クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-11 No.16-2

2010年11月16日 20時06分21秒 | Weblog
<ARTA>
F 10185 \2080
ヤン・ヴァーツラフ・フゴ・ヴォジーシェク(1791-1825):
交響曲ニ長調 Op.24(1823)
アントニーン・レイハ[アントン・ライヒャ](1770-1836):
序曲ニ長調ニ長調「八分の五拍子」(1799以前/1823改訂)
交響曲変ホ長調 Op.41(1799/1802出版)
ムジカ・フロレア
マレク・シュトリンツル(指揮)
録音:2006年11月、プラハ、CNSOスタジオ
ピリオド楽器による「ドヴォルジャークの交響曲第7&8番」(F 10180)をヒット
させたシュトリンツル&ムジカ・フロレア。今回は時代を遡り、ボヘミア出身
の二人の作曲家を取り上げています。ヴォジーシェクはウィーンで、レイハは
フランスやドイツで活躍しました。

F 10186 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):
フルートとチェンバロのオブリガートのためのソナタ ロ短調 BWV1030(*)
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
フルートとオルガンのためのソナタ ホ短調 BWV1034(+)
フルートとオルガン(原曲:リュート)のための組曲ハ短調 BWV997(+)
大嶋義実(フルート)
ヤロスラフ・トゥーマ(チェンバロ(*)、オルガン(+))
録音:2010年4月、スヴァター・ホラ(チェコ)、聖母マリア被昇天バジリカ聖堂
大嶋義実(1958年大阪に生まれ)は京都市立芸術大学を卒業(1981)後、ウィーン
音楽大学でヴォルフガング・シュルツに師事(1981-1984)、プラハ放送交響楽団
の首席奏者(1987-1990)、群馬交響楽団第1フルート奏者を経て現在京都市立芸
術大学教授を務めるフルーティスト。ヤロスラフ・トゥーマと長らくデュオを
組んでいます。

F 10187 \2080
アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史(*)/忘却(*)
クリストフ・ヴィルバルト・グルック(1714-1787):
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から 精霊の踊り(+)
ポール・アグリコール・ジュナン(1832-1903):ヴェニスの謝肉祭(+)
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
無伴奏フルート・ソナタ嬰ヘ短調 Op.140
シャルル・グノー(1818-1893):アヴェ・マリア(*)
大嶋義実(フルート)
ヤロスラフ・トゥーマ(チェンバロ(*)、オルガン(+))
録音:2010年4月、スヴァター・ホラ(チェコ)、聖母マリア被昇天バジリカ聖堂
ピアノ伴奏でないところがユニークです。





<NIBIRU>
NIBIRU 0152-2 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
ボルバーラ・ドボジ(チェンバロ)
録音:2009年11月5-8日、ネビーロヴィ城(チェコ)
使用楽器:2005年、ヤン・ベチーチカ&スタニスラフ・ヒュットル&ペトル・
シェフル工房製
(モデル:1710年、ミヒャエル・ミートケ製、ジャーマン・タイプ、二段鍵盤)
ピッチ:a = 415 Hz Kirmberger III
ボルバーラ・ドボジはハンガリーのブダペストに生まれ、ズザナ・ルージチコ
ヴァー、ヨハン・ゾンライトナーらに師事したチェンバロ奏者。




<DISQUES CINEMUSIQUE>
映画音楽CD情報 2010-178
DCM 101 \1550
セルジュ・フランクリン(1942-):
「Une Petite Fille Particuliegre ou Le Billet de Loterie」
[特別な少女、または、宝くじ(直訳)]
(ジャン=ピエール・プレヴォスト監督;1994)
「Le Prince des Improsteurs」[偽造者の王子(直訳)]
(ジャン=ピエール・プレヴォスト監督;1998)
プラハ・フィシオ管弦楽団
マリオ・クレメンス(指揮)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 102 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
「ア・マン・イン・ラブ」(ディアーヌ・キュリス監督;1987)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 103 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
「夜明けの約束」(ジュールズ・ダッシン監督;1970)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 104 \1550
カロラン・プティ:
「家なき子」(ジャン=ダニエル・ヴェラーゲ監督、TV映画;2000)
「Madame de...」(ジャン=ダニエル・ヴェラーゲ監督、TV映画;2001)
ブダペスト交響楽団
ベーラ・ドラホス(指揮)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 109 \2080
ルイス・フューレイ(1949-)/リシャール・グレゴワール(1944-)編曲:
「マリア・シャプドレーヌ」(ジル・カルル監督;1985)
リシャール・グレゴワール(指揮)
映画およびTVシリーズのオリジナル・サウンドトラック。

DCM 110 \1550
ジョルジュ・ドルリューが指揮するモーリス・ジョベールの映画音楽集
「日は昇る」(マルセル・カルネ監督;1934)
「アタラント号」(ジャン・ヴィゴ監督;1934)
「赤頭巾ちゃん」(アルベルト・カヴァルカンティ監督;1929)
「舞踏会の手帖」(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督;1937)
「霧の波止場」(マルセル・カルネ監督;1938)以上5作品から
マドリード交響楽団
ジョルジュ・ドルリュー(指揮)
録音:1986年、ライヴ

DCM 111 \1550
ピエール・F・ブロー(1939-):
「La Vraie nature de Bernadette」[ベルネデットの正体(直訳)]
(ジル・カルル監督;1972)
「Red」(ジル・カルル監督;1973)
「Quebec a l'Heure de l'Expo」[万国博覧会時のケベック(直訳)]
(ジル・カルル監督;1968)
「Place aux Insolences!」 [無礼者たちの場所!(?直訳)]
(ジル・カルル監督;1966)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 112 \1550
ルイス・フューレイ(1949-)/レナード・コーエン作詞/
リシャール・グレゴワール(1944-)編曲:
ミュージカル「ナイト・マジック」(ルイス・フューレイ監督;1985)
ルイス・フューレイ、キャロル・ロール、エリン・ディケンズ、
エステル・スト=クロワ、カレン・ヤング、ナネット・ワークマン(歌)
リシャール・グレゴワール(指揮)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 113 \1550
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
「愛と死の果てるまで」(ジョン・ヒューストン監督;1969)
ロベール・ラフォン(各種楽器、サンプリング、制作)
オリジナル・スコアに基づき新たに制作されたアルバム。

DCM 114 \1550
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
未出版映画音楽集 Vol.1
「群衆の中の殺し屋」(ラルフ・トーマス監督;1968)
「Without Warning: The James Brady Story」
[警告なし: ジェイムズ・ブレイディ物語(直訳)]
(マイケル・トシユキ・ウノ監督、TV;1991)
「Sin of Innocence」[無知の罪(直訳)]
(アーサー・アラン・シーデルマン監督、TV;1986)
「フィリピン陥落 -バターン半島1942」
[Women of Valor;勇敢な女たち(直訳)]
(バズ・キューリック監督、TV;1986)
「パリス by ナイト」(デイヴィッド・ヘア監督;1988)
「コードネーム・ダンサー」(バズ・キューリック監督、TV;1987)
ピアノ協奏曲
「パートナーズ」(ジェイムズ・バロウズ監督;1982)
「Mister Johnson」
[ミスター・ジョンソン」(ブルース・ベアスフォード監督;1990)
「サイレンス・ハート」(リチャード・マイケルズ監督、TV;1984)
「ギデオン テロリスト暗殺指令」(マイケル・アンダーソン監督、TV;1986)
ロベール・ラフォン(各種楽器、サンプリング、制作)
ドルリューの未出版オリジナル・スコアに基づき新たに制作されたアルバム。

DCM 115 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
「かもめの城」(ジョン・ギラーミン監督;1965)
「しのび逢い」(ケヴィン・ビリングトン監督;1968)
ロベール・ラフォン(各種楽器、サンプリング、制作)

DCM 117 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
「女が愛情に渇くとき」(ジャック・クレイトン監督;1964)
「Our Mothers's House」(ジャック・クレイトン監督;1967)
「何かが道をやって来る」(ジャック・クレイトン監督;1983)
「The Lonely Passion of Judith Hearne」
[ジュディス・ハーンの孤独な情熱(直訳)](ジャック・クレイトン監督;1987)
「Memento Mori」(ジャック・クレイトン監督、TV;1992)
ロベール・ラフォン(キーボード、ギター、サンプリング、制作)

●旧譜ご案内
DCM-CL 201 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
クラリネットとピアノのための4つの小品(*)
オーボエとピアノのための前奏曲と舞曲(+)
弦楽四重奏曲第1番(#)/弦楽四重奏曲第2番(#)
サイモン・アルドリッチ(クラリネット(*))
リズ・ボーシャン(オーボエ(+))
サラ・レイモン(ピアノ(*/+))
クローデル=カニメ弦楽四重奏団(#)
エレーヌ・マルシル、マリー=ジョゼ・アルパン(ヴァイオリン)
アニー・パラン(ヴィオラ) ジャンヌ・ド・シャンタル・マルシル(チェロ)
録音:2006年5月、モントリオール、ラジオ=カナダ放送局スタジオ12

DCM-CL 203 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
ピアノのための最も美しい映画音楽テーマ集
「ピストン野郎」(1964)より イザベルのテーマ
「悪党」(1968)より ジャンヌのテーマ
「君に愛の月影を」(1969)より メイン・テーマ
「まぼろしの市街戦」(1966)より 生きる喜びのテーマ
「親愛なるルイーズ」(1972)より メイン・テーマ
「ベルモンドの怪盗二十面相」(1975)より 可憐なマリー=シャルロット
「L'Africain」[アフリカ人(直訳)](1982)より メイン・タイトル
「恋のエチュード」(1971)より 組曲
「ネバー・アゲイン・オールウェイズ」(1976)より メイン・テーマ
「甘い告白」(1971)より 組曲
「Milady」(1975)より メリーゴーランド,さよならミラディ
「Une autre vie」[もうひとつの人生(直訳)」(1971)より メイン・テーマ
「La Petite Vertu」[小さな徳(直訳)](1968)より メイン・タイトル,
田舎への逃避
ヨーコ・サワイ(ピアノ)
パトリック・ヒアリー(フルート)
ギヨーム・ソーシエ(チェロ)
録音:時期不詳、モントリオール、スタジオ St-Urbain

DCM-CL 204 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
フルートとオーボエのための最も美しい映画音楽テーマ集
「L'Autre Femme」[他の女(直訳)](1964)より サラバンド
「明日に太陽を」(1963)より クレジット・タイトル
「大盗賊」(1962)より 組曲
「突然炎のごとく」(1961)より 第1のテーマ,組曲
「柔らかい肌」(1964)より ピエールとニコール
ピュイ・デュ・フーの「音と光のスペクタクル」(1982)より 夜,ルネサンス
「Thibaud ou les croisades」
[ティボー、または、十字軍(直訳)](1968)より
ティボーのテーマ,シビルのテーマ,歓喜
「Guy de Maupassant」[ギー・ド・モーパッサン](1982)より
ファニーのテーマ
「イルカの日」(1974)より ノクターン
「アグネス」(1985)より 第1のテーマ
「カーリー・スー」(1991)より クレジット・タイトル
パトリック・ヒアリー(フルート、ピッコロ)
ヘレン・デリー(オーボエ、イングリッシュホルン)
アンサンブル・アン=ル=ヴァン&コンパニー
録音:時期不詳、ヴェルダン(カナダ、ケベック州)、スタジオ451

DCM-CL 205 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):ピアノを伴う作品集
ヴァイオリンとピアノのためのアンティフォナ1
告別のコンチェルト(ヴァイオリンとピアノのための)
チェロとピアノのためのアリアとフィナーレ
打楽器とピアノのための(5つの)楽章
ヴァイオリン・ソナタ
オリヴィエ・トゥーアン(ヴァイオリン)
ギヨーム・ソーシエ(チェロ)
ファブリス・マランドーラ(打楽器)
ミンナ・レ・シン(ピアノ)
録音:時期不詳、モントリオール、スタジオ・ピッコロ

DCM-CL 206 \2080
モーリス・ジョベール(1900-1940):
フランス組曲(管弦楽のための;1932)
間奏曲(弦楽のための;1936)(*)
組曲「赤ずきんちゃん」(12の楽器のための;1931)(*)
映画「舞踏会の手帖」(1937)から ワルツ(*)
映画「巴里祭」(1933)の音楽による舞踏組曲(ピアノのための)(+)
ピアノのためのインヴェンション第2番(#)/同第4番(#)/同第5番(#)
ニース室内管弦楽団(*)、ジャック=フランシス・マンゾン(指揮(*))
ヨーコ・サワイ(ピアノ(+/#))
録音:時期不詳、モントリオール、スタジオ451(+)、スタジオ・プラネート(#)
初出:BNL Productions(*)
組曲「赤ずきんちゃん」は同名の映画音楽のスコアより編曲。「フランス組曲」
と「間奏曲」はフランソワ・トリュフォー監督によりそれぞれ映画「アデルの
恋の物語」(1975)、「恋愛日記」(1977)の音楽として使用されました。

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10-11 No.15-1

2010年11月16日 20時06分06秒 | Weblog
<MA RECORDINGS>
M 084AHR(DVD-ROM) \4450
176.4kHz WAVファイル
「NAMA ―生―」
1.チキータ
2.アイラ・セラ
3.トト
4.ラ・ノーチェ・ムアムラ
5.ア
6.ギンカナ
7.タル
8.ミロンガ・デル・ビチョ・フェオ
9.ウニャ
10.ピンチェ・ティアーノ
11.ジェネララ I(自由即興)カルマ
12.ムンドス・ケ・セ・トカン
13.エル・アモーレ
14.ジェネララ II (自由即興)ノ・ハイ・デスプュエス
プエンテ・セレステ
マルセロ・モギレフスキ(クラリネット、リコーダー、歌) 
エドガルド・カルドーソ(ギター、歌、ソングライター)
ルシアーノ・ディゼンショズ(ベーシスト) 
ルーカス・ニコティアン(アコーディオン、ピアノ)
サンティアゴ・ヴァスケス(打楽器、ンビラ、歌)
5.6MHz 1ビット・WSD録音
2010年4月、アルゼンチン「ゲーテ・インスティテュート・ブエノスアイレス」
録音機材:KORG社MR-2000 1ビットMaster Recorder/MA独自のDCライン出力マ
イク2本
ケーブル:クリスタル・ケーブル「ウルトラ」3メートルペアー
エンジニア:タッド・ガーフィンクル
編集・マスタリング:タッド・ガーフィンクル
制作:タッド・ガーフィンクル&サンティアゴ・ヴァスケス
MA RECORDINGSよりハイレゾ音源第4弾。アルゼンチンで大人気、日本でもファ
ンの多いプエンテ・セレステの新譜です。今まで発表した楽曲の新録音を中心
に彼らの魅力が詰まった新たな一枚が誕生しました。本アルバムのタイトル
「NAMA」は文字通り“生”で、“加工していない”つまり“ライブ(録音)”を
さします。大方のリスナーがなれているスタジオ録音の音質ではなく、とても
ヴィヴィトで洗練された音になりました。
この秋オーディオ雑誌各社が次々と発売したPCオーディオ関連雑誌。新しい音
楽の聴き方、ハイレゾリューションサウンドの魅力が注目されつつあります。
高品位音源をパッケージ化しているレーベルはまだまだ少ないものの、米リ
ファレンスレコーディングスのHRx、日本のワオン・レコーズ、そして天才エ
ンジニア、タッド・ガーフィンクルのレーベルMA RECORDINGSが続々とリリー
スしています。単にデータ容量が大きいということではなく、演奏と録音が
優れているレーベルだからこそ体験できる感動がここにあります。
【プエンテ・セレステ】
アルゼンチンのプエンテ・セレステ(「天の橋」という意味をもつ)は、マルチ
楽器演奏者でソングライターである5人、マルセロ・モギレフスキ、サンティ
アゴ・ヴァスケス、エドガルド・カルドーソ、ルシアーノ・ディゼンショズ、
ルーカス・ニコティアンで構成されています。音楽構造と絶えず変化する即興
が、詩的で情熱的で繊細に織り成し、メロディックな独自の曲を美しく演奏し
ています。プエンテ・セレステならではの、卓越した歌唱と音楽の構成が一番
の魅力と言えましょう。




<AMBRONAY>
AMY 022 \2500
パーセル:「ディドーとエネアス」
ソレン・ラヴァナン・リンク(Ms ディドー)
アルハンドロ・メーラプフェル(Br エネアス)
ソ・イェリ(S ベリンダ)
ファビアン・ショフリン(CT 魔女)
ほか
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
ラ・カペラ・メディテラネア,ラ・ヌーヴェル・メネストランディエ
録音:2009年,ジュネーヴ
パーセルの傑作「ディドーとエネアス」には、既に多数の名盤がありますが、
ここに新たな名盤が登場しました。なんといってもアラルコン率いるラ・カペ
ラ・メディテラネアがいい!レオナルド・ガルシア・アラルコンは、1976年、
アルゼンチンのラ・プラタ生まれ。チェンバロを学び、1997年にスイス、ジュ
ネーヴでクリスティーヌ・ジャコテに師事。1999年にはジュネーヴでラ・カペ
ラ・メディテラネアを結成。以来鍵盤楽器奏者、指揮者として活躍しています。
そのアラルコンの「ディドーとエネアス」、強い表現意欲を持ったもので、序
曲から悲劇的な緊張感に満ちてます。一方で柔らかい気品や舞曲での沸き立つ
リズムも見事。
主役ディドーを歌うソレン・ラヴァナン・リンクは、1980年生まれの若いメッ
ゾ。現在スイスを中心に活動、バロック、古典派を歌えば、ワーグナー「パル
ジファル」の花の乙女やヴェルディ「アイーダ」の巫女も歌うという活躍ぶり。
アルハンドロ・メーラプフェルはアルゼンチン出身のバリトン。非常に広範な
レパートリーを誇っており、中でもバロック音楽で高い評価を受けています。
ソ・イェリ 徐 藝俐(Yeree Suh)は、韓国出身のソプラノ。ソウルで学んだ後、
ドイツに留学。2003年、インスブルック古楽祭でヤーコプスが指揮したモンテ
ヴェルディ《オルフェオ》に出演、以来ドイツ語圏を中心にバロック、古典派
の声楽作品で活躍しています。

AMY 025 \2500
イザベッラ・レオナルダ:
アヴェ・スアヴィス・ディレクティオ,3声のソナタ第7番
フランチェスカ・カッチーニ:
これは誰だ,マリア、愛しいマリア、私はやつれ、一人にさせて
カテリーナ・アッサンドラ:
二人のセラフィム,4声のカンツォン,
オ・クワム・スアヴィス(ああなんと優しいことか),
オ・サルタリス・オスティア(ああ救いの犠牲よ)
バルバラ・ストロッツィ:アポッロがテーティの胸に抱かれてから
ほか
マリア・クリスティーナ・キール(S)
ジャン=マルク・エメ(指)
コンチェルト・ソアーヴェ
2010年5月23-26日,アンブロネ
2010年3月に久々の来日を果たしたアルゼンチンのソプラノ、マリア・クリス
ティーナ・キールの新録音です。イザベッラ・レオナルダ(1620-1704)、フラ
ンチェスカ・カッチーニ(1587-1641以降)、カテリーナ・アッサンドラ(1590頃
-1618以降)、バルバラ・ストロッツィ(1619-1677)と17世紀の女性作曲家の声
楽、器楽作品を収録。キールは、若い頃からの透明な美声はそのままに、ベテ
ランの旨みを著しく増し、静かな歌い口に感情がジワリと滲んで、たいへん聞
き応えがあります。

AMY 301 \2500
コラン・ド・ブラモン:
カンタータ「シルセ(キルケー)」(8曲)
ギリシャとローマの祭典(6曲)
クープラン:
比類ないリュリ氏の不滅の思い出のために作曲されたアポテオズ(輝かしい
成果)という題名による器楽コンセール(12曲)
パルナソス山の平和
マルゴ・ブロンシャール&シルヴァン・サルトル(指)
レゾンブル
フランソワ・クープラン(1668-1733)と、フランソワ・コラン・ド・ブラモン
(1690-1760)の作品を収録。コラン・ド・ブラモンは、1719年に王室の音楽監
督に就任したほどの人物ながら、その作品は録音が極端に少なく、今回の2曲
はたいへん貴重です。レゾンブル Les Ombresは、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者
のマルゴ・ブロンシャールと、フラウト・トラヴェルソ奏者のシルヴァン・
サルトルによって2006年に結成された若いバロックアンサンブル。この録音
では随所に朗読を挟んでいるのも特徴です。




<CALLIOPE>
CAL 9416 \2180
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」
オリヴィエ・シャウズ(P)
録音:2010年2月8-11日、パサヴァン
オリヴィエ・シャウズは1963年、ボルドーに近いリブルヌに生まれたピアニス
ト。柔軟なタッチ、明るい音色と、よく考えられた作品解釈と知的な演奏設計
が見事に融合した演奏を繰り広げ、ここでもしばしば晦渋に演奏されるベート
ーヴェン後期のピアノ・ソナタを、とても分かりやすい音楽に仕立てています。
力技の「ハンマークラヴィーア」が苦手な人にお勧めです。

CAL 9441 \2180
ジョスカン・デ・プレ:
各音程からの声によるミサ「武装した人」
第6旋法のミサ「武装した人」
モーリス・ブルボン(指)
メタモルフォーゼ
録音:209年8月28日-9月1日
15世紀後半から16世紀始めにかけて活躍したジョスカン・デ・プレのミサ曲を
二つ収録。「武装した人」とは、当時流行っていた歌の題名で、その旋律を取
り入れた作品なので公呼ばれています。モーリス・ブルボンは音楽研究家かつ
作曲家で、ルネサンス声楽音楽を専門とする男声アンサンブル、メタモルフォ
ーゼを指揮して、オケゲム、ジョスカン・デ・プレや、埋もれた作曲家の作品
を今の世に蘇らせています。

CAL 9411 \2180
ライヒャ:クラリネット八重奏曲&クラリネット五重奏曲
ジャン=ルイ・サジョ(Cl)、フランス八重奏団
録音:2009年2月
ベートーヴェンと同年に生まれたライヒャの室内楽作品集。クラリネットの流
麗な旋律が美しく、また、アンサンブルの絡み合いもロマンの香りただよう出
来栄えです。

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10-11 No.15

2010年11月16日 20時05分41秒 | Weblog
<PRAGA>
PRDDSD 250269(SACD-Hybrid) \2780
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44-1
アンダンテ Op.81-1
スケルツォ Op.81-2
弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3
ツェムリンスキー四重奏団
録音:2010年5月31日、6月1、16、17日、プラハ
弦楽四重奏曲第1番+弦楽五重奏曲第1番(PRDDSD 250252)、弦楽四重奏曲第4番、
第6番(PRDDSD 250267)に続く、ツェムリンスキー四重奏団のメンデルスゾーン
弦楽四重奏曲集の第3弾。第3番と第5番はベートーヴェンの弦楽四重奏曲の影
響が濃い作品。1994年に結成されたツェムリンスキー四重奏団は、緻密なアン
サンブルで構成感をしっかり生かしつつ、スピード感ある清流の迸りのような
爽やかな演奏で音楽の魅力を引き出しています。

PRDDSD 250272(SACD-Hybrid) \2780
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.54「第1トスト四重奏曲集」
弦楽四重奏曲 ト長調 Op.54-1 Hob.III-58
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.54-2 Hob.III-57
弦楽四重奏曲 ホ長調 Op.54-3 Hob.III-59
パルカニ四重奏団
録音:2010年5月17-19日、プラハ
「ロシア四重奏曲集」からの3曲(PRDDSD 250238)に続く、パルカニ四重奏団に
よるハイドンは「第1トスト四重奏曲集」全3曲。トストとは、エステルハージ
家の宮廷楽団のヴァイオリニストの名前。1788年頃の作品で、交響曲だと第90
番あたりの時代。ハイドンの充実ぶりが感じられる名曲です。前進であるオル
ランド弦楽四重奏団から数えると2011年で結成35年を迎えるパルカニ四重奏団
(しかもチェロ以外の三人は結成時のまま!)が、ベテランの技と味を遺憾なく
発揮した演奏です。

PRDDSD 250271(SACD-Hybrid) \2780
ブロッホ:チェロ作品集
ユダヤ人の生活から
ニーグン
ヘブライの瞑想曲
荒野の叫び
幻影と予言
無伴奏チェロ組曲第3番
ミハル・カニュカ(Vc)
ミゲル・ボルヘス・コエーロ(P)
録音:2010年2月11日、3月27、28日、プラハ
「シェロモ」で有名なエルネスト・ブロッホ(1880-1959)のチェロ作品を収録。
「荒野の叫び」は交響詩として知られていますが、これはチェロとピアノのた
めのオリジナルの形態。「幻影と予言」はそのうちの5楽章をピアノ独奏用に
縮小したもの。「ニーグン」はヨーゼフ・シュースターによるピアノ伴奏版。
いずれもどこか寂しげな郷愁を感じさせる音楽を、チェコの名チェリスト、
ミハル・カニュカが豊かに歌い上げています。

PRDDSD 250273(SACD-Hybrid) \2780
(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 op.87
(2)ブラームス:ピアノ三重奏曲 イ長調
プラハ・グヮルネリ・トリオ
録音:(1)2010年8月 (2)2009年6月
プラハ・グヮルネリ・トリオ最新盤。第2番の濃密な歌の絡み合いはさすが長
年のトリオだけあって、各人の音楽の振幅が見事にマッチ、増幅したうねりと
なって見事な迫力で迫ってきます。




<ARTACT>
AR 002 \2180
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」ヘ長調 op.24
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 op.30-3
ネマニャ・ラドゥロヴィッチ(ヴァイオリン)
スーザン・マノフ(ピアノ)
録音:2008年7月(ライヴ)
パワフルな表現と、決して乱れることのないテクニック、そして甘い音色で
ファンを虜にしているラドゥロヴィッチ待望の最新盤はベートーヴェン。耳
に吸いついてくるような少しコケティッシュで美しい音色、躍動感と瑞々し
さに満ちた歌がなんとも魅力的です。ピアニストを務めるのはスーザン・マ
ノフ。室内楽の分野で活躍めざましく世界中のアーティストから篤い信頼を
寄せられているマノフのサポートが光ります。ライヴ録音ならではの熱に満
ち、それでいて驚異的なまでに完璧な仕上がりに、ラドゥロヴィッチの底知
れぬ才能と実力を感じます。




<STUDIO FROHLA>
BB 2110 \2500
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
ティエリー・フィッシャー(指揮)
北村朋幹(ピアノ/ラヴェル)
名古屋フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:日比浩一
録音:2010年5月17日(ライヴ/東京・サントリーホール)
1991年生まれ、愛知県出身の俊英・北村のピアノは圧巻。ラヴェルの協奏曲の
きらびやかな音色、軽やかなテクニック、そして巧みな語り口によるアダー
ジョ・アッサイの楽章の歌は一音も聴き逃せない吸引力です。スイス人フィッ
シャーの巧みな指揮から紡ぎだされるオーケストラの軽やかで美しい余韻に満
ちた響きが北村のピアノと見事にマッチします。つづくショスタコーヴィチの
交響曲は、荘重な出だしから、均整のとれた響きに驚かされます。第4楽章の
行進曲まで一気呵成に聴かせる、抜群のバランス感覚に満ちたショスタコー
ヴィチです。




<Arte Verum>
ARV 009 \2280
“主に喜び歌おう”
1. 伝承曲:マリアは赤ちゃんを産んだ
2.主は羊飼いのようにその群れを養い(ヘンデル:「メサイア」より)
3. 彼のもとに来なさい(ヘンデル:「メサイア」より)
4. 大いに喜べ、おおシオンの娘よ(ヘンデル:「メサイア」より)
5. これは何という子だ!
6. クリスマスの夜に
7. コヴェントリー・キャロル
8. ディン・ドン
9. グノー:アヴェ・マリア
10. レーガー:マリアの子守歌
11. ウェイド:美しい星
12. 美しい星
13. 立ちなさい、羊飼いたちよ、そしてついて来なさい
14. 主に喜び歌おう
15. おおエルサレム
16. アント・ザット・ア・ロッキン
17. 山の上から告げなさい
18. フランク:天使の糧
19. アダン:キリスト教徒のメヌエット
20. シューベルト:アヴェ・マリア
21. 初めてのクリスマス
22. グルーバー:きよしこの夜
23. 諸人こぞりて(ヘンデル)
バーバラ・ヘンドリックス(S)
ウルリカ・テンスタム(Ms)
ハラルド・ペターソン(ハーディガーディ)
アグネッタ・ヘルストレム(バグパイプ)
マツ・ベルイストレム(G)
ジョージ・リードル(Db)
ドロットニングホルム・バロックアンサンブル
ほか
録音:2010年9月1-4日,ストックホルム
名ソプラノ、バーバラ・ヘンドリクスがクリスマス歌曲を録音。おなじみの名
曲がズラリと並んでいますが、そこはヘンドリクス、月並みな季節ものには
なっていません。伴奏にはオルガン、ギターなどに加え、ハープ、ハーディガ
ーディ、ダブルベースなどを適宜選択し、それぞれの曲の個性を際立たせてい
ます。もちろんヘンドリクスの温かみのある歌はこれらの曲にピッタリ。今年
のクリスマスはこれが一押しです!




