クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-07 No.17

2012年07月17日 15時29分26秒 | Weblog
<Australian Eloquence>
4803303 2枚組 ¥1400
《アントン・ディアベッリの主題による変奏曲集》
【CD1】〔様々な作曲家による、ディアベッリの主題による変奏曲〕
イグナッツ・アズマイヤー, カール・マリア・フォン・ボックレット,
レオポルト・ツァペック, カール・チェルニー, ヨーゼフ・ドレヒスラー,
フランツ・ヤコブ・フライシュタットラー,
ヨハン・バプティスト・ゲンスバッヒャー, ヨ-ゼフ・ゲリネック,
アントン・ハルム, ヨアヒム・ホフマン, ヨハン・ホルツァルカ,
ヨゼフ・フグルマン, ヨ-ハン・ネポムック・フンメル,
フレデリック・カルクブレンナー, ヨ-ゼフ・ケルツコフスキー,
コンラディン・クロイツァー,
ハインリッヒ・エデュアルト・ヨーゼフ・バロン・フォン・ランノイ,
マルクス・ライデスドルフ, フランツ・リスト, イグナーツ・モシェレス,
フランツ・クサーバー・ヴォルフガング・モーツァルト,
ゴットフリート・リーガー, フランツ・ド・パウラ・ローザー,
フランツ・シューベルト, アッベ・マクシミリアン・シュタットラー,
ヨーゼフ・ド・ツァーライ, バーツラフ・ヤン・クルティテル・トマーシェク,
チャールズ・アンゲルス・ド・ウィンクラー,
ヤン・アオグスト・ヴィタ-セク, ヤン・バーツラフ・ヴォリーセク、
による「ディアベッリの主題による変奏曲」
【CD2】
ベートーヴェン:『ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120』
イェルク・デームス(フォルテピアノ)
〔録音〕1971年10-11月、ウィーン、パレ・シェーンブルン
(アナログ:セッション)[音源:DG]
作曲家兼出版業者を営んでいたアントニオ・ディアベッリ。1819年に当時人気
のあった作曲家50人に、自分の曲の主題によって1人1曲ずつ変奏を書いてもら
い、長大な作品に仕上げようと企画をたてました。この録音では50人のうち30
人が作曲した変奏を収録しています。そしてそのディアベッリの企画ではなく、
後にベートーヴェンが作曲した長大な変奏曲をCD2に収録。大御所デームスが
歴史的楽器で演奏を試みています。世界初CD化

4803605 ¥900
《プロコフィエフ:バレエ&オペラからのピアノ・トランスクリプションズ集》
『「ロメオとジュリエット」からの10の小品Op.75』
『ワルツOp.96-1(「戦争と平和」より)』
『「3つのオレンジへの恋」からの2つの小品Op.33b』
『「シンデレラ」からの6つの小品Op.102』
ウラディーミル・アシュケナージ(P)
〔録音〕1995年、スイス(デジタル:セッション)
プロコフィエフ自身による自作の管弦楽曲のピアノ編曲版を収録したアルバム
です。指揮者としてのアシュケナージは、見事なオーケストレーションを叙情
的でメロディアスに、そしてセンシティヴな指揮による素晴らしい音楽物語を
作り出してきました。ここではプロコフィエフがピアノ1台のためにつぎ込んだ
効果が、もっとも苛烈に発揮されるよう、アシュケナージはコントラストを浮
き出させ、叙情性たっぷりに演奏していきます。

4803606 ¥900
ラフマニノフ:『練習曲集「音の絵」Op.33&39』(全曲)
ウラディーミル・アシュケナージ(P)
〔録音〕1973, 1977, 1981年、ロンドン(ステレオ:セッション)
『練習曲集「音の絵」』は、具体的な絵から啓示を受けて作曲したといわれて
いますが、それらの絵が何かは不明確。しかしながら華麗な技巧をも取り入れ
た表題的作品で、テクニックだけでなく深い表情を表現することが求められま
す。アシュケナージは幅広いレパートリーをもちながら、なかでも特にラフマ
ニノフを愛し、その演奏は高い評価を得ています。このアルバムに収められた
「音の絵」でも、深い洞察にもとづく見事な名演を聴かせてくれます。

4803607
《ロシアン・ピアノ・アンコールズ》
(1) チャイコフスキー:『「四季」より「6月:舟歌」』
(2) チャイコフスキー:『ドゥムカ ハ短調Op.59』
(3) タネーエフ:『前奏曲とフーガ 嬰ト短調 Op.29』
(4) リャードフ:『音楽玉手箱 Op.32』
(5) ボロディン:『スケルツォ変イ長調』
(6) ショスタコーヴィチ:『「人形の踊り」より第1曲「抒情的なワルツ」』
(7) ショスタコーヴィチ:
『映画音楽「馬ばえ(The godfley)」Op.97より「小曲」「スペイン舞曲」』
(8) ショスタコーヴィチ:『「明るい小川」Op.39より「夜想曲」』
(9) ショスタコーヴィチ:『「黄金時代」Op.22より「ポルカ」』
(10) プロコフィエフ:
『「ロメオとジュリエットからの10の小品Op.75」より「仮面」
「別れの前のロメオとジュリエット」』
(11) ラフマニノフ:『前奏曲嬰ハ短調Op.3-2』
(12) ラフマニノフ:『練習曲「音の絵」Op.39より第1, 2, 5番』
(13) ラフマニノフ:『ライラックOp.21-5』『ひなぎくOp.38-3』
(14) ラフマニノフ:『ヴォカリーズOp.34-14(コチシュ編)』
ウラディーミル・アシュケナージ(P)
〔録音〕1963年((12)), 1968年((10)), 1983年((2)(3)(4)(5)), 1975年((11)),
1998年((1)), 2000年((13)), 2003年((6)(7)(8)(9)), 2004年((14))
チャイコフスキーやラフマニノフらのロシアの作品を、アシュケナージの名演
で集めたアルバムです。ロシア出身で国際的キャリアを積んできた彼ならでは
の自信が現れた、アシュケナージならではの演奏です。作品の持つ感傷的な味
わいが美音と共感あふれる表現によって、しなやかに、また語りかけるように
紡がれていきます。ロシア音楽の繊細さ、温かさなど、多彩な表情を変幻自在
に描きだした聴き応えのある一枚です。

