クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-01 No.12

2006年01月25日 18時54分33秒 | Weblog
<ARTS>
●ARCHIVESシリーズ
43049 \1500
「ヘルマン・バウマンの古典派ホルン協奏曲集」
レオポルド・モーツァルト:
2つのホルン・弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調,
シンフォニア・ディ・カッチャ ト長調
ポコルニー:
2つのホルン、2つのフルートと弦楽合奏のための協奏曲 ヘ長調
ヴィット:2つのホルンと管弦楽のための協奏曲 ヘ長調
レスレル:ホルン協奏曲 ヘ長調
ヘルマン・バウマン(ホルン)
クリストフ・コーレル(ホルン)
マヒール・カカール(ホルン)
ヤープ・シュレーダー(指揮)
コンチェルト・アムステルダム
録音:1981年、
古典派のホルンのための珍しい協奏曲を集めている。レオポルド・モーツァ
ルト(1719-1787)はもちろんアマデウスの父。フランツ・クサヴァー・
ポコルニー(1729-1794)はボヘミア生まれ。フリードリヒ・ヴィット
(1770-1836)はベートーヴェンと同年生まれ、かつてベートーヴェン作
とされていた「イェーナ交響曲」の真の作曲者として知られている。フラ
ンツ・アントン・レスレル(1750頃-1792)もボヘミア生まれの作曲家。
ホルンは、20世紀後半を代表するホルン奏者の一人、ヘルマン・バウマン。
これらの曲を完璧に演奏している。ヤープ・シュレーダー率いるコンチェル
ト・アムステルダムの伴奏も見事の一言。

43066 2枚組 \3000
ケルビーニ: 歌劇「アバンセラージュ族」
ペーター・マーク(指揮)RAIミラノ交響楽団,合唱団
マルゲリータ・リナルディ(ノレム)、フランシスコ・オルティス
(アルマンゾール)、ジャン・デュプイ(ゴンザルヴ)、ジャック・
マール(アレマール)、エルマンノ・ロレンツィ(カレド)、他
録音:1975年1月15日RAI
貴重な音源が登場した。イタリアのフィレンツェ生まれでパリの重鎮となっ
たルイージ・ケルビーノ(1760-1842)が1813年に発表したオペラ「アバン
セラージュ族」である。15世紀のスペイン、グラナダを舞台にしたこのこ
のオペラは、長年忘れ去れていて、戦後も1956年にフィレンツェでイタリ
ア語訳で上演されたくらいであった。今回登場するのは、1975年1月15日に
RAIミラノが製作した録音で、オリジナルのフランス語によるものである。
名匠ペーター・マークの絶妙の指揮が味わえる。


●ARTS NEW HYBRID SACDシリーズ
47649-8(SACD-Hybrid) \2080
バッハ:管弦楽組曲全曲
ディエゴ・ファソリス(指揮)
イ・バロッキスティ
ARTSに様々なバッハの宗教曲を録音してきたファソリスが遂に器楽作品に
も着手しました。ARTSから発売された数々の録音によって、ディエゴ・ファ
ソリスの素晴らしい音楽性は、スイスのルガーノから世界へと広まった。
ファソリスのバッハは、しっかりとしたドイツ的構築を持ちつつも、響き
に適度な明るさと暖かみをもっている。その絶妙のバランスが多数の支持
者を生み出しているのである。この管弦楽組曲全曲においても、そうした
彼らの特徴は遺憾なく発揮されている。
SACD HYBRID(5.1サラウンド、2チャンネル、通常CD)での発売。

47666-8(SACD-Hybrid) \2080
「バターリア!」
ファンティーニ:
ソナタ・イン・コンチェルトのためのエントラータとインペリアーレ,
第2インペリアーレ
アテニャン:戦いのパヴァーヌ
スザート:パヴァーヌ「戦い」,ヘラクレスの踊り,ラ・モリク,
オルランド・ディ・ラッソ:
ベンディネッリ:ロッタ・オ・ソナタ
ガストルディ:勝利の愛、ガルシ:戦い
プレトリウス:戦いのクーラン,太鼓のヴォルト,ブランスル・ゲ、他
イジーノ・コンフォルツィ(指揮)
ティビチネス
バロック時代の戦いにまつわるブラス音楽を集めている。今回ARTS初登場
となるティビチネスは、古代ローマの宗教行事の吹奏楽団からその名をと
った団体で、16-17世紀の音楽を核としている。創設者のイジーノ・コン
フォルツィは、イタリアのポッジョ・ミルテート生まれの音楽学者、指揮
者、トランペット奏者。SACDでは5+1サラウンドの素晴らしい音響が楽し
める。

●ブルー・ライン24bit/96kHzシリーズ
47579 \1500
ドビュッシー:ピアノ作品集 第4巻
【練習曲集第1巻,第2巻(全12曲)、見つけだされた練習曲、ピアノの
ために(全3曲)、喜びの島、ハイドンを讃えて、エレジー】
ジャン=ピエール・アル
マンゴー(ピアノ)
先に全集で発売されたセットからの分売。好評をもって迎えられたジャン
=ピエール・アルマンゴーによるドビュッシーのピアノ作品集の完結編。

