△木曽駒ケ岳(きそこまがたけ)・△宝剣岳(ほうけんだけ)ー△空木岳(うつぎだけ)を縦走しました。
5/26(土)
千畳敷カール
☆カールにはまだ雪がありました。一か月後?は高山植物が咲き乱れる別天地になるのですよね?
下の写真は今年3月です。
2018.3月
八丁坂から下方を望む
☆カールから八丁坂の登りはアイゼンが必須でした。
(アイゼンを付けていない外国人の登山者が真横を滑落して行き、怖かったです。)
乗越浄土 ☆もう標識は全部出ていました。
駒ケ岳神社 ☆下の写真は3月
2018.3月
△一等三角点
点名:信駒ケ岳(しんこまがたけ)
標高:2956.14m
☆初めて、標石に出会えました。
これは今年3月に来た時の三角点?想定地点の写真です。
△中岳からの眺望
☆赤い屋根は天狗荘、青い屋根は宝剣山荘。
本来、中央アルプスのテント場は、△木曽駒ケ岳と△中岳の中間にある、駒ケ岳頂上山荘前のテント場、一か所だけですが、
今般、宝剣山荘前の雪上のみ、幕営を許可して下さいました。
宝剣山荘前から和合山方面を望む
△宝剣岳を望む
テントの中で食当。
☆春山とは言え、標高2900mの稜線は寒く、極寒用ダウンジャケットを着てバーナーを焚いて
やっと温もれました。
5/27(日)
☆テント場の朝。
昨夜は満天の星、故に今日はすごい晴天。
手前が私のテントで、奥は夫テンです。
△宝剣岳、夏道の途中から
千畳敷カールを望む
△宝剣岳 2931m
△宝剣岳 頂上 祠
☆山頂標は特にありませんでした。
目指す△空木岳(うつぎだけ)がとても遠く思えました。
稜線は残雪もありましたが、アイゼンは不要でした。
まだ△空木岳(最奥、中央の頂)に近づかない・・
△檜尾岳 2727.7m
△三等三角点
点名:梯子樽(読み方が解りません)
標高:2727.98m
檜尾避難小屋
△熊沢岳 2778m
少し近付いた気がしましたが・・・
稜線の両側がカール状になっており、ハイマツ地帯がグリーンの草原の様でした。
△東川岳 2671m
やっとここまで来ました・・・。いっきに木曽殿越まで激下りします。
水筒の水が乏しかったので、唯一の水場、木曽義仲の力水まで汲みに行きました。
冷たくて美味しい水をがぶがぶ飲んで、生き返りました!
水場から△南駒ヶ岳を望む
木曽殿山荘(閉鎖中)の冬季小屋(無人)
今夜はここに泊まることにしました。(ここはテント幕営禁止エリア)
mont・bell チャチャパック40リットル(女性用)
(テント一式・シュラフ・調理器具・防寒衣・雨具・食料・水2ℓ・アイゼン他)
昨夏は山中4泊でも容量足りました。縦走用にお気に入りのマイザックです。
冬季小屋内部 (電気、水、採光はもちろん無し、寝る為だけの小屋ですが、ゴミ一つ無くきれいでした。)
5/28(月)
木曽殿越から、いっきに空木岳を目指して尾根を登ります。
眼下には木曽殿山荘。
振り返ると、△木曽駒ヶ岳、△宝剣岳が昨日とは反対にもう遠くに。
縦走中、背後には△御嶽山が。
第一ピークを越えて、さらに岩々な尾根を△空木岳山頂へ。
そろそろ山頂、という位置から下方には駒峰(こまみね)ヒュッテが見えて来ました。
△空木岳 2863.7m
☆ついに△空木岳へ到着。
△二等三角点
点名:駒ケ岳(こまがたけ)
標高:2863.98m
「中央アルプスでは『やたらにテントを張らないで下さい!』」と
啓発しています。
駒石
駒石は四角いオベリスクの様です・・・岩に挟まって石に同化しているのは私です。
ヨナ沢の頭くらいまで残雪がありました。
迷尾根、小地獄、大地獄は、整備されているお陰で、危惧する程も無く、平和に
通過出来ました。
分岐を経て池山林道終点へ。
ブナの新緑に出会い、やっと春の趣。
池山林道登山口へ無事、下山。
☆二泊三日の山行が終了。
2018.5.26(土)-28(月 )
△木曽駒ケ岳/△宝剣岳ー△空木岳 縦走
行程:26日 神戸三田IC=(中国自動車道)=(名神高速道路)=(中央自動車道)=駒ケ根IC=菅の台バスセンター駐車場P=(バス)=しらび平=(駒ヶ岳ロープウェイ)=千畳敷駅
-八丁坂ー乗越浄土ー△中岳ー△木曽駒ケ岳ー△中岳ー宝剣山荘前(幕営)
27日 宝剣山荘前(幕地)-△宝剣岳-△檜尾岳ー△大滝山ー△熊沢岳ー△東川岳ー木曽殿山荘(冬季小屋)泊
28日 木曽殿山荘冬季小屋ー△空木岳ー駒峰ヒュッテーヨナ沢の頭ー小地獄ー大地獄ーマセナギー鷹打場ー林道終点=(タクシー)=菅の台バスセンター駐車場P
=~~~~(往路に同じ)~~~~=神戸三田IC
地図:昭文社 山と高原地図『木曽駒・空木岳 中央アルプス』
メンバー:夫・自分
☆毎冬、“お手軽雪山”で訪れていた△木曽駒ケ岳ですが、いつか△空木岳まで縦走したいと思っていました。
中央アルプスの核心部は想像通りの大パノラマ。晴天が続いたお陰で、無事に△空木岳へ繋げることが出来ました。
軌跡