クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-11 No.23-1

2008年11月21日 16時41分43秒 | Weblog
<SONY>
SVD48434(DVD-Video) \1480
※代理店に限定数入荷予定
JUBILEE CONCERT 100 YEARS(1882-1982)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
BPO創立100周年ライヴ 1982年4月30日




<MEMBRAN>
NCA 60176(SACD-Hybrid) \2180
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 op.44-3
シューマン:弦楽四重奏曲 イ長調 op.41-3
ゲヴァントハウス四重奏団
2006年

NCA 60182(SACD-Hybrid) \2180
ロジャー・ブートゥリ(1932- ):交叉
マルセル・ビッチュ(1921- ):小協奏曲
ウィルソン・オズボーン(1906-1979):ラプソディ
ユージン・ボザ(1905-1991):叙唱、シシリエンヌとロンド
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):大江戸日本橋
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):ずいずいずっころばし
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):ソーラン節
アンリ・デュティユー(1916- ):サラバンドとコルテージュ
マルコム・アーノルド(1921-2006):幻想曲
ミヒャエル・シュテキクト(1957- ):さくら(幻想曲)
オレグ・ミルシニコフ(1925- ):スケルツォ
小山昭雄(Fg) イヴァ・ナヴラトヴァー(P)1997年

NCA 60193(SACD-Hybrid) 2枚組 \2700
CD1:
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 op.163 D.956
ペーター・ブルンス(VC)  2007年
シュポア:弦楽四重奏と管弦楽の協奏曲 
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ゲヴァントハウス管弦楽団  2005年
CD2:
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
ベルント・グレムザー(P)  2006年
シューベルト:五重奏曲 イ長調「ます」 op.114 D.667
マックス・フォン・パウアー(P)  1928年
ゲヴァントハウス四重奏団


MEMBRAN 231060 10枚組 \1850
Karl Bohm(Walletbox 10 CD)
CD1:
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ベルリン・フィル 1951年4月9日
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
シュターツカペレ・ドレスデン 1942年10月28日
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
ウィーン・フィル 1943年
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
シュターツカペレ・ドレスデン 1939年
CD2:
シューベルト:交響曲第5番
シュターツカペレ・ドレスデン 1942年6月12日
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ウィーン・フィル 1940年8月
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
シュターツカペレ・ドレスデン 1938年
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
シュターツカペレ・ドレスデン 1939年
CD3:
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲  1939年
マックス・シュトラウプ(Vn) シュターツカペレ・ドレスデン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番  1939年
リュプカ・コレッサ(P) シュターツカペレ・ドレスデン
CD4:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番  1939年
ワルター・ギーゼキング(P) シュターツカペレ・ドレスデン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 1939年
エドウィン・フィッシャー(P) シュターツカペレ・ドレスデン
CD5:
ブラームス:交響曲第1番 ウィーン・フィル 1944年11月
ブラームス:交響曲第2番-第1,2楽章
CD6:
ブラームス:交響曲第2番-第3,4楽章
ウィーン・フィル 1942年9月
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番  1939年6月
ウィルヘルム・バックハウス(P) シュターツカペレ・ドレスデン
CD7:
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
シュターツカペレ・ドレスデン 1936年
CD8:
ブルックナー:交響曲第7番
シュターツカペレ・ドレスデン 1944年
CD9:
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲  1939年
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」-間奏曲 1939年
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 1939年
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲 1939年
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」-第3幕への前奏曲
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-
第1幕への前奏曲  1939年
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-シンフォニア  1939年
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」-間奏曲  1938年
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-
間奏曲  1938年
以上、シュターツカペレ・ドレスデン
CD10:
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ 1938年
プフィッツナー:交響曲 ハ長調 op.46 1942年11月30日
R.シュトラウス:ドン・ファン  1938年
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯
1940年  以上、シュターツカペレ・ドレスデン
カール・ベーム指揮



<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4129-30 2枚組 \3600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-2
[disc-1]
ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3
ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 作品49の1
アレグレット ハ短調 WoO53
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 《悲愴》
[disc-2]
ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 作品10の1
ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 作品49の2
ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 作品14の1
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 《ワルトシュタイン》
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2007年11月&2008年4月、6月、7月
新川文化ホール(富山県魚津市)
ロシア出身の若き俊英イリーナ・メジューエワによるベートーヴェン:ピアノ・
ソナタ全曲録音の第2弾。2008年3月にリリースされたシリーズ第1弾は「レコー
ド芸術」誌で特選盤に輝くなど、各方面で高い評価を獲得、続編に大きな期待
が寄せられていました。待望の第2弾は《悲愴》と《ワルトシュタイン》をメイ
ンに据えたプログラム、初期と中期のソナタ7曲を収録しています。前作同様、
鮮やかなテクニック、力強さと繊細さを兼ね備えた多彩な音色と響きを駆使、
独自の感性に貫かれた見事な演奏を展開。シンプルな佇まいの中に作品の核心
を伝えてくれるのはこの演奏家ならではの魅力ですが、今回も奇をてらうこと
のない正攻法で豊かな情感に溢れる壮大なベートーヴェン世界を表現していま
す。とくに《ワルトシュタイン》は、楽聖の胸のうちに吹きあれていた爆発的
な内的革命が示されて圧巻。




<ALBANY>
TROY1042(SACD-Hybrid) \1980
モートン・グールド(1913-1966):カウボーイ・ラプソディ(1943)
ロイ・ハリス(1898-1979):交響曲第11番(1967)
セシル・エッフィンガー(1914-90):小交響曲第1番Op.31(1945)
ダグラス・ムーア(1893-1969):交響曲第2番(1945)
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2008年
アメリカを代表するシンフォニスト、ロイ・ハリスの交響曲を軸としたアルバ
ム。グールドの「カウボーイ・ラプソディ」はコープランドの「ロデオ」と同じ
雰囲気を持つ10分ほどの快活な曲。ロイ・ハリスの交響曲はコープランド、オ
ネゲルなどのエコーを感じさせつつ硬質の抒情のなかに20世紀半ばのアメリカ
の楽観主義を感じさせる。アーロン・ジェイ・カーニスの系譜に連なる音楽と
言えよう。エッフィンガーもハリスと同じくナディア・ブーランジェの弟子で、
プロコフィエフの影響を感じさせるエネルギッシュな音楽。ムーアもブーラン
ジェの弟子で基本的に新古典主義的な作風。

TROY1061 \1980
「グレート・アメリカン・オーケストラ・ワークスVol.1」
ジョージ・ウォーカー:管弦楽作品集
「アドレス」/序曲「愚の賞賛のなかで」/
シンフォニア第1番/シンフォニア第3番/フープラ(喜びの接触)
イアン・ホブソン指揮
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2007-2008年
ジョージ・ウォーカー(1922b)は黒人として始めてピューリッツァー賞を獲得し
た作曲家。黒人はジャズほかポップス方面に行く音楽家が多い中、ウォーカー
はクラシック系の音楽の作曲にこだわってきた。激しいリズムとエネルギッシュ
な展開、調性、無調を駆使したダイナミックな音楽は映画音楽の巨匠ジェリー
・ゴールドスミスを思わせる。

TROY1010 \1980
「デヴィッド・マスランカ(1943):独奏と吹奏楽のための作品集」
(1)砂漠の道(2005)-クラリネットと吹奏楽のための4つの歌
(砂漠の道/独白-知らないこと/家に帰る/闇のなかの清らかな声のための祈り)
(2)ダヴィデの書(2006)-独奏パーカッショニストと吹奏楽のための(今日は苦痛
にもってこいの日だ/我らはひとりの神を信じる/汝の魂と汝の夢は瞬間に../
忘れがたい傷/それで充分だ)
スティーヴン・K.スティール指揮
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
(1)デヴィッド・グレシャム(Cl)
(2)デヴィッド・コリアー(Perc)
録音:(1)2005年11月、
(2)2006年11月
吹奏楽の世界では絶大な人気があるデヴィッド・マスランカの最近の大作を2曲。
どちらも聖書に関わりのある作品で、作曲者によれば「砂漠の道」は内的探求の
時間の旅であり、クラリネットと吹奏楽のためのロマンティックな無言歌である
こと、交響的表現というよりむしろ作曲者の愛するシューベルト、シューマン、
ブラームスの歌曲と親密な関係があるという。「ダヴィデの書」はバッハの4声
のコラールをモティーフとして、マルチ・パーカッション・ソロと吹奏楽が穏
やかな対話を繰り広げる。

TROY1048 \1980
アンドリュー・インブリー&キム・ヒヒョン独奏・二重奏作品集
(1)インブリー:わが子へ(2006)
(2)キム:クリスタル・ドロップ(2003/06)
(3)インブリー:伽耶琴のための旋律(2006)
(4)キム:ある物語(2006)
(5)インブリー:2人の友のための二重奏(2002)
(6)キム:綱引きして2年(2007)
(7)インブリー:ムカシ、ムカシ(1997)
(1)(2)(7)高橋アキ(Pf)
(2)(7)レエ・イマムラ(Pf)
(3)(4)アエリ・ジ(伽耶琴)
(5)(6)ジョン・サケット(Cl)
(5)(6)ジャン=ミシェル・フォントノー(Vc)
キム・ヒヒョン単独の作品集(TROY1002)にひき続き高橋アキが日系のピアニスト、
レエ・イマムラとの連弾で登場。インブリーはナディア・ブーランジェ、ロジャ
ー・セッションズに師事、キムはインブリーの弟子で、パリではジェラール・
グリゼイに師事している。ともにセリー、点描主義的な作風で二人が韓国の琴:
伽耶琴(カヤグム)のために書いた作品は注目。日本の高橋アキが参加しているの
も話題のひとつ。

TROY1049 \1980
「独白」-ハープシコードとオルガンのための新しい日本と中国の音楽
朝岡真木子(1956-):ハープシコードのための4つの小品
長尾愛作(1938-):ハープシコードのための「古代都市」
平林朝子(1960-):ハープシコードのためのソナタ第1番
ペイルン・ベッキー・チャン(1966-,台湾系):オルガン・ソナタ
チャン・カ・ニン(1949-,香港系):
オルガン独奏のためのリフレクションとプロムナード
ワン・アンミン(1929-,中国系):オルガンのためのファンタジー
武満徹(1930-96):ハープシコードのための「夢見る雨」
田中カレン(1961-):ハープシコードのための「草の庭」
有馬礼子(1933-):「雅(みやび)」-オルガンのためのバラード
カルヴァート・ジョンソン(Cemb,Org)
録音:2007年
日本と中華系アメリカ人作曲家のチェンバロ、オルガン曲を集めた珍しい作品
集。カルヴァート・ジョンソンは現在アグネス・スコット・カレッジでチェン
バロ、オルガン、宗教音楽、音楽史の教師として教鞭をとっている。演奏家と
してはアメリカのみならずヨーロッパ、日本でも幅広く演奏活動を行っている。

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08-11 No.23-2

2008年11月21日 16時41分18秒 | Weblog
TROY1040 \1980
「ラトヴィアのクリスマス・カンタータ」
ヴィルニス・サラクス(1939-):クリスマス・イヴに
ウギス・プラウリンス(1957-):新世界におけるラトヴィアの至点
ブルノ・スクルテ(1905-1976):クリスマス・タイム
パウルス・ダンビス(1936-):ようこそクリスマス!
ユリス・カルルソンス(1948-):クリスマス・カンタータ
リハルズ・ドゥブラ(1964-):我らの主の誕生
アンドレイス・ヤンソンス指揮
ニューヨーク・ラトヴィア・コンサート合唱団、
新リガ室内管弦楽団、バルシス・ユース合唱団、ソリスト
録音:2008年リガ
ラトヴィア出身の作曲家による新作クリスマス・カンタータ集という珍しい企
画。新作といっても現代音楽的ではなく、どれもヒーリング系や映画音楽のよ
うな聴きやすい音楽。子供の合唱が清らか。クリスマス・パーティでかけると
よいでしょう。

TROY1041 \1980
オン・コース/ローリー・アルトマン作品集
弦楽四重奏のための「ニュージャージーの南」(1997)
八重奏のための「ストラヴィンスキーへのオマージュ」(2006)
ソプラノ、フルートとピアノのための「苦味の通り」(1995)
2台ピアノのための主題と変奏、フィナーレ(1985)
バリトンとピアノのための3つの南極の歌(2006)
八重奏のための「オン・コース」(2006)
弦楽四重奏とピアノのための「カム・ダンス・ウィズ・ミー」(2005)
独唱のための「ステーツ・オブ・ウェイティング」(1989)
K.エリソン(Cl)、T.ブックリュー(アルトsax,バスcl)、J.デイ(G)、
R.バウアー(Pf)、V.ゲレフ(Vn)、Z.ブロック(Vn)、C.バーハン(Va)、
E.トンプソン(Vc)、R.オクス(指)、パトリス・マイケルズ(S)、ほか
録音:2007年
ローリー・アルトマンはセロニアス・モンク、ジョン・コルトレーンらのモダ
ン・ジャズの影響を受けたジャズ・ピアニスト。それらとクラシック系現代音
楽を融合しようとしている。弦楽四重奏のための「ニュージャージーの南」は
クロノス・カルテットが好みそうな小品。彼は「ストラヴィンスキーへのオマ
ージュ」を作曲していることからもわかる通り、ジャズや様々な音楽の要素を
取り入れたストラヴィンスキーこそアルトマンが敬愛し、模範とする作曲家で
あることは想像に難くない。

TROY1043 \1980
「ダーク・ラヴ・イン・ワンダーランド」
ホセ・ルイス・グレコ(1953-):作品集
(1)「ダーク・ラヴ」-ヴァイオリンとピアノのための6つのエッセンス(2000)
(2)「ニラ」-チェロ・ソナタ(1998)
(3)「南の安らぎ」-ヴィオラ・ソナタ(2003)
(4)ワンダーランド-弦楽三重奏(2001)
ファトゥム弦楽三重奏団:
【ユリア・イグリノヴァ(Vn)、アントン・ガッケル(Vc)、
ジュリア・マルコヴァ(Va)】
イロナ・ティムチェンコ(Pf)
録音:2008年スペイン
グレコはニューヨーク生まれで1994年以来マドリッドに住んでいる。スペイン
の国立バレエ団のために作曲することもある彼の音楽はダンサブルで激しく、
時に無調、クラスターも使用されるが基本は調性で書かれ聴きやすい。弦楽三
重奏のための「ワンダーランド」は様々なアイデアあふれる、文字通りワンダ
ーランドに迷い込んだような佳品。

TROY1046 \1980
「絵とお話」-レイモンド・ウォイチク(1957-):作品集
(1)スケッチ・ブック(2006)/
(2)消えた島(2002)
(3)セドレー卿の仮面、あるいは明らかにされた愛の酒盛り(1982)/
(4)クローザー・トゥ・ホーム(1999)
(5)海の歌(1981/1997)
レイモンド・ウォイチク指揮
(1)-(3)モラヴィア・フィル団員、(4)ジェショフ・フィル、
(5)モラヴィア・フィル、
(1)アーサー・ウィルソン(語り)ほか
(3)ダグラス・ウートン(T)
(5)リュドミラ・ホドゥリコヴァ(アコーディオン)
当レーベルでは2枚目となるウォイチク作品集(1枚目はTROY898)。童話を朗読つ
き音楽劇に仕立てている。ラヴェルの「子供と魔法」を聴くようなメルヘンチッ
クな音楽。

TROY1047 \1980
おばけ(BUGABOO)
-クレイグ・ウォルシュ(1971)作品集
ズーク(1997)/ラインズ(2000)/ネシャニック・ウェインズ(2007)/
ズーム(1995)/おばけ(2002)/1098.5における0-33(1994)
ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル:【J.コッパルト(Cl)、
N.バルム(Trp)、L.クzン(Vn)、C.フィンケル(Vc)、S.ゴスリング(Pf)、
D.ドラックマン(Perc)、ジェイムズ・ベーカー指揮ほか】
録音:2007年
彼の音楽は激しくエネルギッシュな音楽で反復性もあるが決してミニマルではな
い。すばやい音の運び、点描主義、静寂のなかにも緊張した音空間を作るなど、
ヨーロッパの前衛に似たスタイルを持つ。全てアコースティック楽器のための
作品だが、ウォルシュは電子音楽の研鑽も積んでいるため、音色に対するアイ
デアにひらめきがある。またアメリカの作曲家にありがちなポップスとの安易
なクロスオーバーはない。近年のアメリカの作曲家の中では久々の硬派現代音
楽作曲家の登場である。

TROY1050 \1980
「漂流と影」-新世紀のためのアメリカの歌
トム・シプロ:漂流と影
デヴィッド・エドルマン:
どれだけあなたを愛しているか,私たちはお互いを完全に理解している
デーロン・ヘイゲン:さあ行こう
マーティン・ヘネシー:「反芻」から3つの歌
リチャード・ハンドリー:準備して私を見よ,地と大気のなかの糸
リー・ホイビー:私はそこにいる
エレム・エリー(Br)
J.J.ペンナ(Pf)
録音:2007年
エレム・エリーはアメリカ各地のオペラ・ハウス(シンシナティ、ハワイ、ニュ
ーヨーク・リリック・オペラなど)で活躍、スタンダードなレパートリー以外に
アメリカの新作オペラにも数多く携わっている。CDは当Albanyの他にNAXOSなど
複数レーベルよりリリースされている。

TROY1051 \1980
「絶滅の危機に瀕して」-ピアノ作品集
ジョセフ・フェニモア:5つの川(2007-08)
ピーター・リーバーソン:海に洋の東西はない(1997)
ヒラリー・タン:「崖」から光(2005)
ジョン・ケネディ:Naturali Periclitati(絶滅した自然)(2007)
スティーヴ・ハイツェグ:カナダ鶴(1998)
マーサンナ・ヴァービット(Pf)
ヴァービットは20世紀の作曲家の作品の演奏に力を入れており、彼女の最初のレ
コーディングはシリル・スコット作品集であった。その後、シマノフスキ、アン
タイルの作品を積極的に取り上げた。とりわけ19世紀後半から20世紀初めにかけ
てのアメリカの作曲家に力を入れており、当レーベルにはこれまでに2枚録音し
ている(TROY072:シリル・スコット&ジョージ・アンタイル作品集、TROY146:飛
行機ソナタ-ジョージ・アンタイル:ピアノ作品集)。

TROY1052 \1980
「天使の死」-20世紀のピアノ四重奏曲
トゥリーナ:ピアノ四重奏曲Op.67/
タンスマン:スイート・ディヴェルティスマン(喜遊的組曲)
スリナッチ(1915-97):ピアノ四重奏曲
ピアソラ:死の天使(ブラガト編)
アメス・ピアノ四重奏団
録音:2007年
タンスマンの喜遊的組曲はよき時代のパリの香り漂う小品集、スリナッチの作品
は新古典主義のなかにスペイン情緒溢れる佳品、そしてピアソラ作品はこのアル
バムのなかではアンコール的な位置づけだが、あらためて聴くと、ファリャ、
トゥリーナらと比肩するシリアスな作曲家であったことがわかる。

TROY1053 \1980
「新しき夜明け」-カーソン・クーマン(1982-)の歌曲集とピアノ作品
(1)ダイヤモンドへの黄金(全4曲)/(2)新しき夜明け/(3)コラール前奏曲/
(4)ベル・モザイク/(5)7つの俳句/(6)子供のための組曲「オークデール・
スケッチブック」/(7)アリア:まだ明るい光/(8)レイン・シャワー/(9)カー
レンベルク(10)長引く孤独を呼び出す(全8曲)/(11)ウィンター・ソナチネ/
(12)山のトッカータ
ジェフリー・グロスマン(Pf)
(1)(5)(10)アマンダ・フォーサイス(Sop)
録音:2008年
クーマンは1982年生まれで作曲をバーナード・ランズ、ジュディス・ウィアーに
学んだ。しかし彼の作風は穏健で、時にグリーグ、プロコフィエフと素朴な抒情
を感じさせる。

TROY1054 \1980
BUZZED(ぶんぶん鳴らせ)
-現代のチューバ作品集
(1)クリステル・ダニエルソン(1942-1989):
チューバと4つのホルンのための小協奏的組曲
(2)ジェームズ・グラント(1954):3つの怒り
(3)ジェームズ・メドール(1974):相互関係
(4)ジェームズ・グラント(1954):スタッフ
(5)ヤン・サンドストローム(1954):宝くじの歌
(6)ジェームズ・メドール:6つのパック
(7)涙色のローズの詩(クリスティアン・リンドベルイ編)
(8)ザ・ヒューマン・ファクター(打ち合わせ風景)
ティモシー・バズビー(チューバ)
(1)オグニベネ(Hr)、ベルンハルトセン(Hr)、ヨエルセン(Hr)、
フリドフィンセン(Hr)
(3)(7)ジェシカ・バズビー(Trb)
(5)ジュディ・ソーバーグソン(Pf)
(7)J.E.キャルタンスドッティル(Vn)、トルファドッティ(Vn)、
バルドゥルソン(Va)、B.ビョルグビンスドッティル(Cb)、T.ヨハンソン(Cb)
録音:2008年
ティモシー・バズビーはテキサス出身でアカプルコ・フィルの首席チューバ奏
者を勤めた後、シカゴ響とも共演、その後シンガポール響の首席となり、ベルリ
ン・フィルと共演する機会も得、現在、世界各地で活躍している。BIS、NAXOS、
SONYなどたくさんのレーベルの録音に参加している。このアルバムは洒落た小
品ばかりを集めたもので、彼の妙技を知るのにうってつけである。チューバ&
ユーフォニウム・ファン(世間にはそういう方々もいるでしょう)、吹奏楽ファ
ンにお薦め。

TROY1055 \1980
「マンハッタン・ストーリー」
-フェイ=エレン・シルバーマン作品集
(1)トランスレーション(2004)/(2)対話(1976)/(3)続けられた対話(1976)/
(4)慣らされてゆく怒り(2003)/(5)守られた眠り(2006)/(6)サラ・ティース
デイルの詩による愛の歌(1997)/(7)レフト・ビハインド(2006)
(1)B.アイヒャー(Vn)、K.J.ドクター(Vc)、(2)(3)(7)A.エルスワース(Hrn)、
(2)(3)A.ボーヴ(Tuba)、(3)L.アルブレヒト(Trb)、(4)(6)M.バルト(Fl)、
(5)D.ジョリー(Hrn)、M.リプシー(マリンバ)、J.C.ゴフィ=フィン(Sop)、
J.ウィリアムソン(M.Sop)、録音:2007年
シルバーマンはニューヨーク出身、作曲をハーヴァード大ほかで学んだ。ホル
ンとチューバのデュオ、マリンバとホルンのデュオ、ホルン、トロンボーンと
チューバのトリオなど、その組み合わせからもわかるように彼女の音楽はユニ
ークである。

TROY1056 \1980
「私の兄は戦場にいたか?」-戦争歌曲集
(1)W.ステッフェ:リパブリック賛歌(1862)
(2)S.フォスター:父アブラハムよ、われらは30万人余でやってきた(1862)
(3)C.アイヴズ:3つの戦争の歌(1917/1919)
(4)G.シェアー/リー・ムジカー編:第二次世界大戦からの声(2000)
(5)T.レーラー:とても長いよ、母さん(1965)
(6)M.フランダース&D.シュワン:ダチョウ
(7)T.レーラー:ワイルド・ウェストに僕はなりたかった(1953)
(8)S.ハーニック:メリー・リトル・ミニュエット(1958)
(9)エリック・ボーグル/D.ゴンパー編:
そしてバンドはワルツィング・マチルダを演奏した(1976)
(10)ボブ・ディラン/ D.ゴンパー編:戦争の親玉(1963)
(11)トム・パクストン/ D.ゴンパー編:ジミー・ニューマン(1969)
(12)S.フォスター:私の兄は戦場にいたか?(1862)
(13)D.ゴンパー:ミセス・ビクスビーの息子(2004)
スティーヴン・スウォンソン(Br)、
デヴィッド・ゴムパー(Pf)、
(3)(18)ニコール・エスポジート(Fl,Piccolo)
録音:2007年
アメリカの戦争に因んだ歌を集めた。CMソングでお馴染みの「リパブリック賛
歌」を立派なバリトンで聴ける。スウォンソンはバロックから現代まで幅広いレ
パートリーを持ち、、スイス、ドイツ、オーストリアの歌劇場で活躍している。
このディスクはスウォンソン自身が企画したもので、フォスターからポピュラ
ー音楽まで、19世紀から21世紀の戦争の歌を集めることで反戦の意志を示そう
としている。

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08-11 No.22

2008年11月21日 16時40分43秒 | Weblog
<Hyperion>
CDJ 33111 \2180
R・シューマン:歌曲集第11巻 ――
《6つの歌》Op.89より 夕空に嵐が吹きすさびOp.89-1、ゆく春に寄せてOp.89-2、
秋の歌Op.89-3、森との別れOp.89-4、野外へOp.89-5/あきらめOp.83-1/
世捨て人Op.83-3/私の老いた馬Op.127-4/3つの歌Op.95/ミンネの歌Op.101
/ある画家の詩集からの6つの詩Op.36/プロヴァンスの歌Op.139-4/
バラーデOp.139-7/手袋
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)、
グレアム・ジョンソン(ピアノ)、キャスリン・ブロデリック(ソプラノ)、
ジェラルディン・マグリーヴィ(ソプラノ)、
ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)、
エイドリアン・トンプソン(テノール)、
シュテファン・ローゲス(バリトン)
クリスティーネ・シェーファーが歌う第1集(CDJ 33101)からスタートしたハイ
ペリオンの"シューマン歌曲集"もこの第11集で遂に完結!
最終巻第11集の主役は、ブーレーズ&ベルリン・シュターツカペレのコンビに
よるマーラー交響曲第8番《千人の交響曲》ではバリトン(法悦の神父)を歌い、
2007年に行われたバレンボイム&ベルリン国立歌劇場の来日公演でも大反響を
呼ぶなど、いま最も熱いバリトン歌手として熱い視線を浴びるハンノ・ミュラー
=ブラッハマン。
ミュラー=ブラッハマンはベルリン国立歌劇場のオペラ歌手としてだけでなく、
ドイツ・リートの名手としても高く評価されているだけに、名匠グレアム・ジョ
ンソンのサポートを得て歌われるシューマンに聴き手はいつの間にか魅せられて
しまうことだろう。
また、共演者陣もキャスーリン・フェリアー賞を受賞したソプラノ歌手キャスリ
ン・ブロデリックなど一流揃い。充実のシリーズ完結盤に乞うご期待!

