クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-12 No.8-2

2007年12月05日 17時51分23秒 | Weblog
<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \1000
8.110999
グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー
ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの商業録音集(1940-1950)第6集
メンデルスゾーン:“フィンガルの洞窟”序曲
録音 1939年2月15日 ウィーン、楽友協会大ホール
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第2番、第3番
録音 1949年4月4日 ウィーン、楽友協会大ホール
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
録音 1949年8月29-31日ルツェルン、芸術家の家
ワーグナー:ジークフリート牧歌
録音 1949年2月16.17日 ウィーン、楽友協会大ホール
演奏/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユーディ・メニューイン、
ルツェルン祝祭管弦楽団(ブラームス、ヴァイオリン協奏曲のみ)
「ナチの音楽家」というレッテルを貼られ、裁判にもかけられたフルトヴェン
グラーを擁護したのはユダヤ人名ヴァイオリニスト、メニューインでした。彼
の必死の弁護のおかげで無罪を勝ち取ったフルトヴェングラーのその後の活躍
はご存じの通り。恩人メニューインとはまずベートーヴェンを録音し
(8.110996収録)、その2年後にこの精魂込めたブラームスが録音されたのです。
このアルバムは、そのブラームスを中心とした1949年のフルトヴェングラーの
名録音がお楽しみいただけます。ウォード・マーストン復刻

8.111090
グレート・ギタリスト・シリーズ/セゴビア
アンドレス・セゴビア第4集:1950年代アメリカ録音集第2集
ソル:大ソナタ第2番ハ長調 Op.25(抜粋)
モーツァルトの主題による変奏曲 Op.9 1952年4月録音
大ソナタ第1番ハ長調 Op.22-第3楽章 1954年4月録音
6つのディヴェルティメント Op.2-第3番 1954年4月録音
変奏曲と 12のメヌエット Op.11-メヌエット第5番 1954年4月録音
序奏とアレグロ(大独奏曲) Op.14 1955年3月録音
スペインのフォリアとメヌエット Op.15a-メヌエット 1955年3月録音
変奏曲と 12のメヌエット Op.11-メヌエット第6番 1955年3月録音
12の練習曲 Op.6-第12番イ長調 1955年3月録音
12の練習曲 Op.29-第11番ト長調 1955年3月録音
24の練習曲 Op.35-第22番ホ短調 1955年3月録音
12の練習曲 Op.6-第6番イ長調 1955年3月録音
ジュリアーニ:ソナタハ長調 Op.15-第1楽章 1952年3月録音
ポンセ:パガニーニの主題による変奏曲 1952年3月録音
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 Op.78 D.894-第3楽章(編曲:A. セゴヴィア)
1952年3月録音
メンデルスゾーン:無言歌集第1集 Op.19-第6番舟唄(編曲: A. セゴヴィア)
1952年4月録音
ショパン:前奏曲第7番イ長調 Op.28 No.7(編曲:A. セゴヴィア)
1952年3月録音
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12-第2楽章(編曲: A. セゴヴィア)
1954年4月録音
演奏/アンドレス・セゴビア(ギター)
4歳でギターに触れ、16歳で初の演奏会を行い、その数年後にプロのギタリス
トとして活動を始めたセゴビアですが、彼はギター奏法に改革をもたらしただ
けでなくレパートリーの拡大にも非常に熱心でした。ナクソス・セゴビア・エ
ディションの第4集は、ギター音楽に多大な貢献を果たしたソルとジュリアー
ニの作品を中心に、セゴビア自身の編曲によるショパンやシューベルト、メン
デルスゾーンと言ったロマン派の作品を収録。タルレガの影響も垣間見える周
到な準備に基づいた華麗なる編曲の妙をお聞きください。

8.111141
グレート・シンガー・シリーズ/ポンセル
ローザ・ポンセルのアメリカ録音集第4集 1897-1981年
ヴェルディ:歌劇「運命の力」第4幕神よ、平和を与えたまえ
ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」第1幕エルナーニよ、いっしょに逃げて
ドヴォルザーク:母の教えたまいし歌
ルビンシュテイン:ペテルブルクの夜会より“ロマンス”
ヴェルディ:歌劇「運命の力」第4幕もうだめだ-呪ってはいけない
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」第1幕勝ちて帰れ
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」第4幕ミゼレーレ
ヴェルディ:歌劇「運命の力」第2幕天使の中の聖処女よ
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」第1幕清き女神よ-ああ、戻ってきて
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」第2幕ノルマ、ごらんなさい
演奏/ローザ・ポンセル(ソプラノ)
20世紀を代表する名ドラマティック・ソプラノ歌手ローザ・ポンセルはあのマ
リア・カラスが「最も偉大な歌手」と褒め称えたほど素晴らしい才能を持ち合
わせていました。彼女の華々しい経歴の中でも特筆すべき事項が1927-28年の
メトでの「ノルマ」の上演でしょう。1892年にロッテ・レーマンが歌って以来、
この役を歌えるソプラノがいなかったため実に 35年間上演されなかったとい
うこのオペラ、彼女が完璧に歌ったことで大成功を収めたのです。ここに収録
された「ノルマ」は1929年の録音で、輝かしく崇高な全盛期の声が捕らえられ
ています。
ウォード・マーストン復刻




