クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-04 No.4

2008年04月02日 13時42分38秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2008年4月新譜 5点発売★
発売予定:2008年4月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
一般店の店頭では入手出来ないのかというお問い合わせを頂いておりましたが、
本年より一部のご協力をいただけるお店での店頭販売を開始いたしますので、
こちらもご利用下さい

●4月現在での店頭取り扱い店
富士レコード社 古書センター店
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

===================================

78CDR-1122
ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
英 DECCA AK1875/9
(1948年3月22,24,25日ロンドン、キングスウェイ・ホール録音)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)によるこの曲の唯一のスタジ
オ録音。フルトヴェングラーはこの録音の翌日フィルハーモニア管弦楽団を
指揮してヴァーグナー:楽劇「神々の黄昏」より、ブリュンヒルデの自己犠牲
をソプラノのフラグスタートと録音した。この演奏をSP盤のダイレクト・トラ
ンスファーで聴いて、初めて周到なリハーサルと録音に 3日間かけた成果が明
らかになった。
デッカのオロフ=ウィルキンソンのコンビによるFFRR録音である。     

78CDR-1123
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
カール・シューリヒト指揮
チューリッヒ・トンハレ管弦楽団
英 DECCA AK1603/5
(1947年1月23, 27日チューリッヒ放送スタジオ録音)
ゲオルク・クーレンカンプ(1898-1948)はドイツのブレーメン生まれ、第2次
世界大戦中ソリストとして活躍する傍らベルリン高等音楽院教授を1943年まで
務めた。1944年にスイスのルェツェルン音楽院教授となり、ピアノのエトヴィ
ン・フィッシャー(1886-1960)、チェロのエンリコ・マイナルディ(1897-1976)
とのトリオでも活躍した。1948年50歳を迎えて間もなく急逝した。この録音は
死の1年前のもので、クーレンカンプの良さがシューリヒトの絶妙なバックで
最高に発揮されている。同じ時期に英DECCA にブラームス: ヴァイオリン・ソ
ナタ全3曲をショルティのピアノで録音していた。FFRR録音。

78CDR-1124
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
パガニーニ:奇想曲作品1より第9番ホ長調「狩り」
ヨーゼフ・シゲティ (ヴァイオリン)
サー・トーマス・ビーチャム指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(パガニーニは無伴奏)
英 COLUMBIA LX262/5 (一部日本コロムビア盤)
(1933年9月28日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリーのブダペスト生まれ。ブダペス
ト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。1905年ベルリンでデビュ
ー、大ヴァイオリニスト、ヨアヒム(1831-1907)に認められた。1917年から24
年スイスのジュネーヴ音楽院で教えた。1940年アメリカに移住した。シゲティ
は1931年の初来日以降何度も日本を訪れた。SP時代の日本も数多い。メンデル
スゾーンはシゲティの唯一のスタジオ録音で、LP時代にも再録音しなかった。

78CDR-1125
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調
アルフレッド・コルトー (ピアノ)
インターナショナル弦楽四重奏団
(マンジョー、ペッカー、ハワード、ウィザース)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1099/1102
(1927年12月12日ロンドン、小クイーンズ・ホール録音)
アルフレッド・コルトー(1877-1962)が電気録音初期に残した貴重な録音。カ
ペー四重奏団とマルセル・シャンピのピアノによる録音(78CDR-1034) の1年前
のもの。作曲家フランクを敬愛していたコルトー50歳の演奏である。インター
ナショナル弦楽四重奏団は1919年にアンドレ・マンジョーによって、イギリス
の現代音楽と諸外国の音楽との交歓演奏を目的にロンドンで組織された。マン
ジョーは1883年パリ生まれのヴァイオリン奏者。

