クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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07-12 No.8-1

2007年12月05日 17時51分50秒 | Weblog
<NAXOS> ご予約締切日:12月7日 各1枚 \1000
8.557525
シェーンベルク:声楽作品集
1.ソプラノとオーケストラのための6つの歌 Op.8
(自然/紋楯/あこがれ/奥方よ、私はうまずたゆまずに/
あの甘美な魅力にあふれて/小鳥が嘆くとき)
2.地には平和を Op.13
3.6つの無伴奏男声合唱曲 Op.35(抑制/法律/表現法/幸福/傭兵/団結)
4. おお、かわいい人
5. コール・ニドレ
6. 歌劇「モーゼとアロン」より第2幕 第3場 (抜粋)
演奏/ジェニファー・ウェルチ・バビッジ(ソプラノ)・・・1, 6
ディヴィッド・ウィルソン・ジョンソン(ナレーター)・・・5
サイモン・ジョリー合唱団・・・2-6/
フィルハーモニア管弦楽団・・・ 1,5,6
ロバート・クラフト(指揮)
人気急上昇、ロバート・クラフトによる精緻なシェーンベルク(1874-1951)の
声楽作品集。 Op.8はかろうじて調性感を保っているものの、それ以降の作品
はまさに夢幻の響き。ストラヴィンスキーの弟子として知られシェーンベルク
とも親交のあったクラフトは、すでに多くのシェーンベルク作品の録音があり
ますが、この新録はまさに目の覚めるような素晴らしさ。極彩色からモノトー
ンまで響きの多彩さが味わえることでしょう。

8.557735
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集第6集
南アメリカ/ニューヨーク・スカイ・ライン・メロディ/オリオンの 3つの星
/ブラジルの密林への郷愁/ねことねずみ
かわいい子どもたち/壊れたオルゴール/ワルツ/子どもたちの踊り/
謝肉祭のピエロ/敬虔なる山脈の美しい地平線
野生の詩
演奏/ソニア・ルビンスキ(ピアノ)
大好評、ヴィラ=ロボス(1887-1959)のピアノ作品集、今回の第6集は、彼の作
品のなかでも最も多様な内容を持つものです。子どもたちの音楽、ブラジルの
伝統的な要素を盛り込んだ曲、極めてアバンギャルドな技術を要する曲や、音
楽以外からインスピレーションを受けた曲など、まさに天に広がる星のような
様相を呈しています。ヴィラ=ロボスの多彩な音楽性を再確認してください。
第1集より録音を重ねている名手ルビンスキの演奏です。

8.557757
ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲他
ヴァイオリン協奏曲/バール・シェム/ヘブライ組曲
演奏/ジーナ・シフ(ヴァイオリン)
ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ジュネーヴに生まれた早熟の天才、ブロッホ(1880-1959)はブリュッセル音楽院
でウジェーヌ・イザイに師事しました。イザイは彼の才能をすぐさま見抜き、
その音楽性を追求するように説得したといいます。このヴァイオリン協奏曲は、
ブロッホがニューメキシコを訪問した時に耳にしたアメリカインディアンの歌
を主題とし、そこに彼らしい「聖書を通じて感動し打ち震える魂の叫び」を加
えた知られざる名曲です。この録音によってファンが増えることでしょう。

8.557771
ハイドン:交響曲集第32集
交響曲第9番ハ長調/交響曲第10番二長調/交響曲第11番変ホ長調/
交響曲第12番ホ長調
演奏/パトリック・ガロワ(指揮)シンフォニア・フィンランディア
第1集(8.557571)が好評のガロア&シンフォニア・フィンランディアによるハ
イドン交響曲集の第2作目です。作品番号は早いとは言え、当時のハイドンは
すでにエステルハージ侯爵家の副楽長として輝かしい実績を誇る偉大な音楽家
でした。この交響曲集も当時としては大胆な試みが至るところに見られるもの
で聴けば聴くほどに面白みをますこと間違いなしです。ガロアの紡ぎ出す清冽
な音も好感度大です。

