<UNIVERSAL ITALIA>
MET、マリインスキー、ボローニャと世界の歌劇場が続々と来日公演を行う
2011年。イタリア・ユニバーサルからオペラの名盤が再発売されます。
まずはシリーズ第1弾の11タイトルをご案内いたします。
4804625 \1680
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》全1幕"
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ディミトリー・ホロストフスキー(バリトン)他
パリ管弦楽団&合唱団
指揮:セミヨン・ビシュコフ録音:1990年6月 パリ
サントゥッツァをオリジナル通りにソプラノが歌ったビシュコフの《カヴァレ
リア》。メゾ・ソプラノ版に慣れた耳には声の響きの違いはあるかもしれませ
んが、ノーマンのきめ細かでドラマティックな表情の歌は,強烈かつ新鮮に響い
てくることでしょう。ジャコミーニとホロストフスキーの好演も光る1枚です。
4804651 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《アッティラ》全3幕
ルッジェーロ・ライモンディ(バス)、クリスティーナ・ドイテコム(ソプラノ)、
シェリル・ミルンズ(バリトン)、カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンブロジアン・シンガーズ
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1972年9月 ロンドン
1972年に録音されたガルデッリ指揮のヴェルディの初期・中期オペラシリーズ
の1つ。ライモンディが歌うアッティラは聞き逃せません。
4804659 2枚組 \3360
プッチーニ:歌劇《トスカ》全3幕
キャロル・ヴァネス(ソプラノ)ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ジョルジョ・ザンカナロ(バリトン)他
フィラデルフィア少年合唱団 ウエストミンスター・シンフォニック合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ 録音:1991年3月 フィラデルフィア
3人の主役が最もバランスよく充実したムーティの《トスカ》。中でもジャコ
ミーニの、よい意味での「大時代的」な歌はすばらしく、ムーティの確信に満
ちたタクトも聴きどころです。
4804645 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ)ホセ・カレーラス(テノール)
ユーリー・マズロク(バリトン)ステファニア・トツィスカ(メゾ・ソプラノ)
ロビン・レガーテ(テノール)他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1980年7月 ロンドン
録音当時はともに30代半ばだったカレーラスとリッチャレッリのフレッシュな
熱唱が光る名匠コリン・ディヴィスの《トロヴァトーレ》。
4804644 \1680
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》プロローグ&2幕
バルバラ・フリットリ(ソプラノ)ホセ・クーラ(テノール)
カルロス・アルバレス(バリトン)他
オランダ放送合唱団 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー録音:1999年9月 アムステルダム
ホセ・クーラの記念すべきデッカ・デビュー盤となったシャイーの《道化師》。
カニオを男の激情をぶつけて歌い演じているのが見事です。
4804626 3枚組 \5040
ビゼー:歌劇《カルメン》全4幕
タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(テノール)
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)サー・トーマス・アレン(バリトン)他
ジョン・オールディス合唱団 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ録音:1975年7月 ロンドン
1975年の録音ですが、音質も含めて、今なお代表盤の一つとして、多くのファ
ンに愛されているショルティの《カルメン》。トロヤノスのスケールの大きな
カルメンを中心に、ドミンゴ、ヴァン・ダム、テ・カナワら他の歌手も非常に
充実しており、ショルティのダイナミックな指揮も鮮烈です。
4804662 3枚組 \5040
ポンキエッリ:歌劇《ラ・ジョコンダ》全4幕
