野へ山へ

2004年~

△氷ノ山(坂ノ谷登山口ー三ノ丸ー氷ノ山山頂ー大段ヶ平登山口)

2023年06月01日 | 山行記

しそう森林王国主催 ふれあい登山にて氷ノ山に登りました。

GPS軌跡(2回クリックで2度拡大されます。)


2023.5.28(日)
氷ノ山(坂ノ谷登山口ー三ノ丸ー氷ノ山山頂ー大段ヶ平登山口縦走)
行程:宍粟市役所P=R29=氷ノ山坂ノ谷登山口ー氷ノ山三ノ丸ー氷ノ山山頂ー大段ヶ平登山口=横行林道=R29=宍粟市役所P
1/25000地形図:『氷ノ山』『戸倉峠』
メンバー:登山会参加者29名・宍粟50名山ガイドクラブ


坂ノ谷登山口から出発


ブナ原生林に入ります。


熊の大杉ポイントを通過


クルマバソウ:車葉草(アカネ科)


タニギキョウ:谷桔梗(キキョウ科)


ブナの板根(ばんこん)
木の根が地上に出て肥大し、樹木を支えている役目を果たしている状態を
板根と呼ぶそうです。クラブの先輩に教えていただき、初めて知った言葉でした。



 
ツクバネソウ:衝羽根草(ユリ科)


ツクバネソウを接写してみる


エンレイソウ:延齢草(シュロソウ科)


ニョイスミレ:如意菫(スミレ科)
※ピンボケで見苦しく済みません。群生していてきれいだったので・・


「見返りの丘」ポイントから。後ろを振り返ると、宍粟の山々が眺望出来る
場所ですが、今日は霞んでおり、藤無山がかろうじて解りました。


三ノ丸避難小屋


氷ノ山三ノ丸 1464m
ここでお昼休憩を取りました。


英気を養い、一路山頂を目指して出発。


後に下山する尾根を眺望。小さく避難小屋も見えました。


マルバマンサク:丸葉満作(マンサク科)
秋にはまっ黄色に紅葉する樹木。


ハウチワカエデ:羽団扇楓(別名メイゲツカエデ:名月楓)
『ブナ林に生える代表的なカエデで、大きくて丸い葉を
うちわに例えたことが名の由来。』(「紅葉ハンドブック」より)


ユキザサ:雪笹(クサスギカズラ科)
『花が咲いた姿は粉雪がついている様に見え、葉は笹の葉に
似ていることから名付けられた』(「野草の名前/春編」より)
☆確かに葉は笹に似ていますが、笹の仲間では無いのですね・・


氷ノ山山頂 登頂
今日は氷ノ山の山開きで、神事が執り行われていました。
登山者達は周囲を取り囲む様に参列。我々も参加しました。


△一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)
☆三角点の台座が、神事関係の荷物置き場になっていました。


曇天ぎみではありましたが、鳥取方面の山々も良く見渡せました。
神事も滞りなく終了し、大段ヶ平(おおだんがなる)目指して下山開始。


木道の脇にコミヤマカタバミ:小深山傍食(カタバミ科)


雨が降らなくてよかった・・


ギンリョウソウ:銀竜草(ツツジ科)
下山路の脇に、次々現れたギンリョウソウ、いづれもすくっと
立ち上がっており小さい植物ながら、壮観でした。


大段ヶ平(おおだんがなる)登山口へ無事、下山。


ナナカマド:七竈(バラ科)の花が咲き始めていました。


ミズキ:水木(ミズキ科)の花が満開を迎えていました。

☆心配していた雨も降らず、新緑の氷ノ山縦走を楽しみました。
解散後、伊沢の里♨で汗を流していると・・・
登山会に参加された方が次々に入って来られました。
露天風呂では輪になり、和やかにおしゃべり。
これぞまさに"ふれあい登山"

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2 コメント

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Unknown (たく)
2023-06-07 22:25:31
登っておられますね(^^♪
板根ですが、根が立て板になるのが主でしょうねー。
丸いのは支柱根かも知れませんね(マングローブetc)
因みにラクウショウは気根と言います。
大きくなればたくさん呼吸するのかな。

クルマバソウもムグラに似ていますね。(^^♪
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Unknown (中山)
2023-06-11 19:53:07
たくさん
支柱根という根の状態もあるの
ですね、勉強になりました・・
ありがとうございます。
ラクウショウの気根は、三田市の
「母子大池」という池の池畔で
よく見ます。
あれはまるでラクダの背中の
こぶみたいですよね!
ムグラですが、色々と種類が
ありますね・・
知る機会を得ました、感謝です!
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