野へ山へ

2004年~

△十年

2017年07月25日 | 山行記

宍粟50名山別撰5山の標識・標柱設置で、△十年に登りました。
(宍粟市波賀、大森神社から正規ルートを反時計回りの周回行程です。)


△宮ノ後(みやのうしろ)
△四等三角点
点名:宮ノ後
標高:871.54m


霧が発生し、尾根はひと時幻想的な雰囲気でした。


山頂標柱は、若手ガイドのYさん、Hさんが交代で担いで登りました。
私も少しの区間でしたが、思い出に担がせてもらいました。


△十年(通称: 宮ノ後山)登頂。
△三等三角点
点名:十年
標高:1039.31m

〈山頂標柱を設置〉

建てる位置を決め、つるはし等で深く穴を掘ります。


標柱の下部に空いている穴に、専用のボルトを十字に差し込み、
地中に固定します。


その上から、1.5kgくらいの石をいくつも重ねて更に固定し、
上から土を被せました。


「観光協会」の字が埋まらない位置まで地面を固めます。
(※50名山の標柱立ての折は、セメントを流した施工の山もあるそうです。)


△十年 1,039m
ピカピカの山頂標柱が設置されました。
人に名札、家に表札、山に山頂標柱!

2017.7.23(日)
 △十年
行程:国見の森公園=R29=大森神社(P)ー作業道ー取付―因幡電力鉄塔跡―△宮ノ後(三角点)
   ―トチ巨樹ー山上池ー△十年―支尾根の多い尾根ー林道出合―林道宮ノ後線―掘=R29=大森神社(P)
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ
1/25,000地形図:『戸倉峠』

☆今日はついに山頂標柱を建てる作業に臨みました。
新5山が決まり、公に発表するまでには、
ルート調査や整備、様々な申請や受諾を経たと
聞きました。

山頂に、公式標柱が設置してある山は、知っている限りの
範疇ですが、それほど多くは無いと思います。
名だたる山でも、朽ちかけた様な山名看板を
見ると、とたんに虚無な気持ちになりますが、
簡素でも、はっきりとした標識が立っていると、
登頂の充足感に満たされます。
山名標柱は様々な意味合いから、とても大切なものだと、
私は思います。

今日は記念すべき作業を目の当りに出来、とても幸せな日でした。
新山最後の標柱立てをガイドクラブ例会に充てていただき、
心から感謝しています。


タマゴタケ

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