クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-02 No.20

2007年02月22日 16時52分50秒 | Weblog
<Profil>
PH 06044 \2180
(1)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘン・フィルハーモニックO.
録音:(1)1997年2月18日
(2)1994年2月4日以上ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
信頼の厚かった音楽評論家ヴォルフガング・ザイフェルト氏の監修のもと、
巨匠の偉大な足跡をたどる壮大な企画、Profilのギュンター・ヴァント・エ
ディション。そのなかでもひときわ注目を集めているのが、晩年に行われた
一連のミュンヘン・フィルとのライヴです。ブルックナー、シューベルトに
続き、このたび登場するのはレパートリーの重要な一角をなすとされるドイ
ツ音楽の本流ベートーヴェンとブラームス。
ヴァントの芸風の特徴は厳しく引き締まった造形美。「強いて云うなら新古
典主義的」(音楽評論家許光俊氏)。そのせいかブラームスの第1番では、た
とえば指揮者によっては、よりいっそう重々しく開始されることの多い第1楽
章の冒頭のテンポ設定もいたって颯爽として速め。またフィナーレのコーダ
も大げさなドラマづくりは一切なし。手兵北ドイツ放送響とのこした2度の
全集中の録音(82年、96年ライヴ)と比べても様式上の変化はほとんどみら
れません。むろん、こうしたことが可能なのも自らの納得ゆくまでリハーサ
ルを要求できるオケ以外はけっして振らなかった頑固一徹な巨匠と、それに
こたえられるオケとの関係性あってこそ。
甘さゼロ。ロマンを排した辛口のブラームスですが、やはりミュンヘンとい
うオケのサウンドカラーの違いからくる魅力ゆえでしょうか。これまでのも
のにはなかったいくつもの新たな発見があることも確かです。
そして、こちらも北ドイツ放送響との2種(86年、97年ライヴ)の録音が知ら
れるベートーヴェン。ここには昨今ベートーヴェン演奏で主流となったピリ
オド・アプローチの面影はもちろんありません。それでも湧き上がる生命力
と、出てくる音楽の気高さ、豊かさに心が動かないかたはいないはず。
心底のファンが口を揃えて絶賛するヴァントとミュンヘン・フィルの顔合わ
せによるブラームスとベートーヴェン。聴いて違いのわかる人のためにある
大人の音楽とでも呼ぶべき、巨匠孤高の境地を確かめることができるまたと
ない内容となっています。





<KING INTERNATIONAL>
KDC 7001 \2180
宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」 Vol.1
グスタフ・マーラー:交響曲「大地の歌」
ブルーノ・ワルター(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キャスリーン・フェリアー(アルト) 
ユリウス・パツァーク(テノール)
録音:1952年5月17日 ライヴ録音 祝祭劇場
2003年になってから、仏ターラから「大地の歌」の17日のライヴ録音がリリ
ースされた(TAH482)。
50年間、夢にまで見た52年ライヴ。涙が出るほど嬉しかった。 
-宇野功芳-ライナーノーツより
宇野功芳氏による新企画、宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」シリーズが始動
します。永い評論家生活を通じて宇野功芳氏が絶賛してきた、数々の演奏を
再度振り返り、新たな演奏解説を書き下ろしています。また、このシリーズ
では宇野功芳氏の勝手気ままなエッセイ、「unauの無能日記 」を連載。様々
な分野の四方山話を痛快に語っていきます。
今回取り上げられたのは、ワルター&ウィーン・フィル52年ライヴの「大地
の歌」。有名なDECCA録音の2日後のライヴ演奏。ANDANTE盤はDECCA録音と全
く同じ演奏だったため(ただしDECCAとは別の録音機材による収録と思われる)
発売当時、非常に話題になりました。何より特筆すべきは2人の声の素晴らし
さ!フェリアー、パツァークの格調高くそれでいて生々しい歌声はすべてを
凌駕しているといっても過言ではないでしょう。そしてワルターもウィーン
・フィルも終結部まで薄れることのない高いテンションを保ち、濃厚な演奏
を繰り広げています。





<TAHRA>
TAH 620 2枚組 \4160
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
マーラー:交響曲第4番
ブルーノ・ワルター(指)RAIローマ管弦楽団
カルラ・シュレアン(S)
録音:1952年4月19日(モーツァルト,マーラー),
1954年5月18日(ベートーヴェン)
ブルーノ・ワルターが、ローマに客演した際の貴重な録音が初登場です!い
ずれも1950年代、ワルターが枯れる前の気力漲る演奏です。1952年の演奏会
は、戦後初のイタリア訪問。モーツァルトのK.550とマーラー4番という超お
得意2曲。どちらも、ライヴを含めると、ワルターは多数の録音を残していま
すが、イタリアの艶やかなオーケストラの音色が、他とは異なった面白い作
用を及ぼしています。ベートーヴェンは1954年、ワルター最充実期のライヴ
だけに、スタジオ録音とは違った白熱の演奏。マーラーだけ、欠落のある粗
悪なCD-Rが出たことがありますが、それ以外はいずれもLPでもCDでも発売さ
れたことのない完璧な初出音源。ワルター・マニアなら必携です。解説書に
は、1911年から1956年までの、ワルターのイタリア訪問の様子が紹介されて
います。





<audite>
AU 95583 \2080
シューベルト:
「白鳥の歌」 D.957-愛の便り,アトラス,彼女の肖像,街,鳩の便り、
音楽に寄せて D.547、馭者クロノスに D.369、
恋人の近くに D.162、魔王 D.328、ガニュメート D.544、
さすらい人の夜の歌2 D.768、狩人の夕べの歌 D.368、
プロメテウス D.674
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ギュンター・ヴァイセンボルン(P)
ヘルタ・クルースト(P) (プロメテウス)
録音:1954年10月16日(「白鳥の歌」,魔王,ガニュメート,さすらい人の
夜の歌2 ,狩人の夕べの歌),1954年6月15日(音楽に寄せて,馭者クロノス
に,恋人の近くに),1954年3月26日(プロメテウス),ケルン
大好評だった、1952年の「冬の旅」(AU 95580)に続く、若き日のフィッシャ
ー=ディースカウのシューベルト。1954年に、ケルン放送局によって放送用
にスタジオ録音されたもの。1954年というと、バイロイト音楽祭に初めて出
演、「タンホイザー」のヴォルフラムを歌った年。その前後の録音です。ま
だ30歳にならないF-Dの歌は、若干声に若さが残っている以外は、全盛期と大
差ない見事な完成度のたかさ。むしろ後年のセッション録音よりも、自然体
に歌っている分、好ましい点も多々あります。改めて天下の大リート歌手だっ
たことを実感させられます。WDR蔵出し音源で、モノラルながら音も上々です。

AU 95581 \2080
ブラームス:
「美しいマゲローネ」 Op.33、夜にさすらう人 Op.86-3、
永遠の愛について Op.43-1、森の静寂の中で Op.85-6
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヘルマン・ロイター(P) (「美しいマゲローネ」)
ギュンター・ヴァイセンボルン(P)
録音:1952年11月23日(「美しいマゲローネ」),1954年6月15日,ケルン
フィッシャ=ディースカウのリートはどれも卓越したものです、最も他者を引
き寄せぬ出来栄えだったものの一つが、ブラームスの「美しいマゲローネ」。
連作歌曲でありながら、劇作品としての性格も併せ持つこの作品は、F-Dがそ
の本領を遺憾なく発揮できるもの。1957年にイェルク・デムスの伴奏で録音
をしていますが、これはそれよりさらに5年も早い放送用録音。若々しい声の
瑞々しい歌はもちろんですが、それ以上に「27歳にしてここまで彫り上げら
れるのか!」と舌を巻いてしまいます。なお、全15曲中、第13曲の「スリマ
-恋人よなぜためらうのか」が欠けております。1954年の3曲の録音も見事の
一言。WDR蔵出し音源で、モノラルながら音も上々です。