47709 \1500
ウィーンへの挨拶 -ウィーンのニューイヤー・コンサート
スッペ:「美しきガラテア」序曲
ヨハン・シュトラウスI:シュペール・ギャロップ Op.42
ヨハン・シュトラウス:
チク・タク・ポルカ op 365,
「こうもり」-ふるさとの調べよ,
「騎士パスマン」-パスマン・ワルツ,ハンガリー万歳 Op.332,
百発百中ポルカ,アンネン・ポルカ,ウィーンへの挨拶 Op.225
ヨゼフ・シュトラウス:うわごとワルツ Op.212
E.シュトラウス:テープは切られた Op.45
ツィーラー:気も晴ればれと Op.386,
「観光案内人」-美しく懐かしきドナウの町
レハール:「ルクセンブルク伯爵」-ワルツ間奏曲,
「ジュディッタ」-私の唇にあなたは熱いキスを
ペーター・グート(指揮)
ウィーン・シュトラウス音楽祭管弦楽団
イルディコ・ライモンディ(ソプラノ)
録音:2005年1月1日
2000年ニューイヤー・コンサート(品番:47604)以来のグートの新譜。
ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートは世界にあまねく有名だが、
あまりにイヴェント的になってしまったことに嘆く向きも多い。そんな人
にとって、このCDは,まさに本来のウィーンのニューイヤー・コンサート
の味わいを振舞ってくれるだろう。指揮に当たるグートは、ウィーン・ム
ジークアカデミーを卒業後、モスクワでオイストラフに学んだヴァイオリ
ンの名手。その後シュトラウスの作品への敬愛から、1978年にウィーン・
シュトラウス音楽祭管弦楽団を設立、今日、ウィーンにおいても、シュト
ラウス一家の音楽のスペシャリストとして筋金入り存在である。観光客向
けのシュトラウス演奏とは異なった、地元ウィーンの喜びに満ちた演奏が
聞ける。イルディコ・ライモンディはルーマニア出身のソプラノ、ウィー
ン国立歌劇場やフォルクス・オパーを中心に、ドイツ語圏で幅広く活躍し
ている。デジタル24bit/96khzの録音。

●レッド・ライン・シリーズ
47780 4枚組 \4320
モーツァルト:初期交響曲集
第1番変ホ長調K.16、第4番ニ長調K.19、第5番変ロ長調K.22、
第6番ヘ長調K.43、第7番ニ長調K.45、第8番ニ長調K.48、
第9番ハ長調K.73、第10番ト長調K.74、第12番ト長調K.110、
第13番ヘ長調K.112、第14番イ長調K.114、第15番ト長調K.124、
第16番ハ長調K.128、第17番ト長調K.129、第18番ヘ長調K.130、
第19番変ホ長調K.132、ニ長調K.100(62a)、
変ロ長調K.A nh.214(45b)、ト長調K.Anh.221(45a)「旧ランバッハ」、
ヘ長調 K.Anh.223(19a)、ガリマティアス・ムジクム K.32
クラウディオ・シモーネ(指揮)
イ・ソリスティ・ヴェネティ
録音:1991年,1994年,1996年,1998年
モーツァルトが1772年までに書いた初期の交響曲を集めている。第2番,
第3番は偽作で外されている。当時モーツァルトはヨーロッパ中を旅して
回っており、これらの作品からは、ドイツ、フランス、イタリアなどの音
楽を貪欲に吸収、紹介していくモーツァルト少年の姿が浮かび上がってく
る。シモーネは、それら様々な様式感を慎重に見極めた上で、伸びやかな
音楽を作り上げている。いずれも1990年代のデジタル録音。




<SION RECORDSレーベル(日本)>
SIONレコードは三絃(三味線)演奏家の野澤徹也氏の演奏を紹介するレー
ベルです。三味線による現代音楽を演奏したユニークなラインナップです。
SCD-012 \3150
三絃 野澤徹也3-三味線協奏曲
岡隆一郎:Moon-dewy flowers(1998年)〔1.臥待月、2.蝕、3.月の雫〕
杵屋正邦:浮拍子(1968年)-三絃三重奏曲
松岡長政:つれづれなる戦い(2003年)
マーティ・レーガン:虹の光-十七絃筝と三味線のための
長沢勝俊:三味線協奏曲
野澤徹也(三絃)
小濱明人(尺八)、
野澤佐保子(筝)
山本普乃(三絃)
上原潤之助(三絃)
原郷隆(篠笛)、元永拓(尺八1)、渡辺淳(尺八2)、
首藤久美子(琵琶)、田村法子(箏1)、山田由紀(箏2)、
久本桂子(十七絃箏)、多田恵子(打楽器)、盧 慶順(打楽器)
2006年リリースの3rdアルバム。「三味線のイメージを一新する、若き弦楽
器奏者」として、現代邦楽のみならずさまざまなジャンルの音楽ファンから
熱い注目を集める最新作。日本音楽集団の若手メンバーとの共演も注目!
若い柔軟な感性が、生命力の横溢する音楽に呼応、エネルギーを発散して
飛翔する。

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