クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-01 No.13

2006年01月26日 17時03分28秒 | Weblog
<DELTA CLASSICS>
DCCA-0020 \2415
ベートーヴェン:交響曲第1番
ブラームス:交響曲第1番
(ベートーヴェン、ブラームス共に録音は13,July,1950)
フルトヴェングラー(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
オランダ音楽祭に招かれた際の演奏を録音したもので、元々ディスクに録音
されたのか、テープに録音された後にディスクへ移されたのかは不明だが、
ブラ1ではディスクと思われる周期ノイズが数箇所あるものの、さほど長く
収録されていないのが救いである。
ブラ1は、録音が多く今まで発売された音源は13種類にも及び、とりわけ51年
のNDRとのものと翌52年のHMV録音(VPO)をフルトヴェングラーのブラ1の決定
盤に推す人も多い。
今回のACOとのものは隠れた名演として知られ、手兵のVPOやBPOと違いACOとの
演奏に不安を感じる人もいると聞くが、それは全くもって心配なく、当時から
一流と言われていたACOだけに巨匠の意図を完全に汲んでおり、自由自在に作
り上げる音楽は流石としか言いようがない。
ベト1は録音からも編成が小さいのが伺えるが、スピード感ある動きや明るい
弦の音色、木管の歌うような動きが印象的であり、ブラ1は全く逆の意図で全
体的には重い雰囲気で進められながらも野
暮ったい感じではなく、要所要所で聞かせどころ、締めどころを心得ておりや
はり十八番というしかないできである。上記NDR、VPO盤と比較しても決して劣
ることはない演奏です。
ベト1、ブラ1共に何回がCD化されてますが、現在は入手が困難な状態であり意
外にもACOとの演奏をお持ちでない方もまだいるのではないでしょうか?(今回
あえて当時の名称アムステルダム・コンセルトヘボウ管と明記しています)







<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72152 \2180
シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911
クラウス・メルテンス(バリトン)
ティニ・マト(フォルテピアノ)
トン・コープマン指揮「J・S・バッハ:カンタータ全集」でバス・パート
のほとんどすべてを歌っている名歌手メルテンスによるシューベルトの名作
が登場。プロデューサーはコープマン、伴奏は彼の夫人マトが務めています。





<SRTADIVARIUS>
STR 33719 \2080
ハビエル・トレス・マルドナード(1968-):Exabrupto
Exabrupto(3つの楽器群、ピアニストと打楽器奏者のための;1998)
Tiento(チェロとエレクトリニクスのための版;2004)
The Unexpected Clock in the Mirrors
(ヴァイオリン、バスクラリネットとアンサンブルのための;2005)
Orior(ピアノ独奏のための;1997)
De Ignoto Cantu(バスクラリネット、トランペット、
打楽器、ヴァイオリン、チェロとエレクトロニクスのための;2004)
Luz(バヤンと弦楽四重奏のための;2000)
ロレーヌ・ヴァヤンクール(指揮)
ノーヴェル・アンサンブル・モデルン
カルロ・キアラッパ(ヴァイオリン)
ロッコ・パリージ(バスクラリネット)
ハビエル・トレス・マルドナード(指揮)
ディナミス・アンサンブル
カンディダ・フェリーチ(ピアノ)
アンドレア・カヴオート(チェロ)
ジェルマーノ・スクルティ(バヤン)
テルプシコルデス弦楽四重奏団
ハビエル・トレス・マルドナードはフランコ・ドナトーニとイヴァン・フェデ
レに師事したメキシコ出身イタリア在住の作曲家です。

STR 33726 \2080
現代イタリアのフルート三重奏曲集
ジョルジョ・ガスリーニ:Il triangolo(2004)
フラヴィオ・エミリオ・スコーニャ:Ison(2003)
イヴァン・フェデレ:Latinamix(1985/2004)
フランコ・ドナトーニ:Ciglio 2°(1984)
ルチアーノ・シャイー:Improvvisazione n.14(1999)
ブルーノ・ベッティネッリ:Aforismi(1989/2002)
アルド・クレメンティ:Due Canoni(1994)
トリオ・アルバトロス・アンサンブル
ステファノ・パッリーノ(フルート)
フランチェスコ・パッリーノ(ヴァイオリン)
マルコ・パリージ(ピアノ)

STR 11001 2枚組 \2080
コンスタンツォ・フェスタ(1490-1545):モテット集 Vol.1&2
主よ、われらの罪により責めたもうな/天使が羊飼いたちに言った
聖なるマリアよ救いたまえ/めでたし、いとも高貴なる人
フィレンツェよ、悔悟の時だ/来たりて神を崇めん/ナザレのイエス
われは御身をたたえる、主よ/御身の加護のもとに/神よ、異教徒らが
天よりにわかに/十字架の祭壇に/めでたし、慈悲深き処女
われはすばらしきものを見たり/われを解き放ちたまえ、主よ
ケース・ブケ&ジュゼッペ・マレット(指揮)
カンティカ・シンフォニア
ジョスカン・デプレ没後からパレストリーナ登場までのイタリアにおける最
も重要な作曲家の一人フェスタの、2枚のモテット・アルバムをセットにして
1枚分の価格でご提供いたします。