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
アルフレーダ・ホジソン(アルト)ニコライ・ギャウロフ(バス)
アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)シェリル・ミルンズ(バリトン)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ブルーノ・バルトレッティ
録音:1980年7月 ロンドン
《時の踊り》で有名な《ラ・ジョコンダ》初のCD全曲盤。音楽そのものも楽し
いですが、これだけ豪華な歌手の声を一通り聴けるだけでもファンにはこたえ
られません。バルトレッティの指揮も非常に鮮烈で見事です。
4804648 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》全3幕
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)ホセ・カレーラス(テノール)
イングヴァール・ヴィクセル(バリトン)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス録音:1979年1月 ロンドン
カバリエとカレーラスの豪華主演で贈るデイヴィスの珠玉の《仮面舞踏会》。
4804654 3枚組 \5040
ヴェルディ:歌劇《マクベス》全4幕
レナート・ブルゾン(バリトン)ロバート・ロイド(バス)
マーラ・ザンピエーリ(ソプラノ)ミオーミル・ニコリッチュ(バス)
ニール・シコフ(テノール)他
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1983年12月 ベルリン
シノーポリのフィリップス第1弾となった記念すべき録音。シノーポリの指揮
は非常に力強い正攻法のもので、臨場感にあふれています。それぞれの役に適
した歌手が集結し、とりわけザンピエーリのマクベス夫人が傑出した名唱を聴
かせます。
4804697 4枚組 \6720
ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》全4幕
ジョルジョ・ザンカナーロ(バリトン)シェリル・ステューダー(ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
指揮:リッカルド・ムーティ録音:1988年12月 ミラノ
スカラ座黄金期を築いたムーティの伝説的名演の記録。演奏規模の大きさゆえ、
全曲上演機会の少ないロッシーニ最後の大作《ウィリアム・テル》を、ザンカ
ナーロ、ステューダーら名歌手陣を揃え上演した貴重な記録です。
4764180 2枚組 \3360
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》全4幕
ファビオ・アルミリアート(テノール)ダニエラ・デッシー(ソプラノ)他
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
指揮&ピアノ:フィエコスラフ・ステイ
録音:2005年
2006年9月のローマ歌劇場来日公演以来、日本でもファンが増え続けているダ
ニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアートが歌う《アンドレア・シェニ
エ》が待望の初CD化。公私ともにパートナーである二人の息のあった歌唱の
数々をたっぷりお楽しみください。
<cpo>
777639-2 4枚組 \3650
ベスト・オブ・シンフォニック・レハール
(3枚組スペシャル・プライス +ボーナスディスク )
フランツ・レハール(1870-1948):
CD1(999423-2)《交響的作品集》
1-4.「タチアナ」より前奏曲とロシア舞曲
5.テノールと管弦楽のための「熱」
6.ピアノと管弦楽のための交響詩「Il Guado」
7.ヴァイオリン協奏曲/8.演奏会用序曲「わが青春の幻影」
9.ワルツ「薄暮のドナウへ」
CD2(999761-2)《組曲、舞曲と間奏曲集》
1.ジプシーの祭り/2.オペレッタ「ひばりが歌う所」-行進曲とパロータシュ
3.オペラ「ロドリーゴ」-敬虔な前奏曲/4.千夜一夜物語
5-14.「悦楽の国のペーターとポール」よりバレエ音楽/ 15.蜃気楼
16.珊瑚色の唇/17.オペレッタ「侯爵の子」より辞任/ 18.舞踏組曲
19-21.中国のバレエ組曲
CD3(999891-2)《序曲とワルツ集》
1.「メリー・ウィドウ」序曲/2.古いウィーンの愛のワルツ
3.「神々の夫婦たち」序曲/4.荒野のバラ、ボストン・ワルツ
5.「Cloclo」序曲/ 6.グリュッツナー・ワルツ/ 7.アドリア・ワルツ