<K617>
K617 223 \2250
バッハ:6つのトリオ・ソナタ
トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV525
トリオ・ソナタ第2番 ハ短調 BWV526
トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527
トリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV528
トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529
トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530
ベンジャミン・リゲッティ(Org)
録音:2009年
バッハのオルガン曲の中でもこの6つのトリオ・ソナタは、派手さはないもの
の、いずれも味わい深い曲ばかりです。このCDには、1982年生まれの若いスイ
スのオルガニスト、ベンジャミン・リゲッティが、ローザンヌのサン・ポール
寺院、サン=レジエのラ・シエサ、そしてヌーシャテルのブドリ寺院のオルガ
ンを使用した演奏が収録されています。明るい音色の誠実な演奏で、安心して
聞き入ることが出来ます。




<LSO Live>
LSO 0694(SACD-Hybrid) \2180
ニールセン:
交響曲第4番Op.29, FS76「不滅」(1914-16)
録音:2010年5月6 & 9日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
交響曲第5番Op.50, FS.97(1920-22)
録音:2009年10月1 & 4日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
サー・コリン・デイヴィス(指)ロンドン交響楽団
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
巨匠デイヴィスがLSOを率いてあらたにスタートさせる、ニールセンの交響曲
全曲シリーズ。注目の第1弾は全6曲中、もっとも有名な第4番「不滅」と、最
高傑作の呼び声高い第5番という組み合わせです。
「ニールセンは強迫観念にとり憑かれていて、本当に執拗なのです…シベリウ
スよりはるかにずっと狂気を孕んでいるのです」
インタビューでニールセンについてこのように述べ、シベリウス同様に長年、
ニールセンの音楽を激賞してきたデイヴィスですが、意外にもこれまでほとん
どどんな作品も指揮してきませんでした。それだけに、このたびの交響曲全集
プロジェクトにかける意気込みも一入といったところでしょう。
いま、とてつもなくパワフルな最高の手兵LSOを得て、デイヴィスがようやく
83歳にして初めて取り組むニールセンのプロジェクト。デイヴィスの熱くひた
むきな思いもまたまさに“消しがたきもの”にほかなりません。



<Dynamic>
CDS 667 \1950
バッハ:
協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ短調 Op.3-11)
協奏曲 ハ長調 BWV595(原曲 ザクセン=ワイマール公ヨハン・エルンスト作)
協奏曲 イ短調 BWV593(原曲 ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ短調作曲 Op.3-8)
フーガの技法 BWV1080-コントラプンクトゥス1、コントラプンクトゥス3、
コントラプンクトゥス9
ヴィヴァルディ:
協奏曲 ト短調 RV157
協奏曲 ニ短調 RV153
協奏曲 ハ長調 RV443
イカルス四重奏団(リコーダー・アンサンブル)
録音:2009年5月
バッハ、ヴィヴァルディの協奏曲をリコーダー・アンサンブルで演奏していま
す。弦楽合奏主体の場合と比べ、旋律の絡みが一層くっきり明瞭になり、曲の
魅力を改めて感じることが出来ます。イカルス四重奏団は、ステーファノ・バ
リャーノ、ロレンツォ・カヴァサンティ、プリスカ・コンプロイ、マヌエル・
スタロポリの四人からなり、バロック音楽を積極的に取り上げている団体です。

CDS 537 2枚組 \2450
カヴァッリ:「ディドーネ」
クラロン・マクファッデン(S ディドーネ)
マグヌス・ステイヴランド(T エネア)
マヌエラ・クステル(Ms カッサンドラ)
マリーナ・デ・リーゾ(S エクバ)
ドナテッラ・ロンバルディ(S クレウザ)
ほか
ファビオ・ビオンディ(指)エウローパ・ガランテ
録音:2006年9月,ヴェネツィア,マリブラン劇場
2007年にDVDで発売され話題となったカヴァッリの「ディドーネ」(DYNDVD
33537)がCDになりました。しかも特別価格で、非常にお手頃です。モンテヴェ
ルディの高弟、フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)は、音楽史では高名
な割に、そのオペラの上演や録音は多くありません。このCDで聞ける「ディド
ーネ」は1641年のカーニヴァルシーズンにヴェネツィアで初演されたオペラ。
パーセルのオペラやベルリオーズの「トロイアの人々」でもおなじみの、有
名なディドーとエネアスの物語です。この上演はフェニーチェ歌劇場の制作、
1650年のナポリ稿に基づいてビオンディ自らが校訂した楽譜を使用。クラロン
・マクファッデン、マグヌス・ステイヴランド、マヌエラ・クステル、マリー
ナ・デ・リーゾなど、バロックオペラに強い歌手を揃えて、この上なく充実し
た演奏になっています。
お求め安い値段で上質のカヴァッリのオペラを楽しめます!

●デリーツィエ・ムジカーリ・シリーズ
DM 8005 \880
サン・サーンス:
弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 Op.112
弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op.153
ヴェネツィア弦楽四重奏団
録音:1997年5月,ジェノヴァ
旧CDS 179。なぜか録音の少ないサン=サーンスの弦楽四重奏曲。第2番は1918
年の作で、サン=サーンスはもう80歳ととうに越えていた頃の作品。この後サ
ン=サーンスは小品ばかり作曲しますので、サン=サーンスの最後の大作とい
ってよい傑作です。ヴェネツィア弦楽四重奏団は、ヴァイオリンのアンドレア
・ヴィオ、アルベルト・バッティストンのヴァイオリン、ヴィオラのルカ・モ
ラッスッティ、チェロのアンジェロ・ザニンから成る団体。

DM 8006 \880
ネグリ:「愛の感謝」
アンサンブル・ラ・フォリア
【パオロ・ビョルディ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
パオロ・ファルディ(フルート,ボンバルド) パオロ・ファンチュッラッチ
(コルネット,ヴィオローネ) マルツィオ・マッテオーリ(リュート) 
マウロ・モリーニ(テノール・トロンボーン) アンドレア・ペルージ
(チェンバロ) ダニエレ・ポーリ(ルネサンス・ギター)】
旧S2001。チェーザレ・ネグリ(1535-1604)は、ミラノ出身で16世紀後半に活動し
たイタリアの舞踊家。「愛の感謝」とは、ネグリが1602年に出版した舞踊理論
書の題名。それに基づいて、アンサンブル・ラ・フォリアが様々な舞曲を演奏
しています。

DM 8004 \880
ミシェル・ド・モンテクレール:コンセール集
コンセール第5番「戦争」
コンセール第4番
コンセール第3番
コンセール第6番「平和」
ガブリエーレ・カッソーネ(ナチュナルTp)
アントニオ・フリージェ(Cemb)
アンサンブル・ピアン&フォルテ
ルカ・マルツァーナ(ナチュナルTp)
ジョナサン・ピア(ナチュナルTp)
マウロ・ベルナスコーニ(ナチュナルTp)
録音:1998年11月,ジェノヴァ
旧CDS 229。ミシェル・ド・モンテクレール(1667-1737)は、17世紀末から18世
紀始めにかけて活躍したフランスの作曲家。雇用主からイタリア留学を命じら
れ、当時の最先端の音楽をパリにもたらした人物でした。このCDには、1725年
頃出版されたコンセール集から4曲が収録されています。

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10-11 No.14-1

2010年11月14日 10時03分28秒 | Weblog
<ARTHAUS>
101526(DVD-Video) 2枚組 \6280
マイケル・ナイマン BOX
《DVD1》
レベルアップし続けるコンポーザー-シルヴィア・ベックによるポートレート
《 DVD2》
マイケル・ナイマン・イン・コンサート-マイケル・ナイマン・バンドス
タジオ・ハレ・ライヴ<1.羊飼いにまかせとけ/2.光学理論の眼識/3.えびの観察
/4.時の流れ/5.ナディア/6.モリー/7.ダイアリー・オブ・ヘイト/8.ダイアリー
・オブ・ラブ/9.普遍性に対して/10.おいで、黄色の砂浜に/11.ミランダ/12.
音楽学者のスコア/13.ホィールバロウ・ウォーク/14.真相究明/15.ウォーター
・ダンス/16.ニ調のドン・ジョヴァンニ>
《DVD1》
字幕:英・独・仏・西・伊・日
《 DVD2》2009年 10月 22日 ライヴ収録
字幕 :なし
マイケル・ナイマン(1944-)は、イギリスのミニマル・ミュージックの作曲家で
あり、ピアニストであり、オペラ台本作家であり、さらに音楽学者でもあり、
音楽評論家です。 1982年から映画音楽の作曲に携わってきましたが、1992年
の映画「ピアノ・レッスン」の音楽で爆発的な人気を得たことで、知名度が飛
躍的に上がったのは周知の事実です。この2枚組のBOXは、彼の生涯、作品を丹
念に追うドキュメンタリーと、2009年に行われたライヴ録音を収録したもので
す。映画音楽の中に革新的なミニマリズムを持ちこんだナイマンの偉大さは今
更論ずることもないでしょう。このドキュメンタリーでは、彼の見解や多様性、
ユニークな洞察力に光を当て、彼の人間性と音楽性のすみずみまでを解明する
ことに成功しています。幼い頃の彼のエピソード・・・例えば、その頃着てい
たセーターの模様を楽しそうに話す彼の姿などを織り交ぜながら、描かれるナ
イマンの魅力的なこと。ミニマル音楽という、一見単純でありながら実は奥深
いものに見せられた作曲家が見事にとらえられています。そしてコンサートの
映像は、2009年のヘンデル記念年というテーマに合わせ、ヘンデルの故郷ハレ
で最新作「音楽学者のスコア」のドイツ初演を行った時の模様です。この20分
を越える作品では、ヘンデルの主題がナイマンによって現代によみがえって
います。

101529(DVD-Video) \5650
101530(Blu-ray) \5650
ブラウンフェルス(1882-1954):鳥たち
アリストファネスによる 2幕の叙情幻想劇
ナイチンゲール・・・デジレ・ランカトーレ(ソプラノ)
グッド・ホープ・・・ブランドン・ヨハノヴィチ(テノール)
ロイヤル・フレンド・・・ジェイムズ・ジョンソン(バリトン)
フープー・・・マーティン・ガントナー(バリトン)
ウレン・・・ステーシー・タッペン(ソプラノ)
プロメテウス・・・ブライアン・ムリガン(バリトン)
鷲/ゼウス・・・マシュー・ムーア(バリトン)他
ジェームズ・コンロン(指揮)
ロスアンジェルス・オペラ
ダルコ・トレスニャク(演出)/デイヴィッド・P・ゴードン(舞台装置)
リンダ・チョー(衣装)/デイヴィッド・ウェイナー(照明)
2009年4月23-26日ロスアンジェルス・オペラライブ収録※世界初映像作品
収録時間:139分/音声 :《DVD》ステレオ 2.0/ドルビー・デジタル
字幕 :英・独・仏・西・伊・日
ロスアンジェルス・オペラが力を入れているプロジェクト「頽廃音楽の復興」
の第2弾は、ブラウンフェルスの「鳥たち」です。作曲者のブラウンフェルス
は、ルイ・シュポーアを祖先に持つ人で、ユダヤの血をひいているため、一時
期こそ迫害されましたが、大戦後はドイツ音楽の復興に尽力し、幸せな晩年を
送ったことで知られています。このオペラ「鳥たち」は 1920年にブルーノ・
ワルターが初演、当時は「完全なる芸術作品」と称賛された作品です。権力を
求めるヤツガシラをそそのかし、人と神の結び付きを阻もうとする旅人2人。
その中の一人を愛するナイチンゲール。ヤツガシラを王とする鳥たちは、天と
地の間に砦を作るのですが・・・。ギリシャのアリストファネスの劇に基づい
た粗筋ですが、音楽はまるで R・シュトラウスかワーグナーのように甘美です。
ナイチンゲール役には完璧なコロラトゥーラの技術が要求されますが、ランカ
トーレはこれを易々とこなしています。映像としては世界初。待ち望んでいた
方も多いのではないでしょうか。

101535(DVD-Video) \3480
ヴァーツラフ・ノイマン、ドヴォルザークとヤナーチェクを振る
1.ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲第 9番「新世界より」
(1990年フランクフルト・アルテ・オパーライヴ収録 )
2.ヤナーチェク(1854-1928):グラゴル・ミサ
(1987年プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホールライヴ収録 )
ガブリエラ・ベナチャコーワ(ソプラノ)
ドラホミラ・ドロブコーワ(コントラルト)
ヨゼフ・クンドラーク(テノール)
セルゲイ・コプチャーク(バス)
ヤン・ホーラ(オルガン)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
ルボミール・マトル(合唱指揮)…2
グスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラ…1
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)の晩年の2つのライヴ映像です。ノイマン
はチェコのプラハ生まれで、プラハ音楽院でヴィオラを学びながら、高名な指
揮者ターリヒに指揮を学びます。革命の嵐にもまれ、クーベリックが祖国を離
れた1948年からはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者となりまし
た。その後、楽団を一度は離れるも、1968年には首席指揮者に就任。以降22年
間、その地位にあってドヴォルザークやスメタナ、マルティヌー、ヤナーチェ
クなどの自国の作品を積極的に取り上げ、これらの曲の普及に尽力したのです。
とはいえ、この「新世界」はチェコ・フィルではなくマーラー・ユーゲントを
指揮した時の映像です。若き音楽家たちに注ぐ巨匠の目は厳しくも暖かく、奏
者たちの喜びの声が聞こえてくるかのような熱演です。ヤナーチェクの方は文
句なしの名演。このスラブ語で書かれた特異なミサ、緊張感に満ちた冒頭の音
をお聴きいただくだけでも、その凄さが伝わるのではないでしょうか。オルガ
ン・ソロの「後奏」での迫力も言葉に尽くせません。この 2作から、巨匠が到
達した境地に思いを馳せてみてください。

101515(DVD-Video) \5650
メノッティ(1911-2007):「泥棒とオールド・ミス」「霊媒」
1.コミック・オペラ「泥棒とオールド・ミス」(ドイツ語歌唱)
(1964年スタジオ録音 )
2.2幕の歌劇「霊媒」(ドイツ語歌唱)(1961年スタジオ録音 )
ミス・トッド・・・エリザベス・ヘンゲン(メゾ・ソプラノ)
レティーシャ・・・オリーヴ・ムーアフィールド(ソプラノ)
ミス・ピンカートン・・・ヒルデ・コネツニ(ソプラノ)
ボブ・・・エベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
ウィーン・フォルクスオーパー
ヴォルフガンク・レンネルト(指揮)…1
フローラ夫人・・・エリザベス・ヘンゲン(メゾ・ソプラノ )
モニカ・・・マリア・ホセ・デ・ビン(ソプラノ)
トビー・・・ニノ・アルバネーゼ
ゴビノー夫人・・・ソーニャ・ドラグスラー(コントラルト)
ノーラン夫人・・・ヒルデ・コネツニ(ソプラノ)
ゴビノー氏・・・ノーマン・フォスター(バス・バリトン)
アルマンド・アルベルティ(指揮)…2
オットー・シェンク(演出)/ゲルハルト・フルービー(装置)
字幕 :独・英・仏・西・伊・日
イタリア出身で、アメリカで大活躍したメノッティの2つの作品です。カー
ティス音楽院在学中に書いた歌劇「アメリア、舞踏会へ行く」が大好評であっ
たため、NBCから依嘱されたラジオ放送用の2つのオペラのうちの一つが、この
「泥棒とオールドミス」です。老嬢ミス・トッドの家に脱獄中の泥棒ボブが逃
げ込んだことによって起きる物語。ミス・トッドの「もしかしたら私も若いイ
ケメンと・・・」という淡い期待は見事に打ち砕かれ、ボブはメイドのレティ
ーシャと駆け落ちしてしまいます。序曲のアニメーション (これがまたいい味
出してます)で内容が見事に描かれています。もう一つはシリアスな内容を持つ
「霊媒」です。それまで喜劇を書いていたメノッティが初めて手掛けた悲劇で、
心霊術で死者を呼び出す(実はいかさま)主人公の悲しい心情と、悲劇的な結末
を、郷愁溢れる歌で繋ぎます。入念に準備された装置と演出は、時代を越えて、
見る人の心を動かすでしょう。ウィーンの名ソプラノとして名を馳せたヒルデ
・コネツニが両作品に登場するのも、ファンにとっては嬉しいところです。

101525(DVD-Video) \5650
メノッティ(1911-2007):歌劇「領事」(ドイツ語歌唱 )
3幕のミュージカル・ドラマ
ジョン・ソレル・・・エベルハルト・ヴェッチャー(バリトン)
マグダ・ソレル・・・メリッタ・ムゼリー(ソプラノ)
ジョンの母・・・レス・フィッシャー(コントラルト)
領事秘書・・・グロリア・レーン(メゾ・ソプラノ )
秘密警官・・・ウィリー・フェレンツ(テノール)
コフナー氏・・・フリードリヒ・ニデツキー(バス・バリトン)
イタリアの女性・・・リューバ・ヴェリチュ(ソプラノ)
アンナ・ゴメス・・・ローレンス・デュトワ(ソプラノ)
ヴェラ・ボロネル・・・ヒルデ・コネツニ(コントラルト)他
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
フランツ・バウアー=トイセル(指揮)
ルドルフ・カルティエ(演出)/ロベルト・ポジク(装置)
収録時間:99分+4分
(メノッティへのドイツ語でのインタビュー・・・英語字幕のみ )
字幕:独・英・仏・西・伊・日
こちらはメノッティの作品の中でも、とりわけ残酷で悲惨なオペラです。1950
年に初演され、その年のピューリッツァー賞音楽部門賞を受賞しました。ニュ
ーヨークでは269回もの公演が行われ、後に12カ国語に翻訳され、20カ国以上で
上演された問題作です。作品には救いは全くなく(しいて言えば第1幕と第2幕の
冒頭に流れるフランスの流行歌くらいでしょうか)全編緊張感と強烈な不協和音
に満たされた音楽に聴き手は翻弄されてしまいます。どんなに順番を待ってい
ても、自分の番はやって来ない。順番を仕切る秘書は早く仕事を終えて帰宅す
ることばかり考えているのに。場面は少しずつ焦燥感を帯び、やがてたった一
人が旅券を手にし、残った人々は絶望の淵へと沈みゆく。このオペラは、今を
生きる人に何を語りかけているのでしょうか?管理社会への恐れでしょうか?
それとも?1950年代のとあるヨーロッパの町で起こった、「ありがちな」悲劇
を当時最高の歌手たちが演じます。

101533(DVD-Video) \3480
ハイドン(1732-1809):
ミサ曲ハ長調「聖チェチーリアのミサ-祝福された聖処女マリアの賛美のミサ
・チェレンシス」 Hob.XXII:5
ルチア・ポップ(ソプラノ)/ドリス・ゾッフェル(コントラルト)
ホルスト・ラウベンタール(テノール)/クルト・モル(バス)
バイエルン放送交響楽団&合唱団/ハインツ・メンデ(合唱指揮)
ラファエル・クーベリック(指揮)
1982年オットーボイレンベネディクト修道院バジリカライヴ収録
バイエルン地方の小さな町オットーボイレン。この町にあるベネディクト派の
僧院は観光地としても有名で、交通の便があまりよくないにもかかわらず、多
くの人々が訪れることで知られています。何と言っても、教会の素晴らしさは
群を抜いており、中に飾られたフレスコ画や、祭壇、聖者の像などは、まさに
歴史的遺産と言えるでしょう。この教会で行われたこのライヴ、以前からCDと
してリリースされていて、その燃焼度の高い演奏には定評がありました。クー
ベリックの的確な指揮もさることながら、ルチア・ポップを始めとした名歌手
たちの名唱も聴きどころです。このミサ曲は、あまり録音の多くない作品です
が、全編を覆う輝かしい響きは格別のものがあり、初期の曲ながらも奥深い美
しさを持っています。そんな明るさと荘厳さを見事なまでに表現した演奏です。




<ACOUSTICA>
ACOUTICACD 2010.01 2枚組 \2080
1リスト(1811-1886):「詩的で宗教的な調べ」(全曲)
イシドロ・バリオ(ピアノ)
録音:2010年4月、マドリード、スタジオ・ソノランド
イシドロ・バリオは1945年マドリードに生まれ、同王立音楽院でアレクシス・
ワイセンベルク、カルロ・ゼッキに師事したスペインのピアニスト。ソレルの
ソナタの録音(Koch Classicsレーベル)で注目を集め、主にスペイン音楽とドイ
ツ=オーストリア系レパートリーの演奏を高く評価されています。また、バッハ
の「ゴルトベルク変奏曲」のユニークな解釈でも知られ、初来日公演となった
2009年2月の東京、すみだトリフォニーホールでの演奏も話題となりました。





<EMEC>
E 096 \2080
デルフィン・コロメ(1946-2008):室内音楽集
スケルツォ・オーヴァー・ベートーヴェン[Scherzo over Beethoven](1995)
セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
ボラカイ・ビーチ[Boracay beach](1999)
アルフレド・カルラビリャ、マルコス・パランカレス(サクソフォン)
眠る小舟についての変奏曲
[Variations a propos d'un bateau qui s'endort](1984)
アグスティン・マルリ(ギター)
ソロのためのソロ[Solo para un solo](1986)
フランシスコ・アルコセル(ファゴット)
シンガポール・スリング[Singapore Sling](2006)
セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
鳥の[Dels ocells](2007)
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ) アグスティン・マルリ(ギター)
セミオエスフェラス[Semioesferas](1998)
アグスティン・マルリ(ギター)
セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
ルイス・ナビダド(コントラバス)
ソルチコ[Zortziko](2007)
アグスティン・マルリ(ギター)
愛は海のように[Amar como el mar](1982)
デルフィン・コロメ(ピアノ)
録音:1982、2007、2010年、マドリード、他





<KARONTE>
KAR 7054 \2080
アンヘル・イリャラメンディ(1958-):
交響曲第3番「白い石」(1988)(*)
交響詩「微笑む空間」(1992)(+)
52 soka(1994)(#)
マイテ・アルアバレナ(メゾソプラノ(*))
エドズアルド・バランサノ(ギター(*))
アンドラ・マリ合唱団(*)
バスク交響楽団(*)
ルベン・ヒメノ(指揮(*))
アマイア・スビリア(アルト(+))
ルイス・メンド(エレクトリック・ギター(+))
スロヴァキア放送交響楽団(+)
マリアーン・ヴァフ(指揮(+))
ブルガリア交響楽団(#)
デヤン・パヴロフ(指揮(#))
録音:2009年5月23日、ギプスコア(スペイン、バスク州)、
レンテリア、ムシカステ(音楽祭)閉会演奏会、ライヴ(*)
1993年11月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送第1スタジオ(+)
2010年3月、ソフィア、ブルガリア国営放送第1スタジオ(#)
イリャラメンディは映画音楽の分野でも名高いスペイン・バスク地方出身の作
曲家。(+)は「KAR 7051」として発売されていた音源と同じものです。





<PROFESOR MERCURY>
MAGUCA 01 \2080
プロフェッサー・マーキュリー:私のギターの夢
Meditacioan / Melchor / Renacer / Palacio Real de Olite
Parador Principe de Viana / Museo del vino de Olite
Fuente del Chorron(Olite)/ Astro-Musica "Fernando Remacha"
Astro-Musica "Sabicas" / Astro-Musica "Agustin Gonzalez Acilu"
Danza a Sarasate(El Dragon)/ Suite "Fuentes de Pamplona"
Super jota Sanferminera(homenaje a Miguel Indurain)
Caminando al Castillo de Javier en Navarra / Triptico Magico del Vino
プロフェッサー・マーキュリー(ギター)
スペインの「霊気センター」所長プロフェッサー・マーキュリーの自作自演自
主製作CD。プロフェッサー・マーキュリーは霊気療法、占星術、数霊術、性科
学の専門家にしてジャーナリスト、作曲家、音楽療法士、ギタリストでもある
という多才な人物。収録曲の作風と演奏は……個性的ではあります。きわもの
・珍盤マニア向けの一枚と申せましょう。

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10-11 No.14-2

2010年11月14日 10時03分05秒 | Weblog
<UNIVERSAL MUSIC SPAIN>
0028947639664 \2850
タンゴ、ハバネラ&ミロンガ
アストル・ピアソラ(1921-1992):
ブエノスアイレスの春(弦楽五重奏とピアノのための;1970)
ブエノスアイレスの夏(弦楽五重奏とピアノのための;1964)
コラール(レイナルド・マセオ編曲;弦楽四重奏のための版)
イサーク・アルベニス(1860-1909):
スペイン Op.165 から タンゴ(No.2)(ピアノのための)
同(フリッツ・クライスラー編曲;ヴァイオリンとピアノのための版)
エルネスト・アルフテル(1905-1989):キューバの2つの小品 から
ハバネラ(ヘンリク・シェリング編曲;ヴァイオリンとピアノのための版)
フアン・ホセ・ラモス(1930-1996):南のミロンガ(ピアノのための;1979)
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):アルゼンチンの3つの小品 Op.2(1937)
エミリオ・アラゴン(1959-):あそこに(弦楽五重奏とピアノのための;2008)
イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):
キューバ舞曲集(ピアノのための)から さらばキューバ,失われた幻影
アストル・ピアソラ:
タンガタ(レイナルド・マセオ編曲;弦楽四重奏のための版)
ブエノスアイレスの秋(弦楽五重奏とピアノのための;1969)
ブエノスアイレスの冬(弦楽五重奏とピアノのための;1970)
ロサ・トレス=パルド(ピアノ)
アッサイ弦楽四重奏団
レイナルド・マセオ(第1ヴァイオリン) 
グラディス・シロト(第2ヴァイオリン)
ホセ・アントニオ・マルティネス(ヴィオラ) ホアキン・ルイス(チェロ)
マヌエル・バルデス(コントラバス)
録音:2008年4月26-27日、ヘタフェ音楽院ホール(スペイン、マドリード県)
スペイン(トレス=パルド、ルイス)および(マセオ、シロト、マルティネス、
バルデス)出身の奏者によるスペインとラテンアメリカの音楽。




