クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-01 No.15

2006年01月30日 19時30分07秒 | Weblog
<ALBANY>
TROY715 \1980
「ソーリング・スピリット」Joseph de Pasquale
チャイコフスキー:孤独な魂しかない(プリムローズ編)
アーサー・ベンジャミン:サン・ドミンゴより
シューベルト:全ての魂の日のためのリタニ(プリムローズ編)、
ブラームス:Soft Strains of Music Drifting(プリムローズ編)、
ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第1番
ジョージ・ロックバーグ:ヴィオラ・ソナタ
アラン・シュルマン:主題と変奏
ジョセフ・ド・パスクアーレ(Va)
アンジェリン・チャン(Pf)
パスクアーレはプリムローズに師事しボストン響、フィラデルフィア管の
首席ヴィオリストを長年勤めたヴィオリストの重鎮的存在。ここでは珍し
い曲ばかり演奏している。ピアノのチャンはヨーロッパ、アジア、アメリ
カで数多くのコンサートをこなす期待の若手。

TROY737 \1980
「ポウル・クレストン/管弦楽作品集」
ヤヌス、ヴァイオリン協奏曲第2番、交響曲第4番
グレゴリー・ファルカーソン(Vn)
デヴィッド・アラン・ミラー指揮アルバニー交響楽団
今年はクレストン生誕100年となるが、誰もそんなことで騒いでいない。し
かしこのCDを聴いたら黙っていられなくなる。確かに二流のラヴェル(ダフ
ニス?)、三流のイベール(寄港地?)、四流のミヨー(??)、五流のヴォ
ーン・ウィリアムス(田園交響曲?)、六流のオルウィン(爆笑!)だが、
だから何だと言うのだ?音楽そのものが美しいなら何の文句があろう。パ
ストラールな音楽の花束。

TROY741 \1980
ラリー・ベル(Larry Bell):声楽作品集
(不滅の愛、4つの神聖な歌、時と永遠の歌、潔白と経験の歌)
ダナ・フォルチュネイト(Ms)、ラリー・ベル(Pf)、
ベンジャミン・ザンダー&ジャン・メルトゥース指揮
ニューイングランド音楽院ユース・フィルハーモニー、児童合唱団
ベルはアメリカ・ローマ大賞、チャールズ・アイヴス賞受賞の他、グッゲ
ンハイムやロックフェラー財団からも多くのフェローシップを受けている。
作風は穏健明朗でアメリカのシューベルトかシューマンといったところ。

TROY751 \1980
ヴィラ・ロボス:弦楽四重奏曲第1番、第6番、第17番
ブラジル弦楽四重奏団
(CBS音源による歴史的録音の復刻、モノラル)
もともとCBS/Odysseyで出ていた音源の復刻。ブラジル弦楽四重奏団はリオ
・デ・ジャネイロ州立大学に関わるメンバーで構成された51年の歴史をも
つグループ。作曲者とも親交が深かった。

TROY753 \1980
「陸軍少佐の手紙-ゲイリー・スマート:歌曲集」
(ポルトガルからの3つのソネット、ミーと私の歌、苦いお菓子、陸軍少佐の
手紙、ファースト・リーグ・アウト・フロム・ランド)
ルイーズ・トッピン(S)、マリリン・スマート(S)、
ウィリアム・ブラウン(T)、ジョン・クラマー(Br)、
ゲイリー・スマート(Pf)
スマートの略歴をみるとジョン・コリリアーノ、武満徹(なんですと!?)
に師事しアロイス・コンタルスキー、ヘンリー・マンシーニ(!)と共演
したとあり、その幅広い活動範囲に驚かされる。しかしこの歌曲集を聴く
と意外にも保守的な作風。ユーモラスな詩的センスはブロードウェイに持っ
てゆけば大ヒットするだろう。

TROY758/59 2枚組 \3960
カーリスル・フロイド(CARLISLE FLOYD):歌劇「冷たく生意気な木」
パトリシア・レイチェット(S)、ディーン・ピーターソン(T)、
パトリック・サマース指揮、
ヒューストン・グランド・オペラ&合唱団、
録音:2000年4月世界初演
20世紀初頭のアメリカを舞台にした群衆劇。台本は作曲家自身によるもの。
作風は分かりやすく、ややシリアスめのミュージカルといった態。バーン
スタインの「キャンディード」や「クワイエット・プレイス」に似ている
と言えば当たらずとも遠からずである。

