<VIRGIN CLASSICS>
VCW-3654812(CD+DVD) \2480
ヴィラゾン/ヒタノ(GITANO)(サルスエラ・アリア集)
1. Amadeu Vives / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“Por el humo se sabe donde esta el fuego” from Dona Francisquita
(1923)
2. Reveriano Soutullo, Juan Vert / Jose Tellaeche
“Bella enamorada” from El ultimo romantico (1928)
3. Jacinto Guerrero / Enrique Reoyo, Juan Ignacio Luca de Tena
“Raquel” from El huesped del Sevillano (1926)
4. Federico Moreno Torroba / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“De este apacible rincon de Madrid” from Luisa Fernanda (1932)
5. Pablo Luna / Pilar Monterde, Eulalia Fernandez Galvan, Angel
Torres del Alamo,
Antonio Asenjo Perez
“Pajarin, tu que vuelas” from La picara molinera (1928)
6. Jose Serrano / Carlos Arniches, Felix Quintana
“Cancion guajira” from La alegria del batallon (1909)
7. Jose Serrano / Juan Jose Lorente
“La roca fria del Calvario” (Relato) from La dolorosa (1930)
8. Pablo Sorozabal / Anselmo Cuadrado Carreno, Francisco Ramos de
Castro
“Madrilena bonita” from La del manojo de rosas (1934)
9. Pablo Sorozabal / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“No puede ser” from La tabernera del puerto (1936)
10. Reveriano Soutullo, Juan Vert / Luis Fernandez de Sevilla,
Anselmo Cuadrado Carreno
“Ya mis horas felices” from La del soto del Parral (1927)
11. Agustin Perez Soriano / Manuel Fernandez de la Puente, Luis
Pascual Frutos
“Suena guitarrico mio” [Jota de Perico] from El guitarrico (1900)
12. Jacinto Guerrero / Jose Ramos Martin
“Mi aldea” from Los gavilanes (1923)
13. Jose Serrano / Carlos Arniches, Enrique Garcia Alvarez
“Te quiero, morena” (Jota) from El trust de los tenorios (1910)
14. Federico Moreno Torroba / Antonio Quintero, Jesus Maria Arozamena
“Amor, vida de mi vida” from Maravilla (1941)
15. Jose Maria Cano / Jose Maria Cano
“Un gitano sin su honor” from Luna (1998)
DVDには録音セッションとヴィラゾン、ドミンゴのインタヴューを収録
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
オルケスタ・コムニダド・ド・マドリード、
プラシド・ドミンゴ指揮
マドリードが発祥とされるスペイン語系の大衆オペラ、サルスエラは名歌手、
世界的オペラ歌手のレパートリーとなっていますが、メキシコ出身でサルス
エラ出演からキャリアを出発させたヴィラゾンにとってなじみ深い作品。今
回の録音には師でありサルスエラ・アーティストとしても大先輩のドミンゴ
が指揮をとりこれぞサルスエラの本髄といえる録音が完成しました。2
006年7月マドリードで収録
VC-3654742 \1980
ヴィラゾン/ヒタノ(GITANO)(サルスエラ・アリア集)
CDの収録内容はデラックス盤と同じです。DVDなしの通常盤。
<Onyx>
ONYX 4018 \2080
クロード・ドビュッシー(1862-1918):ピアノ作品全集Vol.2 ――
版画/組曲《子供の領分》/2つのアラベスク/ベルガマスク組曲/
レントよりおそく/バラード/マズルカ/小さな黒人
パスカル・ロジェ(ピアノ)
フランスのピアニズムを例証する現代最高の存在であるパスカル・ロジェ。
そのロジェ自身にとって初となるドビュッシーのピアノ作品全集の第2巻が登
場!初の全曲録音となった前奏曲集第1巻&第2巻を収録した第1弾(ONYX 4004)
では、圧巻の演奏を披露し世界中から称賛を浴びるなど絶大なる存在感を再度
証明したロジェ。今回リリースとなる第2巻では世界中で親しまれている小品
の数々を収録。ちなみにロジェは1970年代後半に「版画」、「組曲《子供の領
分》」、「2つのアラベスク」、「ベルガマスク組曲」の録音を行っており、
この4曲に関しては今回が待望の再録音となる。
円熟味漂う現代フランス最高のピアニストが満を持して送り出す究極のドビュ
ッシー。乞うご期待!
