クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-10 No.28-1

2010年10月26日 12時52分11秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
DVBW-9178259(DVD-Video) 2枚組 \1880
ドミンゴ/ヴェルディ:シモン・ボッカネグラ(ROH 2010)
シモン・ボッカネグラ・・・プラシド・ドミンゴ
アメリア・・・・・・・・・マリーナ・ポプラフスカヤ
フィエスコ・・・・・・・・フェッルッチョ・フルラネット
ガブリエレ・アドルノ・・・ジョセフ・カレヤ
パオロ・・・・・・・・・・ジョナサン・サマーズ
ピエトロ・・・・・・・・・ルーカス・ヤコブスキ
コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
舞台監督:エリヤ・モシンスキー
装置:マイケル・イアガン
衣装:ピーター・J・ホール
照明:ジョン・ハリソン
ボーナス映像:「プラシド・ドミンゴとのバックステージ」(含む:モシンスキ
ーのインタヴュー)
収録:コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス 2010年6月
「ファウスト」(DVBW-6316119)、「ドン・カルロ」(DVBW-6316099)に続き、EMI
からのROHのライヴDVD発売。2010年6月、ドミンゴがバリトンのタイトル・ロー
ルを歌ってデビューしたヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」です。モシン
スキーのプロダクションでポプラフスカヤやカレヤなどのスター・キャストと
ともにパッパーノ指揮のROHでのパフォーマンスです。ドミンゴは約40年間にわ
たりROHに出演して、25役を200公演で歌ってきましたが、初めてのバリトン役
です。(バリトンはドミンゴがキャリアを始めた声域でもある-メキシコ1959年)
'シモン’はヴェルディ作品の中でも最も難易度が高く、最も情熱的な役とさ
れ、ドミンゴ自身はニュー・ヨーク(1995)とロンドン(1997)ではテナー役で出
演を果たしてはいて、この主役のバリトン役は永年手掛けることを望んでいた
役柄です。
「勝利のドミンゴへ栄光の王冠を」(The Independent - 5 stars)
「低音域では、他のテナーが合板になるところをドミンゴはマホガニーのクオ
リティを持つ」
(The Guardian)
「プラシド・ドミンゴは単なるテナーやバリトンではなくましてや歌手ではな
い。彼はフェノメノンだ。」(Opera Today)
と各メディアも絶賛した歌唱を繰り広げています。






<NMC>
NMC D152 \1980
「ウィンター・パッション」
-デヴィッド・マシューズ(b.1943):作品集
(1)恐るべき美女
(シェイクスピア「アンソニーとクレオパトラ」第2幕第2場による)
(2)クラリネット五重奏曲
(3)マリーナ(T.Sエリオットのテキストによる)
(4)弦楽三重奏曲第1番、第2番
(5)ウィンター・パッション
ライオネル・フレンド指揮
ナッシュ・アンサンブル
(1)スーザン・ビックリー(MS)、
(4)スティーヴン・ロジス(Br)
録音:2009年
デヴィッド・マシューズはニコラス・モーと同期でベンジャミン・ブリテンの
アシスタントを長く務めるなどイギリス音楽界の中心で活躍し、今やイギリス
作曲界の重鎮と言っても過言ではない存在。最新作を含む作品群はブリテン、
バルトーク、ショスタコーヴィチの影響を感じさせる渋く手堅い作風のなかに
硬質の抒情を漂う。

NMC D154 \1980
「涅槃に向かって」
-アダム・ゴーブ(b.1958):吹奏楽作品集
(1)告別/
(2)ブリューゲルからの情景/
(3)アクセント/
(4)ニルヴァーナ(涅槃に向かって)
王立ノーザン・カレッジ音楽大学ウィンド・オーケストラ
(1)ティモシー・レイニッシュ指揮
(2)(3)クラーク・ランデル指揮
(4)マーク・ヘロン指揮
録音:2009年ライヴ
ゴーブはイギリスの中堅作曲家で室内楽、吹奏楽に多くの作品がある。「涅槃
に向かって」は佼成ウィンド・オーケストラの委嘱で書かれたダイナミックな
大作。

NMC D155 \1980
「眠りの前の歌」
-リチャード・ロドニー・ベネット(b.1936):歌曲集
(1)マジョリー・フレミングの花輪/(2)眠りの前の歌
(3)ダンスの歴史/(4)ドリーム・ソングズ
(5)トム・オブドラムの歌/(6)これが庭
(7)旅/(8)夕暮れの歌
(1)(6)(8)ソフィ・デーネマン(S)、
(2)ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
(3)(4)(7)スーザン・ビックリー(MS)、
(5)ベンジャミン・ヒューレット(T)、
(5)オリヴァー・コーツ(Vc)、
(1)-(8)イアイン・バーンサイド(Pf)
録音:2009-2010年
ロドニー・ベネットは1936年生まれのイギリスの作曲家でロンドンの王立音
楽院で学んだ後、ダルムシュタットの夏季現代音楽講習に参加しパリではブ
ーレーズに個人的に師事するなどヨーロッパの前衛音楽を学んだが、彼の音
楽は極端な前衛には走らず常によい意味で常識的で親しみやすい作風である。
このアルバムには若書きから最近作まで幅広い作品が選ばれているが、近代
イギリス歌曲のよき伝統を感じさせる秀曲ぞろい。「ダンスの歴史」は最新
ブロードウェイ・ミュージカルのナンバーにしてもおかしくないウィットに
富んだ曲。