CDA 67715 \2180
デュファイとサヴォイ宮殿 ――
デュファイ:
ミサ曲《ス・ラ・ファス・エ・パル(私の顔が青ざめているのは)》
/モテット《おお、いとも憐れみ深い》/シャンソン(バラード)《この顔が青
ざめているのは》/モテット《度量ある人々の称賛を》
アンドルー・カークマン(指揮)、
バンショワ・コンソート
デュファイの「聖ヤコブのための音楽」(CDH 55272)が1999年の英グラモフォン
賞でバロック声楽部門賞に選出されるなど、デュファイの音楽のスペシャリスト
として他の追随を許さないアンドルー・カークマン&バンショワ・コンソート。
「聖アンソニー・アボットのためのミサ」(CDA 67474)以来となる久しぶりの新
録音は、デュファイのミサ曲の代表作に位置づけられている「ス・ラ・ファス・
エ・パル」。
自作の世俗曲であるシャンソン「私の顔が青ざめているのは」を定旋律として
ミサ曲に組み込んだデュファイの名作が、男声クワイア・グループの高貴にし
て荘厳なハーモニーで歌われる。同曲の新たな決定盤誕生の予感!

CDA 67693 \2180
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲変ホ長調Op.4/同ハ長調Op.29
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、マリン・
ブロマン(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、フィリップ・デュ
ークス(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)〕
時代や国を問わない無尽蔵のレパートリー、作品の特徴に合わせて自由自在に
編成を組むことが出来る柔軟なスタイルを持ち、英タイムズ誌からは「イギリ
ス最高の室内楽団」と称賛されたイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・
アンサンブル。
記憶に新しいオニックスからのブラームス(ONYX 4029)に続き、ハイペリオンか
らの新譜のプログラムに選んできたのはベートーヴェンの弦楽五重奏曲2作品。
今作でも、ヴァイオリンのマリアンネ・トールセン、若きヴィオラの天才ロー
レンス・パワー、チェロ&指揮者として活躍中のポール・ワトキンスなど注目
のアーティストたちがアンサンブルに参加。弦楽三重奏や四重奏の陰に隠れが
ちなベートーヴェンの弦楽五重奏曲の真価をナッシュ・アンサンブルがその演
奏で証明してくれる。

CDA 67684 \2180

シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37
ルジツキ:弦楽四重奏曲ニ短調Op.49
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番Op.56
ロイヤル弦楽四重奏団
2004年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストへの選出、2007年のイギ
リスのロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽部門賞にノミネート、そして
祖国の音楽文化への貢献が認められポーランド文化省から特別賞を授与されるな
ど、急速に注目を集めているポーランドの弦楽四重奏、ロイヤル弦楽四重奏団の
ハイペリオン・デビュー・アルバム!
ポーランドの大家シマノフスキと、同世代の作曲家ルドミル・ルジツキの弦楽四
重奏曲集が、ロイヤル弦楽四重奏団の世界進出の新たな一歩となることは間違い
なさそうだ!

CDD 22068 2枚組(1枚価格) \2180
マニャール:
交響曲第1番ハ短調Op.4/同第2番ホ長調p.6/同第3番変ロ長調Op.11/
同第4番嬰ハ短調Op.21
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス屈指の手腕を持ちながらも、シ
ベリウスやニールセン、グラズノフと同い年であるがゆえ、そして作家であり
フランスの有力紙フィガロの編集主幹だった父の名声に隠れてしまったアルベ
リク・マニャール。
ダンディに献呈された「交響曲第1番」などマニャールの代表作でもある4つの
交響曲は、マーラーやブルックナーを連想させるフランスの隠れた傑作として
支持を受けている。CDA 67030&CDA 67040からの移行再発売。




<Helios>
CDH 55298 \1280
楽園の声 ――
エンシーナ:Mi libertad en sosiego
作曲者不詳:A la villa voy、Passe el agoa、Harto de tanta porfia
ナルバエス: Fantasia del tercer tono
ペニャローサ:Por las sierras de Madrid、Ne reminiscaris, Domine
作曲者不詳:Dindirin
ナルバエス:Fantasia Segundo tono
作曲者不詳:Ave, Virgo, gratia plena
テシェラナ:Yo creo que n'os dio Dios
ミラン:Fantasia 10
ペニャローサ:Precor te, Domine Jesu Christe
セーニ:Tiento
エンシーナ:Los sospiros no sosiegan
ナルバエス:Paseavase el rey moro
エンリケ:Mi querer tanto vos quiere
ミラン:Fantasia 18
作曲者不詳:Dentro en el vergel morire、Entra Mayo y sale Abril
ミラン:Fantasia 12
ナルバエス:La bella malmaridada
ペニャローサ:Sancta Maria
クリストファー・ペイジ(指揮)、
ゴシック・ヴォイセズ、アンドルー・ローレンス=キング(ハープ)、
クリストファー・ウィルソン(ビウエラ)
クリストファー・ペイジ時代のゴシック・ヴォイセズの復刻シリーズ。前作14世
紀フランス(CDH 55295)に続くのは15世紀-16世紀スペインの歌曲とモテット集。
オリジナル盤のリリース時には、英BBCミュージック・マガジンの"ベスト・オ
ヴ・サ・イヤー"、英グラモフォンの"エディターズ・チョイス"などに選出され
るなどペイジ&ゴシック・ヴォイセズの代表盤の1枚としても名高い。
1993年4月16日-18日、ボックスグローヴ・プライオリーでの録音。
CDA 66653からの移行再発売。

CDH 55303 \1280
パーセル:歌曲集 ――
ものを聞く知恵を与え給いし主に向かいて歌う/私がどんなに彼女を愛してい
るかを証明するには?/主よ、かくて幾年を経たもうや/わが苦しみのすべて
が君の憐れみを呼び起こすにはあらず/しばらくは音楽の調べで/こよなく美
しい島/聞いていないのかい、私のフィリス/嘆き-おお、泣かせて下さい/
《ジェイムズII世の誕生日のためのオード》より/ああ、恋することは何とす
ばらしい/劇音楽《張り合う姉妹、恋の暴虐》より/運命の時は足早にやって
来る/もし音楽が恋の糧なら/魅惑の一夜/アストレアとの別れ/ここにて
神々はよしとされる/今や太陽の光も薄れしからには
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
イギリスのカウンターテナーの第1人者、ジェイムズ・ボウマンとロバート・キ
ング&キングズ・コンソートのコンビによるパーセルがJ・S・バッハに続いて
ヘリオス(Helios)から復刻登場。
1988年4月9日-10日、ラッドリー・カレッジでの録音。
CDA 66288からの移行再発売。



<APR>
APR 6007 2枚組 \2180
ヨーク・ボーウェン-78回転SPレコード録音全集 ――
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58*(1925年)
J・S・バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV.826より カプリッチョ(1923年頃)
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1より アンダンテ(1923年頃)、
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78(1927年)
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26より アレグロ(1926年)
リスト:巡礼の年第1年《スイス》より 牧歌(1925年)
モシュレス:練習曲Op.70-5(1925年)
コックラン:小川(1925年)
ブラームス:カプリッチョ ロ短調Op.76-2(1925年)
メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調Op.16-2(1915年1月発売の音源)
シュット:かわいい練習曲ニ長調Op.16-1(1915年1月発売の音源)
ショパン:
バラード第3番変イ長調Op.47(1925年)、
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31(1926年)、
ワルツ第2番変イ長調Op.34-1《華麗なる円舞曲》(1926年)、
ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1(1926年)、
練習曲第17番ホ短調Op.25-5(1927年)、24の前奏曲Op.28より(1927年)
ラフマニノフ:前奏曲ト短調Op.23-5(1926年)、道化師嬰ヘ短調Op.3-4(1925年)
ドビュッシー:雨の庭(1925年)、アラベスク第2番ト長調(1926年)
ガーディナー:5つの小品より ロンドン橋、ガヴォット(1926年)
ボーウェン:
組曲第2番Op.30より 終曲(1925年)、The Way to Polden Op.76(1925年)、
アラベスクOp.20-1(1925年)、アンデルセン童話からの断章Op.58(1926年)
ヨーク・ボーウェン(ピアノ)、
スタンリー・チャップル(指揮)*、エオリアン・オーケストラ*
続々と登場する新たなレコーディングにより再評価が進む"イギリスのラフマニ
ノフ"ことヨーク・ボーウェン。1910年代から1920年代にかけてレコーディング
が行われ、78回転SPレコードでリリースされていたボーウェンのピアノ演奏の
復刻盤。
自作自演やラフマニノフ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番でのボーウェン
作のカデンツァなど、"ピアニスト"ヨーク・ボーウェンの魅力を知れる貴重な
リリースである。〔曲目の後ろの( )内が録音年代〕




<Clarinet Classics>
CC 0059 \2180
エクスプレッションズ ――
ダニエル・ビンビ:エル・カソ
ヴァスコ・フクセル:ソナチナ・リリコ
クリストファー・ボール:インヴォケイションズ・オヴ・パン
ゲイリー・ショッカー:ベター・デイ
クリストファー・ボール:ミュージック・フォー・ユース
アントニー・ウェイクフィールド:狩り
クリストファー・ボール:民謡からのアレンジ
トム・ジャクソン:無伴奏クラリネットのためのソナタ
ダニエル・ビンビ:月
ウェールズ民謡(トーマス&クレイヴン編):スオ・ガン
レスリー・クレイヴン(クラリネット)、レイチェル・アットウェル(ピアノ)、
キャスリン・トーマス(ハープ)、ジョナサン・バージェス(フルート)、
トム・ジャクソン(クラリネット)
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者レスリー・クレイヴンの
ソロ・アルバム。
フランス海軍軍楽隊のE♭管クラリネット奏者として現役で活躍中のダニエル・
ビンビらによるクラリネットのための新しい作品は、難解な現代曲ではなく伝
統的な作曲手法に作曲者独自のテイストを加えた作品に仕上げられている。コ
ンクールやコンサートのレパートリーに浮上してくる日も近いかも!?




<LIR Classics>
LIR 016 \1780
ショパン:
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66、夜想曲第10番変イ長調Op.32-2、
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
シューマン:アラベスクOp.18
ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117-2
ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.33より 第2曲ハ長調
フォーレ:夜想曲変ニ長調Op.63-6
ファリャ:三角帽子より
バーバー:遠足Op.20-3
シャブリエ:村の踊り
スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.2-1
ベンジャミン:スケルツィーノ
ガーシュウィン(グレインジャー編):私の彼氏
ドビュッシー:雨の庭
スウェイツ:ドリーミー・ワルツ
ペネロペ・スウェイツ(ピアノ)
シャンドスのグレインジャー作品集シリーズのピアニストとしても活躍してきた
イギリスの女流ピアニスト、ペネロペ・スウェイツのリサイタル・プログラム。
ショパンやラフマニノフ、バーバー、シャブリエ、そして自作などプログラム
の色彩感は非常に豊か。女流奏者ならではの繊細な表現と確かなテクニックの
同居が情感豊かな演奏を生み出している。

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08-11 No.21

2008年11月20日 15時05分56秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4778001(CD+DVD) \3700
メンデルスゾーン:
1)ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
2)ピアノ・トリオ ニ短調 作品49
3)ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838)
DVD(CDと同内容の曲目を映像で収録)+ドキュメンタリー
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/指揮:クルト・マズア(1)
アンドレ・プレヴィン(p)(2,3)/リン・ハレル(vc)(2)
録音:2008年3月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス(1)
2008年9月 ウィーン、ムジークフェライン(2,3)
堂々たるヴァイオリン界の女王、ムターのメンデルスゾーンといえば、カラヤン
&BPOと録音した17歳の時の録音がいまだにロングセラーとして愛聴されていま
すが、それから25年以上を経て、メンデルスゾーン生誕200年を記念する2009年
に向けて、再録音!メンデルスゾーンの故郷ライプツィヒでゲヴァントハウス
管弦楽団との録音です。指揮者はライプツィヒ音楽院で学び、ライプツィヒ・
ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督を1972年から1996年まで務めたクルト・
マズア。彼はユダヤ系であるために冷遇されていたメンデルスゾーンの復興に
早くから取り組むなど、メンデルスゾーン演奏の第一人者として知られていま
す。DVDに入っているドキュメンタリーはムターのインタビュー他、メンデルス
ゾーン縁の地、ライプツィヒを巡る興味深い内容。

4777470 \1850
ブラームス:
1)ヴァイオリン協奏曲
2)ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ワディム・レーピン(Vn)/トルルス・モンク(Vc)(2)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2008年8月 ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
現代最高のヴァイオリニストのひとり、レーピンがDGに移籍して第2弾のリリー
スがこのブラームス。移籍第1弾はムーティ指揮ウィーン・フィルとのベートー
ヴェン、そして第2弾がブラームスとヴァイオリン作品の王道を録音し始めまし
た。最高のパートナーを得るまでは録音を控えていた、と自ら語るレーピン。
今作品ではシャイー&ゲヴァントハウスという共演者を得て、ヴァイオリン・
レパートリーの金字塔が鮮やかに蘇りました。

4777465 \1850
ドヴォルザーク&R.シュトラウス:チェロ作品集
1)R.シュトラウス:ロマンス ヘ長調
2)R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 作品6
3)R.シュトラウス:《明日》 作品27の4
4)ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 作品75から第4曲
5)ドヴォルザーク:ロンド ト短調 作品94
6)ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調 作品100
ミッシャ・マイスキー(Vn)、パーヴェル・ギリロフ(P)
DGに数々の名録音を残しているマイスキーが今回はシュトラウスとドヴォルザー
クのロマンティックな作品を新録音。シュトラウスを代表する歌曲《明日》や
ドヴォルザークのヴァイオリン作品なども交え、歌うチェロの醍醐味を思う存
分聴かせてくれます。マイスキーは今年10月還暦を迎え、またドイツ・グラモ
フォンとの録音は25周年になります!




<Avie>
AV 2164 \2180
ドビュッシー:版画/映像第2集/前奏曲集第2巻
ラッセル・シャーマン(ピアノ)

AV 2174(DVD-Video) \3380
リスト:超絶技巧練習曲集S.139
クレイグ・スミスによるインタビュー
ハエ=スン・パイクとクリストファー・テイラーへのレッスン風景
クリストファー・ライドンによるインタビュー
ラッセル・シャーマン(ピアノ)
超人マルク=アンドレ・アムランの師匠としてもその名を知られる1930年3月
24日ニューヨーク生まれの幻のピアニスト、ラッセル・シャーマン(1930-)。
ユダヤ系ポーランド人(アメリカに帰化)のピアニスト、シュトイアマンから
ピアノを学んだシャーマンは、15歳でニューヨーク・タウン・ホールにデビュ
ー。その後、シカゴ響、ボストン響、ロサンゼルス・フィル、ニューヨーク
・フィルなどのメジャー・オーケストラと共演を重ねたシャーマンは、指導
者としてもハーバード大学、ニューイングランド音楽院、名門ジュリアード
音楽院で後進の育成に尽力した知る人ぞ知るピアニストなのである。
そのピアノの魅力を知る演奏家や門下生から絶大な支持を得ながらも、コン
サートやレコーディング自体が少なかったということもあり、演奏に接する
機会が限られていたシャーマンのピアノ。
そんな中、イギリスのアヴィー(Avie)から2005年7月に75歳のシャーマンが録
音に臨んだドビュッシー、そして2004年6月23日にニューヨークのアンヘル・
オレンサンス・センターで収録されたリストのライヴ映像が突如として登場!
1つ1つの音を大切に弾く真摯な姿勢と、独特の音楽創りで人々を惹きつけて
やまないラッセル・シャーマンの至芸を眼と耳の両方で知ることが出来るピ
アノ・ファン注目のリリースである!




<Signum Classics>
SIGCD 137 \2180
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第2番ト短調Op.126
ブリテン:チェロ交響曲Op.68
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)、
アレクサンダー・ブリガー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
前作、エルガー&ミャスコフスキーのチェロ協奏曲集(SIGCD 116)がイギリス
で大きな話題となり、エルガー協会からも称賛の声が贈られたイギリス期待
の若手チェリスト、ジェイミー・ウォルトンのシグナム・クラシックス第2弾
はショスタコーヴィチ&ブリテン!
特にショスタコーヴィチの冒頭では、深刻で呻くようなチェロの響きが戦慄
を覚えるほどの緊迫感を醸しだすなど、そのずば抜けた表現力からは末恐ろ
しい才能を垣間見ることが出来る。
愛器グァルネリ1712年製のチェロと共に歩むジェイミー・ウォルトンに対し
ては、シグナム・クラシックスが全面的なサポートを行うなど、その一挙手
一投足に熱い視線が注がれている。今後のさらなる飛躍に期待したい!




<Deux-Elles>
DXL 1132 \2180
コットングラスの歌-ヒラリー・タン(1947-):室内楽作品集 ――
モーレス城の壁/コットングラスの歌/かがり火の石/アマーギンの歌より
/オーボエとヴィオラのための《二重奏曲》/ナッシング・フォーガットン
マシュー・ジョーンズ&アンサンブル
1982年から1995年まで国際女性作曲家協会の要職を担ったウェールズの女流
作曲家、ヒラリー・タンの室内楽作品集。
オーボエ、ヴィオラ、チェロが活躍する「モーレス城の壁」やフルート、
ヴィオラ、ハープの劇的な表現が印象的な「アマーギンの歌より」などは、
新たな室内楽のレパートリーとして注目を集めそうだ。




<Musiques Suisses>
MGBCD 6262 \2300
ヴァルター・クルヴォワジエ(1875-1931):歌曲とピアノ作品集 ――
エマニュエル・ガイベルの詩による3つの歌曲/エマニュエル・ガイベルの
詩による7つの歌曲/ピアノのための自作主題による変奏曲とフーガOp.21/
アイヒェンドルフの詩による6つの歌曲Op.27/古いドイツの詩による歌曲
ジャニーヌ・ヒルツェル(ソプラノ)、ロビン・アダムス(バリトン)、
エドワード・ラシュトン(ピアノ)
ヴァルター・クルヴォワジエは、ドイツ国境に近いスイスの街リーエンで生
まれ、ミュンヘンでルートヴィヒ・テュイレに作曲を学び、スイスとドイツ
で活躍したスイスの作曲家。
「自作主題による変奏曲とフーガ」など、後期ロマン派の香りを漂わせる作
品が秀逸。

MGB CTS M-113 \2300
マティアス・シュタイナウアー(1959-):
石ころ傷/ラ・ディメンショーレ・デッロ・ストラッポOp.18/Sott'acqua
/...WOAMM..../Rumori cardiaci/Klangfaden Einzeln/管弦楽のための
《夜》Op.14/Es kommt mich
ユルイェン・ヘンペル(指揮)、
アンサンブル・コントルシャン、
フリッツ・フォーゲリン(指揮)、バーゼル交響楽団、他
日本でも室内楽作品が取り上げられているスイスの現代音楽作曲家マティア
ス・シュタイナウアーの作品集。演奏者陣には、ウィスペルウェイのショス
タコーヴィチ(チェロ協奏曲第2番)でシンフォニア・クラコヴィアを指揮した
ユルイェン・ヘンペルの名前も。




<GRIFFIN>
GCCD 4064 \1480
リッチフィールド・セレブレイション
伝承曲:Come faithful people, come away
クリューガー:Deck thyself my soul with gladness
バード:Exalt thyself, o God
オルコック:Out of the deep
W・T・ハリス:King of glory / Psalm 122 / Come down o love divine
H・K・アンドルーズ:Magnificat in D / Nunc dimittis in D
スタンフォード:Song of peace(6 Bible Songs)
フォーレ:Messe basse
ウォルフォード・デイヴィス:Psalm 121 / Psalm 23
ハウエルズ:Magnificat in G / Nunc Dimittis in G
ベアストー:Blessed city, heavenly Salem
ジョナサン・リーズ=ウィリアムズ(指揮)
リッチフィールド大聖堂聖歌隊
録音:1980年代? 原盤:Alpha

GCCD 4065 \2080
天使だった少年たち 2 英国ボーイソプラノの伝統
マーク・ロブソン
ゲール伝承曲:Morning has broken
デイヴィッド・ピッカリング
シューベルト:ます
アンドルー・ブロー&クリストファー・スミス
パーセル:Shepherd, shepherd, leave decoying
ダニエル・ラドフォード=トマス
メンデルスゾーン:歌の翼に
ジェレミー・ボウヤー
ヘンデル:Angels ever bright & fair(「テオドーラ」から)
ダラ・キャロル
伝承曲:Will ye no come back again ?
ボートン:Faery Song(「Immortal Hour」から)
ブラームス:子守歌
伝承曲:Road to the Isles
マイケル・クリスウェル
アレグザンダー・ホースリー:There is a green hill far away
不詳(14世紀)/ラター:Quem pastores laudavere
アンドルー・ウィックス
H・フレイザー=シンプソン:
Buckingham Palace / Halfway down the stairs / Polite
Lines & Squares / Vespers
民謡:No John, no / Blow away
ダニエル・ノーマン
メンデルスゾーン:I waited for the Lord
ヘンデル:O lovely peace(「ユダス・マカベウス」から)
J・S・バッハ:Bist du bei mir(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 から)
デュリュフレ:Pie Jesu(レクィエム から)
ポール・ダットン
アイルランド民謡:The Holy Boy
アダムズ:The Holy City
ブラーエ:Bless this house
クィルター:Hey, ho, the wind & the rain
ロビン・ブレイズ
ヴォーン・ウィリアムズ:The Call(5つの神秘の歌)
モンク:Abide with me(「夕まぐれ」から)
録音:1974-1989年
好評を得た「天使だった少年たち 英国ボーイソプラノの伝統(Once Were A
ngels)」(GCCD 4040)の続編。ロビン・ブレイズのボーイソプラノが、また聴
けます。

GCCD 4066 \1480
グロスターのクリスマス
ジョン・サンダース:Tomorrow shall be my dancing day
フランツ・グルーバー/ブラチリー編曲:Silent night
マイケル・ヘッド:The three mummers
フランス伝承曲(16世紀)/ウッド編曲:Ding dong ! merrily on high
パトリック・ハドリー:I sing of a maiden
ジョン・ゴス:See amid the winter's snow
ピーター・アストン:There is no rose
フランス伝承曲:Whence is that goodly fragrance flowing ?
ジョン・タヴナー:The Lamb
グレアム・ヒスロップ:A carol of praise
H・J・ガントレット/ウィルコックス編曲:Once in royal David's city
イングランド伝承曲/サンダース編曲:Blessed be that maid Mary
ジェラルド・ヘンドリー:As I outrode
ハーバート・ハウエルズ:Sing lullaby
ジョン・サンダス:Carol for Today
ドイツ伝承曲/バッハ編曲:O little one sweet
イングランド伝承曲/サリヴァン、ウィルコックス編曲:
It came upon a midnight clear
ケネス・レイトン:Hymn of the Nativity
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス:O little town of Bethlehem
ジョン・アイアランド:A New Year Carol
ジョン・サンダース(指揮)
グロスター大聖堂聖歌隊
マーク・リー(オルガン)
録音:1992年




<STRADIVARIUS>
STR 33791 2枚組 \3250
エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742):
複数の楽器のための協奏曲集 Op.6(全12曲)
アルベルト・ラージ(指揮)
イル・テンピオ・アルモニコ[ヴェローナ・バロック管弦楽団]
ダッラーバコは法学者を父にヴェローナに生まれ、幼い頃トレッリにヴァイ
オリンとチェロを師事し、20代初めはモデナで活動。1701-1704年頃にバイエ
ルンの選帝侯マクシミリアン2世の宮廷楽団員となり、戦争のためネーデルラ
ント、フランスに随行。1715年、侯の凱旋に伴い宮廷楽長となり、1717年に
は顧問官の地位まで出世しました。ダッラーバコは「ポスト・コレッリ」の
作曲家とされ、その作風は非常に洗練されていますが、その経歴を反映して
か、当時のフランス音楽の様式が採り入れられている点が特徴的です。

STR 33795 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):リュート曲集(ギターによる)組曲 BWV995
パルティータ BWV1006a
前奏曲 BWV998
オスカル・ギリア(ギター)
現役最高峰のギタリストの一人にして教師としても高名なオスカル・ギリア
(1938年生まれ)によるバッハが登場。

STR 33799 \2180
パスカル・ガロワ #3 ファゴットのための現代作品集
オルガ・ノイヴィルト(1968-):
In Nacht und Eis[夜と氷の中で]
(ファゴット、チェロとリング・モジュレーターのための)(*)
藤倉大(1977-):The voice(ファゴットとチェロのための)(*)
ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):
Un mois d'octobre[十月](ファゴットとピアノのための)(+)
オルガ・ノイヴィルト:
Zefiro aleggia....nell'infinito....[西風は羽ばたく…無限の空間に]
(ファゴットと管弦楽のための)(#)
Torsion[ねじれ](ファゴットとCDのための)
パスカル・ガロワ(ファゴット)
ロハン・デ・サラム(チェロ(*))
ディミトリ・ヴァシラキス(ピアノ(+))
ブラッド・ラブマン(指揮(#))
ドイツ交響楽団(#)



<CRD>
CRD 3514 \1780
キャロルの祭典
中世・ルネサンスのキャロル
Hodie Christus Natus est / Wolcum Yole / Ther is no rose of swych vertu
That yonge childe - Lully lullay / Grin greus ye rasses / Balulalow
Les Bouffons / This little babe so few days old / Behold a silly tender
babe
Pleasure it is / Adam lay y bounden
ブリテン:キャロルの祭典
ナンシー・ハデン(指揮)
プサリテ女声合唱団
録音:2006年




<REGIS>
RRC 1301 \880
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
ピアノ・ソナタ第2番 Op.61
24の前奏曲とフーガ Op.34
5つの前奏曲
コリン・ストーン(ピアノ)
録音:1985年 原盤:Olympia

RRC 1302 \880
ブラームス(1833-1897):
ピアノ・ソナタ第3番 Op.5
間奏曲 Op.117 No.1/狂詩曲 Op.79 No.1/間奏曲 Op.118 No.2
狂詩曲 Op.79 No.2/間奏曲 Op.118 No.6/狂詩曲 Op.119 No.4
ロナン・オーラ(ピアノ)
録音:1996年 原盤:O'Hora

RRC 1303 \880
バロックの栄光
パッヘルベル:カノンとジーグ
ヘンデル:シバの女王の入場
アルビノーニ/ジャゾット:弦楽とオルガンのためのアダージョ
J・S・バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 BWV1030
トランペット・ソナタ(協奏曲)ニ長調
ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 RV531
アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ニ長調 Op.9 No.12
テレマン:オーボエダモーレ協奏曲イ長調
ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調
ロジャー・ハックル(指揮)
エメラルド・アンサンブル
録音:2000年 原盤:Dinmore