<ALBERT MORALEDA>
MORALEDA 7169 \2080
【未案内旧譜】
サルバド・ブルトンス(1959-):ピアノ伴奏ソナタ集
フルート・ソナタ
クラリネット・ソナタ
チェロ・ソナタ
トランペットとピアノのための協奏ソナタ
ヴィオラ・ソナタ
サルバド・ブルトンス(フルート)
ジュアン・エンリク・リュナ(クラリネット)
フランソワ・モンシエロ(チェロ)
ダグラス・マクルーア(トランペット)
コンスタンス・ホワイトマン(ヴィオラ)
アルベルト・ニエト(ピアノ)
録音:1996年




<DIAL DISCOS>
Doblon シリーズ
DIAL 96486 \1550
【未案内旧譜】
スペインの協奏曲
サルバドル・バカリッセ(1898-1963)/ルイス・ベドマル編曲:
小協奏曲イ短調(ギターとピアノのための版)
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1992):ある紳士のための幻想曲
ルイス・ベドマル(1931-):ギターとピアノのためのソナタ
フランシスコ・クエンカ(ギター)
ホセ・マヌエル・クエンカ(ピアノ)
1999年頃発売。

DIAL 96593 \1550
【未案内旧譜】
サルスエラ名曲集 Vol.1
アマデオ・ビベス(1871-1932):「ドニャ・フランシスキタ」、
フランシスコ・アロンソ(1887-1948):「海賊」、
ハシント・ゲレロ(1895-1951):「サフランの花」、
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):「果樹園の喜び」、
ホセ・セラノ(1873-1941):「忘却の歌」、
パブロ・ルナ(1880-1942):「風車小屋」、
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
「その年は水のごとく去り」、
アマデオ・ビベス:「女将軍」、
マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ(1835-1906):
「シャトー・マルゴー」から
フランシスコ・アロンソ:「優しい女」から チョティス
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923);「ルイス・アロンソの婚礼」から 間奏曲
リリカ・グラン・ビア管弦楽団
ルイス・A・ハネル(指揮)
1980年以前の録音。2002年頃発売。




<ONA DIGITAL>
ODCD 29 \2080
【未案内旧譜】
クリスマスがやってきた バレアレス諸島のクリスマスの歌
ジュアン・マリア・トマス(1896-1966)編曲:神の御子は今宵しも(*/+/#/AR/JC)
アントニ・リエラ(1911-1966):シビラの歌(*/EB+/JC)
バルタザル・ビビロニ(1936-):クリスマスがやってきた(*/MP/JC)
マヌエル・オルトラ(1922-):7つのクリスマス(+/DM/CO)
ジュゼプ・クリヴィエ(1947-)編曲:聖ヨゼフは洗濯する(#/IF/EB*)
ジョルディ・ドゥミンゴ(1928-1991):Vaig a portar-li robeta(#/IF/EB*)
バルタザル・ビビロニ編曲:On vas Pere?(#/IF/FR)
ジョルディ・ドゥミンゴ:Fa fred en el carre(#/IF/FR)
バルタザル・ビビロニ編曲:El noi de la mare(#/IF/FR)
ジョルディ・ドゥミンゴ:Ha nascut el Salvador(#/IF/FR)
バレアレス諸島大学合唱団(*)
ジュヴェントゥツ・ムジカルス青年合唱団(+)
ジュヴェントゥツ・ムジカルス児童合唱団(#)
アルナウ・レイネス(オルガン(AR))
エステル・バルセロ(ピアノ(EB+)、指揮(EB*))
マルタ・プジョル(ピアノ(MP))
ダビド・モエダノ(ピアノ(DM))
イグナジ・フリオ(ピアノ(IF))
ジュアン・コンパニー(指揮(JC))
コンセプシオ・オリベル(指揮(CO))
S・フランシア、P・リエラ(指揮(FR))



<PAVLIK>
PA 0068-2 \2080
アレア
アストル・ピアソラ(1921-1992):フガタ/タンガタ
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ツィーゲルフェルドゥの歌
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの春
エフゲニー・イルシャイ(1951-):アンスタボルリンド・アナグラマンゴ
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
マレク・ピアチェク(1972-):全くの偶然[Alea vera]
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの秋
マルチン・ブルラス(1955-):ブラチスラヴァのため息
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ペテル・ザガル(1961-):コン・パッシオーネ
アストル・ピアソラ:夢
アレア
ダニエル・ブラノフスキー(ピアノ) ヤーン・クリゴフスキー(コントラバス)
ボリス・レンコ(アコーディオン、バンドネオン) 
スタノ・パルーフ(ヴァイオリン)
録音:2008年12月28-30日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ・ホール

PA 0071-2/9(CD/DVD-Audio) \2080
スロヴァキアのピアノ・ソナタ集
ロマン・ベルゲル(1930-):センプリーチェ(2000)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ピアノ・ソナタ第23番(2004)
エフゲニー・イルシャイ(1951-):エクソダス(ピアノとタムタムのための;1996)
リュビツァ・チェコフスカー(1975-):緊張したソナタ(2008)
ヴラディスラフ・シャリシュスキー(1984-):ソナタ第1番(2001)
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:時期不詳、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ・ホール
CDとDVD-Audioの二面ディスク構造。

PA 0073-2/9(2CD/2DVD-Audio) \3100
ヴァイオリン・ソロ 1
スロヴァキアの作曲家による無伴奏ヴァイオリンのための作品集
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):
詩(1988)/モノドラマ(1995)/コントラスト(1997)/バガテル(2001)
シメトリー(2001)/ソナティナ(2004)/ソナタ第2番(2004)
ラディスラフ・ブルラス(1927-):
カデンツァ(1974)/ソナティナ(1968)/カデンツァ第2番(1997)
ソナタ(1975)/ソナタ・コンチェルタンテ(1974)
ミラン・パリャ(ヴァイオリン)
録音:2009年、モシュテニツァ教会(スロヴァキア)
CDとDVD-Audioの二面ディスク構造。

PA 0075-2 \2080
カウダー、クルークハルト、カーン:
オーボエ、ヴィオラとピアノのための三重奏曲集
フーゴー・カウダー(1888-1972):三重奏曲(1916)
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):
葦の歌(レーナウの詩による5つの幻想的小品;1872)
ローベルト・カーン(1865-1951):セレナード Op.73(1923)
フーゴー・カウダー三重奏団
イヴァン・ダンコ(オーボエ) ローベルト・ラカトス(ヴィオラ)
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2010年3月12-14日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
珍しい編成のための作品。カウダーはオーストリアの作曲家・教育者・音楽理
論家。クルークハルトはドイツの作曲家・指揮者。カーンはドイツの作曲家・
ピアニスト・教育者。

PA 0042-2 \2080
音楽の世界への架け橋 アコーディオン・オーケストラ
レナード・バーンスタイン/ハインツ・エーメ編曲:
ウエストサイド・ストーリー
I・タマリン/リュドミラ・トルストシェーエフ編曲:キューバ舞曲
ジョン・マイルズ/ハンス=ギュンター・ケルツ編曲:音楽
レナート・ブイ:半音階的ブギ
セバスティアン・クライン編曲:
ハイル・ホーリー・クイーン(映画「天使にラブソングを」より)
イェルク・ドレーガー:ロシア幻想曲
アドルフ・ゲッツ:ダルマチア舞曲集
アストル・ピアソラ:忘却
ロナン・パドレイグ・ハーディマン/ハンス=ギュンター・ケルツ編曲:
ザ・ロード・オブ・ザ・ダンス
アコーディオン・オーケストラ・アマンドロ
解説書は付いておりません。




<SLOVAK RADIO(RADIO BRATISLAVA)>
RB 0333-2(CD/DVD-Audio) \2080
ミロ・バーズリク(1931-):台座 電子音楽集
[CD]
シンプル・エレクトロニック・シンフォニー(1975)
Epoché II(チェロと録音テープのための協奏曲;1984)(*)
和解(ヨハネの黙示録による;2004)
[DVD-Audio]
生命の運動(2005)/ファウストの贖罪(2005)
Pytagorovskyobal jednej Bachovej fugy(2004)
和解(ヨハネの黙示録による;2005)
ヨゼフ・ポドホランスキー(チェロ(*))
ミロ・バーズリク(制作)
CDとDVD-Audioの二面ディスク構造。

RB 0335-2 \2080
音のさまざま スロヴァキアの児童合唱音楽
ガブリエラ・ベルナートホヴァー:1声のための5つの歌(*)
アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):Desat' l'udovych piesni から2曲(*)
ミラン・ノヴァーク(1927-):Spievajuce mandarinky(*)
ヴィチャゾスラフ・クビチカ(1953-):
子供のベツレヘム・オペラ から 3曲(+)
レクイエム から アニュス・デイ,(+)
ユライ・ハートリク(1941-):
子供たちが神に向かって書く(子供らしいテキストによる12の小品)(+)
エウゲン・スホニュ(1908-1993):
ねずみさんがおかゆをつくる(リュドヴィート・フラの絵本による)(+)
スロヴァキア放送児童合唱団
ダニエラ・パリョヴァー(ピアノ(*))
スロヴァキア放送交響楽団(+)
アドリアーン・ココシュ(指揮)

RB 0085-2 \2080
【未案内旧譜】
教会合唱音楽集
グレゴリオ聖歌:天使のミサ
トマス・タリス(1505頃-1585):ミサ・シネ・ノミネ
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):アヴェ・マリア
ヤコブス・ガルス・ハンドル(1550-1591):
主の御名において[In nomine Jesu]
見よ、正しき人の死にゆく様を[Ecce quomodo moritur justus]
ヨゼフ・ロシンスキー(1897-1973):厳かないけにえ[Sacris solemnis]
エルネスト・シュメラ(1843-1962):神に歓呼せよ[Jubilate Deo]
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ(1843-1936):主の祈り
オクテット・シンガーズ
ラディスラフ・ハッロン、エルネスト・フデツ(テノールI)
フランチシェク・ラクチシュ、リュボミール・キゼク(テノールII)
アダム・ブラジョ、マルチン・ランペルト(バリトン)
アントン・クールニャヴァ、マリアーン・ブッラ
ブランカ・ユハニャーコヴァー(指揮)
録音:1995年、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサート
ホール

RB 0153-2 \2080
【未案内旧譜】
キスツァ混声合唱団 20周年記念
ペトル・フィアラ(1943-):キシュカ、キシュカ
ジョヴァンニ・クローチェ(1557-1609):主に向かって歌え
ヤーン・シンブラツキー(?-1657):Congregati sunt inimici nostri
オラツィオ・ヴェッキ(1550-1605):私の最も甘美な人
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):アヴェ・マリア
ボフスラフ・マチェイ・チェルノホルスキー(1684-1742):
Praecatus est Moises
チャイコフスキー(1840-1893):ケルビム賛歌
ブルックナー(1824-1896):この場所は神によって造られた
ドヴォルジャーク(1841-1904):
「自然の中で」Op.63 から 歌が私の心に入ってくる
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):バガテル
イヴァン・フルショフスキー(1927-2001):
2つの悲しい歌/ああ、愛、愛(キスツェ民謡)
ミクラーシュ・シュネイデル=トルナフスキー(1881-1958):不機嫌なアンナ
アルフレート・ゼマノフスキー(1919-1994):
私はすでに去った(ザーズリヴァーの恋歌)
ヤーン・ツィッケル(1911-1989):
3つの混声合唱曲 から 七つの山と七つの川の彼方に
オンドレイ・フランツィスツィ(1915-1985):東スロヴァキアの3つの歌
パヴォル・プロハースカ(1949-):ゲメルの恋歌
アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):西スロヴァキアの2つの歌
キスツァ混声合唱団
ペトル・フィアラ、パヴォル・プロハースカ(指揮)
録音:1981-1997年、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送スタジオ

RB 0315-2 \2080
【未案内旧譜】
天使への時 クリスマスをスロヴァキア放送児童合唱団とともに
スロヴァキア放送児童合唱団
スロヴァキア放送交響楽団、他
ヤンカ・リフラー、オンドレイ・フランツィスツィ、
アドリアーン・ココシュ(指揮)
録音:1965、1990、1993、2005-2007年

RB 0323-2 \2080
【未案内旧譜】
おお、親愛なる大地よ 愛国と賛美の合唱 スロヴァキアの合唱音楽
エウゲン・スホニュ、シュテファン・ファイノル、リュドヴィート・ヴァンサ、
アウグスト・ホリスラフ・クルチメーリ、ヨゼフ・ストレチャンスキー、
ミクラーシュ・シュネイデル=トルナフスキー、
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ、
他の作品(全20曲)
スロヴァキア教員合唱団
シュテファン・セドリツキー(指揮)
録音:2003年、テプリツェ(チェコ)

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10-11 No.13-1

2010年11月13日 00時04分21秒 | Weblog
<TESTAMENT>
UK版 新譜
SBT 1458 \1850
スターン&ヘス/ヴァイオリン・ソナタ集
(from 第14回エジンバラ音楽祭 in 1960)
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲第2番
2. シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 D.384
3. ハワード・ファーガソン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 op.10
4. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
マイラ・ヘス(ピアノ)
録音:1960年8月28日 エジンバラ アッシャー・ホール 
モノラル録音
マイラ・ヘスとアイザック・スターンはソリストとして遍く広く知られる存在
ですが、二人とも室内楽に情熱を持ち、マイラ・ヘスの晩年、二人はデュオ・
リサイタルでしばしば共演しました。彼らの最後のリサイタルとなった1960年
のエジンバラ音楽祭での録音がここに登場します。ブラームスの2番のソナタ
に始まり、シューベルトのソナチネ、ファーガソンのソナタを挟んでベートー
ヴェンの10番でしめくくる趣味の良いプログラム。室内楽を愛して止まなかっ
た二人の豊かな音楽性が香り立つ音楽ファン必聴の一枚です。


●既に日本語版で発売された下記タイトルのUK版が扱えるようになりましたの
で合わせてご案内いたします。
以下全て 「UK版」です。

SBT 1430 \1850
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 作品40
レオン・シュピーラー(Vn)[英雄の生涯]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1985年4月27日
ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音

SBT 1431 \1850
シェーンベルク:浄夜 作品4-1917年弦楽オーケストラ編曲版
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1988年10月5日
ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音

SBT 1452 \1850
1)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 《田園》
2)R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》 op.40
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ミシェル・シュヴァルベ(ソロ・ヴァイオリン)(2)
録音:1972年5月16日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)

SBT1453 \1850
1)モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287
2)ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1972年5月15日 ロンドン、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール (ライヴ)

SBT 1444 \1850
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
バーミンガム市交響楽団 指揮:サイモン・ラトル
録音:1993年9月7日 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール(1)
1984年2月22日 ロンドン ロイヤル・フェスティヴァルホール(2)

SBT2 1436 2枚組 \2800
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1984年2月11日 ベルリン、フィルハーモニー・ホール (ライヴ)
ステレオ録音

SBT 1437 \1850
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1985年3月5日 ベルリン フィルハーモニー・ホール(ライヴ)
ステレオ録音

SBT2 1439 2枚組 \2800
ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》前奏曲(モクスワ河の夜明け)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品3
ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 作品70
キョン・ファ・チョン(Vn)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1973年5月10日&11日 
ベルリン、フィルハーモニー・ホール (ライヴ) ステレオ録音




<Timpani>
1C 1182 \2300
ルクー:弦楽四重奏のための作品全集 ――
モルト・アダージョ/弦楽四重奏曲/瞑想曲/メヌエット
ドビュッシー四重奏団
ティンパニ(Timpani)初登場となるドビュッシー四重奏団は、モーツァルトの
"弦楽四重奏版"「レクイエム」で話題を呼んだリヨンを活動拠点とするフラン
スの弦楽四重奏団。
2010年3月の録音

1C 1163 \2300
サクル:ピアノ作品集Vol.2 ――
新しい子供の歌/主題と変奏/ヌフ・コント・モロー/独り言
プチ・エグゼルシス・デ・ラ・ソリテチュード/謝肉祭
ビリー・エイディ(ピアノ)
作曲家、ピアニスト、音楽評論家、そしてパリ・ショパン・フェスティヴァル
のミュージック・アドヴァイザーなど、多彩な才能を持つフランスのアーティ
スト、ギイ・サクル(1948-)のピアノ作品集。
現代で活躍するサクルのピアノ作品からは、印象派的な響きや、ケックランを
思わせる旋律など、近代フランス音楽の様々な要素が聴こえてくる。サクルと
親交の深いエイディの洗練された演奏もグッド。

1C 1169 \2300
デルベ:管弦楽作品集 ――
2つの夜想曲/アダージョ/ジェネス/プレモニティオ・パッショニス/
マヌ・タラ
ジャン=フランソワ・アントニオーリ(指揮)
ティムショハラ・フィルハーモニー管弦楽団
ジャン・デルベ(1937-1982)は、スイス・ロマンド放送の音楽プロデューサーと
してスイスで活躍したフランス人音楽家。
セリー技法、エレクトロ・アコースティック、ジャズなど、様々なジャンル、
現代的な技法を拒むことなく受け入れるなど、時代の先端、独自のスタイルを
模索し続けた探求者である。




<Centaur>
CRC 3011 \2080
ラモー:歌劇《ピグマリオン》/フランス皇太子妃/カンタータ《焦燥》
コンサート・ロイヤル・オーケストラ&コーラス
ジェームズ・リッチマン(指揮)、
マティアス・ヴィダル(テノール)、ジェニファー・レーン(メゾ・ソプラノ)、
レベッカ・チョート・ビーズリー(ソプラノ)、アヴァ・パイン(ソプラノ)
フランス・バロックの大家ラモーの歌劇「ピグマリオン」は、自らが製作した
彫像に恋をしてしまったピグマリオンの物語を題材とした1幕のオペラ。
ピリオド楽器、古楽唱法を取り入れ、17-18世紀の音楽を専門とするアメリカ
の古楽演奏団体コンサート・ロイヤルが、人間と彫像の不思議(?)な恋を巧み
に描きます。

CRC 3036 \2080
コンスタンティニデス:
サクソフォン四重奏と弦楽オーケストラのための協奏曲
ルイジアナへのオマージュ/ヴァイオリン協奏曲/トレノス・オヴ・クレオン
/ファゴット協奏曲
アテネ・サクソフォン四重奏団、
シモス・パパナス(ヴァイオリン)、
ジェームズ・リオン(イングリッシュ・ホルン)、
ガブリエル・ビーヴァース(ファゴット)、
ルイジアナ・シンフォニエッタ
ディノス・コンスタンティニデス(1829-)は、ルイジアナ州立大学の作曲科教
授、ルイジアナ州立大学現代音楽フェスティヴァルのディレクターなどの重責
を担うギリシャ出身のベテラン作曲家。
"サクソフォン四重奏"をソリストとした「サクソフォン四重奏のための協奏曲」
は、吹奏楽ファン、サクソフォン・プレーヤーにチェックしてもらいたい作品。
演奏機会も増えるかも?

CRC 3051 \2080
ブラームス:
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115(ヴィオラ版)
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114(ヴィオラ版)
ロナルド・ゴレヴィク(ヴィオラ)、エリック・ルイス(ヴァイオリン)、
ロイ・ルイス(ヴァイオリン)、ジョン・デクスター(ヴィオラ)、
マティアス・ネーゲル(チェロ)、ジュディス・ゴードン(ピアノ)
クラリネット奏者にとってのドイツ・ロマン派の重要レパートリー、ブラーム
スの「クラリネット五重奏曲」と「クラリネット三重奏曲」の"ヴィオラ版"!
"クラリネット+弦楽器(+ピアノ)"の組み合わせではなく、弦楽器の音色で統
一された響きが醸し出すブラームスの憂愁もまた美しい。

CRC 3052 \2080
ヴィオラとピアノのためのブラジル音楽 ――
クリーゲル:ブラジリアーナ/ミニョーネ:3つのブラジルのワルツ
ラセルダ:アパッショナート、カンティレーナとトッカータ/マーレ:ソナチナ
グアルニエリ:田舎の歌、エンカンタメント/ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
ブラウス:ソナタ
バーバラ・ウェストファル(ヴィオラ)、
クリスティアン・ルヴォロ(ピアノ)
なかなか聴く機会に恵まれない南米ブラジルの室内楽作品、しかも"ヴィオラ"
にスポットライトをあてた意欲的なプログラム。
"ブラジル=サンバ"と想像してしまいがちだが、収録曲はブラジル・クラシッ
ク界の現在を伝える本格的な作品ばかり。中でもブレンノ・ブラウスの「ソナ
タ」はイチオシ。

CRC 3039 \2080
ハイドン:チェロ協奏曲集 ――
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1/チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2
スティーヴン・フラミル(チェロ)
ポール・フリーマン(指揮)、チェコ・ナショナル交響楽団
ベトナムの首都ハノイで演奏を行った最初のアメリカ人チェリスト、スティー
ヴン・フラミルが弾くハイドンの協奏曲集。
アメリカではフィラデルフィア、アジアではブルネイや香港に活動拠点を置く
など国際経験も豊富。

CRC 3018 \2080
トーマス・イー&モーリン・フォルク - ピアノ・デュオのための音楽 ――
ベックウィズ:《ダンシング・ミュージック》より/クレシャ:神話
クローリー:3つの暗闇の影/ベイカー:カプリッチョ
バーンスタイン(クローリー編):《ウェスト・サイド・ストーリー》より
トーマス・イー(ピアノ)、モーリン・フォルク(ピアノ)
ナディア・ブーランジェの弟子ベックウィズ、キッチナー=ワーテルロー交響
楽団&カナディアン・オペラ・カンパニーのコンポーザー・イン・レジデンス
のクレシャなど現代作曲家たちのピアノ・デュオ作品集。
アメリカのデュオ、トーマス・イー&モーリン・フォルクのために2008年にア
レンジされた「ウェスト・サイド・ストーリー」のデュオ・ヴァージョンが聴
きどころ。

CRC 3050 \2080
セラフィン弦楽四重奏団 ――
スティル:パナマの踊り/ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲ヘ長調Op.96
バーバー:弦楽四重奏曲ロ短調Op.11
ガーシュウィン:弦楽四重奏のための《ララバイ》
セラフィン弦楽四重奏団
ヴェニスの名工、サント・セラフィン(1665-1748)の名を冠するセラフィン弦楽
四重奏団は、2004年に活動をスタートさせ、2010年9月にロンドン・デビューを
飾ったアメリカの弦楽四重奏団。
第1ヴァイオリンのケイト・ランサムが弾く楽器は、サント・セラフィン1728年
製作の銘器。その音色に耳を傾けてみて下さい。

CRC 3045 \2080
故郷への追憶 - ヴィオラとピアノのための作品集 ――
アルベニス:マジョルカ/モンカージョ:ヴィオラ・ソナタ
フォーサイス:ケルトの歌/ラヴェル:ハバネラ形式による小品
ハンドシキン:ロシアの主題による変奏曲
マルティヌー:ヴィオラ・ソナタ第1番
ゴレスタン:アリオーソと演奏会用アレグロ
クリスティーナ・プラシラ(ヴィオラ)、ヘクトル・ランダ(ピアノ)
帝政ロシア時代のヴァイオリニスト&作曲家イワン・ハンドシキンの音楽や、
フォーサイス、マルティヌー、ゴレスタンなど、時代や国の壁を取り払った
ヴィオラのためのリサイタル・プログラム。

CRC 3059 \2080
カール・コートのギター音楽 ――
エヴォカシオン/2つのマカム/空想の声
デュオ46、エーリヒ・オスカー・ヒュッター(チェロ)
カール・コート(1928-)は、パーシケッティに作曲を学び、ベルギーのエリザベ
ート王妃国際コンクールでは1969年の作曲部門で第2位に輝いたアメリカの作曲
家。ギターとヴァイオリンのコンビ、デュオ46のコンビネーションもハイレベ
ル。

CRC 3021 \2080
サターホワイト:室内楽作品集 ――
メメント・モリ3/ヴァイオリン・ソナタ/メメント・モリ2
スパイキー・エピファニーズ
アーセナル・トリオ、ルイビル弦楽四重奏団
米国の名門ミシガン州立大学とインディアナ大学でコントラバスと作曲を学ん
だテキサスの作曲家マーク・サターホワイトの音楽。「メメント・モリ」とは、
「死を忘れるな」という意味を持つ宗教用語のこと。

CRC 3026 \2080
フォルカー:室内楽&独奏作品集 ――
ゴースト・シグナルズ/イン・ザ・プレゼンス・オヴ・ミステリー/深い冬
ペインテッド・オン・ザ・ファーマメント
ソサイエティ・フォー・ニュー・ミュージック、
ラウラ・キャンベル(フルート)、ルナ・ノヴァ
1974年生まれのアメリカ人作曲家マーク・フォルカー(1974-)。アメリカ現代音
楽の理解者たちが、若手有望株として注目を浴びるフォルカーの作品を取り上
げる。

CRC 3034 \2080
リヴィングストーン:フィジカル・オーヴァーチュアーズ
ジョー・クィグリー(ヴァイオリン)、
ジョセフ・リヴィングストーン(電子楽器)
イギリス、リヴァプール出身の作曲家、ジョセフ・リヴィングストーン(1962-)
のコンテンポラリー・ミュージック・アルバム。

CRC 3017 \2080
フュージョンズ - エレクトロアコースティック・ミュージック ――
コンゴ:フュージョンズ/インヴェンション1:16/前奏曲(春96)
デイヴィッド・コンゴ(電子楽器)
アメリカの現代作曲家デイヴィッド・コンゴ(1952-)が構築した音楽プログラ
ム、「デイヴィッド"サジェスト"ミュージック」による電子音楽集。

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10-11 No.13-2

2010年11月13日 00時03分48秒 | Weblog
<ALBANY>
TROY1192 9枚組 \7920
エズラ・ラダーマン(b.1924)の音楽
Vol.1(TROY399)
(1)ピアノ・ソナタ第2番/
(2)ヴァイオリンとチェロの二重奏曲/
(3)チェロとピアノの二重奏曲
(1)アン・ルイーズ=タージオン(P)、
(2)キャシー・ロビンソン(Vn)、キース・ロビンソン(Vc)
(3)パンジー・チャン(Vc)、E.パリソット(P)
Vol.2(TROY434)
(1)ヴァイオリン・ソナタ/
(2)ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲/
(3)ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏/
(4)チェロのための幻想曲
(1)(2)エリック・フリードマン(Vn)、
(1)(2)(3)エリザベス・パリソット(P)、
(3)ユ・キョンハク(Vn)、
(4)パトリック・ジェー(Vc)
Vol.3(TROY473)
弦楽四重奏曲第6-8番
カサット弦楽四重奏団
Vol.4(TROY454)
(1)アルド/(2)シモンエス/
(3)パリソット(ピアティゴルスキー/カザルス/フォイアマン/シュタルケル
/パリソット)
アルド・パリソット指揮イェール・チェロ・アンサンブル
Vol.5(TROY537)
(1)ヴァイオリン二重奏曲/(2)ファゴット協奏曲/
(3)六重奏曲
ピッツバーグ室内楽プロジェクト
Vol.6(TROY637)
(1)ピアノ三重奏曲第1・2番/
(2)想像上の生活からの情景第1・2巻
(1)コネティカット三重奏団(ピアノ三重奏)、
(2)トマス・ラバドルフ(Cl)
Vol.7(TROY939)
ピアノ・ソナタ第3番/《B’shert》(訳注:イディッシュで「…を意味した」
の意)
スィンアイ・スー(Pf)
Vol.8(TROY1057)
(1)フルートとクラリネットのための二重奏/
(2)フルートと弦楽四重奏のための《天体》/
(3)クラリネットと弦楽のための協奏曲
ランサム・ウィルソン((1)(2)Fl、(3)指揮)
(1)(3)デヴィッド・シフリン(Cl)
(2)カサット弦楽四重奏団
(3)イェール・フィルハーモニア弦楽合奏団
Vol.9(TROY1155)
弦楽四重奏曲第9番,第11番,第12番
アリアンツァ弦楽四重奏団
これまでリリースされたアメリカの作曲家ラダーマンのCDをボックスとしてま
とめたもの。エズラ・ラダーマンは1924年ブルックリン生まれの作曲家でアメ
リカ人としては最も早い時期に12音技法を取り入れた作曲家として知られ、
12音技法ながらほのかな抒情を感じさせる音楽室内楽を中心に多くの作品を
発表。12音技法は彼の主な手法だが、時に調性的な素材と無調的な素材を組み
合わせて用い現代的な文脈の中に叙情的な様式を混合している。クラリネット
の名匠デヴィッド・シフリン、ハイフェッツの高弟エリック・フリードマン、
EMIなどに多数の録音も行っているフルートのランサム・ウィルソンら演奏陣
も一流。