NMC D158 \1980
「地球と星々」-ピーター・ウィーゴールド(b.1950):作品集
(1)カーラチャクラ
(2)地球よ、栄えある賓客を迎えよ
(3)バラ
(4)地球と星々
(1)(2)(4)ピーター・ウィーゴールド指揮
(1)(4)ノート・イネガル(アンサンブル)
(2)サウスバンク・シンフォニア
(2)メリンダ・マクスウェル(コール・アングレ)、
(3)ジュリエット・フレイザー(Sop)、
(3)マーティン・バトラー(Pf)
録音:2009年
ピーター・ウィーゴールドは現代イギリスの中堅世代に属する作曲家でBBCプ
ロムスのために度々オーケストラを作曲している。カーラチャクラとはチベッ
ト密教の最奥義である無上ヨーガ・タントラの代表的な聖典のことで、同名の
曲はチベット密教の世界観を表現しようとしたもの。「地球よ、栄えある賓客
を迎えよ」はコール・アングレの呪術的な旋律に美しい弦楽のハーモニーが絡
んで神秘的。「地球と星々」はジャズのイディオムも感じさせる佳作。

NMC D160 2枚組(1枚価格) \1980
「サウンド・センサス」-エンディミオン結成30周年記念アルバム
CD1)
(1)アンソニー・ギルバート:ダブルス
(2)アンソニー・ペイン:マウスフル・オブ・エア
(3)フィリップ・キャシアン:コンチェルタンテ
(4)サイモン・ベインブリッジ:2つのトリオ
(5)マーティン・バトラー:フンディング
(6)コリン・マシューズ:スケルツェット/
(7)ジョー・ダッデル:3つの彫刻
(8)ベイヤン・ノースコット:ダブルス・オール・ラウンド
(9)ピーター・マックスウェル・デイヴィス:ジュダス・メルケイター
(10)ブライアン・エリアス:即興曲
(11)ジョアンナ・ベイリー:アキシス
(12)ジェームズ・ウィークス:ザ・ペッカム・ハーモニー
CD2)
(1)サイモン・ホルト:異種
(2)フィリップ・ヴァネイブルズ:ファイト・ミュージック
(3)ヴィック・ホイランド:トークン
(4)モーガン・ヘイズ:シャトナーのバスーン
(5)メリンダ・マクスウェル:シングラ・ロック
(6)エドワード・カウィー:マグマ詩篇
(7)藤倉大:暗示
(8)クリストファー・フォックス:日の光のもとでの研究
(9)サイモン・ウィルズ:言葉なしで・・・
(10)ナオミ・ピノック:ウィズイン
(11)サイモン・ホルト:ディスパレイト・ドス
エンディミオン(Hrp,Fl,Ob,Cl,B/Cl,Fg,Hrn,Trp,Trb,Vn,Va,Vc,
Db,Perc,Pf)
録音:2009年
現代音楽を専門とする室内アンサンブル・エンディミオンはイギリスのナショ
ナル・ユース・オーケストラの有志により結成された。彼らは通常のクラシッ
クのレパートリーに飽き足らず同時代の主にイギリスで活動する作曲家に作品
を委嘱し常に野心的なコンサートを行ってきた。このアルバムは結成30周年を
記念して作られたもので様々な世代の作曲家が記念に作品を提供している。ピ
ーター・マックスウェル・デイヴィスら大御所から注目の日本の若手・藤倉大
までバラエティに富んだ内容。今のイギリス現代音楽シーンを手っ取り早く知
るのに最適のセット。

NMC D161 \1980
「ソロとデュオ」
-エドウィン・ロクスバラ(b.1937):作品集
(1)独り言3(Vn solo)
(2)伴奏つきのフルートの音楽(Fl,Pf)
(3)独り言2(Va solo)
(4)回転する世界の静止点で・・・(Ob,Electronics)
(5)独り言4(Vc solo)
(6)オーブ(ダンサーと打楽器のためのバレエ)
(7)デヴィッドのためのデュオローグ(Va duo)
スルキ・ユー(Vn)、M.コックス(Fl)、
N.クレイトン(Pf)、M.ムラート(Va)、
H-Y.フアン(Va)、E.ロクスバラ(Ob)、
L.キャサリー(Electronics)、
M.マックロード(Vc)、N.リード(Perc)
録音:2008年
エドウィン・ロクスバラ(b.1937)はリヴァプール出身のイギリスの作曲家でオ
ーボエ奏者としても活動している。作曲をナディア・ブーランジェとダラピッ
コラに学んだ、正統的(?)なヨーロッパの前衛音楽の様式を継承した手堅い作
風の作曲家だが、自らオーボエを吹く「回転する世界の静止点で・・・」では
オーボエの特殊奏法とオーボエの音を(おそらくリアル・タイムで)変調させて
作ったコンピュータ音響の絶妙のタペストリーが実験的で面白い。