RRC 1304 \880
英国の偉大なる大聖堂のオルガン
メンデルスゾーン/ティモシー・ファレル編曲:結婚行進曲(*)
ヘンデル/ティモシー・ファレル編曲:
オルガン協奏曲ヘ長調 から 第1楽章(*)
ヨハン・シュトラウス I/ティモシー・ファレル編曲:ラデツキー行進曲(*)
サリヴァン/クリストファー・ディーンリー編曲:失くした和音(+)
ルメア:月光とバラ(アンダンティーノ)(+)
ヘンデル/クリストファー・ディーンリー編曲:水上の音楽 から エア(+)
ウォルフォード・デイヴィス/クリストファー・ディーンリー編曲:
荘厳な旋律(+)
クラーク/バリー・ローズ編曲:トランペット・ヴォランタリー(#)
ラインベルガー:オルガン・ソナタ第8番 から 第3楽章(#)
ボッシ:スケルツォ ト短調(**)
コッカー:テューバ・チューン(++)
デュボワ:トッカータ(++)
ジゴー:スケルツォ(++)
ミュレ:カリヨン退堂曲(++)
シャルパンティエ:テ・デウム(##)
ワイトロック:民謡(##)/スケルツォ(##)
ヴィエルヌ:オルガン交響曲第1番 から フィナーレ(##)
ティモシー・ファレル(オルガン(*))
クリストファー・ディーンリー(オルガン(+))
バリー・ローズ(オルガン(#))
アラン・ウィックス(オルガン(**))
フランシス・ジャクソン(オルガン(++))
ノエル・ロースソーン(オルガン(##))
録音:1974、1976年、ウェストミンスター修道院(*)、セントポール大聖堂(+)、
ギルドフォード大聖堂(#)、カンタベリー大聖堂(**)、ヨーク大聖堂(++)、
リヴァプール英国国教会大聖堂(##)
原盤:Chalfont、他

RRC 2081 2枚組 \1760
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」
リン・ドーソン(ソプラノ)
ヒラリー・サマーズ(メゾソプラノ)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
アラステア・マイルズ(バス)
スティーヴン・クレバリー(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
ブランデンブルク・コンソート
録音:1994年、オランダ、オランダ、ライヴ 原盤:Columns

RRC 9111 \1080
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
ピアノ五重奏曲
歌曲集「最後の春」(メゾソプラノ、フルート、クラリネットとピアノのための)
ボリス・チャイコフスキー(ピアノ)
プロコフィエフ弦楽四重奏団(*)
ナタリア・ブルナシェワ(メゾソプラノ(+))
セルゲイ・ブブノフ(フルート(+))
アレクサンドル・イワーノフ(クラリネット(+))
録音:1978、1985年 原盤:Melodiya(*)/Boris Tchaikovsky Society(+)

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08-11 No.20

2008年11月19日 16時31分51秒 | Weblog
★価格訂正のご案内★
前回ご案内いたしました下記商品の価格が間違っておりましたので、訂正させて
いただきます。よろしくお願いいたします。

<ANIMA RECORDS>
KDC 5060 誤)\1450 正)\2450
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
金子陽子

====================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI CLASSICS>
CDS-2426962 2枚組 \1980
リベラ/エターナル(ベスト・オブ・リベラ)
CD1
1.あなたがいるから(映画「誰も守ってくれない」主題歌)(新曲)
2.サンクトゥス(パッヘルベルのカノンによる)(プライズマン)-ソロ:デイ(AV)
3.Mother of God(タヴナー)(新曲)
4.サルヴァ・メ(プライズマン)-ソロ:カリー(AV)
5.ラヴ&マーシー(ウィルソン/マテス/プライズマン)-
ソロ:カリー、マディーン(ND)
6.サンクテ(プライズマン/トラッド)-ソロ:コナリー(ND)
7.秘密(プライズマン/シルヴェストの「秘密」による)-ソロ:マディーン(ND)
8.いつもあなたのそばにいるから(プライズマン/未詳)(F)
9.オールウェイズ・ウィズ・ユー(プライズマン/クロウリー)-ソロ:カリー(AV)
10.リベラ(プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル、サンダーズ=ワイルド(V)
11.アヴェ・マリア(カッチーニ/トラッド)-ソロ:カリー(ND)
12.Gaudete(トラッド-プライズマン編)-ソロ:コナリー(新曲)
13.アリア-G線上のアリア(バッハ/プライズマン)-
ソロ:カリー、デイ、マディーン
コナリー(ND)
14.生まれてくる日(プライズマン)-ソロ:クロウリー(F)
15.ウィ・アー・ザ・ロスト(プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル、カリー(AV)
16.Sempiterna(ゲラティによるリミックス)(プライズマン/Conditor Alme
による)-ソロ:サンダーズ=ワイルド、カリー(初CD収録)
CD2
1.オリノコ・フロウ(エンヤ/ライアン)(ND)
2.彼方の光(村松/プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル(AV)
3.グロリア-オルガン交響曲(サン=サーンス/プライズマン/トラッド)(ND)
4.ヴォーカ・メ(プライズマン)-ソロ:プラット、ロブソン、チャドニー(AV)
5.シング・フォー・エヴァー(プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル(V)
6.レスト・イン・ピース(スケラーン)-ソロ:カリー(ND)
7.自由(ティリー&プライズマン)(F)
8.輝ける明日(プライズマン/トラッド)-ソロ:カリー(ND)
9.アヴェ・マリア(プライズマン)-ソロ:オドンネル(AV)
10.プレイヤー(ヘンゼルとグレーテルより)(フンパーディンク/プライズマン)
-ソロ:ホーンキャッスル、ペイン(V)
11.How can I keep from singing?(トラッド/プライズマン)(新曲)
12.ビー・スティル・マイ・ソウル
(シベリウス/フォン・シュレーゲル/プライズマン)
(プライズマン編)(AV)
13.ステイ・ウィズ・ミー(プライズマン)-ソロ:プラット(F)
14.レコルダーレ(プライズマン)-ソロ:オドンネル、サンダーズ=ワイルド(AV)
15.ゴーイング・ホーム(交響曲第9番「新世界より」のラルゴによる)
(ドヴォルザーク/プライズマン)-ソロ:ホーンキャッスル、カリー(AV)
16.ヘヴン(プライズマン/トラッド)-ソロ:マディーン、コナリー(ND)(初CD収録)  
以上 リベラ    
日本にも強烈なファンを持つ少年合唱グループ、リベラの4枚のアルバムからの
ベスト2CD 映画「誰も守ってくれない」主題歌など新曲4曲に初CD化2曲も収録、
充実の全32曲、お手ごろ価格でのご案内です。
ブリリアント・ボックス 6Pブックレット
*国内盤は14曲(「あなたがいるから」他の別選曲)+映像1曲入りのCD-EXTRA
仕様の1CD予定です。

CDC-2361452 \1980
DANS LA COUR DES GRANDS
[TRACKLISTING]
1:Je Chante
2:Ma Liberte
3:Le Poinconneur Des Lilas
4:Chanson Pour L'Auvergnat
5:La Boheme
6:Syracuse
7:Heureux
8:Toulouse
9:La Belle Vie
10:Il Voyage En Solitaire
11:Les Loups Sont Entres Dans Paris
12:L'Orange
13:L'aigle Noir
14:L'Hymne A L'amour
15:Tu Manques A Nos Coeurs
LES PETITS CHANTEURS DE SAINT-MARC サン・マルク少年少女合唱団
2004年フランス動員記録1位を樹立(870万人動員)した大ヒット映画「コーラス」。
サントラも200万枚を超えるセールスを打ち出した。映画にはサン・マルク少年
少女合唱団のソリストであるジャン=バティスト・モニエが主演し天使のような
歌声を披露。一躍時の人になった彼等は、フランスは元よりアジア、ヨーロッ
パ、アメリカですでに500回ものコンサートを行っていて、来年は日本での公演
を予定しています。
シャルル・トレネ, シャルル・アズナヴール, アンリ・サルヴァドール, エディ
ット・ピアフ等伝説のフレンチ・アーティスト達による偉大なる曲をセレクト
-LES PETITS CHANTEURS DE SAINT-MARC-
1986年ミュージック・ディレクター/コンダクターであるNICOLAS PORTEにより結
成された合唱団。10歳-15歳までの約80名で構成されていて全員がリヨンにある
サン・マルク・カレッジにて音楽の知識、ヴォーカル・テクニックなどを徹底し
て学んでいる。フルヴィエールのノートルダーム大聖堂の専属コーラスの為、
定期的に礼拝でパフォーマンスしている。レパートリーは宗教音楽からポピュラ
ー/フォーク・ミュージックに至るまで多岐に渡る。





<DECCA>
●Australian Eloquence
オーストラリア・エロクァンス・シリーズのリリース第3弾は、オーストラリア
の11月新譜であらたにシリーズに加わる5タイトルをご案内します。今回の5タイ
トルはスイスの名指揮者、アンセルメの初期録音を集めています。お待たせして
おりますカタログの30タイトルにつきましては現地在庫切れのものの再プレスの
後、11月末以降に日本到着の予定です。今しばらくお待ちいただけますよう、
お願いいたします。

4428321 2枚組 \1350
ラヴェル:管弦楽曲集
1)スペイン狂詩曲
2)道化師の朝の歌
3)亡き王女のためのパヴァーヌ
4)高雅にして感傷的なワルツ
5)マ・メール・ロワ
6)ダフニスとクロエ(全曲)
7)クープランの墓
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1951年10月-1953年6月 MONO
有名なステレオ録音で無く、モノラル時代のアンセルメ初期録音を2枚にまとめ
た貴重なリリース。

4800070 \780
ラヴェル:ツィガーヌ&ピアノ協奏曲
1)ツィガーヌ
2)左手のためのピアノ協奏曲
3)ピアノ協奏曲 ト長調
ルッジェーロ・リッチ(Vn)(1)/ジャクリーヌ・ブランカール(P)(2,3)
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1956年(1 STEREO)、1953年(2、3  MONO)
スイスの女流ピアニスト、ブランカールのピアノ協奏曲2作がインターナショナ
ル・リリースされるのはこれが初めて!

4800124 2枚組 \1350
ラヴェル
1)歌劇《子供と魔法》(全曲)
2)歌劇《スペインの時》(全曲)
3)歌曲集《シェエラザード》
4)2つのヘブライの歌
5)ステファン・マラルメの3つの詩
6)ボレロ
7)ラ・ヴァルス
シュザンヌ・ダンコ(S)、他
スイス・ロマンド管弦楽団(1-5)/パリ音楽院管弦楽団(6,7)
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1953年(2,7 MONO)、1954年(1,3-6 STEREO)
アンセルメの録音の中でも特に評価の高かった歌劇2作品が、久しぶりにカタロ
グに戻ってきました。しかもさらにレアで再発売が待望されていたシュザンウ・
ダンコによる声楽録音とのカップリングで。ボレロとラ・ヴァルスはパリ音楽
院管弦楽団との録音で、ステレオ録音によるこのボレロ録音は世界初発売。

4800027 2枚組 \1350
J.S.バッハ:管弦楽組曲&カンタータ
1)管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
2)管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
3)カンタータ第130番《主なる神よ、われらはみな汝をほめん》 BWV130
4)カンタータ第67番《イエス・キリストを覚えよ》 BWV67
5)カンタータ第31番《天は笑い、地は歓呼す》 BWV31-シンフォニア
6)カンタータ第12番《泣き、欺き、憂い、おののき》 BWV12-シンフォニア
7)カンタータ第105番《主よ、裁きたもうことなかれ》 BWV105
8)カンタータ第45番《人よ、汝によきことを告げられたり》 BWV45
9)カンタータ第101番
《主よ、まことの神よ、われらから取り去りたまえ》 BWV101(抜粋)
エリー・アーメリング(S)(3,4,9)/アグネス・ギーベル(S)(7,8)
スイス・ロマンド放送合唱団、他
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1961年(1,2,5,6)、1966年(7,8)、1968年(3,4,9)
アンセルメによる珍しいバッハ録音。

4800833 \780
バロック協奏曲集
1)ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 RV497
2)ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 RV481(マリピエロ編)
3)マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ハ短調
4)ヘンデル:オルガン協奏曲 作品4の1&2
アンリ・エラール(fg)(1、2)/ロジェ・レヴァン(ob)(3)
ジャンヌ・ドゥ・メッシュー(org)(4)
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1968年(1-3)、1952年(4 MONO)
スイス・ロマンド管のファゴット奏者とオーボエ奏者をソリストに迎えた管楽協
奏曲録音にフランスの才気あふれるオルガン奏者、ジャンヌ・ドゥ・メッシュー
による貴重な録音をカップリング。オルガン協奏曲のカデンツァはメッシュー自
身によるもの。



<ARS PRODUKTION>
ARS 38036(SACD-Hybrid) \2700
ブレイディング・バッハ(バッハを編みながら)
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲ハ長調 BWV846a(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)
アンドレアス・ヴォイケ(1966-):ヒマラヤの日の出[Himalayan Sunrise]
J・S・バッハ:サラバンド嬰ハ短調(イギリス組曲第6番 BWV811 から)
アンドレアス・ヴォイケ:砂漠の歌[Desert's Song]
J・S・バッハ:サラバンド イ短調(イギリス組曲第2番 BWV808 から)
アンドレアス・ヴォイケ:フリウリの春[Primavera Friulana]
J・S・バッハ:サラバンド ニ長調(パルティータ第4番 BWV828 から)
アンドレアス・ヴォイケ:北を向いて[Facing North]
J・S・バッハ:サラバンド ロ短調(フランス組曲第3番 BWV814 から)
アンドレアス・ヴォイケ:アメリー[Amelie]
J・S・バッハ:サラバンド ト短調(イギリス組曲第3番 BWV809 から)
アンドレアス・ヴォイケ:
緑の木々の向こうに夕日が沈んだあとで[After Sunset over Green Trees]
J・S・バッハ:フーガ ハ長調 BWV846b(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)(*)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)
録音:2008年4月、ファツィオリ・コンサート・ホール
当レーベルではフリードリヒ・クラインハプル(チェロ)とのデュオで知られるオ
ーストリアのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケのオリジナル・アルバム。
ニューエイジ系?

ARS 38472 \2180
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
初期のフランス語歌曲集(ギター伴奏)
コルテスのセレナード/私の愛する唯一のもの/ゾレード/愛し合う二人の岩
友情/クロディーヌのロマンス/ガラテーのロマンス/
セレスティーヌのロマンス
羊飼いたちの歌/ネモラン/万事休す/イジドール/アンネット/ネモラン II
無用な逃走/それは涙/私の心はため息をつく/泉のほとりで
デュオ・アルカディー
アンネ=リーザ・ナタン(メゾソプラノ) ウルリケ・メルク(ギター)
録音:2008年7月1-4日、ドイツ、ネフィゲス改革派教区、市立教会

ARS 38482 \2180
愛、殺人と陰謀 ロマン主義時代の戦慄のメロドラマ集
シューベルト(1797-1828):別れ-美しきこの世よさらば D.829
シューマン(1810-1856):
美しいヘートヴィヒ Op.106/荒野の少年のバラード Op.122 No.1
カール・ライネッケ(1824-1910):ベルゲンの悪漢 Op.111 No.2
マルティン・レーダー(1851-1895):夜間閲兵式 Op.4 No.1
フィリップ・グレッチャー(1859-1895):歩哨 Op.147
ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):嫁取りの旅 Op.9
R・シュトラウス(1864-1949):海辺の城
マックス・フォン・シリングス(1868-1933):魔女の歌 Op.15
ヴィルヘルム・キーンツル:死の光[Totenlicht]Op.97 No.2
トーマス・リューベナッカー(朗読)
カトリン・デュリンガー(ピアノ)
録音:2005年4月15日、2006年7月12-13日、ドイツ、カールスルーエ、SWRスタジオ
朗読とピアノによって進行するメロドラマ(メロディー+ドラマ)を集めた珍しい
企画。

ARS 38706 2枚組 \2180
歌唱の伝説 Vol.6
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1806):オラトリオ「四季」Hob.XXI:3
エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ)
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
ヨーゼフ・グラインドル(バス)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ペルリンRIAS交響楽団&室内合唱団
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団
録音:1952年

ARS 38703 2枚組 \2180
【旧譜・再案内】
歌唱の伝説 Vol.3 エルナ・ベルガー
ヴォルフ(1860-1903):アイオロスの竪琴に寄せて(*)
シューベルト(1797-1828):糸を紡ぐグレートヒェン(+)/岩の上の羊飼い(*/#)
ブラームス(1833-1897):(+)
僕たちはさまよい歩いた/夢は去り/死、それは冷たい夜/ひばりの歌
傷ついた私の心/まどろみはいよいよ浅く/子守歌
シューマン(1810-1856):月夜(*)/時は春(*)
プフィツナー(1869-1949):
「古い歌」Op.33(ゴットフリート・ケラーの8つの詩)(+)
ロベール・オブシエ(1900-1957):クロプシュトックによる3つのアリア(**)
[1948年、メルボルンにおける「歌曲の夕べ」のリハーサルより](++)
ブラームス:眠りの精
シューベルト:ズライカ
シューマン:くるみの子
ヴォルフ:つれない娘
J・シュトラウス II:春の声(ワルツ)
プッチーニ:オペラ「ボエーム」から 私の名はミミ
フロトウ:オペラ「マルタ」から 夏の名残りのばら
トーマス・フォイクトによるインタービュー(1990年)
エルナ・ベルガー(ソプラノ)
ハインリヒ・ゴイザー(クラリネット(#))
エルンスト・ギュンター・シェルツァー(ピアノ(*))
ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ(+))
エタ・ハーリヒ=シュナイダー(チェンバロ(**))
ハンス・ヴァルター・シュライフ(オーボエ(**))
ヘンリー・ペン(ピアノ(++))
録音:1938-1957年

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08-11 No.19-1

2008年11月19日 16時31分28秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67706 \2180
ショパン:
子守歌変ニ長調Op.57/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/
2つの夜想曲Op.27/舟歌嬰ヘ長調Op.60/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
超絶技巧やレア・レアレパートリーがクローズアップされがちなため、一見意外
とも思える"アムラン"と"ショパン"の組み合わせ。アムランは、これまでにロマ
ン派ではシューマンやリスト、ブラームス、古典派ではハイドンの録音を行い、
いずれも世界規模での大成功を収めた実績を持つだけに、運命的とも言える"ピ
アノの超人"と"ピアノの詩人"の出会いに自然と期待が高まってしまう。
無類の輝きと完璧な技巧を聴かせてくれるアムランのショパンは、圧倒的な技術
という揺るぎない基盤があるからこそ。"ピアノの超人"と"ピアノの詩人"の劇的
な出会いが、ショパンの演奏史に新たな1ページを刻む。
2008年3月、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)での録音。




<Danacord>
DACOCD 677 \2300
イン・リサイタル ――
リスト:葬送S.173-7、スペイン狂詩曲S.254、超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
ショパン:3つのワルツOp.34、バラード第4番ヘ短調Op.52
スクリャービン:
マズルカ ホ短調Op.25-3、2つのマズルカOp.40、2つの詩曲Op.32、
5つの前奏曲Op.15、詩曲《炎に向かいて》Op.72
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
アゼルバイジャン共和国の首都バクーで生まれ、現在はイタリアを拠点とし
ているヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフ。
パブスト、リムスキー=コルサコフ、スクリャービンのピアノ協奏曲を収録
した「3つのロシアのピアノ協奏曲」(DACOCD 660)での凄演が記憶に新しいマ
ルシェフの最新録音は、ニュージーランド・ツアーの直後にデンマークのセナ
ボーで収録されたリサイタル・プログラム!
圧巻の技巧で作品の魅力を完全に引き出しているリスト、鍵盤の上で躍動す
る音符が目に見えるかのようなショパン、ロシア作品がマルシェフの十八番
であるということを改めて実感させてくれるスクリャービンはどれも見事。
数あるオファーを断り、最良のパートナー"ダナコード(Danacord)"と共に自
身の道を歩み続けるオレグ・マルシェフが至福の一時を届けてくれる。

DACOCD 671 \2300
フレデリク・マインダース-ソング・トランスクリプションズ ――
シューベルト:
野ばらD.257、セレナードD.957-4、春にD.882、君こそわが憩いD.776、
笑いと涙D.777
シューマン:
ハイランドの子守歌Op.25-14、民謡Op.51-2、美しき異郷Op.39-6、
愛する妹たち私に手を貸してOp.42-5、私の指に光る指環Op.42-4、
蓮の花Op.25-7
ブラームス:
夢遊病の人Op.96-3、眠りの精、夜うぐいすにOp.46-4、
私の彼女はばら色の唇をしている、サッフォー風の頌歌Op.94-4、
僕の恋は新緑だOp.63-5、谷間に、ぼくらはそぞろ歩いたOp.96-2、
便りOp.47-1、メロディのようにOp.105-1
マーラー:
私は緑の野を楽しく歩いた、ラインの伝説、私はこの世に忘れられ、
シュトラスブルクの砦で、死せる鼓手
フレデリク・マインダース(ピアノ)
ピアニスト兼アレンジャーとしてこのアルバムを創り上げたフレデリク・マイ
ンダースは、ニキタ・マガロフの門下生であり、1972年にオスロで開催された
スクリャービン国際コンクールを制覇した1946年生まれのオランダ人ピアニス
ト。ユニークなアレンジで知る人ぞ知る存在のマインダースは、膨大な数の
オリジナル作品や編曲作品を生み出しており、今回の録音のために設定した
テーマは"歌曲"。
シューベルト、シューマン、ブラームス、マーラーという世紀の大作曲家た
ちの歌曲をピアノ編曲で聴くと、慣れ親しんだメロディがどこか新鮮に響い
てくる。巧みなアレンジと表情豊かなピアノが歌う歌曲は味わい深く美しい。

DACOCD 678 \2300
クリスマス・キャロルとブラスの響き ――
メンデルスゾーン(ウィルコックス&ステッドマン=アレン編):天にはさかえ
プレトリウス(クリステンセン編):一輪のばらが咲いた
ニールセン:(ヘルムート&ニールセン編):話さねばならない驚き
伝承曲:(ウィルコックス&グレアム編):まぶねの中で
作曲者不詳:(アンレーセン編):妙なる響きを雲の中に
シュルツ:(カレンバク編):
イエスさま、あなたの小さな子どもたちがやってきます
ロング(カレンバク&クリステンセン編):鐘たちよ、今鳴っている
コルネリウス(アトキンス編):三人の王
作曲者不詳(18世紀/オールヴァル&ノアゴー編):この世はうるわし
ガントレット(ウィルコックス編):ダヴィデ王の都市に
伝承曲(オーモット編):古いクリスマス賛美歌
ラングフォード:クリスマス幻想曲
ハドリー(アンガス編):乙女の歌を歌おう
伝承曲(ラッター編):クリスマスの十二日
ラウプ(リス編):見わたすかぎり雪
ベアグレン:(クリステンセン編):主の年よ、ようこそ
ハーダー(ハンセン編):クリスマスツリーは飾りをつけ
伝承曲(ウォレル編):クリスマスおめでとう
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指揮)、
セーアン・キンク・ハンセン(指揮)、
デンマーク皇太子ブラス・アンサンブル、デンマーク国立歌劇場合唱団
北欧デンマークの金管アンサンブル、デンマーク皇太子ブラス・アンサンブ
ルと24人の一流の歌い手たちが集ったデンマーク国立歌劇場合唱団のコラボ
レーションによるデンマーク発の高貴なるクリスマス・アルバム!
デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルは、デンマーク国立響の首席トロン
ボーン奏者でもある北欧の名手イェスパー・ユール・セーアンセンが首席指
揮者を務める14人の金管奏者と2人の打楽器奏者によるプロの金管アンサン
ブル。
デンマークのブラス・アンサンブルが奏でる輝かしくも優しさを感じさせる
サウンドと、デンマーク国立歌劇場合唱団の荘厳なハーモニーが絶妙にブレ
ンド。クリスマス・アルバムとしてはもちろんのこと、金管アンサンブル作
品集、合唱作品集としてもバッチリと楽しめる。

DACOCD 670 \2300
ヒンデミット:歌曲集《マリアの生涯》Op.27(1948年版)
エリサベト・マイヤー=トプセー(ソプラノ)、ペーア・サロ(ピアノ)
エリサベト・マイヤー=トプセーは、名ソプラノ歌手ビルギット・ニルソン
の下で学び、ドイツの歌劇場を拠点としてR・シュトラウスやワーグナーの
オペラでヒロイン役を演じてきたデンマークのリリック・ドラマティック・
ソプラノ。
ティーレマンやメータ、テイト、デ・ブルゴス、ロペス=コボスといった名
匠たちと共演を重ねてきたマイヤー=トプセーの歌声が、文字通り"聖母マリ
ア"の生涯を描いたヒンデミットの長大な歌曲を劇的に表現している。

DACOCD 663 \2300
J・S・バッハ:オルガン作品集第14集 ――
トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV.527
コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.660
コラール《高き空よりわれは来れり》BWV.700
コラール《甘き喜びのうちに》BWV.608
コラール《汝らキリスト者よ、こぞりて神を讃えよ》BWV.609
《マニフィカト》によるフーガBWV.733
コラール《おお罪なき神の小羊》BWV.656
コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.665
コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.666
コラール《来たれ、神にして創造主なる御霊よ》BWV.667
前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531
コラール《ああいかに空しく、いかにはかなきこと》BWV.644
コラール《主よ、われ汝に望みを抱けり》BWV.640
コラール《ああ、われらと共に留まりたまえ》BWV.649
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(オルガン)
ヨーロッパで「ヴァルヒャ以来の完成度」など非常に高い評価を得ているハ
ンス・ヘルムート・ティルマンスのJ・S・バッハ・シリーズも第14集に到達。
オルガンのためのコラールをメインに据えた第14集では、いずれもドイツの
ウッパーダール・リア・マグダレーナ大修道院、オルペ聖霊教会、リュー
ベック大聖堂の歴史的オルガンを演奏。ヨーロッパ各地の歴史的オルガン
が奏でる音色もこのシリーズの大きな魅力である。

DACOCD 569-570 2枚組 \4600
ヘアマン・D・コペル-作曲家、ピアニスト第5集 ――
コペル:
ピアノ協奏曲第1番Op.13、同第4番Op.63、映画《パーウ》組曲、
パレ・マーチ、ピアノ協奏曲第2番Op.30より 第3楽章
トマス・コペル:束の間の幻影
アナス・コペル:ピアノ、弦楽と打楽器のための協奏曲
バーンハー・クリステンセン:12の音
ノアゴー:ナイン・フレンズ
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)、
アクセル・ヴェレユス(指揮)、
デンマーク放送交響楽団、アマデウス室内管弦楽団、他
20世紀のデンマークで作曲家、ピアニスト、そして教育者として活躍したポ
ーランド系デンマーク人音楽家ヘアマン・D・コペルの作品、演奏の記録を復
刻リリースしていくシリーズ第5集。
ニールセンを崇拝していたことでも知られるヘアマン・コペルの自作自演に
よるピアノ協奏曲や、息子のトマスとアナスの作品を収録しており、この録
音自体が音楽一家コペル家の歴史とも言える。1963年-1994年の録音。




