野へ山へ

2004年~

日記

2013年05月15日 | 日々

父は、若い頃から日記を付けていました。
本棚には何十年間分の日記が並べられています。
数年前の帰省時、父は「お父さんが死んだら、日記を読んでいいよ。
お父さんがどんなことを考えていたか解るかもしれないね。」
と笑って言っていました。


葬儀の夜、居間の棚に置いてあった日記を初めて開いてみました。
懐かしい父の几帳面な字で、ほぼ欠かさず綴られていました。
が、今年に入ってからは空白のページが目立ち、

亡くなる10日前からは全て空白でした。
後悔と反省はもう償えず、私は最後まで愚かな娘でした。

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