78CDR-1126
モニーク・ドゥ・ラ・ブルショルリSP録音集
サン=サーンス:
6つのエチュード作品111 から第5協奏曲のフィナーレによるトッカータ
シューベルト(I.フィリップ編):
ワルツ作品9 D.365 から第19番&第20番
ハイドン:ピアノ・ソナタ第34番ホ短調作品42
ドメニコ・スカルラッティ(タウジッヒ編):
田園曲 L.413
奇想曲 L.375
モニーク・ドゥ・ラ・ブルショルリ (ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DA1888
英 HIS MASTER'S VOICE DB21038
英 NIXA 4001(原録音: 仏 PACIFIC 3720)
1947年ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音
1948年頃パリ録音
モニーク・ドゥ・ラ・ブルショルリ(1915-72)はパリ生まれのフランスの女流
ピアニスト。アルフレッド・コルトー(1877-1962)とイシドール・フィリップ
(1863-1958)の弟子。1928年パリ音楽院の一等賞を得た。コンサート・アーティ
ストとして活躍した傍ら母校で後進の指導にあたった。ヨーロッパ各地で演奏
をしていた最中に自動車事故でキャリアを断たれた。最近マイナーレーベルに
残されたこのピアニストの演奏がCD化されているが、ここに集めた30歳を越え
たばかりの演奏は後年のものとは違った華麗な輝やきがある。SP録音末期の
もので、スカルラッティは最初期のテープ録音と思われる。

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08-04 No.3-1

2008年04月02日 13時40分25秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDS-2079922 2枚組 \1980
ジ・エッセンシャル・ヴォーン・ウィリアムズ
CD1
揚げひばり(ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス)
ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)、ニュー・フィルハーモニアO.
エイドリアン・ボールト指揮
Linden Lea/
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
グリーンスリーブズの幻想曲/シンフォニア・オブ・ロンドン、 
ジョン・バルビローリ指揮
静かな真昼-「命の家」/イアン・ボストリッジ(テナー)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
イギリス民謡組曲(ジェイコブ編)(3曲)/ロンドンSO、ボールト指揮
放浪者-「旅の歌」/アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テナー)、
デイヴィッド・ウィルソン(ピアノ)
音楽へのセレナード/ノーマ・バロウズ、シーラ・アームストロング、
スーザン・ロングフィールド、マリー・ヘイウォード(以上ソプラノ)、
アルフリダ・ホッジソン、グロリア・ジェニングス、シャーリー・ミンティ、
ミリエル・ディキンソン(以上コントラルト)、イアン・パートリッジ、 
バーナード・ディカーソン、ウィンフォード・エヴァンス、ケネス・ボウエン
(以上テナー)、リチャード・アンガス、ジョン・キャロル・ケイス、
ジョン・ノーブル、クリストファー・ケイト(以上バス)、
ロンドンPO、ボールト指揮
ウェンロック・エッジで-「ウェンロック・エッジ」/パートリッジ(テナー)、
ミュージック・グループ・オブ・ロンドン、ヒュー・ビーン、
フランシス・メイソン(以上ヴァイオリン)、
クリストファー・ウェリントン(ヴィオラ)、
アイリーン・クロックスフォード(チェロ)、
デイヴィッド・パークハウス(ピアノ)
Rhosymedre-「ウェールズの賛美歌による3つの前奏曲」(フォスター編)
アカデミー室内O、ネヴィル・マリナー指揮
使命-「5つの神秘的な歌」/ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
イギリス室内O、デイヴィッド・ウィルコックス指揮
トマス・タリスの主題による幻想曲/シンフォニア・オブ・ロンドン、
バルビローリ指揮
CD2
「すずめばち」序曲/LPO、ボールト指揮
ロッホ・ローモンド(スコットランド民謡-RVW編)
Ca' the Yowes(スコットランド民謡-RVW編)
以上 パートリッジ(テナー)、ロンドン・マドリガル・シンガーズ
クリストファー・ビショップ指揮
「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント/ジャックO、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮
O taste and see/アイヴァン・シャープ(トレブル)、
ウィンチェスター・カテドラルCho
ジェイムズ・ランスロット(オルガン)、マーティン・ニアリー指揮
ジ・エッセンシャル・ヴォーン・ウィリアムズ
「ヨブ」よりPavane fo the Sons of the Morning/LSO、ボールト指揮
Bushes and Brians(東アングリア民謡-RVW編)
Wassail Song(グロスターシア民謡-RVW編)  
以上 バッコリアン・シンガーズ・オブ・ロンドン
For all the saints/ヨーク・ミンスターCho.フィリップ・ムーア指揮
The Truth from Above(イングランド民謡-RVW編)/キングズ・カレッジCho
デイヴィッド・ウィルコックス指揮
O little town of Bethlehem(イングランド民謡-RVW/アームストロング/
レッジャー編)/キングズ・カレッジCho.フィリップ・レッジャー指揮
The Lamb-「10のブレイクの歌」/パートリッジ(テナー) 他
南極交響曲-第2楽章/LPO、ボールト指揮
Orpheus with his lute/デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、
マーティン・カッツ(ピアノ)
ミサ曲ト短調-キリエ/ジョン・イートン(トレブル)、
ナイジェル・ペリン(アルト)、
ロビン・ダヴトン(テナー)、デイヴィッド・ヴァン・アッシュ(バス)、
キングズ・カレッジCho.ウィルコックス指揮
The blessed son of God/バッハCho.ウィルコックス指揮
Come down, O love divine 
All people that on earth do dwell/以上キングズ・カレッジCho.
スティーヴン・クローベリー指揮
没後50年記念のヴォーン・ウィリアムズのアンソロジー、2CD

