クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-02 No.7

2007年02月09日 14時30分34秒 | Weblog
<IDIS>
IDIS 6509 \1650
ドヴォルザーク:
(1)交響曲第8番 ト長調 Op.88,(2)スラヴ舞曲 Op.46-1
スメタナ:
(3)「モルダウ」,(4)「売られた花嫁」序曲
ブルーノ・ワルター(指)
(1)(2)(3)ニューヨーク・フィルハーモニック,
(4)ロンドン交響楽団
録音:(1)1947年11月28日,(2)(3)1941年2月4日,(4)1938年9月12日
ワルターのスメタナとドヴォルザークの音楽。実はいずれもワルターのお得
意曲で、スラヴ舞曲以外は、ライヴでも数種録音が残っています。

IDIS 6510 3枚組 \4950
ワーグナー:「タンホイザー」
カール・リーブル(T タンホイザー)
グレ・ブラウエンスティン(S エリーザベト)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br ヴォルフラム)
デゾ・エルンスター(Bs ヘルマン)
ヘルタ・ヴィルヘルト(S ヴェーヌス)他
アルトゥール・ロジンスキー(指)RAIローマ交響楽団
録音:1957年11月
放送用の録音。カール・リーブルは1915年生まれのヘルデンテノール。

IDIS 6507 2枚組 \3300
バッハ:
フーガの技法 BWV 1080
トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)
録音:1956,1947,1952年
フーガの技法はステレオ録音。



●新レーベルのご案内《Blue Lights》
音楽評論家にして指揮者でもある福島章恭氏の初公式CD。
「モーツァルトをCDで究める」「交響曲CD絶対の名盤」「モーツァルト百科
全書」(毎日新聞社)「クラシックCDの名盤」(共著 文春新書)などの匂
いたつ文章が、ついに現実の「音」となった! 昨年のモーツァルトイヤー
には、ムジークフェラインザールでチェコ・プラハ管を指揮し、「40番」
「レクイエム」を天国のブルーノ・ワルターに捧げた男、福島章恭!
宇野功芳先生との共著もあるためその弟子かと思いきや音楽観、指揮ぶりは
まさに対極の正当路線。クナッパーツブッシュを賛美しつつ、フルトヴェン
グラーに距離を置く氏の真骨頂をその耳で確かめて欲しい。

AFCD 0002 \2080
福島 章恭  魂のモーツァルト-天使が舞い降りたレクイエム
モーツァルト:
(1)アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525
(2)レクイエム ニ短調 K.626(ジュスマイヤー版)
(3)アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618(弦楽合奏版)
福島章恭(指)フィルハーモニー東大和
(1)(2005/2/27 ハミングホール) (2)(2006/10/21 文京シビックホール live)
(3)(2003/4/11杜のホールはしもと)
ヴェリタス室内O, 東京ジングフェライン
横山美奈(Sp) 手嶋真佐子(Ms) 塚田裕之(Tn) 青山貴(Br) 能登伊津子(Org)
2006年10月21日の文京シビックホールは、まるでモーツァルトの魂に祝福され
たかのような神聖な空気に包まれていた。指揮台に立ちながら、これほど心が
穏やかで、いかなる雑念にも囚われず演奏に集中できたことは稀である。
私に異変が起きたのは、キリエのフーガに突入して間もなくのこと、胸の奥
深くに突如何かが生まれた。まるで、天から降りてきた精霊によって、灯が
点されたかのような不思議な瞬間であった。魂が燃え上がり、全身に電流が
走った。それ以後の私は、ただ天の意志を伝える媒体に過ぎず、ただただス
コアと天の命ずるままに振る舞えば良かったのである。
終演後、多くの団員が、「福島先生の後ろにオーラが見えた」「天井から先
生の頭上に一筋の光の射すのが見えた」と証言しているが、私はそれがたん
なる錯覚とは思わない。それを自分でも確かに体感したからである。かつて、
ロヴロ・フォン・マタチッチ最後の来日公演初日、NHK交響楽団とのブルック
ナー:交響曲第8番(1984年3月7日)にて、ステージに天使の舞い降りるのを
客席から目撃した私であるが、それをステージ上で体験できるとは、音楽家と
して最高の歓びである。こういう類の感動は、一生に何度とあるものではなか
ろう。(ブックレットより)




