クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-08 No.12

2011年08月10日 18時32分56秒 | Weblog
<Avie>
AV 2241 ¥2180
J.S.バッハ:葬送音楽BWV.244a
- ケーテン侯レオポルトの追悼音楽(完全復元版世界初録音)
アンドルー・パロット(指揮)、
タヴァナー・コンソート&プレーヤーズ、
エミリー・ファン・エヴェラ(ソプラノ)、
クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)、
チャールズ・ダニエルズ(テノール)、
トーマス・メグリオランザ(バリトン)
早くからジョシュア・リフキンが提唱した"OVPP(One Voice Per Part)"を採
用するなど、ピリオド奏法のパイオニアとして活躍してきたアンドルー・パ
ロットとタヴァナー・コンソート・プレーヤーズがアヴィー(AVIE)に登場!
プログラムは、ケーテン侯レオポルトの追悼のために作曲されたJ.S.バッハ
の「葬送音楽BWV.244a」完全復元版世界初録音!
1717年、32歳のJ.S.バッハを宮廷楽長として迎え入れ、音楽活動を支えたケ
ーテン侯レオポルト。バッハがライプツィヒへと転出した5年後の1728年に
34歳という若さでこの世を去った恩人のために作曲された「葬送音楽
BWV.244a」の完全復元、世界初録音という特大プロジェクトがここに実現!
「マタイ受難曲」のパロディとして知られながらも、楽譜の消失によりその
全容がベールに包まれていた「葬送音楽BWV.244a」。
録音:2010年11月25日-30日、聖マイケル教会(オックスフォード)

AV 2242 ¥2180
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》/交響曲第8番ヘ長調Op.93
ダグラス・ボイド(指揮)、マンチェスター・カメラータ
ヨーロッパ室内管弦楽団の首席オーボエ奏者から指揮者へと華麗に転身した
ダグラス・ボイドとマンチェスター・カメラータのベートーヴェン・サイク
ル第4弾は「交響曲第6番」&「第8番」!
これまでにマンチェスター・カメラータを率いて振ってきた6曲の交響曲、
2009年のガーシントン・オペラ・フェスティヴァルで振った「フィデリオ」
の好演により"ベートーヴェン指揮者"としての評価は急上昇中。
録音(ライヴ):2010年1月30日(第6番)&2009年10月9日(第8番)、
ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)

AV 2238 ¥2180
ブリテン:冬の言葉Op.52/お前はニューキャッスルの生まれではないのか?
/かわいいウィリアム卿/サリーの園/ミケランジェロの7つのソネット
Op.22/とねりこの林/夏の最後のばら/鋤で耕す少年
ニコラス・ファン(テノール)、マイラ・ホァン(ピアノ)
ニコラス・ファンは、ブーレーズ&シカゴ交響楽団と共演したストラヴィン
スキーの「プルチネッラ」がグラミー賞に輝き、一躍世界へとその名を広め
たアメリカのテノール。
上昇気流に乗るニコラス・ファンがソロ・レコーディングのデビュー・プロ
グラムに選んだのはブリテンの歌曲集。新時代の"ブリテン歌手"の誕生なる
か!

AV 2215 ¥2180
クライスト・チャーチの財宝 ――
ヘンデル:司祭ザドク/ウォルトン:汝の心に封印をするように
タリス:世の救い主よ/パーセル:おお神よ、汝は我が神なり
パーソンズ:アヴェ・マリア/ブリテン:羊飼いのキャロル
ハウエルズ:ライク・アズ・ザ・ハート/タヴナー:主の祈り
タヴァナー:イエス・キリスト
グリアー:マイ・ブレス・ライズ・クヮイエット
ワーロック:ベツレヘム・ダウン
ラッター:カンティクル・オヴ・ヘヴンリー・シティ(世界初録音)
バード:おお主よ、御身のしもべエリザベスが
ダーリントン:ヤコブの梯子/ギボンズ:グレート・ロード・オヴ・ローズ
グッドール:聖霊来たりたまえ(世界初録音)/ウィールクス:ホサンナ
パーセル:主よ、御身は我らの心の秘密を知り給う
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
1526年からジョン・タヴァナー(c.1490-1545)が合唱指揮者、オルガニスト
を務めていたオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊が、英
国合唱音楽500年の歴史を歌う。
長き歴史を誇るオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂のライブリ
ーに保管されていたオリジナルのマニュスクリプトによる演奏、世界初録音
となるラッター、H・グッドールの作品がポイント。




<Nimbus>(NimbusはレーベルオフィシャルのCD-R仕様です)
NI 5868 ¥2080
シュポア:
ヴァイオリン協奏曲第8番イ短調Op.47(チェロ版/グリュッツマッヒャー編)
ダンツィ:モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」
による変奏曲
ライヒャ:チェロ協奏曲イ長調Op.4-1
ウェーバー:グラン・ポプリ ニ長調Op.20
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
ノーザン室内管弦楽団
シャンドス、ニンバスなどイギリスのレーベル数多くの録音を行ってきた実
力者ラファエル・ウォルフィッシュの18世紀ドイツ作品集。シュポアの"チェ
ロ版"ヴァイオリン協奏曲第8番は、19世紀ドイツのチェリスト、フリードリッ
ヒ・グリュッツマッヒャー(1832-1903)のアレンジによるもの。
2009年10月の録音。

NI 2577 ¥1780
ストラヴィンスキー:
ペトルーシュカ/ピアノラのための練習曲/春の祭典
レックス・ローソン(ピアノラ)
アメリカのエオリアン社で製作されたプレーヤーピアノ(自動ピアノ)、ピア
ノラの演奏によるストラヴィンスキーのピアノ作品集。ストラヴィンスキー
はピアノラのためのオリジナル作品を作曲するなど、この楽器に大きな興味
を持っていたことが知られている。ピアノラが奏でる正確無比な「ペトルー
シュカ」と「春の祭典」は圧巻!1991年4月の録音。MusicMasters音源。

NI 2576 ¥1780
ヴィラ=ロボス:無伴奏ギター作品全集 ――
ブラジル民謡組曲/5つの前奏曲/12の練習曲
ファビオ・ザノン(ギター)
1996年のアメリカGFA国際ギターコンクールを制覇したブラジルのギタリス
ト、ファビオ・ザノンが弾くヴィラ=ロボスの無伴奏ギター作品全集。母国
ブラジルの大作曲家への愛情、敬意にあふれた秀演が1台のギターからあふれ
だす。1997年5月の録音。MusicMasters音源。