TROY769 \1980
「フランク・レヴィン(Frank Lewin)/宗教曲集」
詩篇と賛歌、死のためのミサ(ロバートF.ケネディのためのレクイエム)
ニコライ・ジャニツキ(Br)、
イェール・カメラータ、ロバート・コナント(Org)、
ウィリアム・トレゴ指揮プリンストン高校合唱団ほか
オルガン伴奏による真摯な祈りの音楽。現代とはいっても19世紀の音楽か
と見紛うばかりの清純な響き。

TROY774/75 2枚組 \3960
「デヴィッド・マスランカ/作品集」
CD1)ピアノ、吹奏楽と打楽器のための協奏曲(1976)
ピアノ、吹奏楽と打楽器のための協奏曲第2番(2002)
テスタメント(2001)
CD2)トラベラー(2003)、交響曲第4番(1993)
アレクサンドラ・マスコロ=デヴィッド&スティーヴン・ヘスラ(Pf)
ステファンK.スティール指揮
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
マスランカは1943年マサチューセッツ生まれ。吹奏楽の世界ではよく知ら
れた存在。ここでも名門イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニーが大活
躍。作風は極めてモダンでおそらく電子音楽の経験を経たと思われる音感
を感じる。清涼感のあるメタリックな音色(時にヴァレーズを思わせる)が
爽快。

TROY776 \1980
星のメッセンジャー/ラリー・ネルソン-室内楽作品集
星のメッセンジャー、ダルセット・ミミクライ、7つのクレイ・ソングス
ラプソディ、フルートと電子音のための音楽、ダンザブル・ヘイズ
クリスティーナ・ジェニングス(Fl)、ギュンナー・モスブラッド(S.sax)、
シャーラ・ナフィガー(S)、チャールズ・アブラモビーク(Pf)、
ヘイディ・ジェイコブ(Vc)、フラン・バージ(Vn)、
スコット・ワグナー(Va)
ネルソンは1944年ネブラスカ州生まれ。作風は旋法的なメロディと無調性
の折衷した、現代の印象主義と言えるだろう。イメージ、実験性が豊富で、
ひとつひとつアイデアにひらめきが感じられる。

TROY778 \1980
ジョン・シュレンク:永遠の探求
スピリチュアル・ライフを祝福するインターフェイス・オラトリオ-
合唱、独唱と室内オーケストラのための
ティモシー・マウント指揮
ロシア・ステート・シネマ管弦楽団&モスクワ新合唱団、
オルガ・グレコ(S)、タチアナ・ルビンスカヤ(Ms)、
アンドレイ・クズネフ(T)、
シュレンクは1936年インディアナポリス生まれ、イーストマン音楽院で学
んだ。バーンスタインの「チチェスター詩篇」と共通する世界をもった真
摯で美しい宗教音楽。

TROY779 \1980
「モバート・モリスの音楽」(ピアノ・クラリネット・電子音の作品集)
スティル、オン・ザ・ゴー、14のピアノ小品、オウト・アンド・アウト、
曲がりくねった河-、アバウト・ザ・セイム
サルンガ・ファン・ツ・リュー(Pf)
マーガレット・カンプメイヤー(Pf)
マリアンヌ・ギスフェルト(Cl)
モリスも上記シュレンクと同じくイーストマン音楽院に関わりのある作曲
家で教鞭もとっている。しかし作風はシュレンクとは全く対照的でウェー
ベルン風の寡黙な点描主義から電子音響と、戦後の前衛音楽の歴史と歩み
をともにしている感がある。最短15秒の作品を含む14のピアノ小品は彼の
代表作。