NMC D162 \1980
「ノンチェルト,他(NONcertos and others)」
-リチャード・アイレス(b.1965):作品集
(1)第37番b-管弦楽のための
(2)第36番「ホルンのためのノンチェルト」
(3)第31番「トランペットのためのノンチェルト」
(1)-(3)ローランド・クルティヒ指揮
(1)フランクフルト放送交響楽団
(2)ウィム・ティンマーマンス(Hrn)、ASKOアンサンブル
(3)マルコ・ブラウ(Trp)、ムジーク・ファブリーク
録音:2002/2004年
リチャード・アイレス(b.1965)はアーサー王伝説発祥の地、イギリス・コーン
ウォール地方出身。ダルムシュタットでモートン・フェルドマンに師事した
後、ルイ・アンドリーセンにも教えを受けている。ハリウッド映画かアニメの
サウンドトラックのような明るく屈託のない楽想とオーケストレーションをま
るで子供が積み木を崩すようにグチャグチャなカオスにしてしまうやんちゃぶ
りがこの作曲家の特徴。ノン・チェルト(NONcerto)というネーミングはもちろ
んConcertoのパロディだろうが、こんな所にも彼のセンスが表れている。ジョ
ン・アダムズと新古典主義期のストラヴィンスキーとプロコフィエフを明るく
シュニトケ風にシャッフルしたのがリチャード・アイレスの音楽といえよう。

NMC D166 \1980
「ドレンペル」-ノスフェラトゥ
(1)ジョナサン・パウエル:ドレンペル
(2)アンドルー・ポピー:いかにハンマーを感じるか
(3)デイヴ・プライス:リーのゲーム
(4)ポール・ニューランド:トランス
(5)ハワード・スケンプトン:縦に並んで
(6)ジョー・カットラー:シコースキーB
(7)フィン・ピーターズ:いななく馬
(8)ジェフ・ハンナン:バブル・ガム
ノスフェラトゥ:
【フィン・ピーターズ(Sax,Fl),デイヴ・プライス(Perc),イヴォ・デ・グ
レーフ(Pf),ジョー・カットラー(クリエイティヴ・アソシエート)】
録音:2008-09年
ノスフェラトゥはジャズにも精通した作曲家・演奏家が4人集まったアンサン
ブル。名前は吸血鬼からとられている。パウエルの「ドレンペル」とは車が
スピードを出せないように設置された凸形の障害物。サックスとピアノ、パー
カッションでの凸凹感がカッコいい作品です。その後もミニマルっぽいもの、
ジャズっぽいもの、おしゃべりがサンプリングされてぐるぐる回るもの、と聴
くものをあきさせない66分。

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10-10 No.28-2

2010年10月26日 12時51分50秒 | Weblog
<Alto>
ALC 1078 \880
フォーレ(1845-1924):
レクイエム Op.48/ジャン・ラシーヌの頌歌 Op.11
タントゥム・エルゴ[これほど大いなる秘蹟に]Op.65 No.2
小ミサ/マリア・マーテル・グラツィエ[恵み深き御母マリア]Op.47 No.2
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・ヒル(指揮)

ALC 1082 \880
トマス・タリス(1505-1585):あなたの他に私は(40声のモテット)
預言者エレミヤ哀歌、モテット&賛歌集
神がわれらを恵み(タリスのカノン)/あなたの他に私は(40声のモテット)
あなたの僕の声と祈りを聞いてください/もしもあなたが私を愛しているならば
おお、主よ、あなたの聖霊を与えてください
預言者エレミヤの哀歌 I/預言者エレミヤの哀歌 II
断食し泣き悲しんで/おお、聖なる宴よ/世の救い主
おお、光から生まれた光よ/あなたに、光が消える前
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
マイケル・チャンス、ロビン・タイソン、チャールズ・ブレット(*)、
ティモシー・ペンローズ(カウンターテナー)
ジェイムズ・グリフェット(*)、ポール・エリオット(*)、
イアン・パートリッジ、
アンドルー・キング、ジョゼフ・コーンウェル(テノール)
スティーヴン・ロバーツ、エイドリアン・ピーコック、
デイヴィッド・ビーヴァン、
ブライアン・イーサリッジ(*)、マイケル・ジョージ(*)(バス)
マーク・ブラウン(指揮)
録音:1987-1997年 前出:IMP/ Regis, RRC 1026(廃盤)
「エレミヤの哀歌」だけで買う価値があると言えるアルバム。ヒリアードにも
タリス・スコラーズにも望みがたいこの「歌い込み」ぶりはプロカンならでは。
細かい傷がないわけではありませんが、ポリフォニーの綾のなかで5人の歌手
(*)が「出るべきところで出てくる」ことで演奏にめりはりがつき、味わいの
濃い感動的な音楽が盛り上がっていきます。

ALC 1091 \880
フェリシティ・ロット 愛唱シューマン歌曲集
シューマン(1810-1856):
歌曲集「リーダークライス」Op.39
東方のバラより Op.25 No.25/兵士の花嫁 Op.64 No.1
くるみの木 Op.25 No.2/献呈 Op.25 No.1
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42
ミニョン(君よ知るや南の国)/私のバラ Op.90 No.2/レクイエム Op.90bis
フェリシティ・ロット(メゾソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
録音:1990年 前出:Carlton Classics / IMP / Regis, RRC 1051(廃盤)