ONYX 4017 \2080
イーゴル・ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ音楽《アポロ》、弦楽のための協奏曲ニ調
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
バルシャイ&バラショフ編曲:束の間の幻影Op.22
ユーリ・バシュメット(指揮)、
モスクワ・ソロイスツ合奏団
カンチェリ、グバイドゥーリナ、シュニトケを筆頭に数多くの作品の世界初
演を行っているロシアが生んだ現代を代表するヴィオラ奏者ユーリ・バシュ
メット。オニックス・レーベルからのリリース第2弾では、1986年に自らが結
成した手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団を率いてストラヴィンスキー&プロコ
フィエフという2大巨頭の作品を取り上げる。
プロコフィエフの「束の間の幻影」は、1962年にバルシャイがモスクワ室内管
のために20曲中15曲を室内管弦楽版に編曲。
それに加えてモスクワ・ソロイスツのヴァイオリン奏者であり、マネージャー
でもあるロマン・バラショフが残りの5曲の編曲を行ったことで遂に完全版が
完成。もちろん今回の録音が世界初録音となる!
<PentaTone>
PTC 5186 091(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
P・I・チャイコフスキー:
バレエ音楽《くるみ割り人形》Op.71
バレエ音楽《白鳥の湖》Op.20より パ・ド・ドゥ
歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op.24より ポロネーズ
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)、
ボリショイ歌劇場管弦楽団&少年少女合唱団
ロジェストヴェンスキーの辞任を受け37歳という若さで長き歴史を誇る名門
「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢された若きマエストロ、アレクサン
ドル・ヴェデルニコフ。「ボリショイ・エクスペリエンス」と銘打ったシリ
ーズ期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心とし
たチャイコフスキー・アルバムであり、ボリショイ歌劇場の現在を証明する
録音なのである。若くして名門再建へ抜擢され、辣腕を振るうヴェデルニコ
フの冴え渡るタクトが今後の更なる飛躍への期待を抱かせてくれる!
PTC 5186 165(SACD-Hybrid) \2850
F・ショパン:
24の前奏曲Op.28、前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45、同第26番変イ長調
R・シューマン:蝶々Op.2
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。
20世紀を代表する巨匠のショパンとシューマンがDSDリマスターで登場。
<Raumklang>
RK 2403 \2180
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
カンタータ《イエスは私の生命の生命》BuxWV.62/7つの連作カンタータ《わ
れらがイエスの四肢》BuxWV.75/カンタータ《主よ、あなたさえこの世にあ
れば》BuxWV.38
ヴォルフガング・カッチュナー(指揮)、
カペラ・アンジェリカ、ラウテン・カンパニー
バッハ以前の時代を代表するドイツの巨匠であり、若きバッハに多大な影響
を与えたリューベックの大作曲家ブクステフーデのカンタータ集。ヴォルフ
ガング・カッチュナーとハンス・ヴェルナー・アーペルによって1984年に結
成されたラウテン・カンパニーの研ぎ澄まされた演奏とカペラ・アンジェリ
カの緊張感を保った歌声は秀逸。録音も非常に優秀な仕上がりを見せており、
演奏の魅力を更に引き立たせてくれている。バロック・ファン要注目盤!