4804867 2枚組 ¥1400
《ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集》
ベートーヴェン:
(1)『ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」』
(2)『ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』
(3)『ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」』
(4)『ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」』
(5)『ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78「テレーゼ」』
(6)『ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101』
(7)『合唱幻想曲 ハ短調Op.80』
ハンス・リヒター=ハーザー(P)
カール・ベーム(指揮)
ウィーン交響楽団, ウィーン国立歌劇場合唱団
テレサ・シュティヒ=ランダル(Sp), ヒルデ・レッセル=マイダン(A),
アントン・デルモータ(T), パウル・シェフラー(Bs)((7))
"〔録音〕1955年((1)(2)(4)), 1956年((3)(6)), 1958年((5)),
オランダ(モノラル)[音源:PHILIPS]/ 1957年, ウィーン((7)) 
端整な中に堂々たる風格を備えたリヒター=ハーザーのベートーヴェン。充実し
た響きと豊かな情感。一音一音を構築していく論理性と重厚な響きは、まさに
ドイツ演奏の王道といったところでしょう。このPHILIPSへのソナタ録音は、
華麗さや派手さを廃し、渋くそして魅力的な音色による名盤として誉れ高きも
のです。そして当時最高の陣容に加え、ウィーン国立歌劇場合唱団でしっかり
と固めた、カール・ベーム&ウィーン交響楽団による「ベートーヴェン:合唱幻
想曲」のすごい演奏も収録。




<HEVHETIA>
HV 0043-2 ¥2080
プロ・ムジカ&マグノーリア 牧草地へ 児童合唱のための音楽
イヴァン・フルショフスキー(1927-2001):シャリシュのゲーム
ゾルターン・コダーイ(1882-1967):飛んだり跳ねたり[Egyetem begyetem]
ズデンコ・ミクラ(1916-):A kedz ja se
ヘニング・ソメーロ(1952-):詩篇[Salme]
アウグスティン・クビチェク(1918-2009):グローリア[Gloria]
ヨゼフ・ポドプロツキー(1944-):
アヴェ・ヴェルム・コルプス[Ave verum corpus]
ランドル・トンプソン(1899-1984):アレルヤ[Allelujah]
フランツ・ビーブル(1906-2001):主の天使[Angelus Domini]
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
われらはあなたに感謝する[Agimus tibi gratias]
トドル・スカロフスキ(1909-2004):Makedonsko oro
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):この幼な児[This little babe]
オットー・フィッシャー:願望[Tuzba]
ユライ・ヴァヨ(1970-):キリエ[Kyrie]
ミハイル・ヴェルビツキー:われらの父[Otce nas]
ヤコブス・ガルス(1550-1591):
主よ、私を助けに来てください[Domine ad adjuvandum]
プロ・ムジカ・ミハロフツェ児童合唱団
マグノーリア・ソブランツェ児童合唱団
ヴィエラ・ドジョガノヴァー(指揮)
録音:2000年、トルナーフカ/2006年、ソブランツェ/2010年、コシツェ 
以上スロヴァキア
スロヴァキアの二つの児童合唱団の合同演奏。

HV 0045-2 ¥2080
コンテンポラリー・リフレクションズ
イヴァン・ブッファ(1979-):ロカッテリ・カプリス(2008)(*)
イヴァン・ブッファ:無伴奏ヴァイオリンのためのカプリス(2006)
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):五重奏曲第1番(1976)
ミカエル・ジャレル(1958-):Assonance VI(1991)
ベント・セアンセン(1958-):
The Lady and the Lark(ヴィオラとアンサンブルのための;1997)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):O King(1968)
ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-):
ピラミッド(2台のピアノのための;1998)
ペトラ・バフラター(1975-):Eyes Wide Shut(2008)
クアサルス・アンサンブル
マレク・ズヴィーベル(ヴァイオリン(*))
イヴァン・ブッファ(指揮)
録音:データ記載なし

HV 0049-3 ¥2080
無伴奏フルートのための現代音楽
グウィン・プリッチャード(1948-):Intermezzo(1992)
川島素晴(1972-):Manic Psychosis I(1991-1992)(*)
ルートヴィヒ・ヌスビヒラー(1963-):
An die Nacht(アルトフルートのための;1986)
イサン・ユン(1917-1995):Sori(1988)
クラウス・アーガー(1946-):Inkoharenz-Koharenz III Op.46(1987)
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):Canzona di ringraziamente(1985)
イルムガルト・メッシン(フルート、アルトフルート)
録音:2008-2009年(*以外)/2010年、ライヴ(*) 場所の記載なし
イルムガルト・メッシンはザルツブルク・モーツァルテウム大学でイレーネ・
グラフェナウアーに師事したオーストリアのフルート奏者。オーストリア・ユ
ーゲントフィルハーモニーの首席奏者、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦
楽団のメンバーを務めた後、ソリストとして活躍しています。
(*)の作曲者名が「Toshio Kawashima」と誤表記されています。ご了承ください。

HV 0057-2 ¥2080
ドビュッシー、マーラー、アルブレヒト、プーランク:
室内アンサンブルのための音楽
ドビュッシー(1862-1918)/シェーンベルク(1874-1951)、ベン・ザックス編曲:
牧神の午後への前奏曲
マーラー(1860-1911)/シェーンベルク編曲:さすらう若者の歌(*)
アレクサンダー・アルブレヒト(1885-1958)/イヴァン・ブッファ(1979)編曲:
歌曲選集(*); 悔悛/冬の夜に/私の心/墓地の草/レンツ
プーランク(1899-1963):黒人狂詩曲(*)
ペトラ・ノスカイオヴァー(メゾソプラノ(*))
クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)
録音:データ記載なし