CD4(999715-2ボーナス CD)《ピアノ・ソナタ集》
1-4.ピアノ・ソナタヘ長調/ 5-8.ピアノ・ソナタニ長調
9.幻想曲変イ長調
演奏:
[CD1]
ロバート・ギャンビル(T)/ラティカ・ホンダ・ローゼンベルク(Vn)
フォルカー・ベンフィールド(P)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
クラウスペーター・ザイベル(指揮)
[CD2]
ベルリン放送交響楽団/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
[CD3]
ベルリン放送交響楽団/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
[CD4]ヴォルフ・ハーデン(P)
オペレッタ以外の曲でのレハールを聴く 4枚組です。彼は確かに「オペレッ
タ」のジャンルでは成功したのですが、他の分野の曲を書かなかったわけでは
ありません。彼のスコアは驚くほど精緻で、その和声は同時期のマーラーや
R・シュトラウスに匹敵するほどに重厚で先鋭的でした。でも、当時の聴衆が
求めたのは、彼の滴り落ちるように美しいワルツや、泣かせるオペレッタのア
リアだったのです。そんなレハールの管弦楽作品に、ピアノ作品集も併せた
美麗 BOXをお求めやすい価格でお届けいたします。
777552-2 \2450
プフィッツナー(1796-1869):管弦楽伴奏による歌曲集
1.働きもののこびとたち Op.14/2.ラッパ吹き Op.25-1/3.嘆き Op.25-2
4.オルフ氏 Op.12/5.沈みゆく太陽の美しい輝き Op.4-1
6.彼らは今日夕べの集まりを持つ Op.4-2/7.星が流れおちる Op.4-3
8.私はふたたびかつての勇気をふるい起こす Op.4-4/9.夜 Op.26-2
10.怒り Op.15-2/11.マルクに寄す Op.15-3
12.春の空はなぜこんなに青い Op.2-2/13.秋の歌 Op.3-2
14.私の心は暗き夜 Op.3-3/15.忘却 Op.37/16.さすらい人の夜の歌 Op.40-5
17.月に寄す Op.18/18.歓迎と別れ Op.29-3
ハンス・クリストフ・ベーゲマン(バリトン)
北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団
オットー・タウスク(指揮)
生粋のドイツ人だと思っている人も多いでしょうが、実はロシア生まれの作曲
家であるプフィッツナーです(3歳の時にフランクフルトに移住するので、あま
り関係ないですが・・・)そんなプフィッツナー、幼い頃から才能は際立って
おり、早くも11歳で処女作を手掛けています。現存する作品は1884年に書いた
歌曲ですが、このアルバムには含まれていません。このオーケストラ伴奏付き
の一連の歌曲には、同世代のライバル、 R・シュトラウスの影も感じられま
す。世間から称賛を浴び続けていたシュトラウスに対して、彼の作品の評価は
あまり芳しいものではなく、彼自身も常に不条理を感じていたと言われていま
す。確かに渋めの作品が多いですが、初期の歌はシューマンやヴォルフに通じ
るものもあり、色彩豊かなオーケストラパートと共に、ひたすら聞きごたえの
あるものばかりです。ハンブルク出身のバリトン、ベーゲマンの素晴らしい歌
唱で。
777401-2 \2450
テレマン(1681-1767):管楽器のための協奏曲集第5集
1.フルートと弦楽器、通奏低音のための協奏曲 TWV 51:D1
2.2つのオーボエ・ダモーレと 2つのヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲
TWV 52:A1
3.アルト・リコーダーと弦楽器、通奏低音のための協奏曲 TWV 51:F1
4.2つのホルン、2つのオーボエを含む弦楽器、通奏低音のための協奏曲
TWV 52:Es1
5.オーボエ、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 TWV 51:d2
6.2つのフルート、ファゴット、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 TWV 52:e2
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
バロック音楽をこよなく愛する人から、研究者まで、多くの人が待ち焦がれて
いたテレマンの管楽器のための協奏曲集の第5集がリリースされます。一体何
曲あるのだろう?と思わせてくれるほど、多彩な曲が並びます。当時、辛口の
音楽評論家として名を馳せたヨハン・アドルフ・シャイベ(同時代である J.S.