AU 95582 \2080
シューマン:ケルナーの詩による12の歌曲 Op.35、リーダークライス Op.39
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヘルタ・クルースト(P)
ギュンター・ヴァイセンボルン(P)(リーダークライス)
録音:1954年3月23日,1955年10月12日(リーダークライス),ケルン
シューマンといえば「陰りを帯びた情熱」、情熱一本で押す歌も素敵なもの
ですが、しかしそこはフィッシャー=ディースカウ、いかに若かろうと、彼
の歌うシューマンは、情熱に知性でメスをいれ、シューマンの内面の豊かな
詩的世界を見事に引き出しています。WDR蔵出し音源で、モノラルながら音
も上々です。




<GLOR>
GLOR 162202 \2250
ヴェルディ:レクイエム
クリスティーナ・ガラルド=ドマス(S) 
フレドリカ・ブリレンボーグ(Ms)
マルコ・ベルティ(T) イルダール・アブドラザコフ(Bs)
プラシド・ドミンゴ(指)アメリカ・ユース管弦楽団
ヨーロッパ合唱アカデミー
録音:2006年8月6日,ミュンヘン
ドミンゴが、アメリカの若者オーケストラと、ヨーロッパの若者合唱団を指
揮したヴェルディのレクイエムです。両者あわせて、28の国の、200人の若
者たち。そんな彼らが演奏するヴェルディのレクイエム、これが実に感動的。
若者オーケストラは、全身全霊を捧げて「世界のドミンゴ様」の棒に喰らい
つき、懸命の演奏。一流オーケストラに比べれば、音にコクがないなどの欠
点はあるものの、技術的にはかなり高く、何よりその一期一会にかけた精一
杯のひたむきな音楽には思わず心打たれてしまいます。合唱団も、線は細い
ものの、「夢にまで見た大テノール」が目の前にいる感動がそのまま歌にな
っています。そんな若者たちを、ドミンゴも熱血教師ばりに「みんな、俺に
ついて来い!」と引っ張っています。まるで青春ドラマか高校野球のか、聞
いている方も感動してしまう熱い青春のヴェルディのレクイエム。当然、サ
ンクトゥスは爽快この上なし!ドミンゴ先生を補佐する4人のソリストたちは、
いずれも一流どころ。感動一杯の若者の汗と涙のヴェルディのレクイエム、
こんなの他にありません!





<SUPRAPHON>
SU 3898 \1780
「皇帝陛下万歳!プラハ1609年-神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の音楽」
I.「帝国の栄光に捧げる祝典ミサ曲」
デ・モンテ:1「インチピット・ドミノ」、4「日々、罪を重ねる私は」、
6「ああ、実に優しき」
ライトン:
「ミサ・バシム:皇帝陛下万歳!」(7声)2「キリエ」、3「グローリア」、
5「クレド」、7「サンクトゥス」、8「アニュス・デイ」
II.アンソロジー「マリアのバラ」より
9トマス・デ・サンタ・マリーア:ティエント
10ドイツ・カトリックのマリア讃歌:「優しく気品に満ちたマリア」
11ハラント・ス・ポルジツ・ア・ベズドルジツ:「女王マリア」
12ザーレス:「貞潔なるマリア」
13ライトン:「マリア、天の棕櫚」
14ルッツァスコ・ルッツァスキ:トッカータ
III.「錬金術師の戸棚」
マイヤー:
15「ロムルスは狼に育てられたと」、16「天の輝ける松明である太陽は」、
17「ミルラは父との間に」18カヴァッツォーニ:「クリステ・エレイソン」
IV.「皇帝の部屋と庭園にて」
19チプリアーノ・デ・ローレ/ロニョーニ:
「出発する時に感じるのだけれど」
20オロロージョ:「愛しき人、私から去らないで」
21ファットリーニ:リチェルカーレ
ルニャール:
22「様々なことが私の幸運を邪魔しようとするが」、
23「ようやく、あなたは私に気付いた」
マルティン・ホリナ(指)、フ
ラテルニタス・リッテラトルム
録音:2006年2月日ブランディース・ナド・ラベムの城中礼拝堂
チェコ音楽に特筆すべき一時代を付け加えた、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世
(1552-1612)。この録音は、ルドルフの宮廷楽長フィリップ・デ・モンテ
(1521-1603)、その後継者カール・ライトン(1557/8-1620)、ルドルフの
側近チェコ貴族で作曲もしたクリシュトフ・ハラント・ス・ポルジツ・ア・
ベズドルジツ(1564-1621)、錬金術師、作曲家にして典医のミヒャエル・
マイヤー(1568/9-1622)、宮廷音楽家フランツ・ザーレス(c1540-1599)、
同じくアレッサンドロ・オロロージョ(c1550-c1633)の作品を中心に構成
されています。
録音会場は、ルドルフ2世が狩猟の際に使った有名な居城。15、16世紀の声
楽ポリフォニーを専門とする演奏団体、フラテルニタス・リッテラトルムは、
この録音に相応しい場を得、ルドルフ時代の典礼音楽と宗教音楽を含む音楽
生活を描き出すことに成功しています。また、タイトル中の1609年は、この
録音のメイン、7声のミサ「皇帝陛下、万歳!」を含むライトンの曲集が出
版され、また、ルドルフが、チェコの信教の自由を認めた年でもあります。

SU 3855 \1780
(1)ヨゼフ・スーク:弦楽四重奏曲第1番変ロ長調Op.11
(2)同:「聖ヴァーツラフ」のコラールによる瞑想曲Op.35a
(3)ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
パノハ四重奏団
結成から40年近いキャリアを誇るチェコの名門パノハ・カルテット。毎夏の
「草津国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」への出演でもおなじみです
が、精力的な活動は衰えることがありません。最新アルバムではラヴェルの
名作とともに、お国スークの作品が取り上げられています。ドヴォルザーク
の序曲「フス教徒」にも聞かれる聖ヴァーツラフのコラールは、ボヘミアに
古くから伝わる宗教的な民謡で10世紀のチェコの聖者ヴァーツラフ一世を讃
えたもの。第1弦楽四重奏曲には2つの異なる終楽章、1896年のオリジナル版
と1915年改訂版とがあり、アルバムでは聴き比べできるように両方とも収録
されています。




<CASCAVELLE>
RSR 6192 \2080
「シューベルティアーデ / 2005年9月3-4日ヌーシャテル」
(1)シューベルト:行進曲 ト長調
(2)ペルト:聖母と乙女
(3)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりアリア
(4)ハイドン:交響曲第88番ト長調より第1楽章
(5)シューベルト:
ドイツ・ミサより福音誦とクレドのために、奉献誦のために
(6)シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」第4楽章
(7)シューベルト:歌劇「謀反人たち、または家庭戦争」より終曲
(8)ガーデ:幻想小曲集Op.43より第4曲
(9)ヤン・サンドストレム:そこに一本の花開いたバラがある
(10)ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調Op.34より第3楽章
(11)ギイ・ボヴェ:「M.バッハのバカンス」
(12) シューベルト:夜
(1)エディト・フィッシャー&ホルへ・ペピ・ピアノ・デュオ
(2)ハンスルエディ・ケンプフェン(指)オーベルバレー声楽アンサンブル
(3)ブリジット・フルニエ(S)スイス・ロマンドO.のチェリストたち
(4)ヤン・シュルツ(指)ヌーシャテル室内O.
(5)アンドレ・シャルレ(指)
ローザンヌ・プロ・アルテCho.、ヌーシャテルCho.、
スイス・ブラス・コンソート
(6)白馬五重奏団
(7)ペーター・ジーグヴァルト(指)
チューリヒ声楽アンサンブル、ベッティナ・ズッター(P)
(8)ピエール=アンドレ・タイアール(Cl)エドアルド・トルビアネッリ(P)
(9)ハンスルエディ・ケンプフェン(指)オーベルバレー声楽アンサンブル
(10)フィリップ・ディンケル(P)シネ・ノミネ四重奏団
(11)ギイ・ボヴェ&ピエール・ローラン・へスラー(Org)
(12)ミシェル・コルパトー(指)グリュエール牧羊Cho.
録音:2005年9月3-4日スイス、ヌーシャテル(ライヴ)
[スイス・ロマンド放送制作]
スイス領内最大の湖ヌーシャテル湖。ワインの名産地でもある豊かな自然に
囲まれるなかで催される音楽祭の模様をハイライトで収めたアルバムです。