<GLISANDO>
779 055-2 \1850
新ローマ法王ベネディクト16世御前 バチカン・コンサート
パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ から キリエ(+/++)
ゲオルク・ラッツィンガー:聖年のミサ から サンクトゥス(+/++)
メンデルスゾーン:まことに彼は御使いたちに命じ(+/++)
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス(*/++)
リスト:オラトリオ「キリスト」から 汝はペテロなり(*/++)
プフィツナー:
オペラ「パレストリーナ」から 第1幕前奏曲,第3幕前奏曲(*)
ヴェルディ:聖歌四篇 から テ・デウム(*/#)
ワーグナー:オペラ「タンホイザー」序曲(*)
クリスティアン・ティーレマン(指揮(*))
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ローラント・ビュヒナー(指揮(+))
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊(++)
アテスティス合唱団(#)
収録:2005年10月20日、バチカン、パウロ6世ホール、ライヴ
ドイツのバイエルン州に生まれ、ミュンヘン教区司教から第265代ローマ法王
となったベネディクト16世のために、地元ミュンヘンと近郊のレーゲンスブル
クの演奏家たちが御前演奏を行った際のライヴ録音です。2004年にミュンヘン
・フィルの音楽監督に就任したティーレマンが手兵を指揮した演奏が注目され
ます。






<PNEUMA(ネウマ)>
PN-650 \2180
「アル・アンダルースのスーフィー」
ヌーバ・ラムル・ル・マーヤ
ヒジャーズ・アル・カビール
イブン・バーヤ
ハサン・アジャル(歌) サイード・ベルカディ(歌、ベンディール)
アルスデッセラム・アムラニ・ブコブザ(歌、タール)
オマル・メティウィ(ウード、歌) 
エドゥアルド・パニアグァ(中世フルート)
アフメド・アル・ガズィ(ラバーブ) 
モハメド・アグドゥール(デルブガ)
マグレブに残るアル・アンダルースの宗教歌の内に、中世スペインのスーフィ
ー(イスラーム神秘主義)儀礼を辿る試み。ウードのタクシーム(即興演奏)
の導入からヌーバに則って厳かに、また穏やかに演じられます。

PN-690 \2180
「アル・アンダルースの鼓動 アンダルシアとオリエンタルの打楽器」
Danza del ajedrez(チェスの踊り)
Palpito andalusi(アンダルシアのビート)
Respiracion azorada(騒がしい呼吸)/
Control de arritmia(リズムの不整のコントロール)
La fortaleza(力)/La egipcia(エジプトの女)/Los amantes(愛人)
Lamento enamorado(愛の悲しみ)/La novia(花嫁)/La ceremonia(儀式)
Escala de pleyades(プレヤデスのスケール)
Adelante al-Maya(アル・マーヤの向こうへ)/Danza azul(青い踊り)
エドゥアルド・パニアグァ
(パンデーロ、ナカーラス、ドゥムベク、ダフ、タール、レク、キリミア、
カヴァル、アハベバ、ファル、フラウタス・ア・ビセル・アルト、テノール、
カーヌーン)
ダビド・マヨラル
(デルブカ、ドゥムベク、エジプトのタブラ、ソムバティ、ドホッラ、パン
デーロス、ダフ、ベンディール、アタバル、カンターラ、レク、ソナハス、
マザル、カサベレス、カラケブス、チンバロス、バケタ・デ・ミムブレ、
パニュエーロ、シントゥローン・デ・バイラリーナ)
セルゲイ・サプリチョフ
(デルブカ、ドイラ、パンデーロ、トルコのデフ、タムボール、ナガラス、
カンターラ、プラティッロス)
アル・アンダルース音楽のリズム面の面白さをクローズアップした作品。
3人の名手が様々な打楽器を手に取り鮮やかなクロスビートを聴かせます。
セルゲイ・サプリチョフは多彩な活動歴を持つロシア生まれの奏者。曲目は
キリスト教側では聖母マリアのカンティガ集から数曲、イスラーム側からは
アル・アンダルース系のモロッコのトゥシア、カイム・ワ・ニスフ、チュニ
ジアのマルーフ等まで。

PN-750 \2180
アルムエーダノ(ムエッズィン) アザーン-祈りへの召喚
モハメド・ベッラク、エル・アラビー・セルギーニ、
アッゼディーネ・アル・バドリ、
ムハマド・ズギル、ハッサン・アジャル、サイード・ベルカディ(朗誦)
エドゥアルド・パニアグァ(カーヌーン)
モスクのミナレット(尖塔)で唱えられるムアッズィン(朗誦者)のアザーン
(礼拝への召喚の祈りの朗誦)を集めたアルバム。異なる旋法で唱えられたア
ザーンに臨場感豊かな環境音がバックに入ります。メディナ、メッカ、カイロ、
アレッポのようなイスラーム諸国の各地から、スペイン諸都市(セビーリャ、
コルドバ、トレド、サラゴサ、アルメリア、ムルシア)の朗誦まで。後者の多
くはアル・アンダルースのモードで唱えられ、フラメンコと似通って聞こえる
所も少々。17曲中4曲、パニアグァがカーヌーンでアザーンを伴奏、または
独奏でパラフレーズしています。

PN-760 \2180
Hilal
Hali Bihi Yahlu / Bein elnakhil / Halat wayd / Hilal al Saba /
Zaman al-Nahawand / Taalim Huviyya / Ishraq / Lil Ruh hadith /
Subhan el dayem
ナスィール・シャンマ&オユーン
ナスィール・シャンマ(ウード、指揮)
サビル・アブデル・サッタール(カーヌーン) 
ハニ・アル・バドリ(ナイ)
アル・ガンドール・フセイン、サイード・カマル、
ワリッド・ヤフヤ(ヴァイオリン)
イマデル・ディーン・アブデル・モニム(チェロ)
サラー・ラジャブ(コントラバス) 
オマル・ムスタファ(レク)
2004年に来日したイラク出身のウード奏者と彼のアンサンブルの新作で、来日
時と同じコンセプトでスペインで行われたスタジオ録音です。

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