<PAVIAN>
PM 0058-2 ¥2080
スーパー・トリアンゴ(超級探戈三重奏)
A Media Luz / El Choclo / By the Bank of River Shu / Adios Muchachos
La Cumparsita / Old Dream Lingers On / Caminito / Volver
When Will You Come Again? / Melancolico / Orlando Goni / Maria
Adios Nonino / Lo Que Vendra / Calle Cabildo
ペテル・ブレイネル(ピアノ)
ボリス・レンコ(アコーディオン)
スタニスラフ・パルーフ(ヴァイオリン)
ゲスト:ティナ・グオ(チェロ)
録音:2010年2月12-14日、ファトラ芸術館、ジリナ、スロヴァキア





<PAVLIK>
PA 0089-2 ¥2080
ホモ・ハーモニクス アコーディオンのための音楽
ペテル・ザガル(1961-):マタ・ハリ(1997/2002)
ボリス・レンコ(1965-):Juta(2010)
ジェルジュ・リゲティ(1923-2006):ムジカ・リチェルカータ(1951-1953)
ペテル・ザガル:哀悼歌[Smutocny spev](2001)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):3つの古い舞曲(2005)
ユルゲン・ガンツァー(1950-):白昼夢(1990)
オーレ・シュミット(1928-2010):トッカータ第2番(1963)
ボリス・レンコ:テーマ+(2006)
ボリス・レンコ(アコーディオン)
録音:2010年9月、トゥルゾー家、バンスカー・ビストリツァ、スロヴァキア

PA 0091-2 ¥2080
エフゲニー・イルシャイ(1951-):
シェーンベルク変奏曲
(アリアと30の変奏、ピアノとオルガン音色のクラビノーバのための)
Tasaufi/Do La, C(si), Fa(囁きと叫び)
エフゲニー・イルシャイ(ピアノ)
録音:2011年7月11-12日、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア

PA 0094-2 ¥2080
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ・ソナタホ短調
ラジスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2009年6月26-27日、ファトラ・ホール、ジリナ、スロヴァキア




<SLOVAK RADIO>
RB 0338-2 ¥2080
テクニック&ミルコ・クライチ
ミルコ・クライチ(1968-):
ピエタ(2005)
ヴァイオリン、チェロと室内管弦楽のための二重協奏曲(2009)(*)
命の道(混声合唱と弦楽合奏のための;2008)(+)
タンギッシモ(弦楽合奏のための;2008)(*)
フランチシェク・テレク(ヴァイオリン(*))
オルソリャ・コヴァーチ(チェロ(*))
テクニック混声合唱団(+)イヴェタ・ヴィスクポヴァー(合唱指揮(+))
テクニック室内管弦楽団
ミルコ・クライチ(指揮)
録音:データ記載なし





<Opus(Slovakia)>
910138-2 2枚組 ¥2300
ヤン・ツィッケル(1911-1989):オペラ「コリオレイナス」(全3幕;1970-1972)
アントニーン・シュヴォルツ(バリトン:
ケイアス・マーシアス、後にコリオレイナス)
エドゥアルト・ハケン(バス:メニーニアス・アグリッパ)
オルドジフ・スピサル(テノール:コミニウス)
ミロスラフ・イェリーネク(テノール:エディル)
ヤン・フラフスカ(テノール:シシニアス)
ヨセフ・ヘリバン(バリトン:ブルータス)
イヴァナ・ミクソヴァー(アルト:ヴォラムニア)
ダニエラ・ショウノヴァー(ソプラノ:ヴァージリア)
ヤロスラフ・ストジーシュカ(テノール:タラス・オーフィディアス) 他
プラハ国民劇場管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指揮)
録音:1974年4月4日、ライヴ、プラハ国民劇場、チェコスロヴァキア(当時)
スロヴァキアの作曲家ヤン・ツィッケルがシェークスピアの戯曲を基に作曲し
たオペラ。チェコスロヴァキア放送による初演時の録音をCD化したもので、当
レーベルの全ジャンルから名盤を厳選し100タイトルの2枚組CDで復刻する
「OPUS100」シリーズのうちのひとつ。

910150-2 2枚組 ¥2300
モーツァルト(1756-1791):
交響曲第40番ト短調 K.550(*)
交響曲第25番ト短調 K.183(*)
レクイエム ニ短調 K.626(+)
マグダレーナ・ハヨーショヴァー(ソプラノ(+))
ヤロスラヴァ・ホルスカー(アルト(+))
ヨセフ・クンドラーク(テノール(+))
ペテル・ミクラーシュ(バス(+))
ヴラジミール・ルソー(オルガン(+))
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団(+)
シュテファン・クリモ(合唱指揮)(+)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指揮)
録音:1983年4、9月(*)、1985年3月(+)、
スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ブラチスラヴァ
チェコの名指揮者コシュラーによるモーツァルトの2つのト短調交響曲とモー
ツァルト。当レーベルの全ジャンルから名盤を厳選し100タイトルの2枚組CDで
復刻する「OPUS100」シリーズのうちのひとつ。

912828-2 ¥2080
ヤンコ・ブラホ オペラ・アリア名唱集
スメタナ(1824-1884):「売られた花嫁」(*)、「悪魔の壁」、
ドヴォルジャーク(1841-1904):「ジャコバン党員」(+)、
モーツァルト(1756-1791):「ドン・ジョヴァンニ」、
ヴェルディ(1813-1901):
「仮面舞踏会」、「リゴレット」(#)、「トロヴァトーレ」、
マスカーニ(1863-1945):「カヴァレリア・ルスティカーナ:、
モニュシュコ(1819-1872):「ハルカ」、
チャイコフスキー(1840-1893):「エフゲニー・オネーギン」、
プッチーニ(1858-1924):「蝶々夫人」(**)、
グノー(1818-1893):「ファウスト」(**/++)からのアリア
エウゲン・スホニュ(1809-1993):カルパチア地方の詩篇(##)
ヤンコ・ブラホ(テノール)
ヘレナ・バルトショヴァー(ソプラノ(*))
ジタ・フレショヴァー=フトツォヴァー(ソプラノ(+))
アンナ・フルショフスカー(ソプラノ(#))
キショノヴァー=フボヴァー(ソプラノ(**))
フランチシェク・ズヴァリーク(バス(++))
スロヴァキア国民劇場管弦楽団(+/**)
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団(##)
スロヴァキア放送交響楽団(+/**/##以外)
チボル・フレショ、ユライ・ヴィリアム・シェッフェル、
ルドルフ・ヴァシャタ、チボル・アンドラショヴァン、
ラジスラフ・ホロウベク、ズデニェク・ハラバラ、
ラジスラフ・スロヴァーク(指揮)
スロヴァキア国民劇場のソリストを長年務めたヤンコ・ブラホ(1901-1981)の歌
唱音源をまとめたアルバム。すべてスロヴァキア語で歌われています。