<MA Recordings>
M 072A \2940
「トーノとトナーダ」
【幻滅】
1. ああ、このにがい淋しさ
2. お前を愛した者はもう去って行く
3. 早咲きのアーモンド
4. そなたのあとについてゆく
【唄】
5. ビダーラ唄いのチャジータ
6. 戻れ、小舟よ
7. グアナコたちの草原
【影、もしくは闇】
8. わが影へのビダーラ
9. 夜の闇は、はや
10. 私は光になりたい
【執着】
11. 太陽の義兄弟
12. ポプラの林から
13. ぶどう作りの夢
【瞳】
14. トナーダ・エル・ディアマンテ(ダイヤモンドと呼ばれるトナーダ)
15. 黒い瞳
16. そなたの瞳
17. 悲しきミロンガ
18. 青い瞳
【祭】
19. カナリオス-マランボ
【神秘】
20. 晴れて静かな夜
21. おお、大いなる神秘
22. 静寂に寄せて
アンサンブル・ラ・キメーラ
【バルバラ・クーサ(S)、イサベル・モナール(S)、ルイス・リゴウ(南米の
民族的笛類、Vo)、サビーナ・コロンナ・プレティ(Gamb、リローネ)、セル
ジオ・アルバレス(Gamb)、マーティン・ツェラー(Vc,Gamb)、アンドレア・
デ・カルロ(コントラバス、Gamb、ハーモニカ)、レオポルド・マルティ(G)、
キート・ガート(リュート、G)、エドゥアルド・エグエス(リュート、G)、
アドリアン・ベスネ(朗読)】
斬新な音楽歓性を持つユニークなアンサンブル・ラ・キメーラの2作目。
「ブエノス・アイレス・マドリガル」(M063A)と同様、西ヨーロッパのバロッ
ク時代と南米大陸の植民地の音楽文化関係を芸術的に見せてくれます。この
「トーノとトナーダ」はスペインのバロック音楽とアルゼンチン、その近辺
の民謡、近代音楽などとの対話から生まれたアルバム。
ラ・キメーラがこのアルバムで挑んだのは、「トーノス・ウマーノス」/17世
紀のスペインの歌曲と「フォルクローレ」/南米の民衆的歌謡との対比と融合。
【幻滅】【唄】【影、もしくは闇】【執着】【瞳】【祭】【神秘】の7つのテ
ーマに分かれ、古今東西変わらぬ人間の心情を表しています。
*より多彩な音質で音楽を楽しむため「エメラルド・オーディオファイルCD」
で発売。
*この作品はMA Recording独自開発のDC電源のラインレベルマイクロフォーン
を使用した88.2kHzワンポイント録音です。



<King international>
KDC 13 \1780
「グリーグ没後100年記念/永遠のグリーグ」-Grieg Forever-
(1)ペール・ギュント-朝
(2)トロルハウゲンの婚礼の日
(3)ノルウェー舞曲第2番
(4)ピアノ協奏曲イ短調-第1楽章
(5)ヴァイオリン・ソナタ第3番-第2楽章
(6)ペール・ギュント-ソルヴェイグの歌
(7)牛呼び声(ノルウェー民謡)
(8)牛呼び声(ノルウェー民謡によるピアノ編曲)
(9)オーラの谷、オーラの湖(ノルウェー民謡)
(10)オーラの谷、オーラの湖 作品66-14(ノルウェー民謡によるピアノ編曲)
(11)レートナムのクヌート(ノルウェー伝承音楽)
(12)レートナムのクヌート 作品72-7「スロッテル」より
(13)ルンダーネにて 作品33-9
(14)春 作品34-2
(15)4つの詩篇-第4曲 天国にて
ボーナストラック
(16)蝶々
(17)ソルヴェイグの歌
(1)ウーレ・クリスチャン・ルード(指)&ベルゲン・フィルハーモニー管
(2)エヴァ・クナルダール(P)
(3)ゲイル・ボトネン、イェンス・ハラール・ブラトリー(ピアノ・デュオ)
(4)ウーレ・クリスチャン・ルード(指)&ベルゲン・フィルハーモニー管、
小川典子(P)
(5)トロン・セーヴェルー(Vn)&アイナル・ロッティンゲン(P)
(6)ウーレ・クリスチャン・ルード(指)&ベルゲン・フィルハーモニー管、
マリータ・ソールベルグ(S)
(7)ライドゥン・ホルヴァイ(歌) (8)ゲイル・ボトネン(P)
(9)ライドゥン・ホルヴァイ(歌) (10)ゲイル・ボトネン(P)
(11)クヌート・ハムレ(ハーディングフェーレ) (12)ゲイル・ボトネン(P)
(13)モニカ・グローブ(Ms)ロジャー・ヴィニョールズ(P) 
(14)ノルウェー室内管弦楽団
(15)ペール・ヴォッレスタ(Br)、オスロ・フィル合唱団
ボーナストラック
(16)エドヴァルド・グリーグ(P) (17)ニーナ・グリーグ(S)
SIMAX & BIS 音源クロスマスター
2007年はノルウェーが世界に誇る作曲家 エドヴァルド・グリーグの没後100
年にあたります。グリーグ&ノルウェーの魅力をさらに広めるために立ち上
げられた「グリーグ2007記念プロジェクト実行委員会」とSIMAX,BISなど北欧
のレーベルに縁のあるキングインターが共同でグリーグのベスト・アルバム
を発売します。グリーグは「ペール・ギュント」、ピアノ協奏曲、ピアノソ
ナタ、そして歌曲など多くの名曲を残しています。また、グリーグにはまだ
まだ知られざる佳作も多数。このアルバムでは、そうした誰もが親しんだ名
曲から知られざる名曲まで網羅しています。特にボーナストラックとして収
録された、グリーグの自作自演の「蝶々」やグリーグの妻、ニーナ・グリー
グの「ソルヴェイグの歌」は、グリーグ・ファン必聴です。

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07-02 No.19-1

2007年02月22日 13時16分36秒 | Weblog
★ご予約締切日 2月27日
<NAXOS> 各1枚 \880
8.557505
<ロバート・クラフト・コレクション:ストラヴィンスキー作品集第7集
- ロシアのストラヴィンスキー第1集>
ストラヴィンスキー(1882-1971):
パストラール/組曲「兵士の物語」/クラリネットのための3つの小品/ピカ
ソのために/おどけた歌(プリバウトキ)/猫の子守歌/ブルレスケ「きつ
ね」/バリモントによる2つの詩/日本の3つの抒情詩/ロシア風スケルツォ
(オリジナル・ジャズ・バンド版)/ヴォルガの舟歌(管楽器用編曲)
演奏・歌/ロルフ・シュルテ(ヴァイオリン)、
ジョン・フィーニー(コントラバス)、
フランク・モレリ(ファゴット)、
ウィリアム・ブラウント(クラリネット)、
クリス・ゲッカー(トランペット)、
マイケル・パウエル(トロンボーン)、
ゴードン・ゴットリーブ(パーカッション)、
チャールズ・ナイディック(クラリネット)、
キャサリン・チーシンスキ(メゾ・ソプラノ)、
スーザン・ナルッキ(ソプラノ)、
ロバート・クラフト(指揮)
インストゥルメンタル・アンサンブル、聖ルカ管弦楽団、
フィルハーモニア管弦楽団、他 
※露語歌詞、英語対訳付き(「バリモントによる2つの詩」「日本の3つの抒
情詩」)
MusicMastersとKoch Internationalレーベルの編集・再発売盤。組曲「兵士
の物語」や「きつね」を軸として、前後にストラヴィンスキーの粋な小品を
並べた一枚。1911年から44年にかけての作品集ながら、ほとんどは1910年代
の曲であり、有名な三大バレエでスター作曲家となった時代の作風を捉える
ことができます。

