クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-01 No.18-1

2011年01月21日 19時32分09秒 | Weblog
<CHALLENGE CLASSICS>
CC72382 \2080
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
F.A.E.ソナタのためのスケルツォ
リナス・ロス(ヴァイオリン)
ホセ・ガラルド(ピアノ)
リナス・ロスは幼少の頃からその才能を注目され、ドイツ国内の青少年コンク
ールながらその実績が国際的に評価されるJugend Musiziert で優勝。その後
もザハール・ブロン(リューベック音楽大学)、アナ・チュマチェンコ(チュー
リヒ音楽大学、ミュンヘン音楽大学)各氏に師事し、在学中にはアンネ=ゾフィ
ー・ムターとその財団から支援を受けた注目すべき才能です。
ソリストとしても、シュトゥットガルト国立歌劇場管弦楽団、ヴュルテンベル
ク室内管弦楽団、ベルン交響楽団、SWR放送交響楽団、ベルリン放送交響楽団、
ロイヤル・リバプール管弦楽団、ウィーン及びケルン室内管弦楽団、アルブレ
ヒト、ブロムシュテット、ボレイコ、ガフィガン、ヘンヒェン、ホーネック、
アヌ・タリ、ヴィットなどの著名な指揮者・オーケストラと共演。2006年の
デビューCDはドイツ国内を中心に高く評価されています。
満を持して、チャレンジ・クラシックスに録音したのはブラームスのソナタ全
曲。早くもドイツ国内の紙上で高い評価を獲得しています。

CC72514 2枚組 \2700(2枚組)
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
オランダ放送合唱団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ)
ヴィンソン・コール(テノール)
トーマス・クヴァストホフ(バリトン)
ヤコ・フイペン(バス)
*ライナーノートはオランダ語のみ。
本音源は1999年にライブ録音された、オランダ放送フィル、放送合唱団、そし
てオランダが誇る世界的指揮者ハイティンクが、4人の強力なソリスト陣を迎
えて行ったベルリオーズの傑作の演奏の初CD化です。
現在、オランダは新政府の緊縮財政によって、国内のオーケストラはそれぞれ、
大幅な予算カットやその存続が危ぶまれている状況です。国営放送傘下のオラ
ンダ放送フィルもその例外ではなく、様々な方法で状況の改善を訴えています。
オランダのクラシック音楽文化発展の重要なプラットホームであるオーケスト
ラを守るべく、オランダ出身の指揮者陣も協力を惜しまず、本CDもハイティン
ク氏の協力のもと、CD化が実現しました。オランダ放送フィルは、ハイティン
クが音楽家として、又指揮者としてそのキャリアをスタートした重要なオーケ
ストラであり、その愛情や信頼関係が充実した音楽的成果としてここに結実し
ています。
ヨーロッパ内では、現在ハイティンクだけでなく、アシュケナージをはじめ著
名なアーティストたちが、この状況を打開し、オランダのクラシック音楽文化
を守るために様々な広報活動を行っています。