<Danica>
DCD 8231/2 2枚組 \3500
チェロ・テスタメント-チェロ・フェイヴァリッツVol.6&Vol.7 ――
J・S・バッハ:アリオーソ(カンタータ第60番)
ペルゴレージ:ニーナ
パラディス:シチリアーノ
ブレヴァール:ロンド
マルティーニ:アンダンティーノ
ヴェラチーニ:ラルゴ
メンデルスゾーン:無言歌ニ長調
ポッパー:ガヴォット第2番Op.23、マズルカOp.11-3
グラナドス:間奏曲
トロバ:ファンダンギィーリョ
サン=サーンス:白鳥
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナートOp.43
マスネ:エレジー
フォーレ:エレジー
ファン・ゲンス:スケルツォOp.12-2
シベリウス:ロマンスOp.78-2
ハイセ:幻想的小品第1番&第2番
エンリケ:子守歌
J・S・バッハ:アリオーソ(ピアノ協奏曲へ短調より)
ベートーヴェン:ソナチナ
ドヴォルザーク:ユーモレスクOp.101-7
チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51-6
キュイ:オリエンタル
グラズノフ:スペイン風セレナーデOp.20-2
ドホナーニ:ハンガリー牧歌
ショスタコーヴィチ:ロマンス
ポッパー:ハンガリー狂詩曲op.68
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ポッパー:東洋的セレナーデOp.18
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
シューベルト:楽興の時D.780-3
ルビンシテイン:メロディー
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ボアセン:ロマンスOp.4
ガーデ:嫉妬
アナス・グレン(チェロ)、ヨーアン・ハル・ニルセン(ピアノ
デンマーク放送交響楽団、デンマーク王立歌劇場管弦楽団といったデンマー
クの名門オーケストラのチェロ奏者を歴任し、現在はソロと室内楽の分野で
活動を続けるデンマークのチェロ奏者アナス・グレンが奏でるチェロの名作
40曲。
ESTA(ヨーロッパ弦楽器指導者協会)のデンマーク支部長を務め、スズキ・メ
ソードにも携わるなど教育者として後進の育成にも大きな情熱を注いでいる。
この"チェロ・テスタメント"には、スズキ・メソードのチェロ教則本で取り
上げられている小品も収録されており、デンマークの名手の演奏による新た
な参考音源として活用することもできる。1982年-2007年の録音。

DCD 8230 \2300
チャイコフスキー:
3つのケルビム讃歌、Blazhenni Yazhe Izbral、Da Ispravitsya
ランゲ=ミュラー:聖母マリアのための3つの歌Op.65、3つの詩篇Op.21
エベ・モンク(指揮)、コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊
19世紀のロシアとデンマークの宗教合唱曲、チャイコフスキーとランゲ=ミュ
ラーの合唱作品集。
コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊は、1924年に設立され80年以上の歴史を持
つデンマークの合唱団。これまでにブリテン、アンセルメ、クーベリック、
シノーポリ、マッケラス、アシュケナージといった世界的アーティストたち
との共演も数多く、その歌声に対する評価は非常に高い。




<Melodiya>
MELCD 1001514 2枚組 \3760
カラヤン・イン・モスクワVol.3 ――
モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334
R・シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》Op.40
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団
5月28日のオール・ベートーヴェン・プログラム、5月29日のJ・S・バッハ&ショ
スタコーヴィチに続く3日目のプログラムとしてモスクワ音楽院大ホールを舞台
として取り上げられたのは、カラヤンの演奏史を語る上で欠かすことの出来ない
重要作品であるモーツァルトの「ディヴェルティメント第17番」とR・シュトラ
ウスの「英雄の生涯」。
壇上でショスタコーヴィチと並び立つなど、大絶賛を博した前日(5/29)の熱気が
覚めやらぬ中で行われた3日目のモスクワ公演でも、西側の代表として東側の中
心でもあるソヴィエトの首都モスクワに手兵を連れて乗り込んだ帝王カラヤンの
プライドを賭けた迫真の演奏が繰り広げられている。
※1969年5月30日、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。

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08-11 No.19-2

2008年11月19日 16時30分56秒 | Weblog
MELCD 1001471 2枚組 \3760
スヴェトラーノフ生誕80周年記念盤 ――
チャイコフスキー:
演奏会用序曲ハ短調/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23*
幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》Op.32
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75+
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75のリハーサル+
エレーナ・ギレリス(ピアノ)*、エミール・ギレリス(ピアノ)+、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
豪快で爆発的なパワーとロシアの大地を思わせる雄大なスケール、魂に直接訴え
かけてくる感動的なアダージョ・・・その超個性的なスタイルがブームとなり、
現在も熱狂的な支持を集め続けている20世紀ロシアの巨匠エフゲニー・スヴェト
ラーノフ(1928-2002)。
「ロシアン・アンソロジー」などスヴェトラーノフの録音を数多くリリースして
きたメロディアが御大の生誕80周年記念として送り出すのは、ギレリス父娘をソ
リストに迎えた1968年2月20日のオール・チャイコフスキー・プログラム!
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の豪快なサウンドが轟く「演奏会用序曲」
と「ロメオとジュリエット」、ギレリスの愛娘エレーナ・ギレリスが挑む「ピア
ノ協奏曲第1番」、父エミール・ギレリスがソリストを務める「ピアノ協奏曲第3
番」に加えて、「ピアノ協奏曲第3番」のリハーサルの模様も収録されるなど、
超重量級プログラムにスヴェトラ・ファンならずとも圧倒されること間違いな
し!1968年2月20日のライヴ録音。

MELCD 1001518 \1880
メニューイン・イン・モスクワ ――
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番より アダージョ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.108
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ヘプツィバ・メニューイン(ピアノ)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
モスクワ音楽院大ホールで開催された巨匠メニューインのコンサートのライヴ録
音には、無伴奏のJ・S・バッハ、妹ヘプツィバとのデュオによるブラームス、そ
してスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響との共演によるベートーヴェンの3作
品を収録。メニューインは、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの"3大B"にバ
ルトークを加えた4人の"B"を重要視していたことでも知られており、この"メニュ
ーイン・イン・モスクワ"は、好調時のメニューインが演奏する"3大B"の貴重な
記録でもある。
ちなみにメニューインは、1927年に11歳でカーネギー・ホール・デビューや節目
節目でベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を取り上げており、このモスクワ・
ライヴでのメニューインとスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響との"対話"も
見逃せない!
1962年、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。

MELCD 1001448 2枚組 \3760
J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集 ――
ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046/第2番ヘ長調BWV.1047/
第3番ト長調BWV.1048/第4番ト長調BWV.1049/第5番ニ長調BWV.1050/
第6番変ロ長調BWV.1051
イーゴリ・オイストラフ(指揮&ヴァイオリン)、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団ソロイスツ・アンサンブル
〔スタニスラフ・コーネフ(ヴァイオリン)、ウラディミール・ナバトフ(ヴァイ
オリン)、アナトーリ・リュビモフ(ヴァイオリン)、ワレリー・ボレツキ(ヴァイ
オリン)、アリベルト・ホフマン(フルート)、アーノルド・イルシャイ(ファゴッ
ト)、エフゲニー・フォーミン(トランペット)、アンドレイ・クズネツォフ(ホル
ン)、ユーリ・ステパノフ(ホルン)、ヴァレンチン・ジューク(ヴァイオリン)、
アルカージー・フーテル(ヴァイオリン)、レザール・ドヴォスキン(ヴィオラ)、
ヴィクトル・シトコヴェツキ(ヴィオラ)、アナトーリ・ミハイロフ(ヴィオラ)、
ボリス・アルテミエフ(コントラバス)、ナターリャ・ツェルツァロワ(チェンバ
ロ)、ステパン・マトロソフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アレクサンドル・ゴット
ヘルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アレクサンドル・コワレフ(チェロ)〕
ダヴィド・オイストラフの息子にしてヴァイオリンの名手、イーゴリ・オイスト
ラフが指揮者&ソリストを務めるモスクワ・フィルの猛者たちのアンサンブルに
よるブランデンブルグ協奏曲全曲録音!
メンバーはイーゴリ・オイストラフを筆頭に、ヴァイオリンのヴァレンチン・
ジューク、ホルンのアンドレイ・クズネツォフ、トランペットのエフゲニー・
フォーミンなど強者揃い。ロシアの実力者たちによるバッハの演奏と解釈が非常
に楽しみ。1982年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001516 3枚組 \5640
ビゼー:歌劇《カルメン》
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)、
ウラディミール・アトラントフ(テノール)、ユーリ・マズロク(バリトン)、
マルガリータ・ミグラウ(ソプラノ)、レフ・ヴェルニゴラ(バス)、
アレクサンドル・ヴォロシロ(バリトン)、リュドミラ・コヴァレワ(ソプラノ)、
ナデージダ・コシーシナ(ソプラノ)、ヴィラリー・ナルトフ(バリトン)、
アンドレイ・ソコロフ(テノール)、
ユーリ・シモノフ(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
カルメン役には日本でもお馴染みのボリショイ・オペラの女王オブラスツォワ、
ドン・ホセはウラディミール・アトラントフ、エスカミーリョはユーリ・マズロ
クなど、ユーリ・シモノフ時代の名門ボリショイ劇場の豪華キャストによる「カ
ルメン」全曲。1970年代のボリショイの「カルメン」はオペラ・ファン要チェッ
ク。1977年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1000239 \1880
ダヴィド・オイストラフ生誕100周年記念 ――
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35、憂鬱なセレナード変ロ短調Op.26
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
キリル・コンドラシン(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
2008年が生誕100周年となる"ヴァイオリンの帝王"ダヴィド・オイストラフ(1908
-1974)。メロディアが生誕100周年のアニヴァーサリー・アルバムとして選んで
きたプログラムは、オイストラフを語るうえで決して外せないチャイコフスキー
とグラズノフの協奏曲で、共演は両作品ともコンドラシン&ソヴィエト国立響。
1957年、1945年(憂鬱なセレナード)、1948年(グラズノフ)の録音。
ディジパック仕様。

MELCD 1001472 \1880
アレクサンドル・ロクシーン(1920-1987):
ソプラノと管弦楽のための《マルガリータの歌》/コントラルトと室内オーケス
トラのための詩曲《交響曲第7番》/交響曲第10番
リュドミラ・ソコレンコ(ソプラノ)、ニーナ・グリゴリエワ(コントラルト)、
ルドルフ・バルシャイ(指揮)、
モスクワ室内管弦楽団、モスクワ・ユース合唱団
ミャスコフスキーから作曲を学び、多くの音楽家たちからその才能を称賛されな
がらも、反体制の姿勢を崩さなかったために不遇な扱いを受け続けた天才作曲家
アレクサンドル・ロクシーン。
近年では徐々にではあるものの再評価が進められており、旧国営レーベルである
メロディアから新たにリリースされる録音は、ロクシーンの友人でもあったバル
シャイによる「マルガリータの歌」と2つの「交響曲」。旧ソ連時代は聴くこと
の出来なかったロクシーンのさらなる再評価にも期待したい。ディジパック仕様。

MELCD 1001447 \1880
古きロシアの晩祷 ――
ヴラディシェフスカヤ:17世紀の未出版の聖歌
グリンカ:ケルビム讃歌
タネーエフ:ケルビム讃歌
バラキレフ:ヴァラーム聖歌
ガルッピ:肉においてあなたは眠りに落ちる
リムスキー=コルサコフ:Given the Lord's Supper on Ascension
リャードフ:The Cup of Salvation I Receive
サフノフスキー:ケルビム讃歌第1番Op.1-1
V・カリンニコフ:ケルビム讃歌
ゴロワノフ:舞い降りるときOp.37-9、慈悲の扉Op.39-4
シュヴェドフ:それは我なり、神を称えよ
レフ・コントロヴィチ(テノール)、ミハイル・ニキフォロフ(バス)、
アレクサンドル・ユデンコフ(テンール)、聖セウギエフ三位一体教会の鐘、
ボリス・テフリン(指揮)、
モスクワ音楽院室内合唱団、モスクワ音楽院学生合唱団
古くは17世紀から20世紀までの "ケルビム讃歌" を中心としたロシアの宗教合唱
作品集。グリンカやタネーエフ、バラキレフといった19世紀ロシアの大作曲家か
ら、「交響曲第1番」で知られるカリンニコフの弟ヴィクトル・カリンニコフや
指揮者ゴロワーノフの合唱作品などユニークなレパートリーが並んでいる。
1988年(ヴラディシェフスカヤ)の録音&2008年4月6日、モスクワ音楽院大ホール
でのライヴ録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001006 \1880
ハチャトゥリアン:
ピアノ協奏曲変二長調/交響曲第3番《シンフォニー・ポエム》ハ長調
ヤコフ・フリエール(ピアノ)、
キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
フル・オーケストラ、オルガンと15本のトランペットという異色の巨大編成を要
するハチャトゥリアンの大作「交響曲第3番」と、イグムノフの門下生で自身も
名教師として多くのピアニストを輩出したフリエールがピアノを弾く「ピアノ協
奏曲」をカップリング。
特に15本のトランペットがフルパワーで放つロシアン・サウンドは圧巻という他
ない。1963年(ピアノ協奏曲)&1969年(交響曲第3番)の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1000942 \1880
ボロディン:弦楽四重奏曲第1番イ長調/同第2番ニ長調
ボロディン・クワルテット〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)、ドミトリー・シェバーリン
(ヴィオラ)、ワレンティン・ベルリンスキー(チェロ)〕
亡命前のドゥビンスキーが第1ヴァイオリンを務めていた時代のボロディン・
クヮルテットによるボロディンの弦楽四重奏曲集。ちなみに結成からチェロ奏者
として活躍してきたチェロのベルリンスキーは2007年に引退しアンサンブルを離
れている。録音年月日不詳(1954年-1974年頃?)。ディジパック仕様。

MELCD 1000655 \1880
レオニード・コーガン&アレクサンドル・イワノフ=クラムスコイ ――
グラニャーニ:
ギターとヴァイオリンのための二重奏曲イ長調、ヴァイオリンとギターのための
ソナタ ヘ長調
パガニーニ:
ヴァイオリンとギターのためのソナタ第1番イ長調Op.2-1、同第10番イ短調Op.3-4
ジュリアーニ:ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲イ長調
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・イワノフ=クラムスコイ(ギター)、
フョードル・ルザノフ(チェロ)
20世紀ロシア(ソ連)の偉大なるヴァイオリニスト、レオニード・コーガンが、
ギタリストのアレクサンドル・イワノフ=クラムスコイとのコンビで1950年から
1951年にかけて収録を行ったヴァイオリンとギターによるデュオ・アルバム。
1950年12月4日、1950年12月1日、1951年8月23日、1951年8月23日、
1951年6月19日、モスクワでの録音。

MELCD 1000764 3枚組 \5640
ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》
イワン・ペトロフ(バス)、ウラディミール・イワノフスキー(テノール)、
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)、マルク・レシェチン(バス)、
アントン・グリゴリエフ(テノール)、タマーラ・ソロキーナ(ソプラノ)、
ヴェロニカ・ボリセンコ(ソプラノ)、
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
ゴロワーノフの後任として1953年にボリショイ劇場の首席指揮者に就任したメリ
ク=パシャエフが手兵を率いてのムソルグスキー。ここではリムスキー=コルサ
コフとイッポリート・イワーノフによって補筆完成されたヴァージョンを用いて
いる。1962年、モスクワでの録音。

MELCD 6000988 \1880
四季-チャイコフスキー・イン・ジャズ ――
12月/炉ばたにて/舟歌/秋の歌/雪割草/花のワルツ/トロイカ
セルゲイ・ジーリン・トリオ〔セルゲイ・ジーリン(ピアノ)、ドミトリー・コ
シンスキー(ベース)、ボデク・ヤンケ(ドラムス)〕
ロシアのジャズ・シーンを牽引するピアニスト、セルゲイ・ジーリンが率いる
ジャズ・ピアノ・トリオ"セルゲイ・ジーリン・トリオ"の手によってジャズへ
と変貌を遂げたチャイコフスキー!セルゲイ・イーリンの卓越した技巧と無尽
蔵のアイディアによって、ジャズ・ヴァージョンのチャイコフスキーが次々と
繰り出される。

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08-11 No.18

2008年11月19日 13時17分46秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
88697420722 30枚組 \4380
※限定初回生産
★第1回ご注文締切り 11月24日。それ以降のご注文は商品確保が出来ない場合も
ございますので、ご了承下さい。

メンデルスゾーン・マスターワークス
メンデスゾーン生誕200年記念
RCA, ARTE NOVA, Vivarte, SONY音源による、30枚BOX。
お買い得価格のメンデルスゾーン作品選集
『DHM 50CD BOX』『プッチーニ・オペラ全集』『バロック・マスターワーク
ス』に続く、メンデルスゾーン生誕200年を記念したお買い得BOXの発売です。
全集ではありませんが、ピリオド楽器演奏から、モダン楽器による名演奏、
若手アーティストから往年の巨匠の演奏など、幅広い年代の演奏によって、
メンデルスゾーンの主要曲収録。様々な時代や演奏者によってのメンデルス
ゾーンの音楽の解釈をお楽しみいただくこともできます。約170ページ(予定)
の英語とドイツ語による解説付き。
BOXの大きさは、13cm x 13cm x 13cm 重さ 約1kg(予定)

Disc1 『弦楽のための交響曲第1-6, 10番』
Disc2 『弦楽のための交響曲第7-8, 12番』(8番は管弦楽版)
Disc3 『弦楽のための交響曲第9, 11, 13番』
ロイ・グッドマン(指揮) ハノーヴァー・バンド (ピリオド楽器使用)
【録音】 1992-1993年 ロンドン、ロスリン・ヒル教会 (デジタル録音)
Disc4 『交響曲第1番&3番』
Disc5 『交響曲第2番「讃歌」』*
Disc6 『交響曲第4番「イタリア」&第5番「宗教改革」』
クルト・マズア(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ツェレスティーナ・カーサピエトラ(Sp*) アデーレ・シュトルテ(Sp*)
ペーター・シュライヤー(T*)
ライプツィヒ放送合唱団* 【録音】 1972-1973年 ライプツィヒ平和教会 
Disc7
『歌劇「カマチョの結婚」序曲』 『「夏の夜の夢」序曲』 
『序曲「静かな海と楽しい航海」』『序曲「ルイ・ブラス」』 
『劇音楽「アタリー」序曲』 『序曲「フィンガルの洞窟」』 
『トランペット序曲』
クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1987-1988年 バンベルク  (デジタル録音)
Disc8
『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64』
アイザック・スターン(Vn)
ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
【録音】 1958年3月  フィラデルフィア
『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調』
竹澤恭子(Vn) クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1994年 1月バンベルク (デジタル録音)
Disc 9 
『2台のピアノのための協奏曲 ホ長調』
『2台のピアノのための協奏曲 変イ長調』
アーサー・ゴールド(p) ロバート・フィッツデーレ(p)
ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
【録音】 1963年1月  フィラデルフィア
Disc 10
『ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.25』 
『ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.40』
マライ・ペライア(p)  ネヴィル・マリナー(指揮) 
セント・マーティン・アカデミー管弦楽団(アカデミー室内管弦楽団)
【録音】 1974年8月 ロンドン、CBSスタジオ
『華麗なるカプリッチョ ロ短調 Op.22』
『華麗なるロンド 変ホ長調 Op.29』
アンドレイ・ピザレフ(p) 
ザミュエル・フリードマン(指揮) ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】 1996年10月 モスクワ放送スタジオ (デジタル録音)
Disc 11
『劇音楽「夏の夜の夢」(全曲)』
Arlene Saunders(Sp) Helen Vanni(Ms) Inga Swenson(語り)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮) ボストン交響楽団
【録音】 1962-1963年  ボストン
Disc 12-13
『オラトリオ「聖パウロ」(全曲)』
ヘレン・クォン(Sp) エルツビータ・アルダム(A)
ハンス=ペーター・ブロホヴィッツ(T) ペーター・リカ(Bs)
ヨシャルド・ダウス(指揮)  
南西ドイツ放送交響楽団 ヨーロッパ合唱アカデミー
【録音】 1997年2月 ミュンヘン・フィルハーモニーでのライブ 
(デジタル録音)
Disc 14-15
『オラトリオ「エリヤ」(全曲)』
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)  ナタリー・シュトゥッツマン(A)
ジェームズ・テイラー(T)  シビラ・ルーベンス(Sp)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) 
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団&合唱団
【録音】 2003年10月31日&11月1日  
ライプツィヒ、ゲヴァンントハウス大ホールでのライヴ (デジタル録音)
Disc 16
『カンタータ「最初のワルプルギスの夜」Op.60(全曲)』
デオン・ファン・デル・ヴァルト(T)  ヤドヴィガ・ラッペ(A)
アントン・シャーリンガー(Br)  マティアス・ヘレ(B)
クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1997年 1月バンベルク (デジタル録音)
『「12のメンデルスゾーンの歌曲集」:
ジークフリート・マトゥス(管弦楽編曲)』
デオン・ファン・デル・ヴァルト(T)
クラウス・ペーター・フロール(指揮) バンベルク交響楽団
【録音】 1997年 1月バンベルク (デジタル録音)
Disc 17
『詩篇第42番「鹿が谷の水を慕いあえぐように」Op.42』
アンドレアス・ハントケ(指揮) ミュンヘン・オラトリオ合唱団
【録音】 1996年3月 ミュンヘン (デジタル録音)
『6つの歌曲 Op.59』
クラウス・バンツァー(指揮)  ハルヴェステフーデ室内合唱団
【録音】 1996年 ハンブルク (デジタル録音)
『わが祈りを聞きたまえ』
リチャード・マーロウ(指揮) ケンブリッジ・トリニティー・カレッジ合唱団
【録音】
1993年 3月 ケンブリッジ (デジタル録音)
Disc 18
『弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20』
ロス・ポープル(指揮&Vc) 
ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団アンサンブル
【録音】 1996年5月 ロンドン (デジタル録音)
『クラリネット・ソナタ 変ホ長調』
チャールズ・ナイディック(Cl)
ロバート・レヴィン(フォルテ・ピアノ)(ピリオド楽器使用)
【録音】 1993年5月 オランダ (デジタル録音)
『歌の翼に Op.34-2』
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) エマニュエル・ベイ(p)
【録音】 1949年4月 ニューヨーク (モノラル録音)
『ヴェネツィアの舟歌第1 Op.19-6』(J・ブリーム編曲)
『弦楽四重奏曲第12番より「カンツォネッタ」』(J・ブリーム編曲)
ジュリアン・ブリーム(g)【録音】 1970年5月 ウィルトシア
Disc 19
『弦楽五重奏曲第1番 イ長調 Op.18』
『弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87』
ラルキブデッリ (ピリオド楽器使用)
ヴェラ・ベス(Vn) ルシー・ファン・ダール(Vn) ユルゲン・クスマウル(Va)
フース・ジューケンドゥルップ(va) アンナー・ビルスマ(Vc)
【録音】 1999年2月 オランダ  (デジタル録音)
Disc 20
『弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12』
『弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80』 
『弦楽四重奏曲 変ホ長調(1823)』
Disc 21
『弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13』
『弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3』
Disc 22
『弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44-1』
『弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 Op.44-2』
『弦楽四重奏のための4つの小品Op.81』
ヘンシェル・クァルテット
【録音】
Disc20:2001年12月
Disc21:2003年11月、
Disc22:2004年3月バイエルン放送スタジオ(デジタル録音)
Disc 23
『ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49』
『ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66』
アイザック・スターン(Vn) ユージン・イストミン(p)
レナード・ローズ(Vc)
【録音】 1966年&1979年 ニューヨーク
Disc 24
『協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17』
『チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 Op.45』
『アルバム・ブラッド ロ短調』 『無言歌 ニ長調 Op.109』
『チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.45』
スティーヴン・イッサーリス(Vc) メルヴィン・タン(フォルテ・ピアノ)
【録音】 1994年1月 
ロンドン、ブラック・ヒース・コンサートホール(デジタル録音)
Disc 25
『ピアノ・ソナタ 第1番 ホ長調 Op.6』 『前奏曲とフーガ Op.35-1』
『厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54』 『ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14』
マライ・ペライア(p) 【録音】 1981-1982年  ニューヨーク
『ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 Op.106』
マティアス・キルシュネライト(p)
【録音】 2000年4月 ケルン (デジタル録音)
Disc 26
『幻想曲 嬰ヘ短調「スコットランド風ソナタ」Op.28』
マティアス・キルシュネライト(p)
【録音】 2000年4月 ケルン (デジタル録音)
『無言歌 第1番 ホ長調 Op.19-1』 『無言歌 第2番 イ短調 Op.19-2』
『無言歌 第38番 イ短調 Op.85-2』 『無言歌 第41番 イ長調 Op.85-5』
『無言歌 第9番 ホ長調 Op.30-3』
グレン・グールド(p)  【録音】 1970年7月 トロント
『無言歌 第45番 ハ長調 Op.102-3「タランテラ」』
『無言歌 第18番 変イ長調 Op.38-6「デュエット」』
『無言歌 第34番 ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」』
『カプリッチョ イ短調 Op.33-1』
アリシア・デ・ラローチャ(p)
【録音】 1995年12月 ニューヨーク  (デジタル録音)
『無言歌 第25番 ト長調 Op.62-1「5月のそよ風」』
ルドルフ・ゼルキン(p)   【録音】 1962年12月 ニューヨーク 
『無言歌 第40番 二長調 Op.85-4「エレジー」』  
『無言歌 第30番 イ長調 Op.62-6「春の歌」』
『無言歌 第35番 ロ短調 Op.67-5「羊飼いの訴え」』
ウラディーミル・ホロヴィッツ(p)
【録音】 1946年10月 (モノラル録音)
『アンダンテと変奏曲 変ロ長調 Op.83a(4手のための)』 
『華麗なアレグロ イ長調 Op.92(4手のための)』
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ) 
【録音】 1991年4月 (デジタル録音)
Disc 27
『オルガン・ソナタ 第1番 Op.65-1』 『トリオ ヘ長調(1844)』
『オスティナート ハ短調(1823)』 『オルガン・ソナタ 第2番 Op.65-2』
『プレリュード ハ短調(1841)』 『オルガン・ソナタ 第3番 Op.65-3』
『フーガ ニ長調(1843)』 『ポストリュード ニ長調(1831)』
Disc 28 『オルガン・ソナタ 第4番 Op.65-4』
『主題と変奏 ニ長調(1844)』
『オルガン・ソナタ 第5番 Op.65-5』
『コラール前奏曲「全能の神のみわざは大いなるかな」』
『アレグロ、コラールとフーガ ニ短調(1844)』 
『オルガン・ソナタ 第6番 Op.65-6』
Disc 29
『アレグロ 変ロ長調(1844)』 『フーガ/トリオ ニ短調(1820)』
『フーガ/トリオ ト短調(1820)』 
『フーガ/トリオ ニ短調(1820)』 
『行進曲風アンダンテ 変ロ長調(1845)』
『アンダンテ・コン・モルト ト短調(1833)』 
『前奏曲 二短調(1820)』 『幻想曲 ト短調(1823)』
『フーガ イ長調(1828)』 『アンダンテ ニ長調(1823)』
『フーガ ホ短調(1839)』
『フーガ ヘ短調(1839)』 
『アレグロ・モデラート・マエストーソ ハ長調』
『3つの前奏曲とフーガ Op.37』
ヨハネス・ブライヒャー(サン・ピエール=オ=リアン・ド・ビュル教会、
歴史的モーザー・オルガン)
【録音】 1999年7月  (デジタル録音)
Disc 30
『6つの二重唱 Op.63-1-6』
- アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms) バーバラ・ボニー(Sp)
マルコム・マルティノー(p)
【録音】 2004年8月 ベルリン・ドイツ放送スタジオ (デジタル録音)
『「日曜の朝」 Op77-1』 『舟旅』 『夕べの歌』 
『「ルイ・ブラス」からの歌 Op.77-3』
パウル・アルミン・エーデルマン(Br), ペーター・エーデルマン(Br)
フィリップ・モル(p)
【録音】 2000年11月 ベルリン、イエス・キリスト教会 (デジタル録音)
『「恋する女の手紙」 Op.86-3』 『「夜ごとの夢に」 Op.86-4』
『「春の歌」 Op.47-3』 『「葦の歌」 Op.71-4』 
『「ヴェネツィアのゴンドラの歌」 Op.57-5』 『「月」 Op.86-5』
『「ズライカ」 Op.34-4』
『「最初のすみれ」 Op.19a-2』 『「新しい愛」 Op.19a-4』
『「ゆりかごのそばで」 Op.47-6』
ジュディス・ラスキン(Sp) ジョージ・シック(p) 
【録音】 1965年  ニューヨーク
『「旅の歌」 Op.34-6』 『「朝の挨拶」 Op.47-2』
『「歌の翼に」 Op.34-2』 『「挨拶」 Op.19a-5』
クリストフ・プレガルディエン(T) アンドレアス・シュタイアー
(フォルテ・ピアノ)
【録音】 1993年 ハム・マキシミリアンザール、ドイツ
 (デジタル録音)