<MARCO POLO>
8.225316 \1780
シュポア( 1784-1859):弦楽四重奏曲全集第12集
弦楽四重奏曲第33番ト長調 Op.146/弦楽四重奏曲第35番変ホ長調 Op.155/
ポプリ第1番
ディマ弦楽四重奏団
大好評、シュポアの弦楽四重奏曲全集も今作で第12巻を数えます。多作で知ら
れるシュポアですが、室内楽、とりわけ弦楽四重奏は彼の作品の中でも重要な
位置を占めるもので、多彩なスタイルと高い音楽性を持った興味深い作品が目
白押しです。このアルバムには晩年の2つの作品、第33番と第35番が収録され
ています。第33番のアダージョは全作品の中でも最も秀でたものとして高く評
価され、第35番は古典的なスタイルを懐古するものです。
ポプリは作曲家20歳の作品で、かなり意欲的な作品です。



<DACAPO>
8.226037 \1780
秘められた旋律
ペル・ノアゴー(1932-)
1.無限拝受(2台ピアノのための)2.思いだすこと 3.スタディエール
4.アキレスとカメ
ロルフ・ヒンド(1964-)
5.明らかにされることのないもの(ヴァイオリンとピアノのための)
ペル・ノアゴー(1932-)
6.無伴奏ヴァイオリン・ソナタ“秘められた旋律”
ロルフ・ヒント(ピアノ)・・・1,2,3,4,5
ニコラス・ホッジス(ピアノ)・・・1のみ
デヴィッド・アルバーマン(ヴァイオリン)・・・5,6
「彼の音楽には未来が感じられる・・・」と Gramophone誌でも絶賛されたデ
ンマークの作曲家、ノアゴーの室内楽作品集です。抽象的でミステリアスなタ
イトルそのままのピアノ作品はどれも洗練された美しさが魅力です。とりわけ、
極めて技巧的でピアニストに過酷な試練を要求する「アキレスとカメ」は、聞
き手の耳には心地良い刺激をもたらしてくれるでしょう。
ノアゴーの要求するものは難解ではあるものの、深い感情移入と微妙なバラン
スが透けてみえ、それを追求するのはまことに興味深い作業です。

8.226044 \1780
ソンライフ・ラスムセン(1961-)
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番“陽光と影”/グラーヴェ-カーステ
ン・ホイダルを偲んで/ヴァイオリン協奏曲第1番“季節の歌”/
過去への反響
シェラン弦楽四重奏団
ジョン・ストルゴーズ(ヴァイオリン)
ユハ・カンガス(指揮)オストロボスニア室内管弦楽団
彼によると、「私の音楽の根源はすべてファロエズの民謡によるものだ」とい
うことですが、実際にそのようなメロディを聴きとるのは至難の業です。なぜ
ならば、その歌はばらばらにされて現代的に組み替えられているから。断片す
ら私たちの耳には届くこともないでしょう。しかしながら、ラスムセンの音楽
を聴くと様々なイメージが目の前に浮かびます。
偏在する大西洋、砂丘、島を渡る厳しい風、それは彼が幼いころに過ごした
ファロエズの光景と重なるものです。このアルバムは弦楽のための作品集。
世界初演録音を含みます。

8.226524 \1780
グンナー・ベアウ(1919-1989)
エクラテメンツ
演奏/エーリク・カルトフト(ピアノ)
デンマークの十二音音楽の草分けである、作曲家グンナー・ベアウはダルム
シュタットに参加した初のデンマーク作曲家で、オネゲルやメシアン、シュ
トックハウゼン、ブーレーズらとも交流がありました。このアルバムは彼の
音楽の総決算とも言えるもので、30年以上にも渡る作風の変遷を耳で確かめ
ることが可能です。なんとも複雑で爆発的エネルギーを湛えた小品でしょう。