912837-2 ¥2080
クラシック・ブルー フルートとピアノのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750)/ヤーン・ハイナル編曲:フレッシュ・エア
ショパン(1810-1849)/ヤーン・ハイナル編曲:ワルツ
J・S・バッハ/ヤーン・ハイナル編曲:シチリアーナ
モーツァルト(1756-1791)/ヤーン・ハイナル編曲:
もうひとつのナハトムジーク
J・S・バッハ/ヤーン・ハイナル編曲:インヴェンション
フォーレ(1845-1924)/ヤーン・ハイナル編曲:パヴァーヌ
J・S・バッハ/ヤーン・ハイナル編曲:バディネリ
ヤーン・ハイナル:田舎で
J・S・バッハ/ヤーン・ハイナル編曲:Joy of Swinging Bach
ヤーン・ハイナル:バルトークの部屋
J・S・バッハ/ヤーン・ハイナル編曲:アリオーソ
ヤーン・ハイナル:ゼンプリンの市場
デイヴ・ブルーベック(1920-):ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク
J・S・バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ BWV1013
ミロシュ・ユルコヴィチ(フルート)
ヤーン・ハイナル(ピアノ)
録音:2011年6月19日、スロヴァキア放送第2スタジオ
ジャズからクラシックに転向するという異色の経歴を持つスロヴァキアのフル
ート奏者ミロシュ・ユルコヴィチと、スロヴァキアのジャズ界の大物ピアニス
ト・作曲編曲家ヤーン・ハイナルのコンビによるジャズ風クラシック。

912839-2 ¥1550
スロヴァキア・フィルハーモニー・トレジャーズ
ドヴォルジャーク(1841-1904):
交響曲第6番ニ長調 Op.60(*)/交響曲第8番ト長調 Op.88(+)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指揮)
録音:スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール、ブラチスラヴァ、
時期の記載なし
初出(LP):1974年(+)/1978年(*)
チェコスロヴァキア社会主義共和国の終焉(1989年)以来権利関係が混乱してい
たスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の音源がOPUSレーベルに取り戻さ
れ、順次CDとして発売されることになりました。第1弾は頻繁に客演していた
チェコの名指揮者ズデニェク・コシュラー(1928-1995)の指揮によるドヴォル
ジャーク2タイトルとスメタナです。

912847-2 ¥1550
スロヴァキア・フィルハーモニー・トレジャーズ
ドヴォルジャーク(1841-1904):
交響曲第9番ニ長調 Op.60(*)/交響的変奏曲 Op.78(+)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指揮)
録音:スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール、ブラチスラヴァ、
時期の記載なし
初出(LP):1974年(*)/1983年(+)

912848-2 ¥1550
スロヴァキア・フィルハーモニー・トレジャーズ
スメタナ(1824-1884):連作交響詩「わが祖国」
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指揮)
録音:スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール、ブラチスラヴァ、
時期の記載なし
初出(LP):1978年




<ACTE PREALABLE>
AP 0257 ¥1800
アドルフ・ミシェク(1875-1955):コントラバス・ソナタ&小品集 Vol.1
ソナタ第1番イ長調 Op.5
演奏会用ポロネーズ
ソナタ第2番ホ短調 Op.6
シモン・マルチニャク(コントラバス)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
録音:2011年8月10-11日、12月14-15日、ポーランド放送スタジオS1、
ワルシャワ

AP 0258 ¥1800
アドルフ・ミシェク(1875-1955):コントラバス・ソナタ&小品集 Vol.2
ソナタ第3番ヘ長調 Op.7
スメタナのオペラの主題による幻想曲(*)
伝説 Op.3
シモン・マルチニャク(コントラバス)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
録音:2011年8月10-11日、12月14-15日、ポーランド放送スタジオS1、
ワルシャワ
アドルフ・ミシェクはチェコ(ボヘミア)生まれのコントラバス奏者・作曲家。
ウィーン音楽院を卒業後ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1918年
のチェコスロヴァキア独立を機にプラハに移り、1920年国民劇場管弦楽団の首
席奏者に就任。1934年に引退し、亡くなるまでの20年間はフリーランスの演奏
家・作曲家として活躍しました。シモン・マルチニャクは2007年ハーグ・レジ
デンティ管弦楽団の首席奏者に就任したポーランドのコントラバス奏者。
(*)は世界初録音と表示されています。

AP 0262 ¥1800
ショパンの教え子たち VII
ユリアン・フォンタナ(1810-1869):ピアノ作品全集 Vol.3
ウェーバーの思い出-ウェーバーの「オベロン」の主題によるポプリ Op.5
2つの奇想曲 Op.1 から 不安(No.1)/ポルカ風狂詩曲 Op.19
12の練習曲形式の性格的小品 Op.9 第1巻(第1-6曲)
ロリータ-華麗な大ワルツ Op.11
ベッリーニの「夢遊病の女」の主題による華麗な幻想曲第2番 Op.16
フィリップ・ドゥヴォー(ピアノ)
録音:2010年6月、2011年4月、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ
ショパンと同い年の親友にしてピアノの弟子であり、作曲家・ピアニストとし
ての活動の他ショパンの作品出版のための写譜や遺作の出版に尽力したフォン
タナの、現存する全ピアノ作品録音完結編。世界初録音と表示されています。
Vol.1: AP 0160、Vol.2: AP 0259。
フィリップ・ドゥヴォーはジョルジュ・シフラ(1921-1994)に才能を見出され、
ポーランドのピアニスト・作曲家ミウォシュ・マギン(1929-1999)に師事した
フランスのピアニスト。ポーランドのピアノ音楽のスペシャリストとして活躍
しています。
[ボーナスCD-EXTRA]
ユリアン・フォンタナ:夜想曲 Op.20(*)
アクト・プレアラブル・レーベルの2012年版カタログとMP3サンプル(+)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ(*))
録音:2011年12月、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ
(*)はフィリップ・ドゥヴォーによる録音セッションの後で楽譜が発見された
作品。(+)は「すべてのパソコンで閲覧・再生可能」と表示されておりますが、
弊社は動作を保証いたしません。なにとぞご了承ください。