CDS-2076342 2枚組 \1980
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ムター
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043
バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV1041 & BWV1042
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)
イギリス室内管弦楽団
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
ヴィヴァルディ:秋-「四季」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
以上 アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ムターのEMIへの録音からのアンソロジー

●AMERICAN CLASSICS
EMIクラシックスから新シリーズをご案内。アメリカの作曲家の様々の作品を
まとめた新シリーズ。ヨーロッパ系音楽の単なる追随ではない、アメリカ独自
の存在感を示した、アイヴズ以降のコープランド、バーバー、ハリス、ピスト
ン、カーター、W.シューマン、トムソン、ガーシュウィンなどの作品をまとめ
ています。

CDM-2066272 \1450
ジョン・アダムズ
大きなピアノラの音楽/ソリスティ・ニュー・ヨーク、ランサム・ウィルソン
揺れる音型の環/ロンドン室内Cho.クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮
(1990年録音)
主席は踊る-管弦楽のためのフォックストロット
Short Ride n a Fast Machine
以上 バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮(1993年録音)
1947年2月15日生まれのアダムズは尊敬を集める作曲家の一人。ミニマリスムか
らスタートして管弦楽と和声のスタイルを発展させた。最適の入門アルバム。

CDM-2066252 \1450
サミュエル・バーバー
弦楽のためのアダージョ、Op.11
ノックスヴィル:1915年の夏*
*バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ロンドン交響楽団、マイケル・ティルソン・トーマス指揮 (1994年録音)
ヴァイオリン協奏曲、Op.14
エルマー・オリヴィエラ(ヴァイオリン)
セント・ルイス交響楽団、レナード・スラトキン指揮 (1986年録音)
「悪口学校」序曲、Op.5
管弦楽のためのエッセイ、Op.12
復讐の踊り-「メディア」
以上セント・ルイス交響楽団、レナード・スラトキン指揮 (1988年録音)
演奏される機会の多い「弦楽のためのアダージョ」で知られるバーバーの多彩
なジャンルの作品からのアンソロジー。「アダージョ」の管弦楽版と「エッセ
イ」はトスカニーニによって同じコンサートで初演されている。