<仏ユニヴァーサル>
※限定輸入商品 お早めにご注文下さい

4665392 \1300
ブラームス:交響曲第1番、第2番
ラファエル・クーベリック指揮 ウィーン・フィル

4665402 \1300
ブラームス:交響曲第3番、第4番
ラファエル・クーベリック指揮 ウィーン・フィル

4640912 \1300
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
ヒルデ・ギューデン(S)
アーフェ・ヘイニス(A)
フリッツ・ウール(T)
ハインツ・レーフス(Br)
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮
コンセール・ラムルー管弦楽団

4640962 \1300
グリーグ:ペール・ギュント第1組曲、第2組曲
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より序曲、スケルツォ、
夜想曲、結婚行進曲
メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
アンタル・ドラティ指揮
ウィーン交響楽団、ロンドン交響楽団

4640872 \1300
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ロリン・マゼール指揮
ベルリン放送交響楽団
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
モーリス・ジャンドロン(VC)
ベルナルド・ハイティンク指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

4665462 \1300
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
リムスキー=コルサコフ:組曲「金鶏」
ロリン・マゼール指揮
クリーヴランド管弦楽団

4665182 \1300
MARCHES CELEBRES(行進曲集)
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
アーサー・ブリス指揮 ロンドン交響楽団
グノー:あやつり人形の葬送行進曲
アレクサンダー・ギブソン指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管
マイアベーア:歌劇「預言者」-戴冠式行進曲
リチャード・ボニング指揮 ロンドン交響楽団
ベルリオーズ:ファウストの劫罰-ラコッツィー行進曲
エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団
シューベルト:軍隊行進曲
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィル
J.シュトラウス(2世):皇帝フランツ・ヨーゼフ解放祝典行進曲
ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィル
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
レオポルド・ストコフスキー指揮 ロンドン交響楽団
グリーグ:十字軍の兵士シグール-凱旋行進曲
ウィリー・ボスコフスキー指揮 ナショナル・フィル
メンデルスゾーン:アタリー-僧侶の戦争行進曲
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 ウィーン・フィル
チャイコフスキー:くるみわり人形-行進曲
エルネスト・アンセルメ指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管
J.シュトラウス(1世):ラデツキー行進曲
ウィリー・ボスコフスキー指揮 ウィーン・フィル




<TONAR>
TONAR 81201 \2300
Sound of The Americas/ Music For Guitar and
1. Bay of pigs(Michael Daugherty)(マイケル・ドアティ)
2. Inca Dances(Gabriela Lena)(ガブリエラ・リーナ)
3. Triptico(Roberto Sierra)(ロベルト・シエラ:現代作曲家)
4. 100 Greatest Dance Hits(Aaron Jay Kernis)(アーロン・カーニス)
String Quartet
演奏:マヌエル・バルエコ(ギター)
ラテン・アメリカ弦楽四重奏団
1975年カーネギー・ホールでデビュー。その後世界各地で演奏、日本が大好
きで来日演奏も何度かあります。
バルエコのラテンの血がここでも色濃くでています。

TONAR 70715 \2300
Manuel Barrueco/ Solo Piazzolla
1.Invierno Porteno(Arr. Assad/ Barrueco)
2.Verano Porteno(Arr. Assad/ Barrueco)
3.Five Pieces
4.Tango-Etudes(Arr.Barrueco)
マヌエル・バルエコ(ギター)




<EDITION RZ>
RZ 1015/16 2枚組 \3650
イヤニス・クセナキス作品集
1.ST/48-1
2.Polytope de Montreal
3.Nomos Gamma
4.Terretektorh
5.Syymos
6.Achorripsis
1.Persepolis
2.Polytope de Cluny
オーケストラのグリッサンドや、クラスターの演奏技法で音空間を作り、ク
セナキスの世界へと引き込まれていきます。音の洪水なのか、次から次へと
果てることもなく金属的な音が続き、様々な音域集団からは物質の粒子、連
続する周波数など、この2CDはクセナキス作品の集大と言えます。

RZ 20003 2枚組 \3650
John McGuire/ Works for Instruments
Ensemble Modern
Julia Rempe(soprano)
Pellegrini Quartett
ジョン・マクグァイアはカリフォルニア生まれ。カリフォルニア大学バーク
レイ校にて学び、1966年ダルムシュタット国際サマーコースに出席、その後
シュトックハウゼンのcomposition studioに参加する。
1971年にはGaudeamus Music Weekにて優勝。
パリ、アムステルダム、ICA(ロンドン)、ザグレヴ、ドイツで活動。
ミニマル音楽とパターニズムに傾倒し、ベス・グリフィスと結婚
後は彼女の声を題材としたテープ音楽に取り組んだ。
いまでは彼の作品は多くの演奏家が好んで演奏しています。

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08-11 No.17

2008年11月19日 13時16分59秒 | Weblog
<ANIMA RECORDS>
KDC 5060 \2450
日本語帯解説付
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第6番ヘ長調 Op.10-2
第14番嬰ハ短調 「月光」 Op.27-2
第13番変ホ長調 「葬送」 Op.27-1
第17番ニ短調 「テンペスト」 Op.31-2
金子陽子(フォルテピアノ:1800年アントン・ワルター・モデル/クリストファ
ー・クラーク2004年製作)
録音2008年2月25-28日La Ferme de Villefavard(仏リムザン地方)
エンジニア:タッド・ガーフィンクル(MA recordings)
「ベートーヴェンをフォルテピアノで弾く?それとも現代ピアノで弾く?」
イギリス近代劇作家ジョージ・バーナード・ショウの言葉は一体なにを意味す
るのか…。この問いかけに金子陽子が真正面から取り組んだアルバム。1800年
頃に製造されたアントン・ワルターの楽器を元にクリストファー・クラーク
氏が2004年に完成したフォルテピアノを用いている。ウィーン式アクション
を備えたこの楽器は、現代ピアノとは異なる、奥深い繊細な表現、革新的な
音色で、ベートーヴェンの音楽を忠実に完全に実現しています。この録音を
聴けばジョージ・バーナード・ショウの言葉が意味することを理解できるで
しょう。録音エンジニアは「ワンポイント録音」の名手タッド・ガーフィン
クル氏。人口160人ほどのフランスの小さな村にある小規模で高音質なホール
で録音され、艶やかで温かみのある音色が素晴らしい録音です。




<ELOQUENTIA>
EL 0813 \2380
(1)ポワン・バクPoint Bak-J.S.Bach:
平均律クラヴィーア曲集に基づく(ジェラール・ルコント)
(2)ドビュッシーの仮面に基づく(ジェラール・ルコント)
(3)ノクテュルヌ(ドビュッシー/ルコント編曲)
パーカッションズ・クラヴィーア・ドゥ・リヨン
1曲目の「ポワン・バク」は、1997年、バッハをテーマとした音楽のために書
かれました。平均律クラヴィーア曲集のいくつか曲を基にして書かれていま
す。弱冠アレンジが加えられている部分もありますが、マリンバやヴィヴラ
フォンのアンサンブルにより、ほぼ原曲とおりに演奏されています。ミニマ
ルミュージックかと思ってしまうような雰囲気ですが、しかし、しっかりと
「バッハ」です。他に収録されているドビュッシーの作品も、ドビュッシー
らしい独特の美しい響きの世界がヴィヴラフォンにより倍増されています。
夢の中でドビュッシーの曲がエンドレスで鳴り響いているような感じの、響
きのおもしろい作品です。




<ATMA>
ACD2 2470 \1850
トゥルヌミール:オルガン作品集vol.1
過越の祭りの犠牲者に基づくコラール即興
レント(未刊)
想念組曲op.74
音楽の小さな花束op.66
アンティエンヌ・ドゥ・マニフィカトのための後奏曲
オルガン・ミスティーク第22番
ヴァンサン・ブシェール(オルガン)
オルガン:サン=アグネス=ジャルディエン教会のCasavantオルガン
(ラシーヌ)
20世紀の作曲家、シャルル・トゥルヌミールのオルガン作品集。ブシェール
は、オルガニストとして活躍するかたわら、経済アナリストとしても手腕を
発揮している異色の経歴の持ち主。トゥルヌミールのオルガン作品全曲を録
音していくという意欲的なプロジェクトということで、今後がたのしみです。




<CALLIOPE>
CAL 9406 \2180
Metissages-混血
現代作曲家たちによる女声合唱曲集-
M.オアナ:カリヨン
リンコラ:儀礼的舞曲ほか(全16曲)
カリオペ・女声合唱団
レジーヌ・テオドレスコ(指)
現代の合唱声楽作品を集めた1枚。世界の文化の影響が様々に感じられる、お
もしろい響きの作品がつづきます。




<Medici Arts>
~EUROARTS
20 56918(DVD-Video) 2枚組 \4800
20 56914(Blu-ray Disc) \4380
字幕:独英仏日
R.シュトラウス:「バラの騎士」
アンネ・シュヴァンネヴィルムス(S元帥夫人)
アンケ・フォンドゥング(Ms オクタヴィアン)
クルト・リドル(Bs オックス男爵)
ハンス=ヨアヒム・ケテルセン(Br ファーニナル)
森 麻季(S ゾフィー)
ザビーネ・ブロム(S マリアンネ)
オリヴァー・リンゲルハーン(T ヴァルツァッキ)
エリーザベト・ヴィルケ(Ms アンニーナ)
ロベルト・サッカ(T イタリア人歌手)
ほか
ファビオ・ルイージ(指)ドレスデン国立歌劇場管弦楽団,
ドレスデン国立歌劇場合唱団
演出:ウヴェ=エリック・ラウフェンベルク
舞台美術:クリストフ・シュビガー
衣裳:ジェシカ・カルゲ
収録:2007年11月23日、25日,NHKホール
2007年11月に久々の来日を果たした、ドレスデン国立歌劇場、その「バラの
騎士」をNHKがハイディフィニション収録、Medici ArtsからDVDとBDで発売で
す!初演劇場であるドレスデン国立歌劇場は、「バラの騎士」を頻繁に上演
し、録音もあるものの、映像はこれが始めて。新音楽監督ファビオ・ルイー
ジの下、伝統の力をまざと見せ付けてくれます。歌手は、代役で出演しなが
らも非常に高い評価を勝ち得たシュヴァンネヴィルムスの元帥夫人や、ベテ
ランの貫禄のリドル、若々しさが映えたフォンドゥングなど、かなり優れた
面々。さらにイタリア人歌手にサッカが参加しているなんて、ドレスデン国
立歌劇場だからこその贅沢です。ラウフェンベルクの演出は、第1幕は初演時
の舞台装置を模倣した極めて伝統的な舞台、しかし現代の観光客と思しき家
族がちょこっと入って来る。第2幕は近代の高級マンションに舞台が移るなど、
結構捻りが効いた興味深いものです。最新技術の収録による鮮明映像でお楽
しみください!




<Coviello CLASSICS>
COV 30814(SACD-Hybrid) \2350
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1874年第1稿)
マルクス・ボッシュ(指)
アーヘン交響楽団
録音:2007年アーヘン、聖ニコラウス教会(ライヴ)
ボッシュと手兵アーヘン交響楽団によるブルックナー・シリーズ第6弾は「ロ
マンティック」。使用楽譜にオリジナルの第1稿を選択しているところも注目
です。従来親しまれている第2稿との比較では第3楽章が顕著なように、斬新
にすぎて初演では不成功に終わった第1稿ですが、インバルやノリントン、ケ
ント・ナガノ、ヤングらが近年こぞって採用しているように徐々に触れる機会
も増えて、あらたな流れとなりつつあるようです。
古都アーヘンの大伽藍、聖ニコラウス教会の包み込まれるような豊かな音響
はまさにブルックナー、そしてSACDでの再生にも適しています。全集完成へ
の期待度がいよいよ高まるところです。

COV 30901(SACD-Hybrid) \2350
ワーグナー:
(1)「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲*
(2)ヴェーゼンドンク歌曲集*
(3)「ジークフリート」より、森のささやき*
(4)ゲーテの「ファウスト」への7つの作品より、糸を紡ぐグレートヒェン*
(5)メアリー・スチュアートの別れ*
(6)ジークフリート牧歌
* アンドレアス・N.タルクマンの室内オーケストラ編曲版
マリア・リッカルダ・ヴェセリング(Ms)
マルクス・ボッシュ(指)
グラウビュンデン・カンマーフィルハーモニー
手兵アーヘン響とのブルックナー・シリーズが注目されるボッシュのワーグナ
ー・アルバム。ここでボッシュは1999年以降自らが首席指揮者兼芸術監督を
務める室内オケ(1989年創設)を率いています。スイス南東部に位置するグラ
ウビュンデンは「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったところ。土地柄を反
映したかのようなのびやかで明るい音色が魅力で、これはメインのジークフ
リート牧歌にピッタリ。また、ジークフリート牧歌をのぞいて、すべて当代
屈指の名編曲者タルクマン(1956年生まれ)の手による室内オーケストラ版に
よるのも興味深い趣向で、ワーグナーの官能世界があらたな切り口でいっそ
う浮き彫りになる仕組みとなっています。




<Ondine>
ODE 1124 \2080
マグヌス・リンドベリ(1958-):管弦楽のための作品集
彫刻-Sculpture(2005)、
カンパーナ・イン・アリア-
Campana in aria(1998)(ホルンと管弦楽のための)、
管弦楽のための協奏曲(2003)
エサ・タパニ(Hrn) サカリ・オラモ(指)フィンランド放送交響楽団
録音:2007年8月31日(Sculpture)、2008年1月31日-2月1日(Campana)、
4月14日-16日 文化の家(ヘルシンキ)
サカリ・オラモ、フィンランド放送響の演奏によるリンドベリ。マグヌス・
リンドベリは、カレヴィ・アホ、サーリアホ、ラウタヴァーラとともに現在、
もっとも国際的に知名度の高いフィンランドの作曲家のひとり。東京オペラ
シティ文化財団の同時代音楽フェスティバル、コンポージアム2004では「武
満徹作曲賞」の審査員に迎えられ、リンドベリの作品をユッカ=ペッカ・サ
ラステが指揮するコンサートも行われました。さまざまなスタイルを融合し
た<クラフト>は代表作のひとつ。フィンランド・モダニズムの記念碑とも
みなされています。リンドベリの近作は、エネルギー、色彩、そして素材を
スリリングに凝縮する方法に目立った特徴があると言われます。音のパレッ
トに地味な色彩を探り、弦楽セクションからヴァイオリンを外した<彫刻>。
ヴィルトゥオーゾ的な作品<カンパーナ・イン・アリア>は、ホルン奏者で
もある指揮者エサ=ペッカ・サロネン40歳の誕生日プレゼントとして作曲さ
れました。シャコンヌの形式をとり、独立して展開する2つの和声進行がフィ
ナーレで一体になる<管弦楽のための協奏曲>。BBC交響楽団の委嘱により作
曲。サラステに献呈され、チェロ協奏曲、クラリネット協奏曲とともに "コ
ンポージアム" のコンサートで日本初演されました。

ODE 1135 \2080
人生の歌-フィンランドの歌の本
メリカント/カレヴィ・オッリ編:
そっと奏でてくれ わが悲しみの調べ、海で
メリカント/セッポ・ホヴィ編:ヴァッリンコルヴァの歌
シベリウス/ユッシ・ヤラス編:泳げ、青い鴨 JS180
シベリウス/(キム・ボリ編:川面に漂う木 作品17-7
シベリウス:愚者の歌う蜘蛛の歌 作品27-4
マデトヤ/カレヴィ・オッリ編:闇の草 作品9-1
マデトヤ/ヨーゼフ・ラウテンバッハー編:
時には夕べに涙することも 作品25-2
ユリヨ・キルピネン/ニルス=エーリク・フォウグステット編:
夏の夜 作品23-3
ユリヨ・キルピネン:古い教会 作品54-1
ユリヨ・キルピネン/カレヴィ・オッリ編:海辺にて(その1) 作品23-1
マルッティ・トゥルネン/カレヴィ・オッリ編:日曜日
ヴィルホ・ルオラヤン=ミッコラ/カレヴィ・オッリ編:結婚の踊り
トイヴォ・クーラ/アーレ・メリカント編:炎を見つめて 作品2-2
トイヴォ・クーラ/レオ・フンテク編:教会墓地の夏の夜 作品6-1
トイヴォ・クーラ/マルッティ・シミラ編:夜 作品22-3
南ポホヤンマー民謡/カレヴィ・オッリ編:
こんな少年にとって、風が白樺の幹の先をたゆませ、村中を歩きまわろう
マッティ・サルミネン(Bs) 
ヨン・ストゥールゴールズ(指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2008年2月 フィンランディア・ホール(ヘルシンキ)(一部ライヴ)
バイロイト音楽祭創立100周年、パトリス・シェローとピエール・ブーレーズ
の<ニーベルングの指輪>に出演して注目されたフィンランドのバス歌手、
マッティ・サルミネン(1945-)。現在はスイスのチューリヒに住みながら定期
的にベルリンをはじめとするドイツのオペラハウスやニューヨークのメトロ
ポリタンオペラの舞台に立ち、主にワーグナー、モーツァルト、ムソルグス
キーの役を歌っています。フィンランドの作曲家たちの歌曲集。その多くが
自然と愛の歌です。「ずっと炎を見つめていた かきまぜると残り火が輝く 
夢見るのは、愛する人 燃え殻のような黒い瞳 その姿が去来する 幸せだっ
た日々」。さまざまな想いをこめサルミネンは、祖国の歌を歌っています。
フィンランド国立オペラも指揮したことのあるヨン・ストゥールゴールズ
(1963-)はシベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラとエリ・クラスに学んだ
指揮者。2008年秋からヘルシンキ・フィルハーモニックの首席指揮者に就任
しました。カレヴィ・オッリらの手がけたオーケストレーションが新しい色
彩を付け加えながらも、けっして過度にならないのはセンスでしょう。メリ
カントの<海で>をはじめとする数曲では、管弦楽編曲が劇的な効果がもた
らしました。

ODE 1117 \2080
フィンランド賛美歌集 第2集
私には富も名声もいらない(31番)、神の恩寵にあるイエス(225番)、
一日と一瞬だけ(338番)、
イエスよ、祈りをお聞きください(373番)、今、この世は栄え(571番) 
他(全20曲)
ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P)
録音:2002年5月、2004年6月、2005年10月 
YLE(フィンランド放送)スタジオ M2(ヘルシンキ)
ソイレ・イソコスキがマリタ・ヴィータサロの共演で歌う『フィンランド賛
美歌集』。2005年リリースの第1集(ODE1070)につづく第2集。トペリウスの歌
詞にシベリウスが作曲したクリスマスの歌『私には富も名声もいらない』(賛
美歌31番)から始まります。




<Aurora>
ACD 5051 2枚組 \4560
アルネ・ヌールハイム(1931-):1960年代のエレクトロニック音楽
Collage I Collage II(Multiple parallell layers) Collage III 
Collage IV
放送劇オリジナルトラック
間奏曲/星の王子さま/帰郷/ここに住みたい/われら死者が目覚めると/ハムレ
ット/ファウスト/極限に向けて/沼地の住人/真昼に分かつ/われらアルファブ
ラトルにて/無感覚な人びと/アマリリス/紙の鳥
アルネ・ヌールハイム(エレクトロニクス)
録音:1960年-1970年 ノルウェー放送
オスロ王宮の一角にある「グロッテン」。詩人ヘンリク・ヴェルゲラン、作曲
家クリスチャン・シンディングも住んだ家。この家に住む権利を授かることは、
ノルウェーの文化人にとって最高に名誉なこととされます。現在の住人はアル
ネ・ヌールハイム(1931-)。現代ノルウェーを代表する作曲家、そしてエレク
トロニクスを応用した音楽のノルウェーにおける先駆者でもあります。2枚組
のアルバム。ヌールハイムがノルウェー放送(NRK)のために作った劇音楽によ
るコラージュをCD1に、放送劇のオリジナル音楽をCD2に収めた構成。"実験"
というイメージを脱した電子音楽の姿が見えてきます。




<Alba>
ABCD 256 \2300
ティモ=ユハニ・キュロネン(1955-):弦楽作品集
交響曲第1番 作品8、アコーディオン協奏曲第1番 作品60、
交響詩《リヒテンタール(光の谷)》 作品43 、
合奏協奏曲 作品65
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指)
サンクトペテルブルク国立アカデミック・カペッラ交響楽団
マッティ・ランタネン(アコーディオン)
録音:2007年3月28日-4月5日 グリンカホール(サンクトペテルブルク)]
ティモ=ユハニ・キュロネンはフィンランド生まれ。スウェーデンでアコー
ディオン演奏を学び、1976年、奨学金を得てロシアに留学。グネーシン音楽
学校でアコーディオンと管弦楽指揮法と教師のディプロマを取得した後、チャ
イコフスキー音楽院に進んで作曲を学びました。作曲家仲間のカレヴィ・ア
ホは、キュロネンの音楽がショスタコーヴィチとプロコフィエフが確立した
ロシアの伝統に大きく根ざしていることを指摘しています。モスクワで過ご
した学生時代の想いをまとめた交響曲第1番。ラテンアメリカ音楽への関心を
反映した《アコーディオン協奏曲第1番》。ドイツ、バーデン・バーデンの
シュヴァルツヴァルト(黒い森)の谷、リヒテンタールにあるブラームス・ハ
ウスでインスピレーションを授かった交響詩《リヒテンタール》。ヴァイオ
リン、フルート、マリンバのソロと管弦楽のための《合奏協奏曲》。"ロシア
の香りをもったフィンランド人作曲家" キュロネンの代表的管弦楽作品を集
めた "ポートレート" アルバムは、2007年4月6日にグリンカホールで開かれ
たコンサートのリハーサル期間中に録音が行われました。

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08-11 No.16-1

2008年11月17日 17時14分50秒 | Weblog
★クリスマス&映画音楽 大特価セール★
※12月10日までのご注文分は、今回ご案内の特別価格でご提供いたします。
品切れ等で入荷が遅れる場合もございますので、お早めにご注文下さい。

<NAXOS>
6.110095(SACD Hybrid) \680
8.557585 \450
クリスマス合唱曲集
ディンドン空高く/コヴェントリー・キャロル/きよしこの夜 他
演奏:ピーター・ブレイナー(指揮)/ボーンマス交響楽団
「きよしこの夜」「もみの木」などおなじみの名曲を名編曲者ブレイナーに
よる華麗なオーケストレーションで!あまりにもゴージャスな音に涙も止ま
らない。これさえあれば今年のクリスマスはばっちり。もちろんプレゼント
にも。

8.557362DX \450
ラブ&ピース
ベートーヴェン:交響曲第 9番「合唱付き」-第4楽章(抜粋)/マイヤース:カ
ヴァティーナ(ギター独奏)/シューベルト:アヴェ・マリア/バッハ=グノー:
アヴェ・マリア/バッハ:G線上のアリア/主よ・人の望みの喜びよ/ヘンデ
ル:ハレルヤ・コーラス アメイジング・グレイス(L.D.ネルソン編曲)/ジョ
ン・ウィリアムズ:映画「シンドラーのリスト」のテーマ/マイケル・マッサ
ー:グレイティスト・ラブ・オブ・オール/ジョン・レノン:イマジン/マイケ
ル・ジャクソン、クィンシー・ジョーンズ:ウィー・アー・ザ・ワールド/
ヴァンゲリス:炎のランナー/中国伝統音楽:漁舟唱晩/娯楽昇平
2008年、オリンピックで盛り上がった中国発のコンピレーション盤。ヴァラエ
ティに富んだ選曲こそ愛と平和」そのもの。
こちらも聴いているだけで涙が止まらない究極の1枚。