TROY780 \1980
「デヴィッド・サンプソンの音楽」
フリューゲル・ホルンと弦楽のためのセレナード
ソナタ・フォーティ-ホルンとピアノのための
金管五重奏のためのソナタ十重奏曲-オーボエ、クラリネット、ホルン、
2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための
レイモンド・メイス(Fh)、
ポウル・ポリヴニク指揮、チェコ・フィル室内管
スコット・ブルベイカー(Hrn)、ロン・レヴィ(Pf)
アメリカン金管五重奏団
J.ブロコヴァ(Ob)、V.ニドゥル(Cl)、
O.ブラヴィ(Hrn)他
サンプソンはアメリカの様々なオーケストラのレジデンス・コンポーザー
を勤め、多くの管弦楽曲とメンバーのための室内楽を作曲している。セレ
ナードはコープランドの「静かな都会」に似た雰囲気を持つ新ロマン主義
的な佳品。バルトーク、ヒンデミットの影響を感じさせる。

TROY781 \1980
エリック・ソウヤー(Eric Sawyer):弦楽のための作品集
弦楽四重奏曲第3番、5つのバガテル、 弦楽四重奏曲第2番
ライトハウス・チェンバー・プレイヤーズ
ヘクン・ウ(Vc)エリス・ユン(Pf)
アーデン弦楽四重奏団
ソウヤーはアメリカの両海岸で高く評価され作品が演奏されている。現在
はカリフォルニア大学で教鞭を取っている。作風は新ロマン主義的とも形
容できバルトーク的とも言えようが決してそれに終わるものではなく、繊
細なアイデアが随所に感じられ、ざわざわと感覚を揺さぶってくれる。

TROY782 \1980
「ロマンティック・ホルン協奏曲集」
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番、第2番
グリエール:ホルン協奏曲、
F.シュトラウス:ホルン協奏曲、
エリック・ラスク(Hrn) 、
マイケル・スターン指揮
IRIS室内管弦楽団
2005年エリック・ラスク制作
ホルン・ファン垂涎の新譜登場!シュトラウス親子のホルン協奏曲、とも
に一番、二番が入っている他、グリエールも収録。録音は2005年1月20-23日、
つまり全曲、新録音です!ルスケはクリーヴランド管弦楽団やエンパイア・
ブラスノメンバーとしても活躍したホルンの名手です。CDではモーツァル
ト:ホルン協奏曲集(TELARC)、ヴィルトゥオーゾ作品集(ALBANY.TROY456)
クラシック・ホルン(ALBANY.TROY615)などが出ています。

TROY783 \1980
「アメリカ音楽の傍流」
スティーヴン・シェワン(Stephen Shewan):祝典序曲
ランドール・トンプソン(Randall Thompson):フロンティアーナ
ロン・ネルソン(Ron Nelson):テ・デウム・ラウダムス
スティーヴン・シェワン:踊る心と音楽のために、光、休息の島
ヴァクラフ・ネルヒベル(Vaclav Nelhybel):詩篇150
フランツ・アントン・クレーガー指揮
ムーアズ・スクール響
スティーヴン・シェワン指揮
ロバーツ・ウェスティヤン・カレッジ合唱団&室内管、ほか
20世紀アメリカの様々な世代の作曲家の作品を集めたアルバム。古くは
1899年生まれのトンプソンから1962年生まれのシュワンまで。それぞれの
作曲家に個性はあるものの、いわばコープランドな明朗さと誠実なプロテ
スタンティズムが共通して流れている。これぞアメリカ!

TROY784 \1980
「バスーン奏者ペール・ハンネヴォル(Per Hannevold)のために書かれた
作品集」
デヴィッド・マスランカ:バスーン・ソナタ、
オイヴィンド・ウェストビー:家族の肖像、
ジェームズ・ラッセン:風変わりな間奏曲第3番
ペール・ハンネヴォル(Bsn)
トルレイフ・トルゲルセン(Pf)
ベルゲン室内アンサンブル
ハンネヴォルは1979年以来、ベルゲン・フィルの首席バスーン奏者を務め
ており、ここでは彼のために書かれた作品ばかりを集めた。個人のために
書かれた作品のせいかロマンティックでフレンドリーな作品が多い。