CDM-2066262 \1450
レナード・バーンスタイン
「キャンディード」序曲
ファクシミリ
オン・ザ・タウン(3つのダンス・エピソード)
以上 セント・ルイス交響楽団、レナード・スラトキン指揮 
シンフォニック・ダンス-「ウェスト・サイド・ストーリー」からの
バーミンガム市交響楽団、パーヴォ・ヤルヴィ指揮(1997年録音)
プレリュード、フーガとリフ
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮(1986年、1987年録音)
Seena-ペンシルヴァニア・アヴェニュー1600番地
A Simple Song-ミサ
ブルース・ハバード(バリトン)
セント・ルーカス管弦楽団、デニス・ラッセル・デイヴィース指揮(1989年録音)
「ウェスト・サイド・ストーリー」でアメリカの作曲家の中でも群を抜く知名
度を持つバーンスタインの劇場のための作品をまとめたアルバム。

CDM-2066292 \1450
エリオット・カーター
管弦楽のための3つのオケイジョン(1986-89)
ヴァイオリン協奏曲(1990)
管弦楽のための協奏曲
オーレ・ベーン(ヴァイオリン)
ロンドン・シンフォニエッタ、オリヴァー・ナッセン指揮 (1991年録音)
1908年12月11日生まれで現役で活躍するカーター、アイヴズに触発されて作曲
家をめざした。パリでブーランジェに学び、ストラヴィンスキーとヒンデミッ
トに大きな影響を受けています。1950年代にはスタイルを確立、決して馴染み
やすいとはいえないが精巧な技法による作品は聴く人を刺激してやみません。

CDM-2066342 \1450
アーロン・コープランド
市民のためのファンファーレ/メキシコ・クイダード・フィルハーモニカO、
エンリケ・バティス指揮 (1985年録音)
アパラチアの春 (1985年録音)
エル・サロン・メヒコ (1986年録音)
以上 ダラス交響楽団、エドゥアルド・マータ指揮
アメリカの古い歌
ブルース・ハバード(バリトン)
セント・ルーカス管弦楽団、デニス・ラッセル・デイヴィース指揮(1989年録音)
アメリカン・クラシカル・ミュージックに親しむには絶好の作品を残したコー
プランドの代表作

CDM-2066282 \1450
ジョージ・ガーシュウィン
パリのアメリカ人/セント・ルイス交響楽団、レナード・スラトキン指揮
ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル版、グローフェ編) 
ピーター・ドノホー(ピアノ)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮(1986年)
キャットフィッシュ・ロウ(「ポーギーとベス」からの組曲)
子守唄
セント・ルイス交響楽団、スラトキン指揮
キューバ序曲/ロンドン交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮 (1980年録音)
ポール・ホワイトマンのジャズ・オーケストラのための作品「ラプソディ・イ
ン・ブルー」を皮切りに最も成功したミュージカル作曲家となったガーシュ
ウィンの今や世界のオーケストラのレパートリーに定着した名曲集。

CDM-2066242 \1450
ミニマリスム-スティーヴ・ライヒとフィリップ・グラス
ヴァーモント・カウンターポイント/ランサム・ウィルソン(フルート他)
エイト・ラインズ/ソリスティ・ニュー・ヨーク、ランサム・ウィルソン
ニュー・ヨーク・カウンターポイント(クラリネットとテープのための)
アラン・ダミアン(クラリネット)、フランク・ロッシ (1996年録音)
4つのオルガン/マイケル・ティルソン・トーマス 他 (1973年録音)
フィリップ・グラス: ファサード; カンパニー
ロンドン室内管弦楽団、
クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮(1990年録音)
第2次大戦後まもなく美術界の用語としてスタートした「ミニマリスム」は60年
代に入り音楽世界の新しい潮流にも転用されてきました。ラ・モンテ・ヤング、
テリー・ライリー、ライヒ、グラスなどの音楽を指し、執拗なリズム反覆と変
容が特徴とされます。