AP 0295-99 5枚組 ¥4380
ウニヴェルシタス・カンタート(国際大学合唱祭)1998-2011 
ファイナル・コンサート
ズビグニェフ・コズプ(1960-):
聖霊のリタニア[Litania ad Spiritum Sanctum]
(ソプラノ、朗読、混声合唱、オルガンと管弦楽のための;1998)
ドナタ・ホッペル(ソプラノ) ズビグニェフ・グロハル(朗読)
スワヴォミル・カミンスキ(オルガン) アンナ・コズプ(鍵盤楽器) 他
マルチン・ソポリンスキ(指揮)
ヴォイチェフ・キラル(1932-):
お告げの祈り[Angelus](ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための;1999)
バルバラ・クビアク(ソプラノ)
ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
ズビグニェフ・コズプ:あなた方は幸いである[Beati Estis]
(ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための;2000)
アグニェシュカ・ミコワイチク(ソプラノ)
ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
マルチン・ソポリンスキ(指揮)
マレク・ヤシンスキ(1949-2010):
Ad iuventatem(ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための;2000)
イヴォナ・ホッサ(ソプラノ)
ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
マルチン・ソポリンスキ(指揮)
クシェシミル・デンプスキ(1953-):
交響曲「Nihil homine mirabilius」(合唱と管弦楽のための;2002)
ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
マルチン・ソポリンスキ(指揮)
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):
交響曲第2番「Festinemus amare homines」
(2人のソプラノ、2つの混声合唱、2台のピアノと管弦楽のための;2005)
カタジナ・ティルニク、アガタ・ズベル(ソプラノ)
アンナ・ハース=ニェヴィエジャウ、ピオトル・ニェヴィエジャウ(ピアノ)
ポズナン・アダム・ミツキェヴィチ大学室内管弦楽団
ポズナン・ミェチスワフ・カルウォヴィチ中等音楽学校交響楽団
アレクサンデル・グレフ(管弦楽指導)
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
クシェシミル・デンプスキ:
交響曲第2番「春の再来」(管弦楽、合唱と独唱のための;2003)
アガタ・ズベル(ソプラノ) ヨルゴス・スコリアス(ジャズ・ヴォーカル)
ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
クシェシミル・デンプスキ(指揮)
マレク・ヤシンスキ:
5つの交響的絵画「Raptus Europae」(ソプラノ、合唱と管弦楽のための;2007)
ドナタ・ホッペル(ソプラノ)
テュービンゲン・エバーハルト・カール大学アカデミー管弦楽団
トビアス・ヒラー(管弦楽指導)
ジグムント・リヒェルト(指揮)
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
私は記念碑を建てた[Exegi Monumentum]
(ソプラノ、バス、混声合唱と管弦楽のための;2009)
アンナ・ミコワイチク=ニェヴィエジャウ(ソプラノ) 
ヤロスワフ・ブレンク(バス)
シンフォニエッタ・ポツダム(ポツダム大学管弦楽団)
クリスティアン・コミハウ(管弦楽指導)
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
ミウォシュ・ベンビノフ(1978-):愛は征服する[Amor vincit]
(メゾソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽のための;2011)
パウリーナ・ボレチコ=ヴィルチンスカ(メゾソプラノ)
マユエイ・ボグミウ・ネルコフスキ(バリトン)
ビャウィストク音楽学校交響楽団
カジミェシュ・ドンブロフスキ(管弦楽指導)
ミウォシュ・ベンビノフ(指揮)
ウニヴェルシタス・カンタート参加合唱団合同
録音:1998-2011年、ライヴ、アダム・ミツキェヴィチ大学コンサートホール、
ポズナン、ポーランド
ポーランドのポズナンで開催されるウニヴェルシタス・カンタート(国際大学合
唱祭)のファイナル・コンサートにおける委嘱作品の演奏をCD化したものです。

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12-07 No.16

2012年07月17日 15時28分59秒 | Weblog
<EUROARTS>
20 66768(DVD-Video) ¥2500
シフ・プレイズ・バッハ
J.S.バッハ:
(1)イタリア協奏曲BWV971
(2)カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992
(3)フランス組曲第5番ト長調BWV816
(4)半音階的幻想曲とフーガBWV903
アンドラーシュ・シフ(Pf)
監督:ブリュノ・モンサンジョン
[収録:1989年]
アンドラーシュ・シフ36歳の若々しいバッハ演奏。ブリュノ・モンサンジョン
制作による演奏風景で、完璧なテクニックはもちろんながら、音楽性の深さに
驚嘆させられます。

20 58724(Blu-ray) ¥4250
20 58728(DVD-Video) ¥2900
「Dances & Dreams / ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート2011」
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op. 46-1
・グリーグ:交響的舞曲Op. 64-2
・グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op. 16
・ラヴェル:道化師の朝の歌
・R.シュトラウス:楽劇「サロメ」より7つのヴェールの踊り
・ストラヴィンスキー:
バレエ「火の鳥」よりカスチェイ一味の凶悪な踊り、子守歌、フィナーレ
・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op. 72-7[アンコール]
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
収録:2011年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
2011年12月29日から31日までの3日間、サー・サイモン・ラトルの指揮でおこな
われた「ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート2011」。その最終日の
模様を収めた映像作品がEUROARTSよりブルーレイとDVDで登場します。
2011年のテーマは「Dances & Dreams(舞踏と夢)」。プログラムも全篇ダンス音
楽を散りばめたものとなっているのが特徴で、スペイン風のリズムがついには
熱狂的なエンディングへと向かう「道化師の朝の歌」、猟奇と官能の「サロメ
の踊り」、「火の鳥」からは粗野で荒々しい「魔王カスチェイの踊り」と、
ヴァラエティ豊かなナンバーで楽しませてくれます。
さらに、本アルバムの白眉といえるのが名手エフゲニー・キーシンをソリスト
に迎えたグリーグのピアノ協奏曲。これがほぼ20年ぶりのベルリン・フィルへ
の登場となるキーシンは、この間かつての神童から大家への歩みを着実に重ね
ていることを実感させる圧巻のピアニズムで、冒頭からすさまじい気迫、つづ
く第2楽章では抒情をじっくりと歌い上げ、聴衆の心を鷲掴みにします。
キーシンを盛り立てるラトルも相変わらずの好調ぶりで、ドヴォルザークのス
ラヴ舞曲第1番で華々しく幕を開けたコンサートを、アンコールも同じハ長調の
スラヴ舞曲で締めるという心憎い演出もピシッと決めています。