RK 2503 \2180
ジョゼフ=マリ=クレマン・ダッラーバコ(1710-1805):
チェロのための《11の奇想曲》(世界初録音)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(バロック・チェロ)
ミュンヘン選帝侯会議のメンバーであった父を持つイタリア系ネーデルラン
ドの作曲家ダッラーバコの世界初録音となる無伴奏チェロのための作品集。
古典派様式など新しい手法が現れ始めていた時代に生きたダッラーバコだっ
たが、自身はバロック様式に基づいた作品を書き上げている。チェロのゴル
ツはフライベルク・バロック・オーケストラを皮切りに、ハノーヴァー・バ
ンドでも活躍した名手。モダンとバロックの両方を使いこなし、フィルハー
モニア管やロンドン・フィルとの共演でソロを弾いた実力者である。
RK 2208 \2180
悲しい楽しみと苦しい喜び
ギョーム・デュファイ(c.1400-1474):
美しい人よ私をあなたの召使いに、私の愛しい人の愛のために、
Qui latuit in virgine、哀れにもわが身をかこつ、あの気高い顔、
恋する私たち目覚めよう、やあ諸君、私の心は殉教者のように痛む、
J'ai grant doulour、美わしの聖処女、レオ殿
作曲者不詳(15世紀):La plus grant chiere、Paumgartner
ヤコブス・ヴィデ(1386-1433):Et c'est assez
ジル・バンショワ(1400-1460):
悲しい楽しみと苦しい喜び、Mort en merchy、Lune tres belle、Adieu
adieu mon joieulx souvenir
ニコラス・グレノン(1380-1456):La plus belle et doulce figure
レナ・スザンヌ・ノーリン(アルト)、
ランドール・クック(ヴィオラ・ダ・ガンンバ&フィドル)、
スザンヌ・アンソルグ(フィドル&レベック)
ドミニク・ヴェラール、ルネ・ヤコブスなど巨匠たちとの共演を重ねるスウェ
ーデンのアルト、レナ・スザンヌ・ノーリンが歌うデュファイ。デュファイの
世俗歌曲を中心に同世代のバンショワなどの作品が組み込まれているところも
嬉しい。ストックホルム音楽院でバロック唱法の指導も行っているノーリンの
深みのある歌声が作品を巧みに表現している。
<Marc Aurel Edition>
MA 20035 \2180
J・S・バッハ:
ソナタ第1番ト長調BWV.525/ソナタ第4番ハ短調BWV.1017/
パルティータ ハ短調BWV.1013/ソナタ ホ長調BWV.1035/
前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/ソナタ ロ短調BWV.1030
ドロシー・オベルリンガー(リコーダー)、
クリスティアン・リーガー(チェンバロ)
大バッハのトラヴェルソやオルガンのための作品をリコーダーで演奏を行った
意欲作。1969年アーヘン出身の女流リコーダー奏者オベルリンガーは1996年に
はカッセルで行われたERTAコンペティションで優勝、1997年にSRP・メック国
際リコーダー・コンクールでも優勝を果たすなど実力は折り紙付き。
<Olive Music>
om 008 \2180
ルイ・マルシャン(1669-1732):
クラヴサン組曲(1754)/クラヴサンのためのエアー集
マリオ・マルティノリ(チェンバロ)
2003年に発見された18世紀中頃のフランス音楽を収めた132ページ及ぶ写本の
中に含まれていたマルシャンの知られざる作品集。マルシャンの弟子や友人に
よって集められたと推測される写本の中からマルシャンの作品、そしてマル
シャンの作品と思われるものが選ばれており、ブックレットには小品それぞ
れの詳細が掲載されている。イタリアのジェノアで生まれたマルティノリは
アスペレンの弟子であり、卓越で革新的な技法を見せる18世紀フランスの小
品集を劇的に、そして美しく奏でている。
<AR Re-Se>
AR 2006-2 \2180
A・ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105,B.193
ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81,B.155
ダナ・シオカルリ(ピアノ)、プソフォス弦楽四重奏団
Dvorak:Piano Quintet/Ciocarlie(p)、Psophos Quartet
レーベル最大のヒットとなったルクー&マニャールのヴァイオリン・ソナタ
集(AR 2006-0)で素晴らしいピアノを聴かせてくれたダナ・シオカルリ。
そしてオアナの弦楽四重奏曲集(AR 2004-7)が反響を呼び、去る5月には来
日を行いラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2006にも出演するなど、今後
の更なる活躍に期待を寄せられるクヮルテット、プソフォス弦楽四重奏団の
コンビによるドヴォルザーク・アルバム。女流奏者たちが奏でるドヴォルザ
ークは柔らかさと力強さが同居する素敵な演奏に仕上がっている。
<Globe>
GLO 5223 \2180
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集第3巻(1596)
カシオペア・クインテット
既にリリースされている第1巻(GLO 5221)、第2巻(GLO 5222)が好評を博