<ARTHAUS DVD>
101407(DVD-Video) \880
クリスマス・ウィズ・ホセ・カレーラス
フランク: 天使の糧/ジョルダーニ: カロ・ミオ・ベン/バーリン: ホワイト
・クリスマス 他
演奏:ホセ・カレーラス 他
世界三大テノールのひとり、ホセ・カレーラスのクリスマス・コンサート。
90年の12月にスイスのイエズス教会で収録。
「きよしこの夜」や「ホワイト・クリスマス」など名曲盛りだくさん。

<LPO>
LPO-0015 \680
ハワード・ブレイク:「スノーマン」
(レイモンド・ブリッグスの原画によるハワード・ブレイク脚本・音楽)
ポール・パターソン:「3匹の子ブタ」
(ロアルド・ダールとドナルド・スタロックによる脚本 )
「赤ずきんちゃん」(改訂版)
(ドナルド・スタロックによるロアルド・ダールの「へそまがり昔話
(Revolting Rhymes)」からの出典)
演奏:クリス・ジャーヴィス(ナレーション)/サム・オリバー(トレブル)/
デイヴィッド・パリー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

<CPO>
777016-2 \680
スウィンギー・クリスマス
サンタが街にやってくる/ジングル・ベル/もろびとこぞりて 他
演奏:クリスティアン・エルスナー(Voice)/ヘルマン・コック(ds)/
コンラート・ゲオルギ(p)他
ちょっと懐かしめのジャジーなアレンジ。大人向けの渋いクリスマスアルバム
です。

777238-2 \680
ブレーメンのクリスマス
来たれ、諸民族の救い主よ/ばらは咲きいで/きよしこの夜 他
演奏:ヴォルフガング・ヘルビッヒ(指揮)/ブレーメン大聖堂合唱団/
ブレーメン室内交響楽団
150年前のブレーメンにタイムスリップ。静かなクリスマスを過ごしたい人へ。

777327-2 \1050
降臨節とクリスマスの音楽
来たれ、諸民族の救い主よ/もろびと声あげ/高き天より 他
演奏:マンフレッド・コルデス(指揮)/ブレマー・バロック・コンソート
400年以上も前のクリスマス音楽。敬虔なる響きが胸に迫ります。

CPO 777332-2 \1050
バロック・クリスマス・カンタータ
シェーレ、ペトリッツ、エルレバッハ、ヤコビ、リーベ、ベッセルの作品集
演奏:マティアス・ユング(指揮)/バッツドルファー・ホフカペレ
こちらはバロック期のクリスマス音楽。バッハやシュッツだけではありません。

★クリスマスなんて興味ない人向け。別の意味で盛り上がれるアルバムをセ
レクトしました。

●映画音楽
<CPO>
999696-2 \1050
フランケル:映画音楽「バルジ大作戦」
演奏:ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
クイーンズランド交響楽団

999809-2 \1050
フランケル:映画音楽集
まじめが肝心/「吸血狼男」より「牧歌」/「イグアナの夜」 他
演奏:ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
クイーンズランド交響楽団

<MARCO POLO>
8.223897 \450
ショスタコーヴィチ:
映画音楽「ベルリン陥落」/映画音楽「忘れがたき 1919年」組曲
演奏:アドリアーノ(指揮)/モスクワ交響楽団

8.225148 \450
ワックスマン:映画音楽「攻撃目標ビルマ!」
演奏:ウィリアム・ T.ストロンバーク(指揮)/モスクワ交響楽団

●その他
<NAXOS>
8.990032DX \1050
ディズニー名曲集
イッツ・ア・スモール・ワールド/星に願いを 他
演奏:リチャード・ヘイマン & ヒズ・シンフォニー・オーケストラ

HIC802DX \450
恋人たちへ・・・ Vol.1(インストゥルメンタル )
男が女を愛する時/美女と野獣/エンドレス・ラブ他

HIC803DX \450
恋人たちへ・・・ Vol.2(インストゥルメンタル )
煙が目にしみる/ハロー他

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<ORF>
CD483 \2080
「シュトラウス、シューベルト、ブラームスとのお散歩」
-ウィンナ・ホルンズ&アート・ブラス・オヴ・ウィーン
●ウィンナ・ホルンズ(全10トラック)/
原光(マーラー)、美しさをあなたが愛するなら(マーラー)、
ヴィネタ(ブラームス)、夜(シューベルト)、狩猟の歌(メンデルスゾーン)、
静かな湖(ミッテルグラトネッガー)、森の夜(ブラームス)、
王様のファンファーレ(フランツ・シュミット)、
第4交響曲よりスケルツォ(ブルックナー)、祈り(民謡)
●アート・オヴ・ブラス(全8トラック)/
ハンガリー万歳(J.シュトラウス)、最初のワルツ(シューベルト)、
雷鳴と電光(J.シュトラウス)、スンネの秋(ハインリヒ・ブルックナー)、
悪魔の踊り(ヘルメスベルガー)、ゴイセラー・ヨーデル、
スティリアの3声のヨーデル(民謡)、山賊のギャロップ(J.シュトラウス)
●ウィンナ・ホルンズ:
W.トンベック、J.ライフ、T.ビーバー、A.ハイツィンガー、
W.ライトバウアー、F.オバーミュラー、F.ピックル、T.イェプシュトル、
R.シュテッフェルマイアー、H.ペンツィンガー、M.オブマン、G.クルマー、
C.ペハム、T.フィッシャー(以上ウィンナHr)、
エルヴィン・ファルク(ティンパニ)
●アート・オヴ・ブラス・ウィーン:
ハインリヒ・ブルックナー(Trp)
ペーター・フリーヒャー(Trp)
トーマス・ビーバー(ウィンナHorn)
エーリヒ・コイェダー(Trb)
ジョナサン・サス(Tuba)
録音:2006年
シューマンからタイタニックまで盛り込んで大ヒットした前作に続く待望の新
作です。今回は名門金管アンサンブル、アート・オヴ・ブラス・ウィーンとの
共同アルバム(共演は無し,T.ビーバーは両方のメンバー)ですが、ウィンナ・
ホルンズのトラックもたっぷり収録されており、第1作以来のブランクを十分
満たしてくれます。マーラーの「原光」、ブルックナーの第4交響曲のホルン
版スケルツォなど、涙ちょちょぎれものの名品です。

CD378 \2080
「ウィンナ・ホルン-ウィンナ・ホルンのみのアンサンブル」
カーマン:ロビン・フッド/
コープランド:市民のためのファンファーレ/
ホーナー:タイタニック/
ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレ/
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」-夕べの祈り/
シューマン:コンツェルトシュテュック/
メンデルスゾーン:夜想曲/
マーラー:私はこの世に忘れられ
ウィンナ・ホルンズ
【トーマス・イェプストル、ラファエル・シュテッフェルマイアー、
ヨゼフ・ライフ、トーマス・ビーバー、フランツ・ピックル、
フランツ・オバーミュラー(以上ヤマハ製ウィンナHr)
ヴォルフガンク・トンベック、アルベルト・ハイツィンガー、
ゲルハルト・クルマー、ヘルベルト・ペンツィンガー、
トーマス・フィッシャー(以上ユングヴィルト製ウィンナHr)】
(録音:2003年)

CD186 \2080
「シュトラウス&CO」
(シュトラウス・ファミリーを中心とした選曲)
アート・オヴ・ブラス・ウィーン(金管五重奏)
リーダー:ハンス・ガンシュ(Trp)

CD219 \2080
「マイルス、モンク&モア」
(セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィス他ジャズの名曲)
アート・オヴ・ブラス・ウィーン(金管五重奏)
リーダー:ハンス・ガンシュ(Trp)

CD3043 \2080
「メタモルフォーゼン」
(1)ロベルト・シュティーグラー(1959-,ウィーン):
ヴァイオリン協奏曲《アレグロ・ヴィーヴォのための祝典音楽》
(2)トリブ・シャヒディ(1946-,タジキスタン):
ヴァイオリンとサントゥールと管弦楽のための合奏協奏曲
(3)エマヌエル・シュルツ(1975):
プジャ・トリニティ(シュリ・ガネシャ/シュリ・シャクティ/シュリ・シヴァ)
(4)カン・アクセル・アキン(1977,トルコ):
「アラー=求道者」-ネイ、ヴァイオリンと管弦楽と打楽器のための
ビヤン・ハーデム=ミサーグ(指揮、(1)(2)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(2)エスマイル・ヴァセギ(サントゥール)
(4)マルガレータ・ヒレルド(Sop)、スオミク・ダッタ(サロド)、
シャンタヌ・ラインホルト(タブラ)、エマヌエル・シュルツ(タンプーラ,Hrp)、
ウィーン室内合唱団
(5)クジ・エルギューナー(ネイ:トルコの長笛の一種)、
マルタ・ハーデム=ミサーグ(Vn)
録音:2004-2006年
全てアカデミア・アレグロ・ヴィーヴォのために書かれた作品。シュティーグ
ラーは生粋のウィーン生まれの作曲家、ヴァイオリニストでモーツァルトを
ポップにしたような明朗快活な音楽。シャヒディはタジキスタン出身でモスク
ワのチャイコフスキー音楽院でハチャトリアンに師事したせいか、中央アジア
の民族色全開の妖艶な音楽。サントゥールはツィンバロム、ダルシマーに似た
イランの楽器。シュルツはヨーロッパとインドの音楽を融合しようとしていて、
音楽で東西の十字路を表そうとしている。トルコ、イスタンブール出身でウィ
ーンでウルバンナーに作曲を学んだアキンの作品はトルコの民族音楽をベース
にしたエキゾチックな作品。アンサンブル・アレグロ・ヴィオーヴォは元ウィ
ーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートマスターでヴァイオリニス
ト、指揮者のビヤン・ハーデム=ミサーグが1979年にウィーンの弦楽奏者たち
を募って結成した弦楽アンサンブル。

CD3044 \2080
シューベルト:水の上の精霊の歌D.714
シューベルト(マーラー編):死と乙女D.810
ビヤン・ハーデム=ミサーグ指揮
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ、ウィーン室内合唱団
録音:2005年
同アンサンブルはこれまでに当ORFにドヴォルザーク、チャイコフスキーの弦
楽セレナーデ(CD297)、スーク、ヤナーチェク:牧歌(CD298)、ヴィヴァルディ:
四季(CD322)などを前身のトーンキュンストラー室内管弦楽団時代からかなり
収録しており、いずれも好評を得ている。同アンサンブルは小編成ながらたっ
ぷりとした音量感がドラマティックな音楽を作っている。




<BIDDULPH>
80228-2 \1980
「シゲティ・プレイズ・ソナタ」
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
(2)シューベルト:
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 D.574 Op.162
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
(1)(3)ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)
(2)マイラ・ヘス(ピアノ)
録音:(1)1951年4月18、19日、1952年1月29日、(2)1952年6月、
(3)1956年2月3日、
偉大なヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティは、米国に移り住んでから、
米COLUMBIAに大量の優れた録音を残しているが、その復刻は進んでいない。
Biddulphは今回、名盤の誉れ高いホルショフスキと共演のベートーヴェンと
ブラームス、そしてヘスと共演のシューベルトをCD化した。ことにブラーム
スの3番ソナタは、華美を排して作品の内面への掘り込みを求めるシゲティの
音楽性を遺憾なく発揮した演奏だ。滋味溢れるシューベルトも素晴らしい。

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08-11 No.16-2

2008年11月17日 17時14分06秒 | Weblog
<ARTS>
47738-8(SACD-Hybrid) 2枚組 \4160
J.S.バッハ:
フランス組曲(全曲)BWV.812-817
組曲第1番 ニ短調BWV.812、組曲第2番 ハ短調BWV.813、
組曲第3番 ロ短調BWV.814、組曲第4番 変ホ長調BWV.815、
組曲第5番 ト長調BWV.816、組曲第6番 ホ長調BWV.817
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904
フランチェスコ・チェーラ(チェンバロ)
録音:2008年6月8-10日,ローマ、
バッハのチェンバロ協奏曲集(47729-8)が好評だった、フランチェスコ・チェ
ーラが、フランス組曲を録音。チェーラはボローニャ出身。イタリアでオルガ
ンとチェンバロを学んだ後、オランダでグスタフ・レオンハルトにも学んでい
る。16、17世紀の音楽を得意とするチェーラだけに、フランス組曲でも古雅
な美しさを佇んでいる。1691年ヴァンサン・ティボー作のクラヴサンを、2006
年にロベルト・リーヴィが複製した楽器を使用。

47739-8(SACD-Hybrid) \2080
ヘンデル:
(1)聖セシリアの日の頌歌 HWV76
(2)オルガン協奏曲 HWV295
(3)戴冠式アンセム「祭司ザドク」 HWV.258
ディエゴ・ファソリス(指揮)イ・バロッキスティ
(1)ジュリア・グッディング(ソプラノ)、
ジェレミー・オヴェンドン(テノール)、スイス放送合唱団
(2)フランチェスコ・チェーラ(オルガン)
(3)スイス放送合唱団
録音:(1)2005年3月10-13日、(2)2008年4月28日、(3)2005年6月1日、
DSD、61:35
精力的に活躍するファソリスとイ・バロッキスティだが、ヘンデルの録音は
2000年録音の「メサイア」以来久々。彼らの特徴である、明るい色彩感に富
み、柔らかさがありつつ、構成感にも優れた演奏は、ヘンデルの魅力を存分に
引き出している。ことにスイス放送合唱団の温かみのある美しさは格別だ。

47669-8(SACD-Hybrid) \2080
ニコラ・シェドヴィユ(1705‐1782):
「春、あるいは愉快な四季」-
ハーディ・ガーディ、ヴァイオリン、リコーダーのための協奏曲集
(ヴィヴァルディの協奏曲集Op.8(四季を含む)より6曲の編曲)(1739年)
マティアス・ロイブナー(ハーディ・ガーディ)、
エンリコ・カサッツァ(バロックVn)、
キアラ・デ・ツィラー(Bfl)、
レ・エクレール・ド・ミュジック
録音:2001年9月、パドヴァ、54:15
通常盤47669-2のSACDハイブリッド化再発売。通常盤は廃盤となります。
18世紀フランスの作曲家シェドヴィユが編曲したハーディ・ガーディとヴァイ
オリン、リコーダー用のヴィヴァルディ:四季です。



<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9962 \1980
セルゲイ・イヴァノヴィチ・タネーエフ
(1856-1915):
(1)ピアノ四重奏曲Op.20(1906)
(2)ヴァイオリン・ソナタ(1911)
(1)エリソ・ヴィルサラーゼ(Pf)
ウラディミール・オヴチャレク(Vn)、
ウラディミール・ストピチェフ(Va)、
ヨシフ・レヴィンソン(Vc)
(2)ウラディミール・オヴチャレク(Vn)
タマラ・フィドラー(Pf)
録音:(1)1987年(2)1980年
チャイコフスキーの愛弟子タネーエフの室内楽はブラームスと見紛うばかりの
憂いに溢れた重厚な音楽で、実際「ロシアのブラームス」と呼ばれることもあ
ったらしいが、本人はブラームスのことを嫌っていたそうである。おそらく近
親憎悪にも似た特殊な愛情の形だったのだろう。師匠チャイコフスキーよりは
るかにドイツ的だが、弟子のラフマニノフを思わせる歌謡性もある(ラフマニ
ノフがタネーエフの影響を受けたと言った方が正しいだろう)。演奏は当レー
ベル、タネーエフ室内楽シリーズのアーティスト、タネーエフ四重奏団のヴァ
イオリン奏者オヴチャレクによるもので、(1)では名手ヴィルサラーゼも参加
しています。

NF/PMA9963 \1980
ボリス・イヴァノヴィッチ・ティシチェンコ(1939-):
(1)ピアノ協奏曲(1962)
(2)ハープ協奏曲(1977)
(1)ボリス・ティシチェンコ(Pf)
イゴール・ブラズコフ指揮
レニングラード・フィル
(2)イリーナ・ドンスカヤ(Hrp)
エドワルド・セロフ指揮
レニングラード室内管弦楽団
録音:(1)1966年(2)1979年
ショスタコーヴィチの愛弟子ティシチェンコの珍しい協奏曲集。作曲者がソロ
を務める2楽章からなるピアノ協奏曲は録音状態が良くないものの貴重なもの。
2楽章の中間部が緩徐的なため、事実上、急緩急の3楽章形式ともとれる。無調
ではないが調性のあいまいな音楽で諧謔的、ねじれた新古典主義的要素が師匠
ショスタコーヴィチを思わせる。それから15年後に書かれたハープ協奏曲は5楽
章からなる、さらに個性的な音楽でクラリネットの素朴な童謡風のメロディが
独奏ハープに受け継がれ、やがてマーラー風のカタストロフへと向かうという、
5歳年上の同僚シュニトケを思わせる独創的な傑作。

NF/PMA 9964/65 2枚組 \3960
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
弦楽四重奏曲全集
【第1番(1954)、第2番(1961)、第3番(1967)、
第4番(1972)、第5番(1974)、第6番(1976)】
イリヤ・イオフ(Vn)
エレナ・ラスコヴァ(Vn)
リディア・コヴァレンコ(Va)
アレクセイ・マサルスキー(Vc)
録音:2008年4月
今年4月に行われた最新録音。ボリス・チャイコフスキーの、ほぼ20年に渡っ
て書かれた弦楽四重奏で創作の変遷をたどる。第1番ではまだ叙情的小品とい
った趣きだったものが、7年後に書かれた第2番ではバルトークを思わせる激し
い不協和音の音楽となり、第4番で他で類を見ない独自の様式を確立、以後、
ショスタコーヴィチからシュニトケにつながる多様式音楽を築いた。第6番で
は再びロマン的要素が復活している。




<TELOS>
TLS126 \2080
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ(1975-):
(1)テネット(2003)
(2)音の影(2006)
(3)月の影(2006)
(4)おお、星よII(2004)
(5)鏡(1998)
(1)シルヴィア・ノッパー(ソプラノ)
ダーフィト・フィリップ・ヘフティ指揮チューリヒ室内アンサンブル
(2)(5)オリヴァー・シュニーダー(Pf)
(3)ラヘル・クンツ(Vn)、
ジャクリーヌ・オット(マリンバ)
(4)ラーシュ・ムレクシュ(Sax)
(5)シュテファン・テンツ(Vn)
録音:2006年4月、10月
スイス生まれの作曲家ヘフティのTELOSレーベルへの2枚目のアルバム。ヘフ
ティはヴォルフガング・リームの弟子で2005年のサントリー音楽財団サマー
フェスティヴァルでも演奏された注目の若手です。師匠譲りの無調で厳しい作
風です。先ごろBMGからメジャー・デビューした注目のピアニスト、オリヴァ
ー・シュニーダーが前作に引き続き参加しています。




<ELECT>
EDC 796 \1850
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016
(2)バッハ:ヴァイオリ・ソナタ第4番 ハ短調 BWV1017
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)マリアーナ・カブデボ(ピアノ)
(2)(3)アルバート・ガットマン(ピアノ)
録音:(1)1966年10月(モノラル)、(2)1968年5月(ステレオ)、ADD、59'45
ルーマニアの偉大なヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921-2003)は、長
いキャリアを誇り、また1970年代以降は日本でもマニアから絶賛され来日も
あったにもかかわらず、残された録音は限られたものだった。ここでは1960年
代のバッハとベートーヴェンを収録。壮年期の彼女の魅力がたっぷり味わえる。
ことにバッハのソナタ第4番における憂いと優美さの絶妙なバランスは絶品だ。
1966年録音はモノラル。1968年録音はステレオ。

EDC 797 \1850
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
コンスタンティン・ボベスコ(指揮)
ブカレスト放送管弦楽団
録音:1963年12月
モノラル、ADD、44'44
ボベスコのルーマニア国内での録音の中でも有名だったもの。確信に満ちたボ
ーイングから生まれる気高さは曰く言い難い魅力を持っている。バッハの厳粛
さ、モーツァルトの優美さと、それぞれにボベスコの魅力が溢れている。録音
はモノラル。

EDC 798 \1850
(1)サン=サーンス:
ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調Op.61,
序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(2)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(3)ホアキン・ニン(1879-1949):四つの回想
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(1)イラリオン・イオネスコ=ガラティ(指揮)ブカレスト放送交響楽団
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
(2)マリアーナ・カブデボ(ピアノ)
録音:(1)1979年12月ステレオ、(2)1966年10月モノラル、ADD、64'25
ことにピアノ伴奏のストラヴィンスキーとニンが素晴らしい。擬古典的なスト
ランヴィンスキーの音楽(「プルチネッラ」からの編曲)に含まれる、イタリア
・バロックの感覚と近代音楽の精神がこれほど幸福に融合した例もないだろう。
サン=サーンスにおいても、彼女は常に媚びを排し、深みを求めている。高貴
な貴婦人の佇まいのような厳しさすら漂う音楽は抗し難い魅力を放っている。
ホアキン・ニン(1879-1949)は、キューバ生まれで、モーリッツ・モシュコフ
スキに学んだピアニスト。フランスで活躍した。1966年録音はモノラル。サン
=サーンスの協奏曲はステレオ。序奏とロンド・カプリチオーソはほんの僅か
に広がるステレオ。

EDC 801 \1850
「フェリチア・ドンチェアヌ(1931-):室内歌曲集」
イエナキタ・ヴァカレスクと歌う(4曲)/
聖マリアへの祈り/
ポンティ・エウグジニ・クレプシドラ(7曲)/
私たちの父/
音楽の授業/
世界の賛美歌
アンネ・=マリー・コンダクセ(ソプラノ)
マリア・アマリエル=オテレアヌ(Vc)
ルチアン・ガブリエル・ダニラ(Vn,打楽器)
ヴァレリア・ミロン(Ob)
イオアナ・ロンチェア=ニコレスク(Hrp)
エウジェン・ボグダン・ポパ(Vc)
ディアナ・スパヌ=ダニラ(Pf,打楽器)
オアナ・スパヌ・ヴィセネスク(Vn)
レリア・セルバネスク(Pf)
エミル・ヴィセネスク(Cl,打楽器)、
フェリチア・ドンチェアヌは1931年、ブカレスト生まれの作曲家。彼女は古代
の音楽に関心があり、ここでもいずれもそうした特性が出た曲ばかりである。
アンネ・=マリー・コンダクセはルーマニア出身のソプラノで、オクラホマ州
立大学の教授でもある。

EDC 812 \1850
「リリアナ・パグ オペレッタを歌う」
カールマン:「マリツィア伯爵夫人」,「シルヴィア」
スッペ:「美しいガラテア」
レハール:「パガニーニ」,「ジュディッタ」
J.シュトラウス:「ヴェネツィアの一夜」
バーンスタイン:「ウェストサイド物語」
等からのアリア,重唱
リリアナ・パグ(ソプラノ)
コルネル・ポペスク(指揮)管弦楽団
ほか
ルーマニアで大人気のソプラノ、リリアナ・パグが歌った様々なオペレッタ、
ミュージカルの録音。親しみやすい可憐さのある声が魅力である。歌詞は、原
語で歌っているものと、ルーマニア語で歌っているものがある。

EDC 835 \1850
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ダン・アタナシウ(ピアノ)
ニコラエ・ボボク(指揮)
ティミショアラ・バナト・フィルハーモニー管弦楽団
ショパン・マニアなら注目すべき録音である。ダン・アタナシウはルーマニア
のピアニスト。1977年のロン=ティボー国際コンクールのピアノ部門で第5位
を獲得、以来30年以上活躍しているベテランである。日本ではほとんど知られ
ていないピアニストだろうが、技巧も音楽性もたいへん優れており、少し乾い
た響きのピアノを颯爽と弾いてダンディズム溢れるショパンを奏でている。ボ
ボクの指揮も熱演で応えている。オーケストラはルーマニア最西部バナト地方
の県都ティミショアラのオーケストラ。

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08-11 No.15

2008年11月17日 17時13分39秒 | Weblog
<IDIS>
IDIS 6556 \1650
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
(2)ガーシュイン:パリのアメリカ人
レナード・バーンスタイン(指)
(1)ボストン交響楽団,(2)RCAヴィクター交響楽団
録音:(1)1957年,ボストン,(2)1947年12月6日,ニューヨーク
ベートーヴェンの第7交響曲はボストンでのライヴ。他社からCDが出ていたこ
とあり。パリのアメリカ人は、RCAへの録音。バーンスタインの比較的初期の
録音の一つ。

IDIS 6557 \1650
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
レオニード・コーガン(Vn)
ルドルフ・ケンペ(指)RAIトリノ交響楽団(ベートーヴェン)
ワシリー・ネボルシン(指)モスクワ放送交響楽団
録音:1958年1月17日,トリノ(ベートーヴェン),
1950年10月31日,モスクワ(チャイコフスキー)
ソ連の大ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンが弾くベートーヴェンと
チャイコフスキーの協奏曲。ベートーヴェンは、トリノでの録音で、指揮が
ルドルフ・ケンペという面白い組み合わせの演奏。チャイコフスキーはLP時
代から有名な録音。

IDIS 6559 \1650
ショパン:
12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1928年(練習曲),1950年(ソナタ)
ドイツの偉大なピアニスト、ヴィルヘルム・バックハウスは、晩年のベートー
ヴェンなどの味わい深い録音で知られていますが、若い頃はむしろ技巧派とし
て鳴らした人。ショパンも得意としていて、ここに収録されているHMV録音の
練習曲集は、SP時代の名盤として名高いものでした。全24曲でのCDは久々。ピ
アノ・ソナタ第2番はDECCA録音。

IDIS 6558 \1650
ドニゼッティ:「アンナ・ボレーナ」
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」,「トラヴィアータ」
ケルビーニ:「メデア」
スポンティーニ:「ヴェスターレ」からの場面
マリア・カラス(S)
録音:1954-1958年
マリア・カラス全盛期のライヴ録音を集めたもの。「トラヴィアータ」が1958
年のコヴェントガーデン歌劇場、「メデア」が1958年のダラス、それ以外はス
カラ座でのライヴです。いずれも全曲録音として有名なもので、そこからカラ
スの聞き所をピックアップしています。




<HOMA DREAM>
HR 1164 \2500
1.ショパン:子犬のワルツop.64-1
2.シューマン:トロイメライop.15-7
3.ブラームス:インテルメッツォop.118-2
4.ドビュッシー:夢
5.ラヴェル:メヌエット-ソナチネより
6.プーランク:エディット・ピアフへのオマージュ
7.シベリウス:樅の木op.75-5
8.ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏
9.プロコフィエフ:少女ジュリエット
10.プロコフィエフ:舞踏会へ急ぐシンデレラ
11.モンポウ:歌と踊り第6番
12.ヒナステラ:粋な娘の踊り
13.グラナドス:嘆き、またはマハと夜うぐいす
下森佳津美(Pf)