TROY1197 \1980
「ヴィクトール・バシュティクスの音楽」
ヴィクトール・バシュティクス(1912-2001):
レクイエム/クリスマス・カンタータ/
讃美歌/ラトヴィアの民謡集
アンドレイス・ヤンソンス指揮
ラトヴィア国立歌劇場室内管弦楽団、ラトヴィア音楽アカデミー混声合唱団、
ニューヨーク・ラトヴィア・コンサート合唱団、ほかソリスト
録音:2010年2月リガ
バシュティクスはラトヴィアの教会の合唱指揮者の父と合唱団員の母のもと
1912年に生まれた。第二次大戦中はドイツに占領され戦後がソ連に蹂躙される
という国家的民族的苦難を味わったが作品はそんな苦労を打ち払うかのように
力強く清冽なリリシズムを恥らうことなく大らかに歌い上げる。

TROY1191 \1980
「遠く離れて」
-ミロス・ライコヴィッチ(b.1956)の音楽
(1)空飛ぶ三人(1979-1980)
(2)ピアノ・ソナタ(1988-1989)
(3)B-A-G-D-A-D(バグダッド)-6音の主題による音楽(2004)
(4)エル・コントルノ(輪郭)変奏曲(2000)
(5)3つのロマンス(1988)/(6)冬のワルツ(2006)
(1)EVIトリオ(ピアノ三重奏)、
(2)タチアナ・ランコヴィッチ(Pf)、
(3)ミレン・ナチェフ指揮RTS(セルビア放送)響、
(4)ヴァレリヤ・ショロホヴァ(Vc)、ミロス・ライコヴィッチ(Pf)、
(5)B.クロフォード(Fl)、ヤスナ・ポポヴィッチ(Pf)、
(6)ボヤン・スジッチ指揮RTS(セルビア放送)響
録音:2008-09年
ライコヴィッチは1956年セルビアのベオグラード出身の作曲家で指揮者。かの
地の紛争のため世界各地を転々とし、日本にも滞在したことがある。メシアン、
デル・トレディチという全く個性の異なる作曲家に師事した変り種。作品も変
わっている。「空飛ぶ三人」は一度の三和音がメジャーとマイナー・コードが
時々変わるだけでひたすらジャカジャカ鳴らされ、ヴァイオリンとチェロは
「ドソミソ・ドドミソ・ソミドミソ・・・」といった態のアルペジオだけとい
うぶっ飛んだ曲。ちょっとフィリップ・グラスのミニマル手法を思わせるがア
ルペジオの音形パターンになかなか工夫が凝らされてれてパズルを見ているよ
うな面白さがある。「バグダッド」はハープ版、弦楽四重奏版、ピアノ版は既
に録音されている。エル・コントルノ変奏曲はペルトと佐藤聡明を組み合わせ
たような瞑想的な音楽。

TROY1194 \1980
「いま再び」-バーナード・ランズ(b.1934)の音楽
(1)前奏曲(2004)-Fl,Va,Hpのための
(2)「・・・声なき人の間で・・・」(2004)-Fl,Va,Hpのための
(3)スケルツィI-V(1974)-Cl,Vn,Vc,Pfのための
(4)ウォルコット歌曲集(2004)-メゾ・ソプラノとVcのための
(5)いま再び-サッフォーからの断章(2006)
-3人の女声と8人のアンサンブルのための
(1)-(5)ヤン・クシヴィツキ指揮
ネットワーク・オブ・ニューミュージック・アンサンブル
(4)(5)ジャニス・フェルティ(MS)、
(5)ジェニファー・ウィアー(S)、
(5)バーナデット・ディマジオ(A)
録音:2009-2010年
ランズはベリオ、ダラピッコラに師事し、作品はメータ、バレンボイムらによ
って盛んに取り上げられている。1984年にはピューリツァー賞を受賞。この賞
の受賞者には保守的で型にはまった作風の作曲家が多いのだがランズは例外的
で前衛と保守の間のバランスをうまく保ちながら現代の抒情的表現を追求し続
けている。武満徹が彼の才能に惚れ込み、サントリー国際作曲委嘱シリーズ作
曲家として日本に招聘したこともある。ドビュッシーの色彩感とウェーベルン
の切り詰められた表現が融合した声楽と室内アンサンブルのための最新作「い
ま再び-サッフォーからの断章」は近年の傑作。

TROY1171 \1980
ヘンリー・マーティン:ピアノ作品集
ピパの歌/ピアノ・ソナタ第4番《真夜中の時間》/
インヴェンションズ(I-VII)/
新しい前奏曲XVI/新しいフーガXVI/4つのジャズ・シーン
ヒラリー・デムスク(Pf)
録音:2009年
マーティンはアメリカの中堅世代の作曲家で、このアルバムには1980年から
2007年までに書かれたピアノ作品が収められている。マーティンは放送用の音
楽を手がける傍ら、多くの室内楽、交響楽、ピアノ作品を発表している。曲名
からも察せられるようにバッハに深く傾倒し、その対位法を現代流に組み替え
ようとしているのが彼の音楽である。バッハ、ジャズ、バルトーク、シェーン
ベルクが矛盾なく融合され、キース・ジャレットのような無国籍民族音楽のよ
うに聴こえる。

TROY1184 \1980
「エヴリシング・マスト・ゴー」
-マーティン・ブレスニックの音楽
(1)ウィリーのやり方(2006)/(2)落下(1993)/(3)バラード(2004)
(4)3つの合唱曲-アミカイの詩による(1988)
(5)エヴリシング・マスト・ゴー(2007)
(1)(3)リサ・ムーア(Pf)、(2)A.ニムズ(S)
(2)ウェイ=イ・ヤン(Pf)
(3)A.バスゲイト(Vc)
(4)M.ブルックス指揮エール・カメラータ
(5)プリズム・サクソフォン四重奏団
ブレスニックはクラシックから映画音楽まで幅広い分野で作品を発表している。
第1回アイヴス賞、アメリカ・ローマ大賞、ベルリン賞など多数の賞を受賞。
作品はジャズの影響を受けた「ウィリーのやり方」、バーンスタインやコープ
ランドを思わせる叙情的な「3つの合唱曲」、ミニマルの影響のある(5)など多
彩。

TROY1186 \1980
「水銀」-フルートとギターのためのアメリカ大陸の歌と踊り
(1)ロバート・ビーザー:山の歌(1985)
(2)デヴィッド・リプタク:ペルセポネのための歌(1997)
(3)アストル・ピアソラ:タンゴの歴史(1986)
ボニタ・ボイド(Fl)、
ニコラス・ゴルセス(G)、
(1)キャスリン・レウェック(S)
録音:2009年
ボニタ・ボイドはアメリカを代表する女流フルート奏者で若くしてロチェス
ター・フィルの首席を勤め現在はソリストとして多くの新作初演を行ってい
る。その中にはミクロス・ローザ、シエラの作品も含まれている。ギターの
ゴルセスとのユニットは1993年に結成され、アメリカ国内、ヨーロッパで盛
んに活動している。ロバート・ビーザーの「山の歌」はアメリカ民謡による
組曲。素朴な旋律が懐かしく味わい深い。アストル・ピアソラの「タンゴの
歴史」では二人の息のあったアンサンブルを聴かせる。

TROY1187 \1980
アラン・シュルマン(1915-2002):チェロのための作品集
(1)無伴奏チェロ組曲(1951)/(2)エリック・サティへのオマージュ(1938)
(3)若いチェリストのための組曲(1960)/(4)ラメント(1939)
(5)セレナーデ(1941)/(6)ラメントII(1983)
(7)コル・ニドレ(1970)/(8)チェロ協奏曲(1948)
ウェズリー・ボールドウィン(Vc)
(3)-(7)ケヴィン・クラス(Pf)、
(8)ジーン・レイズ指揮ホット・スプリングス音楽祭管弦楽団
録音:2009年、(9)のみライヴ
シュルマンはジュリアード音楽院でチェロを学んだ後、作曲をヒンデミットに
師事。チェリストとしては室内楽に力を入れると同時にトスカニーニのNBC交
響楽団に在籍したこともあった。作曲家としても多くの作品を残し、大作
「チェロ協奏曲」はレナード・ローズのために作曲されミトロプーロス&ニュ
ーヨーク・フィルによって初演された。ブロッホの「シェロモ」を思わせる神
秘的でロマンティックな秀作である。

TROY1188 \1980
デヴィッド・ストック(b.1939):
弦楽四重奏曲第6番(2000)/第5番(2000)/第7番(2006)
ラテン・アメリカ四重奏団
録音:2008年
ストックはデューケンス大学で教鞭を取る一方、指揮者としても活動してい
る。ピッツバーグ響、シアトル響のレジデンス・コンポーザーを勤めたことも
ある。多くの委嘱を受け、ニューヨーク・フィル創立150周年記念として委嘱
された管弦楽曲「キック・オフ」はクルト・マズアによって初演され絶賛され
た。2000年に入ってから集中的に書かれた3つの弦楽四重奏曲は様々な様式が
折衷されている。バルトーク、ミニマル、ベルク、コープランド、民族音楽の
要素などが巧みにブレンドされ独自の世界を生み出している。

TROY1189 \1980
「必然」-ホルヘ・ヴァリエゴの一人クラリネット・アンサンブル
ホルヘ・ヴァリエゴ:ステートメンツ(2007)(クラリネット四重奏)/
セルヒオ・フィデムライサー:南風(2008)-バスCl&テープ/
ヴァリエゴ:歌(2009)-ClとバスClのための/
ヴァリエゴ:巨大な形(2008)-プリペアードClとコンピュータのための/
マイク・ソロモン:
サン・マルコ広場へは徒歩(2008)
-フィクスド・クラリネット・アンサンブルのための/
ビリー・ホリデイ:ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド/ほか全11曲
ホルヘ・ヴァリエゴ(Cl,複数パートがある場合は全て多重録音)
録音:2008年
ヴァリエゴは1975年アルゼンチン出身のクラリネット奏者・作曲家。カーネギ
ー・メロン大学で学び、フロリダ大学で博士号を取得した学術派。このCDには
彼と彼の仲間の作曲家の作品が収められている。テープ、コンピュータとのコ
ラボレーション作品など実験的な傾向の作品が主体となっている。

TROY1190 \1980
「魂の歌」-アフリカ系アメリカ人作曲家の室内楽
(1)ウンディーヌ・スミス・ムーア:
《アフロ・アメリカン》組曲(1969)(Fl,Vc,Pf)
(2)トーマス・ジェファーソン・アンダーソン:
スピリット・ソングズ(1993)(Vc,Pf)
(3)ウィリアム・バンフィールド:魂が家に帰った(2001)(室内Ens,声)
(4)アンソニー・ケリー:製粉工場(2005)(Fl,Cl,Vc,Perc)
マラルメ・チェンバー・プレイヤーズ、
(3)ネンナ・フリーロン(Vo)
録音:2008年
アメリカのアフリカ系アメリカ人の作曲家の作品を集めた楽しいアルバム。多
少の差はあれ、どの作曲家もジャズ、黒人霊歌の要素が含まれ、ブルース調あ
りスウィンギーな曲ありと理屈ぬきに楽しめる。

TROY1193 \1980
「タービュレント・ウィンズ(乱気流)」
-東ヨーロッパの木管アンサンブルのための音楽
(1)F.ファルカシュ(1905-2000):17世紀ハンガリー舞曲(1959)(全5曲)/
(2)エンドレ・セルヴァンスキー(1911-77):木管五重奏曲第1番(1953)/
(3)ジェルジ・リゲティ(1923-2006):6つのバガテル(1953)/
(4)パヴェル・ハース(1899-1944):木管五重奏曲Op.10(1929)
プレイリー・ウィンズ木管五重奏団
録音:2004-2005年
プレイリー・ウィンズ木管五重奏団は1996年に結成された。20世紀ハンガリー
の木管五重奏が集められているが現代音楽的要素は皆無で素朴な味わいある小
品ばかり。ファルカシュはリゲティの先生で明るく朴訥で親しみやすい音楽。
リゲティの木管五重奏曲はウィーン亡命前のまだ師匠ファルカシュと大先輩バ
ルトークの影響下にある民族的要素の濃い楽しい組曲。

TROY1195 \1980
ニュー・アメリカン・マスターズVol.3(世界初録音集)
エリック・エワゼン:パリサデ組曲(2007)/
ブライアン・ショーバー:ウィンド・スペース(2007)/
フレッド・メスナー:アイネ・クライネ・アーベント・ムジーク(2007)/
ディック・ハイマン:オウムのための寓話(2007)/
ランダル・E・ファウスト:3つのアメリカの肖像(2007)/
ベン・モデル:プログラムのスパイス(2005)
パリセイド・ヴィルトゥオーゾ:
【M.スウィンコスキ(Fl)、D.モクリンスキ(Cl)、ロン・レヴィ(Pf)】
録音:2007年
パリサデ・ヴィルトゥオーゾが委嘱した作曲家の作品を集めたアルバム。アメ
リカの中堅からベテランの作曲家の作品が収録。現代音楽というより良質のサ
ロン音楽といった趣向の内容。

TROY1196 \1980
「セカンド・チャンス」
-マーティン・ボイカン(b.1931)の音楽
(1)セカンド・チャンス/(2)ソングラインズ/
(3)モテット/(4)弦楽四重奏曲第3番
(1)(3)P.デラル(MS)、D.バーマン(Pf)
(2)S.ブレディ(Fl)、(2)H.ブラウン=ヒル(Vn)、
(2)(3)M.マルゴリーズ(Cl)、(2)(3)R.ポッパー=カイザー(Vc)
(4)リディアン弦楽四重奏団
録音:2007年
マーティン・ボイカンは作曲をピストン、コープランド、ヒンデミットに師事
しハーバード大学で学士号を取得。作品もそうした堅実な経歴を表すかのよう
に東海岸流の前衛アカデミズムの系統を受け継いでいる。ベルク、ウェーベル
ンらセリエリストの影響が濃く、緊密な構成のなかに乾いた抒情が漂う。

TROY1201/02 2枚組 \3960
ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇《こうもり》(英語版)
ジョン・ナードリロ指揮
ケンタッキー大学歌劇場、
ケンタッキー大学交響楽団、
D.ジョンソン、J.ラドーサー、E.グラハムほか
録音:2007年
キワモノなどと思うなかれ。ウィーンの本家本元には及ばないとは言え、歌手、
オーケストラとも大健闘で、アメリカ特有のエンターテイメント精神にあふれ
ていて楽しい。英語版なのでミュージカルを聴いている気分に。それにしても
大学内の併設組織とは言え、地方都市でさかんにオペラ興業が行われているの
は日本としてはうらやましいところ。

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10-11 No.12

2010年11月13日 00時03分11秒 | Weblog
<BIS>
BIS SA 1829(SACD-Hybrid) \2500
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1877年ノヴァーク版)
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内管
[録音:2009年1月/エレブロ・コンサートホール(スウェーデン)]
コンサートもCDも評価の高いダウスゴーがブルックナーに挑戦。それも壮大で
重厚、大音量が売りの交響曲をわずか40名余りの室内管弦楽団で料理するとい
う驚きの試み。ダウスゴーはこの作品に、ブルックナーがオルガンで瞑想、即
興するような非常に個人的な祈りの心情を見出し、それを念頭に交響楽を底流
とした室内楽的即興の集合体を描いたと述べています。その結果、かつて聴い
たことのないようなブルックナー像が出現しているとのこと。室内オーケスト
ラによるブルックナー、このアルバムが成功すれば全集も夢ではない、画期的
企画の胎動を感じます。

BIS SA 1817(SACD-Hybrid) \2500
(1)モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
(2)シューベルト:弦楽三重奏曲第1番変ロ長調 D.471
トリオ・ツィンマーマン
【フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、アントワーヌ・タムスティ(Va)、
クリスチャン・ポルテラ(Vc)】
[録音:2009年7月(モーツァルト)、2010年7月(シューベルト)
/旧ストックホルム音楽アカデミー]
弦楽三重奏ながら演奏時間50分、各奏者に協奏曲ばりの演奏技術を要求するモ
ーツァルトのディヴェルティメント K.563。ならばこそ、フランク・ペーター
・ツィンマーマン、アントワーヌ・タムスティ、クリスチャン・ポルテラで結
成したトリオに役者の不足はないと申せましょう。実際、久々の充実演奏で、
モーツァルト晩年の心のひだを絶妙に表現しています。驚異の弦楽トリオの出
現です。

BIS SA 1794(SACD-Hybrid) \2500
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュノム」
(2)同第12番イ長調 K.414
(3)ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー
[録音:2009年11月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール]
プロジェクト進行中のベートーヴェンの協奏曲シリーズではスタインウェイの
モダンピアノを用いているブラウティハムが、1795年製アントン・ヴァルター
のフォルテピアノのコピーで挑んだモーツァルトの協奏曲。評価の高いソナタ
集と同じく、楷書的ながら愉悦と滋味あふれる演奏を繰り広げています。ヴィ
レンズ指揮ケルン・アカデミーも好演。

BIS SA 1868(SACD-Hybrid) \2500
グンナル・イデンスタム:ユッカスイェルヴィの歌
(1)ポエムI (2)夜の歌(サーミ語版) (3)八季 (4)初雪の踊り (5)風神 
(6)フィンランド人の踊り (7)水の精の歌
(8)夜の歌(スウェーデン語版) (9)冬至 (10)サーリ・ポルスカ 
(11)ハリング (12)凍った川上のトナカイ 
(13)春の踊り (14)夏の風 (15)夜の歌(フィンランド語版) (16)夜の歌II
(17)ポエムII (18)エピローグ
シモン・マライネン(ヨイク)、ブリタ=スティナ・シャッゴ(Vo)、
サンドラ・マルテレウル(Vn)、
トルビョルン・ヤコブソン(Sax)、グンナル・イデンスタム(Org、テープ)
[録音:2010年3月/キルナ教会(スウェーデン)]
オルガニストとしても高名なイデンスタムがスウェーデンの北極圏ラップラン
ドにある教会の400周年を記念して作曲した組曲。この地にはサーミ(ラップ人)、
スウェーデン人、フィンランド人が混在し、その多彩な文化風習と自然を描い
ています。まさにワールドミュージック的な内容で、北欧に興味のある方すべ
てにオススメです。

BIS 1624 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.21
(1)ソナタ ヘ長調Wq50/1(H136) (2)同ト長調 Wq50/2(H137) 
(3)同イ短調Wq50/3(H138) (4)同ニ短調 Wq50/4(H139) 
(5)同変ロ長調 Wq50/5(H126) (6)同ハ短調 Wq50/6(H140)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
[録音:2007年6月/ヘイッキ・サルヴェラ・ホール(フィンランド)]
C.P.Eバッハの時代以前、ある作品が曲中で反復される際、演奏者が自由に即興
するのが普通でした。しかし、演奏家が必ずしも即興をできなくなった世とな
り、CPEがそのやり方を示す目的で作曲したのがこの6篇のソナタ。そのような
条件下ながら、非常に芸術的で表情に富んでいるのがさすがと申せましょう。

BIS 1954 \1350
ペーテル・マッテイ-万華鏡
(1)オルフ:カルミナ・ブラーナ(室内楽版)より
(2)デュリュフレ:「レクイエム」より犠牲と祈りを
(3)同:ミサ「クム・ユビロ」よりグリーリアとベネディクトス
(4)ステンハンマル:フローレスとブランセフロール Op.3よりバラード
(5)アダン:オー・ホーリー・ナイト
(6)コルネリウス:三人の王
(7)ヴェンネルベリ:詩篇24
(8)シベリウス:栄誉はいらない
(9)伝承曲:ロンドンデリーの歌ほか
ペーテル・マッテイ(Br)、オルフェイ・ドレンガル、聖ヤコブ室内合唱団、
ルヴェ・デルヴィンエル、ローランド・ペンティネン(Pf)、
ロベルト・スンド、パーヴォ・ヤルヴィ、ゲイリー・グラーデン(指)ほか
[録音:1991-2006年]
廉価盤。1965年生まれのスウェーデンのバリトン、ペーテル・マッテイ。まさ
に脂の乗り切ったベテランである彼のベスト盤が登場です。メトやスカラ座で
も活躍する彼ですが、ここではオペラ・アリアではなく名盤の誉れ高いグラー
デン指揮によるデュリュフレのレクイエムほかを絶美に歌うものが集められて
います。柔らかく甘い歌声に酔わされます。




<ENZO Recordings>
EZCD 10013 \2450
日本語帯解説書付
製造:スペイン
エッセンシャル・デ・ムジカ エスパニョーラ
グラナドス :12のスペイン舞曲集 Op.37
(1)スペイン舞曲第1番ト長調「ガランテ、メヌエット」 
(2) 第2番ハ短調「オリエンタル」 
(3) 第3番ニ長調「ファンダンゴ」 (4) 第4番ト長調「ビジャネスカ」 
(5) 第5番ホ短調「アンダルーサ」 
(6) 第6番ニ長調「ロンダージャ アラゴネッサ」 
(7) 第7番ト長調「バレンシアーナ」 
(8)第8番ハ長調「サルダーナ、アストゥリアーナ」 
(9) 第9番変ロ長調「ロマンティカ」 
(10)第10番ト長調「メランコリカ」 (11)第12番イ短調「アラベスカ」 
(12)第11番ト短調「ボレロ」
比石妃佐子(Pf)
スペインに在住し、1986年よりサグラダファミリア聖堂にて定期演奏会を継続、
スペインで最重要とされるぺララダ城、夏のインターナショナルフェスティバ
ルにも出演するなど現地で活躍するピアニスト比石妃佐子の最新録音。比石は
デ・ラローチャ、カルメン・モンポウらに師事。スペイン・マリア・カナルス
国際コンクール名誉賞受賞、スイス・ピアノ80コンクール第一位優勝など輝か
しい実績を持つ。そんな比石がライフワークとして取り組むスペイン音楽は日
本でも評価が高い。2011年4月には東京でリサイタルが予定されている。
なお、比石の夫はサグラダファミリア聖堂の主任彫刻家としてコーヒーのテレ
ビCMにも出演した外尾悦郎氏。
『アントニ・ガウディの死後も建築が続くサグラダ・ファミリア聖堂の彫刻家
であり、私の夫でもある外尾悦郎とのスペインでの生活は、かれこれ20年以上
になりました。夫が、偉大なガウディが目指した方向を見て彫刻しているのと
同じように、私もスペイン音楽の神髄を日本人の感性を持って追求し続けてき
ました。それが10年をかけて師ラローチャと校正したアルベニス「イベリア組
曲」の出版、地元で大変栄誉あるアルベニス・メダルの受賞へとつながりまし
た。このCDも、そんな成果の一つです。この演奏を通じてスペインの魂を皆様
のお手元にお届けできればとても幸せです。(比石妃佐子)




<STUDIO FROHLA>
GAIA-CD010 \3150
「大樹の雫」
1. クライスラー:美しきロスマリン op.55-4
2. クライスラー:中国の太鼓 op.3
3. ジョン・ケージ:夜想曲
4. ヴィエニャフスキ:グノーの「ファウスト」の主題による幻想曲 op.20
5. ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」ト長調 op.78
6. J.シュトラウス:ピチカート・ポルカ(多重録音)
石亀協子(ヴァイオリン)
中川賢一(ピアノ)
録音:2010年2月9日、16日/三鷹市芸術文化センター 風のホール
石亀協子のデビュー・アルバム。振幅の大きい旋律の歌い方、スケールの大き
な音楽作り、ひたむきで瑞々しい感性に彩られた音色、そして確かな技巧で聴
き手を感動させます。聴き手の感情にすっと入りこんできて聴き手を魅了しま
す。ジョン・ケージでは出身地・秋田県の世界遺産である白神山地の大樹の下
で撮影されたジャケット写真からも石亀の大らかな人柄が伝わってきます。
アルバムタイトルの通り、神秘的な森に育まれた大樹を思わせるおおらかな石
亀の魅力が詰まった1枚です。
=石亀協子(ヴァイオリン)=
秋田市出身。桐朋女子高等学校音楽科を卒業後に留学。ウィーン国立音楽大学
にてライナー・キュッヘル氏に、ドイツ・リューベック国立音楽大学シュムエ
ル・アシュケナージ氏に師事、5年間に渡り研鑽を積む。
ミケランジェロ・アバド国際バイオリンコンクールにて最高位、他国内外のコ
ンクールにて多数入賞。ヨーロッパ、アメリカ各地でソロリサイタルをはじめ
多くの室内楽等のコンサートに出演。ソリストとして仙台フィルハーモニー管
弦楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管
弦楽団等と共演。
ザルツブルク音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、宮崎国際音楽
祭など国内外の多数の音楽祭に参加。現在は、テレビ、雑誌、新聞等各メディ
アにも取り上げられ、ソロ、室内楽を中心に多方面に亘り活動する一方、後進
の指導にもあたっている。トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズメンバー。
加藤道子、鷲見健彰、徳永二男、江口有香、小林健次、篠崎史紀、ミハエラ・
マーティン各氏に師事。