NI 6135 ¥2080
ポープ:歌曲集 ――
イフ・ユー・ケイム/ミヤコドリ/A.E.ハウスマンの3つの詩
アリス・メイネルの5つの詩より/5つのランドスケープ/最後の詩
アリス・メイネルの4つの詩/ランゲンホー・マーシェス
ヘヴン・ヘイヴン
スーザン・レッグ(メゾ・ソプラノ)、
アン・マーティン=デイヴィス(ピアノ)
ピーター・ポープ(1917-1991)は、ジョン・アイアランドとナディア・ブー
ランジェに作曲を学び、イギリスの王立陸軍医療軍団にも参加したイギリス
の作曲家。2010年5月の録音。

NI 5511 ¥2080
ラフマニノフ:
アノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調Op.1
ジョン・リル(ピアノ)、
尾高忠明(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
1970年チャイコフスキー国際コンクールの覇者、ジョン・リルのラフマニノ
フ。強靭なタッチとスケールの大きな音楽創りは流石。来る2012年1月には来
日公演が予定されている。1996年4月&11月の録音。弊社初紹介。

NI 5506 ¥2080
コルンゴルト:弦楽四重奏曲第1番イ長調Op.16
レズニチェク:弦楽四重奏曲第1番嬰ハ短調(世界初録音)
ウィーン・フランツ・シューベルト四重奏団
オーストリアから新天地アメリカへと渡った"コルンゴルト"と、ウィーン、
ベルリンなどドイツ語圏で生き抜いた"レズニチェク"の弦楽四重奏曲集。演
奏がウィーンのアンサンブルという組み合わせも興味をそそる。
1996年1月の録音。弊社初紹介。

NI 5508 ¥2080
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1/ピアノ三重奏曲変ロ長調WoO.39
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11《街の歌》
ウィーン・ピアノ・トリオ
ウィーン・ピアノ・トリオは、ピアニストのシュテファン・メンドルなどオ
ーストリアのアーティストたちによって1988年秋に結成されたピアノ三重奏
団。3人の対話からほどよいテンポ、主張が生まれてゆく。
1996年6月の録音。弊社初紹介。

NI 5505 ¥2080
ベンジャミン:
3つのインヴェンション/沈黙の上/サドン・タイム/八重奏曲
ジョージ・ベンジャミン(指揮)、
スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)、
フレットワーク、ロンドン・シンフォニエッタ、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
かつてはメシアン門下の優等生として世界にその名を響かせた英国作曲界の
ジョージ・ベンジャミン(1960-)の作品集。フレットワークやロンドン・フィ
ルなど、強力な演奏者陣たちの起用がベンジャミンの立ち位置を物語ってい
る。1994年&1996年の録音。弊社初紹介。

NI 5509 ¥2080
20世紀のオルガン作品集 ――
マックスウェル・デイヴィス:
《大いなる神秘》による幻想曲、3つのオルガン・ヴォランタリー、
レリクィ・ドマム・メウム、ソナタ
ハーヴェイ:ファンタジア、ラウス・デオ
ウィリアムソン:
エディス・シットウェルのエピタフ、キリスト=フェニックスのヴィジョン
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
バッハのオルガン作品全集という一大事業を完成させたイギリスのオルガニ
スト、ケヴィン・ボウヤー(1961-)が弾く20世紀作品集。バッハから現代作品
までをこなすレパートリーの広さは驚異的。1997年1月の録音。弊社初紹介。




<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9994 ¥1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.14」
レオニード・アレクセーヴィチ・ポロヴィンキン(1894-1946):
交響曲第9番(1944)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
録音:2010年9月
ポロヴィンキンは西シベリアのタボルスクの鉄道員の家に生まれ、10才の時、
一家でモスクワに移住、20才でモスクワ音楽院に入学してグリエールらに作
曲を学びました。世代的にはショスタコーヴィチより一回り年上になります。
交響曲第9番は1929年から1944年にかけて実に15年という長きに渡って作曲さ
れた大作。全曲時間およそ50分のうち第1楽章だけで20分もかかることからも
作曲家の「第9」にかける意気込みが感じられます。悲しげで静かな序奏に続
きロシアの大地を彷彿とさせる逞しい民謡風の第1主題が提示され、やがて
ショスタコーヴィチばりのスネア・ドラムの「たか・たん・たん・たん」も
入って盛り上がります。機知にとんだスケルツォ、ロシアの荒野の夕暮れを
思わせるアンダンテ、そして力強いフィナーレといった、ソヴィエト交響楽
の典型的な作品でロシア・ソヴィエト音楽ファンの期待を裏切りません。

NF/PMA9995 ¥1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.16」
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
(1)3楽章の交響曲(1945)
(2)ロシア風スケルツォ(1944)
(3)ダンス・コンチェルタント(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
録音:2010年11月
1914年の第1次世界大戦以降ストラヴィンスキーはパリに居を構え、1939年に
はナチスを嫌ってアメリカへ亡命したため、故国ロシアとは縁遠くなってし
まったストラヴィンスキーがアメリカで戦時中に書いた作品集。3楽章の交響
曲は戦時中のニュース映画を見て霊感を受けて作曲されたとされる、新古典
主義期最後の作品。複調、ジャズの影響が聴き取れる傑作でニューヨークで
初演。ロシア風スケルツォはロシアの祭りを描いたゴキゲンで精妙な小品で
ティトフ指揮サンクト・ペテルスブルク交響楽団は文字通りゴキゲンな演奏
を繰り広げています。

NF/PMA9998 ¥1980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.15」
レオニード・ポロヴィンキン(1894-1946):
(1)交響曲第7番(1942)
(2)英雄的序曲(1942)
(3)映画《陽気な種族》(1944)(自然への賛歌、霧と太陽、雷雨、蜂の踊り、
霧、宮殿、蜂の戦い)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
録音:2010年11月
第14集に続きポロヴィンキンの作品集。戦時中に書かれた交響曲第7番という
と直ちにショスタコーヴィチのそれを思い出しますが、予想に反してポロ
ヴィンキンの第7番は初期チャイコフスキーの交響曲を思わせる歌謡性に富
んだ素朴な旋律と師匠グリエールの影響を感じさせる華麗な管弦楽法が融合
したチャーミングな交響曲。英雄的序曲は疎開先のタシケントで書かれたロ
シア民謡に基づく骨太な作品。映画《陽気な種族》からの音楽は蜂の生態を
描いた自然科学ドキュメンタリー映画のためのサウンド・トラック。