<NOVALIS>
NOV150 191 \2080
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37
グンハルト・マッテス(指)レンベルク・インターナショナルSO
スィー・シャン・ウォン(Pf)
DECCAからショパンやドビュッシー等、3枚のCDを発売しているアジア系ピアニ
スト、ウォンの古典派ピアノ協奏曲の傑作選。

NOV150 192 \2080
ハイドン:
チェロ協奏曲 ニ長調 HOB.VIIB:2,
チェロ協奏曲 ハ長調 HOB VIIB:1
エーリッヒ・ヘーバルト(指)カメラータ・ベルン
パトリック・デメンガ(Vc)
ニ長調のカデンツァはジャンドロンとジュヴァール、ハ長調はデメンガ自身に
よる。




<auadite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 95585 \2280
ブラームス:
(1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
(2)交響曲第2番ニ長調Op.73
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS交響楽団
録音:(1)1951年10月8日(2)1953年10月13日
以上すべてベルリン-ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ)
エディション・フェレンツ・フリッチャイ第10集はオール・ブラームス・プロ
グラム。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規
音源からの復刻で、すべて完全初出の内容となります。
まず、注目されるのがデ・ヴィート(1907-1994)独奏の協奏曲。彼女のきわめ
つけのレパートリーとされる所以は、カンティレーナにおけるあたたかくも輝
かしい音色を聴くと明かで、これに雄渾なフリッチャイのバックが華を添えま
す。デ・ヴィートでは、ケンペン(1941年)やフルトヴェングラー(1952年)との
ライヴ盤や、シュヴァルツとのスタジオ盤(1953年)以来4種目、いずれにして
も録音嫌いで知られた彼女による貴重なブラームスの登場はファンならずとも
快哉を叫びたくなるところでしょう。
さらに、現状記録ではフリッチャイが唯一全曲の録音を残しているブラームス
の第2交響曲。フリッチャイのブラームスはめずらしく、そもそもヴァイオリ
ン協奏曲も全曲としてはこのたびが初めて。ピシッとアンサンブルが揃った
フィナーレも驚異的ですが、大きな構えで流れるように全曲を聴かせます。
価値ある内容に加えてシリーズ自慢の音作りもこれまで通り、当アルバムの登
場は広く歓迎されるものとなりましょう。




<Praga Digitals>
PRDDSD 250228(SACD-Hybrid) \2780
(1)バルトーク:弦楽四重奏曲第3番Sz.85
(2)同:弦楽四重奏曲第4番Sz.91
(3)レオー・ヴェイネル:
パストラル、幻想曲とフーガ(弦楽四重奏曲第3番ト長調)Op.26
パルカニ四重奏団
パルカニ四重奏団によるバルトーク全集シリーズ完結篇。1927年から28年にか
けて相次いで生み出された第3番と第4番は、2年半にわたる創作の休止期を経
てここに新境地を開いた点で、全6曲中でも真の傑作とされるもの。すなわち、
もっとも無調的、半音階的、不協和的であるこの2曲は、バルトークの作風の
基調である、ハンガリー固有の民謡旋律に拠りながらも、当初の直截的な表現
は影をひそめ、はるかに多彩かつ高度に扱われています。また、様式上は2楽
章による第3番に対して、第4番は全5楽章をシンメトリカルに配置しているの
も注目すべき特徴。名門オルランド改め、パルカニ四重奏団のバルトークは、
第5番&第6番(PRDDSD.250225)、第1番&第2番(PRDDSD.250235)も高い評価を
得ましたが、ここでも作品の持つ野性的なリズムの面白さと躍動感を明らかに
しています。
なお、カップリングには、バルトーク第4番から10年後の1938年、バルトーク
幼少期の友人でもあり、ショルティやドラティそしてクルタークの師であった
ヴェイネル作最後の四重奏を収録しています。

PRDDSD 350049(SACD-Hybrid) \2780
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-4
(2)同:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95「セリオーソ」
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲第8番変ロ長調D.112
パルカニ四重奏団
録音:(1)(3)1999年12月12-15日オランダ、ユトレヒト、マリア・ミノーレ教会
(2)2001年9月23-24日オランダ、デーフェンテル、再洗礼派教会
ドビュッシー&ラヴェルやバルトークの全集など、リリースするアルバムが熱
心なファンのあいだで大きな話題を集めるパルカニ四重奏団。最新アルバムは
ベートーヴェンとシューベルト。シューベルトが楽聖ベートーヴェンを崇拝し
ていたことはよく知られていますが、ここではそれぞれベートーヴェンの第4
番(1800年)と第11番(1816年)、シューベルトの第4番(1814年)というように、
19世紀前半、弦楽四重奏というジャンルが隆盛を迎えた時期に書かれた3曲を
取り上げています。
陰影ゆたかな音色とともに、ずば抜けて高い合奏精度を誇るパルカニ四重奏団
の演奏は、たとえばベートーヴェンの第4番ですでにあたかも後期の作品かと
見紛う風格を漂わせており、たしかに目が離せないものといえるでしょう。



<Profil>
PH 07032(3CD+1DVD) \5950
[DVD] リージョン・オールNTSC
[収録曲目一覧]
特記無いものは、フリッツ・ブッシュ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
スメタナ:「売られた花嫁」序曲
J.シュトラウス:「こうもり」序曲
スッペ:「美しいガラテア」序曲
ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」-スケルツォ
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」-精霊の踊り
モーツァルト:「魔笛」-僧侶の行進
ビゼー:「カルメン」第3幕への前奏曲
ワーグナー:「マイスタージンガー」第3幕への前奏曲
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」序曲
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543-メヌエット
R.シュトラウス:組曲「町人貴族」-メヌエット ト長調,メヌエット イ長調
録音:1923年
プッチーニ:
「トゥーランドット」から(舞台転換の音楽,ピン、ポン、パンの三重唱,
この宮殿の中には)
アンネ・ローゼレ(S トゥーランドット)
パウル・シェフラー(Br ピン)
ハインリヒ・テスマー(T パン)
オットー・ジグムント(T ポン)
ヴェルディ:「運命の力」から(序曲,戦いの音楽,タランテッラ)
ワーグナー:「タンホイザー」序曲
録音:1932年

R.シュトラウス:
「エジプトのヘレナ」から(ヘレナの目覚め,夜毎に,ダ=ウドの死,
第二の花嫁の歌,魔法の夜)
ローゼ・パウリー(S ヘレナ)
大スタジオ管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリンのメンバー)
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
録音:1931年2月25日,ベルリン
ワーグナー:「タンホイザー」序曲
収録:1932年秋
短編ドキュメンタリー
「私は指揮台を去った」
「電気的トゥーランドット」
「ブラームス・オン・エア」
「シュターツカペレ・ベルリン」
「終わった!-1933年3月7日」
「残念ながらただ客演のみ」
「フリッツ・ブッシュ、ドレスデンへの帰還 エーベルハルト・シュタイン
ドルフの回想」
「お帰りなさい! ジュゼッペ・シノーポリの演説」
これは素晴らしいセットです!ドイツの偉大な指揮者フリッツ・ブッシュ
(1890-1951)の貴重な録音、映像を収録しています。1923年のアコースティッ
ク録音、1932年の電気録音、ベルリンでの「エジプトのヘレナ」の抜粋、さら
に1931年にシュターツカペレ・ドレスデンとベルリン楽旅に行った際のブラー
ムスの第2交響曲のライヴ録音。そしてDVDには、貴重な「タンホイザー」序曲
の映像に、数々のドキュメンタリー映像と、非情に盛りだくさん。幻の巨匠
ブッシュの芸術をたっぷり味わえます。
フリッツ・ブッシュ 略歴
1890年3月13日、ドイツ、ジーゲン生まれ。ケルンでフランツ・シュタインバ
ッハに学ぶ。1912-1918年、アーヘン歌劇場の音楽監督。1918-1922年、シュ
トゥットガルト歌劇場の音楽総監督。1922-1933年、ドレスデン国立歌劇場の
音楽総監督。ドレスデン時代はこの歌劇場の黄金時代として知られており、
シュトラウスの「インテルメッツォ」と「エジプトのヘレナ」をここで初演
している。しかしナチスが才能あるブッシュを取り込もうとしたことを嫌い、
ブッシュは英国に亡命、設立したばかりのグラインドボーン音楽祭の音楽監
督に就任、世界的な音楽祭に育て上げる。またメトロポリタン歌劇場、ブエ
ノスアイレスのコロン歌劇場、ストックホルム王立フィルハーモニー管弦楽
団、デンマーク王立交響楽団などで活動。戦後、本格的にドイツに復帰した
矢先の1951年9月14日、ロンドンで亡くなる。

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08-11 No.14-1

2008年11月15日 12時51分35秒 | Weblog
<Glossa>
GCD 921108 2枚組 \3450
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219《トルコ風》
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364*
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216*
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211*
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン&指揮)、
ルース・キリウス(ヴィオラ)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)*、18世紀オーケストラ
ブラジルのクリチバ、オランダのユトレヒトとロッテルダムでのライヴを収録し
たモーツァルトは、ヴァイオリン協奏曲第1番、第4番&第5番をツェートマイヤ
ーが弾き振り、協奏交響曲とヴァイオリン協奏曲第3番&第2番ではブリュッヘン
が指揮を担当。
ブリュッヘンとツェートマイヤーのコンビは、フィリップス時代にもベートー
ヴェンのヴァイオリン協奏曲という名演を生み出した実績があるだけに、モー
ツァルトでのさらなる進化に対する期待度の高さは計り知れない。
また協奏交響曲では"ツェートマイヤー・クヮルテット"のメンバーであり、リ
ーダーのツェートマイヤーはもちろんのこと、ブリュッヘンからも厚い信頼を
寄せられ18世紀オーケストラのワールド・ツアーにも招かれている女流ヴィオ
ラ奏者ルース・キリウスがソリストを務めるなど、選び抜かれたキャストに申
し分無し!
コンサートでの演奏はもちろんのこと、録音のリリースに関しても絶対に妥協
しないブリュッヘンが太鼓判を押したツェートマイヤーとのモーツァルト・プ
ログラム。話題必至です!
※録音(全てライヴ録音)=K.207:2002年7月、クリチバ(ブラジル)/K.218&
K.219:2000年9月、ユトレヒト(オランダ)/K.211&K.216:2005年10月、ユトレ
ヒト(オランダ)/K.364:2005年10月、ユトレヒト(オランダ)




<Caprice>
CAP 21808 \2300
メイド・イン・スウェーデン ――
ヴィドクヴィス:青と黄の旗の下に
セーデルマン:スウェーデンの祝祭音楽
アルヴェーン:バレエ音楽《放蕩息子》より 悪魔の踊り、終曲
クルーセル:アダージョとポロネーズ
ステーンハンマル:間奏曲、さすらい人、ランプのアラジン王子、星
ルンデン=ヴェルデン:スピード・デーティング
ファーンロフ:ドッキング・ザ・ボート
アドルフォソン:ミス・フレンセン
タウベ:夏の夜
ウッコネン:サム・グッド・ソングス・オヴ2007
ラーション:《偽りの神》より 序曲
グルンドストレム:行進曲《セーデショルド将軍》
クリスチャン・リンドベルイ(トロンボーン&指揮)、
ウッレ・ペーション(バリトン)、スウェーデン・ウィンド・アンサンブル
圧倒的な超絶技巧と分厚いサウンドで"トロンボーン"をソロ楽器として定着させ
たスウェーデン生まれの世界的奏者クリスチャン・リンドベルイ。近年指揮活動
も活発に展開しているリンドベルイが首席指揮者を務める由緒あるスウェーデン
の吹奏楽団、スウェーデン・ウィンド・アンサンブルならではの北欧作品集!
プログラムには、アルヴェーン、クルーセル、ステーンハンマル、ラーション
などスウェーデンの人気作曲家たちの名前がズラリ。しかもクルーセルの「ア
ダージョとポロネーズ」ではリンドベルイのトロンボーン・ソロ、ステーンハ
ンマルなどではスウェーデンの名バリトン歌手ペーションの歌声も堪能できる
など聴きどころ満載!
1906年に結成され100年以上という歴史を持つ由緒あるスウェーデンの名門吹奏
楽団スウェーデン・ウィンド・アンサンブルのレベルの高さには脱帽。吹奏楽
ファン必聴です!2008年1月18日-20日の録音。




<ABC Classics>
ABC 476 6440(CD+Bonus DVD-PAL) \2180
シドニー・オペラハウス・オープニング・コンサート1973 ――
ワーグナー:
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より 第1幕への前奏曲/歌劇
《タンホイザー》より おごそかなこの広間よ/楽劇《トリスタンとイゾルデ》
より 前奏曲と愛の死/楽劇《神々のたそがれ》より ジークフリートのライン
への旅、ジークフリートの葬送行進曲、ブリュンヒルデの自己犠牲
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、シドニー交響楽団
オーストラリア屈指の観光スポットとして絶大な知名度を誇る通称"オペラハウ
ス"。このシドニー・オペラハウスの完成を祝い1973年9月29日にコンサート・ホ
ールで開催されたオープニング・コンサートのライヴ録音が地元オーストラリア
の"ABC Classics"から登場!
40代後半の巨匠マッケラスが母国オーストラリアの名門シドニー響を率い、ソリ
ストにはスウェーデンが生んだ20世紀最高峰のワーグナー・ソプラノ、ビルギッ
ト・ニルソンを迎えた豪華布陣によるライヴ録音。
シドニー・オペラハウスの幕開けに相応しいマッケラス&シドニー響の熱演とニ
ルソンの絶唱の記録である。またボーナスDVD(PAL方式)に収録されているコンサ
ートの模様(47分/モノクロ)もファン要チェック。1973年9月29日、シドニー・
オペラハウスでのライヴ録音。

ABC 472 040-2 \2250
グレツキ:交響曲第3番《悲歌のシンフォニー》
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)、湯浅卓雄(指揮)、アデレード交響楽団
オーストラリア出身の世界的ソプラノ歌手イヴォンヌ・ケニー、南オーストラリ
ア州の州都アデレードを本拠地とする豪屈指のオーケストラの1つアデレード響、
そしてオセアニアのオーケストラと良好な関係を築いている日本人指揮者、湯浅
卓雄によるグレツキの「悲歌のシンフォニー」という注目の組み合わせとプログ
ラム。15世紀ポーランドのラメントを歌詞とする第1楽章、収容所の独房の壁に
書かれていた18歳の少女の祈りの言葉が歌われる第2楽章、そして第3楽章では
ポーランドのオポーレ地方の民謡を歌詞としており、イヴォンヌ・ケニーの歌
声が深い慟哭と平和への祈りを哀しく、そして美しく歌い上げる ――。
2000年9月4日-6日の録音。

ABC 476 2879 2枚組 \3380
パーセル:歌劇《妖精の女王》
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)、サリー=アン・ラッセル(メゾ・ソプラノ)、
ジェイミー・アレン(テノール)、ポール・マクマホン(テノール)、
スティーヴン・ベネット(バス)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、アンティポディーズ管弦楽団、
カンティレイション
"ABC Classics"の古楽&バロック分野のメイン・アーティストであり、コアな
古楽ファンからの支持も高いアントニー・ウォーカー&オーストラリアのピリ
オド・オーケストラ、アンティポディーズ管弦楽団。
オーストラリアのピンチガット・オペラのキャストを迎えてのパーセルの「妖
精の女王」は、2003年12月にピンチガット・オペラで上演された新プロダクショ
ンのスタジオ録音となる。
アントニー・ウォーカーは、ウェールズ国立歌劇場の指揮者、ワシントン・コ
ンサート・オペラの芸術監督兼首席指揮者、ピンチガット・オペラの芸術監督
などを歴任し、2001年にはアンティポディーズ管弦楽団とプロの混声合唱団カン
ティレイションを創設するなど、その活躍は目覚しい。日本での評価&知名度の
上昇と、今後のリリースが楽しみなコンビである。
2003年12月10日-12日の録音。

ABC 476 192-1 \2250
スカルソープ:
アース・クライ/マングローブ/海と空の歌/カカドゥ/ウビルーより
ウィリアム・バートン(ディジェリドゥー)、
マイケル・クリスティ(指揮)、クイーンズランド管弦楽団
現代のオーストラリアを代表する大作曲家ピーター・スカルソープ(1929-)の
「アース・クライ」や「カカドゥ」などを収録した管弦楽作品集は、スカルソー
プ自身が"名誉作曲家"を務めるクイーンズランド管の演奏によるもの。
このクリスティ&クイーンズランド管の演奏によるスカルソープの作品集では、
オーストラリアの先住民族アボリジニの民族楽器ディジェリドゥーが大活躍!
オーケストラの動きと連動しながらも、独特な音色とフレーズを奏で続けるディ
ジェリドゥーに思わず聴き入ってしまう。オーストラリアの民族音楽の権威ウィ
リアム・バートンのディジェリドゥーとオーケストラのコンビという異色の組み
合わせによる摩訶不思議な世界が展開される。

ABC 476 7179 2枚組 \3380
ヴァイン:交響曲全集 ――
交響曲第1番《ミクロシンフォニー》/同第2番/同第3番/セレブラーレ・セ
レブリーム*/交響曲第4.2番*/同第5番《パーカッション》*/
同第6番《合唱》*
スチュアート・チャレンダー(指揮)、エド・デ・ワールト(指揮)*、
シドニー交響楽団、シドニー・フィルハーモニア・モテット合唱団
シナジー
クラシック、映画音楽、テレビ音楽や舞台作品の作曲家として幅広い活動範囲
を持つ西オーストラリア州の州都パース生まれの作曲家カール・ヴァイン(1954-)
の交響曲全集。
ヴァインはアトランタ五輪の閉会式でのシドニー五輪紹介の音楽担当や、オース
トラリア国家のアレンジを手懸けるなど、現代オーストラリアを代表する作曲家
の1人として名を馳せている。
第1番冒頭のブラス・セクションや、第5番での打楽器の大活躍などは、特に映画
音楽ファン、吹奏楽ファンならば一聴の価値アリ!オーストラリアの広大な大地
を連想されるスケールを持った交響曲集である。1990年-1998年の録音。

ABC 426 481-2 \2250
スカルソープ:
アース・クライ/イルカンダIV/スモール・タウン/カカドゥ/マングローブ
スチュアート・チャレンダー(指揮)、シドニー交響楽団
もう1枚のスカルソープの管弦楽作品集は、夭折の指揮者スチュアート・チャレ
ンダー&シドニー響のコンビ。
マッケラスの後任として1987年にシドニー響の首席指揮者に抜擢されながらも、
1991年にエイズで命を落としてしまったスチュアート・チャレンダーが遺した
祖国オーストラリアの作曲家スカルソープの貴重な録音。
ディジェリドゥーの演奏付きのクリスティ&クイーンズランド管の録音との聴
き比べもオススメ!1989年2月、7月&9月の録音。

ABC 472 826-2 \2250
モーツァルト:アリアと管弦楽作品集 ――
歌劇《フィガロの結婚》K.492より 伯爵様が踊るなら、もう飛ぶまいぞこの蝶々、
溜め息をついている間に/メヌエット ハ長調K.409/歌劇《ドン・ジョヴァン
ニ》K.527より 奥様,これが恋のカタログ、酒がまわったら、おいで窓辺に,可
愛い娘/6つのドイツ舞曲K.571/歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》K.588より
そんなに澄ましていないで、ご婦人がたよ,大勢の男に、彼の苦しみを見て下さ
い/アダージョとフーガ ハ短調K.546/歌劇《魔笛》K.620より 私は鳥刺し、
恋人か女房か、パパゲーナ!
テディ・タフ・ローズ(バス・バリトン)、
オーラ・ルードゥナー(指揮)、タスマニア交響楽団
イギリスのギルドホール音楽院で研鑽を積み、1990年代前半から母国ニュージー
ランドを舞台にキャリアを重ねてきたバス・バリトン歌手テディ・タフ・ローズ。
2008年3月にはブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」で遂にMETデビューを飾
るなど、バロック音楽から世界初演となる新作オペラまでをこなす柔軟性と豊か
で力強い歌声に世界中のオペラハウスから熱い視線を注がれている。
このモーツァルトのオペラ・アリア集は2002年6月11日-14日&10月14日の録音。

ABC 476 6502 \2250
クーネ:チボリ舞曲/シェーカー舞曲/パーム・コート組曲/To His Servant
Bach, God Grants a Final Glimpse:the Morning Star
リチャード・マイルズ(指揮)、タスマニア交響楽団
"ABC Classics" がご当地の作曲家を取り上げる「オーストラリアの作曲家シり
ーズ」からのタイトルは、1996年のエド・デ・ワールト&シドニー響の来日公演
でも演奏された「パワーハウス(発電所)」が人気の高いオーストラリアの作曲家
グレーム・クーネの管弦楽作品集。
チボリ舞曲の4曲目などはアンコール・ピースとして取り上げられても面白そう。
2004年-2005年の録音。





<Daphne>
DAPHNE 1032 \2300
ポール・ウォルトマン・プレイズ・コルンゴルト ――
コルンゴルト:
ヴァイオリンソナタ ト長調Op.6/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ポール・ウォルトマン(ヴァイオリン)、ベンクト・フォーシュベリ(ピアノ)、
ダーヴィド・ビョークマン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団
スウェーデン放送響のヴァイオリニストであり、ソリストとしてはヘルシンボリ
響、ロイヤル・ストックホルム・フィル、スウェーデン放送響などのオーケスト
ラと共演を重ねているスウェーデンのヴァイオリン奏者である。
神童と称されたコルンゴルト15歳の作品「ヴァイオリンソナタ」、アメリカへ
渡りハリウッドの巨匠として活躍していた1945年に作曲された「ヴァイオリン協
奏曲」の初期と後期の2作品を収録。1709年製のストラディヴァリウスを弾きこ
なすウォルトマンの演奏が、"神童"と"巨匠"というコルンゴルトの2つの姿を巧
みに表現している。





<The Gothenburg Combo>
ComboCD 002 \2300
2本のギターのためのロマン派作品 ――
アルベニス:セヴィーリャ、コルドバ
ファリャ:スペイン舞曲第1番
ブラームス:間奏曲Op.118-2
カルッリ:セレナーデOp.96-3
ドビュッシー:月の光、ゴリウォーグのケークウォーク、アラベスク第1番
作曲者不詳:2つのスウェーデン民謡
J・S・バッハ:3つのカノン
イェテボリ・コンボ
イェテボリ・コンボは、2004年にフランスのモンテリマールで開催された第13回
国際ギター・デュオ・コンクールで優勝と聴衆賞のダブル受賞を果たし、スティ
ーヴ・ライヒへのトリビュート・アルバムがスウェーデンのアルバム・チャート
でトップ10に食い込むなど、脚光を浴びている注目のギター・デュオ。
アルベニスやファリャのスペイン音楽で聴かせる熱いラテンの鼓動や、ブラーム
スの間奏曲での抒情的なメロディー・・・スウェーデンのギター・デュオが爽や
かに感動を運びます。




<Jecklin>
JS 266/7-2 2枚組 \4600
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ集BWV.1001-1006(全曲)
ハンスハインツ・シュニーベルガー(ヴァイオリン)
1926年にベルンで生まれ、1958年から61年にかけてハンブルク北ドイツ放送交響
楽団のリーダーとして活躍したスイスの名匠ハンシュインツ・シュニーベルガ
ー。マルタンのヴァイオリン協奏曲やバルトークのヴァイオリン協奏曲の初演を
行ったことで知られるシュニーベルガーだが、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソ
ナタ&パルティータでの冴え渡る技巧と味わい深い音色もこれまた素晴らしい。
中でも少し早めのテンポで始まるシャコンヌでは、幾多の名演の誕生に携わって
きたシュニーベルガーならではの解釈が音となり響き渡る。1987年の録音。

JS 269-2 \2300
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調K.563
アレッサンドロ・ローラ(1757-1841):トリオ・コンチェルタンテ第3番ニ長調
ノヴザァーク・トリオ
20世紀-21世紀スイスの作曲家や演奏家を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。「ノヴザァーク・トリオ」は、音楽監督デイヴィッド・
ジンマンの下で躍進するチューリッヒ・トーンハレ管のコンサート・マスター、
プリモシュ・ノヴザァークと同じく首席ヴィオラ奏者ミシェル・ルイリー、チュ
ーリッヒ音楽大学教授のチェロ奏者スザンヌ・バスラーによる弦楽三重奏団。
現在もトーンハレ管を支える弦楽器奏者たちの高度なアンサンブルによって生ま
れたモーツァルト&ローラは、ノヴザァーク・トリオが持つ肩書きに相応しい
秀演である。1989年の録音。

:JS 263-2 \2300
スペインと南米のギター作品集 ――
バリオス:
《大聖堂》より、マドリガル・ガヴォッタ、ワルツOp.8-3、神様のお慈悲に免
じてお恵みを、マヒーヘ
ムニョス=モリェーダ:ディフェレンシャス
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
デボラ・マリオッティ(ギター)
パラグアイのアグスティン・バリオス、スペインのホセ・ムニョス=モリェー
ダ、そしてギターの大家ロドリーゴの作品を集めたギター・アルバム。デボラ・
マリオッティは、父ルイジ・マリオッティからギターを学んだチューリッヒ出身
の女流ギタリスト。スイス、トロント、メキシコなどのコンクールを次々と勝
ち取り、ロンドン響、東京シティ・フィル、メキシコ州立管などとの共演経験を
持つ実力派アーティストである。

JS 276-2 \2300
ヴェールリ(1892-1944):世俗レクイエムOp.25
ルート・アムスラー(ソプラノ)、ドロテー・ラバッシュ(アルト)、
ベルンハルト・ウンツィケル(テノール)、ラインハルト・ストレベル(バス)、
ディルク・ギロート(指揮)、アールガウ室内管弦楽団、
アーラウ合唱団&少年合唱団
1914年に弦楽四重奏曲第1番で"モーツァルト賞"を獲得したスイスのアーラウ出
身の作曲家ヴェルナー・ヴェールリ。1929年に作曲された「世俗レクイエム」
は、4人のソリスト、オーケストラ、合唱、児童合唱を要する3部構成の大作で
ある。1992年1月12日のライヴ録音。

JS 283-2 \2300
スイスの弦楽四重奏曲 ――
モーザー:傾向性
ストレイフ:Wandelnde Gange
フォーゲリン:弦楽四重奏曲第4番
ウェッツスタイン:ヤヌス
ベルン弦楽四重奏団、オイラー弦楽四重奏団、ルガノ弦楽四重奏団、
カルミナ弦楽四重奏団
1970年代から1980年代にかけて作曲されたスイスの弦楽四重奏曲4作品を収録。
演奏者陣にはカルミナ弦楽四重奏団の名前も!1991年の録音。