<idealeaudience>
30 79818(DVD-Video) ¥2900
ラルス・フォークト ヴェルビエ音楽祭2011ライヴ
(1)ヤナーチェク:霧の中で
(2)シューベルト:ピアノソナタ第18番ト長調D894
(3)ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番ハ短調Op.111
(4)ブラームス:間奏曲Op.117の1
(5)モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451
(6)ショパン:ノクターン嬰ハ短調(遺作)
ラルス・フォークト(Pf)、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
ヴェルビエ音楽祭室内管(5)
[収録:2011年7月/ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)]
スキーで有名なスイスのリゾート地ヴェルビエで毎夏開催される音楽祭。ここ
で行われるピアノのコンサートはテレビ放映される人気シリーズとなっていま
す。これまでもアルゲリッチやキーシン、ユジャ・ワンなどが出演しましたが、
2011年はドイツの中堅ピアニスト、ラルク・フォークトで、話題となりました。
フォークトといえばEMIから数々の名盤をリリースしていますが、このライヴ
も非常に充実しています。彼としては珍しいレパートリーであるヤナーチェク
の「霧の中で」はインスピレーションに富む演奏を聴かせた後、シューベルト、
ベートーヴェン、ブラームスの深遠な世界で感情移入させられ、さらにモー
ツァルトの典雅な世界へと続きます。まさにフォークトの魅力全開と申せま
しょう。

30 79808(DVD-Video) ¥2900
マルティン・ヘルムヘン ヴェルビエ音楽祭2011ライヴ
(1)J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825
(2)リスト:バッハの「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」による前奏曲
(3)同:泉のほとりで
(4)同:暗い雲
(5)同:王の御旗は進み
(6)ベートーヴェン:
ピアノソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィア」Op.106
マルティン・ヘルムヘン(Pf)
[収録:2011年7月/ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)]
2011年のヴェルビエ音楽祭で、もうひとつ放映されたコンサートはドイツの若
手マルティン・ヘルムヘン。ドイツ・ピアニズムのイメージから遠い優雅で繊
細な演奏が魅力。映像で見るとまるで少女マンガの主人公のような美しさで、
ファンが多いのもうなずけます。しかしレパートリーはドイツ王道の難物ばか
り。イメージから遠いベートーヴェンの巨大な「ハンマークラヴィア・ソナタ」
を圧倒的な迫力で征服。彼の演奏は優しさに満ち、音色も柔らかですが、リズ
ムの良さが際立っていて、バッハの作品が舞曲であることを再認識させてくれ
ます。




<THE MASTERCLASS MEDIA FOUNDATION>
MMF3 042(DVD-Video) ¥5400
言語:ドイツ語
字幕:英語
ザハール・ブロン/ヴェルビエ音楽祭アカデミー
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
生徒:ヴィルデ・フラング、ノア・ベンディックス=バルグレイ
ヴェルビエ音楽祭アカデミー
レーピン、ヴェンゲロフ、樫本大進、庄司紗矢香らを育てた稀代の名教師ザハ
ール・ブロン。彼のレッスン風景が映像化されました。それも2時間半に及ぶ充
実した内容で、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の第1、第2楽章についての秘
義を披露してくれます。ヴェルビエ音楽祭に於けるマスタークラスで、生徒は
何と今をときめくヴィルデ・フラングと、2011年にピッツバーグ響のコンサー
トマスターに就任したノア・ベンディックス=バルグレイ。フラングのブラー
ムスの協奏曲は興味津々ですが、ブロンの指導で見違えるほど良くなっていく
様は感動的。ヴァイオリンを学ぶ方すべてが見るべきDVDと申せましょう。





<VAI DVD>
VAIDVD 4551(DVD-Video) ¥4550
STEREO(リサイタル)
MONO(レクチャー)
ロザリン・テューレック生誕百年記念盤
バッハ・リサイタル・イン・ペテルブルグ(1995)
(1)カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992
(2)イタリア風のアリアと変奏BWV989
(3)パルティータ第2番ハ短調BWV826
(4)半音階的幻想曲とフーガBWV903
(5)平均律クラヴィア曲集第1巻より
(6)アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より
(7)アダージョ-無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番BWV968より編曲
[収録:1995年7月5日/ペテルブルグ・フィルハーモニー・ホール(ライヴ)]
(8)バッハについての実演付レクチャー(2002年)
ロザリン・テューレック(pf)
バッハ演奏で一時代を築いたロザリン・テューレックは来たる2013年が生誕百
年となるため、それを記念した映像が登場します。彼女が1995年にロシアのペ
テルブルグで行ったコンサートで、当時80歳を超える高齢ながら霊感あふれる
バッハを聴かせてくれます。テューレックのバッハは、かのグレン・グールド
にも影響を与えたと言われ、たしかに目から鱗の落ちる連続の発見に満ちてい
ます。その極みが2002年に行われたレクチャー。日本語字幕はありませんが、
彼女のバッハ演奏の秘密をすべて解き明かしてくれる驚きのもの。これだけで
も欲しくなる超お宝映像です。