TROY785 \1980
小品
ピュア・カラーズ
/ジュディス・ラング・ザイモント(Judith Lang Zaimont)の音楽
ウィザーズ-3つの魔法の巨匠
アストラル…アストラル面における鏡の生活
ヴァージー・レイニー-ソプラノ、メゾ・ソプラノとピアノのための2つの
物語
ヴァルス・ロマンティク、
ターニャ
バブル・アップ・ラグ-フルートとピアノのための演奏会用
ヤン=アー・タク(Pf)
ジョン・アンダーソン(Cl)
ウェンディ・ザロ=ミューリン(S)、ジャン・デル・サント(Ms)、
ティモシー・ラブレス(Pf)
イマニュエル・デイヴィス(Fl)
ターニャ・レメニコーヴァ(Vc)
ナネッテ・カプラン・ソロモン(Pf)
ザイモントは1945年生まれ。100曲以上の作品が作曲コンクールで優勝して
いる。女性らしい繊細な感性を持った抒情性の濃い現代のロマン主義音楽。

TROY786 \1980
ケン・ベンスホーフ:24の前奏曲、パティの客間の小品
リサ・バーグマン(Pf)
ベンスホーフは1933年ネブラスカ州の農場生まれ。スカルラッティ、ラヴェ
ル、アイヴス、ガーシュイン、ラフマニノフから影響を受けたという言葉通
り、彼の音楽は大変ヴァラエティに富んでいる。

TROY789 \1980
「クリスマスの西洋スギと樅の木-ギターによるクリスマス・ソング集」
天使たちよ、私達は天の高みで聴いた、ホワット・チャイルド・イズ・ディ
ス、サイレント・ナイト、主よ、人の望みの喜びよ、ジョイ・トゥ・ザ・
ワールド、イン・ザ・ブリーク・ミッド・ウィンター、サンタが街にやって
くる、ウィ・スリー・キングス、ジョリー・オールド・セント・ニコラウス
グッド・キング・ウェンスラス、ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・
クリスマス
ジョエル・ブラウン(ギター)
ギターによるクリスマス・ソング。

TROY790 \1980
「レザ・ヴァリ(Leza Vali):カリグラフィーズ/弦楽四重奏のための
作品集」
弦楽四重奏曲第2番、第3番、カリグラフィーズ(第1番、第2番、第3番)
ラテン・アメリカ四重奏団
録音:2003年
ヴァリは1952年イラン生まれ。テヘランで音楽を学んだ後、ウィーンでさら
に研鑚を積み、渡米。アメリカでは数々の賞と奨学金を受けた。その民族性
を反映してか、強い表出力と粘り気と生命力を持った音楽が特徴。極めて
才能豊かな作曲家であり、ハチャトゥリアンの好きな人には絶対お薦めです。

TROY791/92 2枚組 \3960
グルック:歌劇「ラ・コロナ」(全曲世界初録音)
ジュリアンヌ・ベアード、ダニエル・ムンセル・ホワード、
マリー・エレン・キャラハン他
ルドルフ・パルマー指揮
ザ・クイーンズ・チェンバー・バンド
1750年ウィーンで初演されたグルックの初期オペラの蘇演。指揮のパルマ
ーとクイーンズ・チェンバー・バンドはグルックの他、テレマンのオペラ
など数々の珍しいバロック・オペラを取り上げている。

TROY796 \1980
「ラリー・アラン・スミス:管弦楽作品集」
管弦楽のための3つの楽章、弦楽のためのセレナード、
クルチフィクサス-ソプラノと管弦楽のための
交響曲第2番「ジェネシス/アンティエタム」
カティア・ビヤー(S)
ラリー・アラン・スミス指揮
ヴロツワフ・フィルハーモニー
アラン・スミスは1955年オハイオ生まれ。ジュリアード音楽院ではパーシ
ケッティ、渡仏してナディア・ブーランジェにも師事している経歴から想
像できる通り、堅実で保守的な作風。ヒンデミット、バルトーク、ストラ
ヴィンスキー、オネゲルといった作曲家の名前が思い浮かぶ。作曲者の自
作自演。