ALC 1093 \880
チャイコフスキー(1840-1893):「四季」から、ピアノ作品集
夜想曲ヘ長調 Op.10 No.1/ワルツ=スケルツォ イ短調 Op.7
ユモレスク ト長調 Op.10 No.2/奇想曲変ロ長調 Op.19 No.5
悲しい歌 Op.40 No.2/ワルツ変イ長調 Op.40 No.8
ロマンス ヘ短調 Op.5/ロマンス ヘ長調 Op.51 No.5
少しショパン風に Op.72 No.15/いたずらっ子 Op.72 No.12
夕べの夢想 Op.19 No.1/メヌエット=スケルツォーソ Op.51 No.3
サロンのワルツ Op.51 No.1/瞑想 Op.72 No.5
「四季」Op.37 bis から
五月、白夜/六月、舟歌/十一月、トロイカ/一月、炉端で
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1983年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1093(廃盤)

ALC 1097 \880
モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」(抜粋)
チェーザレ・シエピ(バス:フィガロ)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:スザンナ)
アルフレート・ペル(バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ:伯爵夫人)
ヒルデ・レッスル=マイダン(メゾソプラノ:マルチェリーナ)
フェルナンド・コレーナ(テノール:医師バルトロ)
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ:ケルビーノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・クライバー(指揮)
録音:1959年、ステレオ、ADD 原盤:Decca 全曲盤:ALTO, ALC 2501(3CD)

ALC 1098 \880
ブラームス(1833-1897):
管弦楽のためのセレナード第1番ニ長調 Op.11
管弦楽のためのセレナード第2番イ長調 Op.16
ヴェストドイチェ・シンフォニア
ディルク・ユレス(指揮)
録音:1992年 前出:Carlton Classics / Regis, RRC 1048(廃盤)

ALC 1101 \880
ボヘミアのバロックとその後の音楽 Vol.5
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):
ヴァイオリン協奏曲ト長調(*)
ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1757):オーボエ協奏曲ハ長調(+)
ヴェンツェル・カリック(?-1767):クラリネット協奏曲変ロ長調(#)
ドミニク・ヨセフ・シュクロウプ(1766-1830):ホルン協奏曲変ロ長調(**)
ヤン・クシュチテル・ネルダ(1707頃-1780頃):トランペット協奏曲変ホ長調(++)
マルチン・コス(ヴァイオリン(*))
ズデニェク・アダム(オーボエ(+))
イゴル・ファンチシャク(クラリネット(#))
エリシュカ・アダモヴァー(ホルン(**))
カレル・ヴェンツォウル(トランペット(++))
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・フロムチャーク(指揮)
新録音

ALC 1106 \880
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第6番ロ短調 Op.74(*)
バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71(+)
ソヴィエト国立文化省交響楽団(*)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*))
モスクワ国立交響楽団(+)
パーヴェル・コーガン(指揮(+))
録音:1988年(*)/1990(+) 「西側」初登場音源

ALC 1108 \880
ジョン・フィリップ・スーザ(1854-1932):
星条旗よ永遠なれ(マーチ)/海の女王(ワルツ)/滑走する少女(タンゴ)
雷神(マーチ)/ミラ・ガヴォット/ワシントン・ポスト(マーチ)
桃とクリーム(フォクストロット)/士官候補生(マーチ)
コミック・オペラ「渇望の的」から ワルツ
コミック・オペラ「エル・カピタン」前奏曲(大統領のポロネーズ)
/忠誠(マーチ)
ユリウス・フチーク(1872-1916):剣士の入場
モートン・グールド(1913-1996):アメリカン・サリュート
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):ザ・ガール・クレイジー
ヴィクター・ハーバート(1859-1924):
フェスティヴァル・マーチ/アメリカン・ファンタジ
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
エリック・カンゼル(指揮)
録音:1998年 原盤:Vox 前出:Regis, RRC 1018(廃盤)

ALC 1109 \880
シューベルト(1797-1828):
4つの即興曲 D.899/4つの即興曲 D.935
楽興の時 Op.94 から Nos.3-6
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
録音:1967年 原盤:Vox 前出:Regis, RRC 1019(日本では正規未発売、廃盤)

ALC 1112 \880
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集 Vol.1
第4番ニ長調 Op.83(1949)/第8番ハ短調 Op.110(1960)
第10番変イ長調 Op.118(1964)
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガリコフスキー(ヴィオラ) 
アレクサンドル・コルチャーギン(チェロ)
録音:1990-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 2029

ALC 1113 \880
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):ピアノ作品集
英雄的ソナタ Op.24/冬の夜の歌 Op.30/スロヴァキア組曲 Op.32
2つのワラシュ舞曲 Op.34 から ディマーク(No.2)
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:2010年 新録音

ALC 1117 \880
祝祭日のためのグレゴリオ聖歌集
In Festo Sanctissimi; Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
In Nativitate; Puer Natus / Graduale / Offertorium / Communio
In Epiphania Domini;
Introitus / Graduale / Offertorium / Communio / Dies Irae
In Assumptione; Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
Andreae Apostoli; Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
Commune Unius Martyr: Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
Hymnus; Aeterna Christi
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
ジェイムズ・グリフェット、イアン・パートリッジ(テノール)
ゴードン・ジョーンズ、ブライアン・イーサリッジ、スティーヴン・ロバーツ、
マイケル・ジョージ、エイドリアン・ピーコック(バス)
マーク・ブラウン(指揮)
録音:1990-1992年 前出:IMP / Regis, RRC 1217(廃盤)

ALC 1121 \880
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス
マルティーナ・ムサッキオ(ソプラノ)
クラウディア・バンデーラ(アルト)
ギリェルモ・ドミンゲス(テノール)
ヨハネス・マノフ(バス)
バーゼル・マドリガル合唱団
フリッツ・ネーフ(指揮)
録音:1993年 原盤:Ars Musici