<Pro Musica>
PPC 9061 \2280
静かな村に明るい光が-オスロ大聖堂少年聖歌隊のクリスマス
ラーシュ・ソロース d.y./マグネ・H・ドローゲン編:静かな村に明るい光が
アドルフ・アダン/マグネ・H・ドローゲン編:
聖らに星すむ今宵(オー・ホーリー・ナイト)
エミー・シェーレル/エルセ・ベルントセン・オース編:
たくさんのキャンドルに灯がともった
ジョン・F・ウェイド/サー・デイヴィッド・ウィルコックス編:
神の御子は今宵しも
伝承曲/マグネ・H・ドローゲン編:つねに待ち望む心を
スタングヴィークの伝承曲/トロン・H・F・クヴェルノ編:
それは愛らしい幼子が
ヤコブ・ゲアハー・マイデル:青空はうるわしく
フランツ・クサヴァー・グルーバー/マグネ・H・ドローゲン編:きよしこの夜
フランク:天使の糧
J・A・P・シュルス/トロン・H・F・クヴェルノ編:
あなたの小さな軍隊がやってきます
サン=サーンス:クリスマス・オラトリオ Op.12-いけにえを捧げよ
ブラームス:
コラール前奏曲「一輪のばらは咲きて(エサイの根より)」Op.122-8
ミヒャエル・プレトーリウス/トロン・H・F・クヴェルノ編:
一輪のばらが咲いた
ニルス・W・ゲーゼ/マグネ・H・ドローゲン編:
クリスマスイブ「幼子イエスはかいばおけに横たわり」
シュレジェン民謡/テリエ・クヴァム編:この世はうるわし
オスロ大聖堂少年聖歌隊 マグネ・H・ドローゲン(指) 
アンデシュ・アイステン・ダール(Org)器楽アンサンブル
ベンヤミン・T・イーサクセン(ボーイソプラノ) 
マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms)  ヨハネス・ヴァイサー(B)
録音:2008年1月11日-12日、4月4日-5日 
ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)
制作:ヴェーガルド・ランドース  エンジニア:トマス・ヴォルデン
「静かな村に明るい光が 夜どおし煌めく たくさんの子どもたちが手に 天
のともしびをにぎる……」。なつかしい歌、新しい響き。オスロ大聖堂少年聖
歌隊によるクリスマス・アルバム。
オスロ大聖堂少年聖歌隊は、合唱指揮者のテリエ・クヴァム(1944-)とカール・
ホグセット(1941-)が1985年に新たに創ったアンサンブルです。イギリス国教会
の聖堂聖歌隊にならい、少年全員がソプラノパートを歌いアルトパートをカウ
ンターテナーが担当するスタイルを採っています。
ノルウェーの教会音楽家、ラーシュ・ソロース d.y.のキャロル「静かな村に明
るい光が」に始まるクリスマスアルバム。少年聖歌隊に大聖堂の青年聖歌隊メ
ンバーが加わり、ソプラノ、カウンターテナー、テノール、バスの4声部で歌
われます。指揮者のマグネ・H・ドローゲンは、2002年から少年聖歌隊の音楽
監督を務め、2003年には大聖堂のアシスタント・オルガニストにも任命されま
した。ソロを歌うのは、少年聖歌隊のメンバー、ベンヤミン・T・イーサクセ
ン、メッツォソプラノはマリアンネ・ベアテ・シェラン、バリトンはヨハネス
・ヴァイサー(ヨハンネス・ヴァイセル)。ブラームスのコラール前奏曲を弾き、
合唱の伴奏を担当するアンデシュ・アイステン・ダールは、録音セッションの
行われたブラゲルネス教会のオルガニストです。伝統のキャロルを編曲したの
は、クヴァム、エルセ・ベルントセン・オース、サー・デイヴィッド・ウィル
コックス、指揮者のドローゲン。「マタイ受難曲」(Aurora ACD4994)を作曲し
たトロン・H・F・クヴェルノは3曲を担当し、ノルウェー語歌詞のつけられた
プレトーリウスの「一輪のばらが咲いた」は、バリトンソロと弦楽四重奏をと
もなう作品に編曲しています。




<SUPRAPHON>
SU 4033 \1780
「純潔なる聖母マリア-モラヴィアの待降節の歌&降誕祭(クリスマス)の歌」
1/ Kyrie eleison 1:08
2/ What happened that night 2:36
3/ What happened, what occurred 1:27
4/ There was a green meadow 1:42
II. Gloria
5/ Gloria in excelsis Deo 1:36
6/ It’s already winter, frost 1:17
7/ Shepherds herded sheep 2:33
8/ Are they Valachs? 0:57
9/ Everyone rejoice 1:49
III. Credo
10/ How beautiful the sun 2:18
11/ The Lord’s power 4:32
12/ The prophets foretold 3:28
13/ Christ, dear son 0:56
IV. Sanctus
14/ Welcome, Jesus Christ 2:21
15/ Visit us, little child 2:53
16/ Oh, Holy Virgin 3:39
17/ This joyous child 2:51
V. Benedictus
18/ The Lord’s Archangel came down from heaven 2:20
19/ Joseph, my dear 2:11
20/ Blessed, revered 1:00
21/ I know a grove 1:23
22/ It was winter 3:45
23/ Cold water springs 2:09
VI. Agnus Dei
24/ The Virgin Mary wandered the world 3:40
25/ The Lord’s son was born to us 2:18
ズザナ・ラプチコヴァー(ヴォーカル、ツィンバロン) 
ヨゼフ・フェチョ(コントラバス、ツインバロン)
ロスティスラフ・フラシュ(サキソフォン) 
イヴァン・ヘラーク(ヴァイオリン、ヴィオラ)
オンドジェイ・クライニャーク(ピアノ) 
カミル・スレザーク(パーカッション)
モラヴィア民謡のシンガーとして、またツィンバロン奏者として知られるズザ
ナ・ラプチコヴァーの歌うクリスマス・アルバム。ほとんど知られていないモ
ラヴィア地方に伝わるキャロルや、バロック時代の聖歌から選り抜いた内容は
素朴な味わいが新鮮。クリスマス・シーズンが過ぎたあとにもいつまでも心に
幸せな気分を残してくれるアルバムです。




<DOREMI>
DHR 7998 \2080
「ヤッシャ・ホーレンシュタインVol.2 / ショスタコーヴィチ、ヒンデミット
&コルンゴルト」
・コルンゴルト:「ヴィオランタ」より前奏曲と謝肉祭の音楽
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1965年6月2日ロンドン、キングズウェイ・ホール(セッション)
・ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調Op.10
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1970年7月18日イギリス、ノッティンガム音楽祭(ライヴ)
・ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
 フランス国立放送管弦楽団
 録音:1954年5月27日(ライヴ)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
巨匠の貴重な指揮姿を収めたベートーヴェンの「第九」DVD(DHR7960)が、おお
きな反響を呼んでいるDOREMIのホーレンシュタイン第2弾。
別のレーベルで以前CD化されたことがあるショスタコーヴィチの交響曲第1番は、
マーラーを得意とした巨匠が聴かせる個性的な演奏としてファンのあいだでは
よく知られているものですが、廃盤で長らく入手難が続いていたため、このた
びのカタログ復活はうれしいところです。
早熟の天才コルンゴルトが17歳のときに書いた「ヴィオランタ」からの2曲は、
1980年代初めにごく短い期間アナログ盤でリリースされ、当時、演奏のすばら
しさで評判となったもので、おそらくこのたびが初CD化。
ヒンデミットの交響曲「画家マチス」は、ホーレンシュタインには1972年の
LSOとのステレオ・セッション録音もありますが、そちらの評価が高かっただけ
に、このフランス国立放送管とのライヴも期待が持てそうです。

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10-11 No.11-1

2010年11月11日 13時51分00秒 | Weblog
<Decca>
4782604 2枚組 \2800
ブレンデル/80歳記念盤
CD1
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15/
バイエルン放送交響楽団 指揮:サー・コリン・ディヴィス
CD2
1.モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503/
南西ドイツ放送交響楽団 指揮:ハンス・ツェンダー
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
3.シューベルト:4つの即興曲D.935
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ) 
録音:1985年2-3月 ミュンヘン(CD1)、
2002年2月 バーデン・バーデン(CD2‐1)、
2007年8月 ザルツブルク(CD2‐2、3)
2008年12月をもってコンサート活動から引退した巨匠アルフレッド・ブレンデ
ル。2011年1月5日に80歳の誕生日を迎えるのを記念して、ミュンヘン、バーデ
ン・バーデン、そしてザルツブルクで残した4つの名演を収録。彼が得意とし
た4人のドイツ人作曲家に対する深い造詣が刻印された貴重盤です。

4782564 \1850
アルブレヒト・マイヤー/ボンジュール・パリ
1.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
2.フォーレ:パヴァーヌ
3.ドビュッシー:月の光
4.フランセ:花時計
5.オーデルマット:オーボエと管弦楽のための3つの映像Op.18
6.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
7.フォーレ:シシリエンヌ
8.ダンディ:フランス民謡の主題による幻想曲Op.31
9.サティ:ジムノぺディ第1番
10.ハーン:クロリスへ
アルブレヒト・マイヤー(オーボエ) アカデミー室内管弦楽団
指揮:マティアス・メニウス"録音:2010年4月20-24日 ロンドン
ベルリン・フィル首席オーボエ奏者マイヤーによる7枚目のソロ・アルバムは
初のフランス音楽作品集。ドビュッシー、ラヴェル、フォーレらの有名曲を
中心に、オケで培った柔らかく緩急自在の妙技が光る1枚です。今後の第2弾、
第3弾に早くも期待が集まる仕上がりです。

4804484 \1850
ラッセル・ワトソン/プラチナム・コレクション
ネッラ・ファンタジア/タイム・トゥ・セイ・グッバイ/ヒア・アイ・アム・
アゲイン/ユー・レイズ・ミー・アップ/誰も寝てはならぬ(2007リミックス)
/オー・ソレ・ミオ/アヴェ・マリア(シューベルト)/女心の歌/グラディエー
ターのテーマ/バルセロナ/カルーソ/スウィング・ロウ/バンボレオ/天使の糧
プレイヤー/エンタープライズのテーマ/ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ
/ヘヴン・ヘルプ・アス・オール/レット・イト・スノウ
ラッセル・ワトソン
オペラの名曲をはじめ、フレディー・マーキュリーの「バルセロナ」、ウルト
ラヴォックスの「ヴィエナ」、ポール・サイモンの「明日に架ける橋」など
ロック/ポップス・ナンバーまで幅広く歌いこなすラッセルの魅力がつまった
ベスト・コレクション。ジャンルを超えた名曲を七色の歌声で見事に歌い上げ
ています。


●ORIGINALS
4782659 \1350
モーツァルト:ホルン協奏曲集
1.第2番変ホ長調K.417
2.第3番変ホ長調K.447
3.第1番ニ長調K.412
4.第4番変ホ長調K.495
5.断章ホ長調K.Anh.98a
バリー・タックウェル(ホルン) 
ロンドン交響楽団
指揮:ペーター・マーク
録音:1961年4月 ロンドン
デニス・ブレイン亡き後のイギリス・ブラスの伝統を受け継ぐ名手タックウェ
ルによる珠玉のモーツァルト協奏曲集。しなやかな音色と強靱なテクニック、
そしてのびのびとした音楽性が何よりも魅力を放つ1枚です。

4782663 \1350
ロッシーニ・アリア集
1.ひどい運命よ!愛の暴君よ!
2.あなか方と一緒にここから逃亡するための…わが友よ、どんな時でも…祖国
のことを考えなさい
3.ああ女の愛する人が歩く街の壁よ…エレナ、私はあなたを呼んでいる
4.おお祖国よ
5.柳の木の下で腰をおろし…神よ、しばし眠るために(柳の歌)
6.キリストの死を担わしめよ
7.イタリアの土地を…再び懐かしい故郷の土地を見られるとしたら
8.悲しみと涙のうちに生まれて
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ) 
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・パターネ
録音:1988年7月 ウィーン
ローマ聖チェチーリア音楽院を卒業してまだ間もない頃のバルトリが初めて挑
んだアリア録音。広い音域と、エネルギッシュかつ切れ味の鋭い歌唱力が当時
から備わっていたことを示す貴重な録音です。

4782660 \1350
愛の喜び-ヴァイオリン名曲集
1.クライスラー:ジプシーの女
2.同:愛の悲しみ
3.ポルディーニ:踊る人形
4.ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ(フランチェスカッティ版)
5.エルガー:愛の挨拶
6.同:気まぐれな女
7.チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51‐6
8.クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
9.ノヴァチェック:無窮動Op.5‐4(ジンゴールド版)
10.ドビュッシー:美しい夕暮れ
11.ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調
12 ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース イ短調Op.18‐4
13.ゴセック:ガヴォット
14.クライスラー:愛の喜び
15.シャミナード:スペインのセレナード
16.サン=サーンス:カプリースOp.52‐6
17 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
フィリップ・モル(ピアノ)
録音:1985年10月 サマセット
韓国ヴァイオリン界の至宝チョン・キョンファが初めて録音した小品集として
話題となり、ヴァイオリン名曲のベスト盤として定評の高いアルバムが遂にオ
リジナルスで登場。高度なテクニックと持ち前の情熱的なアプローチに加え、
深みとロマンを湛えた充実の名演を披露しています。

4782661 \1350
ブラームス:交響曲第3番へ長調Op.90
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1961年9-10月 ウィーン
クラシック界の頂点に上り詰めていくカラヤンが1960年代にウィーン・フィル
と残した名盤として名高い2つの交響曲。ベルリン・フィルとはまた一味違う、
しなやかに躍動する快演です。




<Deutsche Grammophon>
734628(DVD-Video) \3350
ドゥダメル&フローレス/オープニング・ガラ2010
1.オープニング・クレジット/2.ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲
3.同:プリンシペ・ピウ・ノン・ゼイ/4.同:《セミラーミデ》序曲
5.同-甘美な希望が/6.グランダ:シナモンの花/7.ララ:グラナダ
8.モンカージョ:フアパンゴ/9.グレヴェール:約束
10.グティエレス:平原の魂/11.マルケス:舞曲第2番
12.ドニゼッティ:ああ、友よ/13.ヴェルディ:女心の歌
14.クロージング・クレジット
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:3、5-7、9、10、12、13) 
ロサンゼルス・フィルハーモニック
指揮:グスターボ・ドゥダメル
録音:2010年10月7日 ウォルト・ディズニー・コンサートホール、ロサンゼルス
昨年からロサンゼルス・フィルの音楽監督を務めるドゥダメルが、就任2期目
を迎える今年10月のオープニングに行ったガラ・コンサートの模様が早くも
DVD化!当代きっての名テノール・フローレスを迎え、十八番のイタリア・オ
ペラの名アリアを清廉に歌い上げているのも聴きどころです!

4778367 2枚組 \3750
ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》全3幕
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノフェドーラ)
プラシド・ドミンゴ(テノール:ロリス)
ニノ・マチャイヅェ(ソプラノ:オルガ)
ファビオ・マリア・カピタヌッチ(バリトン:デ・シリュウ)
モネ交響楽団
指揮:アルベルト・ヴェロネージ
録音:2008年1月10-23日 
ロイヤルサーカス、ブリュッセル 
プッチーニ音楽祭の音楽監督を務めるイタリアの実力派アルベルト・ヴェロネ
ージを指揮者に迎え、歌手陣には、プラシド・ドミンゴとアンジェラ・ゲオル
ギューや、近年活躍が著しいニノ・マチャイヅェやファビオ・マリア・カピタ
ヌッチを豪華に配した《フェドーラ》。磐石の名演をどうぞ!

779333 3枚組 \2800
ドミンゴ70才記念盤
ザ・プラシド・ドミンゴ・ストーリー(限定盤)
CD1
1.ジョルダーノ:愛さずにはいられぬこの思い
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 指揮:ネッロ・サンティ
2.ウェーバー:お父さん!
バイエルン放送交響楽団 指揮:ラファエル・クーベリック
3.ヴェルディ:私の喜びで彼女を包みたい
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ他
4.オッフェンバック:クラインザックのために
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:リチャード・ボリング他
5.ヴェルディ:失くしてしまった
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
6.ビゼー:花の歌
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
7.ワーグナー:朝はばら色に輝きて(優勝の歌)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 指揮:オイゲン・ヨッフム
8.サン=サーンス:待て、おお、わが同胞よ
パリ管弦楽団 指揮:ダニエル・バレンボイム他
9.マスネ:私の全ての魂はそこにある
ケルン放送交響楽団 指揮:リッカルド・シャイー他
10.ヴェルディ:女心の歌
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ他
11.同:清きアイーダ
ロサンゼルス・フィルハーモニック 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
12.プッチーニ:誰も寝てはならぬ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
プッチーニ:衣裳をつけろ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ジョルジュ・プレートル 
14.マスカーニ:おお、ローラよ、お前は花のように美しい
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ジュルジュ・プレートル
CD2
1.ヴェルディ:見よ 恐ろしい炎を
ローマ聖チェチーリア音楽管弦楽団 指揮:ジョルジュ・プレートル
2.ワーグナー:はるかな国へ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
3.ヴェルディ:星が光り輝き
フランス国立管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
4.ワーグナー:
ヴォルフラム、聞いてくれ!…いかなる懺悔者も今まで感じなかったほどの
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
5.プッチーニ:絵の具を取ってくれ!…妙なる調和
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ他
6.マイアベーア:おお、パラダイス
ローマ国立歌劇場管弦楽団 指揮:ズービン・メータ
7.R.シュトラウス:《影のない女》Op.65-間奏曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
8.ロッシーニ:《セビリャの理髪師》-カヴァティーナ第2番
ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
9.ヴェルディ:喜べ!
パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン
10.同-恥と悲しみに満ちて
パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン他
11.モーツァルト:海の外なる胸の内の海は
メトロポリタン歌劇場管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
12.プッチーニ:大狂宴だ!
ローマ聖チェチーリア音楽管弦楽団 指揮:アルベルト・ヴェロネージ"
13.レオンカヴァッロ:ノー、デ・イアンティカ・グレチャ
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
指揮:アルベルト・ヴェロネージ
14.レオンカヴァッロ:あなたの眼差しにはある/ラン・ラン(ピアノ)
CD3
1.ララ:グラナダ/ロンドン交響楽団 指揮:マルセル・ペーテルス
2.デ・クルティス:忘れな草
ロンドン交響楽団 指揮:カール=ハインツ・ローゲス
3.ガルデル:わが愛しのブエノスアイレス
スタジオ・オーケストラ 指揮:ロベルト・パンセーラ
4.同:思いの届く日/スタジオ・オーケストラ 指揮:ロベルト・パンセーラ
5.ロイド・ウェバー:ホザンナ
イギリス室内管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
6.レハール:君はわが心のすべて
ローマ国立歌劇場管弦楽団 指揮:ズービン・メータ
7.ペネッラ:ハスタ・クアンド?/マドリード交響楽団 指揮:ミゲル・ロア
8.同:セノ・クエ・ノ・ミー・ファルテ・エル・ヴァロ
マドリード交響楽団 指揮:ミゲル・ロア
9.ソウトゥーリョ&ベルト:お前の胸から心配を除いてやりたい
パリ管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
10.フランク:天使の糧
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 指揮:マルチェロ・ヴィオッティ
11.アルベニス:ラヴ・ムーヴズ・バイ・ナイト!
マドリード市立管弦楽団 指揮:ホセ・エウゼビオ
12.ドミンゴ・ジュニア:40年
ブダペスト・フィルハモニー管弦楽団 指揮:ユージーン・コーン
13.カタリ・カタリ
ブダペスト・フィルハモニー管弦楽団 指揮:ユージーン・コーン
14.トローバ:ヴィダールのロマンス第10番
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
15.モラレス:冬の星座/
マドリード市立管弦楽団 指揮:ホセ・エウゼビオ.
16.ドミンゴ・ジュニア:良心
17.アロンソ:アクア・クエ・リオ・アバージョ
マドリード市立管弦楽団 指揮:ホセ・エウゼビオ
プラシド・ドミンゴ(テノール)他
録音:1970-2008年
2011年1月23日に70歳の誕生日を迎えるドミンゴを記念して制作された豪華
3枚組。DGに残した100以上のライヴ&セッション録音からえり選った名演の
数々を豪華共演者たちとの掛け合いも含めてご堪能いただける3枚組です。

4779336 26枚組 \8450
ドミンゴ/ザ・オペラ・コレクション
CD1-2
ビゼー:歌劇《カルメン》全4幕
ロンドン交響楽団 指揮:クラウディオ・アバド他
CD3-4
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》全3幕
ロンドン交響楽団 指揮:イオン・マリン他
CD5
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》全2幕
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ジョルジュ・プレートル他
CD6
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》全1幕
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ他
CD7-8
オッフェンバック:歌劇《ホフマン物語》プロローグ&3幕&エピローグ
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:リチャード・ボリング他
CD9-10
プッチーニ:歌劇《トスカ》全3幕
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:リチャード・ボリング他
CD11-12
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全3幕
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン他
CD13-14
ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》
ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
サン=サーンス:歌劇《サムソンとダリラ》Op.47全3幕
パリ管弦楽団 指揮:ダニエル・バレンボイム他
CD17-18
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ他
CD19-20
ヴェルディ:歌劇《椿姫》全3幕
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 指揮:カルロス・クライバー他
CD21-22
同:歌劇《オテロ》全4幕
パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン他
CD23-26
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》全3幕
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
プラシド・ドミンゴ(テノール)他
録音:1972-93年
50年以上に渡るキャリアの中で、歌いこなすオペラのレパートリーは130以上。
舞台の出演回数に至っては3500回を超えるというドミンゴも、来年の1月23日
で70歳の誕生日を迎えます。それを記念して企画された当盤では、彼の当たり
役として知られる12のオペラを一挙に収録。ドミンゴ・ファンはもちろん、
初心者の方の入門にもぴったりな豪華26枚組です!

4779289 \1850
マーラー:歌曲集《子供の不思議な角笛》(全14曲)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
ウィーン・ヴィルトゥオーゼン
録音:2010年3-7月  ライディング
2011年に生誕100周年を迎えるマーラーを祝って、当代きってのマーラー歌手
ハンプソンが、新たな名盤を世に送り出します!ウィーン・フィルの精鋭が
集ったウィーン・ヴィルトゥオーゼンとのコラボレーションで、最高峰かつ
新境地を同時に実現した《子供の不思議な角笛》全14曲を高らかに歌い上げ
ています。

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10-11 No.11-2

2010年11月11日 13時50分25秒 | Weblog
<Universal Music>
2756469(CD+DVD) \3750
アンドレア・ボチェッリ/マイ・クリスマス:デラックス版
CD収録予定曲
ホワイトクリスマス/御使いの声は天より響き/サンタが街へやって来る/
クリスマスソング(with ナタリー・コール)/主の祈り/
御使いうたいて(with メアリー・J.ブライジ)/神の御子は今宵しも/もみの木/
ジングルベル/きよしこの夜/ブルークリスマス(with レバ・マッケンタイア)/
クリスマスの聖歌(オーホーリーナイト)/子どものイエス様/
アイ・ビリーヴ(with キャサリン・ジェンキンス)/
ゴッド・ブレス・アス・エヴリワン
DVD収録予定曲
ホリデー・ピース/御使いの声は天より響き/サンタが街へやって来る/
クリスマスソング(with ナタリー・コール)
ブルークリスマス(with レバ・マッケンタイア)/もみの木/主の祈り/
御使いうたいて(with メアリー・J.ブライジ)/神の御子は今宵しも/
クリスマスの聖歌(オーホーリーナイト)/子どものイエス様/
アヴェ・マリア/アイ・ビリーヴ(with キャサリン・ジェンキンス)/
ゴッド・ブレス・アス・エヴリワン/
きよしこの夜/ジングルベル/ホワイトクリスマス/
アンドレア・ボチェッリ
ナタリー・コール、レバ・マッケンタイア、キャサリンジェンキンス、他
魅惑の歌声! 世界のテノール、ボチェッリによるクリスマス名曲集! 豪華ゲ
ストも多数。
デイヴィッド・フォスタープロデュースによるボチェッリのクリスマス・アル
バム「マイ・クリスマス」の豪華盤(CD+DVD)。既にボーナスDVDの付いたデラッ
クスCDがリリースされていますが、今回のものは18トラックから成るフルの
DVD映像と16トラックのCDが一緒になった豪華盤。ボチェッリの甘く粘りのある
歌声が見事なハーモニーとなってクリスマスを盛り上げる素敵なBGMになるこ
と間違いなしです。



<Onyx>
ONYX 4060 \2180
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64*/八重奏曲変ホ長調Op.20**
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)*/**、
ウラディミール・アシュケナージ(指揮)*、フィルハーモニア管弦楽団*、
シアトル・チェンバー・ミュージック・オクテット**
オニックス(Onyx)への移籍以降、エルガーやコルンゴルト、バーバー、ウォル
トンなど"近現代"のヴァイオリン協奏曲で説得力のある演奏を繰り広げてきた
エーネス。それだけに満を持して取り上げた"ドイツ・ロマン派"の名作、メン
デルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」はエーネスにとって大きな一歩となる。
シアトル・チェンバー・ミュージック・オクテット
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)、エリン・キーフ(ヴァイオリン)、
アンドルー・ワン(ヴァイオリン)、
オーガスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)、
シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、リチャード・オニール(ヴィオラ)、
ロバート・デマイン(チェロ)、エドワード・アーロン(チェロ)
録音:2010年1月30日、ワーウィック・アーツ・センター(ライヴ/イギリス)*
&2010年7月9日、イルズリー・ボール・ノールドストローム・リサイタル・
ホール(シアトル)**

ONYX 4063 \2180
ハチャトゥリアン:
バレエ音楽《スパルタクス》より 序奏とニンフの踊り、
エギナとガルモジーのアダージョ、エギナの変奏とバッカナール、
情景とクロタルを持った踊り、スパルタクスとフリーギアのアダージョ、
ガディスの娘の踊り
バレエ音楽《ガイーヌ》より 友人たちの踊り、じゅうたん刺繍、
レズギンカ、ウズンダアラ、娘たちの踊り、アイシャとガイーヌ、
アイシャのモノローグ、山岳人の踊り、剣の舞、ゴパック
キリル・カラビッツ(指揮)、ボーンマス交響楽団
ブダペスト祝祭管、フランス放送フィルのアシスタント・コンダクター、スト
ラスブール・フィルの首席客演指揮者として経験を積んだカラビッツは、英国
に渡りボーンマス交響楽団の首席指揮者に就任。
カラビッツ&ボーンマス交響楽団の快進撃は目覚しく、このハチャトゥリアン
の2大バレエが本格始動したこのコンビの名刺代わりとなる!
録音:2010年7月1日-2日、ライトハウス(ドーセット/イギリス)

ONYX 4054 \2180
ブラームス:ヴィオラII ――
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115(ヴィオラ版)*/2つの歌Op.91/
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111**
マキシム・リザノフ(ヴィオラ)、アリス・クート(メゾ・ソプラノ)、
アシュリー・ウェイス(ピアノ)、
アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)、
マリアナ・オシポワ(ヴァイオリン)*、
ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン)**、ユリア・デイネカ(ヴィオラ)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)
ヴィオラの世界的名手ユーリ・バシュメットに「遂に私のライバルが現れた」
と言わしめたウクライナの大器マキシム・リザノフ。
ブラームスのソナタ&トリオ集(ONYX 4033)で、バシュメットの言葉が間違い
ではなかったことを証明したリザノフのセカンド・アルバムはブラームスの
第2弾!
ヴィオラ版の「クラリネット五重奏曲」や、声楽とピアノにヴィオラが加わる
「2つの歌」など、チャレンジ精神にあふれた特色豊かなプログラムも大物の
証しである。




<MEMBRAN>
MEMBRAN 223287 40枚組 \9450
OPERA ITALIANA オペラ・イタリアーナ
サイズ:縦140mm×横370mm×奥行150mm
各タイトルごとにブックレットが付き装丁も綺麗になっています。珍しいオ
ペラも多く含まれています。
※内容詳細は当店HPにございます
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/membran2010_12.html





<Brilliant>
●Brilliant Classics CLASSIC MANIA series
ブリリアントレーベルのヨーロッパのみの流通商品の一部が販売可能となりま
した。入荷数限定となりますがご案内いたします。特別価格となっております。
尚、代理店入荷分が品切れになった段階で取り扱いを終了させていただきます。
あらかじめご了承ください。