バッハの作品すら酷評した)も彼の著書「Critischer Musikus(批判的音楽家)」
第2版の中でテレマンの一連の協奏曲を褒め称えているほどです。シャイベは
啓蒙主義を貫いていて、音楽がどれほど自然であるかに重きを置いた作曲家で
あり、彼の眼には、テレマンの溢れるような楽想こそが素晴らしく映ったに違
いありません。そんな一連の協奏曲作品、楽器が多ければ多いほど曲は華麗に
なるのはお約束でしょう。
777604-2 \1700
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800 聖母マリアの輝かしき慈悲の歴史-
15世紀、ハンブルクのマリアへの礼拝
1.序/2.第1の夕べの祈り/ 3.第2の夕べの祈り/ 4.第3の夕べの祈り
演奏:アマルコルド
タイトルでは「 1600-1800年」の音楽集とありますが、ここは趣向を変えて、
15世紀に遡り、この頃のハンブルクの教会音楽の純粋な美しさを楽しもうとい
う1枚です。ヘルマン・レームツスマ財団の資金提供による「宗教改革以前の
音楽の研究」に携わった北ヨーロッパの音楽学者ヴィアケスラフ・カルトソフ
ニク博士は、ハンブルクの大学図書館を巡り、数多くのラテン語の原稿の断片
を探したところ、この一連の祈りを「最も古く、完全な形で残存するドキュメ
ント」と認め、ここにすばらしきアンサンブル「アマルコルド」によって実際
の音として再現しました。素朴で飾り気のないモノフォニー(単旋律)の祈り
は、時代を越えて深く人々の心に突き刺さるかのようです。
777510-2 2枚組 \4900
フンパーディンク(1854-1921):歌劇「眠り姫」
演奏:ブリギッテ・ファスベンダー(朗読)
クリスティーナ・ランドシャーマー(ソプラノ)
クリスティアーネ・カイザー(ソプラノ)/シュテファニー・ハンプル(アルト)
トビアス・ハークス(テノール)/アンナ・ボルヒェルス(ソプラノ)
ミリアム・クラーク(ソプラノ)/ブリギッテ・バイヤー(ソプラノ)
バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団
ウルフ・シルマー(指揮)
ワーグナーの毒気(?)に当てられ、オペラ作曲家を志したフンパーディンクで
すが、彼の作品で知られているのは、「ヘンゼルとグレーテル」ただ一曲のみ
(ポップス歌手に同姓同名の人がいて、混同されることすらあります )。しか
し、彼は「白雪姫と7人のこびと」や、この「いばら姫」のような童話を題材
にした作品をいくつか作曲しています。この「いばら姫」は有名なペローの
童話を元に、エーベリングとフィレが台本を書いたものです。“おとぎ歌劇”
と銘打たれており、曲間をナレーションで繋ぐ形式を取っているところが特徴
的です。ジンクシュピールとは違い、この会話の部分でかなりのお話が進行し
てしまうので、言葉がわからないと若干の不自由も感じられますが、筋立て自
体は良く知られたものなので、見事なオーケストラに支えられた歌部分を聴く
だけでも存分に楽しめます。朗読を担当しているのは、往年の名歌手ブリギッ
テ・ファスベンダー。圧倒的な存在感を示しています。
MET、マリインスキー、ボローニャと世界の歌劇場が続々と来日公演を行う
2011年。イタリア・ユニバーサルからオペラの名盤が再発売されます。
まずはシリーズ第1弾の11タイトルをご案内いたします。
4804625 \1680
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》全1幕"
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ディミトリー・ホロストフスキー(バリトン)他
パリ管弦楽団&合唱団
指揮:セミヨン・ビシュコフ録音:1990年6月 パリ
サントゥッツァをオリジナル通りにソプラノが歌ったビシュコフの《カヴァレ
リア》。メゾ・ソプラノ版に慣れた耳には声の響きの違いはあるかもしれませ
んが、ノーマンのきめ細かでドラマティックな表情の歌は,強烈かつ新鮮に響い
てくることでしょう。ジャコミーニとホロストフスキーの好演も光る1枚です。
4804651 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《アッティラ》全3幕
ルッジェーロ・ライモンディ(バス)、クリスティーナ・ドイテコム(ソプラノ)、
シェリル・ミルンズ(バリトン)、カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンブロジアン・シンガーズ
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1972年9月 ロンドン
1972年に録音されたガルデッリ指揮のヴェルディの初期・中期オペラシリーズ
の1つ。ライモンディが歌うアッティラは聞き逃せません。
4804659 2枚組 \3360
プッチーニ:歌劇《トスカ》全3幕
キャロル・ヴァネス(ソプラノ)ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ジョルジョ・ザンカナロ(バリトン)他
フィラデルフィア少年合唱団 ウエストミンスター・シンフォニック合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ 録音:1991年3月 フィラデルフィア
3人の主役が最もバランスよく充実したムーティの《トスカ》。中でもジャコ
ミーニの、よい意味での「大時代的」な歌はすばらしく、ムーティの確信に満
ちたタクトも聴きどころです。
4804645 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ)ホセ・カレーラス(テノール)