8.557540
バックス(1883-1953):
ヴァイオリン・ソナタ第1番/同-第2楽章(オリジナル稿、世界初録音)/
同-第3楽章(オリジナル稿、世界初録音)/ヴァイオリン・ソナタ第3番
演奏/ローレンス・ジャクソン(ヴァイオリン)、
アシュレー・ウェイス(ピアノ)
20世紀前半に作曲され、フランクやドビュッシーなどのファンタジーと共通
する音楽性を持つ2つのソナタ。幻想ロマンにあふれたバックス作品を代表す
る曲だとさえ言えます。初録音となる貴重な2つの楽章は、イギリス音楽ファ
ン注目です。

8.557612
アルヴェーン(1872-1960):交響曲第5番/アンダンテ・レリジョーソ
演奏/ニクラス・ヴィレン(指揮)
ノールショッピング交響楽団
ヴィレン指揮による交響曲全集が完結。ワーグナーやチャイコフスキーを思
わせる劇的なロマン主義作品であり、バレエ「山の王」と関係が深い交響曲
です。わずか4分足らずの「アンダンテ・レリジョーソ」は「黙示録のカンタ
ータ」からの編曲です。

8.557690
チャイコフスキー(1840-1893):ヴ
ァイオリン協奏曲/ゆううつなセレナード/なつかしい土地の思い出(管弦
楽編曲:グラズノフ)/ワルツ・スケルツォ
演奏/イリヤ・カーラー(ヴァイオリン)、
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
ロシア生まれの名手による名協奏曲と、チャイコフスキーが残したヴァイオ
リン曲を網羅。パガニーニやドヴォルザークなどナクソス・ファンが注目し
てきたカーラーのCDですが、ことさらにテクニックをひけらかすのではなく
丁寧な演奏が好感を得ているのでしょう。

8.557783
ウィリアムソン(1931-2003):<合唱曲集>
声楽のための交響曲/ラヴ、ザ・センティネル/合唱組曲「イギリスの奇人
たち」/種族のためのレクィエム
歌/ピーター・ブロードベント(指揮)
ジョイフル・カンパニー・オブ・シンガーズ、
キャスリン・クック(アルト独唱) 
※ラテン語歌詞、英語対訳付き(「種族のためのレクィエム」)
オーストラリア出身で、英国王室付き作曲家という地位にあった作曲家。合
唱王国と呼ばれるイギリスで活躍したせいもあり、ハーモニーと色彩の組み
合わせがユニーク。中世音楽にも影響を受けたその作風は神秘的ですらあり
ます。

8.557880
サン=サーンス(1835-1921):<チェロとピアノのための作品集>
チェロ・ソナタ第1番/チェロ・ソナタ第2番/組曲
演奏/マリア・クリーゲル(チェロ)、
フランソワ=ジョエル・ティオリエ(ピアノ)
ナクソスではおなじみ、2人のアーティストが組んだサン=サーンス。時代を
隔てた3つの作品で作曲者の幅広い音楽性を捉えた一枚ですが、室内楽曲の素
晴らしさを再認識できる作品集だとも言えるでしょう。特にソナタ第1番のロ
マン、円熟したソナタ第2番は聴きものです。

8.557898-99
C.デイヴィス(b.1936):
バレエ「アラディン」(全曲)(バレエ全曲盤 世界初録音)
演奏/カール・デイヴィス(指揮)
マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団
有名な映画音楽をこれまでに多数作曲し、指揮者としても活躍。イギリスの
ジョン・ウィリアムズ的存在であるデイヴィスが書いた長編バレエ音楽は、
ペルシャ-中国-モロッコを巡るストーリー。アドヴェンチャー&ロマンティッ
クなオーケストラ・サウンドが展開されます。

8.557958
マイール(1763-1845):
劇的カンタータ「調和」(独唱者、合唱と管弦楽のための)/ベートーヴェ
ンの死に寄せるカンタータ(独唱者、合唱と管弦楽のための)
歌・演奏/フランク・ホーク(指揮、合唱指揮)
インゴルシュタット・ゲオルギアン室内管弦楽団、
ジーモン・マイール合唱団、
タリア・オール(ソプラノ)、アルティン・ピリウ(テノール)、
ニコライ・ボルチェフ(バス) 
※伊語歌詞、英語対訳はウェブサイトでご覧いただけます。
18世紀から19世紀にかけて、70ものオペラや600曲を数える宗教音楽などを残
しているイタリアの作曲家。ロッシーニやベートーヴェンなど多くの音楽か
ら影響を受けましたが、ここに収録された2曲でもその作風が把握できるで
しょう。「ベートーヴェンの死に寄せるカンタータ」は決して重苦しいレク
イエム風ではなく、偉大な先輩を敬うような雰囲気の音楽です。

8.557963
フィンジ(1901-1956):<英国歌曲シリーズ第15集>
大地と空気と雨/ある詩人に/小道と踏み段を通って(世界初録音) 
※英語歌詞付き
歌・演奏/ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
イアン・バーンサイド(ピアノ……「大地と空気と雨」「ある詩人に」)、
サッコーニ弦楽四重奏団(「小道と踏み段を通って」)
美しいメロディながらも、イングランドの厳しい大自然と向き合っているか
のようなフィンジの作品。詩人トマス・ハーディの作品をテキストに使った
「大地と空気と雨」は代表作であり、同じくハーディの詩を使った「小道と
踏み段を通って」は、英国音楽ファンにとってもかなり珍しいものです。
録音・編集:24bit。

8.559266
カスカリーノ(1922-2002):<管弦楽作品集>
ピグマリオン/ガラテアの肖像/ガラスの刃*/見通し/瞑想と哀歌/アケイ
ディア・ランド ※世界初録音(「ピグマリオン」を除く)
演奏/ジョアン・ファレッタ(指揮)
フィラデルフィア交響楽団、
ジェフリー・ディーマー(イングリッシュ・ホルン)*
フィラデルフィアに生まれ、ほぼ独学で作曲テクニックを習得。R・シュトラ
ウスやスクリャービンを思わせる官能的なバレエ作品をはじめ、多くのファ
ンを獲得しそうな作風です。アメリカ作品のスペシャリストでもあるファレ
ッタは、ナクソスにおいてオールソップと並ぶ注目の存在です。

8.570136
ロースソーン(1905-1971):
2つのヴァイオリンのための主題と変奏/弦楽四重奏曲第1番(主題と変奏)
/弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏曲第3番
演奏/マッジーニ四重奏団
1930年代から60年代にかけて作曲されたこの4作品はロースソーンの進化の足
跡でもあり、これまでリリースされた多くの作品と比較してもテクニックが
集約された要になるような存在。ブリテン、ベルク、シマノフスキなどさま
ざまな作曲家を引き合いに出したくなる音楽です。

8.570195
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
交響曲第1番/組曲「ざわめく森」/組曲「ダンス・パーティの後」
演奏/[交響曲第1番]
エドゥアルト・セロフ(指揮)
ヴォルゴグラード・フィルハーモニー管弦楽団 
[「ざわめく森」「ダンス・パーティの後」]
キリル・エルショフ(指揮)
サラトフ音楽院交響楽団、
ロリータ・アンゲルト(ピアノ……「ダンス・パーティの後」)
ショスタコーヴィチの影響を受けて1947年に作曲された交響曲をはじめ、す
べて作曲者20代のときに書かれた作品。旧ソヴィエト時代にもレコードで存
在を知ることはできましたが、ようやく再評価の兆しが見えてきています。
このCDでは2つのオーケストラが演奏をしていますが、その意味でもロシア音
楽ファンは必聴でしょう。