BRL 8255 3枚組 \1080
ショスタコーヴィチ:作品集
交響曲第9番、第10番
ルドルフ・バルシャイ指揮、ケルンWDR交響楽団
ジャズ組曲第1番、第2番、ロシアとキルギスの主題による序曲Op.115、
ノヴォロシースクの鐘、祝典序曲
テオドール・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団
ピアノ五重奏曲Op.57
エドワード・アウアー(pf)ポール・ローゼンタール、
クリスティアーン・ボル(Vln)マーカス・トンプソン(Vla)
ゴッドフリード・ホーヘフェーン(Vc)
ピアノ三重奏曲Op.67 
エドワード・アウアー(pf)クリスティアーン・ボル(Vln)
ナサニエル・ローゼン(Vc)

BRL 92827 3枚組 \1080
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲、管弦楽組曲全曲
ボーダン・ワルチャル指揮、スロヴァキア室内管弦楽団

BRL 92833 2枚組 \540
ドヴォルザーク:協奏曲全集
ピアノ協奏曲、ロマンスOp.11、マズレックOp.49、森の静けさOp.68、
チェロと管弦楽のためのロンドOp.94、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲 
ルドルフ・フィルクシュニー(pf)ルッジェーロ・リッチ(Vln)
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
ワルター・ズスキント指揮、セントルイス交響楽団
※品番:BRL92833と同内容

BRL 92835 6枚組 \2050
グレート・ピアノ・コンチェルト
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ニコライ・ルガンスキー(pf)
イワン・シュピラー指揮、ロシア国立アカデミー交響楽団
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
エレーヌ・グリモー(pf)
ヘスス・ロペス=コボス指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
エフゲニー・キーシン(pf)
ワレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルグ・アカデミー交響楽団
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲
ルドルフ・フィルクシュニー(pf)
ワルター・ズスキント指揮、セントルイス交響楽団
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
エフゲニー・キーシン(pf)
ドミトリー・キタエンコ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第5番「皇帝」
エミール・ギレリス(pf)
クルト・マズア指揮、ソビエト国立交響楽団
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
クララ・ヴュルツ(pf)
ウラディーミル・シレンコ指揮、ウクライナ国立交響楽団
シューマン:ピアノ協奏曲
クララ・ヴュルツ(pf)
アリー・ファン・ベーク指揮、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番、死の舞踏
ネルソン・フレイレ(pf)
ミシェル・プラッソン指揮、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
※BRL92293と同内容

BRL 92906 3枚組 \1080
アルビノーニ:オーボエ協奏曲全集
シュテファン・シーリ、ジョヴァンニ・デ・アンジェリ(Obe)
ニコル・マット指揮、シュトゥットガルト室内管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲Op.9-1、Op.9-10、Op.9-7、Op.9-4 
ターニャ・ベッカー=ベンダー(Vln)ヨーロッパ室内ソロイツス
※品番:BRL92791と一部同内容

BRL 93109 3枚組 \1080
ブラームス:作品集
交響曲第3番、第4番
ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲
ボリカ・ファン・デン・ボーレン(Vln)
エドゥアルド・マルトゥレット指揮
ベルリン交響楽団
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲Op.102
エミー・ヴェルヘイ(Vln)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
アルパド・ヨー指揮、アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団
幻想曲集Op.116、3つの間奏曲Op.117、6つの小品Op.118、4つの小品Op.119 
ホーカン・アウストボ(pf)

BRL 93114 3枚組 \1080
ハイドン:交響曲第99番-第104番
アダム・フィッシャー指揮
オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団

BRL 93115 3枚組 \1080
リスト:ハンガリー狂詩曲全曲
アルトゥール・ピサロ(pf)
森のささやき、小人の踊り、愛の夢第3番、メフィスト・ワルツ第1番、
エステ荘の噴水、ピアノソナタロ短調 
クララ・ヴュルツ(pf)エミール・ギレリス(pf)
※品番:BRL92790と一部同内容

BRL 93116 3枚組 \1080
マーラー:交響曲第4番、第5番、第9番
アレクサンドラ・コク(Sop)
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ指揮、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

BRL 93119 3枚組 \1080
ロッシーニ:序曲集、弦楽のためのソナタ集
序曲集 泥棒かささぎ、絹のはしご、ブルスキーノ氏、セビリアの理髪師、
イタリアのトルコ人、アルジェのイタリア女、セミラミーデ、
ウイリアム・テル
弦楽のためのソナタ第1番-第6番、ホルンとピアノのための前奏曲、
主題と変奏曲、ドニゼッティのラルゲット主題によるヴァイオリンとピアノ
のための変奏曲
エンリケ・バティス指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/メキシコ州立交響楽団
シモーネ・バロンチーニ(Hrn)マッシモ・ベリ(Vln)
ヴィクトリア・テレキエフ(pf)
エツィオ・ロヤッティ指揮、ハイドン・フィルハーモニー・ソロイスツ
※品番:92116と一部同内容





<TRITO>
TD 0071 \1550
スペイン・ロマン派のヴァイオリン協奏曲集
トマス・ブレトン(1850-1923):ヴァイオリン協奏曲イ短調
ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):ヴァイオリン協奏曲ロ短調
アラ・マリキアン(ヴァイオリン)
カスティリャ・イ・レオン交響楽団
アレハンドロ・ポサダ(指揮)
ブレトンはマドリード王立音楽院院長を務めた作曲家。スペイン的なオペラの
確立に尽力し数多くのオペラやサルスエラを残しましたが、器楽作品が演奏さ
れる機会はごく稀です。モナステリオはマドリード王室礼拝堂楽団のヴァイオ
リニストを務めた作曲家。ブレトンとは対照的に器楽の分野でスペイン音楽の
発展に貢献しました。アラ・マリキアンはアルメニア人を両親に1968年レバノ
ンで生まれたヴァイオリニスト。スペインのマドリードに在住し、マドリー
ド交響楽団のコンサートマスターを務めながら世界的なソロ活動を展開してい
ます。

TD 0072 \1550
ジュアン・ギンジュアン(1931-):
交響曲第3番「Sincrotro Alba」
交響曲第2番「Ciutat de Tarragona [タラゴナ市]」
パントーナル[汎無調]
バルセロナ交響楽団
エルネスト・マルティネス・イスキエルド(指揮)
カダケス管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指揮)
演奏の分担は今のところ不明です。

TD 0077 \1550
ベネト・カザブランカス(1956-):弦楽四重奏&三重奏曲全集
弦楽四重奏曲第3番「Raging in the dark [暗闇の中で荒れ狂う]」
5つの間奏曲「変奏曲風」
弦楽四重奏曲第2番
弦楽三重奏曲
アルディッティ弦楽四重奏団
「弦楽四重奏曲第1番」が見当たりませんがアルバム・タイトルは「Complete」
(もちろん現時点での)となっています。

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10-11 No.10

2010年11月09日 18時16分06秒 | Weblog
●休業のお知らせ
明日11月10日は休業させていただきます。メールのお返事等行なえませんので
ご了承下さい。11日以降は営業いたします。

===================================

★OPUS蔵 謝恩セール 厳選20タイトル★
新リマスタリングで再登場のカザルスのバッハ、ティボー&コルトーのフラ
ンク、トスカニーニのヴェルレクなど、OPUS蔵のベストセラー名盤厳選20タイ
トルが期間限定で販売価格税込\1050でご提供!

実施期間:2010年12月中旬~2011年1月末日予定
価格1,050円(税込)

※商品の入荷は12月中旬以降になりますが、ご注文は今からお受け致します。

OPK 2041/2 2枚組
新マスタリング(品番、バーコードの変更はございません )
J.S.バッハ :無伴奏チェロ組曲全曲
パブロ・カザルス (Vc)
録音:1936-39年 HMV原盤 日本語解説:鈴木秀美
名盤がより一層透明度が増した新マスタリング!素晴らしい音質でセールの
タイミングで再登場!カザルスのバッハは低音の豊かさを特長とした実在感の
ある音で評判になりましたが、一部で低音が過剰であるという感想があり、中
にはチェロのそばで誰か線香花火を楽しんでいるというノイズの指摘もありま
した。今回プレス型の更新にあたり新マスタリングで再登場!低音がかなり強
い部分の調整を全体の音は変えないように行なうとともに、花火のようなノイ
ズを手で摘むような作業で減らしました。《 OPUS蔵代表 相原 了》
※リマスター表記は帯と CD面に印刷されております。

●他のセール商品リストは当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/opk2010.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<LPO>
LPO-0049 \2100
ブルックナー(1824-1896):交響曲第6番イ長調
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音2009年11月4日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
ブルックナーの第6の交響曲は、彼が生涯に書いた作品の中でも極めて美しい
音楽を含むとされています。1877年に第3番の交響曲の初演に失敗したブルッ
クナーは、聴衆の反応にひどく敏感になり、第4番、第5番の初演もせず、また
作曲からも 1年間ほど遠ざかっていました。しかし、 1880年にスイス旅行へ
出かけ、雄大なモンブランの山並みを見て心もほぐれたのでしょう。1881年
9月に完成されたこの曲は素晴らしい仕上がりとなり、マーラーによる短縮版
の初演を経て、1901年カール・ポーリヒが全曲を演奏。以来、安定した人気を
誇っています。どんな曲にも、入念な解釈を施すことで知られる指揮者として
のエッシェンバッハ。彼にとって、このブルックナーの6番、とりわけこの曲
の第2楽章は、まさに力の見せ所。これでもか・・・とばかりに美しいメロ
ディと響きが押し寄せてくる様は、ある意味力技とも言える凄まじさです。
テンポ設定も尋常ではありません。大抵の指揮者が17-18分でこの楽章を演奏
するのに対し、このLPOでのエッシェンバッハは20分08秒もかけてじっくり歌
い込みます。「天上的な美しさ」とはこういう演奏のことを言うのでしょうか
・・・。その分、第3楽章ではさらりとかわし、その余力を全て終楽章に注ぎ
込むところも見事です。

LPO-0050 \2100
2009年のクリスマス・コンサート
1-7.J.S.バッハ(1685-1750):
カンタータ第63番「キリスト者よ、この日を銘記せよ」
8-13.メンデルスゾーン(1809-1847):
カンタータ「高き天より、われは来たり」
14-25.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):初めてのノエル
リサ・ミルン(ソプラノ)/ルクサンドラ・ドノーセ(メゾ・ソプラノ)/
アンドリュー・ステープルス(テノール)
クリストファー・マルトマン(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音2009年12月5日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
2009年のクリスマス・コンサートのライヴ録音です。バッハのカンタータ第63
番は、彼がワイマールの宮廷楽師長に任命された1714年の12月25日に演奏され
た作品で、祝祭的な合唱に導かれるも、信仰における迷いや不安が垣間見える
複雑な曲。お祭りムード一色ではない、敬虔な美しさに満ちています。ユロフ
スキのバッハは意外な気もしますが、なかなかステキです。メンデルスゾーン
の作品は、第1曲の冒頭から光が舞い降りてくるような、希望に満ちた曲です。
ヴォーン・ウィリアムズの「初めてのノエル」は全編しっとりとした美しさに
満ちています。有名なキャロルがあちらこちらに顔を出し、それを聴いている
だけでも楽しいものです。当日は他にオネゲルも演奏された様子ですが、収録
時間の関係か、今回のアルバムには収録されていませんが、この3曲だけでも
充分にクリスマス気分を味わえます。



<BR KLASSIK>
60周年記念 BOX 分売
900702 2枚組 \2080
フルトヴェングラー(1886-1954):交響曲第2番ホ短調
バイエルン放送交響楽団
オイゲン・ヨッフム(指揮)
1954年12月9.10日ミュンヘンヘラクレス・ザール
全曲で80分を越える「名指揮者」フルトヴェングラーが書いた大作、交響曲
第2番です。彼の作品はどれも長大で、後期ロマン派(とりわけブルックナー)
の影響を強く受けていますが、1945年に書かれたこの曲はとりわけ彼自身も気
に入っていたようで、自作自演も存在することで知られています。紆余曲折を
繰り返しつつ歩んで行く、決して平易とは言えない作品ですが、曲の最後の希
望に満ちた部分で、全ての魂が解放されるような希望を見せてくれます。この
ヨッフムの演奏は、1954年11月30日に逝去したフルトヴェングラーへの追悼で
もあり、リスペクトとも言えるでしょう。また彼の作品に新たな解釈の光があ
たった記念すべきものでもあります。じっくりとお楽しみください。




<cpo>
777610-2 \2450
ゲベル(1709-1753):クリスマス・カンタータ集第1集
1.おお世界よ。私に従いたまえ
2.神よ褒め称えよ!わがイエス、我をきよめたまえ
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/ブリッタ・シュヴァルツ(コントラルト)
アンドレアス・ポスト(テノール)/マティアス・フィーヴェク(バリトン)
レ・ザミ・ド・フィリッペ
ルドガー・レミー(指揮)
ゲオルク・ゲベルは、同名のオルガニストを父に持ち、若き頃から才能を嘱望
されていた音楽家でした。しかし死後はほとんど忘れられてしまいました。幸
い、彼が書いた多くの作品はチューリンゲン州のルードルシュタットに保存さ
れており、これから少しずつ音にされていくものと思われます。複雑な対位法、
そして調和のとれた作風は、同時代の作曲家とは一線を画したものであり、当
時どれほど称賛されたかがよくわかることでしょう。 cpoレーベルからは、
ヨハネ受難曲(999894-2)と、クリスマス&新年オラトリオ(999993-2)がリリー
スされており、とりわけ「ヨハネ受難曲」のほのぼのとした明るい雰囲気は、
当時の受難曲のまた違った面を垣間見せてくれると、高く評価されています。

777506-2 \1700
エネスク(1881-1955):ピアノ四重奏曲集
1.ピアノ四重奏曲第1番 Op.16 ニ長調
2.ピアノ四重奏曲第2番 Op.30 ニ短調
演奏:タンムーズ・ピアノ四重奏団 (メンバー)/オリヴァー・トリエンドル
(ピアノ)/ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)/ラルス・アンドレス・トムター
(ヴィオラ)/グスタフ・リヴィニウス(チェロ)
ルーマニアの偉大なる作曲家エネスクは、自らの作品の中に巧みに民謡を織り
交ぜ、特異な音楽を作り出した人です。初期の作品は若干ロマンティックな味
付けが施されてはいるものの、至るところにルーマニアのリズムが顔を出した
り、と興味深いものばかりです。その中でも室内楽は特に重要な位置を占め、
この2曲のピアノ四重奏も彼の作風の変遷を辿るにふさわしい大作となってい
ます。1910年周辺に書かれた第1番は、フォーレの晩年の作品にも似たゆらめ
きのある作品。1944年に書かれた第2番は、もっと洗練されて、複雑で不可解
です。第2楽章での夢幻的な響きが耳に残ります。

777585-2 \1700
リスト(1811-1886):巡礼の年第2年「イタリア」
1.婚礼/2.物思いに沈む人/3.サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/
4.ペトラルカのソネット第47番/5.ペトラルカのソネット第104番/6.ペトラ
ルカのソネット第123番/7.ダンテを読んでーソナタ風幻想曲/8.子守歌
S.174/9.モショニの葬送 S.194/10.リヒャルト・ワーグナーの墓に S.202
/11.哀しみのゴンドラ第2稿/12.葬送前奏曲と葬送行進曲 S.206
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ…スタインウェイDモデル使用 )
第1年(777478-2)で、その変幻自在な解釈を聴かせたドイツのピアニスト、コ
ルスティックによる、リストの「巡礼の年」第2年の登場です。通常、カップ
リングされる追加の 3曲「ゴンドラ漕ぎ」「カンツォーネ」「タランテッラ」
は収録せず、晩年の渋い作品を併せてきたところが、個性派ピアニストたる所
以でしょう。「ペトラルカのソネット」における胸苦しいまでの美しさ、「ダ
ンテを読んで」の力強さ、そしてどの曲にも漲る文学性、コルスティックはこ
れらの暑苦しいまでの色彩を丁寧になぞって行きます。そして晩年の作品で一
転、その世界がモノクロームに転じる一瞬も衝撃的。調性から解き放たれた孤
高の音楽は、リストの深い暗闇を描き切っているかのようです。

777035-2 \2450
エンナ(1859-1939):交響曲第2番ホ長調他
1.交響的絵画「おとぎ話」/2.序曲「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
3.交響曲第2番 ホ長調
演奏:北ドイツ・ハノーヴァー放送フィルハーモニー管弦楽団
ミヒャエル・ホフステッター(指揮)
デンマークで最も愛されている作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン。こ
の作品に魅了された作曲家の一人が、このオーギュスト・エンナです。彼は
1901年に受けたインタビューで「私はアンデルセンのおとぎ話に魅了されて
いて、彼の作品を何度も何度も読み返し、多くの喜びを感じ取る」と語ってい
ます。もちろん作曲にあたって多くのインスピレーションを受けたのは間違い
なく、歌劇「マッチ売りの少女」を始め、いくつかのアンデルセンの作品に基
づいた曲を書いています。このアルバムの 2つの曲は間違いなくアンデルセン
関連の曲ですが、交響曲第2番も「煌めくような音の魔法に満ち溢れている」
作品であり、一種のおとぎ話であると言えるかもしれません。

777319-2 \1700
マルクスゼン(1806-1887):ピアノ作品集
1.華麗なるロンド Op.9/2.フィンランドの歌「カンテレを弾く人」による15
の変奏曲 Op.67-2/3.無言歌 Op.37/4.ソナタ変ロ長調 Op.8/5.3つのロマン
ス/ 6.ドイツの古い民謡「コッヘルバーガーの納屋の踊り」による 12の変奏
曲 Op.67-1/7.つかの間の小品 Op.31-3
演奏:アントニー・シュピリ(ピアノ)
エドゥアルド・マルクスゼンは、ブラームスのピアノ&作曲教師として知られ
ています。神学を学びつつも、18歳の時にオペラを聴き作曲家を志したという
マルクスゼン。やがてハンブルク随一の音楽教師となり、弟子となったブラー
ムスの才能を見抜き大きく育てるのです。彼自身の作品は、シューベルトとブ
ラームスの橋渡し的なものとして認識されていますが、教訓的なものの中に驚
くほどの劇的表現を帯びたものも多く、なかなか聴きどころたっぷりです。ピ
アニストのシュピリは、マルクスゼンの良き理解者として知られ、以前、
CAMERATAレーベルからも、「歌曲とピアノ曲集」をリリースし、知られざる作
曲家マニアをうならせています。

777531-2 \2450
クーナウ(1660-1722)&アルブリチ(1631-1696):カンタータとアリア集
1.クーナウ:心の底からあなた方を懸念する
2.クーナウ:ああ、神よ、あなたの最後の手段を
3.クーナウ: In te Domine speravi/4.クーナウ:慈悲深きイエス
5.クーナウ:そして敵かどうかを/6.アルブリチ:Omnia quae fecit Deus
7.アルブリチ: Mihi autem bonum est
コンチェルト・コン・ヴォーチェ
バルバラ・クリスティーナ・シュトイデ(ソプラノ)
ジャン・カッツシュケ(指揮)
ドイツ、ザクセン州で大工の息子として生まれたクーナウは、ライプツィヒで
法学を学び、ツィッタウにてカントルの地位に付きます。その後、ライプツィ
ヒに戻り聖トーマス教会のオルガニストを務め、1701年からは同教会付属学校
のカントルを務めます。1722年の逝去の年までその地位にあり、後任は J.S.
バッハが務めたことでも、クーナウの才能の豊かさが実証されることでしょ
う。2010年は彼の生誕 350周年にあたり、今まで未知であった彼の作品のいく
つかが上演されました。シュッツから受け継いだ伝統(テキストに極めて親密
に結び付いた音楽)とイタリア的な明るさの融合は、当時のドイツ中部の至る
ところで愛されたものです。余白に収録されているのは、彼の親友であった
アルブリチのカンタータです。彼はドレスデンの宮廷楽団の音楽家であり、
1662年には日曜日と祭日の音楽の全てを担っていたほどの名手です。




<PentaTone>
PTC 5186 361(SACD-Hybrid) \2850
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
カミラ・ティリング(ソプラノ)、デトレフ・ロート(バリトン)、
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団&合唱団
ドイツで音楽を学び、ピッツバーク響のトロイカ体制時代には主にドイツ音楽
を振ってきたヤノフスキにとって、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」も交
響曲と同じくらい特別な存在。
ヤノフスキとベルリン放送響&合唱団との良好な関係が音楽で表現された好演
です。
録音:2009年11月、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)

PTC 5186 373(SACD-Hybrid) \2850
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ長調Op.40/組曲《から騒ぎ》Op.11
マルク・アルブレヒト(指揮)
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
アメリカ亡命後にハリウッドの巨匠としての地位を確立したコルンゴルトの
「交響曲」は、強調されたリズム、ダイナミックなホルンの咆哮などが、映画
音楽の雰囲気を感じさせてくれる晩年の大作。
また亡命前のヨーロッパ時代に作曲された「から騒ぎ」とのコントラストも、
コルンゴルトの作風の変化を知ることが出来る絶好の機会となるだろう。アル
ブレヒト&ストラスブール・フィル、大健闘!
録音:2010年3月、ストラスブール音楽会議センター(フランス)

PTC 5186 168(SACD-Hybrid) \2580
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》/序曲《謝肉祭》Op.92
小澤征爾(指揮)、サンフランシスコ交響楽団
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音
をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
小澤征爾のサンフランシスコ交響楽団の音楽監督時代を代表する名演、ドヴォ
ルザークの新世界がオランダ・ポリヒムニアのリマスターで蘇る。
フィリップス・クァドラフォニック録音からの復刻(RQRシりーズ)。
1975年5月、サンフランシスコでの録音。




<AR RE-SE>
AR 2010-1 \2300
ミャスコフスキー:
弦楽四重奏曲第13番イ短調Op.86/弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.33
ルノワール弦楽四重奏団
その生涯で27曲もの"交響曲"を遺したロシアのシンフォニスト、ニコライ・
ミャスコフスキー(1881-1950)の"室内楽"が持つ知られざる魅力を解き放つ"最
初"と"最後"の弦楽四重奏曲。
ルノワール弦楽四重奏団は、1995年に結成されたフランスのアンサンブル。
ショスタコーヴィチ、デュティーユ、ヘンツェ、エルサン、プロコフィエフ、
ウェーベルンなどを積極的に取り上げてきており、近現代音楽の演奏、解釈
への信頼度は高い。





<Musique En Wallonie>
MEW 0525 \2300
甘き憂鬱 - マルグリット・ドートリッシュの生涯
カピラ・フラメンカ、ディルク・シュネリングス(ディレクター)
神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の長女、マルグリット・ドートリッシュ
(1480-1530)の生涯をジョスカンやブリュメル、ラ・リュー、ミランなどの音
楽でたどる見事なプログラム。
4声の男声ヴォーカルとピリオド楽器による古楽大国ベルギーが誇る世界トッ
プクラスのルネサンス音楽のスペシャリストたち、カピラ・フラメンカの演奏
はここでも秀逸。ブックタイプ仕様での新装再発売。2005年の録音。

MEW 0953 \2300
ブリュッセルのケルメス -1910年頃の作品集
チボリ・バンド、エリク・マトー(指揮)
20世紀初頭のベルギー、ブリュッセルで演奏されたケルメス(お祭り)のための
音楽。ブックタイプのフルカラーブックレットには、当時の写真やフライヤー
が掲載されている。ブックタイプ仕様。





<Cybele>
3SACD KiG 002(SACD-Hybrid) \5650
アポステル:弦楽四重奏曲全集 ――
弦楽四重奏曲Op.7/単一楽章の弦楽四重奏曲Op.26/6つのエピグラム/
創作主題による18の変奏曲/弦楽四重奏曲ニ短調
ドゥーレン弦楽四重奏団、ハンス・エーリヒ・アポステル(語り)、他
ハルトマン(3SACD KiG 001)に続くシベーレ(Cybele)の"演奏+オーディオブッ
ク"第2弾は、アポステルの弦楽四重奏曲全集。1960年代に収録されたアポステ
ルの語りは、かなり貴重。第1弾のハルトマンも好評を得ており、このアポス
テルの資料的価値も高い。





<Musiques Suisses>
MGBCD 6267 \2300
スイス親衛隊と王室大厩舎の音楽 ――
リュリ/フィリドール/クープラン/モンテクレール/プリン/
フレイヨン=ポンサン/他
ティロ・ヒルシュ(指揮)、
アンサンブル・アルチンボルド、
バーゼル・スコラ・カントルム・トランペット・アンサンブル
Mルイ14世、ルイ15世時代のフランスで、スイスの親衛隊によって演奏された
輝かしく華やかな祝典、祝祭の音楽集。
ピリオドのトランペットやトロンバ・マリーナ、クルムホルン、タンブランの
サウンドが、壮麗な宮廷の雰囲気を届けてくれます。名門バーゼル・スコラ・
カントルムのトランペット・アンサンブルも流石の上手さ。

MGBCD 6265 \2300
わたしの青いピアノ - スイスの歌曲集 ――
ナーデルマン:わたしの青いピアノ/ブロッホ:2つの歌
へーガー:5つの歌Op.19/リンガー:5つのモルゲンシュテルン歌曲
ブルクハルト:4つの歌曲
ナーデルマン:ネリー・ザックスの詩による7つの歌曲
ノエミ・ナーデルマン(ソプラノ)、オリヴァー・シュナイダー(ピアノ)
ここ日本へもインバル&都響の「復活」にソリストとして招かれるなど、世界
各国で活躍中のスイス人ソプラノノエミ・ナーデルマンが、父レオ・ナーデル
マンや近現代スイスの作曲家たちの歌曲を歌う。
共演のピアニストはオリヴァー・シュナイダー!充実のデュオが近現代の"ス
イス歌曲"をじっくりと聴かせてくれる。

MGBCD 6266 2枚組 \4600
リーバーマン:音楽喜劇《森林》
アン・ハウエルズ(メゾ・ソプラノ)、ミハル・シャミール(ソプラノ)、
ジャン=フィリップ・クルティ(バス)、リカルド・カッシネッリ(テノール)、
ジェフリー・テイト(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団、他
20世紀のスイスを代表する作曲家の1人、ロルフ・リーバーマン(1910-1999)の
「森林」は、ロシアの作家アレクサンドル・オストロフスキーの作品を題材と
した音楽喜劇。
ジェフリー・テイト&スイス・ロマンド管など、キャストも充実。
1987年4月24日の録音。

MGBCTS-M 124 \2300
アマン:室内楽作品集 ――
バースト・ムーヴメント(弦楽四重奏曲第1番)
ハード・フォーム - 弦楽三重奏へのオマージュ
沈黙の後 - ピアノ三重奏のための
弦楽四重奏曲第2番(ディスタンス・クヮルテット)
カザル弦楽四重奏団、モンドリアン・アンサンブル、テヒラー・トリオ、
アマル弦楽四重奏団
ディーター・アマン(1962-)は、リームやルトスワフスキの下でも学んだスイス
のアーラウ生まれの作曲家。カザル弦楽四重奏団の演奏、アマンの現代的な作
品の完成度は高い。

MGB-NV 15 \2300
ヤネット:レントラー・ラプソディ
ホイスラー:ワルトシュタッター・ファンタジー
レントラーオルケスター
トランペットやヴァイオリンなどのモダン楽器とアルペンホルン、ハックブレ
ットなどの民族楽器が同居する"レントラーオルケスター"の新しくて楽しいス
イスの民謡風作品集。