CDM-2066122 \1450
ヴァージル・トムソン
組曲「大平原を破壊した鋤」
秋(ハープ、弦楽とパーカッションのためのコンチェルティーナ) 
w/アンナ・メイソン・ストックトン(ハープ)
組曲「河」
ロサンジェルス室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
ハワード・ハンソン:
交響曲第2番「ロマンティック」
セント・ルイス交響楽団、スラトキン指揮(1986年録音)
1896年生まれで中西部出身の同時代作曲家二人のアルバム。トムソンはカンザ
ス出身パリでブーランジェに学び15年間生活した。一方ハンソンは3年間ローマ
のアメリカン・アカデミーで学んだのを除きアメリカで教育を受けた。トムソ
ンは映像作品への作曲家、批評家、ジャーナリストとして知られた。ハンソン
はアカデミックな作曲家で、イーストマンの目に留まり、1924年-64年イースト
マン音楽学校のディレクターとしても活躍した。

CDM-2066112 \1450
ウィリアム・シューマン、レナード・バーンスタイン
W.シューマン:ヴァイオリン協奏曲 w/リチャード・ホルムズ(ティンパニ)
バーンスタイン:
セレナード(プラトンの「饗宴」によるヴァイオリン、弦楽、ハープ、パーカ
ッションのための) w/ジョン・サンタンブロージオ(チェロ)
以上 ロバート・マクダフィー(ヴァイオリン)
セント・ルイス交響楽団、スラトキン指揮(1989年録音)
W.シューマンはニュー・ヨーク、ブロンクス生まれ。45年以来ジュリアード音
楽院の学長をつとめジュリアードQを創設、61年までリンカーン・センターの
プレジデントとなるなどアメリカの音楽界の大立者としても活躍した。

CDM-2066312 \1450
チャールズ・アイヴズ
最も偉大な人; 川のほとり; アン・ストリート; 
クリスマス・キャロル;水泳をする人々(抜粋); ウェスト・ロンドン; 
ひとりごと; 夕べ; チャーリー・
ラットリッジ; 余興; おり; 故国よさらば; ブース大将の天国入り
以上 マーニ・ニクソン(ヴォーカル)、ジョン・マッケイブ(ピアノ)
(1967年録音)
セット第1番(小オーケストラのための)(6曲)
音の道第1番、第3番
教会の尖塔と山々から
セット第3番(小オーケストラのための)-第1番
Mists
On the Antipodes
The Rainbow(So it may be!)(小オーケストラのための)
池(小オーケストラのための)
The Bells of Yale, or Chapel Chimes
The Gong on the Hook and Ladder(Firemen's Parade on Main Street)
All the Way Around and Back
舗装道路の上を(小オーケストラのための)
セット第2番(小オーケストラのための)第1番、第2番
Aeschylus and Sophocles
劇場または室内弦楽のための曲集(3曲)
以上ヘンリー・ハーフォード(バリトン)
アンサンブル・モダーン、インゴ・メッツマッヒャー指揮
保険会社の経営で大成功した経済的背景からアイヴズは高度に個性的な作品を
作曲しました。生前は一般的な評価は得られず、死後近代アメリカ音楽のパイ
オニアとして高い評価をえています。



<MD+G>
34014882 \2080
94014886(SACD-Hybrid) \2950
モーツァルト/ピアノ協奏曲集 Vol. 3
ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453
ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
クリスティアン・ツァハリアス(Pf&指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団
好評を博しているツァハリアスのモーツァルト集、ついに有名どころ(?)の協
奏曲に到達してきました。もちろん一番人気は、20番台前半だとは思われます
が、マニア限定でアンケートをとれば意外と10番台後半の人気のほうが高いの
ではないでしょうか?それはさておき、17番18番といえばどちらも女性に献呈
された作品。17番は彼の教え子、バルバラ・プロイヤー嬢のために、18番は盲
目のピアニスト、マリア・テレジア・パラディスの依頼によって作曲されてい
ます。「モーツァルトと女性」という永遠のテーマの謎にせまる魅力的な一枚
です。
そしてご存知、ツァハリアスは今年のラ・フォル・ジュルネに来日を予定して
おります。(残念ながらMDGには公演曲目のCDはありません。)