<harmoniamundi>
HMC 901956 \2250
F.クープラン:作品集
(1)神秘的なバリケード(第6組曲より)
(2)ティク・トク・ショック(第18組曲より)
(3)クープラン(第21組曲より)
(4)信心女たち(第19組曲より)
(5)さまよう亡霊たち(第25組曲より)
(6)編み物をする女たち(第23組曲より)
(7)シテール島の鐘(第14組曲より)
(8)居酒屋のミュゼット(第15組曲より)*
(9)葦(あし)(第13組曲より)
(10)アタラント(第12組曲より)
(11)パッサカリア(第8組曲より)
(12)プラチナ色の髪のミューズ(第19組曲より)
(13)奇術(第22組曲より)
(14)闘いの響き(「凱旋」より/第10組曲より)
(15)子守歌、またはゆりかごの中のいとしい子(第15組曲より)
(16)空想にふける女(第25組曲より)
(17)ロジヴィエール(第5組曲より)
(18)双生児(第12組曲より)
(19)かわいい子ども、または愛らしいラジュール(第20組曲より)
(20)デュフリ(1715-1789):ラ・ポトゥワン(クラヴサン曲集第4巻より)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
*パブロ・ピコ(タンブール)
まさに衝撃的な一枚の登場。かけた瞬間、ドビュッシー作品かと錯覚するほ
どの色彩感、量感、情感。ゆったりとふくよか、ビロードのようでありなが
ら、立ち上がりがどこまでもくっきりとした不思議な音色は、聴く者をとら
えて放しません。リリースを重ねるたびに、ますますそのタッチに磨きがか
かるアレクサンドル・タロー、待望の新譜は、ピアノによるF.クープラン。
タロー本人が「playする、という考えに基づいて曲をきめました。自分がし
ばしばコンサートでも演奏するティク・トク・ショクを中心に据えました。
F.クープランのもっとも「ピアニスティック」な作品を集め、これらの
play-fulな側面を強調しています。」と語っているように、どの曲もきわめ
て清冽かつ明確に演奏されています。冒頭に収録されている「神秘的なバリ
ケード」は、一音一音にしっかりと意志と力強さがこめられており、聴いて
いてストレートに心に響く演奏。また、「ティク・トク・ショック」も、こ
れほどまでにクープラン作品が超絶技巧だとはと驚かされるもの。最後に
デュフリの作品が収録されているのも心憎いところです。今年10月の来日が
決定しています。





<Coviello CLASSICS>
COV 30704(SACD-Hybrid) \2180
ブラームス:交響曲集
(1)第1番ハ短調Op.68
(2)第4番ホ短調Op.98
マルクス・ボッシュ(指)アーヘンSO.
ブルックナー・シリーズが期待を集めるボッシュと手兵アーヘン交響楽団。
こんどはブラームスのシリーズがスタート!今回もライヴ、SACDハイブリッ
ド仕様でのリリースとなります。
1969年生まれで指揮者としてはまだ若い世代に入るボッシュですが、ヴィー
スバーデン歌劇場のカペルマイスター(1996年-2000年)、ザールブリュッケ
ン歌劇場の監督(2000年-2002年)を相次いで務めた経歴からも、その実力は
証明済み。10年先輩で同じく劇場あがりのルイージなどに通じるものがあり
ます。
重厚な佇まいのなかに名門オケの確かな伝統が息づくブラームス。いっぽう
で、若々しい風を送り込むボッシュのしなやかな感性もまた聴きどころのひ
とつとなっています。
これまでと同様に古都アーヘンの大伽藍、聖ニコラウス教会の包み込まれる
ような豊かな音響はまさにSACDでの再生にも適しています。




<TDK>
=アルテ・デラルコ=オーケストラ・リベラ・クラシカ
TDKAD 022 2枚組 \3650
[CD1]
モーツァルト:
交響曲第33番変ロ長調K. 319、
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K. 466、
ピアノ協奏曲第12番イ長調K. 414 第2楽章(*アンコール)
[CD2]
ハイドン:交響曲 第73番 ニ長調 Hob.I-73「狩」、
交響曲第62番ニ長調Hob.I-62第2楽章(*アンコール)
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
スタンリー・ホッホランド(フォルテピアノ*)
録音:2006年10月21日東京、浜離宮朝日ホール(ライヴ)
音声収録編集:櫻井 卓
OLCプロジェクトとして初めて鍵盤楽器奏者を独奏に迎えた第16回公演。オリ
ジナル楽器によって奏でられたモーツァルトのピアノ協奏曲 第20番は、聴く
ものの心に深く染み入り静かな感動を与え、これまでにない音の彩を体感す
ることが出来ます。スタンリー・ホッホランドの研ぎ澄まされたフォルテピ
アノの音色とオーケストラの響きとが呼応し音楽を紡ぎ出す様は、愉悦の極
み。ホッホランドはレコーディング嫌いで、これまで録音物がなかっただけ
にこのアルバムは貴重。プログラムの後半に演奏されたハイドンの交響曲
第73番「狩」も、緊張感みなぎる秀演です。





<ANGEL>
CDC-5575912 \1980
パークニング&サイクス/ジュビレイションン
ヨーク:ジュビレイション
The Water is Wide(トラッド/デイヴ・グルーシン編)
時には母のない子のように(トラッド/ラス編)
He's Got the Whole In His Hands(トラッド/ラス編)
マイヤーズ:カヴァティーナ
パントーヤ:Ciranda Bambole
ヴィラ=ロボス:モディーニャ
パントーヤ:ラメント
アルメイダ:カサドール
カーレヴァロ:カンポ
グスタヴィーノ:La Rosa y El Sauce(ラス編)
アメリカ(My Country 'Tis of Thee)(トラッド/フィリップ・レスター編)
コープランド:川のほとり(ラス編)
コープランド:チンガリン(ラス編)
ロドリーゴ:Canconeta
Anchieta:Con amores, la mi Madre(ラス編)
トーレ:Pampano Verde(ラス編)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:子守歌(「プラテーロと私」より)
グラナディナス(トラッド/ラス編)
ドメニコーニ:コユンババOp.19
ジュビラント・サイクス(バリトン)
クリストファー・パークニング(ギター)
現代最高のギター・ヴィルトゥオーゾ、パークニングがサイクスと繰り広げ
るブラジル、スペインとアメリカの名曲集

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