野へ山へ

2004年~

神戸市立森林植物園

2024年07月27日 | 山行記

神戸森林植物園へ行きました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.6.19(水)
神戸市立森林植物園を散策しました。
行程:神鉄三田駅=谷上駅ー(山田道)ー神戸市立森林植物園=(送迎バス)=神鉄北鈴蘭台駅=神鉄三田駅
メンバー:山友さん2名+自分


神鉄谷上駅を降り、山田道から植物園を目差します。


雨後の川はいつもより水量が増していました。


オカトラノオ/丘虎の尾(サクラソウ科)


せせらぎ沿いの緑陰は涼しく


カキドオシの葉


森オアガエルの卵がたくさんぶら下がっていました。


今回はあじさいがお目当てです。


ラクウショウやメタセコイアの新緑が涼しい影を作っていました。


早速、エントランスで出迎えてくれたのは、
ブライダルシャワー(白あじさい/ラグランジア)というあじさい。
普通のあじさいの様に茎の先端に咲くのではなく、
側芽にたくさんの花を咲かすのが特徴とのこと。(説明板より)


ベニガクアジサイ
ブライダルシャワーとは対照的な紅色が目を引きました。


エントランス広場には干支の龍
倒木を利用して作ってありました。

 
チドリノキ(カエデ科)
プロペラの様な実は大ぶりでした。

 
イヌシデ(カバノキ科)
カバノキ科の実を見ると、ホップの実を彷彿します。


コガクウツギ
山でよく見るコガクウツギもあじさいの仲間、清楚な感じです。


コハクウンボク(エゴノキ科)の葉


ウツボグサ
足元に元気ににょきにょき咲いていました。


土の散策道へ


ブラシノキ(フトモモ科)
鮮やかな花が目に留まりました。まさにブラシの様です。


トウゴクシソバタツナミ/東国紫蘇葉立浪(シソ科)
山ではもう旬を過ぎていますが、こちらではまだ咲いていました。


ウスタケでしょうか・・きのこ図鑑には「毒」とありました。


展望台へ寄ってみました。


コマツナギ/駒繋(マメ科)


クレナイ/紅(アジサイ科)
装飾花が白から真紅に変わる。                                                                                                                       


シチダンカ/七段花(アジサイ科)
尖った花びらが爽やかな感じです。


ハクチョウ/白鳥(アジサイ科)


ナデシコガクアジサイ/撫子鰐紫陽花(アジサイ科)
装飾花のふちがぎざぎざしていて、フリルの様です。


セトノユウベニ/瀬戸の夕紅(アジサイ科)


ベニガクアジサイ/紅額紫陽花(アジサイ科)  
 

ショウジョウ/猩々(アジサイ科)


クレナイ/紅(アジサイ科)


ミヤマヤエムラサキ/深山八重紫(アジサイ科)


ミカワチドリ/三河千鳥(アジサイ科)
「装飾花が無く、両性花のガク片がやや大きくなっている。
両性花のガク片は咲き進むと垂れ下がり、その姿が千鳥を連想させるという」
(説明板より)


シロバナガクアジサイ/白花額紫陽花(アジサイ科)


アマチャ/甘茶(アジサイ科)
「葉を発酵・乾燥させ、湯で抽出した液を甘茶という。」(説明板より)


アマギアマチャ/天城甘茶(アジサイ科)


コモチヤマアジサイ/子持山紫陽花(アジサイ科)


ガクザキシロバナ(アジサイ科)


クロヒメアジサイ/黒姫紫陽花(アジサイ科)
「江戸時代、濃い紫色のことを「クロ」と呼んだことが名前の由来である説がある」
(説明板より)


キヨスミサワアジサイ/清澄沢紫陽花(アジサイ科)


ツルギノマイ/剣の舞(アジサイ科)


ベニフウシャ/紅風車(アジサイ科)


ベニガク/紅額(アジサイ科)


イヨシロ/伊予白(アジサイ科)


イシヅチノヒカリ/石鎚の光(アジサイ科)


イヨノサミダレ/伊予の五月雨(アジサイ科)
「ヤマアジサイとコガクウツギの自然交雑種とされている」(説明板より)


サツキヒメ/五月姫(アジサイ科)


シイバテマリ/椎葉テマリ(アジサイ科)


イヤノカザグルマ/祖谷の風車(アジサイ科)


フジノタキ/富士の滝(アジサイ科)


ロッコウヤエテマリ/六甲八重手毬(アジサイ科)


カイキョウ/海峡(アジサイ科)


イヨノジュウジセイ/伊予の十字星(アジサイ科)


ハナフブキ/花吹雪(アジサイ科)


ヒメアジサイ/姫紫陽花(アジサイ科)
「庭などに植栽される。野生のものは知られていない。
女性的で優美な姿のため、姫とつけられた。」(説明板より)

☆あじさいが最盛期に来たのは初めてです。
各々のあじさいに名札が付けてあり、説明を読んでは名の由来に納得しました。
実に多種類のあじさいが、どれも活き活きと美しく、シャッターが止まりませんでした。

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