クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-09 No.20

2009年09月17日 19時23分58秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4778531 \1850
映画『テトロ』 オリジナル・サウンドトラック
作曲:オスバルド・ゴリホフ
メイン・タイトル/ラヴ、エンジェル/マニュスクリプト/ラ・ボカ/ラスト
・ラウンド/ミランダ/フロム・デイ・トゥ・ナイト(クラウディオ・ラガッ
ツィとの共作)/カルロ&ナオミ/ブルネッティ/氷河/リヴェレーション/
アマンセル/アミーゴス(クラウディオ・ラガッツィとの共作)/ウェイク/
グラシャス/ベニー・シーズ・ザ・ライツ/テトロ
ドーン・アップショウ(ヴォーカル) 
アルベルト・グラウ・カントリーア(マリア・ギナーン指揮) 管弦楽団 
指揮:ダンテ・アンゾリー 
ベルナルド・モンク(サクソフォーン) クラウディオ・ラガッツィ(ギター) 
グリエルモ・ヴァラダ、マーク・ドレッサー(バス・ギター) 
マイケル・ヴァルド・ベルゲマン(アコーディオン) 
オクタヴィオ・ブルネッティ(ピアノ) 
セント・ローレンス弦楽四重奏団 イン四重奏団
録音:2008年12月 ブエノスアイレス 新録音
鬼才フランシス・フォード・コッポラ監督の最新作映画『テトロ』のオリジナ
ル・サウンドトラック。アメリカに住むイタリア系移民の青年ベニー(オールデ
ン・エーレンライク)は、何年も前に家族を捨て、今は自虐的な生活を送る兄テ
トロ(ヴィンセント・ギャロ)に会いにアルゼンチンのブエノスアイレスを訪れる
物語。そんな家族の絆を描いたを美しいモノクロ映像に音楽をつけたのは、前作
『コッポラの胡蝶の夢』に続き、アルゼンチン出身の若きグラミー賞作曲家オス
バルド・ゴリホフ。クロノス・クァルテットなどにも楽曲を提供している気鋭
の彼が、旧知の仲である名歌手アップショウや、ベネズエラの女流指揮者ギナ
ーンらを迎えて、今回も珠玉の名曲名演奏を繰り広げます。

734544(DVD-Video) \3350
シルヴィ・ギエム/ア・ドキュメンタリー
ゼイ・セイ・”アイム・レイジー”(2007年3月、トフィーノ)/
チャイコフスキー:《白鳥の湖》リハーサル(2007年11月、ヴァンス)/同 日本
ツアー(2007年12月)/聖なる怪物たち(2007年6月、フルヴィエールの夜)/アイ
ム・アフレイド、アンド・アイ・ジャスト・キャント・ヘルプ・イット/
《女形》ファースト・リハーサル(2007年3月、ヴァンクーバー)/《プッシュ》
(2007年7月、ヴェネツィア)/”マイ・ジャパン”(2007年12月)/《女形》リハ
ーサル(2007年11月、ロンドン)/ヴェルサイユ:イン・ガーデンズ(2008年10月)
/ヴェルサイユ:ボレロ(2008年7月、ネプチューンの泉)/《女形》リハーサル
(2008年2月、ケベック)/アレキサンダー・マックイーン(2008年10月、ロンド
ン)/スノーチュービング(2008年12月、ケベック)/《女形》リハーサル(2008年
12月、ケベック)/《女形》ドレス・リハーサル前-本番(2009年2月、ロンドン)
シルヴィ・ギエム(バレリーナ)収録:2007年1月-2009年2月
100年に1人の逸材といわれるパリ出身の現代バレエの女王シルヴィ・ギエム。
ジゼル、オデット&オディールなどクラシック・バレエの最高の踊り手である
ことはもちろん、現代作品にも意欲的に出演している彼女の最新作にあたるの
が、日本の歌舞伎に触発された《女形》。演劇界のマルチ・タレント、ロベー
ル・ルパージュと、振付家ラッセル・マリファントとのコラボ作品であること
も注目を集めており、その最初のリハーサルから本番までの約2年間をカメラが
追い続けたドキュメンタリーが当盤です。シルヴィの新たな冒険とその軌跡を、
どうぞお見逃しなく!