CC72362(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
ベートーヴェン:
Disc1
弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品59-1
弦楽四重奏曲 ホ短調 作品59-2
Disc2
弦楽四重奏曲 ハ長調 作品59-3「ラズモフスキー」
弦楽四重奏曲 ハ長調 作品29
ヴェロニカ・クイケン(第1ヴァイオリン)
シギスヴァルト・クイケン(第2ヴァイオリン)
サラ・クイケン(ヴィオラ)、ヴィーラント・クイケン(チェロ)
マルレーン・ティエルス(ヴィオラ)*Op.29のみ
古楽器界の巨匠の一人であり、ラ・プティットバンドを率いるシギスヴァルト、
世界屈指のビオラ・ダ・ガンバ奏者でありチェリストのヴィーラントという世
界的名声を誇るオールド・ジェネレーションと、ヴェロニカやサラなどのヤン
グ・ジェネレーションの活躍も目覚しい世界有数の音楽一家、クイケン・ファ
ミリー。通常は古楽器を使用しての演奏が多い彼らですが、今回は、「円熟期
のベートーヴェンによるこれらの作品では、必ずしも古楽器で演奏する必然性
はない」として、モダン楽器を使用しての演奏になります。
「ラズモフスキー」の作曲時期は、ベートーヴェンがこよなく愛したヴァイオ
リニストであるイグナツ・フォン・シュパンツィクが、最初期の職業弦楽四重
奏団を結成し、活動を始めた頃でした。それまで弦楽四重奏というのはより個
人的な楽しみとしての意味合いが濃く、シュパンツィクのために、つまりより
公衆演奏会を想定して作曲することで、ベートーヴェンはこの編成の可能性の
地平を限りなく広げることになりました。
「ベートーヴェンの作品18の6つの弦楽四重奏曲と『ラズモフスキー』の作曲
時期がたった5年しか離れていないということは驚くべきことです。ハイドン
の書法に依拠していた作品18との関連で、音楽はより抽象的になっています。
弦楽四重奏曲というのは、最も抽象的な編成として存在していなければならな
いのです。この編成を通じて、作曲家というのは調性の本質にその身を埋め、
抽象性を模索するのです。完全に平等である4つの声部と具体的な意味性がほ
とんどない中で、ベートーヴェンは崇高な構造物を作り上げました。この音楽
の中で起きることは、絶対的本質なのです。ベートーヴェンはこの作品59に
よって音楽の完全に新しい時代を切り開きました。…」
(クイケン、ライナーノートより)
20年の伝統を誇るクイケン弦楽四重奏団によるこの録音は、他の誰にもできな
い究極のアンサンブルを披露します。


CC72311(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」
シギスヴァルト・クイケン
ラ・プティット・バンド
ソリスト:ゲルリンデ・ゼーマン、マリー・クイケン、
アレッサンドロ・カルミニャーニ、ジャン・フランソワ・ロンバール、
ファビオ・フルナーリ、ジョゼッペ・マレット、フルヴィオ・ベッティーニ、
マルコ・スカヴァッツァ、パオロ・コスタ、ヴァルター・テストリン
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」はミサ曲「イエスが話してい
るちょうどその時」と共に1610年に出版されました。この版はモンテヴェル
ディがカトリックの礼拝のために作曲した音楽で最初の重要なものです。この
「祈り」の作曲経緯については不確かなことがたくさんあります。実際に、こ
の作品は、一つの完結・一貫した作品を作るという目的であれば、おそらく
一緒に構成しないような多種多様な作品を集めているものといえます。例えば、
2つのマニフィカトが並列しており、どちらか一つを演奏者が選択しなければ
ならないのです。
この種の音楽の演奏方法は、たとえ一般的な慣習の範囲内であったとしても、
その時代の中で様々に異なっていました。しかし、この1610年版の中でモンテ
ヴェルディは声楽と楽器の編成について具体的な指示をたくさんしており、
その場合、選択の余地は制限されることになります。この録音で、私はそれら
の指示に完全に従うことにしました。その結果いくつかの楽器はほとんど使用
しなかったとしても、むしろそれによって各部分毎に、相当な独立性を示唆し
ているように思われます。声楽部分はそれ故に一つのパートに対して一人のソ
リストという独唱による編成となり、10人のソリストがそれぞれに、一定の
個々の役を担います。対位法的な部分で各パートを二重や三重にした合唱によ
る演奏ももちろん可能でしょう。ただ、楽譜上モンテヴェルディは独唱による
編成を指示しており、私の考えでは、よりはっきりとした個別の表現が可能と
なるのです。
楽器編成について作曲家の指示に従うと、多くの部分がオルガンのみによる
伴奏になります。中には正確な楽器の組み合わせを指示する部分もあります
が、それ以外はただ、「楽器で」又は「お好みの楽器で」と大まかに指示し
ているだけで、このように指示されることで、演奏家が自分で決断しなけれ
ばならず、その決断は各時代の精神を完全に反映するものであるのです。
(シギスヴァルト・クイケン、ライナーノートより)