NF/PMA9996 ¥1980
ガヴリイル・ポポフ(1904-72):
(1)室内交響曲(七重奏曲)Op.2(1926-1927)
(2)交響曲第1番Op.7(1928-1935)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
録音:2009年10月
体制のなかにあってショスタコーヴィチとともに先鋭的な表現を貫いたポポ
フの初期の傑作2曲をカップリング!ポポフは全6曲の交響曲を書いています
が、ティトフの指揮で、「戦時の音楽シリーズ」として第2番(NF/PMA9977)、
第3番(NF/PMA9972)が発売済みです。
レニングラード音楽院でニコラーエフ、シテインベルク、ウラディーミル・
シチェルバチョフらに師事したポポフは初期より無調、12音技法の作品を発
表しセンセーショナルを巻き起こした。やがてショスタコーヴィチ同様、当
局に睨まれることとなり、作風の転向を余儀なくされましたが、ここに収め
られた2曲は作曲者20代のもっとも先鋭的な時代の作品。室内交響曲は新古典
主義期のストラヴィンスキーを思わせ、交響曲第1番は無調を含む同時代の
様々な技法が詰め込まれた才気あふれるアグレッシヴな大作。

NF/PMA9997 ¥1980
チャイコフスキー(1840-1893):「四季」(A.ゲディケ編ピアノ三重奏曲版)
アレンスキー(1861-1906):ピアノ三重奏曲ニ短調Op.32(第1番)
アレンスキー三重奏団:
【イリヤ・イオフ(Vn)、アレクセイ・マッサルスキー(Vc)、
イーゴリ・ウリヤシュ(P)】
録音:2010年12月
チャイコフスキーのピアノ小品集《四季》はガウクの管弦楽版を始めとし、
室内楽版など様々な版があるようですが、これはトランペット協奏曲などで
お馴染のロシアの作曲家ゲディケの編曲によるピアノ三重奏版。しっとりと
した味わいは秋から冬にかけての夕暮れに聴くのにちょうどよいでしょう。
ダヴィドフ追悼のために書かれたアレンスキーの代表作「ピアノ三重奏曲
第1番」はロシアの哀愁あふれる傑作。秋の季節にぴったりのカップリング
です。




<GEGA NEW>
GD 358 ¥1850
エミール・タバコフ(b.1947):
(1)チェロ協奏曲(2006)
(2)アド・インフィニトゥム(永遠に向かって)(1989)
(1)(2)エミール・タバコフ指揮
ビルケント交響楽団、
(1)ティム・ヒュー(Vc)
タバコフは指揮者として激安のマーラー:交響曲全集などの録音で知られてい
ますが、作曲家としても知られています。作品集はナクソスから協奏曲集が
出ており、ガロワやコラールをソリストに弾けた作風が一部ファンの間で、
話題となりました。タバコフは当初コントラバス奏者として音楽家としての
キャリアを始めましたが、1964年ショスタコーヴィチとの出会いがその後の
彼の人生を決定づけました。タバコフの音楽はどれも重厚なオーケストラの
響きで満たされたドラマティックな展開を持っています。チェロ協奏曲はバ
ルトークの「弦楽、チェレスタと打楽器のための音楽」の第1楽章の主題に
よく似た旋律が縦横無尽にうねり歌いまくり聴き応え十分。アド・インフィ
ニトゥム(永遠に向かって)は、うっすらと棚引く弦楽の響きの帯が次第に厚
みを増し徐々に壮大なクライマックスへと向かう緊張感溢れる作品。
トルコのビルケント交響楽団は1993年創立の新しいオーケストラ。タバコフ
が2002-08年に音楽監督を務めました。ティム・ヒューはロンドン響の首席
チェリストでソリストとしても活躍しています。

GD 360 ¥1850
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.44
(2)エフゼン・ザメツニーク(b.1939):
ヴァイオリンのための12の練習曲-現代音楽演奏の技術向上のための
(3)ヴラディゲロフ(1899-1978):
「ブルガリア組曲」Op.21-「歌」/ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」Op016
ニャグル・トゥマンゲロフ(Vn)
(1)ハインツ・ワルベルク指揮ミュンヘン放送管弦楽団、
(3)ボジダール・ノエフ(Pf)
録音:(1)1978年11月バイエルン放送、(2)1977年バイエルン放送、
(3)1984年ORF
ニャグル・トゥマンゲロフはブルガリアの音楽家一家に生まれ、ソフィア国
立音楽院で学んだ後、ソフィア・フィルハーモニーのコンサート・マスター
となる。1980年代以降は指揮者としても活躍し独墺系のオペラ、交響楽を得
意とした。当GEGA NEWレーベルからはマーラーの交響曲第1番「巨人」などが
発売されている。
なおブルッフの協奏曲の伴奏指揮をしているのはN響に度々客演して日本の
ファンに馴染みの深い、あのハインツ・ワルベルクである。

GD262 ¥1850
「イリーナ・ゲオルギエヴァ・プレイズ・ラフマニノフ」
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36/
前奏曲集(嬰ヘ短調 Op.23-1/変ロ長調 Op.23-2/ニ短調 Op.23-3/ニ長調
Op.23-4/ト短調 Op.23-5/変ホ長調 Op.23-6/ハ短調 Op.23-7)/
コレッリの主題による変奏曲 Op.42
イリーナ・ゲオルギエヴァ(ピアノ)
録音:2011年3月5-7日、ソフィア,
大いに注目すべき逸材の登場。イリーナ・ゲオルギエヴァは1978年、ブルガ
リアのソフィア生まれのピアニスト。ソフィア音楽院で学んだ後、スイスの
バーゼル音楽院でルドルフ・ブフビンダーに学んだ。おそらくこれがデビュ
ー録音だと思われる。力強く打ち鳴らされる、感傷性に流されない生々しい
ラフマニノフで、思いっきりのよいダイナミックな音楽でありながら、しか
もニュアンスも豊かで決して荒削りではない。彼女は今後ますますの活躍が
期待できるだろう。
なお米国で活動する同姓同名の指揮者は別人。




<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA 6035 2枚組 ¥3960
「リヒテル・ボストン・デビュー」
CD1(46:36)
(1)ベートーヴェン:プロメテウスの創造物Op.43
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
CD2(51:22)
(3)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
(放送のアナウンスも収録)
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
録音:1960年11月1日ライヴ
エンジニア:キット・ヒッギンソン
(オリジナル・モノラル・ハイファイ・テープから初商品化、演奏会の演目全
て収録)
1958年ミュンシュ&ボストン響がソ連へ楽旅した際に、ミュンシュは初めて
リヒテルに会い、演奏を聴きました。いたく感激したミュンシュは早速ボス
トン響に客演するよう提案し、2年後ようやく実現したのが、この演奏会で
す。ベートーヴェンの協奏曲は、このコンサートの翌日RCAがsession録音も
行っています。
この記念碑的演奏会が、今回初めてオリジナル・テープから復刻されること
になりました。以前にも出ている音源ではありましたが、音質面で多いに期
待できそうです。