JS 270/1-2 2枚組 \4600
1986年のチューリッヒの歌曲集 ――
シェック:Das Ziel
ボエシュ:ヘルマン・ヘッセの詩による歌曲
ウェッツスタイン:カタリーナ・サレンバッハの詩による3つの歌曲
シェック:メーリケの詩による2つの歌曲
ヨルディ:22の歌曲/他
キャサリン・グラーフ(ソプラノ)、クルト・ヴィドマー(バリトン)、
エリザベート・ゲーリ(アルト)、スザンネ・オット(アルト)、他
1986年とは、スイスの大作曲家オトマール・シェック(1886-1957)の生誕100年に
あたる年。そのシェックや20世紀スイスの作曲家たちよる多くの歌曲が収められ
ている。1988年、1942年、1946年、1953年の録音。

J 4403-2 \2300
テレマン:
パルティータ第2番ト長調/同第5番ホ短調/同第6番変ホ長調/同第3番ハ短調
/同第1番変ロ長調/同第4番ト短調/ソナタ ハ長調/同へ短調
マーティン・チュルヒャー(リコーダー)、ヘンリッテ・バルベ(チェンバロ)
リコーダー奏者マーティン・チュルヒャーの技巧が冴えるテレマンの室内楽作品
集。録音も良好。1970年の録音。

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08-11 No.14-2

2008年11月15日 12時50分56秒 | Weblog
<Guild>
GMCD 7320 \2180
ブルン:交響曲第5番変ホ長調/同第10番変ロ長調
アドリアーノ(指揮)、モスクワ交響楽団
スウェーデンのレーベル "Sterling" からレアな管弦楽作品の録音を発表してい
るスイス人指揮者アドリアーノとモスクワ交響楽団のコンビによるフリッツ・
ブルンの交響曲集。
"Guild"からは2枚目(通算3枚目、Sterling/CDS 1059-2に第3番を収録)となる交
響曲集には、50代のブルンが書いた2つの交響曲を収録。20世紀スイスで活躍し
"スイスのシベリウス"とも呼ばれたフリッツ・ブルンの卓越した作曲技法が新た
な録音によってさらに広まることだろう。

GMCD 7324 \2180
フランク:
3つのコラール(1890)/3つの小品より カンタービレ、英雄的楽曲/6つの小品
より パストラール、終曲
コリン・ウォルシュ(オルガン)
デュプレやヴィエルネ、ロパルツなどのオルガン作品集(GMCD 7278)、ウィドー
ルのオルガン交響曲集(GMCD 7305)などの録音を行ってきたイギリスのオルガニ
スト、コリン・ウォルシュのフランク・アルバム。
セント・ジョージ教会やソールズベリー教会などのオルガン奏者を歴任してき
たコリン・ウォルシュが今回のフランクで弾いているのは、リンカーン大聖堂
のオルガン。厳かで、どこか優しい響きが印象に残る。




<Guild Light Music>
GLCD 5148 \1650
軽音楽の黄金時代-偉大なるライト・オーケストラへのサリュート ――
ガーシュウィン(ファーノン編):ラヴ・ウォークド・イン
カーン(ドグラス編):ファイン・ロマンス
ガーシュウィン:エンブレイサブル・ユー、ストライク・アップ・ザ・バンド
カーン:キャント・ヘルプ・シンギング
ガーシュウィン(ジョーンズ編):ライザ
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、ジョージ・ガーシュウィン組曲
/他
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、
カイ・モルテンセン(指揮)、
デンマーク放送エンターテイメント・オーケストラ、
リチャード・ジョーンズ&ピッツバーク・ストリングス、
フィリップ・グリーン&ヒズ・オーケストラ、他
ピーター・レイノルズが主宰する「レイノルズ・マスタリング」によって入念に
リマスタリングが施されたライト・ミュージック(軽音楽)音源の宝庫、「ギルド
・ライト・ミュージック・シリーズ」。
人気の高まりを感じさせるシリーズの第48集では、ジョージ・ガーシュウィンと
ジェローム・カーンの2人のアーティストをフューチャー。

GLCD 5149 \1650
軽音楽の黄金時代-ショー・ゴーズ・オン ――
スレイニー:ショー・ゴーズ・オン/ブラウン:ブロードウェイ・メロディ/パー
マー:フィルム・オープンス/ビーヴァー:ニュース・シアター/ロジャース:ス
タータイム/スティーヴンス:テレビジョン・プレイハウス/ラビノヴィツ:バッ
ク・ステージ/ダンカン:プレミエ/バーリン:ショウほど素敵な商売はない/他
フランク・チャックスフィールド&ヒズ・オーケストラ、
フレデリック・カーゾン&ニュー・コンサート・オーケストラ、
R.P.オドンネル(指揮)、ロイヤル・エア・フォース・オーケストラ、
ロバート・ファーノン(指揮)、デンマーク放送管弦楽団、他
シリーズ第49集にも「ショウほど素敵な商売はない」などのヒット・ナンバーが
満載!




<Sterling>
CDA 1665-2 \2300
ユングヴェ・ショルド(1899-1992):
チェロとピアノのための《詩曲》/チェロ・ソナタOp.27
ホルンとピアノのための組曲Op.71
ヨン・エーデ(チェロ)、カール=アクセル・ドミニク(ピアノ)、
イプ・ランツキー=オットー(ホルン)、
ヴィルヘルム・ランツキー=オットー(ピアノ)
ストックホルムにあるスウェーデン音楽情報センターのアーカイヴでライブラリ
アンという重責を担った20世紀スウェーデンの作曲家ユングヴェ・ショルドの室
内楽作品集。
ヘンルシンボリ響の首席チェリストを務めていたヨン・エーデ、ストックホルム
王立歌劇場管やストックホルム・フィルで活躍したコペンハーゲン生まれのホル
ニスト、イプ・ランツキー=オットーが、民族的古典主義と呼ばれたショルドの
音楽をじっくりと聴かせてくれる。1999年11月&1975年6月(ホルン組曲)の録音。




<LVE>
LVE-6 \2300
北欧の民謡集 ――
スウェーデン民謡-アルヴェーン編:私たちの牧場で、牧場の歌、喜びの花、
エリクソン編:東の国へ私は行こう、アルヴェーン編:泥棒と呼んでやる、そし
て娘は踊りの輪に加わった/デンマーク民謡-イェアシル編:愛のばら、モルテ
ンセン編:Skuffet kaelighed、土曜の夕べのことだった/ノルウェー民謡-ペデ
ルセン編:ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲、トヴェイト(エリクソン編):夏
の夜、ペデルセン編:日は西に沈む/アイスランド民謡-トロッドセン編:Undir
blaum solarsali、アウスゲイルソン編:ねんねん坊や、ヘルガソン編:Eg ao
ollum/フィンランド民謡-トゥルネン編:カレリアの丘にて、カスキ編:Tuuli
se tuuli、パルムグレン編:ネッケン/スウェーデン民謡-トゥルベリ編:うる
わしき水晶、オルソン編:判事の踊り、リンドベリ編:おだやかな美しい夕べ
の時、エリクソン編:すべて天空のもとに、ヴィカンデル編:すべての山と谷を
めぐり
インゲマル・モンソン(指揮)、ルンド・ヴォーカルアンサンブル
スウェーデンの大学都市ルンドを本拠地としている混声合唱団ルンド・ヴォー
カルアンサンブルの6枚目の録音は、北欧各国の民謡の合唱編曲集。欧州各国の
コンクールを制覇してきたスウェーデンの合唱団のハーモニーで、美しき民謡の
調べに身を委ねることができる。合唱のレパートリー選曲にも重宝するアレンジ
集である。




<Agnas>
AM 016 \2300
ウプサラ大聖堂の尖塔からの音楽 ――
エリクソン:ファンファーレ
ボイス:交響曲第5番より
作曲者負傷:フランス・ルネッサンス舞曲集
ヒンデミット:朝の音楽
リンコラ:詩篇
リンドベルイ:ヴィサ
パルムクイスト:ダブリンデュエット
J・S・バッハ:イエスよ汝はわがものBWV.470、フーガ変ホ長調BWV.552
パッヘルベル:カノン
ベールマン:ゴシック組曲
リンネ金管五重奏団、アンドルー・カニング(オルガン)
北欧諸国で最大級の規模とされるウプサラ大聖堂の都市ウプサラを本拠地として
活動する金管五重奏、"リンネ金管五重奏団"。大バッハやペッヘルベル、ヒンデ
ミットの定番作品からそしてエリクソン、グスタフソンなどの北欧作品までを収
録するなどプログラムは、バラエティ豊か。




<nosag records>
nosag CD127 \2300
グンナー・ブクト(1927-):室内楽作品集 ――
6つの季節の歌/七重奏曲《A mon gre》/ピアニストのための4つの小品/弦楽
四重奏曲第3番/デュオのための三章
アンニカ・スコグルンド(ソプラノ)、 ルーヴェ・デルヴィンイェル(ピアノ)、
アグエリ弦楽四重奏団、デュオ・ジュラン、
スウェーデン放送交響楽団のメンバーたち
ストックホルム王立音楽院の教授、スウェーデン作曲家協会の会長などの要職を
歴任したスウェーデンの大ベテラン作曲家グンナー・ブクトの様々なスタイルの
室内楽作品集。
1965年から2004年までの約40年間の間に作曲された5作品を収録。

nosag CD153 \2300
主の霊は全地を満たす-グレゴリオ聖歌集
ペッテション:汝はペテロなり/レフベリ:サルヴェ・レジナ
スコラ・ションダール
スコラ・ションダールは、スウェーデンのションダールにあるストラ・ションダ
ール教会で2002年秋に結成された男声8重唱によるグレゴリオ聖歌のスペシャリ
スト集団。8声の歌声が1つとなったハーモニーは神々しさを覚えるほど。




<Aurora>
ACD 5051 2枚組 \4600
アルネ・ノルドハイム(1931-):1960年代の電子音楽 ――
コラージュI-IV/間奏曲/ハムレット/ファウスト/アマリリス/他
様々なアーティスト
ノルウェー現代音楽界の大御所アルネ・ノルドハイムの1960年代-1970年代にか
けてノルウェー放送協会(NRK)に録音された音源(DISC-2)と2007年に収録された
コラージュ(DISC-1)のセット。ノルウェーのエレクトリック・サウンドで痺れ
たいコンテンポラリー・ファンは是非。




<Sofa>
SOFA 526 \2300
古木選集 ――
verrsnitt av fuge/Poem uten tyngdekraft/Tekno/Tsumabiki/Ti morke
innfallslodd/Trommeltoner/Salme pa vandring/Tekno/Tverrsnitt av
fuge/Poem uten tyngdekraft/Tekno/Tsumabiki/Ti morke innfallslodd
/Ultradypt felt/Tverrsnitt av fuge
秋山徹次(アコースティック&エレクトリック・ギター)、
マーティン・タクスト(チューバ)、アイヴィン・レニング(トランペット)、
エスペン・ライナーセン(テナー・サクソフォン&フルート)
世界有数のインプロ界のビックアーティストとして高い人気を集めている日本人
アーティスト、秋山徹次がアコースティックとエレクトリックのギターを自在に
操り創り出す異空間。



<Ponto>
PO-1058 3枚組 \3650
ヘンデル:歌劇《タメルラーノ》
モーリーン・レハーン(アルト)、アレグザンダー・ヤング(テノール)、
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ノーマ・バロウズ(ソプラノ)、
アントニー・ルイス(指揮)、イギリス室内管弦楽団
1972年11月、ロンドンでの録音。ボーナス・トラックとして、ジャネット・ベイ
カーが歌うベルリオーズの「夏の歌」Op.7を収録(コリン・デイヴィス&ボスト
ン響/1972年11月24日の録音)。





<Gala>
GL 100.670 4枚組 \5120
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指輪》-歴史的録音集Vol.3 ――
楽劇《ワルキューレ》より/楽劇《ジークフリート》より/楽劇《神々の黄昏》
より
ジョン・バルビローリ(指揮)、トーマス・ビーチャム(指揮)、
レオ・ブレッヒ(指揮)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
ロベルト・ヘーゲル(指揮)、
ベルリン州立歌劇場管弦楽団、ロンドン交響楽団&合唱団、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団&合唱団、他
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」の歴史的録音をリリースするシリーズの
第3集。1920年代から1930年代にかけての演奏を収録。

GL 100.671 4枚組 \5120
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指輪》-歴史的録音集Vol.4 ――
楽劇《ラインの黄金》より/楽劇《ワルキューレ》より/楽劇《ジークフリー
ト》より/楽劇《神々の黄昏》より
カール・ベーム(指揮)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
ユージン・オーマンディ(指揮)、ゲオルク・ショルティ(指揮)、
バイロイト祝祭管弦楽団、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、
ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、他
「ニーベルングの指輪」の歴史的録音シリーズ第4集は、フルトヴェングラーの
音源がメイン。1935年から1958年にかけての演奏を収録。

GL 100.800 2枚組 \2560
グリンカ:歌劇《イワン・スサーニン》(イタリア語歌唱)
ボリス・クリストフ(バス)、ヴィルジニア・ゼアーニ(ソプラノ)、
ジュゼッペ・カンポーラ(テノール)、
アンナ・マリア・ロータ(メゾ・ソプラノ)、
アルフレード・シモネット(指揮)、ミラノ・イタリア放送交響楽団&合唱団
イタリア語で歌われるグリンカの「イワン・スサーニン」は、1954年12月5日、
ミラノでの録音。ボーナス・トラックにはシカゴ・リリック・オペラでのボロ
ディンの「イーゴリ公」(1962年10月12日)を収録。




<Etcetera>
KTC 1030 \2300
ダウランド:リュート・ソング集 ――
甘き恋よもういちど/さあ、おいで/わが恋人の涙/パイパーのパヴァン/恋
人よ、しばし止まれ/嘆きの泉よ、もう泣かないで/暗闇にぼくは住みたい/
羊飼いが木陰で/思いが叶わぬ時は/デンマーク王のガリアード/行け、水晶
の涙/ダフネはあまり貞節ではなかった/ウィンター夫人のジャンプ/ホワイ
ト夫人に事なし/ヴォー夫人のジグ/靴屋の女房/真実の愛よ、教えてほしい
/ご婦人向きの小間物はいかが
アンドルー・ダルトン(カウンター・テナー)、今村泰典(リュート)
オランダのエトセトラ(Etcetera)からリリースされている日本を代表するリュー
ト奏者の1人、今村泰典の録音3タイトルが再プレスされました!日本人奏者の
名演に再度ご注目下さい。

KTC 1202 \2300
ボノンチーニ:
トリオ・ソナタ第2番ト短調/カンタータ《Misero pastorello》/二重唱
《Si fugga si sprezzi》/トリオ・ソナタ第9番ト短調/カンタータ《オリン
ピアの嘆き》/二重唱《Luci Barbare》
今村泰典(テオルボ&ディレクター)、フォンス・ムジケ

KTC 2501 2枚組 \3300
J・S・バッハ:リュートのための作品集 ――
リュート組曲ホ長調BWV.1006a/組曲ハ短調BWV.997/前奏曲ハ短調BWV.999/
フーガ ト短調BWV.1000/前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/組曲
ホ短調BWV.996/組曲ト短調BWV.995
今村泰典(バロック・リュート)

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08-11 No.13

2008年11月14日 19時30分52秒 | Weblog
<CARUS>
CARUS 83.216(SACD-Hybrid) \2380
メンデルスゾーン:
(1)マニフィカト ニ長調
(2)コラール・カンタータ「イエス、わが喜び」
(3)「汝はペテロなり」 op.111
(4)「われらみな唯一なる神を信ず」
(5)グロリア
アンドレア・L・ブラウン(Andrea L. Brown:ソプラノ)
モニカ・グローブ(Monica Groop:アルト)
ヴェルナー・ギューラ(Werner Gura:テノール)
ミヒャエル・フォレ(Michael Volle:バス)
フリーダー・ベルニウス指揮ドイツ室内フィル・ブレーメン
シュトゥツトガルト室内合唱団
2008年6月2-7日

CARUS 83.250(SACD-Hybrid) \2380
ルイ・ヴィエルヌ(Louis Vierne 1870-1937):
幻想的小品集(24曲、4組曲、各6曲)から
(1)組曲第1番 op.51
(2)組曲第3番 op.54
カイ・ヨハンセン(オルガン) ドレスデン聖母教会のオルガンを使用
2008年5月21-23日




<ARCHIPEL>
ARPCD0450 \1050
モーツァルト:
(1)ミサ ハ長調「クレド・ミサ」 KV.257
Annelore Cahnbley-Maedel(ソプラノ)、Gertrud Schretter(アルト)
ジョージ・マラン (George Maran:テノール)
ヴァルター・ラニンガー (Walter Raninger:バス)
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮ザルツブルグ・モーツァルテウム
カメラータ・アカデミカ、モーツァルテウム室内合唱団 1954年ザルツブルグ
(2)ミサ・ブレヴィス 変ロ長調 KV.275
Franz Tiller(ボーイ・ソプラノ)、Werner Krenn(ボーイ・アルト)
エーリッヒ・マイクト (Erich Majkut:テノール)、ヴァルター・ベリー(バス)
ルドルフ・モラルト指揮ウィーン交響楽団、合唱団 1954年ウィーン
(3)フリーメイソン小カンタータ「我らが喜びを高らかに告げ」 KV.623
(4)カンタータ「汝、宇宙の魂に」 KV.429
ルドルフ・クリスト(テノール)、ヴァルター・ベリー(バス)
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
ウィーン交響楽団、合唱団 1955年ウィーン
※良い音質です。

ARPCD0452 \1050
ベルリオーズ:
(1)イタリアのハロルド
ベルリン・フィル 1956年ベルリン
ベートーヴェン:
(2)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
(3)歌劇「フィデリオ」序曲、(3)「献堂式」序曲、(4)序曲「コリオラン」
ラムルー管弦楽団 1957年パリ
※とても良い音質です。

ARPCD0453 \1050
モーツァルト:
(1)モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 KV.622
(3)ヴェーバー:クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 op.73
ハインリヒ・ゴイザー (Heinrich Geuser:クラリネット)
ベルリン放送交響楽団 1957年9月ベルリン
(3)モーツァルト:フルートとハープの為の協奏曲 ハ長調 KV.299
ハンス・シュミッツ (Hans Schmitz:フルート)
フリッツ・ヘルミス (Fritz Helmis:ハープ)
RIAS交響楽団 1952年ベルリン
フェレンツ・フリッチャイ指揮
※良い音質です。

ARPCD0454 \1050
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
フランツ・コンヴィチュニー指揮ドレスデン・シュターツカペレ
1957年ドレスデン
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV.466
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル
ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
1956年1月21日ライヴ
※良い音質です。

ARPCD0455 \1050
(1)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
RAIローマ交響楽団 1957年12月4日 ローマでのライヴ
(2)ラヴェル:「クープランの墓」
RAIナポリ交響楽団 1957年12月17日 ナポリでのライヴ
セルジゥ・チェリビダッケ指揮
「展覧会の絵」に左右のバランスの悪さが聞き取れます。
ご注意ください。音質は良いです。




<DELTA CLASSICS>
DCCA-0054 \2415
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」
(3,Feb,1952 rec)
ギューデン(S)、アンダイ(A)、パツァーク(T)、ペル(B)
フルトヴェングラー/VPO/ウィーン・ジングアカデミー
フルトヴェングラーが残した「合唱つき」で一番に思い出されるのは、「バイロ
イトの第9」でしょう。それほどインパンクトがあり歴史的背景も重なり今や日
本では「金字塔」ともいえる名演です。その他にもイギリス国王ジョージ6世戴
冠祝典演奏会ライブや戦時中の42年4月のヒトラー生誕前夜祭など大きなイベン
トにフルトヴェングラーは「合唱つき」を取り上げています。今回の「合唱つ
き」は、ウィーン・フィルの第1回演奏会を指揮したオットー・ニコライの業績
を讃え毎年この時期に開かれる演奏会の「オットー・ニコライ記念コンサート」
でのライヴです。フルトヴェングラーが大病を患う前で聴覚もしっかりしている
ときの演奏という他にも、良い点がいくつもあります。それは気心知れたウィー
ン・フィルとの共演、そしてウィーン・フィルの拠点ムージクフェラインでの
演奏、ソリストもオペラなどで度々共演していたメンバーであること、が上げら
れます。それ故に、ウィーン・フィル独特な弦楽器の音色の美しさは、この曲を
より一層高みへと誘う最高の武器です。そしてバイロイトの時の臨時編成オケと
は違うというのも強みでいかにフルトヴェングラーが統率しオケが完璧にそれ
に応えていたのかがわかります。ソロも綺麗に録音されており、バイロイトと
双璧をなす演奏を堪能する事ができます。尚、古いテープをマスターとした為、
音揺れ、レベル変動や4楽章には一箇所マスターに起因する音とびなど御座いま
す。予めご了承下さい。
録音日は一般的に知られている日を明記しております。



<VOX>
VOX 7203 \900
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカより3章
バラキレフ:イスラメイ(東洋風幻想曲)
アルフレート・ブレンデル(P)
1955年

VOX 7208 \900
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
ムソルグスキー:はげ山の一夜
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」より
モスクワ河の夜明け
追放されるゴリツィン公の出発
ペルシャの女奴隷たちの踊り
ボロディン:中央アジアの草原にて
レナード・スラトキン指揮 セント・ルイス交響楽団
1975年、1977年

VOX 7211 \900
アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.54
BC:047163721120 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
アーロン・ロザンド(Vn)
ルイ・ド・フロマン指揮 ルクセンブルク放送管弦楽団
1973年

MC 122 2枚組 \1250
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番-第32番、ロンド第1番、第2番
ピーター・ゼルキン(フォルテピアノ)
第27番-第29番とロンドは初CD化。第30番-第32番も久しぶりの復活です。
後期6曲のグラーフ製のフォルテピアノでは初録音。
ピーター・ゼルキンのベートーヴェンは音楽の本質を捉え、高い精神性で流れ
るような演奏を聴かせてくれます。

MC 131 3枚組 \1700
モーツァルト:ピアノのための変奏曲全集、小品集
幻想曲K397,ロンドK511,アダージョK540,ロンドK485,
小さなジーグK574,メカニカル・オルガンの作品
カプリッチオK395,フーガ,幻想曲、変奏曲集
ワルター・クリーン
ピアノ・ソナタ同様、こちらも絶対に外せない名盤!

MC 141 4枚組 \2700
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集、幻想曲 ハ短調 K.475
ヴラド・ペルルミュテール(P)
録音されてから50年、まったく陽の目を見なかった演奏がようやく発売されま
した。

SVBX526 2枚組 \1780
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲
ズザーネ・ラウテンバッハー(Vn)
ビーバーと並ぶラウテンバッハーの名演です。



<URANIA>
URN22.373 2枚組 \2700
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
ノリーナ・グレコ(レオノーラ)
ブルーナ・カスターニャ(アズチェーナ)
ユッシ・ビョルリンク(マンリーコ)
フランチェスコ・ヴァレンティーノ(ルーナ伯爵)
ニコラ・モスコーナ(フェルランド)
フェルッチョ・カルシオ指揮 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 1941年1月11日

URN22.374 2枚組 \2700
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」より
テバルディ、シルヴェリ/デ・サバタ指揮 スカラ座 1949年
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より
スティーヴンス、ハーヴォー/クレヴァ指揮 メト 1958年
ザンドナイ:歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」より
オリヴェロ/レッシーニョ指揮 モンテカルロ 1959年



<VANGUARD>
ATM1189 2枚組 \1300
カントルーブ:オーヴェルニュの歌
演奏:ネタニア・ダブラツ(ソプラノ)
ピェール・デ・ラ・ロシュ指揮

ATMCD1197 2枚組 \1300
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 op.163 D.956
弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」 D.703
五重奏曲「ます」、弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
ピーター・ゼルキン(p)アレキサンダー・シュナイダー(vn)
ミュージカル・アーツ四重奏団 他

ATMCD1198 2枚組 \1300
チャイコフスキー:交響曲第5番
ピエール・モントゥー指揮 ロンドン交響楽団 
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ヴラディミール・ゴルシュマン指揮 ウィーン国立歌劇場管
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ
カール・ピーニ指揮 オーストラリア室内管弦楽団

ATMCD1201 2枚組 \1300
シベリウス:交響曲第1番-第4番
モーリス・アブラヴァネル指揮 ユタ交響楽団

ATMCD1204 2枚組 \1300
モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番-第6番、
アダージョとフーガ K.546
グリラー弦楽四重奏団
ウィリアム・プリムローズ(Vla)

ATMCD1212 2枚組 \1300
マーラー:交響曲第2番「復活」
ビヴァリー・シルズ(S) フローレンス・コプレフ(M.S)
マーラー:交響曲第4番
ネタニア・ダヴラツ(S)
モーリス・アブラヴァネル指揮 ユタ交響楽団

ATMCD1270 2枚組 \1300
モーツァルト:ホルン協奏曲全曲
アルバート・リンダー(Hr)
ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
モーツァルト:オーボエ協奏曲
アンドレ・ラルドロ(Ob)
フェリックス・プロハスカ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364
ヨゼフ・スーク(Vn) トーマス・カクスカ(Vla)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番、第3番
ヨゼフ・スーク(Vn、指揮)スーク室内管弦楽団

ATMCD1279 \850
17世紀のオルガン作品集
プレトリウス、エルバッハ、フレスコバルディ、メールラ、
フローベルガー、カスパー・ケルル、アントン・シェラーの作品
グスタフ・レオンハルト(Org)

ATMCD1280 \850
フレスコバルディの芸術
グスタフ・レオンハルト(Org、Harpsichord)

ATMCD1281 \850
バッハ:ゴールドベルク変奏曲
グスタフ・レオンハルト(Harpsichord)

ATMCD1558 \850
マイケル・ハーシュ(1971- ):作品集(自作自演含む)
1.ジョスカン・デ・プレ(ハーシュ編曲):Mille Regretz
2.マイケル・ハーシュ:Milosz Fragments
3.モートン・フェルドマン:Piano Piece(to Philip Guston)
4.ヴォルフガング・リーム:Auf einem anderen Blatt
5.ジョスカン・デ・プレ(ハーシュ編曲):De Profundis Clamavi
6.マイケル・ハーシュ:Sonata No.2 for Unaccompanied Cello
マイケル・ハーシュ(P) ダニエル・ガイスフォード(VC)

ATMCD1614 \850
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
ラヴェル:道化師の朝の歌、スペイン狂詩曲
レオン・フライシャー(P)
セルジウ・コミッショーナ指揮 ボルティモア交響楽団

ATMCD1890 2枚組 \1300
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396、ロンド イ短調 K.511
モーツァルト:デュポールのメヌエットによる変奏曲 K.573
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番
アルフレッド・ブレンデル(P)
アントニオ・ヤニグロ指揮 イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ

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