<Glossa>
GCD 922504 \2300
ピアノ・エ・フォルテ - 1730年頃のメディチ家の音楽 ――
ジュスティーニ:
ソナタ第1番、ソナタ第3番より アンダンテ, マ・ノン・プレスト
A・スカルラッティ:アリエッタ/ビッティ:ソナタ第7番
バルサンティ:ソナタ第4番/ヴェラチーニ:ソナタ第4番
A・マルチェッロ:
セレナータ・アド・イレーネ、ソナタ第8番より アダージョ、
リポーゾ・ディ・クローリ
マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)、
エドアルド・トルビアネッリ(ピアノフォルテ)、
キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン)、マルク・アンタイ(トラヴェルソ)、
レベッカ・ルソー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ダニエレ・カミニティ(テオルボ&アーチリュート)
メディチ家に仕えていた楽器製作者バルトロメオ・クリストフォリ(1655-1731)
が完成させた"ピアノフォルテ(クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォ
ルテ)"。
トルビアネッリやバンキーニ、アンタイといった古楽界の名匠たちが、この"ピ
アノフォルテ"のために作曲されたジュスティーニの「ソナタ」などの作品を
通じて、ピアノフォルテの歴史の原点、メディチ家に響いた音楽を最高の演奏
で伝えてくれることだろう!
録音:2009年11月、アルレスハイム改革派教会(スイス)

GCD 922506 \2300
ブレシャネッロ:協奏曲、シンフォニアと序曲 ――
シンフォニア ヘ長調/協奏曲ト短調/協奏曲ホ短調/序曲ト短調
シンフォニア ニ長調/協奏曲変ロ長調/シャコンヌ イ長調
ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン&指揮)、
ヴァーツラフ・ルクス(チェンバロ&指揮)、
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル
18世紀前半のドイツでエーベルハルト・ルートヴィヒ大公、カール・オイゲン
公に重用されたイタリア生まれの音楽家ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャ
ネッロ(1690-1758)。
ブレシャネッロの生い立ちや音楽は失われてしまっている部分が多いものの、
当時のドイツの権力者たちを魅了したその作品には、ヴィヴァルディの模倣、
ドイツの伝統的手法、ギャラント様式からの影響などが見られる。
ヴァイオリニストとしても高名だったブレシャネッロの音楽。ラ・チェトラの
コンサートマスター、ダヴィド・プランティエの妙技と牽引力に注目!
録音:2002年9月、ゼーヴェン・カトリック教会(スイス)
Harmonia Mundi France原盤

GCD 922505 \2300
十字架 - 13&14世紀パリのイースターの音楽 ――
Breves dies hominis/Estampie I/Quis tibi Christe meritas
Homo, vide quo per te patior/Clavus pungens acumine
A sinu patris mittitur/Planctus ante nescia/Cruci Domini
Crux penitentie / PORTARE/Crux, de te volo conqueri/Estampie II
Stabat iuxta Christi crucem/Vineam meam plantavi/Adam novus
Surgit Christus cum tropheo/Victime paschali laudes/Nota
Resurgentis domini/Mors vite propitia
アンサンブル・ペレグリナ〔アグニエシュカ・ブジンスカ=ベネット
(ヴォーカル&ハープ)、ケリー・ランデルキン(ヴォーカル)、
ロレンツァ・ドナディーニ(ヴォーカル)、バティスト・ロマン
(ヴィエール&レベック〕
スイスのバーゼルを拠点に活躍する女流奏者のみの古楽演奏団体、アンサン
ブル・ペレグリナがグロッサ初登場!
中世の世俗音楽と宗教音楽を専門とするアンサンブル・ペレグリナが取り上げ
てきたのは、中世フランス、ノートルダム楽派のモノフォニーとポリフォニー。
バーゼル・スコラ・カントルムで学び、研鑽を積んだアンサンブル・ペレグリ
ナの神秘的な演奏が、中世フランス音楽の魅力を引き出します。
録音:2010年6月、ハイリゲ・クロイツ教会
(ビンニンゲン-ボットミンゲン/スイス)

