野へ山へ

2004年~

雪の中のシャクナゲ

2020年02月19日 | 山行記

今般の八ヶ岳でこの様な状態のシャクナゲが気になりました。
調べると、厳冬期のシャクナゲが葉を丸め、露出面を最小限度にするのは、
乾燥や直射日光から身を守っているから、ということでした。
普段、目にするシャクナゲは、思い切り枝葉を上へ向け、堂々とした姿。
下向きに縮こまっている様子がしょげている?みたいで不思議でした。


中山峠から高見石にかけて、登山道沿いはシャクナゲの群生地でした。
必至に寒さに耐えている姿だったとは・・・
花が咲き誇る季節は見違える様子になるのでしょう。

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八ヶ岳(黒百合平ー中山ー高見石小屋ー渋ノ湯)

2020年02月19日 | 山行記

翌日は黒百合ヒュッテを出発し、△中山ー高見石小屋ー渋ノ湯へ戻る行程でした。

GPS軌跡(クリックで拡大)



翌朝は昨日よりさらに快晴。昨夜は少し降雪もあった様です。
宿泊は、幸いにも個室が取れたので、消灯まで話が尽きませんでした。
4人ともお酒が呑めると思ったら、K君とHちゃんは下戸だったので、
(学生の時は二人は無理して飲んでいたらしい。)
かろうじて恵ちゃんが呑める人で助かりました。
一人で飲むなんて寂しいからです。
ただ、せっかく日本酒とワインも担いで来たのに、
ビールだけで終わったのが残念ではありました。


テント場
学生時代、ここで冬にテント泊したことを思い出しました。
小屋もいいけれど、テント泊もいいですね・・


小屋の前の斜面では雪上訓練している人達がおられました。


再び


朝陽と雲海
銀色の樹氷と雲海に言葉がありませんでした・・


東天狗岳が「また来いよー!」と見送ってくれました。


今日のトレイルもしっかりと締まった雪だったので、
アイゼンで充分でしたが、どうしてもスノーシューを使いたく、
一人で“無理からスノーシュー歩行”でした。


あらためて、八ヶ岳は明るい山だと得心します。
シラビソの樹氷は繊細で美しいです。


振り返ると、△東天狗岳と△西天狗岳


△中山 2496m


△中山の展望地からは、△御嶽山、△乗鞍岳、△北アルプス方面(雲の中)
△中央アルプスが一望でした。


八ヶ岳の南部も。


高見石方面へ進みます。




高見石小屋
小屋に入ってカフェタイムを過ごしました。
温かいドリンクが美味しかったです。ランプの小屋なのですね・・


高見石からは真っ白に凍った白駒池が眺望出来ました。
ここからは賽の河原を経て一路、渋の湯へ下山しました。


登山口へ無事、下山。


渋ノ湯(※写っている人物はよその人です。)
☆何十年振りに渋の湯へ入りました。
入湯後は影山君号にて茅野駅まで送っていただき、それぞれの帰途へ。

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関西からはなかなか行く機会が遠かった八ヶ岳ですが、
この度はお誘いをいただき、本当に嬉しかったです。
またいつかご一緒出来ます様に。


黒百合ヒュッテでお土産に買った、八ヶ岳連峰の日本手ぬぐい

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