ユーリー・マズロク(バリトン)ステファニア・トツィスカ(メゾ・ソプラノ)
ロビン・レガーテ(テノール)他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1980年7月 ロンドン
録音当時はともに30代半ばだったカレーラスとリッチャレッリのフレッシュな
熱唱が光る名匠コリン・ディヴィスの《トロヴァトーレ》。
4804644 \1680
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》プロローグ&2幕
バルバラ・フリットリ(ソプラノ)ホセ・クーラ(テノール)
カルロス・アルバレス(バリトン)他
オランダ放送合唱団 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー録音:1999年9月 アムステルダム
ホセ・クーラの記念すべきデッカ・デビュー盤となったシャイーの《道化師》。
カニオを男の激情をぶつけて歌い演じているのが見事です。
4804626 3枚組 \5040
ビゼー:歌劇《カルメン》全4幕
タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(テノール)
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)サー・トーマス・アレン(バリトン)他
ジョン・オールディス合唱団 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ録音:1975年7月 ロンドン
1975年の録音ですが、音質も含めて、今なお代表盤の一つとして、多くのファ
ンに愛されているショルティの《カルメン》。トロヤノスのスケールの大きな
カルメンを中心に、ドミンゴ、ヴァン・ダム、テ・カナワら他の歌手も非常に
充実しており、ショルティのダイナミックな指揮も鮮烈です。
4804662 3枚組 \5040
ポンキエッリ:歌劇《ラ・ジョコンダ》全4幕
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
アルフレーダ・ホジソン(アルト)ニコライ・ギャウロフ(バス)
アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)シェリル・ミルンズ(バリトン)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ブルーノ・バルトレッティ
録音:1980年7月 ロンドン
《時の踊り》で有名な《ラ・ジョコンダ》初のCD全曲盤。音楽そのものも楽し
いですが、これだけ豪華な歌手の声を一通り聴けるだけでもファンにはこたえ
られません。バルトレッティの指揮も非常に鮮烈で見事です。
4804648 2枚組 \3360
ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》全3幕
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)ホセ・カレーラス(テノール)
イングヴァール・ヴィクセル(バリトン)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス録音:1979年1月 ロンドン
カバリエとカレーラスの豪華主演で贈るデイヴィスの珠玉の《仮面舞踏会》。
4804654 3枚組 \5040
ヴェルディ:歌劇《マクベス》全4幕
レナート・ブルゾン(バリトン)ロバート・ロイド(バス)
マーラ・ザンピエーリ(ソプラノ)ミオーミル・ニコリッチュ(バス)
ニール・シコフ(テノール)他
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1983年12月 ベルリン
シノーポリのフィリップス第1弾となった記念すべき録音。シノーポリの指揮
は非常に力強い正攻法のもので、臨場感にあふれています。それぞれの役に適
した歌手が集結し、とりわけザンピエーリのマクベス夫人が傑出した名唱を聴
かせます。
4804697 4枚組 \6720
ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》全4幕
ジョルジョ・ザンカナーロ(バリトン)シェリル・ステューダー(ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
指揮:リッカルド・ムーティ録音:1988年12月 ミラノ
スカラ座黄金期を築いたムーティの伝説的名演の記録。演奏規模の大きさゆえ、
全曲上演機会の少ないロッシーニ最後の大作《ウィリアム・テル》を、ザンカ
ナーロ、ステューダーら名歌手陣を揃え上演した貴重な記録です。
4764180 2枚組 \3360
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》全4幕
ファビオ・アルミリアート(テノール)ダニエラ・デッシー(ソプラノ)他
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
指揮&ピアノ:フィエコスラフ・ステイ
録音:2005年
2006年9月のローマ歌劇場来日公演以来、日本でもファンが増え続けているダ
ニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアートが歌う《アンドレア・シェニ
エ》が待望の初CD化。公私ともにパートナーである二人の息のあった歌唱の
数々をたっぷりお楽しみください。
<cpo>
777639-2 4枚組 \3650
ベスト・オブ・シンフォニック・レハール