<DECCA>
743305(DVD-Video) 2枚組 \6450
ロッシーニ:歌劇《シンデレラ(チェネレントラ)》全2幕
"ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ:アンジェリーナ) 
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:ドン・ラミロ) 
ブルーノ・デ・シモーネ(バリトン:ドン・マニフィコ) 
デヴィッド・メンデス(バリトン:ダンディーニ)
シモン・オルフィラ(バス:アリドロ)
クリスティーナ・オブレゴン(ソプラノ:クロリンダ)  
リセウ大劇場管弦楽団&合唱団 指揮:パトリック・サマーズ 
演出: ジョアン・フォント
デッカの華麗なDVDカタログの中で、日増しにそのページを増やしているファン
・ディエゴ・フローレス。そんな現代最高のベルカント・テノールが、アメリ
カを代表するメゾ・ソプラノ歌手ジョイス・ディナートと共に、ロッシーニの
人気コメディ・オペラ《シンデレラ》を歌って、さらなる新しい1ページを開き
ます。また、当盤ではジョアン・フォントの軽妙な演出も要注目で、おもちゃ
の街の演出、ダンサーに使ったネズミ、そして物語の最後はすべてシンデレラ
の夢だったという落ちにするカラフルな演出の数々を、ハイデフィニッション
ワイドスクリーンの高画質でたっぷりお楽しみください。



<DECCA(UK盤)>
4763399 \2080
ニコラ・ベネデッティ/ファンタジー
1.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
2.ヴォーン・ウィリアムズ:舞い上がるひばり
3.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
4.マスネ:タイスの瞑想曲
5.ラヴェル:ツィガーヌ
6.ペルト:鏡の中の鏡
7.ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34‐14
8.フォーレ:夢のあとに
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン) 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヴァシリー・ペトレンコ(1、3、5) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:アンドリュー・リットン(2) 
ロンドン交響楽団 
指揮:ダニエル・ハーディング
(4)アレクセイ・グルニュク (ピアノ:6-8)
録音:2005年1月(4)、2007年6月 ロンドン(2)他
スコットランド出身の美しき天才ヴァイオリニスト、ニコラ・ベネデッティの
第4弾。『ファンタジー』と題された当盤に選ばれたのは、ツィゴイネルワイゼ
ン、序奏とロンド・カプリチオーソ、タイスの瞑想曲、ツィガーヌなど、ヴァ
イオリン・ショーピースの傑作ばかり。しかし、それは単なる名曲集にとどま
るものではなく、近年彼女が大変興味を抱いているというジプシー音楽と、内
省的な思索に満ちた歌の数々を、巧みに融合し配置したラインナップになって
いて、彼女の音楽性と技術両面での、近年の著しい成長と充実を示した仕上が
りになっています。第3作まではドイツ・グラモフォンからのリリースでした
が、今回はデッカからの発売となります。