しているオランダのヴォーカル・アンサンブル「カシオペア・クインテット」
によるジェズアルドの続編。カシオペア・クインテットは、ハーグ王立音楽院
で学んだ5人の若き歌手たちによって1999年に結成されたヴォーカル・アンサ
ンブル。モンテヴェルディやバードなどの大作曲家の作品はもちろんのこと、
知られざる作曲家たちの発掘にも力を注いでいる。小編成ならではのハーモ
ニーと一体感は素晴らしい。
GLO 6060 \1780
ヨハネス・シェンク(1660-ca.1712):バッカス、セレスとヴィーナス
カメラータ・トラジェクティナ
ヨハネス・シェンクは、オランダのアムステルダムに生まれたドイツの作曲
家であり、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者としてこの楽器の奏法の発展に著しい
進歩をもたらした音楽家である。シェンクが1986年に作曲を行った器楽伴奏
付き声楽曲である「バッカス、セレスとヴィーナス」を演奏するカメラータ
・トラジェクティナは、中世オランダとベルギーの作品を主なレパートリー
としている古楽演奏団体でありグローブ・レーベルへ数々の貴重な録音を行
っている。
<Phaedra>
DDD 92047 \2180
In Flanders' Fields Vol.47
エルネスト・ファン・デル・エイケン(1913-):室内楽作品集 ――
弦楽四重奏曲第2番/2つのメロディー/フルート三重奏曲/ソフィーのため
のソナチネ/木管八重奏曲
マテ・スチ(ヴィオラ)、ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)、
ヌォヴォ・ムジケ弦楽四重奏団、
ウィンド・アンサンブル・ベレロフォン、他
エルネスト・ファン・デル・エイケンはヴィオラ奏者、指揮者、そして作曲家
と様々な顔を持つフランダース地方の大御所的存在である。クレメンス・クラ
ウスとヨゼフ・マルクスに師事したエイケンの作品には、伝統的な手法を用い
ながらも斬新なアイディアを採り入れた個性豊かな楽曲が多い。
VCW-3654812(CD+DVD) \2480
ヴィラゾン/ヒタノ(GITANO)(サルスエラ・アリア集)
1. Amadeu Vives / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“Por el humo se sabe donde esta el fuego” from Dona Francisquita
(1923)
2. Reveriano Soutullo, Juan Vert / Jose Tellaeche
“Bella enamorada” from El ultimo romantico (1928)
3. Jacinto Guerrero / Enrique Reoyo, Juan Ignacio Luca de Tena
“Raquel” from El huesped del Sevillano (1926)
4. Federico Moreno Torroba / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“De este apacible rincon de Madrid” from Luisa Fernanda (1932)
5. Pablo Luna / Pilar Monterde, Eulalia Fernandez Galvan, Angel
Torres del Alamo,
Antonio Asenjo Perez
“Pajarin, tu que vuelas” from La picara molinera (1928)
6. Jose Serrano / Carlos Arniches, Felix Quintana
“Cancion guajira” from La alegria del batallon (1909)
7. Jose Serrano / Juan Jose Lorente
“La roca fria del Calvario” (Relato) from La dolorosa (1930)
8. Pablo Sorozabal / Anselmo Cuadrado Carreno, Francisco Ramos de
Castro
“Madrilena bonita” from La del manojo de rosas (1934)
9. Pablo Sorozabal / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“No puede ser” from La tabernera del puerto (1936)
10. Reveriano Soutullo, Juan Vert / Luis Fernandez de Sevilla,
Anselmo Cuadrado Carreno
“Ya mis horas felices” from La del soto del Parral (1927)
11. Agustin Perez Soriano / Manuel Fernandez de la Puente, Luis
Pascual Frutos
“Suena guitarrico mio” [Jota de Perico] from El guitarrico (1900)