MGBCTS-M 125 2枚組 \4600
グラモン・セレクションIII ――
コラレス:レ/メトロー:石/メヌー:アドレイション
フラー=ミュンシュ:アントファルテン/ゼア・ゴメス:カンブッシェ
シュナイダー:ディエスIII/モロー:コンティヌームス/ホック:イスキア
マリータン:フラグメンツ・セニキューズ/他
アンサンブル・ヴォルテクス、バーゼル・シンフォニエッタ、
シュヴァイツァー・ピアノ・トリオ、他
スイスの若手-ベテラン作曲家たちによって2009年に作曲された"新作"のセレ
クション。スイス現代音楽界の現在が見えてくる。




<Hortus>
HORTUS 963 \2300
ノートルダム大聖堂のクリスマス ――
神の御子は/ホエン・クリスマス・カムズ/羊飼いたちの聖夜
ヘルシー・ヴァージン/おお、隣人/荒野の果てに/ベツレヘムのクリスマス
I Arose/聖なる御子が生まれた/バルバストレ:ヨゼフは結婚した
ダカン:フォーリン・クリスマス/デュプレ:クリスマスの主題による変奏曲
即興曲
リオネル・ソウ(指揮)、
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊、オリヴィエ・ラトリー(オルガン)、
フィリップ・ルフェーヴル(オルガン)、ジャン=ピエール・ルゲ(オルガン)
パリ・ノートルダム大聖堂の合唱団とオルガニストたちがフルキャストで贈る
荘厳で豪華なクリスマス・アルバム。




<ABC Classics>
ABC 4765791 \2250
オーストラリアのクリスマス ――
ジェームズ:オーストラリアン・クリスマス・キャロル
エドワーズ:《誰を探しているのか》からの5つのキャロル
ウィッティントン:幼な子はベツレヘムに生まれぬ
ウィリアムソン:クリスマスの夜/ボイド:バーニング・ベイブ
スカルソープ:アウェイク・グラッド・ハート
フォード:ワッセイル&ララバイ
アントニー・ウォーカー(指揮)、
シドニー・フィルハーモニア・モテット・クワイアー、
デイヴィッド・ミラー(ピアノ)
真夏にクリスマスを迎える南半球、オーストラリアから届くクリスマス・アル
バム。スカルソープやウィリアムソン、エドワーズなど、ご当地の作曲家たち
のクリスマス作品をたっぷりと。1995年1月&2月&5月の録音。弊社初紹介。

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10-11 No.9

2010年11月08日 21時27分47秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
8869774672-2 2枚組 \1600
マーラー:交響曲第9番
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
[録音]2009年10月、チューリヒ、トーンハレ
既に完売となっているSACD-Hybrid盤の通常CD発売




<NUMERICA>
NUM 1203 \1850
なんと美しい 17世紀ポルトガルの教会音楽
エステヴァン・デ・ブリト(1570-1641):おお、栄光の王[O Rex gloriae]
マヌエル・カルドーゾ(1566-1650):マニフィカト第8旋法
ジョアン・ロドリゲス・エステヴェス(1700頃-1755頃):
天の元后[Regina coeli]
マヌエル・ロドリゲス・コエリョ(1563-1638):
めでたし海の星[Ave maris stella]による4つのヴァース
ポルトガル王ジョアン4世(1604-1656)?:まことの十字架[Crux fidelis]
エステヴァン・デ・ブリト(1570頃-1641):天に喜び[Gaudent in caelis]
ジャシント・ド・サクラメント修道士(18世紀):
トッカータ ニ短調(オルガン独奏)
ディオゴ・ディアス・メルガス(1638-1700):めでたし元后[Salve Regina]
ジョアン・ロドリゲス・エステヴェス:Cum turba plurima
ペドロ・デ・アラウジョ(1633-1664):バタリャ第6旋法(オルガン独奏)
ジョアン・ロドリゲス・エステヴェス:
あなたはなんと美しい[Quam pulchri sunt]
ディオゴ・ディアス・メルガス:来たれ、聖霊[Veni Sancte Spiritus]
ポルト・セ・大聖堂合唱団
アントニオ・レステイレイロ(オルガン)
エウジェニオ・アモリム(指揮)

NUM 1204 2枚組 \2700
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):無伴奏合唱作品集 Vol.1
[CD 1](*)
「ポルトガル各地の歌」第1集(全13曲)
「ポルトガル各地の歌」第2集(全9曲)
「ポルトガル各地の歌」第3集(全7曲)
[CD 2](+)
「ポルトガル各地の歌」第4集(全10曲)
「ポルトガル各地の歌」第5集(全11曲)
あるヒロインのバラード/太陽を称えて/山の歌
2つの詩篇
神に向かって喜びの声をあげよ[Jubilate Deo](詩篇98)
兄弟がともにある喜び[Concordiae fratrum jucunditas](詩篇132)
リスボン・カンタト室内合唱団(*)
リスボン・カンタト・シンフォニック合唱団(+)
ジョルジェ・カルヴァリョ・アルヴェス(指揮)
録音:2007年5月-2010年7月、リスボン工科大学獣医学部講堂

NUM 1141 \1850
【未案内旧譜】
ラテンアメリカのクリスマス
ドミニカ、キューバ、ベネズエラ、メキシコ、ペルー、チリ、アルゼンチン、
パナマ、ボリビア、パラグアイ、プエルトリコ、ブラジル、コロンビア、
ウルグアイのクリスマスの歌(全23曲)
リスボン室内合唱団
テレジタ・グティエレス・マルケス(指揮)
録音:2006年、リスボン、聖公会聖ジョルジェ教会





<BIVA>
BIVA 10101 \2250
シンフォニー・リローデッド
フランチシェク・クサヴェル・リフテル(1709-1789):序曲ニ長調 Op.2 No.1
フランチシェク・レスレル=ロセッティ(1750-1792):交響曲ハ長調 Op.5 No.1
ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):交響曲ニ長調 Op.1 No.1
ヨセフ・バールタ(1744-1787):交響曲ト短調
アントニーン・カメル(1730-1784?):交響曲ヘ長調 Op.10 No.6
アンサンブル18+
ヴォイチェフ・スプルニー(指揮)
録音:2009年6月1-3日、プラハ、スタジオ・マルチーネク
ピリオド奏法を踏まえた演奏をモダーン楽器を用いて行うことを目的として
2009年プラハに創設された室内管弦楽団、アンサンブル18+のデビュー盤。




<BOHEMIA MUSIC>
BM 0062 \2080
【未案内旧譜】
クリスマスの歌
クリスマスの歌(チェコ語;全20曲)
ジャンベルク高等学校合唱団
器楽伴奏者たち
イヴァ・ミムロヴァー(指揮)
録音:2005年10月、ヤブロンネー・ナド・オルリツィー(チェコ)、
聖バルトロメイ教会

BM 0077 \2080
【未案内旧譜】
ヨーロッパにお生まれになった クリスマス・アルバム
不詳(イステブリツェ賛歌集 から)/ヤロスラフ・クルチェク(1939-)編曲:
Nascitur de Virgine / Jedniem hlasem tiemto casem
伝承曲(チェコのキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Ej, poslyste kamaradi
伝承曲(英国のキャロル)/ガブリエル・クロウチ(1973-):
Angelus ad Virginem
伝承曲(英国のキャロル):Coventry Carol(キングズ・シンガーズ版)
不詳(バロック時代のキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Veselme se vsickni nyni
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
Es ist ein' Ros' Entsprungen(ドイツのキャロル)
不詳(スラヴィーチェク・ライスキー賛歌集 から)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Spanila z archy holubicko
不詳(バロック時代の待降節のキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Rosu dejte / Otce nebeskeho
伝承曲(チェコのキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Padla rosa studena / My tri kralove jdeme k vam
伝承曲(英国のキャロル)/フィリップ・ローソン(1957-):Away in a Manger
伝承曲(チェコ、クルコノシェ山麓のキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Pred Vanoci
フランツ・グルーバー(1787-1863;オーストリア):Stille Nacht(Silent Night)
スティーヴン・ハットフィールド(1956-):
In Europam natus est(ジェントルメン・シンガーズへの献呈作品)
ジェントルメン・シンガーズ
録音:2008年11月16-17日、プラハ、スタジオ・ボヘミア・ミュージック
チェコ少年合唱団ボニ・プエリのOBにより2003年に創設された男声アンサンブ
ル、ジェントルメン・シンガーズが歌うヨーロッパのクリスマス・アルバム。




<Musicon>
MCCD 35 \1800
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.35
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
聖母マリアのリタニア ニ長調(*)
Quis confidit?(聖母マリアのモテット)
ミサ ハ長調(*)
カテリーナ・プレステレ(ソプラノ(*))
カタジナ・ホウィシュ(アルト)
ピオトル・シェフチク(テノール(*))
ミロスワフ・ボルチンスキ(バス(*))
ヴォクス・フマーナ(声楽アンサンブル(*))
アッカデーミア・デラルカディア(管弦楽)
バルトゥオミェイ・スタンコヴィアク(指揮)
録音:2008年5月、チェンストホヴァ(ポーランド)、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
ヤスナ・グラ修道院に数多くの作品の楽譜が所蔵されているクロアチア生まれ
の作曲家イヴァンチッチの作品集。

MCCD 36 \1800
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.36
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
Selve fidelis(あらゆる男性聖人および女性聖人のアリア)(*)
Maria carli Domina(アリア・デ・テンポーレ)(+)
Veni electa mea(女性福者または女性聖人のアリア)(#)
ミサ ハ長調(**)
テ・デウム(**)
カタジナ・ヴィヴェル(ソプラノ(+/**))
ヤン・メンドララ(男性アルト(#/**))
ジョゼフ・コーンウェル(テノール(*/**))
マルチン・ヴォラク(バス(**))
リピエーノ[合唱補強](**)
ヨアンナ・スタヴァルスカ(ソプラノ) 
ウーカシュ・ドゥレヴィチ(男性アルト)
シュチェパン・コショル(テノール) マリウシュ・ザジツキ(バス)
ポーランド18世紀オーケストラ
ポール・エスウッド(指揮)
録音:2008年12、チェンストホヴァ(ポーランド)、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、告解の秘跡の礼拝堂
20世紀後半を代表するカウンターテナーの一人であり、英国王立音楽アカデミ
ー教授を務めるポール・エスウッド(1942-)が指揮者として登場。エスウッド
は2007/2008年度よりポーランドのグダンスク音楽アカデミーの客員教授を兼
任、ポーランド18世紀オーケストラを定期的に指揮しています。ポーランド
18世紀オーケストラはフランス・ブリュッヘンの主宰する18世紀オーケストラ
で唯一のポーランド人団員であるトランペット奏者トマシュ・シルサルチクの
呼び掛けにより2007年にクラクフで創設されたピリオド楽器オーケストラ。

MCCD 39 \1800
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.39
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
ミサ ハ長調(*)
聖母マリアのリタニア ハ長調(+)
Maria carli Domina(アリア・デ・テンポーレ)(#)
弦楽三重奏曲ニ長調(**)
ヨアンナ・シンコフスカ(ソプラノ(*/+/#))
カタジナ・ホウィシュ(アルト(*/+))
ピオトル・シェフチク(テノール(*/+))
マチェイ・ストラブジンスキ(バス(*/+))
ダヌタ・ヤヴォルニツカ(ソプラノ(*))
マテウシュ・ウルバンスキ(バス(*))
アッカデーミア・デラルカディア(管弦楽(*/+/#))
バルトゥオミェイ・スタンコヴィアク(指揮(*/+/#))
ディミトル・オルシェフスキ(ヴァイオリン(**))
ドミニク・デンプスキ(ヴィオラ(**))
テレサ・カミンスカ(チェロ(**))
録音:2007年10月、2008年5月チェンストホヴァ(ポーランド)、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCD U06 \1800
【旧譜・再案内】
ステファン・ストゥリグロシュ(1920-):
ポーランド・ミサ集(ポーランド語;全12曲)
ポズナン国立フィルハーモニー少年&男声合唱団「ポズナンのナイチンゲール」
ロベルト・ハウプトマン(オルガン)
ステファン・ストゥリグロシュ(指揮)
録音:2000年6月26-28日、ポズナン(ポーランド)、ヴィルダ、復活教会
一時的と思われますが再びメーカーに在庫されたようです。




<Inenita>
PI 2654 \2080
ルチアーノ・シモーニ(1932-):
交響曲第5番 Op.63(2005)
平和への賛歌(テノールと管弦楽のための;1999)(+)
天の聖母(ソプラノ、テノールと管弦楽のための;1980)(*/+/#)
マダラシュ・イルディコー(ソプラノ(*))
セレコヴァーン・ヤーノシュ(テノール(+))
ルチアーノ・シモーニ(朗読(#))
トゥルグ=ムレシュ・フィルハーモニー管弦楽団
ロメオ・リンブ(指揮)
録音:2006年9月5-7日、トゥルグ=ムレシュ(ルーマニア)、文化宮殿
イタリアのボローニャに生まれたルチアーノ・シモーニは、ボローニャ大学
で電気工学を学ぶかたわらレスピーギの教え子であったリーノ・リヴィアベッ
ラ(1902-1964)に音楽を師事しましたが、音楽家としてはまったく注目されず、
師の没後は音楽界との関係を事実上断たれてしまいました。しかし、ボロー
ニャ大学電気工学科教授となった1975年、交響曲第1番(1970年に作曲)がイタ
リア音楽家組合主催のコンクールで第1位を受賞、一躍「二足のわらじを履く」
時の人として注目を浴びました。以来、教授職と作曲を両立させています。
「交響曲第5番」は前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(1920-2005/在位:1978-
2005)の逝去をきっかけに書き上げられた4楽章構成の作品。

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10-11 No.8-1

2010年11月08日 21時27分23秒 | Weblog
<VENEZIA>
CDVE00026 3枚組 ¥1650
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)の芸術
CD. 1
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第1番 BWV.1002
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第2番 
BWV.1004 から 「シャコンヌ」
1954年2月14日ライヴ録音
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
CD. 2
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 ヘ長調 op.24
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」イ長調 op.47
以上 エミール・ギレリス(ピアノ)
1964年3月29日レニングラード・フィル大ホールでのライヴ
CD. 3
(6)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ト長調 op.78 1959年
(7)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100 1956年
(8)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 op.108 1955年
モスクワ音楽院大ホール
以上 アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)
以上 ヴァイオリン は 全て レオニード・コーガン
※CD. 1 のバッハにマスターに起因するノイズが含まれているとの事です。
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタはCDVE04348(#2700000 043486)
既に廃盤からの収録となります。

CDVE04399 6枚組 ¥4500
チャイコフスキー:
CD. 1
(1)交響曲第1番「冬の日の幻想」ト短調 op.13
(2)交響曲第2番「ウクライナ」ハ短調 op.17
CD. 2
(3)交響曲第3番「ポーランド」ニ長調 op.29
以上 モスクワ放送交響楽団 1972年スタジオ録音
CD. 3
(4)交響曲第4番 ヘ短調 op.36
モスクワ放送交響楽団 1971年スタジオ録音
(5)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
モスクワ・フィル 1968年モスクワでのライヴ録音
CD. 4
(6)交響曲第5番 ホ短調 op.64
モスクワ放送交響楽団 1972年スタジオ録音
(7)祝典序曲「1812年」 op.49
モスクワ音楽院管弦楽団(チャイコフスキー記念交響楽団) 1990年ライヴ録音
CD. 5
(8)交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
モスクワ放送交響楽団 1973年スタジオ録音
(9)ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 op.33
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
レニングラード・フィル 1963年スタジオ録音
CD. 6
(10)交響曲「マンフレッド」 op.58
モスクワ放送交響楽団 1972年スタジオ録音
以上 指揮は 全て ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
CDVE24250チャイコフスキー:後期交響曲(既に廃盤)
CDVE04379(#2700000 043790)チャイコフスキー:後期交響曲
(この全集を受けて廃盤)。
今回、ヴァイオリン協奏曲等小品を含む6CDの全集です。




<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD BOX 0001 7枚組 \6150
ショパン国際ピアノ・コンクールの勝者たち
ショパン(1810-1849):
[CD 1]
レフ・オボーリン(第1回 1927年 第1位)
練習曲変ホ短調 Op.10 No.6/練習曲ヘ短調 Op.10 No.9
練習曲変イ長調 Op.25 No.1/練習曲ヘ短調 Op.25 No.2
練習曲ヘ長調 Op.25 No.3/夜想曲嬰ハ短調 No.20 Op.posth.
ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2/子守歌変ニ長調 Op.57
マズルカ嬰ハ短調 Op.50 No.3
アレクサンドル・ウニンスキ(第2回 1932年 第1位)
夜想曲嬰ヘ長調 Op.15 No.2/練習曲変ト長調Op.10 No.5
マズルカ嬰ヘ短調 Op.6 No.1/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3
ワルツ変ト長調 Op.70 No.1
ヤコフ・ザク(第3回 1937年 第1位)
夜想曲ロ長調 Op.32 No.1/夜想曲ト短調 Op.37 No.1
マズルカ ホ短調 Op.17 No.2/マズルカ嬰ト短調 Op.33 No.1
マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3
華麗な大ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3
ベラ・ダヴィドヴィチ(第4回 1949年 第1位)
3つのエコセーズ Op.72 Nos.3-5/マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4
スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
[CD 2]
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(第4回 1949年 第1位)
ポロネーズ ハ短調 Op.40 No.2/夜想曲嬰ハ短調 Op.27 No.1
即興曲嬰ハ短調 Op.66/マズルカ ニ長調 Op.33 No.3
マズルカ 変ロ長調 Op.7 No.1/マズルカ ハ長調 Op.68 No.1
マズルカ イ短調 Op.17 No.4/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
アダム・ハラシェヴィチ(第5回 1955年 第1位)
バラード第1番ト短調 Op.23/練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6
練習曲イ短調 Op.25 No.11/マズルカ イ短調 Op.67 No.4
マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3/前奏曲嬰ハ短調 Op.45
夜想曲ロ長調 Op.62 No.1/ポロネーズ変イ長調 Op.53
[CD 3]
マウリツィオ・ポリーニ(第6回 1960年 第1位)
ポロネーズ嬰ヘ短調 Op.44/ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
マルタ・アルゲリッチ(第7回 1965年 第1位)
前奏曲変ホ長調 Op.28 No.19/前奏曲ハ短調 Op.28 No.20
前奏曲変ロ長調 Op.28 No.21/前奏曲ト短調 Op.28 No.22
前奏曲ヘ長調 Op.28 No.23/前奏曲ニ短調 Op.28 No.25
練習曲ハ長調 Op.10 No.1/練習曲変イ長調 Op.10 No.10
夜想曲変ホ長調 Op.55 No.2/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/ポロネーズ変イ長調 Op.53
[CD 4]
ギャリック・オールソン(第8回 1970年 第1位)
夜想曲変ホ長調 Op.55 No.2/練習曲ハ長調 Op.10 No.1
練習曲イ短調 Op.10 No.2/練習曲変イ長調 Op.10 No.10
ソナタ第3番ロ短調 Op.58
クリスティアン・ツィマールマン(第9回 1975年 第1位)
バラード第4番ヘ短調 Op.52/華麗な大ワルツ変イ長調 Op.34 No.1
前奏曲変ロ長調 Op.28 No.16/前奏曲変イ長調 Op.28 No.17
前奏曲ヘ短調 Op.28 No.18/前奏曲変ホ長調 Op.28 No.19
練習曲イ短調 Op.25 No.4/練習曲ハ長調 Op.10 No.7
練習曲ヘ長調 Op.10 No.8/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
[CD 5]
ダン・タイ=ソン(第10回 1980年 第1位)
夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2/練習曲イ短調 Op.25 No.4
練習曲ヘ長調 Op.10 No.8/練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6
夜想曲ホ長調 Op.62 No.2/舟歌嬰ヘ長調 Op.60
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
スタニスラフ・ブーニン(第11回 1985年 第1位)
スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
バラード第4番ヘ短調 Op.52/前奏曲変ホ短調 Op.28 No.14
前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15/前奏曲変ロ短調 Op.28 No.16
前奏曲変イ長調 Op.28 No.17/前奏曲ヘ短調 Op.28 No.18
華麗な大ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3
[CD 6]
ケヴィン・ケナー(第12回 1990年 第2位[第1位なし])
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/即興曲嬰ヘ長調 Op.36
練習曲嬰ハ短調 Op.10 No.4/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
バラード第4番ヘ短調 Op.52
フィリップ・ジュジアーノ(第13回 1995年 第2位[第1位なし])
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/練習曲ハ長調 Op.10 No.1
練習曲イ短調 Op.10 No.2/マズルカ イ短調 Op.59 No.1
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
アレクセイ・スルタノフ(第13回 1995年 第2位[第1位なし])
ソナタ第3番ロ短調 Op.58 から アレグロ・マエストーソ
練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
ワルツ変ホ長調 Op.18/ポロネーズ変イ長調 Op.53
[CD 7]
ユンディ・リ(第14回 2000年 第1位)
夜想曲ハ短調 Op.48 No.1/練習曲イ短調 Op.25 No.11
子守歌変ニ長調 Op.57/ワルツ変イ長調 Op.42
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
ラファウ・ブレハッチ(第15回 2005年 第1位)
前奏曲イ長調 Op.28 No.7/前奏曲嬰ヘ短調 Op.28 No.8
前奏曲ホ長調 Op.28 No.9/前奏曲嬰ハ短調 Op.28 No.10
前奏曲ロ長調 Op.28 No.11/前奏曲嬰ト短調 Op.28 No.12
夜想曲ロ長調 Op.62 No.1/ワルツ変ニ長調 op.64 No.1
ワルツ嬰ハ短調 op.64 No.2/ワルツ変イ長調 op.64 No.3
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/マズルカ ロ長調 Op.56 No.1
マズルカ ハ長調 Op.56 No.2/マズルカ ハ短調 Op.56 No.3
ポロネーズ変イ長調 Op.53
2010年10月に開催された第16回ショパン国際ピアノ・コンクールに合わせて発
売された歴代最高位入賞者たちの録音集。
初回限定生産3,000個。すでに残り在庫は1割程度とのことですので、お早めに
ご検討下さい。

PNCD 1298 \1800
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
ヴァイオリン・ソナタ第4番(1949)(*)
ヴァイオリン協奏曲第7番(1964-1965)(+)
クシシュトフ・メイエル(1943-):ヴァイオリン協奏曲 Op.12(+)
ロマン・ラソツキ(ヴァイオリン)
ウルシュラ・ボジェク・ムシャルスカ(ピアノ(*))
ポーランド国立放送交響楽団(+)
カレル・ストリヤ(指揮(+))
録音:1986年12月1-4日、
ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール(*)
1988年4月20-24日、カトヴィツェ芸術センター(ポーランド)(+)

PNCD 1300 \1800
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):ピアノ作品集
クラクフ幻想曲 ロ長調 Op.14 No.6/夜想曲変ロ長調 Op.16 No.4
メヌエット ト長調 Op.14 No.1/メロディ 変ト長調 Op.16 No.2
サラバンド ロ短調 Op.14 No.2/序奏とトッカータ ニ短調 Op.6(*)
変奏曲とフーガ イ短調 Op.11(*)/タトラのアルバム Op.12(*)
小林倫子(ピアノ)
録音:2009年12月、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(*以外)
1986年6月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール(*)
1977年以来ポーランド在住、政府よりポーランド文化功労賞・功労騎士十字勲
章を贈られているピアニスト、小林倫子の最新録音。

PNCD 039 2枚組 \2300
【新仕様再発売】
ロマン・マチェイェフスキ(1910-1988):レクイエム(死者のためのミサ)
ズジスワヴァ・ドナト(ソプラノ)
ヤドヴィガ・ラッペ(アルト)
イェジ・クネティク(テノール)
ヤヌシュ・ニジョウェク(バス)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)
タデウシュ・ストルガワ(指揮)
録音:1989年5月2-15日、ワルシャワ国立フィルハーモニー
世界初録音。ディジパック仕様での再発売。

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10-11 No.8-2

2010年11月08日 21時26分49秒 | Weblog
<LAMMAS>
LAMM 081D \1850
BC: なしセントオーバンズのクリスマス
ジョン・ラッター(1945-):The Shepherd's Pipe Carol
伝承曲/ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941)編曲:
What Child is this?
パトリック・ハドリー(1899-1973):I sing of a maiden
カール・シャーク(1929-):Before the Marvel of this Night
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):There is no Rose of such Virtue
チェコ伝承曲/マルコム・サージェント(1895-1967)編曲:The Zither Carol
伝承曲/ジョン・メイソン・ニール(1818-1866)編曲:Good King Wenceslas
ピーター・ウォーロック(1894-1930):I saw a fair Maiden
ジョン・ガードナー(1917-):Tomorrow shall be my Dancing Day
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
「In Dulci Jubilo」による前奏曲(オルガン独奏)
ポール・エドワーズ(1955-):No small Wonder
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
God rest you merry, gentlemen
ケネス・レイトン(1929-1988):
O leave your sheep / Lully, Lulla, thou little tiny child
ベルリオーズ(1803-1869):The Shepherd's Farewell
ウィリアム・ジェイムズ・カークッパトリック(1838-1921)/
バリー・ローズ(1934-)編曲:Away in a Manger
伝承曲/マルコム・サージェント編曲:De Virgin Mary had a baby-boy
ピーター・ハーフォード(1930-):The Holy Son of God most high
伝承曲/アーサー・サリヴァン(1842-1900)&ロジャー・ローマン編曲:
It came upon the midnight clear
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):Eia, Susanni!
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:The Sussex Carol
聖アルバン大聖堂&修道院教会聖歌隊
セントオーバンズ・バッハ合唱団
アンドルー・パーネル(オルガン)
バリー・ローズ(指揮)
録音:セントオーバンズ(英国)、聖アルバン大聖堂

LAMM 088D \1850
コヴェントリー大聖堂のキャロル集
単旋律聖歌:Hodie Christus natus est
ヘンリー・ジョン・ガウントレット(1805-1876)/A・H・マン編曲:
Once in Royal David's city
J・S・バッハ(1685-1750):Zion hears the watchmen's voices
伝承曲(フランス)/アンドルー・カーター(1939-)編曲:A maiden most gentle
ロバート・アシュフィールド(1911-2006):Fairest of morning lights
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Of the Father's heart
フランスの古いキャロル/A・E・ベイカー編曲:
Whence is that goodly fragrance?
J・S・バッハ:In dulci jubilo(コラール前奏曲)BWV608(オルガン独奏)
不詳(16世紀):While shepherds watched their flocks
マイケル・ヘッド(1900-1976):The little road to Bethlehem
ジョン・アイアランド(1879-1962):The Holy Boy
J・S・バッハ:In dulci jubilo(コラール前奏曲)BWV729(オルガン独奏)
ジョン・ラッター(1945-):Angels' carol
伝承曲/ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)編曲:
O little town of Bethlehem
伝承曲/フィリップ・レッジャー(1937-)編曲:
On Christmas night(Sussex Carol)
ウィリアム・ロイド・ウェバー(1914-1982):
クリスマス・キャロルによる4つの間奏曲(オルガン独奏)
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:O come all ye faithful
ハロルド・ダーク(1888-1976):In the bleak midwinter
メンデルスゾーン(1809-1847):Hark, the herald angels sing
フランツ・グルーバー(1787-1863):Silent night
コヴェントリー大聖堂聖歌隊&少女聖歌隊
ポール・レディントン・ライト、ダニエル・モールト(オルガン)
デイヴィッド・ポールター(指揮)
録音:コヴェントリー大聖堂(英国)