4766193 \2080
オールエンジェルス/イントゥ・パラダイス
エルガー:聖なる神よ(ニムロッド)/フォーレ:楽園にて
平和を求める祈り/伝承歌:揺れながら降りてくる
ザ・サイエンティスト/ザ・サウンド・オブ・サイレンス
ラメント(バンド・オブ・ブラザーズ)
ヘンデル:リフト・アップ・ユア・ヴォイス(シバの女王の入場)
モーツァルト:優しい夜の風が/ブランニング:ピエ・イエス
シンギング・ユー・スルー/愛の哀しみ/ヘンデル:司祭ザドク
オールエンジェルス
4つの全く異なる才能が集まった注目の女性クラシック・ヴォーカル・グループ、
オールエンジェルス。2006年秋に発表したデビューアルバム『オールエンジェ
ルス』は、クラシック部門では異例の速さでイギリス音楽チャート9位を記録し、
見事プラチナ・アルバムに輝く順調なスタートを切りました。それ続くセカン
ド・アルバムとして2007年11月に発表された当盤でも、クラシック、オペラ、
ポップスまでカバーする幅広いレパートリーを、幼少期に全員が聖歌隊を経験
しているという彼女たちならではの美声とハーモニーで高らかに歌い上げてい
ます。第3弾となる「Fly Away」との同時発売を予定していましたが、第3弾は
来年1月に発売が延期となり、まずはこの透明感あるれる第2弾のみを先にご案
内することになりました。

2709882 \2080
キャサリン・ジェンキンス/ベスト・オブ・ベスト
タイム・トゥ・セイ・グッバイ/ハレルヤ/オールウェイズ・ラヴ・ユー
祖国よ、我は汝に誓う/サラ・ペル・テ/ネッラ・ファンタジア
戦没者への讃歌/花の二重唱/ピエ・イエス/キャロン・ラン
カルーソー/ヴィードゥ・コル・メウム/私のお父さん
ミュージック・オブ・ザ・ナイト/踊り明かそう
アイヴ・ドリームド・オブ・ユー/アルゼンチンよ泣かないで
キャサリン・ジェンキンス(メゾ・ソプラノ)
録音:2003-2008年
麗しい歌声に溢れたキャサリン・ジェンキンスの待望のベスト・アルバム!持
ち前の美声で多くのファンを魅了する癒しの歌姫キャサリンが、デビュー以来、
クラシカルな作品から現代のポップスまでを歌いこなしてきた活躍を集約した
1枚です。そのバラエティ豊かな選曲と、しっとりとした彼女独特の歌い口を、
たっぷりお楽しみください。




<fine NF>
★SACD(Stereo+5.1 Surround)とCD(DSD to finest CD)の2種発売
NF 61202はハイブリッドではありませんので、通常のCDプレイヤーでの再生は
できません。