12. Jacinto Guerrero / Jose Ramos Martin
“Mi aldea” from Los gavilanes (1923)
13. Jose Serrano / Carlos Arniches, Enrique Garcia Alvarez
“Te quiero, morena” (Jota) from El trust de los tenorios (1910)
14. Federico Moreno Torroba / Antonio Quintero, Jesus Maria Arozamena
“Amor, vida de mi vida” from Maravilla (1941)
15. Jose Maria Cano / Jose Maria Cano
“Un gitano sin su honor” from Luna (1998)
DVDには録音セッションとヴィラゾン、ドミンゴのインタヴューを収録
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
オルケスタ・コムニダド・ド・マドリード、
プラシド・ドミンゴ指揮
マドリードが発祥とされるスペイン語系の大衆オペラ、サルスエラは名歌手、
世界的オペラ歌手のレパートリーとなっていますが、メキシコ出身でサルス
エラ出演からキャリアを出発させたヴィラゾンにとってなじみ深い作品。今
回の録音には師でありサルスエラ・アーティストとしても大先輩のドミンゴ
が指揮をとりこれぞサルスエラの本髄といえる録音が完成しました。2
006年7月マドリードで収録
VC-3654742 \1980
ヴィラゾン/ヒタノ(GITANO)(サルスエラ・アリア集)
CDの収録内容はデラックス盤と同じです。DVDなしの通常盤。
<Onyx>
ONYX 4018 \2080
クロード・ドビュッシー(1862-1918):ピアノ作品全集Vol.2 ――
版画/組曲《子供の領分》/2つのアラベスク/ベルガマスク組曲/
レントよりおそく/バラード/マズルカ/小さな黒人
パスカル・ロジェ(ピアノ)
フランスのピアニズムを例証する現代最高の存在であるパスカル・ロジェ。
そのロジェ自身にとって初となるドビュッシーのピアノ作品全集の第2巻が登
場!初の全曲録音となった前奏曲集第1巻&第2巻を収録した第1弾(ONYX 4004)
では、圧巻の演奏を披露し世界中から称賛を浴びるなど絶大なる存在感を再度
証明したロジェ。今回リリースとなる第2巻では世界中で親しまれている小品
の数々を収録。ちなみにロジェは1970年代後半に「版画」、「組曲《子供の領
分》」、「2つのアラベスク」、「ベルガマスク組曲」の録音を行っており、
この4曲に関しては今回が待望の再録音となる。
円熟味漂う現代フランス最高のピアニストが満を持して送り出す究極のドビュ
ッシー。乞うご期待!
ONYX 4017 \2080
イーゴル・ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ音楽《アポロ》、弦楽のための協奏曲ニ調
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
バルシャイ&バラショフ編曲:束の間の幻影Op.22
ユーリ・バシュメット(指揮)、
モスクワ・ソロイスツ合奏団
カンチェリ、グバイドゥーリナ、シュニトケを筆頭に数多くの作品の世界初
演を行っているロシアが生んだ現代を代表するヴィオラ奏者ユーリ・バシュ
メット。オニックス・レーベルからのリリース第2弾では、1986年に自らが結
成した手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団を率いてストラヴィンスキー&プロコ
フィエフという2大巨頭の作品を取り上げる。
プロコフィエフの「束の間の幻影」は、1962年にバルシャイがモスクワ室内管
のために20曲中15曲を室内管弦楽版に編曲。
それに加えてモスクワ・ソロイスツのヴァイオリン奏者であり、マネージャー
でもあるロマン・バラショフが残りの5曲の編曲を行ったことで遂に完全版が
完成。もちろん今回の録音が世界初録音となる!
<PentaTone>
PTC 5186 091(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
P・I・チャイコフスキー:
バレエ音楽《くるみ割り人形》Op.71
バレエ音楽《白鳥の湖》Op.20より パ・ド・ドゥ
歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op.24より ポロネーズ
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)、
ボリショイ歌劇場管弦楽団&少年少女合唱団
ロジェストヴェンスキーの辞任を受け37歳という若さで長き歴史を誇る名門
「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢された若きマエストロ、アレクサン
ドル・ヴェデルニコフ。「ボリショイ・エクスペリエンス」と銘打ったシリ
ーズ期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心とし
たチャイコフスキー・アルバムであり、ボリショイ歌劇場の現在を証明する
録音なのである。若くして名門再建へ抜擢され、辣腕を振るうヴェデルニコ
フの冴え渡るタクトが今後の更なる飛躍への期待を抱かせてくれる!