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11-01 No.18-2

2011年01月21日 19時31分43秒 | Weblog
<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 678047 \2450
ヴァイオリン名演奏集
ヴィエニャフスキ:カプリース/クライスラー:ウィーン風狂詩的小幻想曲
バッツィーニ:妖精の踊りOp.25
パガニーニ:
パイジェルロの「水車屋の娘」より「うつろな心」による序奏と変奏曲Op.38、
24の奇想曲Op.1より第1番、第5番
ワックスマン:カルメン幻想曲/サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
マヌエル・マリア・ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ
チャーリー・シーム(Vln)
Caroline jaya-Ratnam(pf)

WARNER 2564 679409 2枚組 \1350
ヴェルディ:オペラ作品集
ナブッコ、リゴレット、シモン・ボッカネグラ、マクベス、トロヴァトーレ、
仮面舞踏会、オテロ、椿姫、運命の力、ドンカルロ、シチリア島の夕べの祈り、
レニャーノの戦い、アイーダより
ヴァリアスアーティスツ

WARNER 2564 679465 2枚組 \2450
グラズノフ:協奏曲全集
ヴァイオリン協奏曲Op.82、瞑想曲Op.32
イチェル・バートン・パイン(Vln)、
吟遊詩人の歌、コンチェルト・バラータOp.108
ウェン=シン・ヤン(Vc)
ピアノ協奏曲第1番、第2番
アレクサンダー・ロマノフスキー(pf)
サクソフォン協奏曲Op.109
Marc Chisson(Sax)
夢Op.24
アレクセイ・セロフ(Hrn)
ホセ・セレブリエール指揮
ロシア国立管弦楽団

WARNER 2564 676059 \1050
Night of LOVE
ワーグナー:トリスタンとイゾルデ、パルジファルより二重唱曲
ヴァルトラウト・マイアー(MSop)
ジークフリート・イェルザレム(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団


●WARNER Opera series Vol.8
WARNER 2564 676915 3枚組 \3500
グノー:歌劇「ファウスト」
ジェリー・ハドリー、チェチーリア・ガスディア(Sop)
サミュエル・レイミー(Bs)スザンヌ・メンツァー(MSop)
ブリギッテ・ファスベンダー(MSop)
カルロ・リッツィ指揮
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団、他

WARNER 2564 677016 2枚組 \2450
ヘンデル:歌劇「ガウラのアマディージ」
ナタリー・シュトゥッツマン(Alt)ジェニファー・スミス(Sop)
ベルナルダ・フィンク(Alt)パスカル・ベルタン(C-T)
マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊、他

WARNER 2564 677013 2枚組 \2450
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
ヴァルトラウト・マイアー(Sop)デボラ・ポラスキ(Sop)
ファルク・シュトルックマン(Br)アレッサンドラ・マーク(Sop)
ヨハン・ボータ(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮、シュターツカペレ・ベルリン、他

WARNER 2564 677007 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
フルッチョ・フルラネット(Bs)マッティ・サルミネン(Bs)
レッラ・クベルリ(Sop)ウヴェ・ハイルマン(Ten)
ヴァルトラウト・マイアー(MSop)ミケーレ・ペルトゥージ(Bs)
ジョアン・ロジャース(Sop)
ダニエル・バレンボイム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 677005 2枚組 \2450
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」
ラウール・ヒメネス(Ten)ジェニファー・ラーモア(MSop)
バルバラ・フリットリ(Sop)アレッサンドロ・コルベッリ(Br
)ホーカン・ハーゲゴード(Br)ウルバン・マルムベルク(Br)
ヘスス・ロペス=コボス指揮、ローザンヌ室内管弦楽団、他