<Col legno>
WWE 60022 ¥2250
R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64
グスタフ・クーン(指)チロル音楽祭管
[録音:2010年7月(ライヴ)]
根強いファンを持つグスタフ・クーンの最新盤はオーケストラの機能を極限ま
で駆使した名作、R.シュトラウスの「アルプス交響曲」。2010年7月に行われた
チロル音楽祭でのライヴですが、「クーンとチロル音楽祭管によるアルプス交
響曲は、聴衆のみならず専門家筋までも納得させ、興奮させた」「指揮者の統
率力から生まれる創造的自由さ」など絶賛されました。たしかにアルプス交響
曲のような超大編成で複雑な作品はクーン向き。驚くべき統率力でオーケスト
ラをまとめ、大絵巻のようにストーリーを語っていきます。チロルの音楽家た
ちも、地元だけにアルプスの風物は説明不要。まさに自宅にてアルプス旅行を
楽しめます。

WWE 40401 ¥2250
スティーヴン・ダイヴァーソン:シャドウ・ウォーカー
(1)捉えがたき感知II「ファイヤーライフ」(2008)-Cl, Vn, Va, Vc
(2)捉えがたき感知III「秘密の靄」(2011)-Fl, Cl, Va, Vc, Trb, Drum
(3)捉えがたき感知IV「月見」(2008)-女声と10楽器
(4)捉えがたき感知V「渡り衝動」(2008)-16楽器
(5)エッシャーの薬学(2011)-Fl, Ob, Cl, Pf, Vn, Vc
(6)さすらう影(2011)-Clと7楽器
アンサンブル・ルシェルシュ、アンサンブル・モデルン、
ニーナ・ヤンセン=ダインツァー(Cl)、アンゲリカ・ルツ(Sop)
2012年ジーメンス音楽財団賞受賞作曲家シリーズ。スティーヴン・ダイヴァー
ソンは1985年ノースハンプトン出身のイギリスの作曲家。王立ノーザン音楽大
学、ロンドンの王立音楽大学にてジョナサン・コール、マーク・アンソニー・
ターネイジに師事。さらにオリヴァー・ナッセン、ブライアン・ファーニホウ、
ヴォルフガング・リームの教えも受けました。彼の音楽はまさに「捉えがたき」
所のある不思議な作風が魅力です。

WWE 40402 ¥2250
エクトル・パラ:地平線の愛情
(1)アーリー・ライフ(2010)-Ob, Pf, St-trio
(2)応力テンソル(2009/11)-Fl, Cl, Pf, St-trio
(3)地平線の愛情(2011)
アンサンブル・ルシェルシュ(1)(2)、
エミリオ・ポマリコ(指)アンサンブル・アンテルコンタンポラン(3)
2012年ジーメンス音楽財団賞受賞作曲家シリーズ。エクトル・パラは1976年バ
ルセロナ生まれ、作曲をファーニホウやジョナサン・ハーヴェイに師事。彼の
音楽は「構成する芸術」で、聴く者に瞬間的な知覚の豊かさを経験させてくれ
るとのこと。

WWE 40403(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥4500
ハンス・トーマッラ:歌劇「未知なるもの」(全3場)
メディア:アンネッテ・ザイトルゲン(Sop)、
イアソン:シュテファン・シュトルク(Bs)、
子:ユリア・シュペート(Sop)、カルロス・サピエン(Ten)、
シュトゥットガルト州立歌劇場ソロイスツ、
ヨハネス・カリツケ(指)
シュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団
2012年ジーメンス音楽財団賞受賞作曲家シリーズ。ハンス・トーマッラは1975
年ボン出身のドイツの作曲家。フランクフルト高等音楽学校を経てスタンフォ
ード大で音楽芸術学の博士号を修得。シュトゥットガルト州立歌劇場の芸術顧
問としてラッヘンマンの「マッチ売りの少女」やシュレーカーの「烙印を押さ
れた人」の新制作も担当しました。2011年7月に初演された彼のオペラ「未知な
るもの」は、ギリシャ神話の金の羊毛を奪回しにアルゴ船で船出する王子イア
ソンを題材としています。ベルカント風なところもありますが、典型的な「ゲ
ンダイオンガク」です。

WWE 40404 ¥2250
ルーク・ベッドフォード:不思議な双頭の鶯
(1)不思議な双頭の鶯(2011)-Vn, Va, 15奏者
(2)黄金の丘、太陽のスクリーンのわきで(2008)-18奏者
(3)明暗法(2002/5)-Pf-trio
(4)摩天楼から異邦人たちを撃つ男(2002)-8奏者
(5)歌曲集「Or voit tout en aventure」(2005/6)-Sopと16奏者のための
ジョナサン・モートン(Vn)、ローレンス・パワー(Vc)、
スコティッシュ・アンサンブル(1)、アンサンブル・モデルン(2)(4)、
ダラーフ・モーガン(Vn)、ロビン・マイケル(Vc)、
メアリー・ドゥレア(Pf)(3)、クレア・ブース(Sop)
オリヴァー・ナッセン(指)ロンドン・シンフォニエッタ(5)
2012年ジーメンス音楽財団賞受賞作曲家シリーズ。ルーク・ベッドフォードは
1978年生まれのイギリスの作曲家。ロンドンの王立音楽大学で作曲を学び、
ウィグモア・ホールのレジデント・コンポザーにも選ばれています。日本でも
数年前にオーケストラ曲が演奏され、好評で迎えられました。

WWE 40405 ¥2250
ゼイネプ・ゲディズリョグル:カット
(1)弦楽四重奏曲第2番「ススマ」(2007)
(2)ピアノ三重奏曲「地中海」(2007)
(3)小径(2005)-Cl, Vib, Pf-trio
(4)不等式(2006)-Cl,Vc
(5)三声の対話(2005)-Rec, Vn, Cem
(6)壁に沿って(2008)-Pf
(7)あなたが私の話を聞くなら(2009)-Sop, SQ
(8)カット(2010)-12奏者
アルディッティSQ、ミヒャエル・ディンネビェル(Vn)、
ヘンドリク・フェルンヒューゼン(Va)、
ユリア・フォーゲルゼンガー(Pf)、アントン・ホリッヒ(Cl)、
バルバラ・ノイマイヤー(Rec)、ルツ・ギルマン(Cem)、
サラ・マリア・スン(Sop)、アンサンブル・モデルン
2012年ジーメンス音楽財団賞受賞作曲家シリーズ。ゼイネプ・ゲディズリョグ
ルは1977年にイズミルで生まれたトルコの女性作曲家。カールスルーエでヴォ
ルフガング・リームに師事。室内楽と舞台作品に優れたものが多く、トルコの
民族音楽の要素が濃厚な個性的作風が光ります。