NF 61202(SACD) 2枚組 \4000
NF 21202(通常CD) \3000
東京交響楽団 
指揮:ユベール・スダーン録音:2009年3月27日-28日
ミューザ川崎シンフォニーホール
おそらくこれは、わが国のオーケストラが録音した、最も緻密で、スコアの隅々
まで神経を行き届かせた演奏によるブルックナーの「第7交響曲」であろう。
--- 東条碩夫
スダーン率いる東京交響楽団は、我が国のオーケストラ界では本当に稀な、様式
美を備えたオーケストラに成長、両者が作品のより良き再現に向けて邁進した
感動的な演奏は、思わず聴き手の襟を正させるほどである。
--- 諸石幸生
近年の東京交響楽団充実ぶりは、従来にも増して目覚ましいものがあります。
第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(2008年度)コンサート・パーフォーマ
ンス賞(日本人アーティスト)を受賞したのはその表れのひとつであり、日本の
オーケストラのトップにランク付けした音楽誌もある程です。
その大きな推進力になっているのが、40年にわたり心血を注いで東京交響楽団
を育て上げた秋山和慶のあとを継いで、音楽監督の任に就任したユベール・ス
ダーンに負うところが少なくありません。
ユベール・スダーンは、1946年にオランダ・マーストリヒトに生まれ、ブザン
ソン国際指揮者コンクール優勝(1971年)と、グィード・カンテルリ国際コンク
ール(1975年)で優勝、カラヤン国際指揮者コンクール(1971年)では第2位という
栄冠に輝きましたが、それ以後もその名声に惑わされることなく、ヨーロッパ
を中心としたキャリアを着実に積み重ね、13年間にわたるザルツブルク・モー
ツァルテウム管弦楽団の音楽監督を経て、2004年に東京交響楽団の音楽監督に
就任しました。スダーンはハイドンをその出発点と定め、モーツァルト、ベー
トーヴェンといった古典を東京交響楽団のプログラムの中心に据え、さらには
昨年度(2008年)のシューベルト・チクルス、本年度(2009年)のシューマン・ブ
ラームス・チクルスを展開し、楽団の実力を一層深めることに力を注いできま
した。ブルックナーの交響曲第7番は、2日間にわたり本拠地ミューザ川崎シン
フォニーホールでセッションにより録音されましたが、こうした古典を基礎と
した路線の延長線上でごく自然に演奏されており、ホールの響きを知りつくし
た指揮者とオーケストラによって、深い味わいのある熟成した響きがホール空
間いっぱいに満たされました。ベルリン・フィルを始めロンドン響、ドレスデ
ン・シュターツカペレ、バンベルグ響、ミラノ・スカラ・フィルなどの世界の
第一級のオーケストラの指揮を数多く経験したスダーン自身が、この録音の
終了後に「東京交響楽団は今や世界のファースト・クラスのオーケストラに成
長した」と確信をもって語りましたが、このことを裏付ける世界に誇るべき録
音の完成といえるでしょう。
ユベール・スダーン
オランダ・マーストリヒト生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カ
ラヤン国際指揮者コンクール第2位、グィード・カンテルリ国際コンクール優勝
に輝いている。 メルボルン交響楽団首席客演指揮者、フランス国立放送フィル
ハーモニー管弦楽団、ユトレヒト交響楽団、パルマのトスカニーニ交響楽団、
フランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ロワール管弦楽団の音楽監督などを歴任。そし
て13年間にわたるザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督を経て、
2004年9月に東京交響楽団の音楽監督に就任、現在に至る。
これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハー
モニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、バンベル
ク交響楽団、ウィーン交響楽団、シュトゥットガルト、ハンブルク、フランク
フルトの各放送交響楽団など数多くの主要オーケストラと共演し、オペラの分
野でもバスティーユ・オペラや、パルマ、カターニァ、パレルモ、トリエステ、
ボローニャなど、多くのオペラハウスで精力的に活動している。
2004年7月、ザルツブルク市名誉市民およびオーストリア・ザルツブルク州ゴー
ルデン勲章を授与された。




<Hyperion>
CDA 67750 \2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第49集 ――
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.1(原典版)/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.23
セタ・タニエル(ピアノ)、
アンドルー・マンゼ(指揮)、ヘルシンボリ交響楽団
録音:2008年11月24日-28日、ヘルシンボリ・コンサート・ホール(スウェーデン)
22歳のステーンハンマルが初めて完成させた大規模作品でありながら、第2次世
界大戦の戦渦に巻き込まれオリジナル・スコアが消失してしまった「ピアノ協
奏曲第1番」。
1983年にアメリカ議会図書館で手稿譜のコピーが発見され完全な姿を取り戻し
た「ピアノ協奏曲第1番」は、ブラームスなどドイツ後期ロマン派からの影響を
色濃く感じさせてくれる。
1904年から1907年にかけて作曲が行われ翌年の1908年に初演された「ピアノ協
奏曲第2番」は、円熟期を迎えたステーンハンマルの代表作。
ヴィルトゥオージックで即興的なピアノ・パートとオーケストラの対話と適度
な緊張感、見事な構成力によって生まれる「ピアノ協奏曲第2番」は、スウェー
デン・ロマン派のシンボルとも言える傑作である。
注目のピアニストは、ルイス・ケントナーの門弟で、シャルヴェンカやモシュ
コフスキのスペシャリストとしても高名なイスタンブール生まれの女流奏者セ
タ・タニエル!しかも共演として、バロック・ヴァイオリンの名手アンドルー
・マンゼが2006年から首席指揮者を務めるヘルシンボリ響を引き連れてハイペ
リオンに初登場!

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