ALC 1122 \880
エリーザベト・シュヴァルツコップ、オペレッタを歌う
ホイベルガー(1850-1914):
「オペラ舞踏会」から Geh'n wit im Chambre Separeae
ツェラー(1842-1898):「小鳥売り」から
Ich bin die Christel von der Post
/ Rosenlied:Schenkt man sich Rosen in Tirol
レハール(1870-1948):「ロシア皇太子」から Einer Wird Kommen
レハール:「ルクセンブルク伯爵」から Hoch, Evoe, Angele, Dider
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):
「カサノヴァ」から 修道女の合唱とラウラの歌
ミレッカー(1842-1899):「デュバリー伯爵夫人」から
Ich schenk' mein Herz / Was ich im Leben beginne
スッペ(1819-1895):「ボッカチョ」から Hab ich nur deine Liebe
レハール:「ルクセンブルク伯爵」から Heut' noch werd' ich Ehefrau
ツェラー:「抗夫長」から Sei nicht bos
レハール:「ジュディッタ」から Meine Lippen sie kuussen so heiss
ルドルフ・ジーツィンスキ(1879-1952):ウィーン、わが夢の町
[ボーナス・トラック]
エリーザベト・シュヴァルツコップのオペレッタ録音から
レハール:「メリー・ウィドー」から Bitte meine Herren / Viljalied
レハール:「微笑みの国」から
Ich danke fur die Huldigung... Ger, gern wa' ich verliebt
Wer hat die Liebe uns ins Herz gesenkt
ヨハン・シュトラウスII:
「ヴェネツィアの一夜」から Frutti di mare / Was mir der Zufall gab
「ウィーン気質」から Gruss dich Gott, du liebes Nesterl
「こうもり」から Klange der Heimat(チャルダーシュ)(*)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
オットー・アッカーマン(指揮(*以外))
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮(*))
録音:1960年(一部を除く)、AAD/ADD 原盤:EMI

ALC 1125 \880
ジョーン・サザーランド プリマドンナの芸術 オペラ・アリア集
トマス・アーン(1710-1788):
「アルタクセルクセス」から The soldier tir'd
ヘンデル(1685-1759):
「サムソン」(オラトリオ)から Let the bright Seraphim
ベッリーニ(1801-1835):「ノルマ」から Sediziose voci... Casta diva
ベッリーニ:「清教徒」から Son vergin vezosa
ロッシーニ(1792-1868):「セミラーミデ」から Bel raggio lusinghier
ベッリーニ:「清教徒」から Qui la voce sua soave
ベッリーニ:「夢遊病の女」から Care compagne... come per me sereno
グノー(1818-1893):「ファウスト」から O Dieu, que de bijoux(宝石の歌)
モーツァルト(1756-1791):「後宮からの逃走」から Martern aller Arten
ドリーブ(1836-1891):「ラクメ」から Oug va la jeune Indoue(鐘の歌)
マイアベーア(1791-1864):「ユグノー教徒」から O Beau pays
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
コヴェントガーデン王立オペラハウス管弦楽団
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
録音:1960年、ADD 原盤:Decca

ALC 1126 \880
21世紀のフルート協奏曲集
ニールセン(1865-1931):フルート協奏曲
オネゲル(1892-1955):
フルート、イグリッシュホルンと室内管弦楽のための協奏曲
イベール(1890-1962):フルート協奏曲
プーランク(1899-1963)/レノックス・バークリー(1903-1989)編曲:
フルート・ソナタ(管弦楽伴奏版)
ジェニファー・スティントン(フルート)
スコットランド室内管弦楽団
スチュアート・ベッドフォード(指揮)
録音:1991年 原盤:Collins Classics 前出:Regis, RRC 1126(廃盤)

ALC 1128 \880
スメタナ(1824-1884):ピアノのための舞曲と夢
3つのサロン用ポルカ Op.7(1854)/3つの詩的ポルカ Op.8(1854)
夢(6曲;1875)/チェコ舞曲集第2巻(1879)
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:1992-1994年 原盤:Unicorn Kanchana 
前出:Regis, RRC 1173, 1223(共に廃盤)

ALC 2011 2枚組 \1300
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):ミゼレーレ
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
マーク・ブラウン(指揮)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
聖母マリアの夕べの祈り(1610)(*)
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
ハノーファー少年合唱団
コレギウム・アウレウム
ムジカ・フィアタ
ハインツ・ヘニヒ(指揮)
同時代の作品集 [ボーナス・トラック]
モンテヴェルディ:サルヴェ・オー・レジナ(+)
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
わが子、アブサロンよ SWV269(#)/ああ、私は悲しい、主よ SWV65(#)
おお、あなたは何と美しい SWV265(#)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
スターバト・マーテル(+)
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
マーク・ブラウン(指揮(+))
エドガー・フリート(指揮(#))
録音:1979-1987年 原盤:Ars Musici(*) 前出:IMP / 他(*以外)

ALC 2012 2枚組 \1300
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集 Vol.2
2つの小品第1番 Op.36(1931)
第1番ハ長調 Op.49(1938)/第5番変ロ長調 Op.92(1952)
第9番変ホ長調 Op.117(1964)/第2番イ長調 Op.68(1944)
第3番ヘ長調 Op.73(1946)/第7番嬰ヘ短調 Op.108(1960)
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガリコフスキー(ヴィオラ) 
アレクサンドル・コルチャーギン(チェロ)
録音:1990-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 2028, 2029(共に廃盤)