(3枚組スペシャル・プライス +ボーナスディスク )
フランツ・レハール(1870-1948):
CD1(999423-2)《交響的作品集》
1-4.「タチアナ」より前奏曲とロシア舞曲
5.テノールと管弦楽のための「熱」
6.ピアノと管弦楽のための交響詩「Il Guado」
7.ヴァイオリン協奏曲/8.演奏会用序曲「わが青春の幻影」
9.ワルツ「薄暮のドナウへ」
CD2(999761-2)《組曲、舞曲と間奏曲集》
1.ジプシーの祭り/2.オペレッタ「ひばりが歌う所」-行進曲とパロータシュ
3.オペラ「ロドリーゴ」-敬虔な前奏曲/4.千夜一夜物語
5-14.「悦楽の国のペーターとポール」よりバレエ音楽/ 15.蜃気楼
16.珊瑚色の唇/17.オペレッタ「侯爵の子」より辞任/ 18.舞踏組曲
19-21.中国のバレエ組曲
CD3(999891-2)《序曲とワルツ集》
1.「メリー・ウィドウ」序曲/2.古いウィーンの愛のワルツ
3.「神々の夫婦たち」序曲/4.荒野のバラ、ボストン・ワルツ
5.「Cloclo」序曲/ 6.グリュッツナー・ワルツ/ 7.アドリア・ワルツ
CD4(999715-2ボーナス CD)《ピアノ・ソナタ集》
1-4.ピアノ・ソナタヘ長調/ 5-8.ピアノ・ソナタニ長調
9.幻想曲変イ長調
演奏:
[CD1]
ロバート・ギャンビル(T)/ラティカ・ホンダ・ローゼンベルク(Vn)
フォルカー・ベンフィールド(P)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
クラウスペーター・ザイベル(指揮)
[CD2]
ベルリン放送交響楽団/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
[CD3]
ベルリン放送交響楽団/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
[CD4]ヴォルフ・ハーデン(P)
オペレッタ以外の曲でのレハールを聴く 4枚組です。彼は確かに「オペレッ
タ」のジャンルでは成功したのですが、他の分野の曲を書かなかったわけでは
ありません。彼のスコアは驚くほど精緻で、その和声は同時期のマーラーや
R・シュトラウスに匹敵するほどに重厚で先鋭的でした。でも、当時の聴衆が
求めたのは、彼の滴り落ちるように美しいワルツや、泣かせるオペレッタのア
リアだったのです。そんなレハールの管弦楽作品に、ピアノ作品集も併せた
美麗 BOXをお求めやすい価格でお届けいたします。
777552-2 \2450
プフィッツナー(1796-1869):管弦楽伴奏による歌曲集
1.働きもののこびとたち Op.14/2.ラッパ吹き Op.25-1/3.嘆き Op.25-2
4.オルフ氏 Op.12/5.沈みゆく太陽の美しい輝き Op.4-1
6.彼らは今日夕べの集まりを持つ Op.4-2/7.星が流れおちる Op.4-3
8.私はふたたびかつての勇気をふるい起こす Op.4-4/9.夜 Op.26-2
10.怒り Op.15-2/11.マルクに寄す Op.15-3
12.春の空はなぜこんなに青い Op.2-2/13.秋の歌 Op.3-2
14.私の心は暗き夜 Op.3-3/15.忘却 Op.37/16.さすらい人の夜の歌 Op.40-5
17.月に寄す Op.18/18.歓迎と別れ Op.29-3
ハンス・クリストフ・ベーゲマン(バリトン)
北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団
オットー・タウスク(指揮)
生粋のドイツ人だと思っている人も多いでしょうが、実はロシア生まれの作曲
家であるプフィッツナーです(3歳の時にフランクフルトに移住するので、あま
り関係ないですが・・・)そんなプフィッツナー、幼い頃から才能は際立って
おり、早くも11歳で処女作を手掛けています。現存する作品は1884年に書いた
歌曲ですが、このアルバムには含まれていません。このオーケストラ伴奏付き
の一連の歌曲には、同世代のライバル、 R・シュトラウスの影も感じられま
す。世間から称賛を浴び続けていたシュトラウスに対して、彼の作品の評価は
あまり芳しいものではなく、彼自身も常に不条理を感じていたと言われていま
す。確かに渋めの作品が多いですが、初期の歌はシューマンやヴォルフに通じ
るものもあり、色彩豊かなオーケストラパートと共に、ひたすら聞きごたえの
あるものばかりです。ハンブルク出身のバリトン、ベーゲマンの素晴らしい歌
唱で。
777401-2 \2450
テレマン(1681-1767):管楽器のための協奏曲集第5集
1.フルートと弦楽器、通奏低音のための協奏曲 TWV 51:D1
2.2つのオーボエ・ダモーレと 2つのヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲
TWV 52:A1
3.アルト・リコーダーと弦楽器、通奏低音のための協奏曲 TWV 51:F1
4.2つのホルン、2つのオーボエを含む弦楽器、通奏低音のための協奏曲
TWV 52:Es1
5.オーボエ、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 TWV 51:d2
6.2つのフルート、ファゴット、弦楽器と通奏低音のための協奏曲 TWV 52:e2
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
バロック音楽をこよなく愛する人から、研究者まで、多くの人が待ち焦がれて
いたテレマンの管楽器のための協奏曲集の第5集がリリースされます。一体何
曲あるのだろう?と思わせてくれるほど、多彩な曲が並びます。当時、辛口の
音楽評論家として名を馳せたヨハン・アドルフ・シャイベ(同時代である J.S.