8.559291
トムソン:大平原を耕す鋤/組曲「河」
演奏/アンヘロ・ギル=オルドネス(指揮)
ポスト=クラシカル・アンサンブル
ストコフスキーも取り上げた、トムソン (1896-1989)による音で綴るアメリカ
の田園詩、「大平原を耕す鋤」は聴いているだけで目の前にひなびた田園風景
が広がります。例えば第6曲の「戦争とトラクター」。まるでおもちゃのよう
な進軍ラッパ、そしてちょっととぼけたテーマ。何とも言えない楽しさが醸し
出されています。組曲「河」も民謡や賛美歌のメロディを交えた情感豊かな
作品です。

8.570199
ライマン :声楽作品集
1. バリトンと管弦楽のための“ツィクルス”
(パウル・ツェランの詩集「息の転回」による)
2. バリトンと管弦楽のための“クミ・オリ”
(パウル・ツェランの 3つの詩と詩篇 74、79、122の短詩による)
3. バリトンとピアノのための“棒はわれらの中に”
演奏/ヤーロン・ヴィントミュラー(バリトン)
アクセル・バウニ(ピアノ)・・・3のみ
ギュンター・ヘルヴィッヒ(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
人気急上昇、ロバート・クラフトによる精緻なシェーンベルク (1874-1951)の
声楽作品集。「6つの歌 Op.8」はかろうじて調性感を保っているものの、それ
以降の作品はまさに夢幻の響き。ストラヴィンスキーの弟子として知られシェ
ーンベルクとも親交のあったクラフトは、すでに多くのシェーンベルク作品の
録音がありますが、この新録はまさに目の覚めるような素晴らしさ。極彩色か
らモノトーンまで響きの多彩さが味わえることでしょう。

8.570202
ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集
1. フバイ(1858-1937):カルメンによる華麗なる幻想曲
2. ラフ(1822-1882):ローエングリンのテーマによる二重奏
3. ストラヴィンスキー(1882-1971):
マヴラよりパラシャのアリア(ドゥシュキン編)
4. ゴリホフ(1960-):アイナダマール(ゴリホフ&プルツマン編)
5. ヴァイル(1900-1950):マック・ザ・ナイフ
6. プルツマン(1960-):R・シュトラウス歌劇「ばらの騎士」より
7. パガニーニ(1782-1840):
ロッシーニ歌劇「タンクレディ」より序奏と変奏曲
8. ビゼー(1838-1875):歌劇「真珠採り」より聖なる寺院の奥深く(ロブ編)
9. ラロ(1823-1892):歌劇「イスの王」よりオーバード(シゲティ編)
演奏/リヴィア・ソーン(ヴァイオリン)
ベンジャミン・ロブ(ピアノ)
ジェフ・ヌッタール(ヴァイオリン/ヴィオラ)・・・4, 8のみ
オペラの名アリアを独奏曲にする試みは古くから行われています。特にパガニ
ーニとリストの偉業は後世の作曲家たちに大きな影響を与えました。原曲を一
層華やかで技巧的なものにし一つの新しい作品とすることは作曲家にとっても、
聞き手にとっても、意欲的で大きな喜びと言えるのです。このアルバムは近代
の作曲家の編曲を中心としたもので、音楽が変貌するさまをありありと感じる
ことができることでしょう。ソーンの繊細な表現が曲に命を吹き込みます。

8.570230
リスト:ハンガリー狂詩曲集 S359/R441
ハンガリー狂詩曲第1番(ピアノ版第14番)
ハンガリー狂詩曲第2番(ピアノ版第2番)
ハンガリー狂詩曲第3番(ピアノ版第6番)
ハンガリー狂詩曲第4番(ピアノ版第12番)
ハンガリー狂詩曲第5番(ピアノ版第5番)
ハンガリー狂詩曲第6番(ピアノ版第9番)
演奏/アルトゥール・ファーゲン(指揮)ワイマール・シュターツカペレ
ハンガリー人として生まれながらも実はハンガリー語が話せなかったと言うリ
スト(1811-1886)が「ハンガリーの国民的英雄」と称賛されたのは晩年になっ
てからでした。このハンガリー狂詩曲はハンガリーの民俗旋律を用いた作品
で、まずはピアノのために書かれ幅広い人気を得たもの。後に名フルーティス
トで作曲家であるドップラーの協力を得て6曲がオーケストレーションを施さ
れました。ピアノの細かいパッセージのほとんどはフルートが受け持っている
のもそのためでしょうか。リストが精魂こめて作り上げたハンガリーの至宝、
彼自身がかつて指揮したワイマールのオーケストラによってお聴きください。