ALC 2013 2枚組 \1300
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集 Vol.3
第6番ト長調 Op.101(1956)/第11番ヘ短調 Op.122(1966)
第15番変ホ短調 Op.144(1974)/第12番変ニ長調 Op.133(1968)
第13番変ロ短調 Op.138(1970)/第14番嬰ヘ長調 Op.142(1973)
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガリコフスキー(ヴィオラ) 
アレクサンドル・コルチャーギン(チェロ)
録音:1997-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1024, 2029(共に廃盤)

ALC 2502 3枚組
モーツァルト(1756-1791):オペラ「ドン・ジョヴァンニ」
エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン:ドン・ジョヴァンニ)
ジュゼッペ・タッデイ(バリトン:レポレッロ)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ:ドンナ・アンナ)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:ドンナ・エルヴィーラ)
グラツィエッラ・シュッティ(ソプラノ:ツェルリーナ)
ルイジ・アルヴァ(テノール:ドン・オーターヴィオ)
ピエロ・カプッチッリ(バリトン:マゼット)
ゴットロープ・フリック(バス:騎士長)
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1960年 原盤:EMI

ALC 2503 3枚組 \1750
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:カルメン)
ニコライ・ゲッダ(テノール:ドン・ホセ)
エルネスト・ブラン(バリトン:エスカミリョ)
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ:ミカエラ)
ドニーズ・モンテイル(ソプラノ:フラスキタ)
ジャン=クリストフ・ブノワ(バリトン:ダンカイロ)
ミシェル・アメル(テノール:レメンダノ)
フランス国立放送合唱団&管弦楽団
トマス・ビーチャム(指揮)
録音:1959年 原盤:EMI

ALC 5002 5枚組 \2580
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集
録音:1990-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 5001(廃盤)
ALC 1112、ALC 2012、ALC 2013のセット。

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10-10 No.27

2010年10月26日 12時51分28秒 | Weblog
<JVC XRCD>
JMXR 24700 2枚組 \4200
(1)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノヴァク版)
(2)ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
(3)同:交響曲第7番 イ長調 Op.92
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)、NHK交響楽団
録音:(1)1984年3月7日 N響 第925回定期公演ライヴ(NHKホール)
(2)1984年3月14日 N響 第926回定期公演ライヴ(NHKホール)
(3)1984年3月23日 N響 第927回定期公演ライヴ(NHKホール)
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC)
[音源提供]NHK / NHKサービスセンター
この度NHKのオリジナルテープをJVC横浜スタジオに持ち込み、じっくり細心の
注意をはらいトランスファーいたしました。NHKのテープがNHK以外のスタジオ
に持ち込まれるのは異例でNHK職員立会いのもと厳重に作業が進められました。
結果は予想を上回る音質の良さで驚きを禁じえません。演奏はいわずもがなの
名演中の名演ですが、評論家宇野功芳は、さらに今回のXRCDの出来栄えを下の
ように激賞しておられます。
『ベートーヴェンの2曲は、もちろん既発売のコロムビア盤に比べ、大きな差
をつけているが、最近NHKから出たDVDと比べても感動はさらに大きい。それだ
け音質が優れているということになる。ブルックナーも旧CDよりはるかに良い。
本CDの価値は不滅であろう。なにしろブルックナーといえばマタチッチにとっ
て最も大切な作曲家、わけても8番は得意中の得意だからだ。84年3月7日、
NHKホールの1階席最前列にすわって聴いたときの、手に汗にぎる感動が昨日の
ことのように思い出されてくる。コーダの豪快な迫力についてはいわずもがな
であろう。ベートーヴェンの2番と7番ではやはり後者の迫力が凄い。当日NHK
ホールにすわっていたぼくの感動、魂の震撼はとてもとても筆舌に尽くせるも
のではなかったのである。』―宇野功芳― ライナーノーツより




<Idealeaudience>
30 79248(DVD-Video) \2900
メンデルスゾーン:
ピアノ六重奏曲 ニ長調 Op.110
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
[ボーナス]
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
ユジャ・ワン(P)
ヴェルビエ祝祭管弦楽団 クルト・マズア(指)
キリル・トルソフ(Vn)ディヴィット・アーロン・カーペンター(Va)
マクシム・リサノフ(Va)ソル・ガベッタ(Vc)レイ・メッシュ(Kb)
収録:2009年7月29日(Op.110)、7月30日(Op.25、Op.56)、8月1日(ボーナス)
ヴェルビエ音楽祭、スイス(ライヴ)
スイスのスキーリゾート地、ヴェルビエで毎夏に開催されている音楽祭。
2009年メンデルスゾーン生誕200年を記念して行われた演奏会から3つのプログ
ラムをピックアップ。今、世界中の音楽ファンを魅了している若きピアニスト、
ユジャ・ワンは、ピアノ六重奏とピアノ協奏曲で登場。ピアノ六重奏曲は気鋭
の弦楽奏者たちの卓越した演奏とユジャ・ワンの閃きに満ち溢れた音楽性が絡
み合った素晴らしい演奏。ヴィオラ奏者にはエッシェンバッハの秘蔵っ子新星
ディヴィット・アーロン・カーペンターも参加。鋭い感性と確かな技巧で演奏
を支えています。続くクルト・マズアとのピアノ協奏曲では、ユジャ・ワンの
技巧に圧倒されます。第1番は華やかで演奏効果が高く、ユジャ・ワンの華麗
な技巧と美しい音色を十分に堪能できます。ユジャ・ワンが口ずさみながら奏
でる第2楽章の夢見るような美しさは絶品。またボーナスに収録されているスト
ラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」では切れ味鋭い演奏を披露しています。
そして交響曲第3番。マズアにはゲヴァントハウス管との名盤が存在しますが、
ここでは世界各国から集まった有能な若手演奏者で結成されたヴェルビエ祝祭
管との極めて爽やかな演奏を聴かせてくれます。