●WARNER APEX series
WARNER 2564 677174 \680
ドビュッシー:
海、牧神の午後への変奏曲、サックスとオーケストラのためのラプソディ
ラヴェル:ラ・ヴァルス、ボレロ
クルト・マズア指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック

WARNER 2564 677172 \680
バリトンとバスによるオペラの中の二重唱曲集
チマローザ:秘密の結婚より
ドニゼッティ:ドン・パスクワーレ、マリーノ・ファリエロより
ベッリーニ:清教徒より
ヴェルディ:アッティラ、ドン・カルロ、シモン・ボッカネグラ、
一日だけの王様より
トーマス・ハンプソン(Br)サミュエル・レイミー(Bs)
ミゲル・ゴメス=マルティネス指揮、ミュンヘン放送管弦楽団

WARNER 2564 676585 \680
ラフマニノフ:晩祷
モーリーン・フォレスター(Alt)ジーン・タッカー(Ten)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮、ワシントン合唱芸術協会

WARNER 2564 677176 \680
ブラームス:ドイツレクイエム
ジャネット・ウィリアムズ(Sop)トーマス・ハンプソン(Br)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 677168 2枚組 \1050
ヴェルディ:レクイエム
アレッサンドラ・マーク(Sop)ヴァルトラウト・マイアー(MSop)
プラシド・ドミンゴ(Ten)フェルッチオ・フルラネット(Bs)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団


●WARNER DVD
WARNER 2564 675699(DVD-Video) \3500
ジョン・サザーランド(Sop)オペラ名場面集

WARNER 5186 594842(DVD-Video) \3500
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」
演出・振付:マシュー・ボーン





<ディスク クラシカ ジャパン>
DCJA-21017 \2500
「献呈」
この道、かやの木山の、中国地方の子守歌、からたちの花、
鐘が鳴ります(以上山田耕筰)
むこうむこう、悲しくなったときは(以上中田喜直)
都忘れの花に寄す(加藤由美子)
オンブラ・マイ・フ(ヘンデル)/私の愛する人の(ドナウディ)
愛してる、愛してない-花占い(マスカーニ)/郷愁、海の詩(以上チマーラ)
ある晴れた日に-歌劇「蝶々夫人」より、
歌に生き恋に生き-歌劇「トスカ」より(以上プッチーニ)
わが母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)
ツェツィーリエ、献呈、明日の朝(以上R.シュトラウス)
2010年録音
桑田葉子(ソプラノ) 甲山紀子(ピアノ)
楽劇《ワルキューレ》でブリュンヒルデを演じたという経歴は、まさに歌い手
としての勲章そのものであろう。大オーケストラを超えて響き渡る声だからこ
そ、この大役で確たる成果を収めた彼女。持ち声の豊麗なる美感は言うまでも
ない。しかし、今回のアルバムで桑田の表現を貫く個性とは、実は彼女のもう
一つの美点たる「たおやかさ」である。このソプラノならではの深い歌心を
じっくりと聴き取って頂こう。
岸 純信/ライナーノートより

DCJA-21019 \3000
福井敬、日本を歌う。
落葉松(小林秀雄)/荒城の月(滝 廉太郎)
秋の月、鐘が鳴ります、待ちぼうけ、かやの木山の (以上山田耕筰)
出船(杉山長谷夫)/宵待草(多忠亮)/城ヶ島の雨(梁田貞)/初恋(越谷達之助)
野の羊(服部正)/さくら横ちょう(別宮貞雄)/悲しくなったときは(中田喜直)
ひぐらし、紫陽花(以上 團 伊玖磨)
恋のかくれんぼ、ぽつねん、死んだ男の残したものは、小さな空
(以上 武満徹)/見上げてごらん夜の星を(いずみたく)
2010年録音
福井敬(テノール) 谷池重紬子(ピアノ)
福井さんのお陰で、日本歌曲のよさを再認識することができ、自分の世界がま
た一つ増えました。CDができたことで、この世界をたっぷり堪能できるとは、
なんて幸せなことでしょう。
(江川 紹子)