<MUSIC&ARTS>
M&ACD 1254 ¥1980
「バドゥラ=スコダ・プレイズ・モーツァルト:ピアノ協奏曲」
(1)ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
(2)ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
(1)ホルスト・シュタイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモー管弦楽団
録音:1978年6月15日、
(2)ジョージ・セル(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1959年12月19&20日
(ウィーン・フィル、ORFとの共同製作)
バドゥラ=スコダが中堅ところとして元気だった1978年、ホルスト・シュタ
イン&ウィーン・フィルとの録音が初出となります。またカップリングとし
て初CD化のセル&コンセルトヘボウの22番も収録。こちらはまだ気鋭のピア
ニストとして売り出し中の1959年の録音です。





<LYRINX>
LYR 2256(SACD-Hybrid) ¥2250
ショパン:ポロネーズ集
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1
ポロネーズ 変ホ短調 Op.26-2
ポロネーズ イ長調 Op.40-1 「軍隊ポロネーズ」
ポロネーズ ハ短調 Op.40-2
ポロネーズ 変イ長調 Op.53 「英雄ポロネーズ」
ポロネーズ 変イ長調 Op.61「幻想ポロネーズ」
カロリーヌ・サジュマン(ピアノ)
録音:2009年6月、マルセイユ
カロリーヌ・サジュマンの新録音は、ショパンのポロネーズ集。サジュマン
は1973年、パリ生まれ。1990年のショパン・コンクールで、僅か17歳にして
6位入賞(この時は1位なしだったので、上位5番目)、これは現在に至るまで
最年少の入賞記録である。ショパンは葬送ソナタ他(LYR2194 SACD hybrid)
に続いて2枚目。サジュマンのショパンは、有名な軍隊ポロネーズにしても
英雄ポロネーズにしても、勢いまかせに弾きまくるのでなく、抑えた音楽の
中にショパンの繊細な感性を浮かび上がらせるもので、非常に憂いの濃い
ショパンである。

LYR 2274(SACD-Hybrid) ¥2250
ドビュッシー:ピアノ作品集
版画(パゴダ,グラナダの夕暮れ,雨の庭)
スケッチ帳より/仮面/喜びの島
映像第1集(水の反映,ラモーを讃えて,運動)
映像第2集(葉ずえを渡る鐘の音,そして月は荒寺に落ちる,金色の魚)
フィリップ・ビアンコーニ(ピアノ)
録音:2010年10月16-19日、マルセイユ
フィリップ・ビアンコーニによるドビュッシーのピアノ曲集。ビアンコーニ
は1960年、南仏ニース生まれ。1985年のヴァン・クライバーン・コンクール
で銀メダルを受賞している。ドビュッシーの録音はおそらく初めて。雰囲気
に流されない明快な音楽作りのドビュッシーで、LYRINXの優秀な録音で一層
美感が引き立っている。

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11-08 No.11-1

2011年08月10日 18時32分37秒 | Weblog
<ALTUS>
ベルリン楽壇の70年代80年代のマーラー演奏をリードした
ドイツ現役2大巨匠によるマーラー交響曲選集全4タイトル

ALT 215/6 2枚組 ¥2580
ステレオ
マーラー:交響曲第1番 ニ長調『巨人』
マーラー:交響曲第4番 ト長調
ベルンハルト・クレー(指揮)、
ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)
エディット・マティス(ソプラノ)
録音:1979年10月28日(1番)/ 1984年11月26日(4番)、
ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)

ALT 217/8 2枚組 ¥2580
ステレオ
マーラー:交響曲第2番 ハ短調『復活』
ベルンハルト・クレー(指揮)、
ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)
グレニス・リノス(アルト)、ロザリンド・プラウライト(ソプラノ)、
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊
録音:1982年5月30日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
マーラーの指し示した道標に忠実に従うという行き方によって、クレンペラ
ー以上に雄大かつ繊細な曲のプロポーションを再現することに成功している
―音楽評論家 河原 融

ALT 212/3 2枚組 ¥2580
ステレオ
マーラー:交響曲第3番 ニ短調
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、
ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)、
リアス室内合唱団&ベルリン国立大聖堂少年合唱団、
ガブリエーレ・シュレッケンバッハ(アルト)
録音:1984年11月19日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)

ALT 214 ¥2450
ステレオ
マーラー:交響曲第6番 イ短調
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、
ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)
録音:1984年9月5,6日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
このベルリン・ドイツ響による、張りつめた流れのなかから、押し殺してい
た感情が決壊したかのように吹き出るようなマーラーも、わたしの心を激し
く動かす。冷たさと熱さのすさまじいコントラストがもたらす、リアルなマ
ーラーだ。―音楽評論家 鈴木淳史




<Cascavelle>
VEL 3149 2枚組(1枚価格) ¥2080
モーツァルト:
交響曲第29番 イ長調 K.201、ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595*、
セレナード第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K.525、
交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
クララ・ハスキル(ピアノ)*、
オットー・クレンペラー(指揮)、
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
録音:1956年9月9日、モントゥルー、ライヴ
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
クララ・ハスキル(ピアノ)、
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1956年10月10日、ライヴ、ジュネーヴ・ヴィクトリア・ホール
昔よりピアノ協奏曲第27番の名演中の名演として有名だったクレンペラー&
ハスキルの1956年モントゥルー音楽祭のライヴ録音が、スイス・ロマンド放
送提供による音源で遂に正規盤でリリースされます。しかも、なんと当日の
演奏会を完全収録!クレンペラー&ケルン・ギュルツェニヒ管によるモーツァ
ルトのセレナード第13番、交響曲第29番、そして交響曲第41番「ジュピター」
です。交響曲第29番は同年、バイエルン放送交響楽団とのライヴなどが録音
で残っておりますが、モーツァルト一色で構成された本ライヴ録音では、ク
レンペラーならではの冷静さとライヴならではの情熱が伝わってきます。
1956年の録音とは思えぬすばらしい音質での完全収録はクレンペラー・ファ
ンのみならずとも狂喜する充実の内容です。また、ボーナス・トラックとし
てこちらもスイス・ロマンド放送蔵出し音源で、1956年10月のライヴでハス
キルの十八番、シューマンのピアノ協奏曲が収録されております。心に迫る
ハスキルならではのシューマンです。