<Dynamic>
DYNDVD 33651(DVD-Video) \3780
字幕:伊英独仏西
カタルーニャ
マルティン・イ・ソレル:「ディアナの木」
ローラ・エイキン(S ディアナ)
マイケル・マニアチ(CT アモーレ)
アイノア・ガルメンディア(S ブリトマルテ)
マリア・マルティネス(Ms クリツィア)
ジョシー・ペレス(Ms クロエ)
チャールズ・ワークマン(T シルヴィオ)
スティーヴ・デイヴィスリム(T エンディミオーネ)
マルコ・ヴィンコ(Bs ドリスト)
ハリー・ビケット(指)
バルセロナ・リセウ大劇場交響楽団
演出:フランシスコ・ネグリン
装置:アリアーネ・イサベル・ウンフリエド,リファイル・アイダルパシク
衣装:ルイ・デジレ
振付:トーマス・マクマヌス
収録:2009年10月7日,バルセロナ
マルティン・イ・ソレル「ディアナの木」が世界初収録です!ビセンテ・マル
ティン・イ・ソレル(1754-1806)といえば、モーツァルティアンには有名な存
在。スペイン、ヴァレンシア生まれのマルティン・イ・ソレルは、ボローニャ
で作曲を学び、1785年に鳴り物入りでウィーンに登場、数年間ウィーンの宮廷
歌劇場で活躍します。これがちょうどモーツァルトがダ・ポンテと組んで「フ
ィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」を作曲する時期に当たるので、二人
は様々な局面で絡むことになります。「ドン・ジョヴァンニ」のフィナーレに
はマルティン・イ・ソレルの「稀なこと」の一節が引用されているのは有名で
す。この「ディアナの木」は、ダ・ポンテが「ドン・ジョヴァンニ」の台本執
筆と並行して台本制作を手がけていたことで知られています。1787年10月1日、
ウィーンで初演、好評を博し、ヨーロッパ各都市で広く上演される人気作にな
りました。
女神ディアナは米国出身のソプラノ、ローラ・エイキン。モーツァルトも得意
としながら、ベルクの「ルル」のタイトルロールも歌うという人で、しかも美
人。エンディミオーネのスティーヴ・デイヴィスリムはオーストラリア生まれ
の美声テノール。シルヴィオのチャールズ・ワークマンは米国のテノール、
ロッシーニやバロックオペラを得意にしています。ドリストを歌うバスのマル
コ・ヴィンコは、ロッシーニ・バスとして有名。ブリトマルテのアイノア・ガ
ルメンディアバスクの血を引くスペインのメッゾソプラノ。ヘンデルのオペラ
などで高い評価を得ているハリー・ビケットとフランシスコ・ネグリンの名コ
ンビによって、名前ばかりが知られていたマルティン・イ・ソレルの傑作が見
事に蘇っています。

CDS 613 2枚組 \3780
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集第16巻
協奏曲 ニ長調 D30
協奏曲 ヘ長調 D66
協奏曲 変ロ長調 D119
協奏曲 ト長調 D81
協奏曲 ホ長調 D53
協奏曲 ニ長調 D38
協奏曲 イ長調 D108
協奏曲 ヘ長調 D69
協奏曲 イ長調 D104
協奏曲 ハ長調 D12
協奏曲 ニ長調 D29
カルロ・ラザーリ(Vn D30,D119,D69,D104,D29)
フェデリーコ・グリエルモ(Vn D66,D81,D53,D38,D108,D12)
ラルテ・デッラルコ
録音:2008年1月,2009年7月
DYNAMIC社が1996年から進めている、ジュゼッペ・タルティーニのヴァイオリ
ン協奏曲全集、いよいよゴールが目前となりました。全17巻予定の第16巻です。
このシリーズは、単なる全集ではなく、残された手稿譜や古い印刷譜に基づい
た楽譜を使用、ピリオド楽器による演奏と、タルティーニ演奏の最先端を行く
もの。加えて、ソリストを務めるカルロ・ラザーリとフェデリーコ・グリエル
モは、いずれも新イタリア合奏団のヴァイオリン奏者として活躍している名手。
ここでの11曲もどれも名演揃いです。