<HATART>
HATART 152 ¥2250
ジョン・ケージ(1912-1992):ソナタとインタリュード(全曲)
ジェームズ・テニー(Pf)
録音:2002年7月、KPFKスタジオ(ロサンゼルス)
ケージ・ファンに朗報!2006年に惜しまれながらこの世を去った現代音楽界の
巨匠、ジェームズ・テニー(1934-2006)が晩年に収録したケージの「ソナタとイ
ンテリュード」がHATARTレーベルよりリリースされることになりました。テニ
ーは、ケージからの信頼厚く、彼の作品に造詣深かった存在。ケージ生誕100周
年となる2012年にリリースされるにふさわしい注目の新譜といえましょう!
テニーはJ.ケージ、S.ライヒらと共に前衛音楽界を牽引し、理論家・教育者と
しても現代音楽界に多大な貢献を残した音楽家。J.ケージの作風に強い影響を
受けたことでも知られますが、彼が若き頃に最も衝撃を受けたという作品のひ
とつが、この「ソナタとインタリュード」。16のソナタと4つのインタリュード
(間奏曲)から成り、演奏時間にして50分を超えるこの作品は、インド哲学に影
響を受けたケージがヒンドゥー古来の概念である様々な不変の感情を表現した
というもの。東洋の様々な打楽器の音色を思わせるプリペアド・ピアノの響き
が織り成す神秘的な世界は見事。時にナンカロウの自動ピアノのための作品も
思わせる機械的な部分も出てきて、テニーの真骨頂発揮、興味津々です。偉大
な音楽家テニーがケージに抱いた敬意、そしてケージが憧れていたインド哲学
の深い世界。様々な思いと摩訶不思議な音色が、聴く人を瞑想の世界へといざ
ないます。

HATART 186 ¥2250
カタリーナ・ローゼンバーガー(1971):「テクスチュア」
(1)語り声と電子音のための「インタリュードI」(2011) 
(2)七重奏のための「テクスチュア」(2010) 
(3)フルートとソプラノ・サックスのための「鏡」(2007) 
(4)語り声と電子音のための「インタリュードII」(2011) 
(5)八重奏と電子音のための「パルクールIII」(2008/2010) 
(6)語り声と電子音のための「インタリュードIII」(2011) 
(7)六重奏のための「スカッター 2.0」(2010) 
(8)語り声と電子音のための「インタリュードIV」(2011) 
(9)ピアノ・ソロのための「ねじれ」(2008)
カール=クリスチャン・ベッテンドルフ(指揮)、
ウェット・インク・アンサンブル
録音:2011年1月7-13日、コンラッド・プレビスコンサートホール、
カリフォルニア大学(サンディエゴ)
カタリーナ・ローゼンバーガーはスイス出身の現代作曲家。T.ミュライユらに
師事し、今や現代音楽界期待の若手作曲家のひとりとして世界的に活躍の幅を
広げています。今回収録されているのは、2007-2011年の間に作曲された作品集。
何よりの注目は、今回が世界初録音となる七重奏のための「テクスチュア」。
語りとも囁きともとれる女性の声と、断続的に現れるヴァイオリンやピアノ、
パーカッションとの掛け合いが生み出す不可思議な音響空間は独特の魅力があ
ります。本アルバムで4曲収録されている「インタリュード」も、女性の語り声
と楽器の音とのハーモニーが活かされた作品。静謐な機械音とピアノの響きの
上に、時に語り、時に囁き歌う女性の声が響き渡ります。また、現代女性作曲
家に焦点を当てたアルバム(HATART 182)でも面白い楽器編成が話題となった
「スカッター 2.0」も収録。サウンドデザイナーとしても世界的に活躍するロ
ーゼンバーガーならではの音響世界に魅了される1枚です!
ベッテンドルフ率いるウェット・インク・アンサンブルは、前衛音楽を得意と
する演奏団体。1998年の設立以来、若手作曲家の作品の発信に積極的に取り組
み、現代音楽に多くの作品を発信してきました。指揮者のベッテンドルフはボ
セ、リームに作曲を師事し、現在もニューヨークを拠点に現代作曲家としても
活躍している人物。現代音楽に造詣深いベッテンドルフの指揮の下、ローゼン
バーガーの「テクスチュア」の世界を見事に魅せています。




<Pooh’s Hoop>
PCD 1204 ¥2250
日本語解説付
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988(パイプオルガン演奏)
塚谷水無子(パイプオルガン)[使用楽器:ミューラー・オルガン、1738年製作]
録音:2012年4月15-17日、聖バフォ教会、ハーレム、オランダ
レコーディング・エンジニア:ダニエル・ファン・ホルセン
パイプオルガンの常識を覆し、クラシックの名曲を自ら編曲・演奏してきた日
本人オルガニスト塚谷水無子が、バッハが残した名曲中の名曲、ゴルトベルク
変奏曲をパイプオルガン演奏で録音!日本人オルガニストとして初めてこの大
曲の録音に挑んだ塚谷水無子の代表盤となるのは言うまでもなく、同曲のオル
ガン版の決定盤になること間違いなしです。
=聖バフォ教会のクリスティアン・ミューラー制作の大オルガンを使用=
使用楽器はあのモーツァルト、メンデルスゾーン、そしてリストも演奏したこ
とのあるオランダ、ハーレムの聖バフォ教会の大オルガンです(クリスティアン
・ミューラー、1738年制作)。このオルガンは巨匠マリー=クレール・アラン、
ジグモント・サットマリーなど、世界の名だたる選ばれしオルガニストのみが
録音を許された世界的名器で、音の広がり、響きの美しさ、そして存在感は圧
倒的なものがあります。塚谷水無子のこの名器との出会いは、アムステルダム
音楽院在学時代に遡り、ジャック・ファン・オートメルセンに師事していたと
きに弾く機会を得ました。それ以来、何度もこの楽器を演奏してきただけにこ
のオルガンの特性を十分理解した上で録音に臨むことができました。

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