<harmonia mundi>
HMC 902095 ¥2450
(1)ヴィヴァルディ(1678-1741):
「テンペのドリッラ」VR709よりシンフォニア
(2)ヴィヴァルディ:
協奏曲 ト短調 RV416-2つのソロ・ヴァイオリン、オブリガート・チェロと
チェンバロのための
(3)カルダーラ(1670-1736):
シンフォニア第12番 イ短調「我らの主、イエス・キリストの受難」
(4)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 へ長調 RV422
(5)ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 RV 114
(6)ヴィヴァルディ:
チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV409
〔Fgソロ:クリスティアン・ブーズ〕
(7)ヴィヴァルディ:
協奏曲 ニ短調 RV565 -2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための
〔Vnソロ:ゲオルク・カッルヴァイト、エルファ・ルン・クリスティンスドッ
ティル/Vcソロ:ヤン・フライハイト/チェンバロ:ラファエル・アルパーマ
ン/リュート:シモン・マルティン=エリス/Cb:ワルター・ルーマー〕
(8)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ロ短調 RV424
(9)カルダーラ:シンフォニア第6番 ト短調 「苦痛を受けし聖エレナ」
(10)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 イ短調 RV419
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/Gioffredo Cappa(1696))
ベルリン古楽アカデミー、
ゲオルク・カッルヴァイト(指揮、ヴァイオリン・ソロ)
録音:2010年10月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
2年連続レコードアカデミー賞受賞アーティスト、アルカント・カルテットの
チェロ奏者としても大変充実した演奏を聴かせてくれているケラス。待望の
最新盤はヴィヴァルディのチェロ協奏曲集。芯のある美しく語る音色、常に
本質を突く鋭敏なケラスの音楽はヴィヴァルディにぴったり。管弦楽は録音
では初共演となる名門、ベルリン古楽アカデミー。ケラスの類まれなる美音
にして鋭敏な音楽と、みずみずしくアグレッシブなベルリン古楽アカデミー
は、まさに絶品の組み合わせといえるでしょう。ケラス自身「初めてコンサ
ートで共演したときの電流が走ったような衝撃は忘れられない」と語ってい
るほどに、両者の演奏は霊感に満ち、まさに火花が散るよう。細かなパッセ
ージの一音一音にまで神経が行き渡り、息の通った見事な演奏です。終曲の
イ短調 RV419終楽章のオーケストラとケラス両者の俊敏な動きは特に聴きも
のです。聴き手の心にストレートに響くケラスの美音から、オーケストラの
豊かな響き、低弦の敏捷な刻み、すべてを見事にとらえた録音のクオリティ
もさすがハルモニアムンディ。心躍る1枚の登場です。

HMU 807565(SACD-Hybrid) ¥2500
「クリスマス物語」
シアター・オブ・ヴォイセズ、アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン
ポール・ヒリヤー(指揮)
録音:2011年1月
聖歌、モテット、伝統的な民謡キャロルなどで歌い継がれているキリスト
降誕の物語を収録。イタリア、ドイツ、デンマーク、イギリス、アメリカ
に伝わる歌を選んで美しく編んだ花束のような1枚となっています。一足先
に、クリスマス気分をお楽しみください。




<TRANSART>
TR 153 ¥1980
アントニオ・ソレル(1729-1783):作品集
ファンダンゴ ニ短調/ソナタ ニ長調 R84、ハ調*R18、ト短調 R87、
イ短調 R118、ニ短調 R49、ト長調R45、嬰へ長調 R78、ニ調*R104、
ニ短調 R24、ハ調*R48、変ニ長調 R88、ハ調*R100、ニ調*R15
(*はドリア旋法)
マルセラ・ロジェリ(ピアノ)
録音:2006年8月(ランス・フラヌリ音楽祭ライヴ/最終トラックにのみ拍手
が入っています)
アントニオ・ソレルは、スペインの作曲家・聖職者。聖歌隊学校で学んだ後、
57年からはエスコリアル修道院の楽長となりました。王室一家は、毎年秋を
この修道院で過ごす習慣があり、この毎年秋の期間に、王室付きの音楽家で
あったドメニコ・スカルラッティらに学ぶ機会を得たとされています。ソレ
ルは120ほどのソナタを残しました。ここに収められているのは単一楽章の
もののみですが、ほかに複数楽章をもつソナタも残しています。楽器もチェ
ンバロではなく(フォルテ)ピアノを念頭に置いて作曲されています。どの作
品も、イベリア的舞曲を思わせる独特の魅力に溢れています。
マルセラ・ロジェリは、ブエノスアイレス出身、ゲルバーに薫陶を受けたピ
アニスト。独特の熱を帯びた表現と、推進力のあるリズム感が魅力です。こ
のスペイン趣味の魅力に満ちた瞬発力を要されるソレルの世界を鮮やかに聴
かせます。当時のスペインで大流行した「ラ・フォリア」と同じ和声進行を
繰り返しながら次第に熱を帯びて盛り上がるファンダンゴは圧巻。




<ORFEO D'OR>
ORFEOR 850113 3枚組 ¥6240
STEREO
ワーグナー:「ローエングリーン」
ジェイムズ・キング(T ローエングリーン)
ヘザー・ハーパー(S エルザ・フォン・ブラバント)
ドナルド・マッキンタイア(Br フリードリ・フォン・テルラムント)
グレイス・ホフマン(Ms オルトルート)
カール・リッダーブッシュ(Bs 国王ハインリヒ)
トーマス・ティプトン(Br 軍令)
ほか
ルドルフ・ケンペ(指)
バイロイト祝祭劇場管弦楽団,合唱団
録音:1967年7月30日
ORFEO夏の恒例バイロイト音楽祭エディション、今年は1967年の「ローエング
リーン」が登場です。この年は、1960年代前半に「指環」を担当した名匠ル
ドルフ・ケンペが復帰、ヴォルフガング・ワーグナー新演出の「ローエング
リーン」を担当しました。当時57歳のケンペの奏でる音楽は実に美しく、こ
とに「ローエングリーン」は得意とした作品だけに、精緻な美しさが映えて
います。1967年にケンペがバイロイト音楽祭で指揮をした「ローエングリー
ン」の録音は、7月21日の初日の録音が海賊盤で出回ったことがありますが、
7月30日の公演がステレオ放送されたというのはケンペ・マニアの間では有名
なことで、長らく発売が待たれていたものでした。その貴重な録音がようや
く日の目を見たわけです。今までまったく発売された形跡はなく、これが完
全な初出。
ここではタイトルロールが名ヘルデンテノール、ジェイムズ・キングという
のも嬉しいもの。実は本来のローエングリーン役はシャーンドル・コーンヤ
だったのですが、不調のため初日だけで降板、残りの公演をキング、ジェス
・トーマス、ヘルミン・エッサー、ジーン・コックスの4人が分担したという
珍しい事態になりました。前年からジークムント役でバイロイトに出演して
いたキングは当時42歳、歌手として絶頂期な上に、ケンペとの相性もよく、
まさに理想のローエングリーンになっています。この年は、キング、オルト
ルートのグレイス・ホフマン、軍令のトーマス・ティプトンが米国、エルザ
のヘザー・ハーパーが英国の北アイルランド、フリードリヒのドナルド・マ
ッキンタイアがニュージーランドと、英語圏の歌手が大活躍。中でもこれが
バイロイト音楽祭初出演だったマッキンタイアは、ここでの成功をきっかけ
に20年以上もバイロイト音楽祭で活躍することになります。
蔵出し音源で音も上々、なによりこの年代のライヴ録音でステレオというの
はありがたいものです。ライヴらなではのケンペの魅力をご堪能ください!