<FLORESTAN>
FLCP-21011 \2800
夕べの歌 Abendrot
【収録曲目】
1. スカラムーシュOp.53-2(ボザ)
2. コラール・ヴァリエ(ダンディ)
3. パントマイム(スパーク)
4. 子供の夢(イザーイ)
5. 幻想小曲集Op.73(シューマン)
6. コッペリウスの歌Op.30-11(シュミット)
7. ソナタ 変ホ長調Op.120-2(ブラームス)
8. 夕べの歌Op.85-12(シューマン)
新井靖志(サクソフォン)
トルヴェール・クヮルテットのメンバー、新井靖志の久々のソロ・アルバム。
ロマン溢れる甘美な音色で歌う旋律は絶品。
小柳美奈子の好サポートの聴きもの。




<deutsche harmonia mundi>
8869782216-2 \1600
ジョアン・バティスタ&ジョゼプ(ホセ)・プラ兄弟:
オーボエ協奏曲ト長調Op.4-4
2つのオーボエとファゴットのための協奏曲ニ長調Op.4-1
オーボエ協奏曲変ロ長調Op.4-3
オーボエと2つのホルンのための協奏曲Op.4-5
2つのオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ホ長調
(ボーナス・トラック)
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob), パオロ・グラッツィ(Ob)
アンサンブル・ゼフィロ
ジョアン・バティスタ・プラ(1720-1773)&ジョゼプ(ホセ)・プラ(1728-1762)
兄弟は、スペインはカタロニアに生れ、パドヴァ、シュトゥットガルト、
ブリュッセル、パリ、ロンドンなどで、オーボエ奏者および作曲家として活躍
し名声を馳せていました。ジョゼプの死後、ジョアンはリスボンで、オーボエ
及びファゴット奏者として活躍しました。後期バロックから初期古典派様式で
ロココ様式を伴った彼らの作風は、スペイン風というよりは洗練された爽やか
なJ・C・バッハ風に感じるかもしれません。現在では、彼らの作品を聴くこと
のできる盤は数少ないようですが、以前SONYからランパルによる協奏曲集も発
売されていました。
アンサンブル・ゼフィロの音楽は、リーダーのベルナルディーニの温かい音色
と表情の豊かなオーボエ、はじくような弦、粗野なホルンの音色、軽快で速い
テンポなど、これらの協奏曲の生命感を引き出すことの要素を十分満たしてい
ます。また、様々にちりばめられている即興的な装飾音などは、他の演奏で聴
きなれない、独特の躍動感を旋律の中に織り込む巧みなテクニックは、ここで
も遺憾なく発揮されています。
アンサンブル・ゼフィロは、1989年、ヨーロッパ屈指のバロック・オーケスト
ラのメンバーとして活動したバロック・オーボエ奏者アルフレード・ベルナル
ディーニとパオロ・グラッツィ、バロック・ファゴット奏者アルベルト・グラ
ッツィの3人により、ピリオド木管楽器を中心とする音楽集団として結成。神の
名前にちなんでゼフィロと名づけられました。以来、ゼフィロはヨーロッパの
主要な音楽祭をはじめ各国で演奏を続け、聴衆からもマスコミからも賞賛を得
ています。また、ゼレンカのソナタ全曲、モーツァルトの木管合奏曲(アスト
レ・レーベル)のレコーディでグラン・プリ・デュ・ディスク(ディアパゾン)
など数々の国際賞を受賞し、世界一の古楽器管楽器演奏と評価されています。
2005年に初来日、2011年1月に再来日し、その演奏は今までに無い遊び心たっ
ぷりなものです。なお、演奏曲によって編成やその大きさは変わるため、この
盤では「Zefiro Orchestra」となっています。
[録音] 2008年12月4-7日 Sala delle Capriate (デジタル:セッション)

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