8.570243
<吹奏楽のための名曲集>
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-凱旋行進曲 
ストラヴィンスキー:
管楽器のためのシンフォニー集 - ドビュッシーの思い出のため(オリジナ
ル1920年版) 
パーシケッティ:交響曲第6番(バンドのための交響曲) 
ヴァインベルガー:
歌劇「バグパイプ吹きシュヴァンダ」-ポルカとフーガ(バイナム編)
コープランド:交響詩「エンブレム」 
グレインジャー:子供のマーチ「丘を越えて彼方へ」 
ウォルトン:戴冠式行進曲「王冠」(デュソイト編)
演奏/マイケル・J・コルバーン中佐(指揮)
大統領直属アメリカ海兵隊軍楽隊
日本でも人気のある、ウィンド・バンド(吹奏楽)のためのオリジナル作品
と編曲を集めた一枚。アメリカのホワイトハウスを拠点に演奏を行う名門バ
ンドで(1798年創設)、吹奏楽コンクールの自由曲やコンサートの選曲にも
役立ちます。

8.570253
サンマルティーニ(1700/01-1775):
宗教的カンタータ「イェルサレム」J-C122/心を尽くして(詩篇110:現・
詩篇111)J-C B-5/交響曲変ホ長調J-C 25/交響曲ト短調J-C 56 
※全曲世界初録音
歌・演奏/ダニエレ・フェラーリ(指揮)
シンフォニカ・アンサンブル、
ステファノ・ロ・レ(ヴァイオリン)、
フィリッポ・ラヴィッツァ(ハープシコード)、
シルヴィア・マペッリ(ソプラノ)、
ミロスラヴァ・ヨルダノヴァ(メゾ・ソプラノ)、
ジョルジョ・ティボニ(テノール) 
※イタリア語歌詞、英語対訳付き(「イェルサレム」「心を尽くして」)
18世紀イタリア古典派の典型的な作曲家であり、バロック・カンタータの名
残も残しているという麗しい2つの宗教曲。そして初期のハイドンを思わせ
る明快な響きが特徴の交響曲を収録しました。

8.570309
<フィルハーモニカーの至芸 - ヴォルフガング・シュルツ&マティーアス
・シュルツ(フルート)>
モーツァルト:
2台のピアノのためのソナタ
(エリーザベト・ヴァインツィール&エトムント・ヴェヒターによる2つのフ
ルートとピアノ用編曲) 
クーラウ:2つのフルートとピアノのための大三重奏曲 
フランセ:オウムの対話(フルートとアルト・フルートのための) 
サン=サーンス:
タランテッラOp.6(フルート、クラリネットとピアノのための) 
プーランク:フルート・ソナタ
演奏/ヴォルフガング・シュルツ(フルート&アルト・フルート)、
マティーアス・シュルツ(フルート)、
ペーター・シュミードル(クラリネット)、乾まどか(ピアノ)
ウィーン・フィルの名手を紹介するシリーズの最新盤は、カール・ベームが
指揮をしていた頃からのスター奏者であるシュルツと、彼の息子であるマティ
ーアスのデュオが登場。モーツァルト作品の編曲など選曲もユニーク。仲間
であるシュミードル、乾まどかのサポートも万全です。サン=サーンスとプ
ーランクはヴォルフガングの演奏です。


<NAXOS HISTORICAL>
8.111238 \880
<ジョージ・セル、ベニー・グッドマン>
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲第1番(録音:1946年8月18日、ハリウッド)
同第2番(録音:1946年8月20日、ハリウッド)
クラリネット五重奏曲「シュタードラー」
(録音:1938年4月25日、ニューヨーク)
演奏/[ピアノ四重奏曲]
ジョージ・セル(ピアノ)、
ブダペスト弦楽四重奏団のメンバー 
[クラリネット五重奏曲]
ベニー・グッドマン(クラリネット)、ブダペスト弦楽四重奏団 
マーク・オバート=ソーン復刻。2人の名手とブダペスト弦楽四重奏団のメ
ンバーが組んだ録音。セルはアメリカでの活動初期の録音であり
(米Columbia)、指揮ぶりと同じく明晰な演奏が特徴。グッドマンは戦前の
人気絶頂期における録音で(米Victor)、誠実な音楽に人柄がうかがえます。

8.111245 \880
<コルトーのSP録音集第5集-ショパン:バラード&夜想曲集>
バラード第1番(録音:1929年6月7日、ロンドン)/バラード第2番/バラー
ド第3番/バラード第4番(録音:1929年3月11日、ロンドン)/夜想曲第2番
(録音:1929年3月19日、ロンドン)/夜想曲第2番(録音:1949年11月4日、
ロンドン)/夜想曲第4番(録音:1951年10月17日、ロンドン)/夜想曲
第5番(録音:1948年4月20日、ロンドン)/夜想曲第7番(録音:1951年10月
17日、ロンドン)/夜想曲第15番(録音:1947年10月9日、ロンドン)/夜
想曲第16番(録音:1947年10月15日、ロンドン)
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。1929年録音の5曲と1947年から51年にかけて
の6曲をカップリング。有名な「夜想曲第2番」は、20年をおいて演奏の比較
ができるという楽しみも(特に49年の録音は貴重なもの)。昨年末には晩年
のマスタークラスを記録したCDも話題になり、再評価が高まっています。

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07-02 No.19-2

2007年02月22日 13時16分01秒 | Weblog
<CPO>
777105-2 \2100
ライネッケ(1824-1910):
交響曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマン
スOp.155/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.93
演奏/インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)、
ヨハネス・モエズス(指揮)ベルン交響楽団
ドイツ・ロマン派音楽の奥深さを教えてくれるライネッケの音楽は、cpoでも
過去のリリースで重要視してきましたが、交響曲第1番はその評価を決定づけ
る1曲だと言えるでしょう。また3曲のヴァイオリン作品は世界初演時のライ
ヴ録音であり、貴重な記録でもあります。

777125-2 \2100
ヴラディゲロフ(1899-1978):
ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」/夢遊び組曲/7つの交響的ブルガリア舞曲
演奏/ホリア・アンドレースク(指揮)
ベルリン放送交響楽団
なかなか知る機会のないブルガリアの作曲家ですが、1930年代から民族主義
的な作風を貫いており、この国の音楽を知るには格好の一枚です。ヨーロッ
パ国民楽派音楽の穴を埋める、重要な作曲家だと言えるでしょう。

777154-2(SACD-Hybrid) \2550
ハウアー(1883-1959):<交響作品集>
黙示録幻想曲/ロマンティック幻想曲/組曲第7番/ヴァイオリン協奏曲/
12音の遊び(9.08.1957)/12音の遊び(22.09.1957)
演奏/トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン)、
ゴットフリート・ラーブル(指揮)
ウィーン放送交響楽団
20世紀前半にシェーンベルクと同じく無調-12音主義の作品を発表したもの
の、シェーンベルクとは違った進化を追求した12音技法により、孤高の存在
となってしまったハウアー。さまざまな楽器を使ってシリーズ化された「12
音の遊び」は代表作でもあり、シャープなサウンドを実現したこの録音が再
評価を促すかもしれません。

777182-2 \2100
ラッスス(ラッソ)(1532-1594):聖母マリアの夕べの祈り
歌・演奏/マンフレート・コルデス(主宰)
アンサンブル・ヴェーザー=ルネサンス
ミュンヘン宮廷に登用された20代のラッススが、儀式のために作曲。数多く
の作品の中でまださほど知られておらず、この分野のスペシャリストである
コルデスによって蘇ったと言えるでしょう。有名なモンテヴェルディの同名
作品と比較をする楽しみもあります。