PTC 5186 165(SACD-Hybrid) \2850
F・ショパン:
24の前奏曲Op.28、前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45、同第26番変イ長調
R・シューマン:蝶々Op.2
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。
20世紀を代表する巨匠のショパンとシューマンがDSDリマスターで登場。
<Raumklang>
RK 2403 \2180
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
カンタータ《イエスは私の生命の生命》BuxWV.62/7つの連作カンタータ《わ
れらがイエスの四肢》BuxWV.75/カンタータ《主よ、あなたさえこの世にあ
れば》BuxWV.38
ヴォルフガング・カッチュナー(指揮)、
カペラ・アンジェリカ、ラウテン・カンパニー
バッハ以前の時代を代表するドイツの巨匠であり、若きバッハに多大な影響
を与えたリューベックの大作曲家ブクステフーデのカンタータ集。ヴォルフ
ガング・カッチュナーとハンス・ヴェルナー・アーペルによって1984年に結
成されたラウテン・カンパニーの研ぎ澄まされた演奏とカペラ・アンジェリ
カの緊張感を保った歌声は秀逸。録音も非常に優秀な仕上がりを見せており、
演奏の魅力を更に引き立たせてくれている。バロック・ファン要注目盤!
RK 2503 \2180
ジョゼフ=マリ=クレマン・ダッラーバコ(1710-1805):
チェロのための《11の奇想曲》(世界初録音)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(バロック・チェロ)
ミュンヘン選帝侯会議のメンバーであった父を持つイタリア系ネーデルラン
ドの作曲家ダッラーバコの世界初録音となる無伴奏チェロのための作品集。
古典派様式など新しい手法が現れ始めていた時代に生きたダッラーバコだっ
たが、自身はバロック様式に基づいた作品を書き上げている。チェロのゴル
ツはフライベルク・バロック・オーケストラを皮切りに、ハノーヴァー・バ
ンドでも活躍した名手。モダンとバロックの両方を使いこなし、フィルハー
モニア管やロンドン・フィルとの共演でソロを弾いた実力者である。
RK 2208 \2180
悲しい楽しみと苦しい喜び
ギョーム・デュファイ(c.1400-1474):
美しい人よ私をあなたの召使いに、私の愛しい人の愛のために、
Qui latuit in virgine、哀れにもわが身をかこつ、あの気高い顔、
恋する私たち目覚めよう、やあ諸君、私の心は殉教者のように痛む、
J'ai grant doulour、美わしの聖処女、レオ殿
作曲者不詳(15世紀):La plus grant chiere、Paumgartner
ヤコブス・ヴィデ(1386-1433):Et c'est assez
ジル・バンショワ(1400-1460):
悲しい楽しみと苦しい喜び、Mort en merchy、Lune tres belle、Adieu
adieu mon joieulx souvenir
ニコラス・グレノン(1380-1456):La plus belle et doulce figure
レナ・スザンヌ・ノーリン(アルト)、
ランドール・クック(ヴィオラ・ダ・ガンンバ&フィドル)、
スザンヌ・アンソルグ(フィドル&レベック)
ドミニク・ヴェラール、ルネ・ヤコブスなど巨匠たちとの共演を重ねるスウェ
ーデンのアルト、レナ・スザンヌ・ノーリンが歌うデュファイ。デュファイの
世俗歌曲を中心に同世代のバンショワなどの作品が組み込まれているところも
嬉しい。ストックホルム音楽院でバロック唱法の指導も行っているノーリンの
深みのある歌声が作品を巧みに表現している。
<Marc Aurel Edition>
MA 20035 \2180
J・S・バッハ:
ソナタ第1番ト長調BWV.525/ソナタ第4番ハ短調BWV.1017/
パルティータ ハ短調BWV.1013/ソナタ ホ長調BWV.1035/
前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/ソナタ ロ短調BWV.1030
ドロシー・オベルリンガー(リコーダー)、
クリスティアン・リーガー(チェンバロ)
大バッハのトラヴェルソやオルガンのための作品をリコーダーで演奏を行った
意欲作。1969年アーヘン出身の女流リコーダー奏者オベルリンガーは1996年に