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08-04 No.3-2

2008年04月02日 13時39分27秒 | Weblog
34414682 \2080
女性の肖像
Marcos Krieger(b.1967): Lyulyala, lyulyala
Traditional Serbian: A window for her eyes
Dom Dinis(1261-1325): Non sei como me salv’a
Traditional romanceiro, Portugal: Rainha Santa Isabel
Anonymous(Bamberg Manuscript, 13th c.):
Nonne sui, nonne /Quant voi la fl ourette
Comtessa Beatrice de Dia(12th century): A chantar
Sergei Rachmaninoff(1873-1943): Tebye poyem
Ivan Moody(b. 1964): Slova: Anna Akhmatova and Orthodox liturgy
Sergei Rachmaninoff: Sugubaya i Posleduyuschiya Ekteniya
Joan Szymko(b. 1960): Nada te turbe
Rabanus Maurus(776-856): Veni Creator Spiritus
Hildegard von Bingen(1098-1179): Quia ergo Femina, Spiritui Sancto
Margaret McAllister: Grainne Mhaol(Grace O’Malley)
Traditional Irish tunes: Oro ‘Se Do Bheatha‘ Bhaile/Julia Delaney
Traditional Appalachian Folk song: Careless Love
Robert Kyr(b. 1952): Love as a Child
Malvina Reynolds(1900-1978): If you love me
タペストリー
アイルランドの女海賊、ポルトガルの女王、モンテネグロの母親、フランスの
伯爵夫人、ユダヤ系アメリカ人のソーシャリスト、メアリー1世、聖ウルスラ・
・・。実に様々な女性の生き様を描いた音楽作品を3人の女性、タペストリー
のメンバーが描き出した異色の作品集。いつの時代も「謎」とされる女性の存
在に古今東西からアプローチしています。タペストリーはボストンに本拠地を
置く女声ヴォーカル・グループ。TELARCなどにも同種のアルバムを録音してい
ます。

34114352 \2080
ペーター・フィリップス 鍵盤楽器作品集 Vol.2
Fantasia in G
Ecco l’aurora Luca Marenz[io]. a 5 in G
Pavana Anglica. Thomas Tomkins. Collerirt in a
Liquide perle amor(Luca Marenzio)in G
Galliarda in g
Amarilli di Julio Romano in g
Tirsi. Di Luca Marenzio in E
1a Parte
Freno. Seconda Parte
Cosi moriro. 3a Parte
Passamezzo Pavana(1592)& Galiarda Passamezzo in g
Pavana
Galiarda
Galiarde(Passamezzo)in g
Pavana Pagget & Galiarda in c
Pavana
Galiarda
Fantasie in G(A.Striggio: Chi fara fede al Cielo)
Madrigal Horatio Vechi.
Se desio di fugir in d
Fantasie in d
ジークベルト・ランペ(ハープシコード、ヴァージナル、クラヴィコード&オル
ガン)
聖アンドレアス教会 ゾエスト=オステンネン使用
オルガン作品の発掘、録音に並々ならぬ情熱を燃やすMD+G。しかしながら、そ
の道は遠く険しいらしく、第1弾発売より3年に近い歳月が流れています・・・。
なので、作曲家情報を再掲載。第1弾の時のコピペですのであしからず。
ピーター・フィリップスは1560年(or1561年)にロンドンに生まれた鍵盤楽器奏
者兼作曲家。知名度は低いものの、エリザベス朝最大の作曲家であったウィリ
アム・バード(1543-1623)と同時期にイギリスで活躍し、優れた作品を数多く
残しています。現存する声楽作品(モテット約350作品、マドリガル52作品など)
は、当時の偉大な作曲家(パレストリーナ、ラッスス、ガブリエリ、モンテヴェ
ルディ、シュッツ)らの作品に匹敵する内容を内包しています。