バッハの作品すら酷評した)も彼の著書「Critischer Musikus(批判的音楽家)」
第2版の中でテレマンの一連の協奏曲を褒め称えているほどです。シャイベは
啓蒙主義を貫いていて、音楽がどれほど自然であるかに重きを置いた作曲家で
あり、彼の眼には、テレマンの溢れるような楽想こそが素晴らしく映ったに違
いありません。そんな一連の協奏曲作品、楽器が多ければ多いほど曲は華麗に
なるのはお約束でしょう。
777604-2 \1700
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800 聖母マリアの輝かしき慈悲の歴史-
15世紀、ハンブルクのマリアへの礼拝
1.序/2.第1の夕べの祈り/ 3.第2の夕べの祈り/ 4.第3の夕べの祈り
演奏:アマルコルド
タイトルでは「 1600-1800年」の音楽集とありますが、ここは趣向を変えて、
15世紀に遡り、この頃のハンブルクの教会音楽の純粋な美しさを楽しもうとい
う1枚です。ヘルマン・レームツスマ財団の資金提供による「宗教改革以前の
音楽の研究」に携わった北ヨーロッパの音楽学者ヴィアケスラフ・カルトソフ
ニク博士は、ハンブルクの大学図書館を巡り、数多くのラテン語の原稿の断片
を探したところ、この一連の祈りを「最も古く、完全な形で残存するドキュメ
ント」と認め、ここにすばらしきアンサンブル「アマルコルド」によって実際
の音として再現しました。素朴で飾り気のないモノフォニー(単旋律)の祈り
は、時代を越えて深く人々の心に突き刺さるかのようです。
777510-2 2枚組 \4900
フンパーディンク(1854-1921):歌劇「眠り姫」
演奏:ブリギッテ・ファスベンダー(朗読)
クリスティーナ・ランドシャーマー(ソプラノ)
クリスティアーネ・カイザー(ソプラノ)/シュテファニー・ハンプル(アルト)
トビアス・ハークス(テノール)/アンナ・ボルヒェルス(ソプラノ)
ミリアム・クラーク(ソプラノ)/ブリギッテ・バイヤー(ソプラノ)
バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団
ウルフ・シルマー(指揮)
ワーグナーの毒気(?)に当てられ、オペラ作曲家を志したフンパーディンクで
すが、彼の作品で知られているのは、「ヘンゼルとグレーテル」ただ一曲のみ
(ポップス歌手に同姓同名の人がいて、混同されることすらあります )。しか
し、彼は「白雪姫と7人のこびと」や、この「いばら姫」のような童話を題材
にした作品をいくつか作曲しています。この「いばら姫」は有名なペローの
童話を元に、エーベリングとフィレが台本を書いたものです。“おとぎ歌劇”
と銘打たれており、曲間をナレーションで繋ぐ形式を取っているところが特徴
的です。ジンクシュピールとは違い、この会話の部分でかなりのお話が進行し
てしまうので、言葉がわからないと若干の不自由も感じられますが、筋立て自
体は良く知られたものなので、見事なオーケストラに支えられた歌部分を聴く
だけでも存分に楽しめます。朗読を担当しているのは、往年の名歌手ブリギッ
テ・ファスベンダー。圧倒的な存在感を示しています。