8.570236
グリーグ:管弦楽作品集第4集
1. ベール・ギュント組曲第1番 Op.46
2. ペール・ギュント組曲第2番 Op.55
3. ビョルンソンの「漁夫の娘」による4つの詩 Op.21 -第1番初めての出会い
4. 山の精とらわれし者 Op. 32
5. 6つの歌 EG 177
演奏/インガー・ダム・イエンセン(ソプラノ)
パレ・クヌーセン(バリトン)
ビャルテ・エンゲセト(指揮)マルメ交響楽団
イプセンの戯曲「ペール・ギュント」へのグリーグ (1843-1907)の付随音楽は、
ノルウェーの伝説的人物を題材とした5幕の劇に付けられた26曲からなる大作
です。初演時から大成功を収め、とりわけ、この中から選んだ各4曲からなる
組曲はノルウェーのみならず全世界の人々に愛されています。物語の方は実に
荒唐無稽、略奪愛、冒険、魔物との戦い・・・そして無償の愛。もしワーグナ
ーだったらどんな音楽を付けたことでしょうか?

8.570289
スタンフォード :交響曲集第2集
交響曲第2番ニ短調“挽歌”
交響曲第5番ニ長調 Op.56
演奏/デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)ボーンマス交響楽団
エルガー以前の英国の偉大なる2人の作曲家、パリーとスタンフォード
(1852-1924)はまさに「英国近代音楽の父」。メンデルスゾーンやブラームス
の影響を受けつつも英国の民謡や文学の香りを取り入れた独自の音楽を発展さ
せたのです。スタンフォードの交響曲は全部で7曲ありますが、残念なことに
第3番を除いては最近までほとんど忘れ去られていた存在と言っても過言では
ありません。ここに収録された2曲の作品はどちらもテニスンとミルトンの詩
の引用をともなうものでブックレットには原詩も掲載されています。

8.570324
コーカサスの印象
アミーロフ(1922-1984):
弦楽オーケストラのための交響曲“ニザーミーの追悼のため”
アルチュニアン(1920-):シンフォニエッタ
ナシーゼ(1925-1996):交響曲第3番“室内交響曲”
ツィンツァーゼ(1925-1978):3つのミニアチュールより第1番/第2番
アスラマジャン(1897-1978):
アルメニア民謡による14の小品より“ハベルバン”
ツィンツァーゼ(1925-1978):
3つのミニアチュールより/17のミニアチュールより /12のミニアチュールより
アスラマジャン(1897-1978):アルメニア民謡による14の小品より
ツィンツァーゼ(1925-1978):
12のミニアチュールより“ガンダガン”“シサトゥーラ”
演奏/ウヴェ・ベルケメル(指揮)コーカサス室内オーケストラ
黒海とカスピ海に挟まれたカフカース山脈と、それを取り囲む低地を指す「コ
ーカサス地方」。様々な民族が入り乱れ多種多様な言語と文化を育んできた肥
沃の地です。このアルバムはグルジア、アルメニア、アゼルバイジャンの作曲
家たちの作品を集めたもので、どことなくエキゾチックで力強いメロディが横
溢した興味深い 1枚になっています。 2005年に設立されたばかりのコーカサ
ス室内オーケストラの充実の響きをご堪能ください。

8.570330
リース:フルート四重奏曲集 Op.145
フルート四重奏曲ハ長調 Op.145 No.1-3
演奏/ジョン・ヘリック・リトルフィールド(フルート)
アーロン・ボイド(ヴァイオリン)
アー・リン・ヌー(ヴィオラ)ヤリ・ボンド(チェロ)
ベートーヴェンの弟子として知られるリース(1784-1838)のフルート四重奏曲
は彼が現役引退した年に作曲されたもので、一夜のコンサートで演奏されるこ
とを意図してかのようにすべての曲が密接な関係を持って書かれています。初
期ロマン派のスタイル、ほのかなスペイン風の味付け、そしてベートーヴェン
譲りの愉悦感溢れるスケルツォ、など聴きどころも満載です。くるくる変わる
予測不能なメロディラインにすっかり翻弄され、何度も聴きたくなること請け
合いです。

