS WEST MUSIC FEST主催者によるチェキの説明(英文訳)。たいへんわかりやすい。 チェキは、日本のアイドルを象徴するものです。好きなメンバーの列に並んで、一緒にポラロイド写真を撮ったり、同じポーズを取ったりして、チェキにサインしてもらえます。その後、好きなメンバーと話をして、望んでいた関係を築くことで、アイドル体験は世界で最高のものになります。それから、もう一度、そしてまた、そしてまた繰り返し。これが私がアイドルファンになった主な理由の1つです。崇拝するアイドルに初めて会って、尊敬と信頼に基づいて構築された素敵な関係を発展させることほどエキサイティングなことは世の中に他にありません。あなたはファンであり、彼女たちは普通は話したり見つめたりできない女神です。しかし、彼女たちは例外なく外見も内面も完全に謙虚で美しく接してくれます。