777217-2 2枚組 特価\2100
フルトヴェングラー(1886-1954):<ヴァイオリン・ソナタ集>
ヴァイオリン・ソナタ第1番/ヴァイオリン・ソナタ第2番
演奏/マティーアス・ヴォロング(ヴァイオリン)、
ビルギッタ・ヴォレンヴェーバー(ピアノ)
1937年から38年にかけて作曲された2つのソナタは、交響曲第1番を作曲する
ためのステップにもなった作品であり、ロマン派音楽を突き詰めた形式と作
風でさらに高く評価されるべきでしょう。ヴォロングはベルリン・ゾリステ
ンのメンバーであり、シュターツカペレ・ドレスデンのコンサートマスター
も務めた名手です。

777246-2(SACD-Hybrid) \2550
クネラー/ガイスト/ラインケン:<オルガン作品全集>
演奏/フリードヘルム・フラメ(オルガン……ニーダーザクセン州、聖ゲオ
ルク教会、ヨハン=マティーアス=ハーゲルシュタイン製オルガン、1735-
1740年製)
北ドイツにおけるバロック期のオルガン作品を網羅するシリーズの第3弾。ブ
クステフーデからJ.S.バッハへと移行する時代において同時代の作曲家を探
るのは有意義であり、特にJ.S.バッハ・ファンにとっては必聴の一枚だと言
えます。SACD-Hybridですのでオーディオ・チェックにもおすすめです。



<NAXOS DVD>
2.110520(DVD-Video) \1850
<「音楽の旅」シリーズ - トスカーナ州:トスカーナ地方の過去・現在の
音楽の旅>
ドニゼッティ:シンフォニア ニ長調-第4楽章 
ダ・ミラノ:第6旋法のファンタジア 
カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」-さようなら、ふるさとの家よ 
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ-第5番 
プッチーニ:
歌劇「エドガール」-第3幕への前奏曲/歌劇「トスカ」-歌に生き、愛に生き
/同-星も光りぬ 
ヴィヴァルディ:
合奏協奏曲集「調和の霊感」-第2番/ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の
試み」-「四季」より第3番「秋」 
グルック:
歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(1774年パリ版)-精霊の踊り 
モーツァルト:
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-もし、あんたがいい子にしていたら 
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」-一緒に礼拝堂の祭りに行きましょう
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ/DTS5.1サラウンド、
58分24秒、片面一層ディスク(DVD5)
芸術の都フィレンツェを中心に広がるイタリア中部のトスカーナ地方は、ル
ネサンス文化発祥の地とも言われ、オペラの一大拠点としても有名。有名な
ピサの斜塔やドゥオーモなど、観光名所も多数。そして忘れてはならないの
がワインの名産地であること。風光明媚な景色が広がるこの地方が、「音楽
の旅」シリーズにようやく登場です。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
101257(DVD-Video) \5450
ヘンデル(1685-1759):歌劇「アドメート」(伊語歌詞) 
※2枚組DVD&2枚組CDスペシャル・ボックス・セット 
(ライヴ収録:2006年、ドイツ、ハレ歌劇場:ハレ・ヘンデル音楽祭)
歌・演奏/
マティーアス・レクスロート(カウンターテノール……アドメート)
ロメリア・リヒテンシュタイン(ソプラノ……アルチェステ)
メヒティルト・バッハ(ソプラノ……アンティゴーナ)
ティム・ミード(カウンターテノール……スラシメデス)
ライムント・ノルテ(バリトン……ヘラクレス)
メラーニエ・ヒルシュ(ソプラノ……オーリンド)
ゲルト・フォーゲル(バリトン……メラスペ)
ハワード・アルマン(指揮)
ヘンデル音楽祭管弦楽団(古楽器使用)、
アクセル・ケーラー(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1
/DTS5.1、196分+CD、英・独・仏・西・伊語字幕付き、片面二層ディスク 
1727年にロンドンで初演された「アドメート」(テッサリアの王アドメート)
は、ヘンデルの生涯におけるオペラ時代の中盤に生まれた作品であり、これ
がDVD初収録。しかも初めての録音以来35年ぶりとなるほど珍しいものです。
ヘンデル・ファンやバロック・オペラ・ファンからの注目度も高く、現代の
衣装を付けた演出により新鮮さを増しています。DVDとCDの両方がセットにな
っていることも特徴です。

101275(DVD-Video) \4900
ベートーヴェン(1700-1827):
歌劇「フィデリオ」(独語歌詞)(スタジオ収録:1968年)
歌・演奏/アニヤ・ジリヤ(ソプラノ……レオノーレ)、
リチャード・キャシリー(テノール……フロレスタン)、
ルチア・ポップ(ソプラノ……マルツェリーネ)、
エルンスト・ヴィーマン(バス……ロッコ)、
テオ・アダム(バリトン……ドン・ピツァロ)、
ハンス・ゾーティン(バリトン……ドン・フェルナンド)、
レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、
ハンブルク州立歌劇場合唱団、ヨアヒム・ヘス(演出)、他
NTSC方式、画像構成比4:3Colour、音声方式:モノラル、115分、英・独・仏
・西・伊語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
アニヤ・ジリヤ、ルチア・ポップ、テオ・アダムほか往年の名歌手たちをそ
ろえたこのプロダクションは、スタジオ・セットで収録され、オペラ映画の
ような雰囲気を持つ映像。かつてのドイツ的な響きを現代に伝えるハンブル
クのオーケストラや合唱団も好演しており、ドイツ芸術が体験できる1枚だと
言えるでしょう。

101279(DVD-Video) \4900
ペンデレツキ(b.1933):
歌劇「ルダンの悪魔」(独語歌詞)(スタジオ収録:1969年)
歌・演奏/タティアーナ・トロヤノス、ツヴェトゥカ・アーリン、
ウルズラ・ベーゼ、ヘルガ・ティーメ、アンジェイ・ヒオルスキ、
ベルナルト・ワディシュ、ハンス・ゾーティン、ホルスト・ヴィルヘルム、
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、
ハンブルク州立歌劇場合唱団、ヨアヒム・ヘス(演出)、他
NTSC方式、画像構成比4:3Colour、音声方式:モノラル、108分、英・独・仏
・西・伊語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
初発売。同時発売の「フィデリオ」同様に、スタジオ収録によってオペラ映
画的な仕上がりとなった1枚。ペンデレツキの初オペラであり、同年にハン
ブルクで初演されたものを、ほぼそのまま映像化しています。原作は17世紀
に初演された戯曲であり、悪魔ばらいがモティーフとなったミステリアスな
ストーリー。アメリカの名花トロヤノスをメインに迎えた伝説的な映像です。


<OPUS ARTE DVD>
OA0969D(DVD-Video) \4080
モレノ・トローバ(1891-1982):
サルスエラ「ルイサ・フェルナンダ」(西語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[エミリオ・サージ、ヘスス・ロペス・コボス、
プラシド・ドミンゴのインタビュー/キャスト・ギャラリー/サルスエラ概
要](ライヴ収録:2006年7月14日、16日、スペイン、マドリッド、王立劇場)
※日本語解説書付き
歌・演奏/プラシド・ドミンゴ、ナンシー・エレーラ、
マリオラ・カンタレーロ、ホセ・ブロス、ラケル・ピエロッティ、
ハビエル・フェレール、サビナ・プエルトラス、
ホセ・アントニオ・フェレール、フェデリコ・ガリャル、
ダビド・ルビエラ、モンセラート・ムニュメル、他 
俳優&ダンサー(セリア・アルトゥラス、クリスティナ・アリアス、
オルガ・カストロ、レメディオス・ドミンゴ、マ・アンヘレス・フェルナン
デス、他) 
少女たち(マルティナ・カンポ、セリア・クレメンテ) 
ヘスス・ロペス・コボス(指揮)
王立劇場管弦楽団・合唱団(マドリッド交響楽団・合唱団)、
ホルディ・カサス・バイェル(合唱指揮)、
エミリオ・サージ(演出・装置・衣装)、ヌリア・カステホン(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:LPCMステレオ/DTSサラウ
ンド5.1、134分(サルスエラ104分、エクストラ30分)、英・仏・独・西・
伊語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
マドリッドの王立劇場で行われたサルスエラの力作を、ドミンゴ他が熱唱・
熱演。作曲者のモレノ・トローバはギター作品で有名ですが、この作品では
マスネなどフランス・オペラの影響も受けながら、スペイン独特の香りも感
じさせてくれます。1930年代に初演されて以降、スペインでは親しまれてい
る名作です。