31714872 \2080
フランツ・ポール・ラハナー/オルガン作品全集
プレリュードとフーガ ロ短調(1856)
ソナタ ヘ短調 作品175(1877)
フーガ ヘ長調
ソナタ ハ長調 作品176(1877)
プレリュードとフーガ ホ長調/ホ短調
ソナタ ホ短調 作品177
フーガ ホ短調 (ふいごはアシスタントによる操作)
ルドルフ・イニッヒ(Org)
聖ヤーコプス・イルメナウ州立教会 ヴァルッカー・オルガンを使用
偉大なるラインベルガー・オルガン作品全集を完成させたルドルフ・イニッヒ。
彼の次なるアルバムはラハナー3兄弟の長兄、フランツ・ポールの作品集。87
歳の長寿を全うしたフランツ・ラハナーですが、オルガンのためのソナタ3作
を完成させたのは、73歳の時でした。20歳にして教会オルガニストの地位を得
たラハナーのまさにライフ・ワークといえるオルガン作品を俯瞰する一枚です。

3014602 \2080
イグナツ・プレイエル(1757-1831)
木管楽器のためのセレナーデ集
八重奏曲 変ロ長調、六重奏曲 変ホ長調、六重奏曲 変ロ長調、
八重奏曲 変ホ長調
再発売
コンソルティウム・クラシクム
音楽出版社を起業したり、ショパンやコルトーが愛用したことでも知られるプ
レイエル・ピアノの創始者など、いくつもの顔を持つ作曲家、イグナツ・プレ
イエル。モーツァルト偽作集やその他、特に忘れられている古典派作曲家の作
品に光を当てることにおいては、右に出る者のいないコンソルティウム・クラ
シクムによるアルバムのうれしい復活です。




<AMBITUS>
AMB96901 \2180
バルト海周辺のギターと管弦楽のための音楽集
アナトリウス・センデロヴァス:
私は腕を伸ばしている・・・ミラージュより(2006)
エリクス・エセンヴァルズ:沈黙の歌(2006)
アルヴォ・ペルト:
フラトレス(1977/1992)ギターと弦楽合奏のためのヴァージョン(2002)
トゥーヌ・コルヴィッツ:出会いの橋の歌
オスヴァルダス・バラカウスカス:
オデッセイ BからC(2003/ 2005)フルート、ギター、弦楽合奏のためのヴァー
ジョン
ラインベルト・エヴァース(ギター)
ヴィルニウス、聖クリストファー室内管弦楽団
ドナタス・カトクス(指揮)
バルト海周辺の2つの世代の作曲家による、ギターと管弦楽のための作品集で
す。政治的な色彩を帯びたソヴィエト時代の音楽から、もっと自由で独自の文
化を色濃く反映した音楽(十二音技法、ジャズ、ミニマルの影響も含む)まで伝
統と革新に満ち溢れたバルト海周辺の音楽は、最近クラシックの聴き手だけで
なくアヴァンギャルド、ジャズなど幅広いファンから熱い注目を浴びています。
ペルトの神秘性と、バラカウスカスの明快なアプローチの対比、そして若い世
代、コルヴィッツやエセンヴァルズらの伝承音楽を取り入れた懐かしくも新し
いスタイル、これらは別の潮流として受け継がれていくべき音楽語法でしょう。
まさに現代音楽と伝統音楽の交流が確かに感じられます。