TROY797 \1980
「ホルヘ・リデルマン/ウィンド・アップ・トーイズ-1台・2台ピアノの
ための作品集」
ウィンド・アップ・トーイズ、トロープIV、あれは既に・・・
ソニア・ルビンスキー(Pf)、グロリア・チェン(Pf)、
ザ・ブガーロ・ウィリアムズ・ピアノ・デュオ、
録音:2005年
リデルマンはブエノス・アイレス生まれ。イェルサレムのルビン音楽院で
学んだ。アメリカでは数々の賞とスカラシップ、作曲委嘱を受けている。
彼の音楽はある種のミニマリズムとジャズのイディオムが融合したものと
言えよう。溌剌としたリズムと時々音楽が立ち止まる時の微妙な間合いが
面白い。

TROY798 \1980
バーナード・ホッファー(Bernard Hoffer):
マ・グース(ホッファーがマザー・グースに新たに書き加えたストーリーに
よる子供のためのバレエ)
ボストンのシンデレラ
ボストン・ムジカ・ヴィヴァ、
音楽監督:リチャード・ピットマン、
ナレーター:ボブ・マックグレース
ホッファーは1934年スイス・チューリヒ生まれ。若い頃渡米しイーストマ
ン音楽院で学んだ。このアルバムは子供のためのファンタジーで19-20世紀
の様々な語法が折衷されている。今日的「マ・メール・ロワ」
「子供と魔法」というところ。

TROY800 \1980
ドナルド・マルティーノ:ノットゥルノ、クオドリベッツII(世界初録音)、
もうひとつの側面から
ブラッド・ラブマン指揮
ニュー・ミレニアム・アンサンブル、
レイチェル・ラディック(fl)
マルティーノの作品は点描的で寡黙で禁欲的な音、時に荒れ狂う激しい身
振り、金属的なきらきらした音への好みなど、ポスト・ウェーベルン以後
の潮流を体現しているといえよう。

TROY802 \1980
ロジャー・セッションズ/ピアノ作品全集
ソナタ第1番(1927‐30)、私の日記帳より(1937‐40)
ソナタ第2番(1946)、5つの小品(1974‐75)
ワルツ(1978)、ソナタ第3番(1964‐65)
バリー・デヴィッド・ソルウェン(Pf)
アメリカの保守派を代表する作曲家セッションズのピアノ作品全集。30代前
半のソナタから晩年の作品まで、これ一枚で彼の作風の変遷を一望出来る。

TROY804 \1980
ヘンリー・マーティン/弦楽とピアノのための室内楽
ピアノ三重奏曲(2001)、無伴奏チェロ・ソナタ(2000)、
ヴァイオリン・ソナタ第2番「ディス・リヴィング・ハンド」(1995)、
チェロ・ソナタ「スウィート・コンバース」(1995)
イニスフリー・ピアノ三重奏団
マーティンはミルトン・バビット、デル・トレディチに師事、ジャズにも影
響を受けたと言う通り、クラシックとジャズを融合した形の音楽を作り出
す。キース・ジャレットの書いた室内楽を思い出させる。

TROY808/09 2枚組 \3960
シグムンド・ロンバーグ:
歌劇「五月の時」(メイ・タイム)(全曲世界初録音)
スティーヴン・バイス指揮オハイオ・ライト・オペラ、
音楽監督:スティーヴン・ダイグル、
オペレッタ、初期ブロードウェイ・ミュージカルの作曲家、学生王子で知ら
れるロンバーグの歌劇の世界初録音。ミュージカル黎明期のヒット・メー
カーだけあって、そのメロディ・メーカーぶりは大したもの。古き良きア
メリカの雰囲気がたっぷり味わえます。

TROY812 \1980
ヘンデル/3つのイタリア風カンタータ
「Agrippina condotta a morire」
トリオ・ソナタ ト短調、「ラ・ルクレツィア」、
トリオ・ソナタ ト長調、「Armida abbandonata」
メリッサ・フォガーティ(Sop)
ジェニファー・グリースバック(Cemb)、
クリスティーヌ・グンメレ(バロックVc)、
アメリア・ルーズベルト(バロックVn)ほか
ソプラノのメリッサ・フォガーティはニューヨーク・タイムズ、ウォール・
ストリート・ジャーナルで絶賛された期待の才能。メト、ニューヨーク・
シティ・オペラに度々登場している。その高く伸びやかな声はバロック・
オペラにうってつけである。

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