OA0970D(DVD-Video) 2枚組 \4850
モーツァルト(1756-1791):
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[イヴァン・フィッシャー、ニコラス・ハイトナ
ーと出演者の見識/キャスト・ギャラリー/オペラ概要]
(ライヴ収録:2006年6月27日、7月1日、イギリス、イースト・サセックス、
ルイス、グラインドボーン歌劇場) 
※日本語解説書付き
歌・演奏/トピ・レーティプー、ルカ・ピサローニ、ニコラ・リヴァンク、
ミア・ペーション、アンケ・ヴォンドゥング、アインホア・ガルメンディア、
イヴァン・フィッシャー(指揮)
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団(ピリオド楽器使用)、
グラインドボーン合唱団、
トーマス・ブラント(合唱指揮)、
ジョナサン・ヒンデン(ピアノ通奏低音)、
セバスティアン・コンベルティ(チェロ通奏低音)、
ニコラス・ハイトナー(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:LPCMステレオ/DTSサラウ
ンド5.0、210分(オペラ181分、エクストラ29分)、英・仏・独・西・伊語
字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
2006年のグラインドボーン音楽祭で上演された新プロダクションのライヴ映
像であり、イヴァン・フィッシャーが古楽器オーケストラを指揮した話題性
十分の演奏。ファッショナブルで色彩的なステージ・デザインと衣装が印象
的であり、キャラクターそれぞれの性格を出した歌手陣の歌も秀逸。イギリ
ス流のユーモアも漂う、気品のある「コジ」になっています。


<EUROARTS DVD>
2055118(DVD-Video) \2800
<ミシェル・ルグラン(b.1932):ミシェル・ルグラン・ライヴ・イン・ブリュ
ッセル>
有名映画音楽、ジャズ&シャンソン集:
[映画音楽]三銃士/結婚しない族-ハウ・ドゥー・ユー・キープ・ザ・ミュ
ージック・プレイング?/ネバーセイ・ネバーアゲイン/ディンゴ-ディン
ゴ・ラメント/ロシュフォールの恋人たち/おもいでの夏/愛のイエントル 
[ジャズ&シャンソン]シェルブールの雨傘-ウォッチ・ホワット・ハプンズ
/シェルブールの雨傘(インプロヴィゼーション)/リラのワルツ/レイズ
・ブルース/ハッピー・エンディング-これからの人生/ファミリー・フーガ
/ル・ヴュ・コステュム/エディット/ラプチャー 
(収録:2005年、ブリュッセル、フラゲイ・スタジオ4・コンサート・ホール)
演奏/ミシェル・ルグラン(ヴォーカル、ピアノ、指揮)
フランドル放送管弦楽団、
エルヴェ・メシネ(サクソフォーン)、クロード・エジュ(トランペット)、
カトリーヌ・ミシェル(ハープ)、ペーター・フェルブラケン(ギター)、
バルト・デノルフ(コントラバス)、
ジャン=フィリップ・コマク(ドラムス)
NTSC方式、画像構成比16:9anamorphic、音声方式:PCMステレオ/ドルビー・
デジタル5.1/ DTS 5.1、115分、英・独語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
数多くの人気映画音楽で有名になり、ジャズ・ピアニストとしても独特のサ
ウンドとプレイング・スタイルで人気を誇るルグラン。その才能が十二分に
開花したコンサートを映像化しました。現代のガーシュウィンと呼びたくな
るセンスは、ジャンルを越えて多くの音楽ファンにアピールするはずです。
フランス・ジャズ・シーンの名手エルヴェ・メシネ、日本でもファンが多い
カトリーヌ・ミシェルなど、サポート・メンバーも強力です。

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07-02 No.18

2007年02月22日 11時21分42秒 | Weblog
<SAPHIR>
LVC 1066 \2180
エリック・サティ(1866-1925):ばら十字教団の黒猫
ワルツ=バレエ/6つのグノシェンヌ/最初の思想「ばら十字教団」
ばら十字教団の3つのファンファーレ/気難しい気取り屋の3つのワルツ
最後から二番目の思想/あなたが欲しい[ジュ・トゥ・ヴ](ワルツ)
貧者の夢/12の小コラール/愛撫/3つのジムノペディ
ステファン・ブレ[Stéphane Blet](ピアノ)
録音:2006年6月、パリ、聖マルセル福音教会
バイロン・ジャニスに才能を見出されたピアニスト、ステファン・ブレは
1992年以降作曲に専念していましたが、このたび録音に復帰、知的なサティ
を聴かせます。

LVC 1065 \1250※2月25日までのご注文特価 以降は \1650
【前回新譜・再案内】
【特価/カタログ付】ラヴェル(1875-1937):
ヴァイオリン・ソナタ(*/#)
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(*/+)
ツィガーヌ(ヴァイオリンとピアノのための演奏会用狂詩曲)(*/#)
ピアノ三重奏曲(*/+/#)
レジス・パスキエ(ヴァイオリン(*))
ローラン・ピドゥー(チェロ(+))
ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ(#))
録音:2001年12月8、10-14日、パリ、聖マルセル福音教会
『ラヴェル:室内楽作品集』(LVC 1044; 2CD)からの抜粋盤に、2007年版サ
フィール・レーベル・カタログを添付したスリップケース仕様の特別価格商
品です。




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72168 2枚組 \3300
ラフマニノフ(1873-1943):ソナタ第2番&前奏曲全集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(*)
前奏曲嬰ハ短調 Op.3 No.2(+)
10の前奏曲 Op.23(+)
13の前奏曲 Op.32(+)
マリエッタ・ペトコヴァ(ピアノ)
録音:2005年4月20日、ロッテルダム、ライヴ(*)/2002年5月28日、
ローザンヌ、ライヴ(+)
マリエッタ・ペトコヴァはブルガリアのルーセに生まれ、ソフィア音楽アカ
デミーでリリ・アタナソヴァとギーナ・タヴァコヴァ、ウィーン音楽演劇大
学でパウル・バドゥラ=スコダ、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でヤ
ン・ウェインに師事、さらにジョルジ・シェベク(セボック)に教えを受け
ました。




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 100 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第9番ニ短調「合唱」Op.125
ダンナ・グラセル(ソプラノ)
モニカ・ファラッリ(メゾゾプラノ)
ステファノ・フェッラーリ(テノール)
ペテル・ミクラーシュ(バス)
ブルノ・フィルハーモニー合唱団
ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団
アルド・チェッカート(指揮)
録音:2002年5月18日、ミラノ、ダル・ヴェルメ劇場、ライヴ
規格番号は若いですが、2006年に供給が開始された商品です。




<EDICIONS ALBERT MORALEDA>
MORALEDA 7474 \2180
フアン1世の宮廷の前衛的音楽(14世紀)
カメラーコ:Credo
トレボール[ジャン・ロベール]:Quant joyne cuer(バラード)
不詳:Kyrie "Rex inmensa maiestatis"/Kyrie
ジャコブ・ド・サンルシュ:Fuions de ci(バラード)
不詳:グローリア
トレボール:Passerose de beauté(バラード)
不詳:Kyrie "O Virgo sactara Maria"/Kyrie "Ave desideri"
トレボール:En seumellant(バラード)
グラシアン・レノー:Va t'en mon cuer(ロンド)
イン・カント・アンサンブル
アレシャンドリーナ・ポロ(ソプラノ) 
トニ・グバウ(アルト/カウンターテナー)
ドロルス・セラ(フラウト・トラヴェルソ) 
ジョルディ・コメーリャス(ラベク)
フェルナンド・キローガ(ビウエラ) 
ジョルディ・レグァント(オルガン)
録音:1997年?
アラゴン=カタルーニャ連合国王フアン1世(1350-1396;在位1387-1396)の
宮廷において演奏されたと考えられる、アルス・スブティリオールと称され
る「14世紀後半の前衛音楽」を収録したアルバムです。