はカッセルで行われたERTAコンペティションで優勝、1997年にSRP・メック国
際リコーダー・コンクールでも優勝を果たすなど実力は折り紙付き。
<Olive Music>
om 008 \2180
ルイ・マルシャン(1669-1732):
クラヴサン組曲(1754)/クラヴサンのためのエアー集
マリオ・マルティノリ(チェンバロ)
2003年に発見された18世紀中頃のフランス音楽を収めた132ページ及ぶ写本の
中に含まれていたマルシャンの知られざる作品集。マルシャンの弟子や友人に
よって集められたと推測される写本の中からマルシャンの作品、そしてマル
シャンの作品と思われるものが選ばれており、ブックレットには小品それぞ
れの詳細が掲載されている。イタリアのジェノアで生まれたマルティノリは
アスペレンの弟子であり、卓越で革新的な技法を見せる18世紀フランスの小
品集を劇的に、そして美しく奏でている。
<AR Re-Se>
AR 2006-2 \2180
A・ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105,B.193
ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81,B.155
ダナ・シオカルリ(ピアノ)、プソフォス弦楽四重奏団
Dvorak:Piano Quintet/Ciocarlie(p)、Psophos Quartet
レーベル最大のヒットとなったルクー&マニャールのヴァイオリン・ソナタ
集(AR 2006-0)で素晴らしいピアノを聴かせてくれたダナ・シオカルリ。
そしてオアナの弦楽四重奏曲集(AR 2004-7)が反響を呼び、去る5月には来
日を行いラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2006にも出演するなど、今後
の更なる活躍に期待を寄せられるクヮルテット、プソフォス弦楽四重奏団の
コンビによるドヴォルザーク・アルバム。女流奏者たちが奏でるドヴォルザ
ークは柔らかさと力強さが同居する素敵な演奏に仕上がっている。
<Globe>
GLO 5223 \2180
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集第3巻(1596)
カシオペア・クインテット
既にリリースされている第1巻(GLO 5221)、第2巻(GLO 5222)が好評を博
しているオランダのヴォーカル・アンサンブル「カシオペア・クインテット」
によるジェズアルドの続編。カシオペア・クインテットは、ハーグ王立音楽院
で学んだ5人の若き歌手たちによって1999年に結成されたヴォーカル・アンサ
ンブル。モンテヴェルディやバードなどの大作曲家の作品はもちろんのこと、
知られざる作曲家たちの発掘にも力を注いでいる。小編成ならではのハーモ
ニーと一体感は素晴らしい。
GLO 6060 \1780
ヨハネス・シェンク(1660-ca.1712):バッカス、セレスとヴィーナス
カメラータ・トラジェクティナ
ヨハネス・シェンクは、オランダのアムステルダムに生まれたドイツの作曲
家であり、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者としてこの楽器の奏法の発展に著しい
進歩をもたらした音楽家である。シェンクが1986年に作曲を行った器楽伴奏
付き声楽曲である「バッカス、セレスとヴィーナス」を演奏するカメラータ
・トラジェクティナは、中世オランダとベルギーの作品を主なレパートリー
としている古楽演奏団体でありグローブ・レーベルへ数々の貴重な録音を行
っている。
<Phaedra>
DDD 92047 \2180
In Flanders' Fields Vol.47
エルネスト・ファン・デル・エイケン(1913-):室内楽作品集 ――
弦楽四重奏曲第2番/2つのメロディー/フルート三重奏曲/ソフィーのため
のソナチネ/木管八重奏曲
マテ・スチ(ヴィオラ)、ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)、
ヌォヴォ・ムジケ弦楽四重奏団、
ウィンド・アンサンブル・ベレロフォン、他
エルネスト・ファン・デル・エイケンはヴィオラ奏者、指揮者、そして作曲家
と様々な顔を持つフランダース地方の大御所的存在である。クレメンス・クラ
ウスとヨゼフ・マルクスに師事したエイケンの作品には、伝統的な手法を用い
ながらも斬新なアイディアを採り入れた個性豊かな楽曲が多い。