野へ山へ

2004年~

△木曽駒ケ岳・△宝剣岳ー△空木岳 縦走

2018年05月31日 | 山行記

△木曽駒ケ岳(きそこまがたけ)・△宝剣岳(ほうけんだけ)ー△空木岳(うつぎだけ)を縦走しました。

5/26(土)

千畳敷カール
☆カールにはまだ雪がありました。一か月後?は高山植物が咲き乱れる別天地になるのですよね?
下の写真は今年3月です。


2018.3月


八丁坂から下方を望む 
☆カールから八丁坂の登りはアイゼンが必須でした。
(アイゼンを付けていない外国人の登山者が真横を滑落して行き、怖かったです。)


乗越浄土 ☆もう標識は全部出ていました。


駒ケ岳神社 ☆下の写真は3月


2018.3月

 
△一等三角点
点名:信駒ケ岳(しんこまがたけ)
標高:2956.14m
☆初めて、標石に出会えました。


これは今年3月に来た時の三角点?想定地点の写真です。



△中岳からの眺望
☆赤い屋根は天狗荘、青い屋根は宝剣山荘。
本来、中央アルプスのテント場は、△木曽駒ケ岳と△中岳の中間にある、駒ケ岳頂上山荘前のテント場、一か所だけですが、
今般、宝剣山荘前の雪上のみ、幕営を許可して下さいました。


宝剣山荘前から和合山方面を望む


△宝剣岳を望む


テントの中で食当。 
☆春山とは言え、標高2900mの稜線は寒く、極寒用ダウンジャケットを着てバーナーを焚いて
やっと温もれました。

5/27(日)

☆テント場の朝。
昨夜は満天の星、故に今日はすごい晴天。
手前が私のテントで、奥は夫テンです。


△宝剣岳、夏道の途中から


千畳敷カールを望む


△宝剣岳 2931m


△宝剣岳 頂上 祠
☆山頂標は特にありませんでした。


目指す△空木岳(うつぎだけ)がとても遠く思えました。


稜線は残雪もありましたが、アイゼンは不要でした。


まだ△空木岳(最奥、中央の頂)に近づかない・・


△檜尾岳 2727.7m


△三等三角点
点名:梯子樽(読み方が解りません)
標高:2727.98m


檜尾避難小屋


△熊沢岳 2778m




少し近付いた気がしましたが・・・


稜線の両側がカール状になっており、ハイマツ地帯がグリーンの草原の様でした。


△東川岳 2671m
やっとここまで来ました・・・。いっきに木曽殿越まで激下りします。


水筒の水が乏しかったので、唯一の水場、木曽義仲の力水まで汲みに行きました。
冷たくて美味しい水をがぶがぶ飲んで、生き返りました!


水場から△南駒ヶ岳を望む


木曽殿山荘(閉鎖中)の冬季小屋(無人)
今夜はここに泊まることにしました。(ここはテント幕営禁止エリア)


mont・bell チャチャパック40リットル(女性用)
(テント一式・シュラフ・調理器具・防寒衣・雨具・食料・水2ℓ・アイゼン他)
昨夏は山中4泊でも容量足りました。縦走用にお気に入りのマイザックです。


冬季小屋内部 (電気、水、採光はもちろん無し、寝る為だけの小屋ですが、ゴミ一つ無くきれいでした。)

5/28(月)

木曽殿越から、いっきに空木岳を目指して尾根を登ります。
眼下には木曽殿山荘。




振り返ると、△木曽駒ヶ岳、△宝剣岳が昨日とは反対にもう遠くに。


縦走中、背後には△御嶽山が。


第一ピークを越えて、さらに岩々な尾根を△空木岳山頂へ。


そろそろ山頂、という位置から下方には駒峰(こまみね)ヒュッテが見えて来ました。


△空木岳 2863.7m
☆ついに△空木岳へ到着。


△二等三角点
点名:駒ケ岳(こまがたけ)
標高:2863.98m


「中央アルプスでは『やたらにテントを張らないで下さい!』」と
啓発しています。


駒石


駒石は四角いオベリスクの様です・・・岩に挟まって石に同化しているのは私です。


ヨナ沢の頭くらいまで残雪がありました。
迷尾根、小地獄、大地獄は、整備されているお陰で、危惧する程も無く、平和に
通過出来ました。


分岐を経て池山林道終点へ。


ブナの新緑に出会い、やっと春の趣。


池山林道登山口へ無事、下山。
☆二泊三日の山行が終了。

2018.5.26(土)-28(月 )
  △木曽駒ケ岳/△宝剣岳ー△空木岳 縦走
行程:26日 神戸三田IC=(中国自動車道)=(名神高速道路)=(中央自動車道)=駒ケ根IC=菅の台バスセンター駐車場P=(バス)=しらび平=(駒ヶ岳ロープウェイ)=千畳敷駅
   -八丁坂ー乗越浄土ー△中岳ー△木曽駒ケ岳ー△中岳ー宝剣山荘前(幕営)
   27日 宝剣山荘前(幕地)-△宝剣岳-△檜尾岳ー△大滝山ー△熊沢岳ー△東川岳ー木曽殿山荘(冬季小屋)泊
   28日 木曽殿山荘冬季小屋ー△空木岳ー駒峰ヒュッテーヨナ沢の頭ー小地獄ー大地獄ーマセナギー鷹打場ー林道終点=(タクシー)=菅の台バスセンター駐車場P
       =~~~~(往路に同じ)~~~~=神戸三田IC
地図:昭文社 山と高原地図『木曽駒・空木岳 中央アルプス』
メンバー:夫・自分

☆毎冬、“お手軽雪山”で訪れていた△木曽駒ケ岳ですが、いつか△空木岳まで縦走したいと思っていました。
中央アルプスの核心部は想像通りの大パノラマ。晴天が続いたお陰で、無事に△空木岳へ繋げることが出来ました。

軌跡

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