LAMM 102D \1850
【廃盤・代理店在庫在庫極少・先着確保】
私は遠くから見る 降臨節のための音楽
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
I look from afar(Matin Responsory)
アンドルー・ラムスデン(1962-):Come Thou Redeemer of the earth
トマス・レイヴンズクロフト(1582/1592-1635):Remember O thou man
J・S・バッハ(1685-1750):Wake, O wake with tidings thrilling
マルコム・アーチャー(1952-):Creator of the stars of night
オットー・ゴルトシュミット(1829-1907):A tender shoot
バリー・ローズ(1934-):People look East
オーランド・ギボンズ(1583-1625):This is the record of John
マルコム・アーチャー(1952-):There is no rose
エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus Christ the apple tree
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):Out of your sleep
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:O come, O come Emmanuel
ジョン・タヴナー(1944-):The Lamb
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):This is the truth
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):A spotless rose
ジョン・ステイナー(1840-1901):Come thou long-expected
エドガー・ベイントン(1880-1956):And I saw a new heaven
ガブリエル・ジャクソン(1962-):Tomorrow go ye forth
伝承曲(英国):Lo, He comes with clouds descending
ウェルズ大聖堂聖歌隊(少女&男声)
ルパート・ゴフ(オルガン)
マルコム・アーチャー(指揮)
録音:1997年11月12-13、18日、ウェルズ大聖堂(英国)

LAMM 115D \1850
降臨節から聖燭節まで
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
Matin responsory Palestrina
ジェイムズ・トマス(1963-):Lo! he comes with clouds descending(Helmsley)
メンデルスゾーン(1809-1847):I waited for the Lord
オーランド・ギボンズ(1583-1625):This is the record of John
チャールズ・ウッド(1866-1926):Expectans expectavi
コラール(ドイツ):On Jordan's banks the Baptist's cry(Winchester)
アパラチアのキャロル/ジョン・ラッター(1945-)編曲:I wonder as I wander
トマス・ウィールクス(1576-1623):Hosanna to the son of David
ジョージ・ラトクリフ・ウッドワード(1848-1934)編曲:
Up! good Christen folk
メンデルスゾーン/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Hark! the herald angels sing
チャイコフスキー(1840-1893):The crown of roses
ボリス・オード(1897-1961):Adam lay bounden
ジョン・ラッター:Mary's lullaby
スティーヴン・クレバリー(1948-)編曲:Joys seven
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):A babe is born
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
O come, all ye faithful [Adeste fidelis]
伝承曲(ドイツ):Bethlehem of noblest cities(Stuttgart)
ペーター・コルネリウス(1824-1874)/アイヴォー・アトキンズ(1869-1953):
The three kings
ウィリアム・クロッチ(1775-1847):Lo! star-led chiefs(from "Palestine")
ウィリアム・バード(1540頃-1623):Senex puerum William Byrd
ヨハネス・エッカルト(1553-1611):When to the temple Mary went
伝承曲(スコットランド):The race that long in darkness pined
ジェフリー・バーゴン(1941-2010):Nunc Dimittis
セントエドマンズベリー大聖堂聖歌隊
スコット・ファレル(オルガン)
ジェイムズ・トマス(指揮)
録音:1999年2月1、3、5日、セントエドマンズベリー大聖堂(英国)

LAMM 116D \1850
クリスマスを夢見て ウェルズ大聖堂のキャロル集
伝承曲(英国)/マルコム・アーチャー(1952-)編曲:I saw three ships
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/
ジョージ・ラトクリフ・ウッドワード(1848-1934)編曲:Up good Christen folk
ハロルド・ダーク(1888-1976):In the bleak mid-winter
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):O magnum mysterium
フランツ・グルーバー(1787-1863)/バリー・ローズ(1934-):Silent night
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/レジナルド・ジャック(1894-1969)編曲:

Good King Wenceslas
マルコム・アーチャー:Where do Christmas songs begin
アルフレッド・ホリンズ(1865-1942):Christmas cradle song
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)
/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Unto us is born a son
フランシス・プーランク(1899-1963):Hodie Christus natus est
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):As I outrode this enderes night
不詳(16世紀、フランス)/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Ding, dong! merrily on high
ジョゼフ・バーンビー(1838-1896)/マルコム・アーチャー編曲:
O little town of Bethlehem
伝承曲(アイルランド)/マイケル・ニコラス(1938-)編曲:Today, maiden Mary
不詳(15世紀、英国)/コン・スティーヴンズ校訂:There is no rose
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
Of the Father's heart begotten
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):The blessed son of God
クロード・バルバストル(1724-1799):Ou s'en vont ces gais bergers?
伝承曲(ポーランド)/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
Infant Holy, infant lowly
アーヴィング・バーリン(1888-1989)/マルコム・アーチャー編曲:
I'm dreaming of a white Christmas
伝承曲(英国)/マルコム・アーチャー編曲:The twelve days of Christmas
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ルパート・ゴフ(オルガン)
マルコム・アーチャー(指揮)
録音:1999年3月8-9、12日、ウェルズ大聖堂(英国)

LAMM 117D \1850
高みにて称賛を
バリー・ローズ編纂:「High Praise」と「Merrily on High」からの音楽
アンドルー・パーネル(1954-)編曲:Rejoice and be merry
マイケル・ローズ:Now the most High is born
マルコム・アーチャー(1952-):Brightest and Best
ウィリアム・ボイス(1711-1779):Examine me, O Lord, and prove me
エドワード・ベアストウ(1874-1946):The Blessed Virgin's Cradle Song
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):As I outrode this enderes night
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):The Lamb
デレク・ホルマン(1931-):Prevent us, O Lord
ジョージ・ダイソン(1883-1964):I will worship toward thy holy temple
バリー・ローズ(1934-):Advent Responsory(I look from afar)
バリー・ローズ編曲:Come, thou Redeemer of the earth
マルコム・アーチャー:Come, watch with us this Christmas night
マーク・ブラッチリー(1960-):Magnificat in B flat
A・E・ベイカー編曲:Whence is that goodly fragrance flowing?
エドワード・エルガー(1857-1934):Ave verum corpus
スティーヴン・オリヴァー(1950-1992):
How blest are they that fear the Lord
バリー・ローズ:Risen Lord
マーティン・ダルビー(1942-):My song is in sighing
ロナルド・コープ(1951-):A Cradle Song
レナード・ブレイク(1907-1989):And now another day is gone
チャールズ・ウッド(1866-1926)/ハリソン・オクスリー(1933-2009):
Mater ora filium
ウィリアム・ハリス(1883-1973):
Behold now, praise the Lord William Harris
アーマー・ガール・シンガーズ
ベルファスト聖ジョージ教区教会少年聖歌隊
イアン・キートリー(オルガン)
オーブリー・マクリントック(指揮)
ナイジェル・マクリントック(オルガン、指揮)
録音:1999年4月7-9、11日、アーマー(英国、北アイルランド)、
ローマ・カトリック聖パトリック教会

LAMM 122 \1850
天使が処女に 降臨節とクリスマスのための音楽
ウィリアム・バード(1540頃-1623):Rorate coeli
オーランド・ギボンズ(1583-1625):This is the record of John
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):Magnificat Quinti toni
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):Ave maris stella
ジョン・タヴナー(1944-):Hymn to the Mother of God
ブリテン(1913-1976):Hymn of St Columba
ハワード・スケンプトン(1947-):Adam lay ybounden
ヤン・サンドストレーム(1954-):Det ër en ros utsprungen
マーティン・ショー(1875-1958):Hills of the North, rejoice
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):Praeter rerum seriem
不詳/クリストファー・ストークス(1952-)編曲:Angelus ad virginem
ジョン・ジュベール(1927-): There is no rose
ケネス・レイトン(1929-1988):Lully, lulla, thou little tiny child
伝承曲/フィリップ・レッジャー(1937-)編曲:
On Christmas night(Sussex Carol)
ジョン・ウェスト(1863-1929):See amid the winter's snow
ジェニファー・ケルシー(1974-)/マシュー・オーエンス(1971-)編曲:
Away in a manger
メンデルスゾーン(1809-1847):Hark! the herald angels sing
エジンバラ聖マリア大聖堂聖歌隊
サイモン・ニーミンスキ(オルガン)
マシュー・オーエンス(指揮)
録音:2000年1月19-22日、エジンバラ(英国)、聖マリア大聖堂

LAMM 123 \1850
ブラックバーン大聖堂のクリスマスタイド
ロバート・ガワー編曲:I saw three ships
ジョン・ラッター(1945-)編曲:The holly and the ivy
ボリス・オード(1897-1961):Adam lay ybounden
チャイコフスキー(1840-1893):The crown of roses
メンデルスゾーン(1809-1847)/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Hark! the herald angels sing
ホルスト(1874-1934)/ジョン・バータロット(1931-)編曲:
In the bleak midwinter
ジョン・タヴナー(1944-):Today the Virgin
デイヴィッド・クーパー(1949-):Dormi Jesu
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Unto us is born a Son
ロバート・ガワー編曲:The truth from above
アンドルー・シンプソン:Veni, domine Jesu
バリー・ローズ(1934-)編曲:People look East
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Once in royal David's city
バリー・ローズ(1934-)編曲:Away in a manger
ジョン・ラッター(1945-):Mary's Lullaby
ロバート・ルーカス・ピアサル(1795-1856)編曲:In dulci jubilo
デイヴィッド・グッディナフ編曲:Deck the hall
ジョン・ラッター:Shepherd's pipe carol
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)/トマス・アームストロング:
O little town of Bethlehem
アーサー・ウォレル(1900-1970)編曲:A merry Christmas
ジョン・ラッター編曲:The twelve days of Christmas
ハワード・シーモ編曲:Saint Joseph's Carol
リチャード・タナー編曲:God rest you merry, gentlemen
ペーター・コルネリウス(1824-1874)
/アイヴォー・アトキンズ(1869-1953)編曲:
The three Kings
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:O come, all ye faithful
ブラックバーン大聖堂少年・男声聖歌隊&少女聖歌隊
ヤング・ピープルズ・クワイアー
ルネサンス・シンガーズ
ティモシー・クック(オルガン)
リチャード・タナー(指揮)
録音:2000年2月10-13日、6月30日、ブラックバーン大聖堂(英国)

LAMM 128 \1850
クリスマスの幾世紀
不詳:Angelus ad Virginem
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):Ne timeas Maria
不詳:Ther is no rose
単旋律聖歌:Ne timeas Maria
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Angelus ad Virginem
マルティン・ルター(1483-1546)ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)編曲:
Vom Himmel hoch
マルティン・ルター/J・S・バッハ(1685-1750)編曲:Vom Himmel hoch
不詳:Owt of your slepe(Nowel)
単旋律聖歌:Hodie Christus natus est
不詳:A nywe werk(Alleluya)
フランシス・プーランク(1899-1963):Hodie Christus natus est
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):Out of your sleep
単旋律聖歌:Quem vidistis pastores
不詳:In dulci jubilo Anon
リチャード・スマート(1400頃-1478/1479):Dieus wous garde(Nowel)
不詳:The Coventry Carol
フランシス・プーランク:Quem vidistis pastores
ケネス・レイトン(1929-1988):The Coventry Carol
不詳:Resonemus laudibus
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):
Hodie Christus natus est
不詳:Ave rex angelorum
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):Ave Rex(Carol Sequence)
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Resonemus laudibus
セントオーバンズ室内合唱団
ロジャー・ジャッド(オルガン)
デイヴィッド・ハンゼル(指揮)
録音:2001年7月6-7日、エルストリー
(英国、ハートフォードシャー州エルストリー)、
アルデナム・スクール礼拝堂

LAMM 136 \1850
セントオーバンズのノエル
ピーター・ウォーロック(1894-1930):Benedicamus Domino
ヘンリー・ジョン・ガウントレット(1805-1876)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Once in Royal David's city
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):A spotless Rose
ピーター・ウォーロック:Adam lay y-bounden
ヤン・サンドストレーム(1954-):Es ist ein Ros' entsprungen
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Of the Father's heart
伝承曲/チャールズ・ウッド(1866-1926)編曲:Ding dong merrily on high
伝承曲(スペイン):Riu, riu, chiu
ジョン・タヴナー(1944-):The Lamb
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):
O little town of Bethlehem
ハーバート・ハウエルズ:Sing lullaby
マイケル・ヘッド(1900-1976):The Little Road to Bethlehem
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Sussex Carol
伝承曲/ジョン・マッカーシー(1919-1989)編曲:The little drummer boy
伝承曲/ジョン・ラッター(1945-)編曲:I wonder as I wander
ペーター・コルネリウス(1824-1874):The Three Kings
ハーバート・ハウエルズ:Here is the little door
フランツ・グルーバー(1787-1863)/バリー・ローズ(1934-)編曲:Silent Night
伝承曲/バリー・ローズ(1934-):O come all ye faithful
聖アルバン大聖堂聖歌隊
サイモン・ジョンソン(オルガン)
アンドルー・ルーカス(指揮)
録音:2001年10月25-27日、セントオーバンズ(英国)、
聖アルバン大聖堂&修道院教会

LAMM 139 \1850
ポール・エドワーズ(1955-):
小さからぬ不思議 クリスマスと記念のための音楽
No small wonder / In Memoriam / What sweeter music
All poor men and humble / I sing of a maiden / The wild swans at Coole
The humble few / Balulalow / Turvey Tuba Tune / In freezing winter night
In excelsis gloria / Love came down at Christmas / Carol of the
Adoration
Pie Iesu / Tryste Noel / Wise men three in starry night
The stars of Bethlehem / O love that wilt not let me go "Colkirk"
Norfolk Requiem
コンコード・シンガーズ
ポール・エドワーズ(ピアノ、オルガン)
メアリー・ベインブリッジ(指揮)
録音:2001年5月7日、ターヴェイ(英国)、オール・セインツ教会
2001年11月4日、ケンプストン(英国)、オールセインツ教会

LAMM 158 \1850
彼が王となるとき クリスマスのための音楽
伝承曲/フィリップ・レッジャー(1937-)編曲:Sussex Carol
エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus Christ the Apple Tree
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):
O little town of Bethlehem
ピーター・ウォーロック(1894-1930):Benedicamus Domino
ハロルド・ダーク(1888-1976):In the bleak mid-winter
伝承曲/フィリップ・マーシャル編曲:I saw three ships
ブリテン(1913-1976):A New Year Carol
ジョン・タヴナー(1944-):The Lamb
プーランク(1899-1963):Quem vidistis pastores
ウィリアム・J・カークパトリック(1838-1921)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Away in a manger
伝承曲(フランス)/スティーヴン・ジャクソン(1951-)編曲:Noel nouvelet
ロバート・パーソンズ(1535-1572):Ave Maria
フランツ・グルーバー(1787-1863)/サイモン・モーリー編曲:Silent night
メンデルスゾーン(1809-1847):When Jesus our Lord
プーランク:O magnum mysterium
ヘンリー・ジョン・ガウントレット(1805-1876)/A・H・マン編曲:
Once in Royal David's city
ピーター・ウォーロック:Bethlehem Down
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Here is the little door
伝承曲(チェコ)/アンドルー・ネスシンガ(1968-)編曲:
Little Jesus, sweetly sleep
ジョン・ガードナー(1917-):When He Is King
トルロ大聖堂聖歌隊
クリストファー・グレイ(オルガン(+))
ロバート・シャープ(指揮)
録音:2003年3月10-11、13日、トゥルロ大聖堂

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10-11 No.7-1

2010年11月06日 00時30分35秒 | Weblog
<Glossa>
GCDSA 922209(SACD-Hybrid) \2850
ストコフスキとの夕べ ――
J・S・バッハ(ストコフスキ編):トッカータとフーガ ニ短調
チェスティ(ストコフスキ編):お前は私を苦しめていなかったのに
ヘンデル(エガー編):組曲《水上の音楽》
J・S・バッハ(ストコフスキ編):管弦楽組曲第3番ニ長調より アリア
パーセル(ストコフスキ編):
5つの小品による組曲〔トランペット・チューン/エコー/ホーンパイプ/
私が大地に横たえられた時(ディドの嘆き)/ラルゴとアレグロ〕
パレストリーナ(ストコフスキ編):キリストをたたえよ
オケゲム(エガー編):けがれなき神の御母
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
リチャード・エガー(指揮)、ブリュッセル・フィルハーモニック
イギリスの古楽鍵盤界をリードし続けてきた世界的名匠リチャード・エガー。
数々の名演、実績を残してきた鍵盤奏者としてだけでなく、ホグウッドの後
任としてエンシェント室内管弦楽団(アカデミー・オブ・エンシェント・ミュ
ージック)の音楽監督に就任するなど、指揮者としての活動も活発なエガーが、
グロッサ(Glossa)初登場!
ベルギーのモダン・オケ、ブリュッセル・フィルハーモニック(旧フランダー
ス放送管弦楽団)を振るマエストロ・エガーが用意したプログラムは、ストコ
フスキと自身のトランスクリプションを織り交ぜた"ストコフスキとの夕べ"!
バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」や「アリア(G線上のアリア)」など
ストコフスキ・トランスクリプションの代表作から、古楽を知り尽くしたエガ
ー自身の手によるヘンデルの「水上の音楽」、オケゲムの「けがれなき神の御
母」など、エガーとストコフスキ、ブリュッセル・フィルの饗宴が繰り広げ
る"ストコフスキとの夕べ"は、古楽愛好家、アレンジ作品ファンを魅了するひ
と時となることだろう!
期待が高まる"マエストロ"エガーの指揮とトランスクリプション。注目度抜群
です!
録音:2008年6月、フラジェ・スタジオ4(ブリュッセル/ベルギー)




<Melodiya>
MELCD 1001734 \1550
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(1910年版)
ドミトリー・キタエンコ(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」が1910年にパリ・オペラ座で初演
されてから今年2010年で100周年。
メロディアが初演100周年記念として復刻に選んだ音源は、キタエンコ&モス
クワ・フィルによる"1910年版"の全曲録音。メロディア時代のキタエンコの解
釈がポイント。
録音:1985年/ディジパック仕様

MELCD 1001747 \1550
5世紀-13世紀のアルメニア聖歌集
タガラン、エレヴァン・エルカニアン(芸術監督)
紀元301年に世界で初めてキリスト教を国教として定めた旧ソ連のアルメニア。
この「アルメニアの聖歌集」はアルメニア国家賞の受賞者エレヴァン・エルカ
ニアンを音楽監督とするアルメニアの古楽アンサンブル"タガラン"が、祖国の
音楽のルーツを探る壮大で神秘的な旅路。旧ソ連時代の豊富な音源を所有する
メロディアならではのリリースである。
録音:1990年/ディジパック仕様





<NIFC>
NIFCCD 000-020 21枚組 \13750 ※12月10日までのご注文特価 \9650
ザ・リアル・ショパン ―― ショパン:ピアノ作品全集
NIFCCD 000-NIFCCD 020 のセットBOX
ネルソン・ゲルナー、ダン・タイ・ソン、ニコライ・デミジェンコ、
タチアナ・シェバノワ、マレク・ドレヴノフスキ、エヴァ・ポブウォツカ、
フー・ツォン、ヤヌシュ・オレイニチャク、ケヴィン・ケナー、
カ・リン・コリーン・リー、ディーナ・ヨッフェ、
ヴォイチェフ・シヴィタワ、ラウル・コチャルスキ、
フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラ、他
ショパン存命当時に製作された「1849年製のエラール」&「1848年製のプレイ
エル」と、ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、入賞者など、ショパンや
ポーランドと縁の深い世界的ピアニストたちの共演が大きな話題を呼び続けて
いるポーランド国立ショパン協会(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の
自主レーベル"NIFC"。
ショパン・イヤーも終盤に突入した今、ショパンの孫弟子コチャルスキの歴史
的録音から、ダン・タイ・ソンの「夜想曲」までの21タイトルを1つにしたイ
ンパクト絶大のボックス・セットが登場!
ショパンの祖国ポーランドが、ショパン・イヤーの締めくくりとして贈るNIFC
レーベルのボックス・セットは、まさに国家のプライドをかけた一大事業。




<Channel Classics>
CCSSA 29110(SACD-Hybrid) \2850
ベートーヴェン:
ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120/6つのバガテルOp.126
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ/アントン・ヴァルター1822)
レイチェル・ポッジャーとのデュオでモーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ
全集」を完成させたゲイリー・クーパーのハイドン(CCSSA 26509)に続くソロ
・レコーディング第2弾は、ベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」!
ゲイリー・クーパーが弾く楽器は、「ディアベッリ変奏曲」の作曲、完成
(1819、1822-23)とほぼ同時期の1823年にベートーヴェンと同世代のウィーン
の名工アントン・ワルターによって製作されたフォルテピアノ。
フォルテピアノの修復師で世界有数のコレクターでもあるエドウィン・ベウ
ンクの手により復活した約200歳(!)のフォルテピアノでゲイリー・クーパー
が奏でる「ディアベッリ変奏曲」が、作曲、製作当時の1820年代に響いた演奏
を鮮明に伝えてくれることだろう!
録音:2008年11月、メノナイト教会(デーフェンター/オランダ)

CCSSA 29910(SACD-Hybrid) \2850
ノルディック・サウンズ - サンドストレム:合唱作品集:
主を讃えよ、すべての異教徒よ/アヴェ・マリア/おお主よ、わが祈りを聞
きたまえ/われ満ち足れり/新しい愛の歌/われら主をほめ/アニュス・デイ
/主に向かって新しい歌を歌え
ピーター・ダイクストラ(指揮)、スウェーデン放送合唱団
オランダの名門ローデン少年合唱団の天才ボーイ・ソプラノ、同じくオランダ
の男声ヴォーカル・アンサンブル「ジェンツ」のリーダーから、バイエルン放
送合唱団の音楽監督、オランダ室内合唱団の首席客演指揮者、そしてスウェー
デン放送合唱団の首席指揮者へと飛翔した合唱界の若き巨匠ピーター・ダイク
ストラ。
北欧の合唱の神様エリク・エリクソン、トヌ・カリユステが育てたスウェーデ
ン放送合唱団を受け継いだダイクストラが、最初のレコーディングで取り上げ
たのは、現代スウェーデンのリーディング・コンポーザー、スヴェン=ダー
ヴィド・サンドストレム(1942-)の合唱作品集!
ダイクストラ&スウェーデン放送合唱団は去る6月に行われた来日公演でもサ
ンドストレムの「主を讃えよ」などスウェーデンの合唱作品を歌っており、北
欧の音楽、新作や現代の作曲家たちの音楽へ取り組む姿勢と意欲も素晴らしい。
"オランダの天才"ダイクストラが"北欧の名門"スウェーデン放送合唱団のメン
バーたちと創造する新しいハーモニー。新時代の到来です!
録音:2009年12月、スウェーデン放送スタジオ(ストックホルム)




<ミッテンヴァルト>
MTWD 99045 \3000
-日本楽派IX-
日本のピアノ・ソナタ選-小松耕輔・乾 春男・大澤壽人-
(1)小松耕輔(明治17年-昭和41年):ピアノ・ソナタ ト長調(大正11年)
(2)乾 春男(昭和4年-昭和24年):ピアノ・ソナタ(昭和24年)
(3)乾 春男:ペルソナ(昭和24年)
(4)大澤壽人(明治39年-昭和28年):ソナチネ ホ短調(昭和8年)
(5)大澤壽人:丁丑春三題(昭和12年)
入川 舜(ピアノ)
録音:2010年5月25日・26日,神奈川県二宮町生涯学習センター 
ラディアンホール
3つの世代の日本人作曲家のピアノ曲が収められている。小松耕輔は山田耕筰や
信時潔と同世代の明治人。大澤壽人は諸井三郎や橋本國彦、高木東六、池内友
次郎、深井史郎、松平頼則や平尾喜四男と同世代の大正育ち、乾春男は黛敏郎
や武満徹と同世代で諸井誠や間宮芳生とは同級生の戦後の作曲家。
一見、バラバラと思えなくもない3人だ。しかし、ひとつのキイワードでつな
がっている。フランスだ。いや、パリだ。小松は1920年代にパリに学び、日本
に近代フランス音楽の息吹きを伝えた。大澤は1930年代にパリに学び、その街
に鳴り響く最新の音楽をたちまち自家薬籠中のものにした。乾は日本から出ぬ
まま早逝した人だけれど、その師匠は小松の紹介でパリ音楽院に留学した池内
友次郎であり、池内との出会いが乾のフランス趣味を強めていった。
日本人とフランス音楽とピアノ。そんなつながりに思いを巡らせるためのアル
バムである。
(片山杜秀,ライナー・ノートより)




<ジェイズ・ミュージック>
JMCC 20217 \3000
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 D.810「死と乙女」
クァルテット・エクセルシオ:
【西野ゆか(Vn)、山田百子(Vn)、吉田有紀子(Va)、大友肇(Vc)】
録音:2010年4月、7月,入善コスモホール 
結成17年。国内の常設カルテットとしては、今や若手ナンバーワンの名前を欲
しいままにしているエクセルシオ。待望のセカンド・アルバムです。今回は難
曲「死と乙女」に挑戦。瑞々しい迫力に満ちあふれています。芳醇で上品な仕
上がりとなっている「ラズモフスキー 第3番」と共に、聴き応えのある1枚に
仕上がっています。
2000年、第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールにて最高位受
賞、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。また、2009年には第19回新
日鐵音楽賞を受賞。
「エクの演奏は、構築とダイナミズム、響きの色彩が鮮やかに融合し、恐るべ
きファンタジーが紡がれていくのである。そして何よりもエクの美意識の高さ
に驚かされているのだ。」(真嶋雄大)

JMCC-20206 \2500
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番Op.74「ハープ」
シャリーノ:弦楽四重奏曲 第7番(世界初録音)
ディーリアス:弦楽四重奏曲「去りゆくツバメ」
(ボーナス・トラック,幸松肇:4つの日本民謡第1集より)
クァルテット・エクセルシオ
クァルテット・エクセルシオの第1弾CDです。弊社で取り扱うことになりまし
た。現在のエクセルシオの原点ともいえる1枚。エクセルシオの伝説はここか
ら始まった。





<エディションHST>
HST-902 5枚組 \3150
限定盤 特別価格
ヴァンハル(1739-1813):10の交響曲集(HST902)【世界初録音】
Disc1) 第一巻; HST053
変ロ長調Bryan B2/変ホ長調Bryan Es5
Disc2) 第六巻; HST051
ト長調Bryan G7/ト長調Bryan G1/へ長調Bryan F4
Disc3) 第八巻; HST059
ト長調Bryan G8/ハ長調Bryan C9
Disc4) 第九巻; HST066
変ロ長調Bryan B4/変ホ長調Bryan Es3/ホ長調Bryan E1
Disc5) HST901
「アダージョ集」
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
松井 利世子(ヴァイオリン;リーダー)
録音:2007年- 2009年
ハイドン・シンフォニエッタ・トウキョウ結成13年を記念して、リリース済み
のヴァンハル:疾風怒濤交響曲全集から4枚とアダージョ集を集成して、廉価盤
として限定発売。
中でも、特に交響曲 B2, G8 は20世紀初頭までハイドン作として伝承された曰
く付きであり、古典派交響曲を語る上で欠くことのできない存在となっていま
す。
5枚組(マルチケース入り、疾風怒濤交響曲集4枚+アダージョ集1枚)、限定盤
(再発売)





<KULTUR SPIEGEL>
SONY 88697 375782 40枚組 \8000
Die grossen Dirigenten
偉大な指揮者たちの名演奏集
ドイツの出版社が企画したレーベルを超えたスペシャルボックスです。20人の
指揮者の演奏を2枚ずつにまとめています。またDG、EMI、SONY、RCA、WARNER
などの音源を使用しています。
ボーナスディスクとしてDVDが付いていますが、PAL方式となっておりますので
あらかじめご了承ください。
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/kultur.html

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