●新シリーズ デリーツィエ・ムジカーリ
DM 8001 \880
ビーバー親子:トランペット、弦楽と通奏低音のためのソナタ集
カール・ハインリヒ・フォン・ビーバー:
ソナタ
(クラリーノ、4つのトランペット、弦楽、ティンパニと通奏低音のための)
パスカリス・ソナタ(4つのトランペット、弦楽、通奏低音)
3つのクラリーノ・ソナタ(トランペット、弦楽、通奏低音)
ソナタ(4つのトランペット、弦楽、ティンパニ、通奏低音)
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー:
5声のソナタ第4番(トランペット、弦楽、通奏低音)
描写ソナタ(ヴァイオリン独奏、弦楽、通奏低音)
パルティータ第5番(トランペット、弦楽、通奏低音)
5声のソナタ第7番(2つのヴァイオリン、通奏低音)
ガブリエレ・カッソーネ(ナチュナル・トランペット)
アントーニオ・フリジェ(Org)
アンサンブル・ピアン・アンド・フォルテ
旧CDS 234。ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644-1704)と、カール
・ハインリヒ・フォン・ビーバー(1681-1749)による、様々な種類のソナタを
集めています。ガブリエレ・カッソーネは、1960年生まれのイタリアのトラン
ペット奏者。様々な古楽団体でソリストとして活躍しています。

DM 8002 \880
フュルステナウ:フリーメイソンのための音楽
6つの歌(独唱者、男声合唱、フルート、ギター)
12の小品 Op.16(フルート、ギター)
6つの歌(独唱者、男声合唱、フルート、ギター)
マリオ・カルボッタ(Fl)
アルド・マルティノーニ(G)
ディエゴ・ファソリス(指)
スイス・イタリア語放送男声合唱団
旧CDS 250。ドイツのフルート奏者カスパール・フュルステナウ(1772-1819)に
よる、フリーメーソンのための音楽。今ではバロック音楽の指揮者として大人
気のディエゴ・ファソリスの比較的初期の録音です。

DM 8003 \880
ジュゼッペ・サンマルティーニ:
チェンバロ協奏曲 イ長調
フルート協奏曲 ニ長調
フルート協奏曲 イ長調
オーボエ協奏曲第9番 変ロ長調
オーボエ協奏曲第12番 ハ長調
ドナテッロ・ビアンキ(Cenb)
パオロ・フェリガート(Fl)
フランチェスコ・クワランタ(Ob)
パオロ・スッパ(指)
イ・ムジチ・アンブロジアーニ
旧S 2020。ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)は、ミラノ生まれで、
ロンドンで活躍したオーボエ奏者、作曲家。ここに収録されている5つの協奏
曲はいずれも世界初録音でした。チェンバロ協奏曲は、サンマルティーニの
没後1754年に出版された曲。2曲のフルート協奏曲は、初期の作品と推測され
ているもの。2曲のオーボエ協奏曲は、英国図書館所蔵の手稿譜に収められて
いるもの。





<Bel Air>
BAC 301(DVD-Video) \4950
リージョン・フリー
バレエ「ファラオの娘」(全3幕)
台本:ピエール・ラコット(ゴーティエ「ミイラの物語」に基づく、
J.H.ジョルジュとマリウス・プティパの台本による)
演出・振付:ピエール・ラコット(プティパによる1862年の同名作による) 
音楽:チェーザレ・プーニ
装置・衣裳:ピエール・ラコット,アスピシア/スヴェトラーナ・ザハーロワ,
ウィルソン卿、タオール/セルゲイ・フィーリン,
ラムゼ/マリア・アレクサンドローヴァ,ボリショイ・バレエ団ソリスト,
ボリショイ劇場管弦楽団,アレクサンダー・ソトニコフ(指)
収録:2003年10月31日
※既にご案内済みのBAC 201がリージョン・フリーではなかったため、再度の
ご案内となります。




<IDIS>
IDIS 6602 \1650
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23
ピアノ・ソナタ第9番 Op.68 「黒ミサ」
練習曲 変ロ短調 Op.8-11
練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
前奏曲 ハ長調 Op.11-1
前奏曲 ト長調 Op.11-3
前奏曲 ホ長調 Op.11-9
前奏曲 嬰ハ短調 Op.11-10
前奏曲 変ト短調 Op.11-13
前奏曲 嬰ホ短調 Op.11-14
前奏曲 変ロ短調 Op.11-16
前奏曲 ロ短調 Op.13-6
前奏曲 嬰ヘ短調 Op.15-2
前奏曲 ロ長調 Op.16-1
前奏曲 変ホ短調 Op.16-4
前奏曲 ト短調 Op.27-1
前奏曲変ニ長調Op.48-3
前奏曲 イ短調 Op.51-2
前奏曲 Op.59-2
前奏曲 Op.67-1
前奏曲 ニ長調 Op.11-5
前奏曲 嬰ト短調 Op.22-1
ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1953年、ライヴ(Op.68、Op.8-11、Op.42-5),1955年(Op.23),
1956年(Op.11-5、Op.22-1),1955年(それ例外)
ホロヴィッツお得意のスクリャービン集。

IDIS 6603 \1650
アンドレス・セゴビアの芸術 第6集
ミラン:パヴァナ第1番,第2番
サンス:パヴァナ
不詳:カンツォーナ,サルタレッロ
ヴィゼー:オントラーダ,ジーグ,ブーレー,メヌエット
ヘンデル:サラバンド,メヌエット
グルック:精霊の踊り
トローバ:ソナタ イ短調
エスプラ:2つのレヴァンテの印象
マネン:幻想ソナタ
アンドレ・セゴビア(G)
録音:1944-56年
ギターの神様、アンドレス・セゴビア(1893-1987)の50代を中心とした録音。
スペインの作曲家が多く収録されています。

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