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11-08 No.11-2

2011年08月10日 18時32分16秒 | Weblog
<TROUBADISC>
1991年、ヴァイオリニストのレナーテ・エッゲブレヒトとチェリストのフリ
ーデマン・クプサがドイツのミュンヘンで創業したレーベル、トルーバディ
スク(トロウバディスク)の扱いを開始いたします。

TRO-CD 01440 ¥2080
ヴォルフラム・ローレンツェン ピアノ協奏曲集 Vol.2
ハイドン(1732-1809):ピアノと弦楽のための協奏曲ト長調 Hob.XVIII:4(*)
ウェーバー(1786-1826):ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.11(1810)(+)
ハラルト・ゲンツマー(1909-2007):ピアノ協奏曲第3番(1974)(#)
ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)
バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団(*/+)
エルネスト・ブール(指揮(*))
グジェゴシュ・ノヴァク(指揮(+))
バンベルク交響楽団(#)
アレクサンダー・シメオニデス(指揮(#))
録音:1976年6月12日、場所記載なし(*)/1988年4月12日、場所記載なし(+)
1982年4月13日、バンベルク(ドイツ)、クルトゥアラウム(#)
ヴォルフラム・ローレンツェンはドイツのフライブルクに生まれ、クラウス
・リンダー、ルートヴィヒ・ホフマン、パウル・バドゥラ=スコダに師事し
たピアニスト。1982年の第6回モンテビデオ国際ピアノ・コンクール(ウルグ
アイ)での優勝以来世界的に活躍。ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、ペ
ーター=ルーカス・グラーフ(フルート)の伴奏者も務めています。

TRO-CD 01439 ¥2080
シューベルト(1797-1828):連作歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911
ニコライ・ボルチェフ(バリトン)
フリードリヒ・ズッケル(ピアノ)
録音:2010年3月27日、ドレスデン城、王子のギャラリー、ライヴ
ニコライ・ボルチェフは1980年ベラルーシのピンスクに生まれ、モスクワ音
楽院でパーヴェル・リシツィアン他に、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽
アカデミーでハインツ・レー、ユリア・ヴァラディ、ヴォルフラム・リーガ
ーに師事したバリトン。2003年よりバイエルン国立オペラに所属、バロック
から現代音楽まで幅広く活躍する期待の歌手です。フリードリヒ・ズッケル
は1979年ベルリンに生まれ、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽アカデミー
でロルフ・ロイター、アレクサンダー・ヴィトリン、セミヨン・スキーギン、
そしてボルチェフと同じくヴォルフラム・リーガーに師事したピアニスト・
指揮者。

TRO-CD 01438 ¥2080
レーガー(1873-1916):ピアノ作品集
ソナティネ Op.89 No.1(1905-1908)/5つのユモレスク Op.20(1898)
ソナティネ Op.89 No.3(1905-1908)
J・S・バッハの主題による変奏曲とフーガ Op.81(1904)
ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)
録音:1992年、ザールブリュッケン(ドイツ)、ザールラント放送

TRO-CD 01437 ¥2080
ヴォルフラム・ローレンツェン ピアノ協奏曲集 Vol.1
メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノと管弦楽のための華麗な奇想曲 Op.22(1832)(*)
バルトーク(1881-1945):ピアノと管弦楽のための狂詩曲 Op.1(1904)(+)
レーガー(1873-1916):ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114(1910)(#)
ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)
シュトゥットガルト南ドイツ放送交響楽団(*/+)
エルネスト・ブール(指揮(*))
イジー・スタレク(指揮(+))
ザンクトガレン交響楽団(#)
ラインハルト・ペーターゼン(指揮(#))
録音:1976年6月21日(*)、1974年5月27日(+)、場所記載なし(*/+)
1997年1月11日、スイス・ドイツ語放送、ザンクトガレン、トンハレ、
ライヴ(#)

TRO-SACD 01436(SACD-Hybrid) ¥2380
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.5
プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ Op.115(1947)
リュビツァ・マリッチ(1909-2003):幻想ソナタ(1928/1929)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
ポーランド狂詩曲(第1番)(1949)/狂詩曲第2番(1952)(*)
エドゥアルド・トゥビン(1905-1982):
エストニアの舞曲の旋律による組曲(1979)
グラジナ・バツェヴィチ:ソナタ(1941)(*)
エドゥアルド・トゥビン:ソナタ(1962)
エディソン・デニソフ(1929-1996):ソナタ(1978)(*)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:2009年5月、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム
レナーテ・エッゲブレヒトはリューベック音楽アカデミー、ミュンヘン音楽
大学で学んだドイツのヴァイオリニスト。1989年にファニー・メンデルスゾ
ーン弦楽四重奏団を、1991年に当レーベルを創設。(*)は世界初録音と表記
されています。

TRO-CD 01435 ¥2080
ローベルト&クララ・シューマン:ピアノ作品集
ローベルト・シューマン(1810-1856):アベッグ変奏曲 Op.1(1830)(*)
クララ・シューマン(1819-1896):ソナタ ト短調(1841)
ローベルト・シューマン:8つのノヴェレッテ Op.21(1838)
ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)
録音:2006年6月14日、ハイデルベルク(ドイツ)、クララ・ヴィーク・アウ
ディトリウム(*)
1992年4月17-20日(+)、21-22日(#)、チューリヒ、スイス・ドイツ語放送(+)

TRO-SACD 01433(SACD-Hybrid) ¥2380
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.4
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):組曲第1番(1958)/組曲第2番(1958)
ストラヴィンスキー(1882-1971):悲歌(1914)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):4つの奇想曲(1968)
ハチャトゥリアン(1903-1978):ソナタ=モノローグ(1975)
シュニトケ(1934-1998):パガニーニに(1982)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:2007年11月26-28日、12月17日、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム

TRO-CD 01432 ¥2080
現代エストニアの教会音楽
アンドレス・ウイボ(1956-):アンティフォナ集(2005)
ヴェリヨ・トルミス(1930-):十字路で(1991)/私の村の塔の鐘(1978)
アルヴォ・ペルト(1935-):痛悔のカノン(1996)から
コンタキオン/オードVI/カノンの後の祈り
オースドクス・シンガーズ
ワレーリー・ペトロフ(指揮)
録音:2007年3月、Kelia Newand(エストニア)、使徒教会
オースドクス・シンガーズは合唱指揮者ワレーリー・ペトロフ(1960年サン
クトペテルブルク生まれ、エストニア音楽アカデミー卒業)が1989年にエス
トニアの首都タリンに創設した正教会音楽専門の室内合唱団。当録音では
11人編成。

TRO-SACD 01431(SACD-Hybrid) ¥2380
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.3
ヒンデミット(1895-1963):
練習曲(1916)(*)/ソナタ ト短調 Op.2 No.6(1918)
ソナタの断章と断片(1925)(*)
ソナタ Op.31 No.1(1924)/ソナタ Op.31 No.3
アナトール・ヴィエル(1926-1998):奇想曲(1997)(*)
ウラディーミル・マルティノフ(1946-):パルティータ(1976)(*)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:2006年11月、2007年2、3月、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム
ヴィエルはルーマニア、マルティノフはロシアの作曲家。(*)は世界初録音
と表記されています。

TRO-SACD 01430(SACD-Hybrid) ¥2380
シューマン(1810-1856):ピアノ作品集
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26(1839/1840)
幻想的小品集 Op.12(1837)
12の交響的練習曲ハ短調 Op.13(1834/1836)
ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)
録音:2006年3月、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム

TRO-SACD 01429(SACD-Hybrid) ¥2380
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.2
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):ソナタ(1927)
バルトーク(1881-1945):ソナタ(1944)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ソナタ(1958)
ミヨー(1892-1974):ソナティネ・パストラーレ Op.383(1960)(*)
ディミトリ・ニコラウ(1946-2008):
ギリシャの旋法によるソナタ Op.228(2002)(*)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:2005年7、9月、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム
ニコラウはギリシャに生まれのイタリアに帰化した作曲家。
(*)は世界初録音と表記されています。

TRO-CD 01428 ¥2080
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
ピアノを伴う室内楽作品集
ピアノ四重奏曲変イ長調(1822)(*)
チェロとピアノのための奇想曲変イ長調(1829)(+)
チェロとピアノのためのソナタまたは幻想曲ト短調(1829?)(+)
ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.11(1846/1847)(#)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
フリーデマン・クプサ(チェロ)
セリーヌ・デュティイー(ピアノ)
ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団
録音:1988年5月20日(*)、1989年6月19日(#)、バイエルン放送(ドイツ)、
スタジオ3(*/#)
2003年7月14日、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム(+)
(*)(+)は世界初録音と表記されています。

TRO-CD 01427 ¥2080
レーガー(1873-1916):無伴奏ヴァイオリンのための作品集
6つの前奏曲とフーガ Op.131a(1914)
前奏曲とフーガ イ短調 Op. posth.(1902)/前奏曲ホ短調 Op. posth.(1915)
シャコンヌ イ短調 Op.91(1905)/シャコンヌ ト短調 Op.42(1899)
シャコンヌ ト短調 Op.117(1910)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:2002年12月1-3日、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム

TRO-CD 01426 ¥2080
通りの音楽 第16番 ヴァイオリンとチェロのための二重奏作品集
コダーイ(1882-1967):二重奏曲 Op.7(1914)
エリザベス・マコンキー(1907-1994):主題と変奏(1951)(*)
アナトール・ヴィエル(1926-1998):ソナタ(1984-1985)(*)
ディミトリ・ニコラウ(1946-2008):通りの音楽 第16番 Op.210(2001)(+)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
フリーデマン・クプサ(チェロ)
録音:2002年5、6月、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム
(+)は演奏者への献呈作品。(*)(+)は世界初録音と表記されています。

TRO-CD 01425 ¥2080
レーガー(1873-1916):
無伴奏ヴァイオリンのための7つの前奏曲とフーガ、シャコンヌ Op.117
(1909/1912)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:2001年11月、ハイデルベルク(ドイツ)、
クララ・ヴィーク・アウディトリウム

TRO-CD 01424 ¥2080
無伴奏ヴァイオリンのための音楽(Vol.1) 
J・S・バッハの精神を継ぐ6つのソナタ
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 から
シャコンヌの終結部
レーガー(1873-1916):シャコンヌ ト短調 Op.117 No.4(1910)
ヨハンナ・ゼンフター(1879-1961):ソナタ(1925/1930)(*)
ニコス・スカルコッタス(1904-1949):ソナタ(1925)
オネゲル(1892-1955):ソナタ(1940)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:2000年12月、ルートヴィヒスブルク(ドイツ)、バウアー・スタジオ
(*)は世界初録音と表記されています。

TRO-CD 01423 ¥2080
わが愛しのデュオ ヴァイオリンとチェロのためのソナタ&ソナティネ集
ラヴェル(1875-1937):
ソナタ「クロード・ドビュッシーの記念に」(1920-1922)
ミヨー(1892-1974):ソナティネ Op.324(1953)
オネゲル(1892-1955):ソナティネ(1932)
ニコス・スカルコッタス(1904-1949):4つのデュエット(1947)
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
フリーデマン・クプサ(チェロ)
録音:2000年8月、ルートヴィヒスブルク(ドイツ)、バウアー・スタジオ

TRO-CD 01422 ¥2080
レーガー(1873-1916):無伴奏ヴァイオリンのための4つのソナタ Op.42
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
録音:録音:2000年1月、ルートヴィヒスブルク(ドイツ)、
バウアー・スタジオ

TRO-CD 01421 ¥2080
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
歌曲集 Vol.2(1837-1847)
Ach die Augen sind es wieder / Die Mainacht / Schwanenlied
Das Meer erglazte weit hinaus(*)/ Fichtenbaum und Palme
Du bist die Ruh / Sehnsucht / Dämmrung senkte sich von oben
Gondellied / Wanderers Nachtlied
Anklage(3つの歌)(*)〔Voglein in den sonn'gen Tagen /
Ach! Wie ist es doch gekommen / Konnt' ich zu den Waldern fluchten〕
Nacht ist wie ein stilles Meer / Nachtwanderer / Traurige Wege
Im Herbst / Erwins Lied / Abendbild(Friedlicher Abend)/ Vorwurf
Abendbild(Stille wird's im Walde)/ Bitte / Kommen und Scheiden(*)
Dein ist mein Herz / Die Stille(*)/ Traum / Bergeslust
アンネ・グリム(ソプラノ)
ロスヴィータ・ミュラー(メゾソプラノ)
コビー・ファン・レンスブルク(テノール)
マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
ケルヴィン・グラウト(ピアノ)
録音:1999-2001年、ルートヴィヒスブルク(ドイツ)、バウアー・スタジオ
(*)は世界初録音と表記されています。