<ARS HARMONICA>
AH 158 \2180
ジョアキン・オムス生誕百年記念
ジョアキン・オムス(1906-2003):
ヴァイオリン・ソナタ(1941)(*)
管楽八重奏曲(1968)(+)
弦楽四重奏曲第7番(1968)(#)
弦楽三重奏曲(1968)(**)
ギターと打楽器のための即興曲(1971)(++)
管楽五重奏曲-ロベルト・ジェラルドの記念に-(1971)(##)
アンリ・デクラン(ヴァイオリン(*))
コンスタンチン・シモノヴィチ(指揮(+))
カタルーニャ現代音楽合奏団(+)
パレナン弦楽四重奏団(#)
ジャック・パレナン、マルセル・シャルパンティエ(ヴァイオリン)
ドゥネ・マルトン(ヴィオラ) ピエール・ペナソー(チェロ)
ジャック・パレナン(ヴァイオリン(**)) 
ジェラール・コセ(ヴィオラ(**))
ピエール・ペナソー(チェロ(**))
ジークフリート・ベーレント(ギター(++))
ジークフリート・フィンク(打楽器(++))
コアン五重奏団(##)
ラファエル・R・クロス(フルート) ホセ・ガルシーア(オーボエ)
アドルフォ・ガルセス(クラリネット) 
ペレグリン・カルデス(トランペット)
ラファエル・アンヘル(ファゴット)
録音:1975年2月24日、ライヴ(*)/他不詳
バルセロナ生まれのオムスの作品を、カタルーニャ博物館所蔵の音源で聴く
アルバムです。ロベルト・ジェラルド(1886-1970)(##)は彼の作曲の師。




<STRADIVARIUS>

STR 33718 \2180
Changes Chances
エリオット・カーター(1908-):Changes(1998)(*)
ジョン・ケージ(1912-1992):Four6(1992)(+/#)
テリー・ライリー(1935-):
Ascencíon(1993)(**)/Barabas(1995)(**)/Piedad(1995)(**)
エレーナ・カーソリ(ギター(*/+/**)、アーチリュート(#))
使用楽器:Fritz Ober 1998(*/+)/Louis Panormo 1846(+/**)
Robert Taylor 1996, Bertrand Martin 1982 & 1981(+)
Pascal Goldschmidt 1992 [copy of Sellas 1613](#)
フレデリク・ジガンテのディレクションによる「ギター・コレクション・シ
リーズ Vol.14」

STR 33749 \2180
シルヴァーノ・ブソッティ(1931-):
サドによる受難曲「踊るこだま」
(ジョヴァンナ・レイターノによるハープ独奏と録音された語りのための版)
ジョヴァンナ・レイターノ(ハープ)
シルヴァーノ・ブソッティ(語り)

STR 33763 5枚組 \6540
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ独奏作品全集
5つの前奏曲 Op.2(1919-1921)/3つの幻想的舞曲 Op.5(1920-1922)
格言集 Op.16(1927)/ポルカ Op.22A(1962)/24の前奏曲 Op.34(1934)
人形の踊り(子供のための7つの小品;1952)/ソナタ第1番 Op.12(1926)
ソナタ第2番 Op.61(1943)/3つの小品(1920)
子供の音楽帳(子供のための6つの小品)Op.69(1944-1945)
ムルジルカ(1943)/グリンカの主題による3つの変奏曲(1957)
24の前奏曲とフーガ Op.87(1950-1951)
ボリス・ペトルシャンスキー(ピアノ)

STR 57901 \2180
アンドレア・パドヴァ(1957-):Landscape in Motion
Across the border line (to Bruce Springsteen)/ The woman being away
Highways (to Nick Drake)/ Constance/ Landscape in Motion
A jazzman, a friend/ Empty Landscape/ The Dancing Tarte
Endless landscape/ The thinker/ The snow asks the time to stop
Some aspects of me/ Aloneness (to Bill Evans)
アンドレア・パドヴァ(ピアノ)

STR 33733 \2180
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-):「エル・シマロン」(1972)
ニコラス・イシャーウッド(バス)
マリオ・カローリ(フルート)
マグヌス・アンデション(ギター)
ロドルフォ・ロッシ(打楽器)

STR 33762 \2180
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
シビラの予言[Prophetiae Sybillarum]
マニフィカト「万物の連なりを超えて」
[Magnificat "Praeter rerum seriem"]
キリスト降誕の聖務日課[Officium Natalis Christi]
初めに言葉ありき[In principio erat verbum]
ヴァルター・テストリン(指揮)
デ・ラビリント
ナディア・カリスティ、ラウラ・ファブリス、アンナ・シンボリ、
ブロニスラワ・ファリンスカ、アレッサンドロ・カルミニャーニ、
ルチアーノ・ボンチ、ファビオ・フルナーリ、ジャンルカ・フェッラリーニ、
レナート・グロット、エンリコ・バーヴァ、ダヴィデ・ベネッティ、
ギャリック・コモー、マルコ・スカヴァッツァ

STR 57002 \2180
ジョルジ・クルターク(1926-):
Játékok[ゲーム]
(ピアノ4手連弾のための;1973-1976)から(*)
Szálkák[サールカーク]Op.6c
(ツィンバロンのための;1973)(+)
シュテファンのための墓石 Op.15c
(ギターと器楽グループのための;1989)(#)
マールタ&ジョルジ・クルターク(ピアノ(*))
イルディコー・ヴェーコニ(ツィンバロン(+))
エレーナ・カーソリ(ギター(#))
ゾルターン・ペシュコー(指揮(#))
NDR交響楽団(#)




<ARTA>
F1 0138 \2080
ヨセフ・クリチカ(1855-1937):オルガンのための演奏会用幻想曲集
スメタナの交響詩「ヴィシェフラト」による幻想曲
聖ヴァーツラフのコラールによる演奏会用幻想曲
演奏会用幻想曲ハ短調/同ト短調/同嬰ヘ短調
ペトル・ライノハ(オルガン)
録音:チェコ、クロムニェジーシュ、聖モジーツェ教会
使用楽器:1910年、エマヌエル・シュチェパーン・ペトル製
ヨセフ・クリチカは30歳でプラハ、ルドルフィヌム・オルガン学校の教会音
楽の教授に任命されたオルガニスト・作曲家で、管弦楽作品のオルガン用編
曲や管弦楽的書法による交響的オルガン曲等を書きました。

F1 0142 \2080
カスタルディ、カプスベルガー、ピッチニーニ:テオルボ曲集
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):前奏曲
ベレロフォンテ・カスタルディ(1580-1640):
ペルフィディオーサ(コッレンテ)/ソナタ 4/ソナタ 11
アルペスカ(コッレンテ)/チェッキーナ(同)
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):トッカータ VII/モニカ(*)
カプスベルガー:ガリアルダ
ピッチニーニ:コッレンテ VII/ロマネスカによるパルティータ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
フォリアによるパルティータ/モニカ
カプスベルガー:トッカータ VIII
カスタルディ:Lusingheuole passegio/ソナタ 1/一口のファンタジア
半音階的(コッレンテ)/ソナタ 7/Mustazzin(コッレンテ)
グリッラ(ガリアルダ)/ソナタ 9/サルタレッロ
ピッチニーニ:フランスの歌「アレマーナ」によるパルティータ(+)
ヤン・クレイチャ(テオルボ)
ローベルト・フーゴ(チェンバロ、オルガン)
ヘレナ・ゼマノヴァー(ヴァイオリン)
ヤン・ノヴォトニー(コントラバス)
チェコの奏者ヤン・クレイチャ(1972年生まれ)による、17世紀前半イタリ
アのテオルボ(低音域を拡大した大型リュート)のための音楽。(*)は(+)に
基づいて演奏者が変奏を行ったものです。

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