クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-10 No.3

2010年10月03日 11時45分48秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
8869770050-2(103CD+1DVD) \23000
JASCHA HEIFETZ omplete Original Jacket Collection
一人のアーティストの録音としてはCD発売史上最大規模(CD103枚+DVD1枚=
104枚組)のボックス・セット!
CD3枚分の未発表録音とDVDを収録したコンプリート版!初回生産限定盤!
20世紀最大のヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)。
この104枚組のボックス・セットは、1917年から1972年にかけてRCAから発売
された全ての録音(RCA原盤ながらコロンビア・マスターワークスとVOX Cum
Laudeレーベルで発売された3枚分のLPも含む)を収録したものです。ここに
は、ハイフェッツが1936年-1951年に当時RCAと提携関係にあった英HMVレー
ベルに録音した音源も含まれています。
Disc 1-98は、基本的にほぼオリジナルLPの発売順に収録されています。LP
が発売されるのは1950年代になってからですが、それ以前の録音(アコース
ティック-SP録音)の多くに関しては、1975年に発売されたLP24枚からなる
「ハイフェッツ・コレクション」(日本では「ハイフェッツ大全集1917-1955」
として発売)のカップリングで収録されています。
Disc 99は、1994年に発売されたCD65枚組の「ヤッシャ・ハイフェッツ大全集」
で初めて発表された音源。Disc 100は2002年になって初めて発売された「ハイ
フェッツ・リディスカヴァード」に相当します。
Disc 101-103の3枚は、Testamentから発売された1945年録音のショーソン
「詩曲」を除き、これまでどんな形でも発売されたことのない未発表録音です。
クーセヴィツキー/ボストン響とのブラームス(有名なSP録音の2年前の収録)、
ワイスマン/RCAビクター響とのブルッフ「スコットランド幻想曲」(スタイン
バーグとの共演盤の前年の収録)、1936年録音のシューベルト「ソナチネ第3
番」など、いずれも別録音が発売されているため、RCAのアーカイヴに秘蔵さ
れていた貴重な録音ばかりです。中でも1942年録音のバッハ「シャコンヌ」は、
ハイフェッツが得意としたこの曲の2度目の録音となり、大いに注目されます。
Disc 104(DVD)は、現存するほぼ唯一のヤッシャ・ハイフェッツのカラーによ
るライヴ映像。ヴァイオリン演奏史に金字塔を打ちたてたハイフェッツが、引
退する2年前に、自身の生誕70周年を記念してパリで撮影・制作した。バッハ
からガーシュウィンまで極め付きのレパートリーを披露しているほか、リサイ
タル映像や録音風景、さらには自宅でのレッスン風景やプライヴェート映像な
ども収録されています。演奏部分では、プロコフィエフ、ガーシュウィン、ラ
フマニノフなど、得意の小品で技巧の冴えを見せ、シャンゼリゼ劇場における
オーケストラ(指揮者なし)との共演では弓で演奏をリードなど、貴重な映像
を収録。
トラックリスティング、ディスコグラフィを含む260ページのハードカヴァー
別冊解説書付き。
レーベル面は、オリジナルLPのレーベル面のイメージを再現。
各録音について、それぞれの録音で最も新しいリマスター音源を使用していま
す(ステレオによる協奏曲録音はほとんどがリビング・ステレオSACDハイブリ
ッドのリマスター音源を使用)。いずれもRCAが保管するマスター音源から細
心の注意を持ってリマスターされた音源です。またSP音源は、ウォード・マー
ストンやセス・ウィンナーなど、SP復刻に高い定評のあるエンジニアが手がけ
ています。
この商品の仕様形態は、輸入盤の「ウラディミール・ホロヴィッツ・オリジナ
ル・ジャケット・コレクション」とほぼ同じとなる予定です。完全限定生産と
なります。
なおハイフェッツが1944年-1946年に米DECCAに録音した小品集はここには含
まれておりません(DG ORIGINAL MASTERSで発売済み)。
●曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/sony2010_11.html



8869776895-2(SACD-Hybrid) \2100
初回生産限定盤 SACD-Hybrid version
8869776896-2 \1600
通常CD
グスタフ・マーラー(1860-1911)
交響曲第10番嬰ヘ長調[クリントン・カーペンター補筆完成版]
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
[録音]2010年1月、チューリヒ、トーンハレ
1946年に補筆が開始され、1966年に一旦完成したクリントン・カーペンターに
よる補筆版は、戦前のクシェネックによる補筆を除くと、最も早く着手された
版として知られ、ジンマンは「クック版とマゼッティ版との中間くらいで、自
分にとってはちょうどよい」と言明しています。第10番の5楽章完成版として
はクック版が最も録音が多く、その意味でもこのカーペンター版という珍しい
版を取り上げたジンマン盤は珍重すべき価値を備えています。(ちなみに2009
年1月にジンマンがN響に客演した際には第10番の第1楽章のみをクシェネック
版で取り上げました。)
マーラーの交響曲の演奏に必要な4管編成の100人を超す大編成のオーケストラ
は、オーディオファイルのSACDハイブリッドでのリリースに相応しいもの。ジ
ンマン自身、マーラー解釈には「音の遠近感や空間性の再現が不可欠」と考え
ており、特にSACDマルチでの再生については、「家庭でマーラーの意図した音
響を再現できる最適なメディア」と絶賛を惜しみません。ヨーロッパ屈指の音
響効果を誇るチューリヒのトーンハレで、元デッカの優秀な録音技術陣と一体
になってジンマンが作り上げるマーラー・チクルスの真骨頂といえるでしょう。