<CPO>
777101-2(SACD-Hybrid) \2950
ワインガルトナー(1863-1942):管弦楽作品集第5集
序曲“深刻な時より”/交響曲第5番 ハ短調 Op.71
マルコ・レトーニャ(指揮)バーゼル交響楽団
戦前を代表する名指揮者ワインガルトナーは、フランツ・リストに弟子入りし
たほどの大作曲家でもありました。いくつかのベートーヴェンの作品の改訂で
も知られていますが、交響曲からオペラまで多方面に渡る多数のオリジナル作
品も多数残されています。CPOレーベルは彼の作品を積極的に録音していて、
この盤は交響曲集の第5作目にあたります。後期ロマン派の作風にどっぷり浸
かった交響曲第5番も聴きごたえありますが、興味深いのは、序曲“深刻な時
より”。国歌を使用した緊張感溢れる楽想が魅力的な、ワインガルトナー版
「1812年」とも言える楽しい作品です。

777076-2 \1700
キール(1821-1885):ピアノ四重奏曲全集
ピアノ四重奏曲第1番イ短調 Op.43/第2番ホ長調 Op.44/第3番ト長調 Op.50
演奏/ウルリケ=アニマ・マテ(ヴァイオリン)
ハリオルフ・シュリヒティヒ(ヴィオラ)
クセニア・ヤンコヴィチ(チェロ)オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
1821年生まれのドイツの作曲家、キールは幼い頃から音楽の才能を発揮し、ほ
とんど独学にも関わらずピアノを演奏し、13歳になるまでに多くの作品を書い
たとされています。交響曲と歌劇以外のほとんどのジャンルに手を染めた彼で
すが、やはりその白眉はピアノ曲とピアノを用いた室内楽作品でしょう。
ここに収録されたピアノ四重奏も、冒頭の3分を聴いただけでその渋い輝きに
圧倒されるはず。シューマンとブラームスを結ぶ隠れた掛け橋として、もっと
評価されても良い人です。

777250-2 2枚組 \4900
エナ(1859-1939):熱き愛
ミクサート・コロマン(カールマン)のテクストによる2幕のオペラ
演奏/ヨハンナ・ストヨコヴィチ(ソプラノ)
ロタール・オディニウス(テノール)
アルフレード・キム(テノール)
エグベルト・ユングハウス(バリトン)
ヘルマン・ボイマー(指揮)
北ドイツ放送フィルハーモニー&北ドイツ合唱団
日本でも演奏された歌劇「マッチ売りの少女」で知られるデンマークの作曲家、
アウゴスト・エナの知られざるオペラ「熱き愛」の登場です。この人もほとん
ど独学で音楽を学んだのですが、オペラを13曲も書いたと言われています。
この「熱き愛」はワーグナーの重厚さとベルカント・オペラの流麗さ、そして
ヴェリズモのリアリティを併せ持つ美しい作品で、悲しい結末も含め聴き手の
涙を誘うこと間違いなしです。

777271-2(SACD-Hybrid) \2950
北ドイツ・バロックの作曲家たちのオルガン作品集
カラデック(1640?-1684)
ブルンクホースト(1670?-1725)
シュテフェンス(1560-1616)
エーリッヒ(1649-1712)
リッター(1645?-1725?)
ハンフ(1664-1711/12)
フリードヘルム・フランメ(オルガン)1721/22年製 ボックホルン、聖コズマス
&聖ダミアン教会 聖父のオルガン
ナクソス・スタンダードのデュリュフレ・オルガン作品集をはじめ、 CPOレー
ベルにもいくつもの素晴らしい録音のある名手フランメの最新盤。16世紀の知
られざる作曲家たちが書いた多彩な作品を収録したもので、その経歴も、教会
のオルガニストであったりブクステフーデの弟子であったりと様々です。ドイ
ツ北海、オストフリースラントの小さな町ボックホルムの由緒ある教会のオ
ルガンの音色も魅力です。

777291-2 2枚組(1枚価格) \2450
ジンクフォニカー 25周年記念アルバム
「これが最高!」
演奏/ジンクフォニカー
若干のメンバーの入れ替わりはあるものの、25年間ずっと活動を続け、常にク
オリティの高いアルバムをリリースしているドイツの6人組の男声ヴォーカル
アンサンブル、ジンクフォニカーのベスト盤です。
驚異的なレパートリーと完璧なアンサンブルが持ち味で、(他のレーベルから
はサイモン&ガーファンクルまで出しています)ここでも、「You are the
sunshine of my life」の次にはレーガーというまさに人を食った選曲がナイ
ス。ちょっと懐かしい気持ちになれる粋な2枚組です。

777327-2 \2450
プレトーリウス(1571-1621):降臨節とクリスマスの音楽
来たれ、諸民族の救い主よ/もろびと声あげ/高き天より/ベツレヘムに生まれ
し御子/優しい星々の創造主よ/讃えられよ、イエス・キリスト/喜びを響かせ
よう /太陽の昇る地平から
演奏/マンフレッド・コルデス(指揮)
ブレマー・バロック・コンソート
題名こそクリスマスの音楽ではありますが、このアルバムは慌ただしい時期が
終わって、ほっとした時こそ聴いていただきたい心洗われる1枚です。全てを
慈しむかのような歌声、澄み切った弦の音色、そして極上のアンサンブル、こ
れは素敵です。