8.570338
カントルーブ:オーヴェルニュの歌第2集
オーヴェルニュの歌(抜粋)
羊飼いのおとめと馬に乗った男/紡ぎ女/子どものために/しっ、しっ静かに
/牧歌/向こうの谷間に/羊飼いよ、あなたが愛してくれるなら/野良犬め、
あっちへ行け/さあ、まぐさをおやり/三部作(夏への捧げもの/月のような/
夜明けへの讃歌)
フランスの歌(抜粋)
ブロンド娘のそばで/あるいは私は哀れと思うために行くでしょうか?/ばら
の牧草地に/心地良い山頂/目覚めよ/あなたの前に少女が来たら
演奏/ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
セルジュ・ボド(指揮)リール国立管弦楽団
第1集(8.557491)が大好評を博したヴェロニク・ジャンスによるオーヴェル
ニュの歌、その続編の登場です。このアルバムで“オーヴェルニュの歌”は完
結です。類い稀なる美声と情感豊かな歌唱で故郷の歌を聴かせるジャンス。今
回もその歌声は至上の美しさを誇ります。ラヴェルとショーソンに絶賛された
と言うカントルーブ (1879-1957)の知られざる作品、“三部作”と“フランス
の歌”も収録。こちらもとても魅惑的です。

8.570371
シェリゴフスキ:4つのポーランド舞曲他
1. 喜劇的序曲
2. 4つのポーランド舞曲(行列 /ルブリン地方のワルツ/牧歌/オベレク)
3. ピアノ協奏曲
4. 管弦楽のための夜想曲
5. 管弦楽のための協奏曲
演奏/ボグダン・チャピエフスキ(ピアノ)
マリウス・スモリジ(指揮)ポズナ二・フィルハーモニー管弦楽団
アンナ・ジウコウスカ(ヴァイオリン)・・2-オベレク/5-第1楽章のみ
戦後のポーランド音楽の発展に大きく関与したシェリゴフスキ(1896-1963)の
作品集です。第2次世界大戦の後ポズナニに留まり、この地のオーケストラの
指揮者として活躍。並行して作曲活動も活発に行いポーランド民謡を巧みに織
り込んだ親しみやすい曲を多く生み出した彼こそ、近代ポーランド音楽の父と
呼ぶにふさわしい人でしょう。ここに収録された作品はどれもが新古典主義の
影響を受けた確固たるもので、どっしりと満足感を与える重厚なサウンドも聴
きどころです。

8.570437
タネーエフ :弦楽四重奏曲全集第1集
弦楽四重奏曲第1番変ロ短調 Op.4/弦楽四重奏曲第3番ニ短調 Op.7
演奏/カルペ・ディエム弦楽四重奏団
チャイコフスキーに学び、ラフマニノフとスクリャビンを育てたタネーエフ
(1856-1915)。現在では交響曲が良く知られていますが、彼の本領は室内楽、
それも作品番号を持つ6曲の弦楽四重奏と言っても過言ではありません。この
アルバムに収録されているのは第1番と第3番。いずれも作曲家円熟期の作品
で、いかにもロシアらしい物憂げな情感に満ちた音楽です。

8.570457
カタルーニャ地方のピアノ曲集
モンポウ(マソ編):歌と踊り第13番/ヴィニェス:ヴェルレーヌよりひそやか
に/ルエラ :祝祭ファンファーレ/モンサルヴァーチェ:ディヴェルティメン
ト第2番/グラナドス :マズルカ/ニン=クルメル:3つのトナーダ第2番、4番、
6番/マッシア:黒い池/ブランカフォルト:綱渡りのポルカ/アルベニス:舟
歌/マラツ:スペイン風セレナーデ/グリニョン:魚たちの修道院/ヴィニェ
ス:亡霊のようなメヌエット/マッシア:スケルツォ/セッラ:子守歌/モレー
ラ:踊り第1番/ゲルハルド :2つのスケッチ/グラウ:舟歌/ゴルス:遠くで
花開くアーモンドの木/サマコイス:サルダーナ/モンポウ:前奏曲第12番
演奏/ホルディ・マソ(ピアノ)
カタルーニャと聞くと何を思い浮かべるでしょう?バルセロナ、ガウディ、
音楽好きの人なら、カザルス、そして鳥の歌・・・・しかしこの地方には、ま
だまだ素敵な音楽がたくさんあります。モンポウ、グラナドスをはじめとした
作曲家による多彩なピアノ曲はどれもが楽しく情熱的な思いを秘めています。
自らも大ピアニストであったヴィニェスの珍しい作品にも注目です。