<SONY CLASSICAL>
8869772725-2 \1500
ブラームス
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ作品24
2つのラプソディ 作品79
6つのピアノ小品 作品118
4つのピアノ小品 作品119
マレイ・ペライア(p)
録音:2010年6月19-24日 Funkhaus Berlin
度重なる指の故障を乗り越え、今や世界中が認める巨匠ピアニストとなった
マレイ・ペライア。近年はバッハやベートーヴェンといった古典を追求しつつ
あるこのマエストロが、バッハ、ベートーヴェンとならんで「ドイツ三大B」
の一人として知られるブラームスの作品を録音しました。「ヘンデル変奏曲」
は、ブラームス28歳の時の作品で、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」、ベー
トーヴェンの「ディアベリ変奏曲」、シューマンの「交響的練習曲」と並び称
される、音楽史上の変奏曲の歴史を飾る名曲です。続く作品79を挟み、最近は
坂本龍一がグールドの同曲の演奏を絶賛して知られるようになった晩年の小品
である作品118と119という、滋味あふれる名作ばかりを、ぺライアならではの
深遠な演奏で聴かせてくれる珠玉の1枚です。

8869778143-9(DVD-Video) 4枚組 \5100
初回生産限定盤
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
(DISC 1)
1.交響曲第1番ハ長調作品21
2.交響曲第2番ニ長調作品36
3.交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
4.交響曲第4番変ロ長調作品60
(DISC 2)
5.交響曲第5番ハ短調作品67
6.交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
7.交響曲第7番イ長調作品92
8.交響曲第8番ヘ長調作品93
(DISC 3)
9.交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
*DISC 1-3
[演奏]
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
[第9番の独唱者・合唱団]クリスティーナ・エルツェ(ソプラノ)、アネリー
・ペーボ(メッゾ・ソプラノ)、サイモン・オニール(テノール)、ディートリヒ
・ヘンシェル(バリトン)、ドイツ・カンマーコーア
[録音]2009年9月9日-12日、ボン、ベート-ヴェンハレでのライヴ・レコー
ディング
(DISC4)
10.ドキュメンタリー「ベートーヴェン・プロジェクト」
11.「ベートーヴェン・プトジェクト」メイキング
[使用楽譜]ベーレンライター原典版
[インタビュー出演]
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、ベアテ・ヴァイス(ドイツ・カンマーフィル・
ヴァイオリン奏者)、フレデリケ・ラツコ(同ヴィオラ奏者)、アルバート・
シュミット(同代表)、シュタファン・ラップ(同ティンパニ奏者)、ウルリッヒ
・ケーニヒ(同オーボエ奏者)、エルケ・シュルツェ・ヘッケルマン(同ホルン
奏者)他
[収録]2009年[制作]ドイチェヴェレTV
[監督]クリスチャン・ベルガー [映像]ヘイコ・ラーネンフューラー
[音声]ライナー・シュヴァルテ [編集]シュテファ・コーベ
全9曲のライヴ映像は、パーヴォのダイナミックな指揮ぶりとそれに反応する
ドイツ・カンマーフィルの個々のメンバーの演奏への没入ぶりが如実に捉えら
れた映像に仕上がっています。
DISC-4にはその過程を記録した92分のドキュメンタリー「ベートーヴェン・プ
ロジェクト」。ブレーメン郊外の小学校にあるドイツ・カンマーフィルのリハ
ーサル会場で行われたベートーヴェン・チクルスのための交響曲9曲のリハー
サル風景を軸に、パーヴォ・ヤルヴィやオーケストラ楽団員へのインタビュー
を織り込んで、ドイツ・カンマーフィルというユニークなオーケストラの活動
とベートーヴェンの音楽との関わりを多角的に描き出した優れたドキュメンタ
リーです。2010年10月、ドイチェヴェレTVで放映されたばかりの最新映像。
ボーナス映像としてこのドキュメンタリーのメイキング(19分)を収録。

8869778755-9(DVD-Video) \1600
ベートーヴェン:交響曲全集[1]-交響曲第1番-第4番[DVD]
パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
[4DVD:88697781439]DISC1のバラ売り商品となります。