TRO-CD 01420 ¥2080
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
歌曲集 Vol.1(1819-1837)
Lied zum Geburtstag des Vaters(*)/ Erster Verlust(*)
Sehnsucht nach Italien / Des Mullers Blumen / Der Neugierige
Die liebe Farbe / Sehnsucht(*)/ In die Ferne / An Suleika
Harfners Lied / Wie dunkel die Nacht(*)/ Allnachtlich im Traume(*)
Die fruhen Graber / Kein Blick der Hoffnung / Der Eichwald brauset
Nacht liegt auf fremden Wegen / Suleika / Uber allen Gipfeln ist Ruh
Gegnwart / Wenn der Fruhling kommt / Wenn ich mir in stiller Seele(*)
Wie Dich die warme Luft umscherzt(*)
Ich ging lustig durch den grunen Wald(*)/ Die Mainacht
Ich wandelte unter den Baumen / Warum sind denn die Rosen so blass?
Wanderlied
アンネ・グリム(ソプラノ)
ロスヴィータ・ミュラー(メゾソプラノ)
コビー・ファン・レンスブルク(テノール)
マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
ケルヴィン・グラウト(ピアノ)
録音:1999-2001年、ルートヴィヒスブルク(ドイツ)、バウアー・スタジオ
(*)は世界初録音と表記されています。




<BLUTHNER>
1853年ドイツのライプツィヒで創業したヨーロッパを代表するピアノ・メー
カーの一つ、ブリュートナー社が自主制作するCDの扱いを開始いたします。

BLT-CD 19991 ¥1550
アレクサンダー・パレイ ブレイズ・ブリュートナー
リスト(1811-1886):即興的ワルツ
メンデルスゾーン(1809-1847)/ラフマニノフ(1873-1943)編曲:
「真夏の夜の夢」より スケルツォ
リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/ラフマニノフ編曲:クマバチの飛行
チャイコフスキー(1840-1893)/ラフマニノフ編曲:子守歌
J・S・バッハ(1685-1750)/ラフマニノフ編曲:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006 より
前奏曲,ガヴォット,ジグ
カール・チェルニー(1791-1857):トッカータ ハ長調
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調/ローレライ
モーツァルト(1756-1791)/ショパン(1810-1849)
/アレクサンダー・パレイ編曲:
変奏曲ロ長調「La sie darem」
アレクサンダー・パレイ(ピアノ)
録音:1998年9月25日、ライプツィヒ、ブリュートナー社
使用楽器:記載なし
アレクサンダー・パレイは1956年現モルドヴァ(当時は旧ソヴィエト・モルダ
ヴィア)の首都キシナウに生まれ、16歳でモルダヴィア国内コンクール優勝、
モスクワ音楽院でベラ・ダヴィドヴィチとヴェーラ・ゴルノスターエワに師
事したピアニスト。1988年に合衆国に移住、1998年にはカーネギー・ホール
でのデビュー・コンサートを高く評価されました。Naxos、Marco Poloレー
ベル等に多くの録音があります。外装・本体の規格番号表示は「CD 19991 A」
となっております。

BLT-CD 2003 ¥1550
マリア・イワノワ オン・ブリュートナー
リスト(1811-1886):ダンテ=ソナタ(ダンテの読後に)
ベートーヴェン(1770-1828):ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
マリア・イヴァノワ(ピアノ)
録音:ライプツィヒ、ブリュートナー社 時期記載なし
使用楽器:Blüthner Konzertflügel Modell 1(280cm)
マリア・イワノワは1971年モスクワに生まれ、セルゲイ・ドレンスキー
(モスクワ音楽院)、ハンス・レイグラーフ(ザルツブルク・モーツァルテウ
ム)、エヴェリンデ・トレンクナー(リューベック音楽大学)に師事したピア
ニスト。外装・本体の規格番号表示は「CD 2003 MI 101」となっております。

BLT-FK 10010 ¥1550
フロリアン・クルンペック オン・ブリュートナー
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
フロリアン・クルンペック(ピアノ)
録音:2005年、ウィーン、スタジオ・トーナル
使用楽器:Blüthner Konzertflügel Modell 1(280cm)
フロリアン・クルンペックは1978年ウィーンに生まれのピアニスト。14歳で
ルドルフ・ブーフビンダーのマスタークラス受講を許され、さらにゲルハル
ト・オピッツ、エリーザベト・レオンスカヤにも師事。17歳の時、チューリ
ヒのトンハレでウラディーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団
と共演しコンサート・デビュー。その後は世界的に活躍しています。またダ
ニエル・バレンボイムの助言により指揮活動も開始するとたちまち才能を発
揮、2011/2012年シーズンよりロストック北ドイツ・フィルハーモニー管弦
楽団およびロストック国民劇場の音楽監督に就任しました。

BLT-AP 10011 2枚組 ¥2250
アレクサンダー・パレイ オン・ブリュートナー
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ変ロ短調 Op.31
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
アレクサンダー・パレイ(ピアノ)
録音:2005年、ライプツィヒ、ブリュートナー社
使用楽器:Bluthner Konzertflugel Modell 1(280cm)

BLT-TS 10013 ¥1550
ティムール・セルゲーニア オン・ブリュトナー
J・S・バッハ(1685-1750):幻想曲とフーガ イ短調 BWV944
シューベルト(1797-1828)/リスト(1811-1886)編曲:
住みか/魔王/さすらい人/水の上で歌う
スクリャービン(1872-1915):夜想曲嬰へ短調 Op.5 No.1
チャイコフスキー(1840-1893):18の小品 Op.72 から 瞑想(No.5)
ラフマニノフ(1873-1943):6つの楽興の時 Op.16
ティムール・セルゲーニア(ピアノ)
録音:2005年、ライプツィヒ、ブリュートナー社
使用楽器:Blüthner Konzertflügel Modell 1(280cm)
ティムール・セルゲーニアは1969年ベラルーシの首都ミンスクに生まれたピ
アニスト。3歳でミンスク国立音楽院の英才児童学校に入学、4歳で自作を弾
いてコンサート・デビュー、7歳で協奏曲デビューという神童ぶりを発揮。ミ
ンスク音楽院に進んだ後、モスクワ音楽院でナウム・シュタルクマンに師事。
コンスタンチン・イグムーノフのマスタークラスに参加した最後の一人とな
りました。1999年にドイツに移住、2005年よりベルギーのゲント音楽院客員
教授を務め、2008年にはベルギーでオーケストラ「Timur and His Team」を
創設して指揮者兼ソリストに就任しています。

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