8.570458
デュロン:歌曲集
こちらにおいで、デヤーニラ/悪賢いキューピッド/愛に酔う少女/私、私が
いる/これは何?裏切り?/愛してる、ジレタオルガン作りのソロ/あなたが
望むなら愛して/4月に花が咲くと/話していないと迷ってしまう/心よ、あ
なたはため息をつかない/優しい影に/火よ火よ、水よ水よ!/休ませて、休
ませて/彼らのための威厳の歌/私が羊飼いの女ですから/優しいガラス/天
よ、私は悲痛です/ああ、この愛は私のもの
演奏/アラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)
マニュエル・ヴィラス(ダブル・ハープ)
中部スペインで生まれたデュロン(1660-1760)。若き頃の経歴は良くわかって
おりませんが、才能ある若者であったことは想像に難くありません。オルガニ
ストとして 20歳になる前にいくつかの重要なポストを与えられ、作曲家とし
ても功績を残しました。このアルバムには16の世俗歌曲、イタリア風の世俗カ
ンタータからの1曲、聖餐式のための2曲が収録されています。
アンドゥエサの澄み切った歌声に心洗われます。

8.570516
リスト:ピアノ作品全集第26集
1. 巡礼の年第2年イタリア S161/R10b第7番“ダンテを読んで”(ブレスキア
ーニ編)
2. ダンテ交響曲 S648/ R370(作曲家による 2台ピアノと合唱版)地獄 /煉獄/
マニフィカト
演奏/フランツ・リスト・ピアノ・デュオ
マニフィカト部のみ
ガブリエラ・テシュ(合唱指揮)
ハンガリー放送児童合唱団(バルバラ・スモデチ・・・トレブル)
ナクソスの誇るプロジェクトの一つである、リスト(1811-1886)ピアノ作品全
集の第26集です。今作はあの大作「ダンテ交響曲」をリスト自身が、2台のピ
アノと合唱のために編曲したものを中心に収録。リストの編曲の妙をじっくり
と味わうのに最適です。神曲をもとにしたダイナミックな音楽は、2台ピアノ
で奏することにより迫力はそのままで精緻さ倍増。面白さも倍増です。児童合
唱の清冽な歌声が彩りを添えます。

8.570531
アーノルド(1921-2006):2台ピアノのための協奏曲他
1.序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」 Op. 5
2.ジョン・フィールドの主題による幻想曲 Op. 116
3.2台 3手のピアノのための協奏曲 Op. 104
4.2台のピアノのための協奏曲 Op. 32
演奏/フィリップ・デイソン(ピアノ)2,3,4
ケヴィン・サージェント(ピアノ)3,4
エサ・ヘイッキラ(指揮)アルスター管弦楽団
マルコム・アーノルドと言えば、豪快なオーケストラ・サウンドやユーモアの
ある音楽センスが有名な音楽家です。このアルバムはそのどちらの側面も楽し
める嬉しい1枚でございます。豪快さでいえば「ベッカス-」序曲。楽しさで言
えばピアノ協奏曲。こちらは夫婦デュオのために書かれた愛情あるプレゼント
です。ほのかに見え隠れするジャジーな味わいがたまりません。

8.558184-85
ワーグナー:指環への招待
語り/スティーブン・ジョンソン
ローター・ツァグロセク指揮、シュトゥットガルト管弦楽団の“指環”を用い
て英国の音楽学者、スティーブン・ジョンソンが物語をわかりやすく説明して
くれるという「指環入門」CD。最初に物語の成立やライト・モティーフなどの
説明があり、各作品ごとの解説となっています。非常に聴きとりやすい英語は、
ヒアリングの練習にもぴったりです。

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