AMB96905 \2180
ああ、戻り来たれ-17世紀、イタリアの音楽集
カッチーニ、カプスベルガー、ディンディア、
ラッソ、フェラーリ、ピッチニーニ、ファルコニエーリ、
マイオーネ、サンドリンの作品
アンサンブル・メタモルフォジ
ヴィンセント・ルサージュ(T)
ゼンケ・タムス・フライアー(Br)
カトリン・クラウス(フラウト・ドルチェ)
スザンヌ・ブラウマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リローネ)
シモン・リンネ(キタローネ、リュート、キターラ・スパノーラ)
ラルス・ヘンリク=ヨハンセン(クラヴィチェンバロ)
モニカ・マンデラルツ(アルパ)
時代が大きく移り変わった17世紀初頭、ヨーロッパの文化もその例外ではあり
ませんでした。カトリック教会の支配、科学的新発見、政治的な論争など人々
は常に問題に直面していたのです。当然、そんな気分は音楽にも反映されまし
た。それまでの音楽の伝統は改革され、調和の取れたポリフォニーよりもテキ
ストを重視し、雄弁なリズムを用いた新しい音楽が生まれてきたのです。
そんな新しい芸術の頂点はオペラで、当時の上流階級の人々はその妙技に陶然
となりました。そして、イタリアから始まったこの新しいスタイルの音楽は、
素晴らしい勢いでヨーロッパ全土に伝播したのです。
このアルバムは、そんな時代の異なる音楽を集めたもので、当時の古き良きも
のから最先端までくまなくカバーしています。




<EBS>
EBS6156(SACD-Hybrid) \2180
天体の音楽-シュトラウス・ファミリーとニュー・イヤー・コンサート
ヨーゼフ・フトラウス:天体の音楽-ハルレキン-ことづて-前進
ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
ヨハン・シュトラウス2世:
明けの明星-親しき仲-「こうもり」カドリーユ-皇帝円舞曲
エドゥアルト・シュトラウス:「カルメン」カドリーユ
ヨハン・シュトラウス3世(エドゥアルトの息子):シュラウ・シュラウ
ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレン
ハイコ・マティアス・フェルスター(指揮)
ドイツ中西部、ドルトムント近郊の都市ゲルゼンキルヒェンにある中堅オーケ
ストラ、ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレンによる“シュトラウ
ス・ファミリー”の楽しいワルツ・ポルカ集です。おなじみの「ラデツキー行
進曲」から、少々珍しい曲まで、SACDの高音質でお楽しみいただけます。
1966年生まれの気鋭の指揮者、ハイコ・マティアス・フェルスターによる若々
しいワルツは春爛漫の時期にぴったりです。




<RBM>
RBM463052 4枚組 \7450
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
CD1
ピアノ三重奏曲 第1番 op.1 No.1
ピアノ三重奏曲 第2番 op.1 No.2
CD2
ピアノ三重奏曲 第3番 op.1 No.3
ピアノ三重奏曲 第4番「街の歌」op.11
ピアノ三重奏曲 第10番「創作主題による14の変奏曲」Op. 44
CD3
ピアノ三重奏曲 第5番「幽霊」op.70 No.1
ピアノ三重奏曲 第6番 op. 70 No. 2
アレグレット 変ホ長調 Hess 48(ピアノ三重奏 断章)
ピアノ三重奏曲 第8番(アレグレットのみ)WoO 39
CD4
ピアノ三重奏曲 第7番「大公」op. 97
ピアノ三重奏曲第11番「10の変奏曲とロンド」 Op.121a
ピアノ三重奏曲 第9番 WoO 38
トリオ・ピカソ
エヴリン・デュブール(P)
エフゲニー・シルキン(Vn)
アレクサンダー・オソーキン(Vc)
ハイドンの時代のピアノ三重奏曲は、そのほとんどがピアノ・パートに重点が
置かれていました。当時のピアノは音が小さかったせいもあり、ヴァイオリン
はメロディを強調し、チェロは低音部を補う形が一番音としてのバランスも良
かったからかも知れません。モーツァルトの初期の三重奏曲もそうでした。し
かし、時代の流れとともにピアノ三重奏曲の概念も変化しました。3つの楽器
は等しく競い合い、語り合うという「同等の役割」で音楽を奏でるようになっ
たのです。ここに収録されたベートーヴェンの三重奏曲集では、その特徴を顕
著に聞き取ることができるでしょう。演奏しているのはトリオ・ピカソ。ピア
ノのデュブールはスクリャビンやショパンを得意とする人ですが近年ベートー
ヴェンも積極的に取り上げています。

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