<CANARY CLASSICS>
CC04 \2480
ガン・チェン&チャンハオ・ヘ:
ヴァイオリンのための協奏曲「梁山泊と祝英台」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
ラン・シュイ(指揮)シンガポール交響楽団
中国語版“大地の歌”でおなじみ、ラン・シュイ&シンガポール交響楽団を
バックに名手ギル・シャハムが歌いまくるのは名曲「梁山伯と祝英台」(NAXOS
の誇る名手西崎崇子氏やヴァネッサ・メイにも名演あり)です。現世では決し
て結ばれることのなかった恋人たちが、蝶になってその想いを果たしたという
悲しくも美しいストーリーが秘められた情熱的な曲で、全編に漂う濃厚な中国
風の雰囲気と心打つメロディがなんとも魅力的。同時収録のチャイコフスキー
を凌駕するほどの熱い曲です。これは、かなり聴きものです。



<WIGMORE HALL>
WHLive0017 \2100
シューベルト( 1797-1828):
1.岩の上の羊飼い
2. 八重奏曲
1.アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
マイケル・コリンズ(クラリネット)
2.マイケル・コリンズ(クラリネット)
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ピーター・ブルント(ヴァイオリン)
ラルス・アンドレス・トムター(ヴィオラ)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
ペーター・リーゲルバウアー(コントラバス)
マーティン・オーウェン(ホルン)
ロビン・オニール(バスーン)
プレトニョフとの共演で知られる名クラリネット奏者、マイケル・コリンズと
その仲間たちのシューベルトです。伸びやかでひたすら流麗な「岩の上の羊飼
い」での情感あふれるタイナンの歌、そしてくつろいだ中にも緊張感漲る八重
奏曲と、どちらもシューベルトの作品の魅力を存分に味わうことができるで
しょう。
ファン・クーレン、ミュラー=ショットなどの注目の若手たちの演奏にもご注
目ください。

WHLive0018 \2100
イモジェン・クーパー:リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調 K.310
ラヴェル:鏡
ドビュッシー:月の光
演奏/イモジェン・クーパー(ピアノ)
ホルツマイヤーとの共演でしられるベテラン・ピアニスト、イモジェン・クー
パーの2007年リサイタルのライヴ盤です。その実力にわりには知名度がもう一
つの感がありますが、一部に熱狂的なファンを持つという、まさに「通のため
の」ピアニストと言えるでしょう。彼女の細やかで丁寧な演奏は特にモーツァ
ルトやシューマンの演奏での評価が高いのですが、ここで聴けるラヴェルなど
も素晴らしいものです。

WHLive0019 \2100
モーツァルト:弦楽四重奏曲ニ短調 K.575
スメタナ:弦楽四重奏曲第2番ニ短調
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番
シュカンパ弦楽四重奏団
1989年、プラハ音楽院の学生たちによって結成されたスカンパ四重奏団はスメ
タナ弦楽四重奏団のメンバーであったアントニン・コホウトとミラン・スカン
パの助言を受け、彼らの音楽を確立し、今ではチェコを代表する名弦楽四重奏
団へと成長しました。彼らの演奏はBBCでも定期的に放送され、ウィグモア・
ホールには1993年にデビュー、聴衆から大絶賛されました。ここではモーツァ
ルト、スメタナ、ショスタコーヴィチのスタイルの違いを的確に表現していま
す。とりわけ「お国もの」のスメタナのねっとりとした音楽は聴きどころです。

WHLive0020 \2100
クリストファー・マルトマン・リサイタル
シューベルト:
さすらい人/さすらい人の夜の歌I/休みなき愛/さすらい人の夜の歌II
ヴォルフ:炎の騎士/庭師/恋人に /散歩/ねずみ取りの男
ドビュッシー:ロマンス/鐘/マンドリン
デュパルク:旅へのいざない/波と鐘/フィディレ
ウォーロック:キツネ/歌い手/ストラットン船長奇譚
演奏/クリストファー・マルトマン(バリトン)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
最近めきめき頭角を現す若手バリトンの一人がこのマルトマンです。オペラ、
歌曲のどちらでも活躍、まるで絹のようなつややかな光沢を持った美しい声で
聴き手を魅了します。このリサイタルではシューベルトやヴォルフ、他の曲を
熱唱。どれもが劇的ですばらしい表現力。ドビュッシーやデュパルクなどのフ
ランス歌曲の微妙なニュアンスもたまりません。
アンコールがこれまた絶妙!

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