8869778756-9(DVD-Video) \1600
ベートーヴェン:交響曲全集[2]-交響曲第5番-第8番[DVD]
パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
[4DVD:88697781439]DISC2のバラ売り商品となります。

8869778757-9(DVD-Video) \1600
ベートーヴェン:交響曲全集[3]-交響曲第9番「合唱」[DVD]
パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
[4DVD:88697781439]DISC3のバラ売り商品となります。

8869778758-9(DVD-Video) \1600
ベートーヴェン・プロジェクト・ドキュメンタリー[DVD]
パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
[4DVD:88697781439]DISC4のバラ売り商品となります。




<SME MASTERWORKS>
8869775347-2 \1500
1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
アイザック・スターン(Vn)
レナード・バーンスタイン(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
(1967年7月イスラエル、スコープス山円形競技場でのライヴ)
2)チャイコフスキー:
ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「ある偉大な芸術家の思い出のために」より
第1楽章
アイザック・スターン(Vn)
ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
(1976年5月18日 カーネギー・ホール85周年記念コンサートでのライヴ)
世界的ヴァイオリニスト、アイザック・スターンは今年生誕90歳。来年没後
10年を迎えます。それを記念して、スターンにとって最も重要な2つのコンサ
ート・ライヴを収録したCDの発売となります。
1967年に起きた第3次中東戦争(六日戦争、六月戦争)の終結(エルサレムの解
放)を記念して行われたもの。彼らの願いは、ユダヤ人とアラブ人の平和とい
うだけでなく、世界的な人間の調和を願って、演奏を行ったのです。この日に
は、他に「イスラエル国歌」「マーラー:交響曲第2番より最終楽章(ヘブライ
語による)」が、バーンスタイン指揮によって行われました。この日のライヴ
全曲は、日本国内盤のみで「SICC-822」として発売済みです。
1950年代半ば、ニューヨーク・フィルが新築になったリンカーンセンターに移
るという計画に端を発しホールは売りに出され存続の危機が訪れました。アイ
ザック・スターン率いるカーネギー・ホール保存委員会が取り壊し寸前に待っ
たをかけ、1960年5月、ニューヨーク市に5百万ドルでカーネギー・ホールを買
い上げる許可が下り、新たな非営利組織としてカーネギーホール・コーポレー
ションが設立、今日まで建物の管理と事業を行っています。カーネギー・ホー
ルは、3つのホールより成り立っており、一番大きいホールは「アイザック・
スターン・オーディトリアム」という名が付けられています。このカーネギー
・ホール85周年記念コンサートは、「史上最大のコンサート」とも呼ばれ、そ
の中でも最も深い名演がこのチャイコフスキーなのです。






<CARUS>
83.003 \2280
ドイツ民謡集 Vol.1
SWR2(南西ドイツ放送局2)との共同企画により、ドイツ・グラモフォン、デッ
カ等 多くのレーベル及び、マネージメント会社の協力のもと、このアルバム
は製作されました。
ペーター・シュライヤー Peter Schreier
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ Dietrich Fischer-Dieskau
コルネリウス・ハウプトマン Cornelius Hauptmann
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ Franz-Josef Selig
ドロシー・マイルズ Dorothee Mields
クリストフ・プレガルディエン Christoph Pregardien
ミヒャエル・フォレ Michael Volle
シュテラ・ドゥフェクシス Stella Doufexis
ルース・サンドホフ Ruth Sandhoff
シビラ・ルーベンス Sibylla Rubens
クラウス・メルテンス Klaus Mertens
ルート・ツィーザク Ruth Ziesak
カルムス・アンサンブル、ライプツィヒ Calmus Ensamble Leipzig
シュトゥットガルト室内合唱団 Kammerchor Stuttgart 他
「子守唄集」の2アイテムに続く、「民謡集」の第1集です。
「菩提樹」「インスブルックよ、さようなら」「5月の歌」など全35曲。美し
い挿絵を含む丁寧な作りのブックレット(130ページ)で、すべての歌手及び
歌の紹介が行われています。




<TACET>
TACET 181 2枚組 \4650
エドヴィン・フィッシャーの演奏(ピアノ・ロールでの再現)
(1)バッハ:平均律クラヴィア曲集第1集からBWV.849,867,850
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 ハ短調 op.13
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 op.10-3
(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
(5)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV.396
(6)モーツァルト:ピアノ協奏曲 第22番 KV.482 から 他
エドヴィン・フィッシャー(ピアノ)
エドヴィン・フィッシャー Edwin Fischer(1886- 1960)
このアルバムに記録された演奏年代は不確かですが、いずれにしても自ら学び、
その教授に就いたベルリンのシュテルン音楽院の時代から(1909-1914まで)から
ベルリンを離れロンドン、リューベックやミュンヘンでピアノのみならず指揮
者としても多くの演奏活動をしていたフィッシャー若き日の演奏記録です。

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